JPS5833006B2 - エキブンリキ - Google Patents
エキブンリキInfo
- Publication number
- JPS5833006B2 JPS5833006B2 JP49120998A JP12099874A JPS5833006B2 JP S5833006 B2 JPS5833006 B2 JP S5833006B2 JP 49120998 A JP49120998 A JP 49120998A JP 12099874 A JP12099874 A JP 12099874A JP S5833006 B2 JPS5833006 B2 JP S5833006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- liquid
- basic member
- passage
- liquid separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガス流に随伴する液体粒子を除去する液分離
器に関し、特に分離器構造内を流れるガスの圧力損失及
び捕獲水滴のガス流への再随伴を軽減することのできる
液分離器の構造に関する。
器に関し、特に分離器構造内を流れるガスの圧力損失及
び捕獲水滴のガス流への再随伴を軽減することのできる
液分離器の構造に関する。
従来の液分離器は、周知の如く比較的狭いジグザグ通路
の屈曲部に夫々分離羽根を取り付けた構造である。
の屈曲部に夫々分離羽根を取り付けた構造である。
そして、このように構成された液分離器のジグザグ通路
内に水滴を含むガスを所定の流速で供給し流動方向を急
激に変更することによってガス中の水滴を除去するもの
である。
内に水滴を含むガスを所定の流速で供給し流動方向を急
激に変更することによってガス中の水滴を除去するもの
である。
除去された水滴は、前記分離羽根の下流に設けた排液溝
を通して器外に導くようになっている。
を通して器外に導くようになっている。
又、前記分離羽根の上流は、分離効率を良くするために
前記ジグザグ通路の面よりガス通路内に幾分突出した形
で取り付けられている。
前記ジグザグ通路の面よりガス通路内に幾分突出した形
で取り付けられている。
しかし上記のような構造の液分離器は、急激に変化する
ジグザグ通路と、この屈曲部に設けた分離羽根とがガス
流の流動抵抗となって圧力損失を増大し且つ前記分離羽
根の上流側に開口した端部にしばしば負圧ゾーンが形成
されて捕獲水滴のガス流への再随伴現象を起こし捕獲効
率を低下する欠点があった。
ジグザグ通路と、この屈曲部に設けた分離羽根とがガス
流の流動抵抗となって圧力損失を増大し且つ前記分離羽
根の上流側に開口した端部にしばしば負圧ゾーンが形成
されて捕獲水滴のガス流への再随伴現象を起こし捕獲効
率を低下する欠点があった。
又、前記分離羽根は面接触させた後点溶接によってジグ
ザグ通路の屈曲部に取り付けているため位置決めが難し
く前記ジグザグ通路が長くなると設計通りの組立が困難
になっていた。
ザグ通路の屈曲部に取り付けているため位置決めが難し
く前記ジグザグ通路が長くなると設計通りの組立が困難
になっていた。
従って本発明の目的は、上記点について考慮されたもの
でガス流のジグザグ通路の屈曲部を滑らかな曲面にし且
つ捕獲水滴の排液溝を分離羽根の上流に設けることによ
って圧力損失を軽減し捕獲効率を向上した液分離器を得
ることにある。
でガス流のジグザグ通路の屈曲部を滑らかな曲面にし且
つ捕獲水滴の排液溝を分離羽根の上流に設けることによ
って圧力損失を軽減し捕獲効率を向上した液分離器を得
ることにある。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第１図に示す如く波形に成形加工された複数個の基本部
材１０は、多数のスペーサ１１を介して互いに離隔され
且つ平行に配設されて分離器の側板１２にはさみボルト
１３で固定されている。
材１０は、多数のスペーサ１１を介して互いに離隔され
且つ平行に配設されて分離器の側板１２にはさみボルト
１３で固定されている。
又、前記基本部材１０の夫々の屈曲部１４には、分離羽
根１５が線接触で接触し点溶接で固定されている。
根１５が線接触で接触し点溶接で固定されている。
この分離羽根１５は、前記基本部材１０の側面に沿って
下流（第１図に於いて上部を上流、下部を下流と定義す
る）に位置する次の屈曲部１４ａの背面まで適当な曲率
で湾曲してガス流路１６へ突出した舌片１５ｔを具備し
ている。
下流（第１図に於いて上部を上流、下部を下流と定義す
る）に位置する次の屈曲部１４ａの背面まで適当な曲率
で湾曲してガス流路１６へ突出した舌片１５ｔを具備し
ている。
この舌片１５ｔの下端は、次の屈曲部１４ｂに固定され
た分離羽根１５ａの上部材１５ｕの平面とほぼ同一面上
に位置するように設定されている。
た分離羽根１５ａの上部材１５ｕの平面とほぼ同一面上
に位置するように設定されている。
前記舌片１５ｔと前記上部材１５ｕとの隙間は、液入口
１７を形成する。
１７を形成する。
又、前記基本部材１０と前記分離羽根１５の舌片１５ｔ
との間にガス流に対して上流に排液溝１８を形成する。
との間にガス流に対して上流に排液溝１８を形成する。
このように構成された液分離器部材は、第２図に示す如
くその下部に液受箱２０を取付けて排液管２１よりガス
から分離した水分を排出する。
くその下部に液受箱２０を取付けて排液管２１よりガス
から分離した水分を排出する。
次に動作を説明する。
水滴を含んだガスは、第１図に太い矢印で示す如く上か
ら下へと流れる。
ら下へと流れる。
ガス流路１６の入口へ達したガスは、この位置で平行流
となって前記ガス流路１６内へ進入する。
となって前記ガス流路１６内へ進入する。
ガス流路１６へ進入したガスは、分離羽根１５の舌片１
５ｔに沿って流動方向を変更する。
５ｔに沿って流動方向を変更する。
この時ガスに含まれて水滴３０は、慣性によって曲がり
きれず舌片１５ｔに衝突して付着する。
きれず舌片１５ｔに衝突して付着する。
舌片１５ｔに付着した水滴３０は、その面に沿って移動
し液入口１７より排液溝１８へ入る。
し液入口１７より排液溝１８へ入る。
