JPS61160608A - シリンダ装置 - Google Patents

シリンダ装置

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Publication number
JPS61160608A
JPS61160608A JP27811184A JP27811184A JPS61160608A JP S61160608 A JPS61160608 A JP S61160608A JP 27811184 A JP27811184 A JP 27811184A JP 27811184 A JP27811184 A JP 27811184A JP S61160608 A JPS61160608 A JP S61160608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder
emergency
output
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27811184A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Idoguchi
勝 井戸口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP27811184A priority Critical patent/JPS61160608A/ja
Publication of JPS61160608A publication Critical patent/JPS61160608A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、シリンダ装置に係り、特にトランスミッショ
ンのセレクト操作用等に用いられ、作動流体が失陥した
場合には出力取出用ピストンが必ず定位置に停止するよ
うにした定位置停止型のシリンダ装置に関する。
従来技術 従来、トルクコンバータ方式の自動変速式トランスミッ
ションに代えて、手動変速式トランスミッションを自動
変速化するための作動装置として種々のシリンダ装置が
提案されており、その中には例えばトランスミッション
のセレクト操作を行わせるために複数の定位置に出力取
出用のピストンが停止するようにしたシリンダ装置があ
るが、従来例のものは何らかの事情で作動流体が失陥し
た場合のことを特に考慮していなかったので、作動流体
が失陥するとその瞬間に位置していた不特定の位置にピ
ストンが停止してしまい、例えば4速又は5速用のセレ
クト位置に停止することになるとすれば、車輌を再発進
させることが困難になる場合が生じることが予想される
目  的 本発明は、上記した従来技術の不具合を除くためになさ
れたものであって、その目的とするところは、出力取出
用のピストンが通常作動時においては複数の定位置に停
止するようにしたシリンダ装置において、シリンダ内に
非常時においてその復元力により出力取出用のピストン
を特定の位置まで押圧して移動させることができるよう
にしたスプリングを収容することによって、流体の失陥
時には該スプリングの復元力によって出力取出用のピス
トンが常に定位置に停止するようにすることであり、ま
たこれによって例えばセレクト用シリンダの場合には、
車輌がトランスミッションのどのセレクト位置で走行し
ていても、流体失陥時には必ず1速又はリバース用のセ
レクト位置にピストンが停止するようにし、車輌の再発
進を可能とし、路上における安全な場所又は修理工場ま
で車輌を自走させることができるようにすることである
構成 要するに本発明は、出力取出用のピストンが通常作動時
においては複数の定位置に停止するようにした主シリン
ダに隣接して副シリンダを設け、該副シリンダに前記シ
リンダへの流体供給源と同一の流体供給源に連通した非
常用流体ポートを形成し、該シリンダ内には、ピストン
ロッドが前記主シリンダとの間に形成された仕切壁を貫
通して前記出力取出用ピストンを定位置に停止させ得る
ようにした副ピストンと、通常時には前記非常用流体ポ
ートから供給される流体圧により前記副ピストンを介し
て圧縮され非常時に該流体圧の消滅によって前記副ピス
トンをその復元力によって押圧するようにしたスプリン
グとを収容してなることを特徴とするものである。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。第1
図において、本発明に係るシリンダ装置1は、出力取出
用のピストン2が通常作動時においては複数の定位置に
停止するようにした主シリンダ3に隣、接して副シリン
ダ4を設けたものである。副シリンダ4には主シリンダ
3への流体の一例たるエア供給R(図示せず)と同一の
エア供給源に連通した非常用流体ポートの一例たる非常
用エアポート4aを形成し、該副シリンダ4内には、ピ
ストンロッド8aが主シリンダ3との間に形成された仕
