JPS61165070A - 原子炉容器ボトル穴の膨張可能なプラグ - Google Patents
原子炉容器ボトル穴の膨張可能なプラグInfo
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- JPS61165070A JPS61165070A JP61000367A JP36786A JPS61165070A JP S61165070 A JPS61165070 A JP S61165070A JP 61000367 A JP61000367 A JP 61000367A JP 36786 A JP36786 A JP 36786A JP S61165070 A JPS61165070 A JP S61165070A
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- hole
- plug
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- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C13/00—Pressure vessels; Containment vessels; Containment in general
- G21C13/02—Details
- G21C13/06—Sealing-plugs
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Y10S277/935—Seal made of a particular material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
11匹t1
本発明は、原子炉容器のボルト穴を封止するための膨張
可能6ブラグに関するものである。特に本発明は、原子
炉の原子炉容器のフランジに設けられている盲穴であっ
て、通常は、原子炉容器の蓋体のフランジに形成されて
いる対応の孔を貫通するボルトもしくはスタッドにより
原子炉容器の蓋体を原子炉容器本体に固定するのに用い
られる盲穴を、原子炉の燃料交換作業中、封止するため
の膨張可能なプラグに関係している。また、本発明は、
該プラグを孔もしくはボルト(スタッド)穴に挿入する
方法にも関係している。
可能6ブラグに関するものである。特に本発明は、原子
炉の原子炉容器のフランジに設けられている盲穴であっ
て、通常は、原子炉容器の蓋体のフランジに形成されて
いる対応の孔を貫通するボルトもしくはスタッドにより
原子炉容器の蓋体を原子炉容器本体に固定するのに用い
られる盲穴を、原子炉の燃料交換作業中、封止するため
の膨張可能なプラグに関係している。また、本発明は、
該プラグを孔もしくはボルト(スタッド)穴に挿入する
方法にも関係している。
加圧水型原子炉の燃料交換は一般に、高い信頼度で実施
される定期的な作業である0通常の負荷要件では、燃料
交換はほぼ1年間隔で行なわれており、燃料交換作業の
完了には通常的3ないし4週間を要する。
される定期的な作業である0通常の負荷要件では、燃料
交換はほぼ1年間隔で行なわれており、燃料交換作業の
完了には通常的3ないし4週間を要する。
大部分の商用原子力発電プラントにおいては、原子炉容
器は格納構造のコンクリート製キャビィティ内に配置さ
れ、−該キャビィティは原子炉容器の上方に、燃料交換
チャンバー又は燃料交換カナルを画定する上側部分を有
している。この燃料交換チャンバー又はカナルは、通常
の原子炉運転中は水のない状態に維持されている。しか
し、原子炉の燃料交換中は、燃料交換チャンバー又はカ
ナルは水で満たされ、その場合の水位は、原子炉容器の
蓋体を取り外した後、燃料集合体を原子炉容器から完全
に取出した時に、放射線レベルを許容限界内に維持する
ように十分な遮蔽を与えるのに十分な高いレベルにある
。燃料交換チャンバー又はカナル内のこのような注水の
高さレベルは、例えば、7〜8.5輸であり、そして燃
料交換中臨界未満状態を確保するために、水には、例え
ばホウ酸のような添加剤が一般に添加されている。
器は格納構造のコンクリート製キャビィティ内に配置さ
れ、−該キャビィティは原子炉容器の上方に、燃料交換
チャンバー又は燃料交換カナルを画定する上側部分を有
している。この燃料交換チャンバー又はカナルは、通常
の原子炉運転中は水のない状態に維持されている。しか
し、原子炉の燃料交換中は、燃料交換チャンバー又はカ
ナルは水で満たされ、その場合の水位は、原子炉容器の
蓋体を取り外した後、燃料集合体を原子炉容器から完全
に取出した時に、放射線レベルを許容限界内に維持する
ように十分な遮蔽を与えるのに十分な高いレベルにある
。燃料交換チャンバー又はカナル内のこのような注水の
高さレベルは、例えば、7〜8.5輸であり、そして燃
料交換中臨界未満状態を確保するために、水には、例え
ばホウ酸のような添加剤が一般に添加されている。
上述したように、燃料集合体を原子炉容器から取出すた
めには、先ず、原子炉容器の蓋体を取り外す必要がある
。原子炉容器の蓋体は、一般に、蓋体の外向きに延びる
環状フランジに形成されている孔を垂直方向下向きに貫
通して、原子炉容器自体の外向きに延びるほぼ水平のフ
ランジに形成されている対応位置の盲穴に螺合する複数
個のボルトもしくはスタッドにより原子炉容器自体に固
定されている9典型的な加圧木型原子炉においては約5
8本のこのようなボルトが用いられており、各ボルトは
、原子炉の大きさに依存し、15〜18c+aの直径及
び76〜92’c+aの範囲の長さを有している。
めには、先ず、原子炉容器の蓋体を取り外す必要がある
。原子炉容器の蓋体は、一般に、蓋体の外向きに延びる
環状フランジに形成されている孔を垂直方向下向きに貫
通して、原子炉容器自体の外向きに延びるほぼ水平のフ
ランジに形成されている対応位置の盲穴に螺合する複数
個のボルトもしくはスタッドにより原子炉容器自体に固
定されている9典型的な加圧木型原子炉においては約5
8本のこのようなボルトが用いられており、各ボルトは
、原子炉の大きさに依存し、15〜18c+aの直径及
び76〜92’c+aの範囲の長さを有している。
これ等のボルトは、燃料交換チャンバー又はカナルの注
水もしくは溢水後でなければ収り外されない。
水もしくは溢水後でなければ収り外されない。
原子炉容器のフランジにあるボルト穴のねじを、例えば
、原子炉容器の燃料交換チャンバー又はカナルの注水に
用いられる水の成分による腐食や、燃料交換作業中の他
の起こり得る損傷から保護するために、燃料交換用キャ
ビィティ又はカナルの注水及びそれに続く原子炉容器の
蓋体の取り外し前に、これ等の盲穴をプラグで栓塞する
のが慣行となっている。現在、これ等ボルト穴は、個々
のボルト穴に手でねじ込まれるねじ付きのプラグによっ
て栓塞されている。しかし、このようなねじ付きプラグ
は、取り付けたり、燃料交換作業後に取り外すのが困難
で時間がかかるばかりでなく、ボルト穴に対し水密な封
止を確実に行うことができない、このような信頼性のあ
る水密封止を実現する上の困難性は、主として、ボルト
穴の端ぐり部の領域における表面の不規則性に原因があ
る。
、原子炉容器の燃料交換チャンバー又はカナルの注水に
用いられる水の成分による腐食や、燃料交換作業中の他
の起こり得る損傷から保護するために、燃料交換用キャ
ビィティ又はカナルの注水及びそれに続く原子炉容器の
蓋体の取り外し前に、これ等の盲穴をプラグで栓塞する
のが慣行となっている。現在、これ等ボルト穴は、個々
のボルト穴に手でねじ込まれるねじ付きのプラグによっ
て栓塞されている。しかし、このようなねじ付きプラグ
は、取り付けたり、燃料交換作業後に取り外すのが困難
で時間がかかるばかりでなく、ボルト穴に対し水密な封
止を確実に行うことができない、このような信頼性のあ
