JPS61162302A - 軽量無機質板材の製造方法 - Google Patents
軽量無機質板材の製造方法Info
- Publication number
- JPS61162302A JPS61162302A JP372885A JP372885A JPS61162302A JP S61162302 A JPS61162302 A JP S61162302A JP 372885 A JP372885 A JP 372885A JP 372885 A JP372885 A JP 372885A JP S61162302 A JPS61162302 A JP S61162302A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lightweight
- inorganic board
- board material
- manufacture
- raw material
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- Pending
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- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、軽量板材の製造方法に関し、詳しくは、抄
造法により軽量板材を製造する方法に関する。
造法により軽量板材を製造する方法に関する。
従来の技術
従来、無機質板材を製造する手段として、セメント原料
スラリーを抄き上げ、この抄き上げ膜をメーキングロー
ル上に巻き取って多層に積層し、これを切開して展開す
ることにより板材となし、以後これを養生硬化させる、
いわゆる抄造法が公知である。
スラリーを抄き上げ、この抄き上げ膜をメーキングロー
ル上に巻き取って多層に積層し、これを切開して展開す
ることにより板材となし、以後これを養生硬化させる、
いわゆる抄造法が公知である。
この抄造法では、セメント原料スラリーの原料濃度が最
大でも１０％程度、通常４〜７％程度であるから軽量板
材を製造する場合に不可欠である発泡粒子など軽量骨材
を混合すると、比重差により原料スラリー中で浮き上っ
て原料表面に偏析してしまい、抄造時に軽量材料のみが
抄き上げられて相対的にマ） ＩＪラックス維等の強度
発現材料が不足し、最終製品の強度低下の原因となると
いった問題があった。
大でも１０％程度、通常４〜７％程度であるから軽量板
材を製造する場合に不可欠である発泡粒子など軽量骨材
を混合すると、比重差により原料スラリー中で浮き上っ
て原料表面に偏析してしまい、抄造時に軽量材料のみが
抄き上げられて相対的にマ） ＩＪラックス維等の強度
発現材料が不足し、最終製品の強度低下の原因となると
いった問題があった。
従って、抄造法により軽量無機質板材を製造するには限
界があり、一定以上の軽量のものは製造し得ないといっ
た問題があった。
界があり、一定以上の軽量のものは製造し得ないといっ
た問題があった。
この発明の解決する問題点
この発明は、上記問題点に鑑み、抄造法により板材を製
造する場合において、軽量発泡骨材の均一な組織内への
混入を可能とし、もって軽量無機質板材の製造を可能と
することを目的としてなされたものである。
造する場合において、軽量発泡骨材の均一な組織内への
混入を可能とし、もって軽量無機質板材の製造を可能と
することを目的としてなされたものである。
問題点を解決するに至った技術
本願発明の軽量無機質板材の製造方法は、セメント原料
スラリーを抄き上げ、該抄き上げ膜上に熱可塑性合成樹
脂より成る軽量発泡粒子を散布した後、この抄き上げ膜
をメーキングロール上に巻き取り多層に積層して成板し
、次いで切開、展開した後オートクレープにより高温高
圧蒸気養生を行なうことを特徴とするものである。
スラリーを抄き上げ、該抄き上げ膜上に熱可塑性合成樹
脂より成る軽量発泡粒子を散布した後、この抄き上げ膜
をメーキングロール上に巻き取り多層に積層して成板し
、次いで切開、展開した後オートクレープにより高温高
圧蒸気養生を行なうことを特徴とするものである。
作 用
第１図は、この発明の方法の実施に使用される装置の側
面図である。
面図である。
まず、原料槽１内に、セメント濃度４〜７％のセメント
スラリー２を供給し、ワイヤーシリンダ３で抄上げ、毛
布ベルト４上に付着させて種膜５とする。
スラリー２を供給し、ワイヤーシリンダ３で抄上げ、毛
布ベルト４上に付着させて種膜５とする。
この種膜５上に熱可塑性合成樹脂より成る軽量発泡粒子
６を均一に散布する。
６を均一に散布する。
この均一散布には、例えば、原料ホッパ６０下方に、ロ
ーレットロール６１を配置した装置が用いられ、ローレ
ットロール６１の凹部を利用して、粒子６を均−分散状
に落下させる。
ーレットロール６１を配置した装置が用いられ、ローレ
ットロール６１の凹部を利用して、粒子６を均−分散状
に落下させる。
そして、この種膜５をメーキングロール７に巻き取り、
多層に積層して成板し、その後常法により、切開して展
開し、この展開板を圧縮する。
多層に積層して成板し、その後常法により、切開して展
開し、この展開板を圧縮する。
このとき、各層上に散布された軽量発泡粒子６は、第２
図に示すように、各層５，５を貫通した状態となり、こ
の発泡粒子６により層間接着強度が補強される。
図に示すように、各層５，５を貫通した状態となり、こ
の発泡粒子６により層間接着強度が補強される。
なお、多層成層板５０の表面には、散布した軽量発泡粒
