JPS5848274B2 - スタツドヨウセツホウホウ - Google Patents
スタツドヨウセツホウホウInfo
- Publication number
- JPS5848274B2 JPS5848274B2 JP15746475A JP15746475A JPS5848274B2 JP S5848274 B2 JPS5848274 B2 JP S5848274B2 JP 15746475 A JP15746475 A JP 15746475A JP 15746475 A JP15746475 A JP 15746475A JP S5848274 B2 JPS5848274 B2 JP S5848274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- stud
- welded
- scud
- irregularities
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溶接部が凸凹した被溶接棒を、フラツクスを
用いるスタツド溶接により溶接す方法に関する。
用いるスタツド溶接により溶接す方法に関する。
既知のようにスタツド溶接には、被溶接棒(スクツドま
たはジベル等)の先端を尖らせ該先端に鋳型の役割を果
たすフエルールを嵌めて行なうネルソン方式、発弧促進
およびスラグ付与および鋳型提供などの役割を持つカー
1− IJツジを被溶接棒先端に嵌めて行なうカーh
IJツジ方式、被溶接棒先端に発弧剤を少量収容した金
属キャップを嵌め(または当て)周囲をフラツクスで覆
って行なうサツプ(SAP)方式、これらの諸方式の変
形および他の方式がある。
たはジベル等)の先端を尖らせ該先端に鋳型の役割を果
たすフエルールを嵌めて行なうネルソン方式、発弧促進
およびスラグ付与および鋳型提供などの役割を持つカー
1− IJツジを被溶接棒先端に嵌めて行なうカーh
IJツジ方式、被溶接棒先端に発弧剤を少量収容した金
属キャップを嵌め(または当て)周囲をフラツクスで覆
って行なうサツプ(SAP)方式、これらの諸方式の変
形および他の方式がある。
フランクスを用いるSAP方式は潜弧溶接の一種である
が溶接過程の前半はアーク溶接、後半はエレクトロスラ
グ溶接によく似ている。
が溶接過程の前半はアーク溶接、後半はエレクトロスラ
グ溶接によく似ている。
このSAP方式は溶接所要時間かやX長い反面その溶接
部の性状は極めて良好であり、安定かつ強力な機械的強
度を要求される部分のスタツド溶接に適用して効果があ
る。
部の性状は極めて良好であり、安定かつ強力な機械的強
度を要求される部分のスタツド溶接に適用して効果があ
る。
ところでこのSAP方式によりスタツド溶接を行なう場
合、該スタツドの溶接部に凹凸があると溶接が所望通り
行なわれず、ビード形状不良、溶接部の機械的強変不足
などの欠陥を生じる傾向がある。
合、該スタツドの溶接部に凹凸があると溶接が所望通り
行なわれず、ビード形状不良、溶接部の機械的強変不足
などの欠陥を生じる傾向がある。
本発明はかかる点を改善し、溶接部に凹凸があっても確
実に良好なスタツド溶接を行なうことができる方法を提
案するものである。
実に良好なスタツド溶接を行なうことができる方法を提
案するものである。
次に図面を参照しながらこれを詳細に訝明する。
第1図は棒状本体1aと、ほぼ立方体状の底部1bを有
するスタツド1を、母材2にスタツド溶接した状態を示
し、この底部1bは一側面に広巾の溝1cを備え、また
この溝部で底部1bを横方向に貫通する孔を備える。
するスタツド1を、母材2にスタツド溶接した状態を示
し、この底部1bは一側面に広巾の溝1cを備え、また
この溝部で底部1bを横方向に貫通する孔を備える。
この孔にはボルト3を貫通させ、溝1cにナット4を挿
入し、ボルト3をナット4に螺合して図示しない対象物
を母材2の表面と平行な方向において支持する。
入し、ボルト3をナット4に螺合して図示しない対象物
を母材2の表面と平行な方向において支持する。
本体1aの先端には通常ねじ溝が切られ、これにナット
を螺合して図示しない対象物を母材表面と垂直な方向に
おいて支持する。
を螺合して図示しない対象物を母材表面と垂直な方向に
おいて支持する。
カハるスクツド1を母材1にSAP方式によりスクツド
溶接するには既知の通り、溶接銃(図示しない)のチャ
ックにスクツド1の本体先端を嵌着し、発弧剤入りの金
属キャップを介してスクツド底部1bを母材2に押当て
、底部1bの全体またはその下方部分まで覆うように母
材2上にフラツクスを盛り上げ、または紙あるいはプラ
スチックの容器に入ったフラツクスを当て、溶接銃の弓
金を引いてスタツド1および母材2間に通電する。
溶接するには既知の通り、溶接銃(図示しない)のチャ
ックにスクツド1の本体先端を嵌着し、発弧剤入りの金
属キャップを介してスクツド底部1bを母材2に押当て
、底部1bの全体またはその下方部分まで覆うように母
材2上にフラツクスを盛り上げ、または紙あるいはプラ
スチックの容器に入ったフラツクスを当て、溶接銃の弓
金を引いてスタツド1および母材2間に通電する。
この結果金属キャップは忽ち赤熱し、発弧剤の作用と相
俟って底部1bと母材間にアークが飛び、これらを溶融
する。
俟って底部1bと母材間にアークが飛び、これらを溶融
する。
このとき周囲のフラツクスは潜弧溶接の場合と同様な機
能つまり溶接部のシールド、スラグ生成、溶融金属への
添加材料供給、徐冷を行なう。
能つまり溶接部のシールド、スラグ生成、溶融金属への
添加材料供給、徐冷を行なう。
充分溶融が進行した段階で溶接銃はスタツド1を母材2
に落下させ、かつ電流を遮断する。
