JPS6116559B2 - - Google Patents

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JPS6116559B2
JPS6116559B2 JP15344978A JP15344978A JPS6116559B2 JP S6116559 B2 JPS6116559 B2 JP S6116559B2 JP 15344978 A JP15344978 A JP 15344978A JP 15344978 A JP15344978 A JP 15344978A JP S6116559 B2 JPS6116559 B2 JP S6116559B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw conveyor
screw
press
crusher
press plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP15344978A
Other languages
English (en)
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JPS5577998A (en
Inventor
Nobuyoshi Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misuzu Industries Corp
Original Assignee
Misuzu Industries Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Misuzu Industries Corp filed Critical Misuzu Industries Corp
Priority to JP15344978A priority Critical patent/JPS5577998A/ja
Publication of JPS5577998A publication Critical patent/JPS5577998A/ja
Publication of JPS6116559B2 publication Critical patent/JPS6116559B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は魚かす等を圧搾し、油分、水分その他
の液状成分を絞り出し、残つた絞りかすとを別個
に取出すことのできるクラツシヤープレスに関す
る。更に詳しくは、二本のスクリユーコンベアと
特殊な形状のプレス板とを用いることによつて、
処理すべき魚かすを連続的に投入して、圧搾、分
離の操作を連続的に行うことのできるクラツシヤ
ープレスに関するものである。
従来、肥料などに利用される魚粉を製造するに
際しては、魚かす、くず魚等をまず粉砕機等を用
いてある程度に砕き、その後プレス等を用いてこ
れを圧搾してその中に含まれる油分、水分、その
他の液状成分を絞り出し、残つた絞りかすを乾燥
して魚粉として利用していた。しかしながら、こ
のような方法は、魚かすの搬入、粉砕、プレスへ
の移しかえ、圧搾操作、絞りかすの排出等、多く
の工程を必要とし、しかも原料として魚かす、く
ず魚等を取扱うためその一工程毎に魚の悪臭が発
生してその付近一帯にたち込め、周囲の環境を悪
化させるという重大な欠陥があり、これが一種の
大きな公害問題ともなつていた。
本発明者らは、このような問題点に着目し、従
来の方法におけるこのような欠点を改善し、これ
らの一連の工程を一つの機械装置の中に合理的に
組み込んで、連続的に極めて効率よくこのような
操作を行い、しかも外部への悪臭の発生、拡散を
防止し得る装置を考案し、本発明を完成した。
即ち、本発明は本体ケーシング10の底部に互
に平行な2本のスクリユーコンベア12,12′
を設け、このスクリユーコンベアの上部に断面扇
形の4分円柱状プレス板18を扇形頂部を回転軸
としてスクリユーコンベア12,12′の回転軸
に平行に回転自在に取付けて成る魚かす等の圧
搾、分離用のクラツシヤープレスであり、更には
この構造のクラツシヤープレスのプレス板18の
上部に2本のリボン式スクリユー24,24′の
如き撹拌羽根をスクリユーコンベア12,12′
に平行に取付けて成るクラツシヤープレスであ
る。
以上の本発明を添付図面によつて更に詳しく説
明する。スクリユーコンベア12及び12′は本
体ケーシング10の底部に、仕切板16及び多数
の小孔を有する底板14,14′によつて夫々別
個に区画された仕切室内に、モーターによつて一
定速度で回転できるように設置されている。この
スクリユーコンベアの羽根は第2図に示すように
一定のピツチのものでもよいが、第3図に示すよ
うにスクリユーコンベアの出口の方向に進むに従
つて羽根のピツチが次第に小さくなつてゆく形式
のものを用いてもよい。また、スクリユーコンベ
アはその出口付近ではその外筒が円錐状をなし、
羽根の直径もこれに応じて小さくなつている。
このスクリユーコンベアの上部にはプレス板1
8が取付けられる。プレス板18は円筒を軸方向
にほぼ4等分して得られる断面扇形の形状のもの
であり、円筒の中心軸に相当する扇形の頂部を回
