JPS6116310Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6116310Y2
JPS6116310Y2 JP1980089316U JP8931680U JPS6116310Y2 JP S6116310 Y2 JPS6116310 Y2 JP S6116310Y2 JP 1980089316 U JP1980089316 U JP 1980089316U JP 8931680 U JP8931680 U JP 8931680U JP S6116310 Y2 JPS6116310 Y2 JP S6116310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
hydraulic pump
carrier
brake
pressure fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980089316U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5713578U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980089316U priority Critical patent/JPS6116310Y2/ja
Publication of JPS5713578U publication Critical patent/JPS5713578U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6116310Y2 publication Critical patent/JPS6116310Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクレーンウインチ装置に関するもので
あつて、その目的とするところはウインチドラム
の自由空転速度が早くなり危険域に近づくと自動
的にブレーキを作動させて可変減圧弁のみのコン
トロールでは降下速度をオペレータが感知しなけ
ればならなくて不安であり危険を感知して緊急に
ブレーキを作動しても遅くかつ急激に降下を停止
するとバランスを失するなどの問題があるのを防
止することにある。
以下、本考案を図面を参照して説明する。
図面中22,23は互にボルト60′で連結さ
れたケーシングであり、このケーシング23の支
承部には軸受61を介してウインチドラム11が
設けてあり、このウインチドラム11の中心部の
支承部に軸受62を介して入力軸10が設けてあ
り、この入力軸10にサンギヤ12が設けてあ
る。ウインチドラム11にはリングギヤ26が固
設してある。ケーシング22には支持体15が固
設してあり、支持体15にはキヤリヤ14が軸受
64′を介して設けてあり、このキヤリヤ14に
プラネタリギヤ13が軸支してあり、プラネタリ
ギヤ13はサンギヤ12およびリングギヤ26に
噛合している。
このキヤリヤ14はネガテイブブレーキ機構A
の内胴になり、外胴27はケーシング22に固設
してある。内胴としてのキヤリヤ14には複数枚
のプレート64がスプライン結合してあり、外胴
にはデイスク65がスプライン結合してあつてデ
イスク65はプレート64間に介装してある。
支持体15には圧力板16が摺動可能に設けて
あり、この圧力板16はばね18によりデイスク
65側に付勢してあり、また圧力板16と支持体
15との間にシリンダ室29が形成してある。
支持体15には伝動ロツド33が回転可能に設
けてあり、伝動ロツド33はキヤリヤ14に固設
した連結板32に噛合している。伝動ロツド33
には歯車34が固設してあり、歯車34は油圧ポ
ンプ20の入力側ピニオン66に噛合している。
図面中40は油圧ポンプであり、41は可変減
圧弁である。可変減圧弁41は第3図に示すよう
にブレーキ解放圧力流体路31側の二次圧を制御
する制御圧室53とこの制御圧室53へ流体を導
入するパイロツト通路54を含む。原動機で駆動
される油圧ポンプ40の圧力流体通路63に自動
ブレーキ弁60と前記可変減圧弁41とが設けて
あり、可変減圧弁41のブレーキ解放圧力流路3
1が前記シリンダ室29に通じている。
また、油圧ポンプ20の吐出側は回路45を介
して可変減圧弁41の通路57に通じており、更
に油圧ポンプ20の吐出側は回路61を介して自
動ブレーキ弁60の切換用ポート60aに通じて
いる。
次に作動を説明する。
前記油圧ポンプ40は可変減圧弁41に圧力流
体を供給する。
一方キヤリヤ14の回動動力により駆動される
油圧ポンプ20は絞り43を有する最終減速部2
1への潤滑回路44と可変減圧弁41の回路45
へ圧力流体を供給する。
可変減圧弁41のパイロツト通路54を経て制
御圧室53へ流入した圧力流体は二次側のブレー
キ解放圧力流体路31へ流入する圧力流体を減圧
制御し、弁体55をばね56に抗してシフトして
ブレーキ解放の高圧力流体の流入を遮断する。し
たがつて主リリーフ弁67がリリーフされてい
る。
前記可変減圧弁41はさらに減圧加減負荷ばね
