JPS61161222A - γ型インタ−フエロンフラグメントの組成物 - Google Patents
γ型インタ−フエロンフラグメントの組成物Info
- Publication number
- JPS61161222A JPS61161222A JP60002585A JP258585A JPS61161222A JP S61161222 A JPS61161222 A JP S61161222A JP 60002585 A JP60002585 A JP 60002585A JP 258585 A JP258585 A JP 258585A JP S61161222 A JPS61161222 A JP S61161222A
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- JP
- Japan
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- fragment
- composition
- gamma
- human
- ifn
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- Pending
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はγ型インターフェロンプラグメントの組成物に
関する。
関する。
(従来の技術)
ヒトインターフェロンは現在、α型、β型およびγ型の
3種類に分類されている。α型およびβ型インターフェ
ロンは比較的安定で、主として非経口投与剤の形態で臨
床に供せられ、組織的臨床研究も進んでいる。一方、γ
型インターフェロン(1FN−7と略称することがある
)は極めて不安定で、水溶液の保存、凍結あるいは凍結
乾燥の操作中において、容易にその活性を減じ、臨床上
使用するに値する安定な組成物を得ることを、極めて困
難にしている。その為、インターフェロンの中でも著し
く強い抗腫瘍作用を有し、医薬として最も期待の大きい
IIN−rの臨床応用への大きな妨げとなっている。と
りわけγ型インターフェロンフラグメントにおいてはそ
の性状に関する知見も少なく、安定なその組成物を得た
との報告はない。
3種類に分類されている。α型およびβ型インターフェ
ロンは比較的安定で、主として非経口投与剤の形態で臨
床に供せられ、組織的臨床研究も進んでいる。一方、γ
型インターフェロン(1FN−7と略称することがある
)は極めて不安定で、水溶液の保存、凍結あるいは凍結
乾燥の操作中において、容易にその活性を減じ、臨床上
使用するに値する安定な組成物を得ることを、極めて困
難にしている。その為、インターフェロンの中でも著し
く強い抗腫瘍作用を有し、医薬として最も期待の大きい
IIN−rの臨床応用への大きな妨げとなっている。と
りわけγ型インターフェロンフラグメントにおいてはそ
の性状に関する知見も少なく、安定なその組成物を得た
との報告はない。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者らは、ヒトエFN−rフラグメントの安定化お
よびヒトIP’N−rフラグメントの安定な組成物の製
造につき鋭意研究を行い、凍結および凍結乾燥の操作に
おいても工FN−γの活性の低下を来たすことのない安
定なIF’N−γフラグメントの組成物の製造法を確立
し、本発明を完成した。
よびヒトIP’N−rフラグメントの安定な組成物の製
造につき鋭意研究を行い、凍結および凍結乾燥の操作に
おいても工FN−γの活性の低下を来たすことのない安
定なIF’N−γフラグメントの組成物の製造法を確立
し、本発明を完成した。
(問題を解決するための手段)
本発明は、デキストランまたは(および)ヒドロキシエ
チル澱粉の共存下に凍結もしくは凍結乾燥シタヒトr型
インターフェロンフラグメントの組成物を提供するもの
である。
チル澱粉の共存下に凍結もしくは凍結乾燥シタヒトr型
インターフェロンフラグメントの組成物を提供するもの
である。
本発明に用いられるIF’N−rフラグメントはヒト出
来のものであれば、天然のあるいは遺伝子組み換え技術
で得られるいずれのIF’N−γフラグメントでもよい
。
来のものであれば、天然のあるいは遺伝子組み換え技術
で得られるいずれのIF’N−γフラグメントでもよい
。
本発明におけるIFN−γフラグメントは、第1図で示
