JPS61163639A - プラズマ処理方法及び装置 - Google Patents
プラズマ処理方法及び装置Info
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- JPS61163639A JPS61163639A JP334485A JP334485A JPS61163639A JP S61163639 A JPS61163639 A JP S61163639A JP 334485 A JP334485 A JP 334485A JP 334485 A JP334485 A JP 334485A JP S61163639 A JPS61163639 A JP S61163639A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/30—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
- H01L21/302—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、プラズマ処理方法及び装置に係り、特に真空
下のガスを電界と磁界との作用によりプラズマ化し該プ
ラズマにより試料を処理するのに好適なプラズマ処理方
法及び装置に関するものである。
下のガスを電界と磁界との作用によりプラズマ化し該プ
ラズマにより試料を処理するのに好適なプラズマ処理方
法及び装置に関するものである。
半導体集積回路の集積度の向上に伴ない、従来にも増し
て加工精度、生産性、信顆性において優れたプラズマ処
理技術が必要になってきている。
て加工精度、生産性、信顆性において優れたプラズマ処
理技術が必要になってきている。
特に試料である半導体基板(以下、ウェハと略)の外径
が大径化するにつれてウェハの処理方式がバッチ式から
枚葉式へと移行しつつあるため、生産性の向上が更に大
きな課題となっている。
が大径化するにつれてウェハの処理方式がバッチ式から
枚葉式へと移行しつつあるため、生産性の向上が更に大
きな課題となっている。
このような課題を解決するためには、試料の処理に寄与
するプラズマの密度を上げることが必要である。最近、
低いパワーで高密度プラズマを発生させて高い加工速度
で低損傷の処理を行うプラズマ処理技術として、例えば
、特開昭56−161644号公報や特開昭59−98
678号公報に記載のような、マグネトロンスパブタの
原理を直 応用した!交電磁界利用のプラズマ処理技術が提案され
ている。
するプラズマの密度を上げることが必要である。最近、
低いパワーで高密度プラズマを発生させて高い加工速度
で低損傷の処理を行うプラズマ処理技術として、例えば
、特開昭56−161644号公報や特開昭59−98
678号公報に記載のような、マグネトロンスパブタの
原理を直 応用した!交電磁界利用のプラズマ処理技術が提案され
ている。
直交電磁に下においては、プラズマ中の電子が電界ベク
トルと磁界ベクトルとの積の方向にサイクロイド軌跡を
描きながら運動するため、プラズマ密度が高くなる。
トルと磁界ベクトルとの積の方向にサイクロイド軌跡を
描きながら運動するため、プラズマ密度が高くなる。
しかしながら、このような直交電磁界利用のプラズマ処
理技術では、プラズマを有効に閉じ込める必要上、磁界
発生手段が複雑化するといった問題がある。
理技術では、プラズマを有効に閉じ込める必要上、磁界
発生手段が複雑化するといった問題がある。
本発明の目的は、自己バイアス電圧をOにしてプラズマ
を有効に閉じこめることで、磁界発生手段を簡単化でき
るプラズマ処理方法及び装置を提供することにある。
を有効に閉じこめることで、磁界発生手段を簡単化でき
るプラズマ処理方法及び装置を提供することにある。
本発明は、処理室と、該処理室に連結された真空排気手
段と、処理室に連結されたガス供給手段と、処理室に試
料を搬入出する試料搬送手段と。
段と、処理室に連結されたガス供給手段と、処理室に試
料を搬入出する試料搬送手段と。
処理室で電界を生じさせる交流電圧源回路と、処理室で
磁界を生じさせる磁界発生手段と、電界な生じさせる交
流電圧源回路からの電圧の時間平均値を0とする回路と
で構成したプラズマ処理装置を用い、真空下のガスを磁
界との作用によりプラズマ化する電界な生ぜしめる電圧
の時間平均値を0とすることで、自己バイアス電圧な0
にしてプラズマを有効に閉じ込めるようにしたものであ
る。
磁界を生じさせる磁界発生手段と、電界な生じさせる交
流電圧源回路からの電圧の時間平均値を0とする回路と
