JPS61167422A

JPS61167422A - ダスト捕集装置

Info

Publication number: JPS61167422A
Application number: JP60009538A
Authority: JP
Inventors: Takuji Tanaka; 田中　卓司
Original assignee: Niigata Engineering Co Ltd
Current assignee: Niigata Engineering Co Ltd
Priority date: 1985-01-22
Filing date: 1985-01-22
Publication date: 1986-07-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、主としてセラミックス製のハニカム形瀘過拐
（フィルタ）を用いて流体中のダスト粒子を捕集するタ
スト捕集装置に関する。

近年、大気汚染防止等の公害対策とし’：、ｔＡｔ体中
に含まれるダストを除去する装置が樵々関抛され、実用
に供されて＆シ、それらの装置の一つとし【、７オーム
形濾過材に比べて濾過材の目つ１シしにくいハニカム形
濾過材を用いたものが知られている。

ところで、本発明者が従来のハニカム形亀過材な用いて
試験した結果、該ハニカム形濾過拐にあっては、第１θ
図に示すように１捕果すべきダストｌは、濾過材の入口
２近辺にたけ付ルし、その他の部分、特に出口３付近に
おいては、ダストによる汚染がなく初期の状態のままで
あシ、はとんどダストが捕集されていな−ということが
わかった。そして、これは、流体Ｆの流通方向における
ハニカムｍ過材の長さが長−ため、ノ・エカム瀘過材内
を流体Ｆが通過する際に整流化されてしまうのが原因で
あり、この結果、入口２近辺以外の部分においては、流
体Ｆが濾過材壁に当たらず、そのまま通過してしまい、
濾過能力かはとんと発揮されないということを知見した
。

本発明は、上記事情に賑みてなされたもので、その目的
とするところは、極めてダスト捕集効果が商い上に１構
造がＩＩ単なダスト捕集装置を提供することＫある。

上記目的を達成するために１本発明は、枠体内に、多数
のエレメント小孔を有するハニカム形の濾過エレメント
を少なくとも１個設け、かつ該濾過エレメントの上ｆＩ
ｔ仙１１ｃ、流通孔を備えた流れ抑制板を設けて圧縮さ
せ、流れ抑制板の流通孔によって、流体の流速を増して
、その流れを撹乱してダストを各濾過エレメントに衝突
させることＫよってダストを捕集するようＫしたもので
ある。

以下、図面に基づい【本発明の一実施例を説明する。

第７図ないし第１０図中、ｌＯは枠体であシ、この枠体
１０内の流体Ｆの流れを乱すための手段として、各種の
濾過エレメントＡｘ、　Ａｇ、　Ａａ＊Ｂ１あるいは案
内羽根Ｃ１、流れ抑制＆Ｄｔが枠体ｌＯ内に適宜組合わ
せて設けられている。

上記各濾過ニレメン）Ａｔ、Ａｇ、Ａｓは、それぞれセ
ラミックスで形成されたハニカム構造のものである。そ
して、この濾過エレメントＡ１は同−形状断・明すエレ
メント小孔（セル）１１が多数形成されておシ、また、
濾過ニレメンｌ’Ａ２は、濾過エレメントＡ１のエレメ
ント小孔ｎとは異なる形状釈明りエレメント小孔（セル
）１２が形成されている。さらに、濾過エレメントＡ８
は、上記濾過エレメントＡｌのエレメント小孔１１とは
単位面積当たシのセル数が異なるエレメント小孔（セル
）１３を有する形状断面のものである。そして、ｔＩＡ
１図においては、上記濾過エレメントＡ１だけの組合わ
せから成シ、枠体ｌＯ内に直列に配置されて取付部材１
４によシ固定されると共Ｋ。