る水密封止を実現する上の困難性は、主として、ボルト
穴の端ぐり部の領域における表面の不規則性に原因があ
る。
自明なことであるが、このような水蜜な封止が実現され
なければ、ねじが不所望にも腐食されてしまい、プラグ
を取り外して次いで燃料交換作業後に原子炉容器自体を
封止する上に相当な付加的な困難をもたらし得る。
なければ、ねじが不所望にも腐食されてしまい、プラグ
を取り外して次いで燃料交換作業後に原子炉容器自体を
封止する上に相当な付加的な困難をもたらし得る。
凡3ド目LL
従って本発明の目的は、原子炉容器の燃料交換チャンバ
ー又はカナルの注水中、原子炉容器のフランジの盲ボル
ト穴を高い信頼性で封止するのに使用することができ、
現在のねじ付きプラグよりも設置や取り外しが簡単であ
る改良されたプラグを提供することにある。
ー又はカナルの注水中、原子炉容器のフランジの盲ボル
ト穴を高い信頼性で封止するのに使用することができ、
現在のねじ付きプラグよりも設置や取り外しが簡単であ
る改良されたプラグを提供することにある。
本発明の他の目的は、原子炉容器フランジのボルト穴を
、原子炉容器の注水前に、現在のねじ付きプラグを用い
る場合よりも一層容易に且つ迅速に封止することができ
る装置を提供することにある。
、原子炉容器の注水前に、現在のねじ付きプラグを用い
る場合よりも一層容易に且つ迅速に封止することができ
る装置を提供することにある。
上の目的は、゛本発明によれば、原子炉の原子炉容器本
体のフランジに配設されて、原子炉容器の蓋体を、前記
フランジと組み合う該蓋体のフランジに形成された孔を
貫通するボルトにより、前記原子炉容器本体に固定する
のに用いられる対応の盲穴の1つを封止するための円形
の膨張可能なプラグにおいて:実質的に平行な第1及び
第2の隔置された金属製の円形板部材であって、該第1
の円形板部材は、栓塞すべき盲穴の直径よりも僅かに小
さい直径を有し、該第2の円形板部材は、前記第1の円
形板部材の直径と少なくとも同じ大きさの直径を有する
と共に前記第1の円形板部材に面する前記第2の円形板
部材の面から前記第1の円形板部材に向かい軸方向に延
びる棒状の延長部を有する、前記第1及び第2の円形板
部材と;該第1及び第2の円形板部材間に実質的に対称
的に配置されると共に、エラストマ材料から形成されて
いて、通常は前記第1の円形板部材の直径と実質的に同
じ直径を有している円筒状の部材と;前記円筒状の部材
内に半径方向に膨張可能な環状の圧力室を画定するよう
に、前記第1及び第2の円形板部材並びに前記円筒状の
部材を互いに封止状態で固定する固定手段と;前記第2
の円形板部材の外側表面から少なくとも部分的に前記棒
状の延長部を通って延びる軸方向の孔と;前記棒状の延
長部に設けられると共に、前記軸方向の孔及び前記環状
の圧力室に開口する少なくとも1つの横方向の孔と:前
記第2の円形板部材と前記少なくとも1つの横方向の孔
との間で前記軸方向の孔内に配置された常閉弁装置であ
って、該常閉弁装置は、閉位置では前記軸方向の孔を封
止し、開位置においては前記少なくとも1つの横方向の
孔及び前記軸方向の孔を介して空気が前記圧力室に流入
又は該圧力室から流出することを許容し、前記常閉弁装
置は軸方向の力に応答して前記少なくとも1つの横方向
の孔に向かう方向に開かれる、前記常閉弁装置と;前記
第2の円形板部材の前記外側表面に隣接して配置されて
、前記第2の円形板部材、従って前記プラグを、該プラ
グで封止すべき盲穴に挿入し前記常閉弁装置を開いて加
圧された空気を前記圧力室は供給し該圧力室を膨張及び
拡張するのに用いられる工具に、解放可能に結合するた
めの結合手段と;を備える膨張可能な円形プラグにより
達成される。
体のフランジに配設されて、原子炉容器の蓋体を、前記
フランジと組み合う該蓋体のフランジに形成された孔を
貫通するボルトにより、前記原子炉容器本体に固定する
のに用いられる対応の盲穴の1つを封止するための円形
の膨張可能なプラグにおいて:実質的に平行な第1及び
第2の隔置された金属製の円形板部材であって、該第1
の円形板部材は、栓塞すべき盲穴の直径よりも僅かに小
さい直径を有し、該第2の円形板部材は、前記第1の円
形板部材の直径と少なくとも同じ大きさの直径を有する
と共に前記第1の円形板部材に面する前記第2の円形板
部材の面から前記第1の円形板部材に向かい軸方向に延
びる棒状の延長部を有する、前記第1及び第2の円形板
部材と;該第1及び第2の円形板部材間に実質的に対称
的に配置されると共に、エラストマ材料から形成されて
いて、通常は前記第1の円形板部材の直径と実質的に同
じ直径を有している円筒状の部材と;前記円筒状の部材
内に半径方向に膨張可能な環状の圧力室を画定するよう
に、前記第1及び第2の円形板部材並びに前記円筒状の
部材を互いに封止状態で固定する固定手段と;前記第2
の円形板部材の外側表面から少なくとも部分的に前記棒
状の延長部を通って延びる軸方向の孔と;前記棒状の延
長部に設けられると共に、前記軸方向の孔及び前記環状
の圧力室に開口する少なくとも1つの横方向の孔と:前
記第2の円形板部材と前記少なくとも1つの横方向の孔
との間で前記軸方向の孔内に配置された常閉弁装置であ
って、該常閉弁装置は、閉位置では前記軸方向の孔を封
止し、開位置においては前記少なくとも1つの横方向の
孔及び前記軸方向の孔を介して空気が前記圧力室に流入
又は該圧力室から流出することを許容し、前記常閉弁装
置は軸方向の力に応答して前記少なくとも1つの横方向
の孔に向かう方向に開かれる、前記常閉弁装置と;前記
第2の円形板部材の前記外側表面に隣接して配置されて
、前記第2の円形板部材、従って前記プラグを、該プラ
グで封止すべき盲穴に挿入し前記常閉弁装置を開いて加
圧された空気を前記圧力室は供給し該圧力室を膨張及び
拡張するのに用いられる工具に、解放可能に結合するた
めの結合手段と;を備える膨張可能な円形プラグにより
達成される。
本発明の他の態様によれば、第2の円形板部材の直径は
、第1の円形板部材の直径よりも大きく、栓塞される穴
を覆うほどに充分な大きさを有し、そして第2の円形板
部材に隣接する円筒状の周面部分は、但かに外向きのテ
ーバを有し、それにより原子炉キャビィティに水を満た
した時に付加的な封止作用が達成される。
、第1の円形板部材の直径よりも大きく、栓塞される穴
を覆うほどに充分な大きさを有し、そして第2の円形板
部材に隣接する円筒状の周面部分は、但かに外向きのテ
ーバを有し、それにより原子炉キャビィティに水を満た
した時に付加的な封止作用が達成される。
また、本発明によれば、原子炉容器本体のフランジに配
設されて、通常は、原子炉容器の蓋体を、前記フランジ
と組み合う該蓋体のフランジに形成された孔を貫通する
ボルトにより、前記原子炉容器本体に固定するのに用い
られる対応の盲穴を、原子炉の燃料交換のために前記原
子炉容器を溢水しその後原子炉容器の蓋体を取り外す前
に、封止する方法において、前記原子炉容器の蓋体のフ
ランジに形成されている孔を貫通してその下側に位置す
る盲穴内に延びるのに充分な長さを有する細長い挿入工
具を用意し、特許請求の範囲に記載された円形の膨張可
能のプラグを前記挿入工具の一端に取り外し可能に取り
付け、前記挿入工具を用いて、前記プラグを原子炉容器
の蓋体のフランジに形成されている孔に通して該プラグ
を前記孔の下側に位置する盲穴の上側部分内に位置付け
、前記挿入工具により、前記プラグ内の常閉弁装置を開
放し、前記挿入工具を介して前記プラグの圧力室内に加
圧下で空気を流入して前記プラグの円筒状部材の壁を拡
張し前記盲穴の隣接壁と封止接触させ、然る後に常閉弁
装置を閉じ、前記挿入工具から前記プラグを解放し、前
記原子炉容器の蓋体のフランジの孔から前記挿入工具を
引き抜く諸ステップを含む封止方法が提供される。
設されて、通常は、原子炉容器の蓋体を、前記フランジ