で構成したプラズマ処理装置を用い、真空下のガスを磁
界との作用によりプラズマ化する電界な生ぜしめる電圧
の時間平均値を0とすることで、自己バイアス電圧な0
にしてプラズマを有効に閉じ込めるようにしたものであ
る。
従来の直交電磁界利用のプラズマ技術で磁界発生手段が
複雑になっていた原因は、その起源がマグネトロンスパ
ッタにあるためである。即ち、マグネトロンスパッタに
おいては、電極間に直流電圧あるいは自己バイアス電圧
が重畳した交流電圧を印加するために、磁界の方向を単
一方向にするとプラズマが一方向に流れてプラズマの閉
じ込めが不完全となる。従って、プラズマを有効に閉じ
込めるためには、プラズマが一方向に流れないように磁
界の方向を制御する必要があり、このため、磁界発生手
段が複雑になる。
複雑になっていた原因は、その起源がマグネトロンスパ
ッタにあるためである。即ち、マグネトロンスパッタに
おいては、電極間に直流電圧あるいは自己バイアス電圧
が重畳した交流電圧を印加するために、磁界の方向を単
一方向にするとプラズマが一方向に流れてプラズマの閉
じ込めが不完全となる。従って、プラズマを有効に閉じ
込めるためには、プラズマが一方向に流れないように磁
界の方向を制御する必要があり、このため、磁界発生手
段が複雑になる。
ところが、自己バイアス電圧な0にすることにより単一
方向に磁界を印加してもプラズマを有効に閉じ込めるこ
とができる。即ち、電界な生ぜしめる電圧の時間平均値
が0で、その瞬時値が正の最大値から負の最小値まで変
化する時、プラズマ中の電子は、個々にサイクロイド運
動しながら、集合体としては、例えば、一対の平板電極
ではさまれる空間において往復運動することになる。従
って、この場合は、単一方向に磁界を印加してもプラズ
マを有効に閉じ込めることができるようになる。
方向に磁界を印加してもプラズマを有効に閉じ込めるこ
とができる。即ち、電界な生ぜしめる電圧の時間平均値
が0で、その瞬時値が正の最大値から負の最小値まで変
化する時、プラズマ中の電子は、個々にサイクロイド運
動しながら、集合体としては、例えば、一対の平板電極
ではさまれる空間において往復運動することになる。従
って、この場合は、単一方向に磁界を印加してもプラズ
マを有効に閉じ込めることができるようになる。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図により説明す
る。
る。
第1図で、プラズマ処理*lIは、例えば、対向電極1
0と試料電極11とが所定の放電空間臆を有して上下方
向に対向して平行に設けられた処理室13と、処理室1
3に連結された真空排気手段四と、処理室13に連結さ
れたガス供給手段Iと、試料(図示省略)を処理室13
に搬入出する試料搬送手段(図示省略)と、処理室13
で、この場合、対向電極10と試料電極11どの間で電
界を生しさせる交流電圧源回路荀と、処理室13で、こ
の場合、電界と直交する磁界を発生させる磁界発生手段
間と、電界を生じさせる交流電圧源回路荀からの電圧の
時間平均値を0とする回路(以下、自己バイアス電圧相
殺回路と略)60とで構成されている。
0と試料電極11とが所定の放電空間臆を有して上下方
向に対向して平行に設けられた処理室13と、処理室1
3に連結された真空排気手段四と、処理室13に連結さ
れたガス供給手段Iと、試料(図示省略)を処理室13
に搬入出する試料搬送手段(図示省略)と、処理室13
で、この場合、対向電極10と試料電極11どの間で電
界を生しさせる交流電圧源回路荀と、処理室13で、こ
の場合、電界と直交する磁界を発生させる磁界発生手段
間と、電界を生じさせる交流電圧源回路荀からの電圧の
時間平均値を0とする回路(以下、自己バイアス電圧相
殺回路と略)60とで構成されている。
第1図で、この場合、処理室13の底壁の一部を構成し
て試料型f!11が、試料設置面を上面として略水平に
設けられている。試料側11の試料設置面の大きさは、
この場合、試料であるウェハ(図示省略)を1枚設置可
能な大きさである。一方、処理室13の頂壁には、下端
部を処理室13内に突出させて電極軸14が電気的に絶
縁されて気密に設けられている。電極軸14の下端には
、対向電極10が試料型!#11の試料設置面に対応し
て略水千〇二設けられている、電極軸14はアースされ
ている。この場合、対向電極10には、放電空間しに開
口して複数のガス放出孔(図示省略)が形成されると共
に、ガス放出孔に連通してガス分散室(図示省略)が形
成されている。また、電極軸14には、ガス分散室と連
通してガス供給路(図示省略)が軸方向に形成されてい
