JPS61162600A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPS61162600A JPS61162600A JP294485A JP294485A JPS61162600A JP S61162600 A JPS61162600 A JP S61162600A JP 294485 A JP294485 A JP 294485A JP 294485 A JP294485 A JP 294485A JP S61162600 A JPS61162600 A JP S61162600A
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- surfactant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、界面活性剤とシリカ粉末及び(又は)コロイ
ダルシリカからなる織物用洗浄剤組成物に関するもので
ある。
ダルシリカからなる織物用洗浄剤組成物に関するもので
ある。
織物用洗浄剤は、ジュータン等の敷物及び織物製の壁布
等を、例えばフオームクリーニング方式等の方法により
洗浄する際に巾広く用いられているものである。
等を、例えばフオームクリーニング方式等の方法により
洗浄する際に巾広く用いられているものである。
一般に、敷物、特に敷込み用敷物(いわゆるジュータン
)及び織物製の壁布等の織物の洗浄は、それらを敷込ん
だままの状態、あるいは張り付けたままの状態で行うこ
とがほとんどである。そしてそのような洗浄に適した方
法として、高起泡性界面活性剤を用いたフオームクリー
ニング方式及びペースト化した界面活性剤を用いた部分
洗浄方式等が適宜利用されている。
)及び織物製の壁布等の織物の洗浄は、それらを敷込ん
だままの状態、あるいは張り付けたままの状態で行うこ
とがほとんどである。そしてそのような洗浄に適した方
法として、高起泡性界面活性剤を用いたフオームクリー
ニング方式及びペースト化した界面活性剤を用いた部分
洗浄方式等が適宜利用されている。
上記フオームクリーニング方式は、繊維(織物)にでき
るだけ洗浄液を浸透させないように行う泡洗浄方式であ
り、具体的には、例えば次のような手順により行うもの
である。
るだけ洗浄液を浸透させないように行う泡洗浄方式であ
り、具体的には、例えば次のような手順により行うもの
である。
初めに特殊発泡器を備えた洗浄機を用いあるいは敷物等
をブラッシングすることによって洗浄剤を発泡させ、こ
の発泡した洗浄剤によって敷物等に付着した汚染物を回
転ブラシ又はロータリーブラシを備えた専用機械を用い
て洗い落し、次いで洗い落とした汚染物を含有する洗浄
液を湿式掃除機によって回収する。
をブラッシングすることによって洗浄剤を発泡させ、こ
の発泡した洗浄剤によって敷物等に付着した汚染物を回
転ブラシ又はロータリーブラシを備えた専用機械を用い
て洗い落し、次いで洗い落とした汚染物を含有する洗浄
液を湿式掃除機によって回収する。
しかるに該洗浄液は、高性能の湿式掃除機を用いても通
常その約30〜70%が回収されるにすぎず、残りの約
70〜30%の洗浄液は、回収操作後も織物中に残存し
てしまう。
常その約30〜70%が回収されるにすぎず、残りの約
70〜30%の洗浄液は、回収操作後も織物中に残存し
てしまう。
そこで該湿式掃除機による回収の後に織物を乾燥し、残
存している界面活性剤及び汚染物を、今度は乾式掃除機
によって回収する。
存している界面活性剤及び汚染物を、今度は乾式掃除機
によって回収する。
しかし、界面活性剤は乾燥しても通常はサラっとした粉
末状態になり難<、むしろベト付き性を呈する傾向があ
る。その結果乾式掃除機による回収は必ずしも容易では
なく、せっかく洗い落とした汚染物を織物から十分に回
収することができないという欠点を有するものであった
。
末状態になり難<、むしろベト付き性を呈する傾向があ
る。その結果乾式掃除機による回収は必ずしも容易では
なく、せっかく洗い落とした汚染物を織物から十分に回
収することができないという欠点を有するものであった
。
このような洗浄乾燥後の洗剤及び汚染物を十分に回収で
きないという欠点は、フオームクリーニング方式に限ら
ず、部分洗浄方式等においても同様に生ずる問題であっ
た。
きないという欠点は、フオームクリーニング方式に限ら
ず、部分洗浄方式等においても同様に生ずる問題であっ
た。
すなわち本発明の目的は、洗浄乾燥後に残った物が、サ