に落下させ、かつ電流を遮断する。
ところでスタツド1が本体1aのみの通常の場合はか\
る既知の溶接方法で充分スタツド溶接することができる
が、図面の如き溝1cおよびボルト孔を有する底部1b
を持つスクツドの場合は前述のように溶接が所望通り行
なわれず、ビット形状不良、機械的強晩不足などの問題
を生じる。
る既知の溶接方法で充分スタツド溶接することができる
が、図面の如き溝1cおよびボルト孔を有する底部1b
を持つスクツドの場合は前述のように溶接が所望通り行
なわれず、ビット形状不良、機械的強晩不足などの問題
を生じる。
この原因は、溝1cおよびボルト孔など、つまりスクツ
ド1の長手方向(落下方向)に凹凸があると、スクツド
の落下時にフラツクス層および溶融スラグ層が該凹凸部
に突き当って抵抗を与えるためと解される。
ド1の長手方向(落下方向)に凹凸があると、スクツド
の落下時にフラツクス層および溶融スラグ層が該凹凸部
に突き当って抵抗を与えるためと解される。
また凹凸があると溶融スラグの凝固体が該凹凸部に付着
し、剥離除去しにくいという問題もある。
し、剥離除去しにくいという問題もある。
かかる観点に立って本発明では該凹凸部に詰め物をなし
、表面を平坦にした所、ビード形状不良、強変不足など
は生ぜず、非常によい結果を得た。
、表面を平坦にした所、ビード形状不良、強変不足など
は生ぜず、非常によい結果を得た。
この詰め物としては、スタツドに溶着しない必要がある
ので耐熱性がありかつ剥離性の良好なものがよい。
ので耐熱性がありかつ剥離性の良好なものがよい。
黒鉛はか\る条件を備えており、かつ泥状にして塗り付
けるだけで、凹凸を埋めて平坦にするに必要な形状が容
易に得られるから好適である。
けるだけで、凹凸を埋めて平坦にするに必要な形状が容
易に得られるから好適である。
第2図および第3図はスタツド底部の凹凸とその充填材
の形状の例を示す。
の形状の例を示す。
第2図aはスタツドの底部1bが直方体形状をなし、そ
の中腹に貫通孔1dを備えるスクツドを示し、第3図a
は同様形状の底部1bの一側面の中央に水平に溝1eに
備えるスクツドを示す。
の中腹に貫通孔1dを備えるスクツドを示し、第3図a
は同様形状の底部1bの一側面の中央に水平に溝1eに
備えるスクツドを示す。
これらのスタツドに対しては孔1dおよひ溝1eに密嵌
する第2図bおよび第3図bに示す形状の充填材5を用
意し、溶接に当って、この充填材5を孔1dまたは溝1
eに嵌合する。
する第2図bおよび第3図bに示す形状の充填材5を用
意し、溶接に当って、この充填材5を孔1dまたは溝1
eに嵌合する。
か\る形状の充填材5は、簡単には前述のように黒鉛の
泥状態をこれらの孔または溝に詰めて型取りし、これを
そのまX又は引出したのち乾燥固化すればよい。
泥状態をこれらの孔または溝に詰めて型取りし、これを
そのまX又は引出したのち乾燥固化すればよい。
第4図は、溶接部に第1図に示す如き凹凸を持つスクツ
ドの使用例を示す。
ドの使用例を示す。
10は基板であり、スタツド1はこの基板10に水平下
向きでスタツド溶接しておく。
向きでスタツド溶接しておく。
基板10にはまたL型支持金具11を取付けておく。
このスタツド1の底部1bの孔にボルト3を通し、か\
る状態で略コ状の取付金具12を本体1aに嵌合させる
。
る状態で略コ状の取付金具12を本体1aに嵌合させる
。
12aは取付金具12に設けられた長孔で、本体1aと
はこの長孔において嵌合する。
はこの長孔において嵌合する。
堆付金具12の一端には溝12bが設けられ、ボルト3
はこの溝を通って外部に突出する。
はこの溝を通って外部に突出する。
更に取付金具12の他端にはT型または■型ビーム13
の支持部12cが形成される。
の支持部12cが形成される。
この支持部12cと支持金具11との間にビーム13の
水平部13aを挿入し、スクツド本体1aの取付金具1
2からの突出部に台板14、スプリングワツシャ15を
嵌め、更にナット16を螺合する。
水平部13aを挿入し、スクツド本体1aの取付金具1
2からの突出部に台板14、スプリングワツシャ15を
嵌め、更にナット16を螺合する。
またボルト3の取付金具12からの突出部に台板17を
嵌め、更にナット18を螺合する。
嵌め、更にナット18を螺合する。
これらのナット18を締付けることにより取付金具12
従ってビーム13を支持金具11側へ強圧し、またナッ
ト16を締め付けることによりビーム13の水平部13
aを基板10へ強圧し、この結果該ビームを基板10へ
強固に取付けることができる。
従ってビーム13を支持金具11側へ強圧し、またナッ
ト16を締め付けることによりビーム13の水平部13
aを基板10へ強圧し、この結果該ビームを基板10へ
強固に取付けることができる。
以上の説明から明らかな本発明によればスタツドの凹凸
を持つ溶接部を充填材により充填して表面を平坦化する
ので、フラツクスを使用するスタツド溶接を所望通り確
実に行なうことができる。
を持つ溶接部を充填材により充填して表面を平坦化する
ので、フラツクスを使用するスタツド溶接を所望通り確
実に行なうことができる。
第1図は溶接部に凹凸を持つスタツドの溶接例を示す斜
視図、第2図a,b、第3図a,bはスタツド凹凸部の
例およびその充填材を示す斜視図、第4図は第1図のス
タツドの使用例を示す断面図である。 図面で1は被溶接棒、1bは凹凸を持つ溶接部、2,1
0は母材、5は充填材である。
視図、第2図a,b、第3図a,bはスタツド凹凸部の
例およびその充填材を示す斜視図、第4図は第1図のス
タツドの使用例を示す断面図である。 図面で1は被溶接棒、1bは凹凸を持つ溶接部、2,1