56を有し、マニアル操作によつて減圧制御圧を
可変することができる。
したがつて、前記ばね56に負荷を加えて減圧
制御圧を高めることによりブレーキ解放圧力流体
路31側へ高圧の二次圧力を導入せしめブレーキ
を解放することになる。
このときのブレーキ解放圧力制御によるブレー
キの弛緩によつてウインチドラム11を空転状態
にし、ウインチドラム11に繋留する荷重を降下
する場合には降下に伴なうブレーキ摩擦特性の変
化に応じ制御圧室53の油圧力が制御れなければ
ならない。
このためにキヤリヤ14の回転により駆動され
る油圧ポンプ20があるのであつて摩擦特性の変
化により回転が変わるのを油圧力に置換し二次減
圧制御圧は回路45、通路57より減圧加減負荷
ばね56により設定された可変減圧弁41へピス
トン58を介し作用して制御圧室53のロードピ
ストン59をシフトすることになる。
これによつて制御圧室53の圧力と減圧加減負
荷ばね56の負荷バランスがくずれ、制御圧室5
3にバランス圧力を発生させることになり弁体5
5は右方にシフトされてブレーキ解放圧力流体の
流入を制限し荷重の降下速度を制御する。すなわ
ち、可変減圧弁41のペダルを踏込み、減圧加減
負荷ばね56に荷重を加えてブレーキ解放油圧を
加減しながら、ウインチドラム11の自由空転速
度を操作することになるが荷重によるブレーキ摩
擦特性の変化に追従し得ず、次第に空転状態が早
くなつてくる。
したがつて、可変減圧弁41のペダル踏込量を
ゆるめる空転速度にブレーキをかけてやればよい
が、ブレーキ摩擦特性の変化を予測してのブレー
キ操作は難しい。
これを改良するために空転回転を動力源とする
油圧ポンプ20をキヤリヤ14に連結して回転数
を油圧力に置換し、この油圧力を可変減圧弁41
の回路45に作用させるようにした。
これによつて弁体55が減圧加減負荷ばね56
に抗して移動し、当初ペダル踏込みによつて加え
てあつた減圧加減負荷ばね56の荷重と制御圧室
53の圧力のバランスがくずれ付加された減圧加
減負荷ばね56の荷重に相応する減圧力が制御圧
室53に発生してペダルを戻すことなく自動的に
ブレーキがかけられて行く。
このような降下制御は減圧加減負荷ばね56に
徐々に負荷を加えることによつて降下制動から緩
制降下及び降下速度の増大へと変つていくもので
ある。
油圧ポンプ20による圧力流体が規定以上の圧
力(ウインチドラム11の自由空転速度が早くな
り、キヤリヤ14を介して駆動される油圧ポンプ
20からの吐出流量が増えて圧力が高まつてく
る)になると、自動ブレーキ弁60においてスプ
ールがばね62に打勝つてシフトし、ブレーキ解
放用の油圧ポンプ40からの圧力流体が流れる圧
力流体通路63を遮断してネガテイブブレーキ機
構Aが働らきウインチドラム11の自由空転によ
る荷重の降下を制動する。
本考案は以上詳述したように、最終減速部21
に設けられてウインチドラム11側のリングギヤ
26に噛合するプラネタリギヤ13の固定および
この固定の解除をキヤリヤ14の固定およびこの
固定の解除で行ない当該キヤリヤ14の固定によ
り入力軸10からの回転動力をウインチドラム1
1に伝達する動力伝達系と、最終減速部21に設
けられて前記キヤリヤ14の固定およびこの固定
の解除を行なうネガテイブブレーキ機構Aと、最
終減速部21に設けられてキヤリヤ14の回転に
より回転駆動される油圧ポンプ20と、原動機に
より駆動される油圧ポンプ40からの圧力流体を
前記ネガテイブブレーキ機構Aのシリンダ室29
に差し向けると共に前記油圧ポンプ20からの圧
力流体を二次減圧制御用に差し向けられて油圧ポ
ンプ40からの圧力流体を減圧制御する可変減圧
弁41と、前記油圧ポンプ20からの圧力流体を
受けてこの圧力流体の圧力が規定以上の場合作動
して原動機により駆動されるポンプ40から可変
減圧弁41に差し向けられる圧力流体の供給を遮
断する自動ブレーキ弁60とを備えたことを特徴
とするものである。
したがつて、ウインチドラム11の自由空転速
度が早くなり油圧ポンプ20からの吐出流量が増
えて圧力が高まつてくると自動ブレーキ弁60が
作動してブレーキがかかるようになる。
このために可変減圧弁41のみのコントロール
では降下速度をオペレータが感知しなければなら
なくて不安であり危険を感知して緊急にブレーキ
を作動しても遅くかつ急激に降下を停止するとバ
ランスを失するなどの問題があるのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はその
構成説明図、第2図はその油圧回路図、第3図は
可変減圧弁の構成説明図である。 20は油圧ポンプ、41は可変減圧弁、60は
自動ブレーキ弁、Aはネガテイブブレーキ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 最終減速部21に設けられてウインチドラム1
    1側のリングギヤ26に噛合するプラネタリギヤ
    13の固定およびこの固定の解除をキヤリヤ14
    の固定およびこの固定の解除で行ない当該キヤリ
    ヤ14の固定により入力軸10からの回転動力を
    ウインチドラム11に伝達する動力伝達系と、最