転軸としてスクリユーコンベアの上部で両者の中
間の位置に回転軸をスクリユーコンベアに平行に
して設けられ、アーム20を介して、油圧シリン
ダー22の往復運動に応じて左右に約90゜の範囲
で回転が可能となつている。即ち、油圧シリンダ
ー22が押し出した状態ではプレス板18の面イ
はスクリユーコンベア14側にほぼ水平となり、
面ロはほぼ垂直となる。一方油圧シリンダー22
が引込んだ状態では逆にプレス板18の面ロがス
クリユーコンベア14′側にほぼ水平となり、面
イはほぼ垂直となる。
本発明のクラツシヤープレスには更に必要に応
じてこの上部に2本のリボン式スクリユー24,
24′の如き回転式撹拌羽根をスクリユーコンベ
ア12,12′と平行に取り付け、モーター駆動
によつて一定速度で回転させる。
このリボンスクリユーは、魚かす等と一緒に混
入してくる紙、布、ビニール等をこのリボン式ス
クリユーの羽根にひつかけて除去し、投入される
魚かす等を適度に裁断するためのものである。従
つて、このような目的のためにこのリボン式スク
リユーの羽根は単純なリボン型のものよりも種々
の切欠きの入つた型式のものの方が好ましい。ま
た、このリボン式スクリユーの回転軸に導線を巻
きつけてコイルを形成し電流を流してリボン式ス
クリユーを電磁石とすることによつて魚かす等に
混入してくるビールビンの栓、針金、針等の金属
片を事前に除去することができる。また、回転式
撹拌羽根としてはその他回転軸に対して撹拌棒を
多数放射状に植設したものなど十分な撹拌機能を
有するものであればよい。
次に本発明の装置の一実施例を図面によつて説
明する。
まず、魚かす、くず魚等の原料は本体ケーシン
グ10の上部投入口26から投入される。投入さ
れた原料は、2本のリボン式スクリユーの回転に
よつて適度に裁断され、かつ同時に混入してきた
布、ビニール等の異物はこのリボン羽根に引つか
かつて除去され、又この羽根を電磁石として磁性
を帯びさせてあるので針金、釘、ビールビンの栓
等の金属片もここで除去されて、内部へ混入によ
つて機械装置が故障することが未然に防止され
る。このリボン式スクリユーはこれらの異物の除
去及び原料の裁断の様子によつて、2本のスクリ
ユー24と24′の間の距離を適宜調整して用い
る。
リボン式スクリユーを通過した原料はプレス板
18から、スクリユーコンベア12,12′へ落
下する。ここで、プレス板18はアーム20を介
して油圧シリンダー22の往復運動に応じて一定
時間毎に左右に回転し、スクリユーコンベア14
及び14′の上面を押圧している。例えば、まず
油圧シリンダーが押し出された状態ではプレス板
18は面イがスクリユーコンベア12の上面を押
圧しており、面ロはほぼ垂直になり第1図に点線
で示した位置となる。ここで上部から落下して来
た原料は大部分がこのプレス板18によつて振り
分けられて、スクリユーコンベア12′の側へ送
入される。一定時間経過してスクリユーコンベア
12内の原料の圧搾が完了すると油圧シリンダー
22が引込んでプレス板18を約90゜回転させ、
プレス板18の面ロが先に投入された原料を押圧
してスクリユーコンベア12′の内部に押し込
み、最終的には面ロがスクリユーコンベア12′
の上部に水平に、又面イが垂直になるまで回転す
る。この時に更に投入されてくる原料は今度は逆
にプレス板18によつて振り分けられてスクリユ
ーコンベア12の側へ送入される。このようにし
てスクリユーコンベア12′に投入された原料が
充分に圧搾されるまでプレス板18が押圧し、そ
の後再び油圧シリンダー22が作動してプレス板
18を反対側へ回転、押圧させる。
このようにしてスクリユーコンベア12又は1
2′内に押し込まれた魚かす等の原料は上部から
プレス板18によつて押圧されると共に、スクリ
ユー羽根の回転によつてスクリユーコンベアの出
口方向へ強力に押しつけられ、その内部に含有し
ている油分、水分、その他の液体成分が絞り出さ
れる。絞り出された液体成分は底板14,14′
の小孔を通つて流下し、本体ケーシング10の下
部にたまり、液抜出し口28から取り出される。
一方スクリユーコンベア12,12′内で圧搾さ
れて残つた絞りかすは、スクリユーコンベア内を
出口の方向へ送られて、絞りかすの排出口30か
ら自動的に排出される。このスクリユーコンベア
の羽根に第3図に示すような出口の方向に進むに
従つてピツチの小さくなるものを使用するとスク
リユーコンベア内でより一層強力な圧搾が行わ
れ、圧搾の効率が高まるので好ましい。またこの
時、液体成分の振出し口28から真空で吸引して
液体成分を真空輸送すると共に、圧搾中の魚かす
から液体成分を吸引して圧搾効率をより高めるこ
とができる。以上のようにして得られた絞りかす
は乾燥して魚粉として肥料等に使用され、液体成
分は油分と水分に分離して、油分は魚油等として
利用できる。
なお、装置の保守および製品の品質向上を目的
としてリボンスクリユー24,24′とプレス板
18の間等にイルターを設け、ビニールなどの混
入物その他のゴミを取り除くことが望ましい。フ
イルターの例としては多数の水平棒状体をリボン
式スクリユーに沿つて固定し、水平棒状体上に係
止したビニールなどのゴミをリボン式スクリユー
による水平方向への押動力を利用して収集、除去
するのが好適である。このフイルター作用を行な