される146個のアミノ酸からなるポリペプチドの拙々
のフラグメントを包含する。す々わち、例えば上記ポリ
ペプチドのN末端部分の4個以下のアミノ酸が欠落した
N末端部欠落スピーシーズや上記ポリペプチドもしくは
N末端部欠落スピーシーズの第131番アミノ酸残基以
降の部位で切断されたC末端部欠落スピーシーズなどが
挙げられる。
される146個のアミノ酸からなるポリペプチドの拙々
のフラグメントを包含する。す々わち、例えば上記ポリ
ペプチドのN末端部分の4個以下のアミノ酸が欠落した
N末端部欠落スピーシーズや上記ポリペプチドもしくは
N末端部欠落スピーシーズの第131番アミノ酸残基以
降の部位で切断されたC末端部欠落スピーシーズなどが
挙げられる。
上記種々のフラグメントの中で、第1図で示される14
6個のアミノ酸からなるポリペプチドのN末端部分の4
個以下のアミノ酸が欠落したN末端部欠落スピーシーズ
が好ましい。
6個のアミノ酸からなるポリペプチドのN末端部分の4
個以下のアミノ酸が欠落したN末端部欠落スピーシーズ
が好ましい。
−γ〕が好ましい。
本発明においては、遺伝子組み換え技術で得られる上記
ヒトエrN−γフヲグメントを高濃度に含有する水溶液
が有利に使用される。
ヒトエrN−γフヲグメントを高濃度に含有する水溶液
が有利に使用される。
本願におけるヒトエPH−γフフグメントの比活性はI
F”N−γの比活性として表示され、その比活性は、1
x105〜1x107[i原単位/a!/(工[J/q
)であることが好ましく、工F’N−γフフグメント水
溶液として1×10〜lXlO7エU/wtl とりわ
け1xlO〜1xlO工U /mlの活性を有するもの
が好ましい。
F”N−γの比活性として表示され、その比活性は、1
x105〜1x107[i原単位/a!/(工[J/q
)であることが好ましく、工F’N−γフフグメント水
溶液として1×10〜lXlO7エU/wtl とりわ
け1xlO〜1xlO工U /mlの活性を有するもの
が好ましい。
デキストフンおよびヒドロキンエチ/l/澱粉は、市販
の吃のを使用できるが、本組成物を臨床応用するために
は、代用血漿として非経口投与に用いられる程度の品質
のものが好ましい。デキストフンは、平均分子量1万〜
10万、とシわけ4万〜7万のものが、ヒドロキシェチ
/l/澱粉は、平均分子量1万〜20万、とシわけ2万
〜6万またけ20万のものが有利に使用される。
の吃のを使用できるが、本組成物を臨床応用するために
は、代用血漿として非経口投与に用いられる程度の品質
のものが好ましい。デキストフンは、平均分子量1万〜
10万、とシわけ4万〜7万のものが、ヒドロキシェチ
/l/澱粉は、平均分子量1万〜20万、とシわけ2万
〜6万またけ20万のものが有利に使用される。
デキストフンおよびヒドロキシエチル細粉は、11’N
−γフラグメント水溶液1ゴ当91ダ以上、好ましくは
3N1〜50M//含有させることが好ましい。
−γフラグメント水溶液1ゴ当91ダ以上、好ましくは
3N1〜50M//含有させることが好ましい。
本発明の組成物には、上記デキストランまたは(および
)ヒドロキシ星チル勲粉に加え、ヒト孟清アルブミン(
USA)を配合すること系できる。
)ヒドロキシ星チル勲粉に加え、ヒト孟清アルブミン(
USA)を配合すること系できる。
U S A ’il’5合す65合、I’ F M−7
7→、7し。
7→、7し。
水溶液1wl1当シ2〜20 IIQ加えることが好ま
しい。
しい。
また本発明の組成物は、該フラグメントがシスティン残
基を有する場合還元性硫黄化合物i共存せ七めてもよい
。該還元性硫黄化合物として□、グルタチオン(還元型
)、チオケト酸。システィン、N−アセチルシスティン
、N−アセチルホモシヌテイン、チオジグリコール、チ
オエタノールアミン、モノチオグリセロール、ジチオス
レイトールおよび炭素数1〜7のチオアルカン酸が挙げ
られるがとシわけ、グルタチオン(還元型)が好ましい
。還元性硫黄化合物を共存せしめる場合、工FN−γフ
ラグメント水溶液1d当シ還元性硫黄化合物0.14以
上、とシわけ05〜10qが好ましい。
基を有する場合還元性硫黄化合物i共存せ七めてもよい
。該還元性硫黄化合物として□、グルタチオン(還元型
)、チオケト酸。システィン、N−アセチルシスティン
、N−アセチルホモシヌテイン、チオジグリコール、チ
オエタノールアミン、モノチオグリセロール、ジチオス
レイトールおよび炭素数1〜7のチオアルカン酸が挙げ