    終減速部21に設けられて前記キヤリヤ14の固
    定およびこの固定の解除を行なうネガテイブブレ
    ーキ機構Aと、最終減速部21に設けられてキヤ
    リヤ14の回転により回転駆動される油圧ポンプ
    20と、原動機により駆動される油圧ポンプ40
    からの圧力流体を前記ネガテイブブレーキ機構A
    のシリンダ室29に差し向けると共に前記油圧ポ
    ンプ20からの圧力流体を二次減圧制御用に差し
    向けられて油圧ポンプ40からの圧力流体を減圧
    制御する可変減圧弁41と、前記油圧ポンプ20
    からの圧力流体を受けてこの圧力流体の圧力が規
    定以上の場合作動して原動機により駆動される油
    圧ポンプ40から可変減圧弁41に差し向けられ
    る圧力流体の供給を遮断する自動ブレーキ弁60
    とを備えたことを特徴とするクレーンウインチ装
    置。
JP1980089316U 1980-06-27 1980-06-27 Expired JPS6116310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980089316U JPS6116310Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980089316U JPS6116310Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5713578U JPS5713578U (ja) 1982-01-23
JPS6116310Y2 true JPS6116310Y2 (ja) 1986-05-20

Family

ID=29451352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980089316U Expired JPS6116310Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6116310Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335357Y2 (ja) * 1974-03-12 1978-08-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5713578U (ja) 1982-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SK15697A3 (en) Transmission device, in particular, for vehicles and related method for controlling transmission
CA1223220A (en) Fail-safe spring-loaded hydraulic brake and control system therefor
CA1185592A (en) Freefall winch system and method of operation
JP6645937B2 (ja) ウインチのブレーキ装置
US4309918A (en) Retarding means for motor vehicles
JPS6116310Y2 (ja)
US3578120A (en) Torque transmission having acceleration responsive fluid control means
US4441691A (en) Hoisting winch mounted on crane or the like
JP5887117B2 (ja) ウインチ装置
US3851739A (en) Hoist reversing transmission with centrifugal speed control
JP2004263719A (ja) ネガティブブレーキ装置、建設機械、およびネガティブブレーキ方法
JP3944969B2 (ja) 油圧ウィンチの制御装置
JP3251651B2 (ja) ウインチの制御装置
US3023639A (en) Transmission brake system
JPS6254757B2 (ja)
JPS6254758B2 (ja)
JP2005047717A (ja) 油圧ウィンチ
JP2003226487A (ja) ウインチのブレーキ装置、クラッチ装置、およびこのブレーキ装置、クラッチ装置を備えたクレーン
WO2024057955A1 (ja) ウインチ制御装置及びこれを備えたクレーン
JP3251652B2 (ja) ウインチの制御装置
JP2003002587A (ja) ウインチのブレーキ装置、クラッチ装置、およびこのブレーキ装置、クラッチ装置を備えたクレーンの巻上装置
JP2009107833A (ja) ウインチ装置
JP3945382B2 (ja) ウィンチ
JP3508757B2 (ja) 油圧ウィンチ
JP3654152B2 (ja) 油圧ウィンチ