JPS61161844A - 通信制御装置の制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理装置相互間のデータ通信の通信、制
御装置に関する。特に、通信制御装置の排他制御の方式
に関する。

（概　要〕 本発明は、オンライン接続された複数の計算機システム
の相互通信において、 通信制御装置に使用中通信サブシステムの識別符号を記
憶させ、新たな通信要求に対してこの識別符号の一致す
る要求のみを処理することにより、通信制御装置の排他
制御を効率的に行うものである。

〔従来の技術〕

情報処理装置間のデータ通信に用いられる通信制御装置
は、従来方式では特定の通信サブシステムに占有された
ときには、異なるまたは同一の通信プロトコルを有する
他の通信サブシステムが同時に起動されると、無条件に
通信制御装置が再初期設定されることになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この結果、複数の通信サブシステムからの利用は効率が
悪くなる。このため高価な通信制御装置を多数設けるな
ど、高価になる欠点があった。

本発明はこれを改良するもので、オンラインシステム資
源としての通信制御装置の有効利用を図ることを目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数の通信サブシステムが、その通信サブシ
ステムが接続された計算機システム対応に設けられた通
信制御装置を介して相互にオンライン通信を行うための
制御方式において、通信制御装置にこれを使用中の通信
サブシステムに固有の識別符号（ＩＤ）を記憶させてお
き、新たな通信要求に伴い各通信サブシステムに自己の
ｉ別符号を送出させ、通信制御装置では通信要求に伴う
識別符号がその通信制御装置に記憶されている識別符号
と一致しないときにはこの通信要求を拒否するように制
御することを特徴とする。

さらに詳しくは、複数の計算機システムに接続される通
信制御装置を構成するオンラインシステムで、その通信
制御装置が各々の計算機システムの制御のもとに動作す
る通信サブシステム間で異なるまたは同一の通信プロト
コルによりあるいは特定計算機システムの制御のもとに
動作する複数の通信サブシステム間で異なるまたは同一
通信プロコトルで排他的に使用される場合に、この通信
制御装置にこの通信制御装置を使用する通信システムに
対応する識別符号を記憶する手段と、この通信制御装置
を使用する通信サブシステムを制御する計算機システム
に接続される通信路の位置を記憶する手段を設け、通信
制御装置による識別符号を比較し、利用者がいないとき
に利用者なしを記憶する手段、通信サブシステムで通信
制御装置の使用を中止あるいは障害が発生した場合に対
応する通信路の位置によりその識別符号をリセットする
手段を設け、上記の手段を通信路を通して制御する通信
サブシステムの識別符号をセットまたはリセットする手
段により構成されることがよい。

〔作　用〕

本発明は、データ通信を行うオンラインシステムで使用
する通信制御装置に、現在その通信制御装置を使用して
いる通信サブシステムに対応する識別符号をセントして
おき、セットされた識別符号に対応する通信サブシステ
ム以外からの使用を拒否することにより、通信制御装置
が複数の通信サブシステムで排他的に使用される場合の
誤動作を防止するとともに、その利用の効率化をはかる
。

〔実施例〕

第１図は本発明を実施したオンラインシステムの構成例
である。この例では３つの計算機システム１．２および
３が、それぞれ通信制御装置１１゜１２および１３を介
して、さらに通信網１０を介して接続されたものであり
、この通信網１ｏには、端末５１〜５ｎが端末群制御装
置１４を介して接続されている。

各計算機システムｌ、２および３には、それぞれ１以上
の通信サブシステム１１１〜１３１が接続されている。

さらに、３つの計算機システムのうち符号１．２は近い
位置にあり、通信制御装置１１および１２に相互接続を
行うことができるように、交絡接続回路２０が設けられ
ている。

この構成で、各通信サブシステム１１１〜１３１は相互
に通信路を設定しデータ転送を行うことができる。また
、必要があれば端末５１〜５ｎとの通信を行うことがで
きる。