子６による凹凸６′が出来る。これは、軽量発泡粒子６
を溶解させ得る溶剤塗布、あるいは、火炎、吹付等によ
り溶融させ、これにより凹凸を消失せしめ、表面を平滑
化しても良いが上記多層成層板５０の養生時、高温高圧
蒸気養生を行えば、熱溶融により凹凸が消失するため、
特に必要である場合を除き、上記処理は必要がない。
子６による凹凸６′が出来る。これは、軽量発泡粒子６
を溶解させ得る溶剤塗布、あるいは、火炎、吹付等によ
り溶融させ、これにより凹凸を消失せしめ、表面を平滑
化しても良いが上記多層成層板５０の養生時、高温高圧
蒸気養生を行えば、熱溶融により凹凸が消失するため、
特に必要である場合を除き、上記処理は必要がない。
そして、上記成層板５０は、高温高圧蒸気養生により成
形硬化され製品化されるのである。
形硬化され製品化されるのである。
実施例
セメント、細骨材、及び補強繊維等からなる濃度７％の
スラリーを用意し、これを第１図に示した装置により抄
き上げ、毛布ベルト上の種膜上に、粒径１〜２順の発泡
ポリスチレンビーズを、均一に散布し、メーキングロー
ル上に５層となるまで巻取って、成板し、切開展開後、
プレス機で平らにならし、半日自然養生後、オートクレ
ープにて高温高圧蒸気養生を行ない、厚さ５市の板材を
得た。
スラリーを用意し、これを第１図に示した装置により抄
き上げ、毛布ベルト上の種膜上に、粒径１〜２順の発泡
ポリスチレンビーズを、均一に散布し、メーキングロー
ル上に５層となるまで巻取って、成板し、切開展開後、
プレス機で平らにならし、半日自然養生後、オートクレ
ープにて高温高圧蒸気養生を行ない、厚さ５市の板材を
得た。
このものの比重、及び、強度を測定したところ、比重１
．１５、強度１２０ ｋｇ／ｃｄを得た。なお、軽量発
泡粒子を用いることなく、従来と同様の抄造法で製造し
た同大の試験片については、比重１．４５、曲げ強度１
５０ ｋｇ／７であった。
．１５、強度１２０ ｋｇ／ｃｄを得た。なお、軽量発
泡粒子を用いることなく、従来と同様の抄造法で製造し
た同大の試験片については、比重１．４５、曲げ強度１
５０ ｋｇ／７であった。
また、上記実施例の板材表面は、養生前において、合成
樹脂粒子による凹凸が生じていたが、養生後は、凹凸が
消失していた。
樹脂粒子による凹凸が生じていたが、養生後は、凹凸が
消失していた。
効果
この発明は以上述べたように、抄造法によっても、軽量
板を製造することが可能となり、しかも、本願発明によ
れば、種膜上に散布された発泡粒子が抄造膜を突き抜け
て、二層間に架橋した状態となるので、層間接着強度が
増し、眉間剥離も防止するなど種々の効果を有する。
板を製造することが可能となり、しかも、本願発明によ
れば、種膜上に散布された発泡粒子が抄造膜を突き抜け
て、二層間に架橋した状態となるので、層間接着強度が
増し、眉間剥離も防止するなど種々の効果を有する。
第１図は、この発明の方法を実施するための装置の側面
図、第２図は、この発明の方法により製造された板材の
断面図である。 １・・・原料槽、２・・・セメントスラリー、３・・・
ワイヤシリンダ、４・・・毛布ベルト、５・・・種膜、
６・・・軽量発泡粒子、７・・・メーキングロール。
図、第２図は、この発明の方法により製造された板材の
断面図である。 １・・・原料槽、２・・・セメントスラリー、３・・・
ワイヤシリンダ、４・・・毛布ベルト、５・・・種膜、
６・・・軽量発泡粒子、７・・・メーキングロール。
Claims (1)
- （１）セメント原料スラリーを抄き上げ、該抄き上げ膜
上に熱可塑性合成樹脂より成る軽量発泡粒子を散布した
後、この抄き上げ膜をメーキングロール上に巻き取り多
層に積層して成板し、次いで切開、展開した後オートク
レープにより高温高圧蒸気養生を行なうことを特徴とす
る軽量無機質板材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP372885A JPS61162302A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 軽量無機質板材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP372885A JPS61162302A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 軽量無機質板材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61162302A true JPS61162302A (ja) | 1986-07-23 |
Family
ID=11565328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP372885A Pending JPS61162302A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 軽量無機質板材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61162302A (ja) |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP372885A patent/JPS61162302A/ja active Pending
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