隣〕合う濾過ニレメン）Ａｌどうしが、それらのエレメ
ント小孔１１位置の位相を上下方向にずらし、咳隣シ合
う濾過エレメントＡｘのエレメント小孔１１の軸線を一
致させないように設置されている。これによシ、上流側
の７段目の濾過ニレメン）Ａｌで濾過され、ある程度整
流化された流体Ｆが、強制的に一段目の濾過ニレメン）
Ａ１のセル壁に衝突して流体Ｆ（Ｄ流れが撹乱され、一
様に１２段目の濾過ニレメン）Ａｌで濾過され、ある程
度整流化された流体Ｆが３段目の濾過エレメントＡ１の
セル壁に衝突して流体Ｆの流れが撹乱されるようＫなり
【いる。

また、第一図においては、２個の濾過エレメントＡｌの
間に／個の濾過ニレメン）Ａｘを挾んだ状態で、さらに
第３図においては、１個の濾過エレメントＡ８を２個の
濾過エレメントＡｔの間に挾んだ組合わせ状態で、それ
ぞれ各濾過ニレメン）　　（ＡＩ、　　ＡＩ、　　ＡＩ
）　　、　　（Ａｔ、　　Ａｓｓ　　Ａｌ）が、枠体１
０内Ｋ１列に配置されて取付部材１４によシ固定されて
おシ、これＫよシ、第２図と第３図において、それぞれ
、上流側の７段目の濾過ニレメン）Ａｌである程度整流
化された流体Ｆが、２段目の濾過ニレメン）ＡＬ　Ａｌ
ｌのセル壁＆Ｃ％突し、かつ一段目の濾過エレメントＡ
２．Ａｌｌである程度整流化された流体Ｆが３段目の認
過エレメントＡｌのセル壁に衝突して、共に流体Ｆの流
れが順次に撹乱されるようＫなっている。

上記濾過エレメントＢ１は、上記各濾過エレメｙ）Ａｘ
、ＡＪ　Ａｓと同様にセラミックスで形成されたハニカ
ム構造のものであシ、かつ、１ｃｊｌ−形状＃面のエレ
メント小孔（セル）１５が多数形成されている。そして
、第を図においては、３１向の濾過ニレメン）Ｂｌが、
枠体ｌＯ内に直列に配置され、かつそれぞれ流体Ｆ　の
流れを上方向または下方向に変向させるべく、交互に左
右に傾斜して設けられ取付部材１６によって（６）定さ
れておシ、これｋよシ、各濾過エレメントＢ１のエレメ
ント小孔１５を通過するたびに１流体Ｆの流れる方向が
、枠体ｌＯの長さ方向（第ダ図において左右方向）Ｋ対
して所定角度だけ上方向または下方向に変見られて、次
段の濾過エレメントＢｌのセル壁に流体Ｆが衝突するよ
うＫなっている。なお、各濾過ニレメン）Ｂｌの傾斜角
度は、それぞれ適宜設定されるものであシ、また、濾過
エレメントＢ１のエレメント小孔１５は単一の大きさた
けでなく種々の大きさの混合から成るものでもよく、ま
た、各濾過ニレメン）Ｂｌ、Ｂｌ、Ｂｌは隣接する濾過
エレメントどうしのエレメント小孔１５位置の位相をす
らし【もよく、これらの異なるそれぞれの濾過エレメン
トを用いて適宜組合わせてもよい。

上記案内羽根Ｃ１は、上記濾過ニレメン）Ａ１の上流側
Ｋ（第３図参照）、あるいは各濾過エレメン）　Ａｚｒ
　Ａｓの上流側に（図示せず）、または濾過ニレメン）
Ｂｌの上流側Ｋ（第６図参照）取付けられるもので、こ
れＫよってダストを含む流体ＦＫ旋回流を発生させ、各
濾過ニレメン）Ａｌ。

Ａ２．Ａｌｌ、Ｂｌのセル壁ＫＭ体Ｆを効率良く衝突さ
せる本のである。なお、この案内羽根ｃ１を回動自在に
設けて、流体Ｆの流れの方向を任意に制御するようＫし
てもよい。