と組み合う該蓋体のフランジに形成された孔を貫通する
ボルトにより、前記原子炉容器本体に固定するのに用い
られる対応の盲穴を、原子炉の燃料交換のために前記原
子炉容器を溢水しその後原子炉容器の蓋体を取り外す前
に、封止する方法において、前記原子炉容器の蓋体のフ
ランジに形成されている孔を貫通してその下側に位置す
る盲穴内に延びるのに充分な長さを有する細長い挿入工
具を用意し、特許請求の範囲に記載された円形の膨張可
能のプラグを前記挿入工具の一端に取り外し可能に取り
付け、前記挿入工具を用いて、前記プラグを原子炉容器
の蓋体のフランジに形成されている孔に通して該プラグ
を前記孔の下側に位置する盲穴の上側部分内に位置付け
、前記挿入工具により、前記プラグ内の常閉弁装置を開
放し、前記挿入工具を介して前記プラグの圧力室内に加
圧下で空気を流入して前記プラグの円筒状部材の壁を拡
張し前記盲穴の隣接壁と封止接触させ、然る後に常閉弁
装置を閉じ、前記挿入工具から前記プラグを解放し、前
記原子炉容器の蓋体のフランジの孔から前記挿入工具を
引き抜く諸ステップを含む封止方法が提供される。
及l虹及1匠匹&1
第1図を参照するに、この図には、本質的にコンクリー
ト壁11により形成されたほぼ円形の原子炉キャビィテ
ィ内に配置されている原子炉容器10が示しである。原
子炉キャビィティは、原子炉容器構造自体を敢囲む下側
部分12と、共通に利用されて燃料交換チャンバー又は
カナルと称される上側部分13とに区分されている。図
示のように、原子炉容器10は、原子炉キャビィティを
画定するコンクリート壁11から離間されていて、原子
炉運転器の囲りに空気の循環を許容するようになってい
る。
ト壁11により形成されたほぼ円形の原子炉キャビィテ
ィ内に配置されている原子炉容器10が示しである。原
子炉キャビィティは、原子炉容器構造自体を敢囲む下側
部分12と、共通に利用されて燃料交換チャンバー又は
カナルと称される上側部分13とに区分されている。図
示のように、原子炉容器10は、原子炉キャビィティを
画定するコンクリート壁11から離間されていて、原子
炉運転器の囲りに空気の循環を許容するようになってい
る。
図示の原子炉は、原子炉容器10がほぼ円筒形の本体く
原子炉容器本体)14と、はぼ半球状の上部蓋体もしく
は上端部分15と、はぼ半球状の下端部分16とを有す
る。円筒状の本体14には、原子炉出力系統の1次ルー
プの配管が接続される複数のノズル17が設けられてい
る。原子炉容器10の蓋体15には、横方向に突出する
ボルト固定用の7ランジ18が設けられており、このフ
ランジ18は、原子炉容器の円筒形本体14にあるフラ
ンジ19に、該フランジ18を貫通してフランジ19に
形成されている盲ボルト穴と螺合する複数のボルト20
により、固定される。制御棒駆動機構ハウジング21が
、原子炉容器の蓋体15の上部に配置されている。
原子炉容器本体)14と、はぼ半球状の上部蓋体もしく
は上端部分15と、はぼ半球状の下端部分16とを有す
る。円筒状の本体14には、原子炉出力系統の1次ルー
プの配管が接続される複数のノズル17が設けられてい
る。原子炉容器10の蓋体15には、横方向に突出する
ボルト固定用の7ランジ18が設けられており、このフ
ランジ18は、原子炉容器の円筒形本体14にあるフラ
ンジ19に、該フランジ18を貫通してフランジ19に
形成されている盲ボルト穴と螺合する複数のボルト20
により、固定される。制御棒駆動機構ハウジング21が
、原子炉容器の蓋体15の上部に配置されている。
先に述べたように、原子炉の燃料交換中、燃料交換カナ
ル13である上側キャビィティ部分は水で満たされる。
ル13である上側キャビィティ部分は水で満たされる。
この水が、コンクリート壁11によって画定される下側
キャビィティ部分内に流入して該下側キャビィティ部分
に収容されている原子炉のための計器類を損傷するのを
阻止するために、燃料交換作業中、偏平な環状の封止リ
ング22が用いられて、フランジ19とコンクリート壁
11との間の環状の間隙もしくはギャップ24を封止す
るように配置されている。更に、上述のように、上側キ
ャビィティ部分又は燃料交換カナル13に注水する前に
、蓋体15のボルト20を取り外して、原子炉容器本体
のフランジ19に形成されているねし付きの盲ボルト穴
25(第2図)を、蓋体15のフランジ18に形成され
ている孔26(第2図)を介して挿入されるプラグによ
り封止する6典型的な原子炉容器においては、フランジ
18の厚さ、従って孔26の長さは約68〜78 c
nの範囲内にあり得る。更に第2図に示しであるように
、孔26は、穴25よりも若干大きい直径を有している
。一方、穴25は原子炉容器本体のフランジ19の表面
29に隣接して若干外向きにテーパが付いている部分2
8を備えたねじ切りされていない上側端ぐり部分Z7を
備えている。
キャビィティ部分内に流入して該下側キャビィティ部分
に収容されている原子炉のための計器類を損傷するのを
阻止するために、燃料交換作業中、偏平な環状の封止リ
ング22が用いられて、フランジ19とコンクリート壁
11との間の環状の間隙もしくはギャップ24を封止す
るように配置されている。更に、上述のように、上側キ
ャビィティ部分又は燃料交換カナル13に注水する前に
、蓋体15のボルト20を取り外して、原子炉容器本体
のフランジ19に形成されているねし付きの盲ボルト穴
25(第2図)を、蓋体15のフランジ18に形成され
ている孔26(第2図)を介して挿入されるプラグによ
り封止する6典型的な原子炉容器においては、フランジ
18の厚さ、従って孔26の長さは約68〜78 c
nの範囲内にあり得る。更に第2図に示しであるように
、孔26は、穴25よりも若干大きい直径を有している
。一方、穴25は原子炉容器本体のフランジ19の表面
29に隣接して若干外向きにテーパが付いている部分2
8を備えたねじ切りされていない上側端ぐり部分Z7を
備えている。
また、第2図に示しであるように、盲穴25を封止する
のに用いられる本発明によるプラグは、概略的に述べて
、内部で互いに固定される第1及び第2の離間した金属
製の円形板部材32及び30と、穴Z5の部分Z7の側
壁と封止係合し板部材30及び32間で締め付けられる
膨張可能なエラストマ材料から形成されているほぼ円筒
状の部材34とを備えている膨張可能なプラグである。
のに用いられる本発明によるプラグは、概略的に述べて
、内部で互いに固定される第1及び第2の離間した金属
製の円形板部材32及び30と、穴Z5の部分Z7の側
壁と封止係合し板部材30及び32間で締め付けられる
膨張可能なエラストマ材料から形成されているほぼ円筒
状の部材34とを備えている膨張可能なプラグである。
板部材32及び膨張可能な円筒状の部材34は、穴25
の部分27内に嵌着することができるような直径、を有
しており、他方、板部材30は、好ましくは、穴25を
覆うように板部材32の直径よりも十分に大きな直径で
あって、しかも蓋体のフランジ18の孔Z6に嵌装でき
るように十分に小さい直径を有している。
の部分27内に嵌着することができるような直径、を有
しており、他方、板部材30は、好ましくは、穴25を
覆うように板部材32の直径よりも十分に大きな直径で
あって、しかも蓋体のフランジ18の孔Z6に嵌装でき
るように十分に小さい直径を有している。
次に第3図を参照すると、本発明による膨張可能なプラ
グの好ましい実施例が示されている。第3図に示しであ
るように、第1の板部材32は、本質的に、中心開口3
5を有する偏平な板である。他方、第2の板部材30に
は、棒状の延長部もしくは突出部36が設けられており
、この延長部36は、板部材30の部分38の内側表面
37から軸方向に延びており、円筒状の部材34の高さ
に実質的に対応する長さを有している。棒状の延長部3
6の端面40aは、板部材32の内側表面に当接してお