ラサラした粉末状態を呈し、例えば乾式掃除機により容
易に回収することができる織物用洗浄剤組成物を提供す
ることにある。
ラサラした粉末状態を呈し、例えば乾式掃除機により容
易に回収することができる織物用洗浄剤組成物を提供す
ることにある。
さらに本発明は、乾燥後の回収が容易であり、かつ乾燥
時に浮遊粉塵となることがない織物用洗浄剤組成物を目
的とするものである。
時に浮遊粉塵となることがない織物用洗浄剤組成物を目
的とするものである。
そこで本発明者らは、前記織物用洗浄剤組成物を用いた
織物の洗浄に関する現状に鑑み、種々研究を重ねた。
織物の洗浄に関する現状に鑑み、種々研究を重ねた。
その結果、界面活性剤にシリカ粉末及び(又は)コロイ
ダルシリカを混合したものが、前記各種欠点を解決する
ものであり、しかも織物用洗浄剤として良好に使用でき
ることを見出し本発明を完成した。
ダルシリカを混合したものが、前記各種欠点を解決する
ものであり、しかも織物用洗浄剤として良好に使用でき
ることを見出し本発明を完成した。
すなわち本発明は、界面活性剤とシリカ粉末及び(又は
)コロイダルシリカとを混合してなる織物用洗浄剤組成
物に関するものである。
)コロイダルシリカとを混合してなる織物用洗浄剤組成
物に関するものである。
本発明の組成物に用いる「界面活性剤」とはアニオン系
、ノニオン系、カチオン系及び両性の全ての界面活性剤
を含むものである。
、ノニオン系、カチオン系及び両性の全ての界面活性剤
を含むものである。
例えばアニオン系界面活性剤としてはカルボン酸塩〔脂
肪酸層けん、N−アシルアミノ酸塩(例えば、N−アシ
ル−N−メチルグリシン塩等)、アルキルエーテルカル
ボン酸塩、アシル化ペプチド等〕、スルホン酸塩〔アル
キルスルホン酸塩、アルキルヘンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンス
ルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮
金物、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、α−オレ
フィンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン等〕、
硫酸エステル塩〔硫酸化油、高級アルコール硫酸エステ
ル塩、第2高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエ
ーテル硫酸塩、第2高級アルコールエトキシサルフェー
ト、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸
塩、Ilt肪酸アルキロールアマイドの硫酸エステル塩
等〕、リン酸エステル塩〔アルキルエーテルリン酸エス
テル塩、アルキルリン酸エステル塩等〕等を挙げること
ができる。
肪酸層けん、N−アシルアミノ酸塩(例えば、N−アシ
ル−N−メチルグリシン塩等)、アルキルエーテルカル
ボン酸塩、アシル化ペプチド等〕、スルホン酸塩〔アル
キルスルホン酸塩、アルキルヘンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンス
ルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮
金物、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、α−オレ
フィンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン等〕、
硫酸エステル塩〔硫酸化油、高級アルコール硫酸エステ
ル塩、第2高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエ
ーテル硫酸塩、第2高級アルコールエトキシサルフェー
ト、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸
塩、Ilt肪酸アルキロールアマイドの硫酸エステル塩
等〕、リン酸エステル塩〔アルキルエーテルリン酸エス
テル塩、アルキルリン酸エステル塩等〕等を挙げること
ができる。
また、カチオン系界面活性剤としては、脂肪族アミン塩
、脂肪族第4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム塩等
を挙げることができる。
、脂肪族第4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム塩等