る。また、処理室13の底壁には、排気孔15が形成さ
れている。
て試料型f!11が、試料設置面を上面として略水平に
設けられている。試料側11の試料設置面の大きさは、
この場合、試料であるウェハ(図示省略)を1枚設置可
能な大きさである。一方、処理室13の頂壁には、下端
部を処理室13内に突出させて電極軸14が電気的に絶
縁されて気密に設けられている。電極軸14の下端には
、対向電極10が試料型!#11の試料設置面に対応し
て略水千〇二設けられている、電極軸14はアースされ
ている。この場合、対向電極10には、放電空間しに開
口して複数のガス放出孔(図示省略)が形成されると共
に、ガス放出孔に連通してガス分散室(図示省略)が形
成されている。また、電極軸14には、ガス分散室と連
通してガス供給路(図示省略)が軸方向に形成されてい
る。また、処理室13の底壁には、排気孔15が形成さ
れている。
第1図で、真空開閉手段田は、この場合、真空排気II
IWI121と可変コンダクタンス弁nと排気管りとで
構成されている。排気管区の一端は処理室13の排気孔
15に連結され、その他端は真空排気!JtWlnに連
結されている。排気管区の途中には、可変コンダクタン
ス弁nが設けられている。
IWI121と可変コンダクタンス弁nと排気管りとで
構成されている。排気管区の一端は処理室13の排気孔
15に連結され、その他端は真空排気!JtWlnに連
結されている。排気管区の途中には、可変コンダクタン
ス弁nが設けられている。
第1図で、ガス供給手段美は、この場合、ガス源五とガ
ス流量制御装置(以下、MFCと略)32とガス供給管
おとで構成されている。ガス供給管(の一端は、電極軸
14にガス供給路と連通して連結され、その他端は、ガ
ス源31に連結されている。
ス流量制御装置(以下、MFCと略)32とガス供給管
おとで構成されている。ガス供給管(の一端は、電極軸
14にガス供給路と連通して連結され、その他端は、ガ
ス源31に連結されている。
ガス供給管(の途中には、MFC32が設けられている
。
。
第1図で、処理室13には、真空開閉手段、例えば、ゲ
ート弁司を介し真空予備室(資)が共役されている。試
料搬送手段は、例えば、メカニカルチャックを有する公
知のアーム搬送装置であり、処理室13と真空予備室(
資)との間でゲート弁70を介しウェハを搬送可能に設
けられている。
ート弁司を介し真空予備室(資)が共役されている。試
料搬送手段は、例えば、メカニカルチャックを有する公
知のアーム搬送装置であり、処理室13と真空予備室(
資)との間でゲート弁70を介しウェハを搬送可能に設
けられている。
第1図で、交流電圧源回路句は、二の場合、交流電源4
1と容量性の整合器42とで構成されている。
1と容量性の整合器42とで構成されている。
交流電源41は、整合器42を介し試料型!11に接続
されている。交流電源41は、アースされている。
されている。交流電源41は、アースされている。
第1図で、磁界発生手段鵠は、この場合、第2図に示す
ように、永久磁石51と非磁性体52とて゛構成されて
いる。永久磁石51は、この場合、単一方向に磁化され
ており、非磁性体52に接着されている。磁界発生手段
薗の形状は、この場合、矩形平板である。磁界発生手段
団は、永久磁石51を試料側11の試料設置面と反対面
に対応させ処理室口外に設けられている。
ように、永久磁石51と非磁性体52とて゛構成されて
いる。永久磁石51は、この場合、単一方向に磁化され
ており、非磁性体52に接着されている。磁界発生手段
薗の形状は、この場合、矩形平板である。磁界発生手段
団は、永久磁石51を試料側11の試料設置面と反対面
に対応させ処理室口外に設けられている。
第1図で、自己バイアス電圧相殺回路印は、二の場合、
直流電圧源61を有する回路であり、この回#f60は
、交流電圧源回路切に並列に接続されている。
直流電圧源61を有する回路であり、この回#f60は
、交流電圧源回路切に並列に接続されている。
第1図で、ゲート弁πが閉止され、真空排気装W121
を作動させることで、処理室13内は、所定圧力に減圧
排気される。一方、真空予備室(資)には外部よりウェ
ハが所定枚数搬入され、その後、真空予備室(資)は、
気密封止されると共に、処理室口内圧力と同程度の圧力
まで減圧排気される。その後、ゲート弁70が開放され
、真空予備室(資)内のウェハはゲート弁70を介して
試料搬送手段により一枚処理室13内に搬入され試料電
極11の試料設置面に被処理面上向き姿勢にて設Wされ
る。その後、試料搬送手段は処理室13から退出させら
れ、ゲート弁70は閉止される。その後、ガスがガス源