られるがとシわけ、グルタチオン(還元型)が好ましい
。還元性硫黄化合物を共存せしめる場合、工FN−γフ
ラグメント水溶液1d当シ還元性硫黄化合物0.14以
上、とシわけ05〜10qが好ましい。
更に他の安定化剤として、グリシン、グルタミン酸およ
びα−アヲニンのようなアミノ酸およびその生理的に許
容される塩またはその誘導体、ブドウ糖、果糖、マンノ
ースおよびガフクトースのような単糖類およびショ糖、
マルトースおよび乳糖のよりな二糖類から選ばれる1種
または2種以上の物質を加えると一層、一定性が向上す
るので、これらを適宜配合してもよい。
びα−アヲニンのようなアミノ酸およびその生理的に許
容される塩またはその誘導体、ブドウ糖、果糖、マンノ
ースおよびガフクトースのような単糖類およびショ糖、
マルトースおよび乳糖のよりな二糖類から選ばれる1種
または2種以上の物質を加えると一層、一定性が向上す
るので、これらを適宜配合してもよい。
上記安定化剤の中でも、ショ糖が好ましく、ショ糖を配
合する場合は、工YN−7フフグメント水溶液1胃l当
シ10〜50qが好ましい。
合する場合は、工YN−7フフグメント水溶液1胃l当
シ10〜50qが好ましい。
さらにツイーシ2′θなどの界面活性剤、緩衝剤、等張
化剤々どを含有していてもよい。
化剤々どを含有していてもよい。
本発明の凍結お工゛び凍結乾燥したとトエF’N−γフ
ッグメントの組成物は、たとえば以下の方法により製造
することができる。
ッグメントの組成物は、たとえば以下の方法により製造
することができる。
ヒトエF’N−γフラグメント1×102〜1×IQ7
IU/ff/含有水溶液に、デキストラン丑たは(およ
び)ヒドロキシエチlし酸扮をI M9 / rs1以
上、好ましくは3〜50’lfJ/mlc両者全用いる
場合は合計n′として)の濃度になるように加える。さ
らに上記しだH8kやショ糖なども合せて加えることも
できる。なお上記工F’N−γフラグメント水浴液には
0.1m4/ゴ以上、好ましくは05〜10q/mlの
還元性硫黄化合物や做財の界面活性剤を含有していても
よく、また上記安定化剤と同様、これらを新たに加える
こともできる。
IU/ff/含有水溶液に、デキストラン丑たは(およ
び)ヒドロキシエチlし酸扮をI M9 / rs1以
上、好ましくは3〜50’lfJ/mlc両者全用いる
場合は合計n′として)の濃度になるように加える。さ
らに上記しだH8kやショ糖なども合せて加えることも
できる。なお上記工F’N−γフラグメント水浴液には
0.1m4/ゴ以上、好ましくは05〜10q/mlの
還元性硫黄化合物や做財の界面活性剤を含有していても
よく、また上記安定化剤と同様、これらを新たに加える
こともできる。
本発明の凍結したヒトエFN−γフラグメントの組成物
は、例えば上記水溶液を通常−80’−−30℃で凍結
することによシ製造できる。該凍結組成物は一80°〜
−10′cで保管することが好ましい。
は、例えば上記水溶液を通常−80’−−30℃で凍結
することによシ製造できる。該凍結組成物は一80°〜
−10′cで保管することが好ましい。
本発明の凍結乾燥したヒトエFN−γフラグメントの組
成物は、例えば上記凍結組成物を常法(例、真空度Q、
l torr以下で、凍結温度から徐々に温度を上昇
させ約30して乾燥を終了する)により減圧乾燥するか
、上記水浴液または上記凍結組成物の融解によシ得られ
る水浴液を、所望によシ小分けし、上記同様凍結した後
、常法によシ減圧乾燥することによシ製造することがで
きる。
成物は、例えば上記凍結組成物を常法(例、真空度Q、
l torr以下で、凍結温度から徐々に温度を上昇
させ約30して乾燥を終了する)により減圧乾燥するか
、上記水浴液または上記凍結組成物の融解によシ得られ
る水浴液を、所望によシ小分けし、上記同様凍結した後
、常法によシ減圧乾燥することによシ製造することがで
きる。
注射用製剤としての本発明の凍結乾燥したヒトエFM−
γフラグメントの組成物全製造する場合は、小分けする
前に無M濾過等によp精製し、無菌操作によシバイアル
瓶等に分注小分けした後上記凍結乾燥処理に付すことが
好ましい。
γフラグメントの組成物全製造する場合は、小分けする
前に無M濾過等によp精製し、無菌操作によシバイアル
瓶等に分注小分けした後上記凍結乾燥処理に付すことが
好ましい。
本発明の凍結もしくは凍結乾燥したヒトエF’N−γフ