を挙げることができる。
さらに両性界面活性剤としては、カルボキシベタイン型
、アミノカルボン酸塩、イミダゾリニウムベタイン、レ
シチン、スルホベタイン型、スルホアミノ酸型等を挙げ
ることができる。
、アミノカルボン酸塩、イミダゾリニウムベタイン、レ
シチン、スルホベタイン型、スルホアミノ酸型等を挙げ
ることができる。
さらに本発明におけるノニオン系界面活性剤としてはエ
ーテル型〔ポリオキシエチレンアルキルエーテル、単一
鎖長ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン2級アルコールエーテル、ポリオキシェチレン
アルキルフェニルエ−チル等〕、エーテルエステル型〔
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビトール脂肪酸エステル等〕、エステル型〔
ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂
肪酸エステル等〕、含窒素型〔脂肪酸アルカノールアミ
ド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン、アルキルアミンオキサイド等〕等
を例示することができる。
ーテル型〔ポリオキシエチレンアルキルエーテル、単一
鎖長ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン2級アルコールエーテル、ポリオキシェチレン
アルキルフェニルエ−チル等〕、エーテルエステル型〔
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビトール脂肪酸エステル等〕、エステル型〔
ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂
肪酸エステル等〕、含窒素型〔脂肪酸アルカノールアミ
ド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン、アルキルアミンオキサイド等〕等
を例示することができる。
さらに本発明においては、上記界面活性剤を単品又は二
種以上の混合物として使用することができる。
種以上の混合物として使用することができる。
また、本発明の組成物における「シリカ粉末」は、シリ
カゲル、ホワイトカーボン等の通常容易に入手可能ない
ずれのものも支障なく使用することができる。
カゲル、ホワイトカーボン等の通常容易に入手可能ない
ずれのものも支障なく使用することができる。
本発明において上記シリカ粉末は見掛は比重が0.3g
/ca1以上のものであることが好ましい。見掛は比重
が0.3g/ant以上のものであれば洗浄乾燥後に、
乾燥した洗浄剤が浮遊しやすい粉塵となることがないか
らである。その結果、粉塵が例えばカーペットから舞い
上がり、家具、置物等に舞い降り、基材を損傷し、また
、人間の鼻の粘膜等を刺激する等の弊害を生ずる心配が
なく、好ましい。
/ca1以上のものであることが好ましい。見掛は比重
が0.3g/ant以上のものであれば洗浄乾燥後に、
乾燥した洗浄剤が浮遊しやすい粉塵となることがないか
らである。その結果、粉塵が例えばカーペットから舞い
上がり、家具、置物等に舞い降り、基材を損傷し、また
、人間の鼻の粘膜等を刺激する等の弊害を生ずる心配が
なく、好ましい。
さらに、本発明において特に好ましいシリカ粉末の見掛
は比重は、0.3〜1.5g/cnlである。
は比重は、0.3〜1.5g/cnlである。
また、本発明において用いるシリカ粉末は、平均粒子径
が約5〜1000μmであることが好ましい。
が約5〜1000μmであることが好ましい。
本発明において「コロイダルシリカ」は、通常重版され
、入手できるものであればいずれのものも支障なく使用
することができる。
、入手できるものであればいずれのものも支障なく使用
することができる。
本発明における上記コロイダルシリカ及び(又は)シリ
カ粉末と、界面活性剤との混合割合は、界面活性剤10
0重量部に対して2〜10000重量部とすることが好
ましい。但し、コロイダルシリカはアルカリ分を含有し
ていてもよく、その場合前記重量部は5iOzとNaz
Oの重量の和として算出する。
カ粉末と、界面活性剤との混合割合は、界面活性剤10
0重量部に対して2〜10000重量部とすることが好
ましい。但し、コロイダルシリカはアルカリ分を含有し
ていてもよく、その場合前記重量部は5iOzとNaz