り、そして板部材30及び32は、板部材32に形成さ
れている開口35を貫通して板部材30を完全に貫通す
る軸方向の孔の螺刻部分44に係合するボルト(固定手
段)42により互いに固定されている。適切な封止を確
保するために、板部材32の外側表面に設けられている
環状の溝46内には圧縮可能な0−リング状シール45
が配置されている。該環状の溝46は、ボルト42が締
付けられる時に該ボルトの頭部によりシール45が圧縮
されるような位置に設けられている。
グの好ましい実施例が示されている。第3図に示しであ
るように、第1の板部材32は、本質的に、中心開口3
5を有する偏平な板である。他方、第2の板部材30に
は、棒状の延長部もしくは突出部36が設けられており
、この延長部36は、板部材30の部分38の内側表面
37から軸方向に延びており、円筒状の部材34の高さ
に実質的に対応する長さを有している。棒状の延長部3
6の端面40aは、板部材32の内側表面に当接してお
り、そして板部材30及び32は、板部材32に形成さ
れている開口35を貫通して板部材30を完全に貫通す
る軸方向の孔の螺刻部分44に係合するボルト(固定手
段)42により互いに固定されている。適切な封止を確
保するために、板部材32の外側表面に設けられている
環状の溝46内には圧縮可能な0−リング状シール45
が配置されている。該環状の溝46は、ボルト42が締
付けられる時に該ボルトの頭部によりシール45が圧縮
されるような位置に設けられている。
エラストマ材料からなる円筒状の部材34は、図示のよ
うに、2つの板部材30と32との間に対称的に配置さ
れていて、環状の膨張可能な圧力室48を画定するよう
0三上記板部材30と32との間に封止状態に締め付け
もしくはクランプされている。円筒状部材34を板部材
30と32との間に封止態様で締め付けるために、円筒
状部材34の壁部分50には、内方に向いた頂部部分5
2と底部部分54とが設けられており、これ等の部分5
2及び54にはそれぞれ円形の中心開口が設けられてい
る。また、部分52及び54はそれぞれ、板部材30の
板状の部分38の内側表面37及び板部材32の内側表
面に沿って延在している。頂部部分52の内端は、延長
部36の環状のカラー57に形成されている周辺溝56
内に保持されている。他方、底部部分54の内端は、そ
の端面40に隣接して延長部36の周辺に形成されてい
る溝58内に保持されており、板部材30及び32がボ
ルト4Zによって互いに締め付けられる時に、板部材3
2の内側表面と板部材30との間に確実にクランプされ
る。
うに、2つの板部材30と32との間に対称的に配置さ
れていて、環状の膨張可能な圧力室48を画定するよう
0三上記板部材30と32との間に封止状態に締め付け
もしくはクランプされている。円筒状部材34を板部材
30と32との間に封止態様で締め付けるために、円筒
状部材34の壁部分50には、内方に向いた頂部部分5
2と底部部分54とが設けられており、これ等の部分5
2及び54にはそれぞれ円形の中心開口が設けられてい
る。また、部分52及び54はそれぞれ、板部材30の
板状の部分38の内側表面37及び板部材32の内側表
面に沿って延在している。頂部部分52の内端は、延長
部36の環状のカラー57に形成されている周辺溝56
内に保持されている。他方、底部部分54の内端は、そ
の端面40に隣接して延長部36の周辺に形成されてい
る溝58内に保持されており、板部材30及び32がボ
ルト4Zによって互いに締め付けられる時に、板部材3
2の内側表面と板部材30との間に確実にクランプされ
る。
図示のように、円筒状部材34の外周面には、板部材3
0の内側表面3フに隣接して、外向きにテーパの付いた
短い部分59を設けるのが有利である。このテーパの付
いた部分59は、燃料交換カナル13が水で満たされた
時に、板部材30の外側表面39に対する水の重量で、
部分59が穴25のテーパ部分28(第2図)に押圧さ
れる傾向となって、付加的な封止作用を与える。
0の内側表面3フに隣接して、外向きにテーパの付いた
短い部分59を設けるのが有利である。このテーパの付
いた部分59は、燃料交換カナル13が水で満たされた
時に、板部材30の外側表面39に対する水の重量で、
部分59が穴25のテーパ部分28(第2図)に押圧さ
れる傾向となって、付加的な封止作用を与える。
環状の圧力室48に対し圧力の伝達を可能にするために
、棒状の延長部36には、圧力室48及び板部材3Zの
軸方向の孔に開口する少なくとも1つの横方向に延在す
る孔60が設けられている。更に、該軸方向の孔を封止
可能にしそれにより圧力室48内に所望の圧力を維持す
るために、横方向の孔60の位置と板部材30の外側表
面39との間で、板部材30 ・の軸方向の孔に常閉
弁手段ないしは装置が設けられている。この弁装置は、
概略的に延べて、図示のように弁プランジャ62を有し
ており、該プランジャ62は、板部材30の軸方向の孔
内で軸方向に運動可能なように該軸方向の孔内に配置さ
れていて、該軸方向の孔の側壁の形状と協働して弁機能
を実現するような形状を有している。更に詳しくは、プ
ランジャ62を収容している軸方向の孔の部分は、横方
向の孔60に隣接する一定の直径の第1の部分64と、
板部材3゛Oの外側表面39に向かう方向でみて該第1
の部分64に続く内向きのテーパが付いた部分66と、
減少した一定の直径を有する部分68とを有している。
、棒状の延長部36には、圧力室48及び板部材3Zの
軸方向の孔に開口する少なくとも1つの横方向に延在す
る孔60が設けられている。更に、該軸方向の孔を封止
可能にしそれにより圧力室48内に所望の圧力を維持す
るために、横方向の孔60の位置と板部材30の外側表
面39との間で、板部材30 ・の軸方向の孔に常閉
弁手段ないしは装置が設けられている。この弁装置は、
概略的に延べて、図示のように弁プランジャ62を有し
ており、該プランジャ62は、板部材30の軸方向の孔
内で軸方向に運動可能なように該軸方向の孔内に配置さ
れていて、該軸方向の孔の側壁の形状と協働して弁機能
を実現するような形状を有している。更に詳しくは、プ
ランジャ62を収容している軸方向の孔の部分は、横方
向の孔60に隣接する一定の直径の第1の部分64と、
板部材3゛Oの外側表面39に向かう方向でみて該第1
の部分64に続く内向きのテーパが付いた部分66と、
減少した一定の直径を有する部分68とを有している。
一方、プランジャ62は、第1の部分64内に配置され
る一定の直径の周面を有する第1の部分70と、テーパ
の付いた部分66内に配置されて鎖孔のテーパが付いた
側壁に面する傾きをもったくもしくはテーパの付いた)
表面72を有する部分と、軸方向の孔の部分68内に配
置されて減少した一定の直径を有するアクチュエータ(
作動)部分74とを有している。プランジャ62と軸方
向の孔のテーパの付いた部分66の側壁との間に、実際
の封止機能を与えるために、0−リング状シール76が
、プランジャ62の傾斜した表面72に設けられている
溝内に配置される。既に延べたように、弁装置は通常、
閉位置に維持されるべきものであるので、プランジャ6
2の内側端部表面と、ボルト42の対向する内側端部表
面との間に圧縮ばね78が設けられていて、プランジャ
62を板部材30の外側表面39に向けて弾力的に押圧
し、0−リング状シール76を部分66の傾斜側壁に対
し圧接する。好ましくは、図示のように、圧縮ばね78
の端部はプランジャ62及びボルト42の対向する端部
表面に形成された各盲穴に座着して、それにより圧縮ば
ね78及びプランジャ62の軸方向位置を維持するのが
好ましい。
る一定の直径の周面を有する第1の部分70と、テーパ
の付いた部分66内に配置されて鎖孔のテーパが付いた
側壁に面する傾きをもったくもしくはテーパの付いた)