ラグメントの組成物は、その凍結操作および保存中の活
性の低下が少なく有用である。また凍結乾燥した組成物
は、安定化されたヒ)IIIJ−γフラグメントの粉末
として得られとりわけ非経口投与製剤として有利に用い
ることができる。
ラグメントの組成物は、その凍結操作および保存中の活
性の低下が少なく有用である。また凍結乾燥した組成物
は、安定化されたヒ)IIIJ−γフラグメントの粉末
として得られとりわけ非経口投与製剤として有利に用い
ることができる。
本発明の凍結乾燥したヒ)IF’N−fフラグメントの
組成物を注射用製剤として用いる場合は、通常用時、凍
結乾燥組成物をバイアル当91〜100訂/の注射用蒸
留水、生理食塩液またはブドウ糖注射液に溶解して使用
する。また適当な担体、賦型剤、希釈剤を用いて眼、耳
、鼻内投与用の剤形として用いることができる。
組成物を注射用製剤として用いる場合は、通常用時、凍
結乾燥組成物をバイアル当91〜100訂/の注射用蒸
留水、生理食塩液またはブドウ糖注射液に溶解して使用
する。また適当な担体、賦型剤、希釈剤を用いて眼、耳
、鼻内投与用の剤形として用いることができる。
本発明の凍結したもしくは凍結乾燥したヒトエFN−f
フラグメントの組成物は、低毒性で、公知のヒトIP’
N−fと同様の目的に同様の用法により使用することが
できる。
フラグメントの組成物は、低毒性で、公知のヒトIP’
N−fと同様の目的に同様の用法により使用することが
できる。
本願明細書中、工F’N−γフラグメントの活性(抗ウ
ィルス活性)は下記にょシ求めたIFN−γの国際単位
(IU)として表示した。
ィルス活性)は下記にょシ求めたIFN−γの国際単位
(IU)として表示した。
工U二単位(ユニット)の確定した国際標準工F’N−
γと目的とする資料をヒト羊膜由来F’L細胞株に対す
るシンドビス ウィルス(5indbisVirua
)の細胞変性効果阻止試験を用いて測定し、その比率か
ら力価を算出して求めた。
γと目的とする資料をヒト羊膜由来F’L細胞株に対す
るシンドビス ウィルス(5indbisVirua
)の細胞変性効果阻止試験を用いて測定し、その比率か
ら力価を算出して求めた。
なお溶液中の蛋白量は、K:280nm=1.0を1q
として計算して求めた。
として計算して求めた。
(作用および実施例)
以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
明はこれらに限定されるものではない。
なお実施例で用いたヒトエFN−γフラグメントは、参
考例1に記載した方法で製造したデス(Cys−Tyr
−Cya )工F’N−7の高濃度水溶液を使用した。
考例1に記載した方法で製造したデス(Cys−Tyr
−Cya )工F’N−7の高濃度水溶液を使用した。
実施例1
参考例1で得たデス(Cys−Tyr−Cys ) I
F N−rの2.5X10 工U/s/水溶液11
1Ilにデキストラン(平均分子量7万)30qおよび
注射用蒸留水0.5 wtを加え無菌沖過して得た1、
5 ylをバイアル瓶中で凍結乾燥した。
F N−rの2.5X10 工U/s/水溶液11
1Ilにデキストラン(平均分子量7万)30qおよび
注射用蒸留水0.5 wtを加え無菌沖過して得た1、
5 ylをバイアル瓶中で凍結乾燥した。
凍結乾燥品を注射用蒸留水で再溶解して、ヒトIN’N
−γの力価を測定した。
−γの力価を測定した。
凍結乾燥する前の水溶液の力価に対する残存率は92%
であった。
であった。
実施例2
実施例1においてデキストランの代シにヒドロキシエチ
ル澱粉(平均分子量2o万)309を用いた以外は実施
例1と同様に行った。
ル澱粉(平均分子量2o万)309を用いた以外は実施
例1と同様に行った。
凍結乾燥する前の水溶液の力価に対する残存率は95%
であった。
であった。
実施例3
実施例2において、更にグルタミン酸ナトリウム10m
gを加えた以外は実施例2と同様に行った。
gを加えた以外は実施例2と同様に行った。
凍結乾燥する前の水溶液の力価に対する残存率は104
%であった。 ′ 実施例4 ° 参考例1で得たデス(Cya−Tyr−Cys
) I F N−rの2.5 X 10 工U/’
Q水溶液1wlにヒドロキシエチル澱粉(平均分子量2
0万)309および注射用蒸留水0.5ゴを加え無菌沖
過して得た1、5glをバイアル瓶に入れ、−30℃に
凍結した。凍結品を融解後、IFN−γの力価を測定し