Oの重量の和として算出する。
特に、全面洗いの場合には、コロイダルシリカ及び(又
は)シリカ粉末の混合割合は2〜500重量部(界面活
性剤100重量部に対し)とすることが好ましく、一方
部分洗いの場合(即ちペースト状の洗浄剤とする場合)
には、コロイダルシリカ及び(又は)シリカ粉末の混合
割合は500〜10000重量部(界面活性剤100重
量部に対し)とすることが好ましい。
は)シリカ粉末の混合割合は2〜500重量部(界面活
性剤100重量部に対し)とすることが好ましく、一方
部分洗いの場合(即ちペースト状の洗浄剤とする場合)
には、コロイダルシリカ及び(又は)シリカ粉末の混合
割合は500〜10000重量部(界面活性剤100重
量部に対し)とすることが好ましい。
本発明においては、前記シリカ粉末の一種又は二種以上
および(又は)コロイダルシリカの一種又は二種以上を
混合して使用することができる。
および(又は)コロイダルシリカの一種又は二種以上を
混合して使用することができる。
さらに本発明の組成物は、上記シリカ粉末及び(又は)
コロイダルシリカと界面活性剤以外の添加物として、ア
ルミナゾル、ケイソウ土、セルロース等を加え、さらに
は水等の溶剤、ビルグー、蛍光染料、漂白剤、殺菌剤、
殺虫剤、殺ダニ剤、帯電防止剤等を使用用途に応じ加え
ることもできる。また、仕上り後の風合い及び洗浄後の
再汚染を防止するため、カチオン系樹脂、水性樹脂及び
改質フッ素樹脂等を所望により添加することもできる。
コロイダルシリカと界面活性剤以外の添加物として、ア
ルミナゾル、ケイソウ土、セルロース等を加え、さらに
は水等の溶剤、ビルグー、蛍光染料、漂白剤、殺菌剤、
殺虫剤、殺ダニ剤、帯電防止剤等を使用用途に応じ加え
ることもできる。また、仕上り後の風合い及び洗浄後の
再汚染を防止するため、カチオン系樹脂、水性樹脂及び
改質フッ素樹脂等を所望により添加することもできる。
以上のようにして得られる本発明の組成物の形態は、パ
ウダー状、ペースト状及び溶液状等とすることができる
。特にペースト状にした本発明の組成物は、敷物等の繊
維の中まで浸み込まず繊維表面のみに適用することがで
きることから、部分洗浄剤(しみ抜き剤)として特に良
好に使用することができる。
ウダー状、ペースト状及び溶液状等とすることができる
。特にペースト状にした本発明の組成物は、敷物等の繊
維の中まで浸み込まず繊維表面のみに適用することがで
きることから、部分洗浄剤(しみ抜き剤)として特に良
好に使用することができる。
尚、本明細書において「織物」とは、例えば普通の敷物
、及び壁布等ならびにそれらの装飾用のものを含むもの
である。特に、本発明の組成物は敷込用敷物及び通常の
壁布(織物製)の洗浄に適したものである。
、及び壁布等ならびにそれらの装飾用のものを含むもの
である。特に、本発明の組成物は敷込用敷物及び通常の
壁布(織物製)の洗浄に適したものである。
以上のような本発明の敷物用洗浄剤組成物、即ち、界面
活性剤とシリカ粉末及び(または)コロイダルシリカか
らなる組成物を用いれば、洗浄乾燥後に残った物はベト
付くことはなく、従来の洗浄剤を用いた場合に比べ、そ
れらの残った物を容易に、しかも高い回収率で回収する
ことができる。
活性剤とシリカ粉末及び(または)コロイダルシリカか
らなる組成物を用いれば、洗浄乾燥後に残った物はベト
付くことはなく、従来の洗浄剤を用いた場合に比べ、そ
れらの残った物を容易に、しかも高い回収率で回収する
ことができる。
加えて回収率を向上することによって、m物の再汚染及
び損傷をも防止することができるという一挙両得の効果
をあげうる。
び損傷をも防止することができるという一挙両得の効果
をあげうる。
また、本発明の組成物は、研磨力を有するシリカ粉末粒
子を含有するものである故、界面活性剤のみのものに比
べ、より優れた洗浄力を発揮するものである。
子を含有するものである故、界面活性剤のみのものに比
べ、より優れた洗浄力を発揮するものである。
従って、特に本願発明のシリカ粉末及び界面活性剤から
なる組成物は、強靭な繊維であるナイロン、アクリル、
ポリエステル等の合成繊維及びそれらとウールとの混紡
物からなる織物等の洗浄に適している。
なる組成物は、強靭な繊維であるナイロン、アクリル、
ポリエステル等の合成繊維及びそれらとウールとの混紡
物からなる織物等の洗浄に適している。
一方、純ウール等の物理的研磨に弱い繊維からなるもの
に対しては、界面活性剤及びコロイダルシリカからなる