31からガス供給管あを経て電極軸14のガス供給路に
供給される。この供給されるガスの流量は、MFC32
で所定流量に調節されている。電極軸14のガス供給路
に供給されたガスは、ガス供給路を流通して対向1[1
樹10のガス分散室に入り、ここで、分散された後にガ
ス放出孔から放電空間鴛にウェハに向って放出される。
を作動させることで、処理室13内は、所定圧力に減圧
排気される。一方、真空予備室(資)には外部よりウェ
ハが所定枚数搬入され、その後、真空予備室(資)は、
気密封止されると共に、処理室口内圧力と同程度の圧力
まで減圧排気される。その後、ゲート弁70が開放され
、真空予備室(資)内のウェハはゲート弁70を介して
試料搬送手段により一枚処理室13内に搬入され試料電
極11の試料設置面に被処理面上向き姿勢にて設Wされ
る。その後、試料搬送手段は処理室13から退出させら
れ、ゲート弁70は閉止される。その後、ガスがガス源
31からガス供給管あを経て電極軸14のガス供給路に
供給される。この供給されるガスの流量は、MFC32
で所定流量に調節されている。電極軸14のガス供給路
に供給されたガスは、ガス供給路を流通して対向1[1
樹10のガス分散室に入り、ここで、分散された後にガ
ス放出孔から放電空間鴛にウェハに向って放出される。
これと共に、真空排気装置Pi21 、可変コンダクタ
ンス弁nの作動によりガスの一部は、処理室13外へ排
気され、これにより、処理室口内は、所定の処理圧力に
調節されて維持される。この状態で、交流側11より、
例えば、周波数13゜して試料電極11に印加され対向
側10と試料電極Uとの間には電界が生じる。また、こ
れと共に電界には、磁界発生手段団からの磁界が直交し
て付与され、直流電圧源61が投入される。これにより
、プラズマ中の電子は、個々にサイクロイド運動しなが
ら、集合体としては、放電空間セにおいて往復運動する
ことになり、プラズマは有効に閉じ込められる。試料電
極11に設置されたウェハの被処理面は、このプラズマ
により高い加工速度で低損傷で処理される。
ンス弁nの作動によりガスの一部は、処理室13外へ排
気され、これにより、処理室口内は、所定の処理圧力に
調節されて維持される。この状態で、交流側11より、
例えば、周波数13゜して試料電極11に印加され対向
側10と試料電極Uとの間には電界が生じる。また、こ
れと共に電界には、磁界発生手段団からの磁界が直交し
て付与され、直流電圧源61が投入される。これにより
、プラズマ中の電子は、個々にサイクロイド運動しなが
ら、集合体としては、放電空間セにおいて往復運動する
ことになり、プラズマは有効に閉じ込められる。試料電
極11に設置されたウェハの被処理面は、このプラズマ
により高い加工速度で低損傷で処理される。
本実施例では、次のような効果を得ることができる。
(1) 単一方向に磁界を印加してもプラズマを有効
に閉じ込めることができるため、磁界発生手段を簡単化
できる。
に閉じ込めることができるため、磁界発生手段を簡単化
できる。
(2)磁界発生手段の価格を安価にできる。
(3)永久磁石を非磁性体で保持するよう畳こしたこと
により、磁界発生手段の強度を向上させることができる
。
により、磁界発生手段の強度を向上させることができる
。
処理室内に新たなガスや塵埃が発生するのを防止できる
。
。
第3図は1本発明の第2の実施例を示すもので、本発明
の一実施例を示す!J2図と異なる点は、永久磁石51
’を磁化の方向を揃えて非磁性体52の上に並べて設け
た点にある。
の一実施例を示す!J2図と異なる点は、永久磁石51
’を磁化の方向を揃えて非磁性体52の上に並べて設け
た点にある。
本実施例では、個々の永久磁石の磁化の強さが合成され
単独の永久磁石よりも強い磁界を得ることができる。ま
た、それぞれ異なる磁化の強さを有する永久磁石を組み
合せたり、永久磁石の上下位置を互いにずらせたりすれ
ば、磁束密度の分布のパターンを種々設定することがで
きる。
単独の永久磁石よりも強い磁界を得ることができる。ま
た、それぞれ異なる磁化の強さを有する永久磁石を組み
合せたり、永久磁石の上下位置を互いにずらせたりすれ
ば、磁束密度の分布のパターンを種々設定することがで
きる。
東4図は1本発明の第3の実施例を示すもので、本発明
の一実施例を示す第2図と異なる点は、永久磁石51’
を間隔をあけて非磁性体52の上lこ並べて設けた点で
ある。
の一実施例を示す第2図と異なる点は、永久磁石51’
を間隔をあけて非磁性体52の上lこ並べて設けた点で
ある。
本実施例では、全体に亘って発生する磁力線の湾曲が抑