表面72を有する部分と、軸方向の孔の部分68内に配
置されて減少した一定の直径を有するアクチュエータ(
作動)部分74とを有している。プランジャ62と軸方
向の孔のテーパの付いた部分66の側壁との間に、実際
の封止機能を与えるために、0−リング状シール76が
、プランジャ62の傾斜した表面72に設けられている
溝内に配置される。既に延べたように、弁装置は通常、
閉位置に維持されるべきものであるので、プランジャ6
2の内側端部表面と、ボルト42の対向する内側端部表
面との間に圧縮ばね78が設けられていて、プランジャ
62を板部材30の外側表面39に向けて弾力的に押圧
し、0−リング状シール76を部分66の傾斜側壁に対
し圧接する。好ましくは、図示のように、圧縮ばね78
の端部はプランジャ62及びボルト42の対向する端部
表面に形成された各盲穴に座着して、それにより圧縮ば
ね78及びプランジャ62の軸方向位置を維持するのが
好ましい。
更に第3図に示しであるように、プランジャ6zのアク
チュエータ部分74の端部は、板部材30の外側表面3
9の下側で、板部材30を貫通する軸方向の孔の拡大部
分80内で終端している。なお拡大部分80は、プラグ
を挿入したり取り外すのに使用される工具を挿入するた
めに設けられるものである。
チュエータ部分74の端部は、板部材30の外側表面3
9の下側で、板部材30を貫通する軸方向の孔の拡大部
分80内で終端している。なお拡大部分80は、プラグ
を挿入したり取り外すのに使用される工具を挿入するた
めに設けられるものである。
プランジャ62のアクチュエータ部分74を外側表面3
9の下側で終端することにより、原子炉容器に溢水し原
子炉容器の蓋体を取り外した後に、プランジャ62が不
本意に押し下げられて弁装置が開くことは阻止される。
9の下側で終端することにより、原子炉容器に溢水し原
子炉容器の蓋体を取り外した後に、プランジャ62が不
本意に押し下げられて弁装置が開くことは阻止される。
プラグを盲穴25に挿入したり該盲穴から収り外すため
の挿入工具の端部にプラグを着脱自在に取り付けるため
に、部材30の軸方向の孔の拡大部分く結合手段)80
は、差し込み型の捩り鎖錠結合構造の雄部材を構成する
ような形状を与えられる。この目的で、第3図及び第4
図に示すように、板部材30の軸方向の孔の拡大部分8
0には、外側表面39に隣接して、挿入工具の直径に対
応する直径を有する第1の円形部分82と、それに続き
、外側表面39の下側で該外側表面39に対して平行に
半径方向に延びる相当大きな直径の部分84とが設けら
れる。
の挿入工具の端部にプラグを着脱自在に取り付けるため
に、部材30の軸方向の孔の拡大部分く結合手段)80
は、差し込み型の捩り鎖錠結合構造の雄部材を構成する
ような形状を与えられる。この目的で、第3図及び第4
図に示すように、板部材30の軸方向の孔の拡大部分8
0には、外側表面39に隣接して、挿入工具の直径に対
応する直径を有する第1の円形部分82と、それに続き
、外側表面39の下側で該外側表面39に対して平行に
半径方向に延びる相当大きな直径の部分84とが設けら
れる。
更に、板部材30の外側表面39には細長いスロット8
6が形成されていて円形部分82を横断すると共に大き
な直径の部分84に達するまで部材30内に下向きに延
びている0図示のように、スロット86の対向側部88
.90は、部分84の周面を画定する円と軸方向の孔の
部分82の周面を画定する円との平行な弦部分により画
定されている。この構成によれば、スロット86に対応
する形状の横方向に延びるフランジを有する挿入工具の
端部を開口80内に挿入し、該工具を回転して、上述の
ように形成された横方向のフランジを、部分84の覆わ
れた部分内に配置することにより、プラグは挿入工具に
着脱可能に結合されることになる。挿入工具の可能な回
転を180°以下に制限し、挿入工具のフランジがスロ
ット86と再び整列するようにするために、挿入工具の
フランジに対し、一対の直径方向に対置したビンもしく
はストッパ92が部分84に設けられている。
6が形成されていて円形部分82を横断すると共に大き
な直径の部分84に達するまで部材30内に下向きに延
びている0図示のように、スロット86の対向側部88
.90は、部分84の周面を画定する円と軸方向の孔の
部分82の周面を画定する円との平行な弦部分により画
定されている。この構成によれば、スロット86に対応
する形状の横方向に延びるフランジを有する挿入工具の
端部を開口80内に挿入し、該工具を回転して、上述の
ように形成された横方向のフランジを、部分84の覆わ
れた部分内に配置することにより、プラグは挿入工具に
着脱可能に結合されることになる。挿入工具の可能な回
転を180°以下に制限し、挿入工具のフランジがスロ
ット86と再び整列するようにするために、挿入工具の
フランジに対し、一対の直径方向に対置したビンもしく
はストッパ92が部分84に設けられている。
1示のように、これ等のビン92は外側表面39から部
分84の底部にまで延びていて、それぞれの縁部88及
び90に隣接して配置されており、それによりこれ等の
ビンは同時にスロット86を挿入工具の端部にある横方
向のフランジと整列させる働きをなし、それにより、挿
入工具を適切に配置してプラグを膨張し穴25を封止し
た後に該挿入工具を取り外すことができるようになって
いる。第3図及び第4図に示すようにビン92を配設し
た結果としてプラグを工具の端部に結合するためには工
具を右方向に回転することが必要であり、他方工具を解
放もしくは取り外すためには左方向に回転する必要があ
る。
分84の底部にまで延びていて、それぞれの縁部88及
び90に隣接して配置されており、それによりこれ等の
ビンは同時にスロット86を挿入工具の端部にある横方
向のフランジと整列させる働きをなし、それにより、挿
入工具を適切に配置してプラグを膨張し穴25を封止し
た後に該挿入工具を取り外すことができるようになって
いる。第3図及び第4図に示すようにビン92を配設し
た結果としてプラグを工具の端部に結合するためには工
具を右方向に回転することが必要であり、他方工具を解
放もしくは取り外すためには左方向に回転する必要があ
る。
本発明によるプラグの金属部分は、必要に応じ、清浄を
容易にするために、ステンレス鋼から形成するのが好ま
しい、エラストマ材料からなる円筒状の部分34並びに
シール45及び76は、公知のエチレン・プロピレンデ
ィエン類モノマー(ethylene−propyle
ne diene monott+er: EPDM)
から形成するのが有利である。
容易にするために、ステンレス鋼から形成するのが好ま
しい、エラストマ材料からなる円筒状の部分34並びに
シール45及び76は、公知のエチレン・プロピレンデ
ィエン類モノマー(ethylene−propyle
ne diene monott+er: EPDM)
から形成するのが有利である。
次に第5図を参照するとに1、本発明によるプラグの挿
入及び取り外し用工具の好ましい実施例が示しである0
図示のように、挿入工具は、孔26を完全に貫通するの
に十分な長さの管状部材94を備えている。該管状部材
94の下端部には、スロット86(第4図参照)の形状
及び寸法の横方向に延びるフランジ95が設けられてい
て、本発明による膨張可能なプラグを、管状部材94の
端部に着脱可能に取り付けることができるようにならて
いる。管状部材94には、その長さ方向に沿い、半径方
向外向きに延びる複数のフィン96が設けられており、
これ等のフィンは、プラグの挿入及び取り出しを容易に
するように挿入工具を孔26内に心出しする目的で、管
状部材94の周面に対称的に配置されている。管状部材
94内には、丁字形の管状部材97が配置されており、
該管状部材94の全長に渡り延在している。管状部材9
7は、管状部材94内で軸方向に変位可能なように取り