組成物、あるいはそれらにさらに、粒子径のなるべく小
さいシリカ粉末を適宜添加したものを用いることが好ま
しい。
に対しては、界面活性剤及びコロイダルシリカからなる
組成物、あるいはそれらにさらに、粒子径のなるべく小
さいシリカ粉末を適宜添加したものを用いることが好ま
しい。
本発明の洗浄剤の別の効果は、シリカ粉末及び(又は)
コロイダルシリカを含有するため、洗浄後の乾燥を比較
的短時間に行なえ、洗浄作業の能率を高めうるという点
である。理論に拘泥する意図はないが、上記乾燥の促進
は、シリカ粉末及び(又は)コロイダルシリカが、通常
多孔性かつ球状であることから、敷物等の繊維のみの場
合と比較して大きな表面積を有するかめに生ずるもので
あると推察される。
コロイダルシリカを含有するため、洗浄後の乾燥を比較
的短時間に行なえ、洗浄作業の能率を高めうるという点
である。理論に拘泥する意図はないが、上記乾燥の促進
は、シリカ粉末及び(又は)コロイダルシリカが、通常
多孔性かつ球状であることから、敷物等の繊維のみの場
合と比較して大きな表面積を有するかめに生ずるもので
あると推察される。
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
表1には実施例1〜10及び比較例1〜6の組成(原料
の配合割合の単位は重量%である)を示す。
の配合割合の単位は重量%である)を示す。
表2には各実施例及び比較例の各種性能評価の結果を示
す。
す。
(注−1)
白色シリカ粉末
(注−2)
無機質微少中空球体シリ
(注−3,4,5,6)
(見掛は比重0.5
カ
フg/cat、
平均粒径1
00ミクロン)
(平均粒径6
5ミクロン、
見掛は比重0.1
g/−)
(注−7)
ハダ色ケイソウ±(見掛は比重2.1g/aJ、平均粒
径20ミクロン)(注−8) ライオン株式会社製カチオン性セルロース誘導体(白色
ないし淡黄色の湿った粉体、pH(2%水溶液)5.5
〜7.5) 有効成分47%、 (注−9) 洗浄後のカーペットの毛玉及び抜毛状態を肉眼にて観察
し評価する。
径20ミクロン)(注−8) ライオン株式会社製カチオン性セルロース誘導体(白色
ないし淡黄色の湿った粉体、pH(2%水溶液)5.5
〜7.5) 有効成分47%、 (注−9) 洗浄後のカーペットの毛玉及び抜毛状態を肉眼にて観察
し評価する。
(注−10,1))
直径85fiのガラス製フラットシャーレ−に各試供品
を5gづつ採取し、常温にて10時間放置し水分を蒸発
された後の洗剤残査のベトイ寸き性及び浮遊粉塵状態を
肉眼にて観察する。
を5gづつ採取し、常温にて10時間放置し水分を蒸発
された後の洗剤残査のベトイ寸き性及び浮遊粉塵状態を
肉眼にて観察する。
(注−12)
(注−13)
〜※
肉眼による判定評価
×−Δ−0−◎
(劣)→(優)
几茄試験方法
(実施例1〜7、比較例1〜3.6)
東し株式会社製ナイロンコントラクトカ一ペソ1−C5
−20(12(ゴールド)表面に、日本油化学協会指定
の人工汚垢(注−14)を久ボンジで、東京重色■製し
フレクト光沢計T C−6D(グリーンフィルター使用
)にて50%反射率(未汚染カーペット100%反射率
に対して)となるように、均一に塗り拡げ、汚染カーペ
ットを50X420u (21,000層箇2)に切断
した。
−20(12(ゴールド)表面に、日本油化学協会指定
の人工汚垢(注−14)を久ボンジで、東京重色■製し
フレクト光沢計T C−6D(グリーンフィルター使用
)にて50%反射率(未汚染カーペット100%反射率
に対して)となるように、均一に塗り拡げ、汚染カーペ
ットを50X420u (21,000層箇2)に切断
した。
一方、実施例1.2.4.5.7及び比較例1〜3,6
の組成物をそれぞれ水で20倍に希釈し、実施例3,6
をそれぞれ水で5倍に希釈して試供品とした。
の組成物をそれぞれ水で20倍に希釈し、実施例3,6
をそれぞれ水で5倍に希釈して試供品とした。
上記実施例1〜7及び比較例1〜3.6を希釈して得た
試供品5gを前記汚染カーペット(50×420u+)
上に散布した。次いでガードナー・ストレート・ライン
・ウオッシャビリティ−・アンド・アブレーション(注
−15)(ブタ毛ブラシ上に500の鉛製錘りを載たも
の)を50回振動させて洗浄し、常温で8時間乾燥し、
乾式掃除機にて回収後反射率を測定し、カーペットの損
傷性(注−9)、ベト付き性(注−1O)、浮遊粉塵状
態(注−1))、洗浄効果(注−13)に関する評価を
行った。
試供品5gを前記汚染カーペット(50×420u+)