ここで本発明の特徴とするところは、通信制御装置１１
〜１３に通信要求の競合が発生した場合に、その制御を
円滑かつ合理的に行うところにある。

すなわち、通信制御装置１１〜１３を利用する通信サブ
システム１１１−１３１について、それぞれ固有の識別
符号（ＩＤ）を割当てておき、この識別符号を使用中の
通信制御装置１１〜１３に設定する。新たな通信要求を
行う場合には、各通信サブシステム１１１〜１３１はそ
れぞれ自己の識別符号を送信し、各通信制御装置１１〜
１３では、それが現在使用中として記憶されている識別
符号に一致すればその通信要求に応答し、一致しなけれ
ばその通信要求を拒否するように制御する。

第２図は通信サブシステムと通信制御装置との通信の一
形態を示すブロック構成図である。この図は本発明に係
る部分を特に強調して示す図である。通信サブシステム
１１１には、割り当てられた識別符号を設定しておき、
通信要求に際してその識別符号を通信制御装置に送信す
る識別符号設定部１０１と、通信が終了したときに通信
制御装置に記憶した識別符号をリセットする識別符号リ
セット部１０２とを含む。通信制御装置１１には、受信
される識別符号と記憶された識別符号とを比較する比較
手段２０１と、通信路の位置を記憶しておき上記比較手
段２０１の一致出力により通信路を指定する通信路位置
記憶手段２０２と、現在通信中の通信サブシステムの識
別符号を記憶しておく記憶手段２０３とを含む。符号２
０４は障害検出手段であり通信路に障害が検出されてい
るときに、そり通信路の利用指定を禁止するためのもの
である。

各通信サブシステムは、通信制御装置の使用に際して必
ず各通信サブシステム対応に付けられた識別符号を通信
制御装置に通知し、現在使用中であることを記憶させる
ため初期化指令を実行する。

通信制御装置では、初期化指令を受けた通信路がただち
に初期化されているか否かを通信路毎に設けた記憶手段
によりチェックし、未だ初期化が行われていない場合に
は通信要求に応答する。また初期化が行われている場合
には、初期化指令で指定された識別符号を記憶手段２０
３の識別符号と比較手段２０１によりチェックし、その
識別符号が一致するとき、または識別符号が記憶されて
いない（使用者なし）ならば通信路位置を記憶するとと
もに、識別符号記憶手段２０３に識別符号を記憶した後
に通信制御装置の再初期化を行う。以降記憶された識別
符号に対応する通信サブシステムからの要求に限りこれ
を処理する。識別符号が不一致の場合には、他の通信サ
ブシステムで使用中であり、新たな要求を発した通信サ
ブシステムに使用不可であることを通知する。通信サブ
システムで通信制御装置の使用が終了したときには、通
信サブシステムは終了指令を実行する。通信制御装置で
は、この終了指令を受けると、記憶手段２０３に記憶さ
れている識別符号をリセットし現在未使用であることを
記憶しておく。

何らかの障害が発生した場合には、通信制御装置は自ら
通信路位置の記憶と識別符号をリセットし未使用、かつ
未初期化状態にする。

このようにして通信制御装置の排他制御を行う。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、複数のサブシステムに使
用される通信制御装置に、現在その通信制御装置が使用
している通信サブシステムに対応する識別符号を記憶さ
せておくことにより、通信制御装置の排他制御を効率的
に行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例オンラインシステムのブロック
構成図。 第２図は本発明に係る要部装置のブロック構成図。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の通信サブシステムが、その通信サブシステ
   ムが接続された計算機システム対応に設けられた通信制
   御装置を介して相互にオンライン通信を行うための制御
   方式において、 通信制御装置にこれを使用中の通信サブシステムに固有
   の識別符号を記憶させておき、 新たな通信要求に伴い各通信サブシステムに自己の識別
   符号を送出させ、 通信制御装置では通信要求に伴う識別符号がその通信制
   御装置に記憶されている識別符号と一致しないときには
   この通信要求を拒否するように制御する ことを特徴とする通信制御装置の制御方式。