付けられていて、アーム98を有している。該アーム9
8は、管状部材94の上端に接続された支持部99に、
制限された軸方向運動が可能なように取り付けられてい
る。該支持部99には、ばね100が設けられており、
これ等のばね100は、管状部材97のアーム98と係
合して、該アームを、フランジ95から離れる方向に弾
力的に押圧する。内側の丁字形の管状部材97の下端部
には、穿孔された端栓102が設けられており、この端
栓は丁字形の管状部材97が押下げられな時にプランジ
ャ62を押下げて、弁装置を解放し、部材97の内部を
介して空気をプラグの圧力室48内へと流入することを
可能にする。丁字形の管状部材97のアーム98にはハ
ンドル104が設けられており、工具の取り扱いを簡易
にすると共に、管状部材97を押下げるためにばね10
0の力を克服するのに必要とされる力が加えられる。
入及び取り外し用工具の好ましい実施例が示しである0
図示のように、挿入工具は、孔26を完全に貫通するの
に十分な長さの管状部材94を備えている。該管状部材
94の下端部には、スロット86(第4図参照)の形状
及び寸法の横方向に延びるフランジ95が設けられてい
て、本発明による膨張可能なプラグを、管状部材94の
端部に着脱可能に取り付けることができるようにならて
いる。管状部材94には、その長さ方向に沿い、半径方
向外向きに延びる複数のフィン96が設けられており、
これ等のフィンは、プラグの挿入及び取り出しを容易に
するように挿入工具を孔26内に心出しする目的で、管
状部材94の周面に対称的に配置されている。管状部材
94内には、丁字形の管状部材97が配置されており、
該管状部材94の全長に渡り延在している。管状部材9
7は、管状部材94内で軸方向に変位可能なように取り
付けられていて、アーム98を有している。該アーム9
8は、管状部材94の上端に接続された支持部99に、
制限された軸方向運動が可能なように取り付けられてい
る。該支持部99には、ばね100が設けられており、
これ等のばね100は、管状部材97のアーム98と係
合して、該アームを、フランジ95から離れる方向に弾
力的に押圧する。内側の丁字形の管状部材97の下端部
には、穿孔された端栓102が設けられており、この端
栓は丁字形の管状部材97が押下げられな時にプランジ
ャ62を押下げて、弁装置を解放し、部材97の内部を
介して空気をプラグの圧力室48内へと流入することを
可能にする。丁字形の管状部材97のアーム98にはハ
ンドル104が設けられており、工具の取り扱いを簡易
にすると共に、管状部材97を押下げるためにばね10
0の力を克服するのに必要とされる力が加えられる。
挿入工具の管状部材97を介してのプラグに対する空気
の流入及び流出を制御するために、管状部材94のアー
ム98の各々は、常閉弁105又は106の一端に接続
されている。弁105又は106の各々の他端には、そ
れぞれ丁字形のカップリング107又は108が設けら
れており、該カップリング107と108との間には更
に他の常閉弁109が接続されている。丁字形のカップ
リング107の他方の端に接続されているカップリング
110を介して加圧された空気が工具に供給され、他方
、空気は丁字形カップリング108の解放端111を経
て工具から流出することができる。最後に、工具の端部
に取り付けられたプラグ内の圧力を測定できるようにす
るために、圧力ゲージ112が設けられており、この圧
力ゲージは、丁字形の管状部材97と共に運動するよう
に該管状部材97に接続されている。
の流入及び流出を制御するために、管状部材94のアー
ム98の各々は、常閉弁105又は106の一端に接続
されている。弁105又は106の各々の他端には、そ
れぞれ丁字形のカップリング107又は108が設けら
れており、該カップリング107と108との間には更
に他の常閉弁109が接続されている。丁字形のカップ
リング107の他方の端に接続されているカップリング
110を介して加圧された空気が工具に供給され、他方
、空気は丁字形カップリング108の解放端111を経
て工具から流出することができる。最後に、工具の端部
に取り付けられたプラグ内の圧力を測定できるようにす
るために、圧力ゲージ112が設けられており、この圧
力ゲージは、丁字形の管状部材97と共に運動するよう
に該管状部材97に接続されている。
本発明の方法に従い、第5図に示した工具を用いて、穴
25内に第3図に示した本発明によるプラグを挿入する
ために、第3図に示したようなプラグを先ず工具の端部
に取り付ける。そのためには、フランジ95をスロット
86内に差し込んで、工具に対しプラグを回転させて、
プラグを取り外し可能に工具に接続すれば良い。然る後
に、プラグ及び工具は孔26内に挿入されて、工具によ
り下側フランジ19に形成されている盲穴25の端ぐり
部分27内にプラグが配置されて、円筒状部材34のテ
ーパ部分59がテーパ部分28上に載置するまで、フラ
ンジ18の孔26を介してプラグを下降する。然る後に
、工具のハンドル104に下向きの力を加えて、管状部
材97を部材94に対し下向きに動かしプランジャ62
と係合させて該プランジャ62を押下げ、膨張可能なプ
ラグの弁装置を解放する。この時点で、弁105を開く
ことにより、カップリング110を介して供給される加
圧下の空気は、弁105及び管状部材97を介してプラ
グ部材30の軸方向の孔に流入すると共に、横方向の孔
60を介して圧力室48内に流入し、円筒状部材34の
外周部が穴25の側壁と接触して該穴25を封止するま
で、圧力室48を膨張する。
25内に第3図に示した本発明によるプラグを挿入する
ために、第3図に示したようなプラグを先ず工具の端部
に取り付ける。そのためには、フランジ95をスロット
86内に差し込んで、工具に対しプラグを回転させて、
プラグを取り外し可能に工具に接続すれば良い。然る後
に、プラグ及び工具は孔26内に挿入されて、工具によ
り下側フランジ19に形成されている盲穴25の端ぐり
部分27内にプラグが配置されて、円筒状部材34のテ
ーパ部分59がテーパ部分28上に載置するまで、フラ
ンジ18の孔26を介してプラグを下降する。然る後に
、工具のハンドル104に下向きの力を加えて、管状部
材97を部材94に対し下向きに動かしプランジャ62
と係合させて該プランジャ62を押下げ、膨張可能なプ
ラグの弁装置を解放する。この時点で、弁105を開く
ことにより、カップリング110を介して供給される加
圧下の空気は、弁105及び管状部材97を介してプラ
グ部材30の軸方向の孔に流入すると共に、横方向の孔
60を介して圧力室48内に流入し、円筒状部材34の
外周部が穴25の側壁と接触して該穴25を封止するま
で、圧力室48を膨張する。
所望の封止度を表す所望の圧力がゲージ112に表示さ
れたならば、弁105を閉じて、工具に加えられている
下向きの圧力を取り払い、プランジャ62を上向きに動
かして軸方向の孔、従ってプラグの圧力室48を封止す
る。然る後に、ハンドル104により、工具を回転させ
て工具のフランジ95をスロット86と整列させ、そこ
で工具を蓋体のフランジ18の孔26から取り外し、他
方、プラグはその位置に留まらせる。
れたならば、弁105を閉じて、工具に加えられている
下向きの圧力を取り払い、プランジャ62を上向きに動
かして軸方向の孔、従ってプラグの圧力室48を封止す
る。然る後に、ハンドル104により、工具を回転させ
て工具のフランジ95をスロット86と整列させ、そこ
で工具を蓋体のフランジ18の孔26から取り外し、他
方、プラグはその位置に留まらせる。
原子炉の燃料交換及び原子炉容器の蓋体15の再取り付
は後に本発明によるプラグを取り外すためには、第5図
に示した工具を蓋体のフランジ18の孔26内に再挿入
して、管状部材94の下端がプラグの板部材30の外側