上記流れ抑制板Ｄ１は、濾過ニレメン）Ａ１の上流側Ｋ
ａ８７図参照）、あるいは各濾過エレメントＡ２９人８
の上流側に（図示せず）、または濾過ニレメン）Ｂｓの
上流１１Ｋ　（第を図参照）取付けられるもので、充実
５１７１を設けて総流通孔面積を少なくしたものでらち
、この流れ抑制板ＤＩの流通孔１７を流体Ｆが通過する
忙際し、流体Ｆが圧縮させられ、流速を増し【流通孔１
７を通過することによって流体Ｆの流れを撹乱させるよ
うｋなっている。

次に１第７図に示す濾過エレメントＡＩと流れ抑制板Ｄ
１との組合わせユニットおよび第３図に示す濾過ニレメ
ン）Ｂ１と直れ抑制板Ｄｔとの組合わせユニットを交互
に配列した一例である第９図を用いて本発明に係るダス
ト捕集装置の作用を説明する。

上記ダ汐ト楠集装ｆｉｌＫ流体Ｆを流通させると、まず
、７段目の濾過エレメントＡｓの上流側に設けられた流
れ抑制板Ｄ１の流通孔１７を流体Ｆが通過することＫよ
シ１．流体Ｆが圧縮させられて流速を増して流通孔１７
を通過させられる。そして、流れを撹乱された流体Ｆが
上記濾過ニレメン）Ａ１のエレメント小孔１１のセルＩ
ＮＫ向けて衝突し、流体Ｆ中のダスト粒子が該セル壁に
付着する。一方、上記７股目の濾過エレメントＡｌを通
過しである程度整流化された流体Ｆは、二段目の濾過ニ
レメン）Ａ１の上流側の流れ抑制板Ｄ１によって圧縮さ
せられて流れが増速して流通孔１７を通過させられ、流
れが撹乱された状態となって、該濾過ニレメン）Ａｔの
エレメント小孔１１のセル壁に向けて衝突する。この際
、二段目の濾過ニレメン）Ａｓのエレメント小孔１１位
置が上記７段目の濾過エレメントＡ１のエレメント小孔
１１位置の位相とが上下方向にずれていることと上記流
れ抑制板Ｄ１の作用とが重ね合わされて、流体Ｆが上記
二段目の濾過エレメントＡ１のセル＠に向けて衝突する
から、流体Ｆ中のダスト粒子が該セル壁に効率良く付着
する。

次いで、上記二段目の濾過エレメントＡ１を通過した流
体Ｆは、傾斜して設置された３段目の濾過エレメントＢ
１の上ｆｌ側の流れ抑制板ＤｔＫよって圧縮させられて
流速を増して流通孔１７を通過させられ、流れが撹乱さ
れた後、該濾過エレメントＢ　ｔＫ到達する。この時、
上記３段目の濾過エレメントＢｌが傾斜し【いることと
上記流れ抑制板ＤｌとＫよシ、流体Ｆが上記３段目の濾
過ニレメン）Ｂ１のセル壁に向けて効果的に衝突し流体
Ｆ中のダスト粒子が該セル壁に付着する。

続いて、上記３段目の濾過エレメントＢ１を通過した流
体Ｆは、該濾過エレメントＢｒＫより、枠体１０の長さ
方向に対して傾斜して進み、（第９図では上方に向けて
）、流れ抑制板ＤｒＫよって圧縮させられて流れが増速
して流通孔１７を通過させられた後に、４４段目の濾過
エレメントＢＩＫ達するため、流体Ｆは撹乱された状態
のまま該濾過エレメントＢ１のセル壁に衝突し、流体Ｆ
中のダスト粒子が該セル壁に付着する。

さらに１上記ダ段目の濾過エレメントＢ１を通過した流
体Ｆは、該濾過ニレメン）Ｂ１によってその流れる方向
を変えられ、また流れ抑制板ＤＩＫより圧縮させられて
ｊｌｌ速した後、５段目の濾過エレメントＡ１に到達す
るよら、流れを撹乱された状態で流体Ｆは該濾過ニレメ
ン）Ａ１のセル壁に向けて衝突し、ダスト粒子が該セル
壁に付着する。