0は母材、5は充填材である。
Claims (1)
- 1 被溶接棒の長手力向でみて周面に凹凸がある該被溶
接棒の溶接部をフラツクスで囲んで母材にスタツド溶接
する方法において、該溶接部の凹部に耐熱性および剥離
性が良好な物質を充填して表面を平坦化し、然るのち前
記フランクス付与および溶接を行なうことを特徴とする
スクツド溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15746475A JPS5848274B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | スタツドヨウセツホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15746475A JPS5848274B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | スタツドヨウセツホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5280246A JPS5280246A (en) | 1977-07-05 |
JPS5848274B2 true JPS5848274B2 (ja) | 1983-10-27 |
Family
ID=15650227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15746475A Expired JPS5848274B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | スタツドヨウセツホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848274B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0566156B2 (ja) * | 1984-05-04 | 1993-09-21 | Haa Tee Emu Shuhoruto Unto Fur |
-
1975
- 1975-12-27 JP JP15746475A patent/JPS5848274B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0566156B2 (ja) * | 1984-05-04 | 1993-09-21 | Haa Tee Emu Shuhoruto Unto Fur |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5280246A (en) | 1977-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2504509A (en) | Method of repairing damaged sheet metal | |
JPS5848274B2 (ja) | スタツドヨウセツホウホウ | |
US4716272A (en) | Method of attaching a connection piece to a metal surface by brazing | |
US2638525A (en) | Welding stud and method of arc welding | |
US2936981A (en) | Solder attached cable clamp | |
CN206677442U (zh) | 一种焊接治具 | |
US3526954A (en) | Method of soldering utilizing a backing composition | |
US1722929A (en) | Flux holder | |
JPH10304528A (ja) | 電線・ケーブル補修方法 | |
JPS58209486A (ja) | 銅と鉄鋼との溶接方法 | |
US1834736A (en) | Method of attaching fins to cylinders | |
US2587251A (en) | Method of electric arc welding | |
US4654501A (en) | Method for metal bonding of bearings | |
CA1191078A (en) | Method of electroslag welding and flux therefor | |
JPH03180287A (ja) | レーザビーム溶接方法 | |
US2000182A (en) | Method of making welding rod or flux holder | |
KR100466364B1 (ko) | 절선형 충전재를 이용한 일면 자동용접방법 | |
US2824817A (en) | Arc-welding electrodes | |
US2648750A (en) | Method of making a brake beam | |
US2550743A (en) | Method of welding brake beams | |
US3541294A (en) | Stud welding | |
JPH06297171A (ja) | レーザ溶接方法 | |
JPS60203397A (ja) | 裏波tig溶接溶加材 | |
JPH0742842Y2 (ja) | 燃料タンクの取付構造 | |
US1359976A (en) | Electrode for arc-welding |