た。凍結前の水溶液の力価に対する残存率は98%であ
った。
%であった。 ′ 実施例4 ° 参考例1で得たデス(Cya−Tyr−Cys
) I F N−rの2.5 X 10 工U/’
Q水溶液1wlにヒドロキシエチル澱粉(平均分子量2
0万)309および注射用蒸留水0.5ゴを加え無菌沖
過して得た1、5glをバイアル瓶に入れ、−30℃に
凍結した。凍結品を融解後、IFN−γの力価を測定し
た。凍結前の水溶液の力価に対する残存率は98%であ
った。
参考例1 デス(Cys−Tyr−Cys ) I F
N −1の製造 (1)形質転換体の製造 xvN−r%現プラスミドpRC23/I F l−9
00(EPC公開第0089676号公報実施例7参照
〕を制限酵素NdeI、NcoI で消化し、工FN−
γ遺伝子部分を含むNdeI−Ncoエフ10bp
DNA断片(A)を分取した。一方、プラスミドpRC
23を#A@酵素BglI[、EcoRIで消化し、λ
PLプロモーターを含む265 bpのDNA断片(B
)を分取した。(A) 、 (B)と化学合成して得た
蛋白合成開始コドンを含むオリゴヌクレオチドアダプタ
ー AATTCATGCAGGATCCA GTACGTCCTAGGTAT ′ft’l’4DNAリガーゼを用いてNdeIとEc
oRIののりしろ部分に結合させた。得られたDNA断
片をNcoIとBgllIで処理して得たプラスミドp
R023/IPI−900に結合させ、Cya−23゛ Tyr−Cya 欠落工F’N−γのポリペプチドをコ
ードする発現プラスミドpLC2を構築した。(第2図
)このプラスミドpLC2を用いてCohenらの方法
〔プロシージンゲス オブ ナショナルアカデミ−オプ
サイエンス、69.2110(1972))に従って
大腸菌RRI (pRK248C工ts)を形質転換し
、形質転換体エシェリヒア コリ(Escherich
ia coli w E、 coli ) RR工(p
LC2,pRK248 oIta )i得た。
N −1の製造 (1)形質転換体の製造 xvN−r%現プラスミドpRC23/I F l−9
00(EPC公開第0089676号公報実施例7参照
〕を制限酵素NdeI、NcoI で消化し、工FN−
γ遺伝子部分を含むNdeI−Ncoエフ10bp
DNA断片(A)を分取した。一方、プラスミドpRC
23を#A@酵素BglI[、EcoRIで消化し、λ
PLプロモーターを含む265 bpのDNA断片(B
)を分取した。(A) 、 (B)と化学合成して得た
蛋白合成開始コドンを含むオリゴヌクレオチドアダプタ
ー AATTCATGCAGGATCCA GTACGTCCTAGGTAT ′ft’l’4DNAリガーゼを用いてNdeIとEc
oRIののりしろ部分に結合させた。得られたDNA断
片をNcoIとBgllIで処理して得たプラスミドp
R023/IPI−900に結合させ、Cya−23゛ Tyr−Cya 欠落工F’N−γのポリペプチドをコ
ードする発現プラスミドpLC2を構築した。(第2図
)このプラスミドpLC2を用いてCohenらの方法
〔プロシージンゲス オブ ナショナルアカデミ−オプ
サイエンス、69.2110(1972))に従って
大腸菌RRI (pRK248C工ts)を形質転換し
、形質転換体エシェリヒア コリ(Escherich
ia coli w E、 coli ) RR工(p
LC2,pRK248 oIta )i得た。
(11)形質転換体の培養
上記(1)で構築したプラスミドを含む菌株E。
coli RRI (pLC2,pRK248 cIt
a’)を1%バクトドリプトン、0.5%酵母エキス、
0.5%食塩、7μg /wlテトフサイクリンを含む
液体培地50mt中で、35℃、12時間振とり培gl
を行った。培養液を0.5%カザミノ酸、0.5%グル
コース、7μ9/rslのテトラサイクリンを含むM9
培地2.51に移し、35℃で4時間、ついで42℃で
3時間培養した。遠心分離して菌体を集め、−80℃で
保存した。
a’)を1%バクトドリプトン、0.5%酵母エキス、
0.5%食塩、7μg /wlテトフサイクリンを含む
液体培地50mt中で、35℃、12時間振とり培gl
を行った。培養液を0.5%カザミノ酸、0.5%グル
コース、7μ9/rslのテトラサイクリンを含むM9
培地2.51に移し、35℃で4時間、ついで42℃で
3時間培養した。遠心分離して菌体を集め、−80℃で
保存した。
(1)精製