制され、磁界が平板電極に平行に存在する空間が広くな
るため、広い範囲に亘って高密度プラズマを得ることが
できる。また、永久磁石の個数を少な(できるため、磁
界発生手段の価格を更に安価にできる。
制され、磁界が平板電極に平行に存在する空間が広くな
るため、広い範囲に亘って高密度プラズマを得ることが
できる。また、永久磁石の個数を少な(できるため、磁
界発生手段の価格を更に安価にできる。
なお、磁界発生手段は、この他に、対向電極の上部位置
に設けても良いし、対向電極と試料電極とに磁化の方向
揃え近接させて設けても良い。このように設けた場合は
、それぞれの磁力線が互いに反撥するため広い範囲に亘
って平板電極に平行になる。また、磁界発生手段の平面
形状は、矩形に特に限定されず円形でも多角形でも良い
。また。
に設けても良いし、対向電極と試料電極とに磁化の方向
揃え近接させて設けても良い。このように設けた場合は
、それぞれの磁力線が互いに反撥するため広い範囲に亘
って平板電極に平行になる。また、磁界発生手段の平面
形状は、矩形に特に限定されず円形でも多角形でも良い
。また。
磁界発生手段を電界と直角する面内で回転させるように
しても良い。このようにした場合は、磁界発生手段を平
板電極に対応する空間に収納できるため、プラズマ処理
装置の大形化を抑制でき装置の設置占有床面積の増大を
抑制できる。また、電界を生じさせる交流電圧源回路か
らの電圧の時間平均値をOとする回路としては、この他
に、インダクタンスコイルで試料電極を直流的に接地し
た回路でありても良い。また、試料電極を接地し対向電
極に交流電圧源回路並び1こ該交流電圧源回路からの電
圧の時間平均値をOとする回路を接続しても良い。この
ようにした場合と上記実施例との間には、物理的差異は
全(ない。また、プラズマ処理では、周波数として13
.56 MHzが一般に使用されているが、13.56
MHz未満の周波数1例えば、400KHz、 8
00KHz、 2MHzを用いても良い。これらの帯
域の交流電界を用いて直交電磁界を印加することにより
、低いパワーで高密度プラズマを得ることができる。従
って、従来のプラズマ処理装置でのように加工速度を高
くすれば被加工物に与える損傷が大き鳴なるという問題
が解決され、高能率、高信頼性プラズマ処理を実現でき
るという効果が得られる。特に、8i02のように1ノ
一ド結合型エツチング方式で加工できる材料の高生産性
プラズマエツチング処理ができる。
しても良い。このようにした場合は、磁界発生手段を平
板電極に対応する空間に収納できるため、プラズマ処理
装置の大形化を抑制でき装置の設置占有床面積の増大を
抑制できる。また、電界を生じさせる交流電圧源回路か
らの電圧の時間平均値をOとする回路としては、この他
に、インダクタンスコイルで試料電極を直流的に接地し
た回路でありても良い。また、試料電極を接地し対向電
極に交流電圧源回路並び1こ該交流電圧源回路からの電
圧の時間平均値をOとする回路を接続しても良い。この
ようにした場合と上記実施例との間には、物理的差異は
全(ない。また、プラズマ処理では、周波数として13
.56 MHzが一般に使用されているが、13.56
MHz未満の周波数1例えば、400KHz、 8
00KHz、 2MHzを用いても良い。これらの帯
域の交流電界を用いて直交電磁界を印加することにより
、低いパワーで高密度プラズマを得ることができる。従
って、従来のプラズマ処理装置でのように加工速度を高
くすれば被加工物に与える損傷が大き鳴なるという問題
が解決され、高能率、高信頼性プラズマ処理を実現でき
るという効果が得られる。特に、8i02のように1ノ
一ド結合型エツチング方式で加工できる材料の高生産性
プラズマエツチング処理ができる。
本発明は、以上説明したように、単一方向に磁界を印加
してもプラズマを有効に閉じ込めることができるので、
磁界発生手段を簡単化できるという効果がある。
してもプラズマを有効に閉じ込めることができるので、
磁界発生手段を簡単化できるという効果がある。
第1図は、本発明によるプラズマ処理装置の一実施例を
示す構成図、第2図は、第1図の磁界発生手段の斜視図
、第3図、第4図は、本発明の第2、第3の実施例をそ
れぞれ示すもので、磁界発生手段の斜視図である。
示す構成図、第2図は、第1図の磁界発生手段の斜視図
、第3図、第4図は、本発明の第2、第3の実施例をそ
れぞれ示すもので、磁界発生手段の斜視図である。
13・・・・・・処理室、20・・・・・・真空排気手
段、刃・・・・・・ガス供給手段、荀・・・・・・交流
電圧源回路、50・・・・・・磁界発生手段、60・・