う水平棒状体の間隔は水平棒状体を一つおきに水
平方向、垂直方向に動かすほか、装置側面から水
平棒状体を間挿、引き抜きなどして調節すること
ができる。
以上のような本発明のクラツシヤープレスの特
徴は前述した魚かす等の原料の搬入、粉砕、移し
かえ、圧搾、絞りかすの排出等の一連の工程を一
つの機械装置の中に組み込み、重力を巧みに利用
してコンパクトな装置としてまてめたものであ
り、しかも独特のプレス板18によつて原料の左
右のスクリユーコンベアへの振り分けと押圧とを
同時に行い、原料の粉砕、圧搾操作を連続して行
うことができるという点にある。又従来の装置で
は個々のプレスあるいは粉砕機に夫々駆動用シリ
ンダーを必要としたが、本発明の装置では1ケの
シリンダーで2ケのスクリユーコンベアの原料の
粉砕と押圧ができるという利点を有し、又装置自
体が激しい動きや回転を必要としないので粉砕や
押圧が衝撃的でなく、装置の摩耗や故障が少な
い。又このために自然な加圧となり魚かすの型を
崩すことが少なく、残りかすが内部に残留しない
という特徴も有する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本発明はこの実施例に限定されるもの
ではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクラツシヤープレスの側面断
面図、第2図は同じく正面断面図を示し、第3図
はスクリユーコンベア部の部分平面図を示す。 10……本体ケーシング、12,12′……ス
クリユーコンベア、14,14′……底板、16
……仕切板、18……プレス板、20……アー
ム、22……油圧シリンダー、24,24′……
リボン式スクリユー、26……投入口、28……
液抜出し口、30……絞りかす排出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体ケーシング底部に2本の互に平行なスク
    リユーコンベアを有し、該スクリユーコンベア上
    部に断面扇形の4分円柱状プレス板を扇形頂部を
    回転軸としてスクリユーコンベア回転軸に平行に
    回転自在に取付けて成るクラツシヤープレス。 2 スクリユーコンベアの羽根のピツチがコンベ
    ア出口に向つて順次減少したものである特許請求
    の範囲第1項記載のクラツシヤープレス。 3 本体ケーシング底部に2本の互に平行なスク
    リユーコンベアを有し、該スクリユーコンベア上
    部に断面扇形の4分円柱状プレス板を扇形頂部を
    回転軸としてスクリユーコンベア回転軸に平行に
    回転自在に取付け、更に該プレス板上部に2本の
    回転式撹拌羽根をスクリユーコンベアに平行に取
    付けて成るクラツシヤープレス。 4 スクリユーコンベアの羽根のピツチがコンベ
    ア出口に向つて順次減少したものである特許請求
    の範囲第3項記載のクラツシヤープレス。 5 回転式撹拌羽根が電磁石により磁性を帯びた
    ものである特許請求の範囲第3項又は第4項記載
    のクラツシヤープレス。 6 撹拌羽根がリボン式スクリユーの羽根に切欠
    きを有するものである特許請求の範囲第5項記載
    のクラツシヤープレス。
JP15344978A 1978-12-11 1978-12-11 Crusher press Granted JPS5577998A (en)

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JP15344978A JPS5577998A (en) 1978-12-11 1978-12-11 Crusher press

Applications Claiming Priority (1)

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JPS5577998A JPS5577998A (en) 1980-06-12
JPS6116559B2 true JPS6116559B2 (ja) 1986-05-01

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ID=15562788

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JPS6167995U (ja) * 1984-10-11 1986-05-09
FI122333B (fi) * 2010-06-03 2011-12-15 Maricap Oy Menetelmä materiaalinsiirtojärjestelmässä, materiaalinsiirtojärjestelmä ja materiaalinsiirtojärjestelmän alipainelähde
CN104816498B (zh) * 2015-04-29 2016-09-21 山西大巨科贸有限公司 微型榨油机

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JPS5577998A (en) 1980-06-12

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