上記(龍)と同様の方法で得た凍結菌体7.1′gを7
M塩酸グアニジンおよび2mMフェニルメチルスルフオ
ニ〃フルオライドを含む0.1M)リス塩酸緩衝液Cp
H7,0) 22wlに懸濁し、4℃で1時間撹拌した
のち10,0OOXIFで30分間遠心分離にかけて上
清24m1を得た。この上清に137 mM塩化ナトリ
ウム、 2.7 mM塩化カリウム、8.1mMリン酸
二ナトリウムおよび1.5 mMリン酸−カリウムから
成る緩衝液(pH7,4)300mlを加えて希釈し、
抗体カラム(Moγ2−11.1.カラム容量15−)
に流速1解j/分でかけた。そののち、0.5M塩酸グ
アニジンを含む29mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH
7,0)60g/でカラムを洗浄し、ついで、2M塩酸
グアニシンを含む29mMリン酸ナトリウふ緩衝液(p
H7,0) 45−で溶出し、抗ウィルス活性を有する
画分25g/を得た。この両分25m1をあらカシメI
NIIMエチレンジアミン四酢酸、 0.15 M塩化
す千すウム、lQmMシスティンおよび2M塩酸グアニ
ジンを含む25mM酢酸アンモニウム緩衝液(pH6,
0)で平衡化したセファクリIL/S−200(ファル
マシア社製)のカラム(2,6X94cm+)、カラム
容量500胃jにかけ、同一緩衝液で溶出して抗ウィル
ス活性を有する画分40dを得た。
M塩酸グアニジンおよび2mMフェニルメチルスルフオ
ニ〃フルオライドを含む0.1M)リス塩酸緩衝液Cp
H7,0) 22wlに懸濁し、4℃で1時間撹拌した
のち10,0OOXIFで30分間遠心分離にかけて上
清24m1を得た。この上清に137 mM塩化ナトリ
ウム、 2.7 mM塩化カリウム、8.1mMリン酸
二ナトリウムおよび1.5 mMリン酸−カリウムから
成る緩衝液(pH7,4)300mlを加えて希釈し、
抗体カラム(Moγ2−11.1.カラム容量15−)
に流速1解j/分でかけた。そののち、0.5M塩酸グ
アニジンを含む29mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH
7,0)60g/でカラムを洗浄し、ついで、2M塩酸
グアニシンを含む29mMリン酸ナトリウふ緩衝液(p
H7,0) 45−で溶出し、抗ウィルス活性を有する
画分25g/を得た。この両分25m1をあらカシメI
NIIMエチレンジアミン四酢酸、 0.15 M塩化
す千すウム、lQmMシスティンおよび2M塩酸グアニ
ジンを含む25mM酢酸アンモニウム緩衝液(pH6,
0)で平衡化したセファクリIL/S−200(ファル
マシア社製)のカラム(2,6X94cm+)、カラム
容量500胃jにかけ、同一緩衝液で溶出して抗ウィル
ス活性を有する画分40dを得た。
ここで得られたCya−Tyr−Cya欠落IFW−y
のポリペプチド〔デス(Cya−Tyr−Cya )
r )’ 1lr−r)は、7.0JllFであ多胞活
性は2.7X10IU/qであった。
のポリペプチド〔デス(Cya−Tyr−Cya )
r )’ 1lr−r)は、7.0JllFであ多胞活
性は2.7X10IU/qであった。
(@明の効果)
本発明のデキストランまたは(および)ヒドロキシエチ
/L’ffl’J粉の共存下に凍結もしくは凍結乾燥し
たヒトエFN−γフラグメントの組成物は、その凍結操
作および保存中の活性の低下が少なく、医薬品等として
有利に用いることができる。
/L’ffl’J粉の共存下に凍結もしくは凍結乾燥し
たヒトエFN−γフラグメントの組成物は、その凍結操
作および保存中の活性の低下が少なく、医薬品等として
有利に用いることができる。
第1図は146個のアミノ酸からなるヒトIF’N−γ
のアミノ酸配列を示す。 第2図は参考例1(I)に開示する発現用プラヌミドp
LC2の構築図を示す。
のアミノ酸配列を示す。 第2図は参考例1(I)に開示する発現用プラヌミドp
LC2の構築図を示す。
Claims (2)
- (1)デキストランまたは(および)ヒドロキシエチル
澱粉の共存下に凍結もしくは凍結乾燥したヒトγ型イン
ターフェロンフラグメントの組成物。 - (2)ショ糖の共存下に凍結もしくは凍結乾燥した特許
請求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60002585A JPS61161222A (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 | γ型インタ−フエロンフラグメントの組成物 |