排液溝１８へ入った水滴は、下降し下部に取り付けた液
受箱２０に溜り排液管２１から排出する。
受箱２０に溜り排液管２１から排出する。
このような捕獲動作を繰り返すことによってガス中に含
まれる水分を徐々に除去する。
まれる水分を徐々に除去する。
このようにしてガス中に含まれる水滴を除去する液分離
器部材は第３図に示す如く円筒容器３０内に支持板３１
．３２．３３を介して垂直に設ける。
器部材は第３図に示す如く円筒容器３０内に支持板３１
．３２．３３を介して垂直に設ける。
液分離器部材の下部を支持する前記支持板３１．３２は
基本部材１０の下端より多少上方に取り付けてガスのバ
イパスを防止する。
基本部材１０の下端より多少上方に取り付けてガスのバ
イパスを防止する。
尚図中３４はガス入口、３５はガス出口、３６は液出口
を夫々示す。
を夫々示す。
以上説明のように本発明の液分離器は、水滴を含むガス
流の流れに対して上流側に排液口を設は且つ分離羽根の
舌片の曲率を比較的大きくした為捕獲水滴のガス流への
再随伴現象が軽減されて捕獲効率が向上し圧力損失も低
下する。
流の流れに対して上流側に排液口を設は且つ分離羽根の
舌片の曲率を比較的大きくした為捕獲水滴のガス流への
再随伴現象が軽減されて捕獲効率が向上し圧力損失も低
下する。
又前記分離羽根の固定を面接触でなく線接触で基本部材
の屈曲部に点溶接するようにしているため位置決めが容
易になり且つ設計通りの組立が可能となる。
の屈曲部に点溶接するようにしているため位置決めが容
易になり且つ設計通りの組立が可能となる。
第１図は、本発明の液分離器の構成要素である分離羽根
の一部拡大横断面図、第２図は第１図の分離羽根を組立
た全体斜視図、第３図は、第１図の分離羽根を使用した
液分離器の縦断面図である。 １０・・・・・・基本部材、１１・・・・・・スペーサ
、１５・・・分離羽根、１６・・・・・・ガス流路、１
７・・・・・・液入口、２０・・・・・・液受箱、３０
・・・・・・円筒容器、３４・・・・・・ガス入口、３
５・・・・・・ガ゛ス出口、３６・・・・・・液出口。
の一部拡大横断面図、第２図は第１図の分離羽根を組立
た全体斜視図、第３図は、第１図の分離羽根を使用した
液分離器の縦断面図である。 １０・・・・・・基本部材、１１・・・・・・スペーサ
、１５・・・分離羽根、１６・・・・・・ガス流路、１
７・・・・・・液入口、２０・・・・・・液受箱、３０
・・・・・・円筒容器、３４・・・・・・ガス入口、３
５・・・・・・ガ゛ス出口、３６・・・・・・液出口。
Claims (1)
- １ ガス中に含まれる液体粒子を除去するためのジグザ
グ状の通路を有する液分離器において、前記通路は波形
に成形加工された基本部材と、この基本部材の屈曲部に
固定され下流部分が前記基本部材の次の屈曲部の屈曲に
沿ってゆるやかに湾曲する舌片を有する分離羽根とから
なり、この分離羽根の舌片と前記基本部材との間には排
液溝が構成されこの排液溝はその下流に設けられた液入
口を介して前記通路に連通ずることを特徴とする液分離
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49120998A JPS5833006B2 (ja) | 1974-10-22 | 1974-10-22 | エキブンリキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49120998A JPS5833006B2 (ja) | 1974-10-22 | 1974-10-22 | エキブンリキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5147664A JPS5147664A (ja) | 1976-04-23 |
| JPS5833006B2 true JPS5833006B2 (ja) | 1983-07-16 |
Family
ID=14800239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49120998A Expired JPS5833006B2 (ja) | 1974-10-22 | 1974-10-22 | エキブンリキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833006B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513467B2 (ja) * | 1985-06-07 | 1993-02-22 | Terumo Corp |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60100369A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-06-04 | Toshiba Battery Co Ltd | アルカリ電池用亜鉛合金粉末の製造方法 |
| JPS60100368A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-06-04 | Toshiba Battery Co Ltd | アルカリ電池用汞化亜鉛粉末の製造方法 |
| DE102004058701A1 (de) * | 2004-05-11 | 2005-12-01 | Munters Euroform Gmbh | Tropfenabscheideranordnung |
-
1974
- 1974-10-22 JP JP49120998A patent/JPS5833006B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513467B2 (ja) * | 1985-06-07 | 1993-02-22 | Terumo Corp |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5147664A (ja) | 1976-04-23 |
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