上に散布した。次いでガードナー・ストレート・ライン
・ウオッシャビリティ−・アンド・アブレーション(注
−15)(ブタ毛ブラシ上に500の鉛製錘りを載たも
の)を50回振動させて洗浄し、常温で8時間乾燥し、
乾式掃除機にて回収後反射率を測定し、カーペットの損
傷性(注−9)、ベト付き性(注−1O)、浮遊粉塵状
態(注−1))、洗浄効果(注−13)に関する評価を
行った。
(実施例8〜10、比較例4.5)
東し株式会社製ナイロンコントラクトカーペットC5−
200−2(ゴールド)表面に、日本油化学協会指定の
人工汚垢(注−14)をへヶで、東京電色住瀞製しフレ
クト光沢計TC−6D(グリーンフィルター使用)にて
70%反射率(未汚染カーペット100%反射率に対し
て)となるように、直径39mmの円形状に塗った。
200−2(ゴールド)表面に、日本油化学協会指定の
人工汚垢(注−14)をへヶで、東京電色住瀞製しフレ
クト光沢計TC−6D(グリーンフィルター使用)にて
70%反射率(未汚染カーペット100%反射率に対し
て)となるように、直径39mmの円形状に塗った。
上記汚染カーペット上に、実施例8〜10及び比較例4
.5の組成物5gを試供品として(希釈することなくそ
のままで)塗り拡げ、ナイロン製ブラシにて汚れの外側
から内側に向って均一な力で50回擦り洗浄した。次い
で常温で10時間乾燥し、乾式掃除機にて回収後反射率
を測定し、カーペットの損傷性(注−9)、ベト付き性
(注−10)、浮遊粉塵状態(注−1))、洗浄効果(
注−13)に関する評価を行った。
.5の組成物5gを試供品として(希釈することなくそ
のままで)塗り拡げ、ナイロン製ブラシにて汚れの外側
から内側に向って均一な力で50回擦り洗浄した。次い
で常温で10時間乾燥し、乾式掃除機にて回収後反射率
を測定し、カーペットの損傷性(注−9)、ベト付き性
(注−10)、浮遊粉塵状態(注−1))、洗浄効果(
注−13)に関する評価を行った。
(注−14)
汚垢組成
カーボンブラック(日本油化学指定)72g極度硬化牛
脂(1・■5以下、m、p、 57℃程度)16g ′流動パラフィン(試薬一般) 7.5g四
塩化エチレン(試薬一般)151 (注−15) 米国ガードナー・ラボラトリ−・インコポレーション社
製 (回収効果試験法) 水平に保たれた厚さ5龍、寸法1000 X 1010
0O角のアクリル板の回りに液の漏洩を防ぐために高さ
1)0X10厚のアクリル棒の枠を付け、その中に実施
例1〜10及び比較例1〜6の各組成物の前記試供品を
いずれの試供品についても1000g流し込んだ。次い
で常温にて10時間放置し水分を蒸発させた後、洗剤残
香を株式会社日立製作所製じゅうたん用掃除機CV−5
1を用い、同一箇所を3往復させて洗剤残香の回収作業
を行った。
脂(1・■5以下、m、p、 57℃程度)16g ′流動パラフィン(試薬一般) 7.5g四
塩化エチレン(試薬一般)151 (注−15) 米国ガードナー・ラボラトリ−・インコポレーション社
製 (回収効果試験法) 水平に保たれた厚さ5龍、寸法1000 X 1010
0O角のアクリル板の回りに液の漏洩を防ぐために高さ
1)0X10厚のアクリル棒の枠を付け、その中に実施
例1〜10及び比較例1〜6の各組成物の前記試供品を
いずれの試供品についても1000g流し込んだ。次い
で常温にて10時間放置し水分を蒸発させた後、洗剤残
香を株式会社日立製作所製じゅうたん用掃除機CV−5
1を用い、同一箇所を3往復させて洗剤残香の回収作業
を行った。
次いで回収できずにアクリル板上に残った洗剤残香を蒸
留水にて洗い流し、採取し、JIS K2SO3に従
って105℃の乾燥器中で2時間乾燥した後の残香重量
を測定した。
留水にて洗い流し、採取し、JIS K2SO3に従
って105℃の乾燥器中で2時間乾燥した後の残香重量
を測定した。
また、実施例及び比較例の組成物の前記試供品1000
gを105℃の乾燥器に2時間入れ水分を蒸発させた乾
燥残分の重量を同様に測定した。
gを105℃の乾燥器に2時間入れ水分を蒸発させた乾
燥残分の重量を同様に測定した。
上記2つの測定結果から注−12の計算式により回収率
(%)を求めた。
(%)を求めた。
本発明の洗浄剤組成物は、洗浄乾燥後にベト付き性を呈
することがなく、乾式掃除機による回収も良好に行える
。即ち、従来品(比較例1〜5)の回収率約20〜60
%であるのに対し、本発明の組成物の回収率は90%以
上である。
することがなく、乾式掃除機による回収も良好に行える