次いで、上記７段目の濾過ニレメン）Ａ１を通過しであ
る程度整流された流体Ｆは、流れ抑制板ＤｔＫよって圧
縮させられて増速した後、６段目の濾過エレメントＡＩ
Ｋ達するため、５段目と６段目の濾過エレメントＡ１の
エレメント小孔ｌｌどうしの位置の上下方向の位相がず
れていることと上記流れ抑制板Ｄｌとによって、流体Ｆ
は上記６段目の濾過エレメントＡｌのセル４ＪＫ効果的
に衝突し、ダスト粒子が該セル壁に付着する。そして、
６段目の濾過エレメントＡ１を通過した流体Ｆはダスト
が除去されて清浄となった状態で下流側に流れていく。

なお、上記実施例に限らず、各濾過エレメントＡｌｌ　
Ａｚｔ　Ａｓ、　　Ｂｔおよび案内羽根Ｃ１ｅ　流れ抑
制板Ｄ１をそれぞれ単数あるいは複数適宜組合わせて、
適宜間隔を設けて設置し【使用することが可能である。

また、上記各濾過エレメントん。

Ａ２．Ａ８のセル壁の長さは、該セル壁のダスト捕捉能
力に支障を米たさない鼻度に短くして、内部を通過する
流体Ｆの整流化を抑えるのが好ましい。また、隣接する
濾過エレメントＡ１のエレメント小孔１１の位置の位相
のずれは左右方向くずらしてもよい。さらに１上記実施
例においては、各濾過エレメントＡ　ｌ　ｔ　　Ａ　２
　ｔ　Ａ　ｓ、　Ｂ　１はセラミックス製のものを使用
したので、高温の流体ＰＫも適用できる。

以上説明したように１本発明は、枠体内に１多数のエレ
メント小孔を肩するハニカム形の濾過エレメントを少な
くとも７個設け、かつ、該濾過エレメントの上流側に１
流通孔を備えた流れ抑制板を設けたものであるから、流
れ抑制板の流通孔を通過する際に流体を圧縮して増速流
としてその流れを撹乱してダストを濾過エレメントに向
けて衝突させ、効率良くダストを捕捉することができる
。

従って、極めて高いダスト捕集効果が得られると共に、
ハニカム形の濾過エレメントと流通孔を有する流れ抑制
板とを組合せたものであるから、濾過材が目つまシしＫ
くい上に、構造が簡単で保守点検が容易である等優れた
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第７図はエレメント小孔のセル壁位置の位相を上下方向
くずらした一例を示す断面図、第２図は異なる形状のエ
レメント小孔を用いた一例を示す断面図、第３図は単位
面積当たシのエレメント小孔数の異なる濾過エレメント
を用いた一例を示す断面図、第ダ図は濾過エレメントを
傾斜させた一例を示す断面図、第３図は案内羽根と濾過
エレメントとを組合わせた一例を示す断面図、第６図は
傾斜させた濾過エレメントと案内羽根とを組合わせた一
例を示す断面図、第７図は流れ抑制板と濾過エレメント
とを組合わせた一例を示す断面図、第３図は傾斜させた
濾過エレメントと流れ抑制板とを組合わせた一例を示す
断面図、第９図は各種濾過エレメントと流れ抑制板とを
組合わせた一例を示す断面図、第１０図は従来のダスト
捕集装置の断面図である。ｌＯ・・・・・・枠体、１１，１２．１３・・・・・・
エレメント小孔（セル）、１５・・・・・・エレメント
小孔（セル）１７・・・・・・流通孔、Ａ　１ｅ　Ａ　
２．　Ａ　ａ、Ｂ　１・・・・・・濾過ニレ゛メント、
Ｄｌ・・・・・・流れ抑制板、Ｆ・・・・・・流体。

Claims

【特許請求の範囲】

枠体内に、多数のエレメント小孔を有するハニカム形の
濾過エレメントが少なくとも１個設けられ、かつ該濾過
エレメントの上流側に、流通孔を備えた流れ抑制板が設
けられたことを特徴とするダスト捕集装置。