表面39に接触するまで下降させる。然る後に、ハンド
ル104により工具を回転させて、フランジ95をスロ
ット86と整列させ該スロット86内に入れて、そこで
工具を更に回転し工具をプラグに結合する。然る後に、
ハンドル104に下向きの力を加えて、プランジャ62
を下方向に移動し、プラグに設けられている弁装置を解
放すると共に、弁106を解放し、それにより、圧力室
48内の加圧されている空気を管状部材97及び弁10
6を介しT字形カップリング108の出口開口111か
ら逃がす、このように、圧力室48内の圧力を放出して
、その結果として円筒状部材34の外周部を撓まし穴2
5の側壁との封止接触から引き離した後に、工具の下端
に取り付けられているプラグと共に工具を孔26から取
出す0円筒状部材34の周面と孔の側壁との間に粘着が
生じ、然もこの粘着がプラグを孔から容易に取り外すこ
とができない程大きい場合には、弁109を開いて、圧
力下の空気を直接間いた弁108に通し出口開口111
から流出させる。
は後に本発明によるプラグを取り外すためには、第5図
に示した工具を蓋体のフランジ18の孔26内に再挿入
して、管状部材94の下端がプラグの板部材30の外側
表面39に接触するまで下降させる。然る後に、ハンド
ル104により工具を回転させて、フランジ95をスロ
ット86と整列させ該スロット86内に入れて、そこで
工具を更に回転し工具をプラグに結合する。然る後に、
ハンドル104に下向きの力を加えて、プランジャ62
を下方向に移動し、プラグに設けられている弁装置を解
放すると共に、弁106を解放し、それにより、圧力室
48内の加圧されている空気を管状部材97及び弁10
6を介しT字形カップリング108の出口開口111か
ら逃がす、このように、圧力室48内の圧力を放出して
、その結果として円筒状部材34の外周部を撓まし穴2
5の側壁との封止接触から引き離した後に、工具の下端
に取り付けられているプラグと共に工具を孔26から取
出す0円筒状部材34の周面と孔の側壁との間に粘着が
生じ、然もこの粘着がプラグを孔から容易に取り外すこ
とができない程大きい場合には、弁109を開いて、圧
力下の空気を直接間いた弁108に通し出口開口111
から流出させる。
このようにすれば、圧力室48内には部分的減圧が生じ
、円筒状部材34はプラグの内部に向かって積極的に収
縮せしめられ、かくして孔からのプラグの容易な取出し
が保証される。
、円筒状部材34はプラグの内部に向かって積極的に収
縮せしめられ、かくして孔からのプラグの容易な取出し
が保証される。
以上要約すると、本発明によれば、原子炉容器のボルト
穴の栓塞用端ぐり表面が不規則な場合でも、確実な耐漏
性の封止を実現することを可能にする原子炉容器のボル
ト穴封止用の膨張可能なプラグが提供され、このプラグ
は原子炉容器の燃料交換中要求される種々な作業を妨害
するような潜在的原因とならない小さい形状を有してい
る。更に、本発明のプラグの挿入及び取り外しによれば
、それぞれの作業に要求される時間が相当に節減され、
その結果作業に要する費用が減少するばかりではなく、
更に加えて、作業員に対する放射線照射が減少される0
例えば、ここに開示した挿入工具を用いて本発明による
プラグを58個設置したり或いは取り外すのに要する時
間は、全プラグに対して約20分であり、この時間は、
慣用のねじ込みプラグでのこの種の作業に要求される時
間よりも相当に短い。
穴の栓塞用端ぐり表面が不規則な場合でも、確実な耐漏
性の封止を実現することを可能にする原子炉容器のボル
ト穴封止用の膨張可能なプラグが提供され、このプラグ
は原子炉容器の燃料交換中要求される種々な作業を妨害
するような潜在的原因とならない小さい形状を有してい
る。更に、本発明のプラグの挿入及び取り外しによれば
、それぞれの作業に要求される時間が相当に節減され、
その結果作業に要する費用が減少するばかりではなく、
更に加えて、作業員に対する放射線照射が減少される0
例えば、ここに開示した挿入工具を用いて本発明による
プラグを58個設置したり或いは取り外すのに要する時
間は、全プラグに対して約20分であり、この時間は、
慣用のねじ込みプラグでのこの種の作業に要求される時
間よりも相当に短い。
以上本発明の好適な実施例について説明したが、本発明
の範囲ならびに本発明の均等物の範囲内で、種々な変形
、変更及び適応化が可能であることを付記する。
の範囲ならびに本発明の均等物の範囲内で、種々な変形
、変更及び適応化が可能であることを付記する。
第1図は、原子炉キャビィティ内に配置された原子炉容
器を一部断面で示す側面図、第2図は、原子炉容器の蓋
体を取り外す前に、原子炉容器のフランジの盲穴もしく
はボルト穴内に設置された本発明によるプラグを一部断
面で示す側面図、第3図は、本発明による膨張可能なプ
ラグの好ましい実施例の縦断面図、第4図は、第3図の
線4−4における本発明による膨張可能なプラグの部分
平面図、第5図は、膨張可能プラグを原子炉容器のフラ
ンジの盲穴内に挿入するための本発明による工具を一部
断面で示す側面図である。 10・・・原子炉容器 14・・・原子炉容器本体
15・・・蓋体 18・・・蓋体のフランジ
19・・・原子炉容器本体のフランジ 20・・・ボルト 25・・・フランジ19
の盲穴26・・・フランジ18の孔 32・・・第1の
円形板部材30・・・第2の円形板部材34・・・円筒
状の部材36・・・第2の円形板部材にある棒状の延長
部39・・・第2の円形板部材の外側表面42・・・ボ
ルト(固定手段)48・・・圧力室60・・・延長部に
ある横方向の孔 62・・・弁プランジャ(常閉弁装置)80・・・延長
部にある軸方向の孔の拡大部分く結合手段)
器を一部断面で示す側面図、第2図は、原子炉容器の蓋
体を取り外す前に、原子炉容器のフランジの盲穴もしく
はボルト穴内に設置された本発明によるプラグを一部断
面で示す側面図、第3図は、本発明による膨張可能なプ
ラグの好ましい実施例の縦断面図、第4図は、第3図の
線4−4における本発明による膨張可能なプラグの部分
平面図、第5図は、膨張可能プラグを原子炉容器のフラ
ンジの盲穴内に挿入するための本発明による工具を一部
断面で示す側面図である。 10・・・原子炉容器 14・・・原子炉容器本体
15・・・蓋体 18・・・蓋体のフランジ
19・・・原子炉容器本体のフランジ 20・・・ボルト 25・・・フランジ19
の盲穴26・・・フランジ18の孔 32・・・第1の
円形板部材30・・・第2の円形板部材34・・・円筒
状の部材36・・・第2の円形板部材にある棒状の延長
部39・・・第2の円形板部材の外側表面42・・・ボ
ルト(固定手段)48・・・圧力室60・・・延長部に
ある横方向の孔 62・・・弁プランジャ(常閉弁装置)80・・・延長
部にある軸方向の孔の拡大部分く結合手段)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 原子炉の原子炉容器本体のフランジに配設されて、原子
炉容器の蓋体を、前記フランジと組み合う該蓋体のフラ
ンジに形成された孔を貫通するボルトにより、前記原子
炉容器本体に固定するのに用いられる対応の盲穴を封止
するための円形の膨張可能なプラグにおいて、該プラグ
は、 実質的に平行な第1及び第2の隔置された金属製の円形
板部材であって、該第1の円形板部材は、栓塞すべき盲
穴の直径よりも僅かに小さい直径を有し、該第2の円形
板部材は、前記第1の円形板部材の直径と少なくとも同
じ大きさの直径を有すると共に前記第1の円形板部材に
面する前記第2の円形板部材の面から前記第1の円形板
部材に向かい軸方向に延びる棒状の延長部を有する、前
記第1及び第2の円形板部材と、 該第1及び第2の円形板部材間に実質的に対称的に配置
されると共に、エラストマ材料から形成されていて、通
常は、前記第1の円形板部材の直径と実質的に同じ直径