・・・・自己バイアス電圧相殺回路才2図
段、刃・・・・・・ガス供給手段、荀・・・・・・交流
電圧源回路、50・・・・・・磁界発生手段、60・・
・・・・自己バイアス電圧相殺回路才2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、真空下のガスを電界と磁界との作用によりプラズマ
化し該プラズマにより試料を処理する方法において、前
記電界を生ぜしめる電圧の時間平均値を0とすることを
特徴とするプラズマ処理方法。 2、処理室と、該処理室に連結された真空排気手段と、
前記処理室に連結されたガス供給手段と、前記処理室に
試料を搬入出する試料搬送手段と、前記処理室で電界を
生じさせる交流電圧源回路と、前記処理室で磁界を生じ
させる磁界発生手段と、前配電界を生じさせる前記交流
電圧回路からの電圧の時間平均値を0とする回路とで構
成したことを特徴とするプラズマ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP334485A JPS61163639A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | プラズマ処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP334485A JPS61163639A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | プラズマ処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61163639A true JPS61163639A (ja) | 1986-07-24 |
Family
ID=11554737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP334485A Pending JPS61163639A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | プラズマ処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61163639A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6333825A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-13 | Nec Corp | プラズマ化学気相成長装置 |
JPH01130531A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-23 | Mitsubishi Electric Corp | プラズマ処理装置 |
JPH01137633A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-30 | Hitachi Ltd | 有磁場エッチング装置 |
CN113348809A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-07 | 南京工业大学 | 一种气流辅助式的等离子体种子处理机 |
-
1985
- 1985-01-14 JP JP334485A patent/JPS61163639A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6333825A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-13 | Nec Corp | プラズマ化学気相成長装置 |
JPH01130531A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-23 | Mitsubishi Electric Corp | プラズマ処理装置 |
JPH01137633A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-30 | Hitachi Ltd | 有磁場エッチング装置 |
CN113348809A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-07 | 南京工业大学 | 一种气流辅助式的等离子体种子处理机 |
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