。即ち、従来品(比較例1〜5)の回収率約20〜60
%であるのに対し、本発明の組成物の回収率は90%以
上である。
さらに本発明の組成物は優れた洗浄効果も併せ持ち、か
つ洗浄対象物に損傷を与えることも少ないものである。
つ洗浄対象物に損傷を与えることも少ないものである。
Claims (4)
- (1)界面活性剤とコロイダルシリカ及び(または)シ
リカ粉末とを混合してなる織物用洗浄剤組成物。 - (2)シリカ粉末が見掛け比重0.3g/cm^3以上
のものである、特許請求の範囲第(1)項記載の洗浄剤
組成物。 - (3)界面活性剤100重量部に対して、コロイダルシ
リカ及び(または)シリカ粉末2〜10000重量部を
混合する、特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項の
いずれか一項に記載の洗浄剤組成物。 - (4)シリカ粉末が平均粒子径5〜1000μmのもの
である、特許請求の範囲第(1)項〜第(3)項のいず
れか一項に記載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP294485A JPS61162600A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP294485A JPS61162600A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162600A true JPS61162600A (ja) | 1986-07-23 |
JPH0410920B2 JPH0410920B2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=11543472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP294485A Granted JPS61162600A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61162600A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995035358A1 (de) * | 1994-06-22 | 1995-12-28 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Streufähiges teppichreinigungsmittel |
JP2008101033A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-05-01 | Johnson Diversey Co Ltd | カーペット用洗浄剤組成物およびそれを用いたカーペットの維持管理方法 |
JP2016023218A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | ユシロ化学工業株式会社 | カーペット用洗剤 |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP294485A patent/JPS61162600A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995035358A1 (de) * | 1994-06-22 | 1995-12-28 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Streufähiges teppichreinigungsmittel |
JP2008101033A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-05-01 | Johnson Diversey Co Ltd | カーペット用洗浄剤組成物およびそれを用いたカーペットの維持管理方法 |
JP2016023218A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | ユシロ化学工業株式会社 | カーペット用洗剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0410920B2 (ja) | 1992-02-26 |
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