EP85100550A EP0150067A3 (en) | 1984-01-23 | 1985-01-19 | Stable composition of gamma-interferon |
GR850158A GR850158B (ja) | 1984-01-23 | 1985-01-21 | |
US06/693,669 US4714611A (en) | 1984-01-23 | 1985-01-22 | Stable composition of gamma-interferon |
NZ210897A NZ210897A (en) | 1984-01-23 | 1985-01-22 | Stable human gamma-interferon compositions |
PT79854A PT79854B (en) | 1984-01-23 | 1985-01-22 | Process for the preparation of a gamma interferon composition and stabilization thereof |
KR1019850000356A KR850005455A (ko) | 1984-01-23 | 1985-01-22 | r-인터페론 안정화 조성물의 제조방법 |
DK28985A DK28985A (da) | 1984-01-23 | 1985-01-22 | Stabilt humant gamma-interferonpraeparat samt fremgangsmaade til fremstilling deraf |
PH31752A PH22531A (en) | 1984-01-23 | 1985-01-22 | Stable composition of interferon |
AU38016/85A AU569365B2 (en) | 1984-01-23 | 1985-01-23 | Stabilization of human gamma interferon |
CN 85101930 CN85101930A (zh) | 1985-01-09 | 1985-04-01 | 稳定型γ-干扰素制剂的制备方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60002585A JPS61161222A (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 | γ型インタ−フエロンフラグメントの組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161222A true JPS61161222A (ja) | 1986-07-21 |
Family
ID=11533447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60002585A Pending JPS61161222A (ja) | 1984-01-23 | 1985-01-09 | γ型インタ−フエロンフラグメントの組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61161222A (ja) |
CN (1) | CN85101930A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1253932B1 (en) * | 2000-02-08 | 2005-04-27 | Allergan, Inc. | Botulinum toxin pharmaceutical compositions |
-
1985
- 1985-01-09 JP JP60002585A patent/JPS61161222A/ja active Pending
- 1985-04-01 CN CN 85101930 patent/CN85101930A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN85101930A (zh) | 1986-07-09 |
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