を有している円筒状の部材と、 前記円筒状の部材内に半径方向に膨張可能な環状の圧力
室を画定するように、前記第1及び第2の円形板部材並
びに前記円筒状の部材を互いに封止状態で固定する固定
手段と、 前記第2の円形板部材の外側表面から少なくとも部分的
に前記棒状の延長部を通って延びる軸方向の孔と、 前記棒状の延長部に設けられると共に、前記軸方向の孔
及び前記環状の圧力室に開口する少なくとも1つの横方
向の孔と、 前記第2の円形板部材と前記少なくとも1つの横方向の
孔との間で前記軸方向の孔内に配置された常閉弁装置で
あって、該常閉弁装置は、閉位置では前記軸方向の孔を
封止し、開位置においては前記少なくとも1つの横方向
の孔及び前記軸方向の孔を介して空気が前記圧力室に流
入又は該圧力室から流出することを許容し、前記常閉弁
装置は軸方向の力に応答して前記少なくとも1つの横方
向の孔に向かう方向に開かれる、前記常閉弁装置と、 前記第2の円形板部材の前記外側表面に隣接して配置さ
れて、前記第2の円形板部材、従って前記プラグを、該
プラグで封止すべき盲穴に挿入し前記常閉弁装置を開い
て加圧された空気を前記圧力室に供給し該圧力室を膨張
及び拡張するのに用いられる工具に、解放可能に結合す
るための結合手段と、 を備える膨張可能な円形プラグ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US689544 | 1985-01-07 | ||
US06/689,544 US4671518A (en) | 1985-01-07 | 1985-01-07 | Inflatable reactor vessel stud hole plug |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61165070A true JPS61165070A (ja) | 1986-07-25 |
Family
ID=24768930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61000367A Pending JPS61165070A (ja) | 1985-01-07 | 1986-01-07 | 原子炉容器ボトル穴の膨張可能なプラグ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4671518A (ja) |
EP (1) | EP0187707A3 (ja) |
JP (1) | JPS61165070A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017181102A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 三菱重工業株式会社 | 放射性物質収納容器の蓋ボルト穴プラグ及び放射性物質収納方法 |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4820474A (en) * | 1987-12-02 | 1989-04-11 | Thaxton, Inc. | Pressure seal stud hole plug unit |
US4911586A (en) * | 1989-01-18 | 1990-03-27 | Mark R. Kelley | Plug for pier hole |
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FR2644925B1 (fr) * | 1989-03-22 | 1994-04-01 | Framatome | Bouchon etanche pour trou taraude et outillage et procede de pose de ce bouchon |
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FR2690001B1 (fr) * | 1992-04-08 | 1994-11-25 | Framatome Sa | Bouchon étanche pour trou taraudé. |
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US6654436B2 (en) * | 2001-10-08 | 2003-11-25 | Westinghouse Electric Company Llc | Stud enclosure and method of use |
FR2856188B1 (fr) * | 2003-06-16 | 2005-12-23 | Framatome Anp | Ensemble d'obturation temporaire d'une tuyauterie et procede d'installation et de retrait de cet ensemble d'obturation. |
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KR100971545B1 (ko) * | 2008-05-08 | 2010-07-21 | 주식회사 무진기연 | 원자로 스터드 체결 및 분해용 드라이버 툴 |
KR100971544B1 (ko) * | 2008-05-08 | 2010-07-21 | 주식회사 무진기연 | 원자로 압력용기 밀폐용 스터드 체결부 보호기능을 갖춘드라이버 |
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CN102117665B (zh) * | 2009-12-31 | 2013-01-02 | 中国核动力研究设计院 | 反应堆压力容器主螺栓孔密封塞的操作工具 |
FR3101826B1 (fr) * | 2019-10-09 | 2023-01-06 | Illinois Tool Works | Piece pour systeme de fixation et systeme de fixation comportant cette piece |
CN111561194B (zh) * | 2020-04-09 | 2021-08-24 | 中核能源科技有限公司 | 反应堆单侧钢板超高性能混凝土单层安全壳及其施工方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1985
- 1985-01-07 US US06/689,544 patent/US4671518A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-01-07 JP JP61000367A patent/JPS61165070A/ja active Pending
- 1986-01-07 EP EP19860300071 patent/EP0187707A3/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017181102A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 三菱重工業株式会社 | 放射性物質収納容器の蓋ボルト穴プラグ及び放射性物質収納方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0187707A3 (en) | 1988-08-24 |
EP0187707A2 (en) | 1986-07-16 |
US4671518A (en) | 1987-06-09 |
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