切壁6を貫通して出力取出用ピストン2を定位置に停止
させ得るようにした副ピストン8と、通常時には非常用
エアポート4aから供給されるエア圧により副ピストン
8を介して圧縮され非常時に該エア圧の消滅によって副
ピストン8をその復元力によって押圧するようにしたス
プリング9とが収容されている。
スプリング9は、第1図に示すように円錐状をしており
、その左端9aは副シリンダ4の側壁4bに当接してお
り、右端9bは副ピストン8の左端8aに形成された断
部8bに当接している。
副ピストン8の外周にはシール部材lOが装着されてお
り、仕切壁6とピストンロッド5aとの間にもシール部
材11が装着されている。そして刷シリンダ4の左端4
Cは大気圧に対して解放されている。
出力取出用のピストン2は、主シリンダ3に対して摺動
自在に収容された一対の外側ピストン12.13と、該
一対の外側ピストン内に摺動自在に収容された内側ピス
トン14とからなり、内側ピストン14のピストンロッ
ド14aは主シリンダ3の右端の側壁3aから右方に突
出しており、該側壁と該ピストンロッド14aとの間に
はシール部材15が装着されている。また外側ピストン
12.13と主シリンダ3との間及び内側ピストン14
と外側ピストン12.13との間には夫々シール部材1
6が複数装着されている。また主シリンダ3の内周面3
bには、外側ピストン12.13をその行程の中央部に
おいて定位置に停止させるためのストッパ部3Cが突出
形成されており、主シリンダ3の下部には仕切壁6の付
近に出力取出用のピストン2を右方に押庄するための流
体ポートの一例たるエアポート3dが、また側壁3aの
付近には該出力取出用のピストン2を左方に押圧するた
めの流体ポートの一例たるエアボー)3eが夫々形成さ
れており、これらのエアポート3d、3eはエア供給源
にエアポート4aと同様に接続されている。
作用 本発明は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。第2図に示すものは車輌のトランス
ミッション(図示せず)のシフト及びセレクト操作を示
すいわゆるH型のパターンであり、矢印A、Bの方向が
セレクト方向、矢印C,Dの方向がシフト方向を夫々示
している0本発明に係るシリンダ装置1は、例えばギヤ
位置が5速又は4速のセレクト位置Q、にセットされて
車輌が走行中にエアが失陥したような場合には自動的に
このセレクト位置を1速またはリバースのセレクト位置
Q、に戻すようにすることができるようにしたものであ
る。
第1図において、エアが正常な通常時においては、エア
供給源から副シリンダ室4のエアポート4aに矢印Eの
如くエアが供給され、これによって副ピストン8は図中
左方に押圧され、スプリング9は圧縮されてその復元力
を貯えている。従うてピストンロッド8aは主シリンダ
3の内部に全く突出しない状態に維持されている。そこ
で主シリンダ3の内部に矢印F及びGで示すようにエア
ポート3d、3eから夫々エアが供給されると出力取出
用のピストン2は第1図に示すように、3速又は2速の
セレクト位置Q、に停止することになる。またエアポー
ト3dからエアを排気し、エアポート3eにのみエアを
供給すると内側ピストン14は外側ピストン12を伴っ
て最左方位置に押圧されて停止し、該出力取出用のピス
トン2は最左方のセレクト位置Q、に停止する。そして
ギヤ位置は5速のシフト位置■または4速のシフト位置
■にシフト操作される。また逆にエアポート3eからエ
アを排気し、エアボー)3dにのみエアを供給すると、
内側ピストン14は外側ピストン13を伴って図中右方
に移動し最右方のセレクト位置Q、に停止する。これに
よってリバースのシフト位置R又は1速のシフト位置■
にシフト操作することが出来る。
このような通常の作動時において、何らかの事情でエア
供給源からのエアが失陥したような場合には、エアポー
ト4a、3d及び3eに対するエアの供給が停止してし
まうので、主シリンダ3及び副シリンダ4内のエア圧は
消滅する。従って副ピストン8は、第3図に示すように
、スプリング9の復元力によって最右方位置まで押圧さ
れる。
この結果ピストンロッド8aが主シリンダ3内の内側ピ
ストン14の左端14bを押圧し、該内側ピストン及び
外側ピストン13を最右方位置まで押圧する。この結果
出力取出用のピストン2はセレクト位置Q、に停止する
ことになる。従って車輌がセレクト位置Q、又はQSに
おいて2速以上のギヤ位置で走行していた場合に、エア
が失陥しても出力取出用のピストン2は必ずセレクト位
置Q、に自動的に押し戻されるので、リバースのシフト
位置R又は1速のシフト位置■にシフト操作をして道路
上の安全な場所又は修理工場まで車輌を自走させること
ができる。
なお上記実施例においては、流体をエアとして説明した
が、これはエアに限定されるものではなく、油圧等を用
いることもできることは明らかである。
効果 本発明は、上記のように構成され、作用するものである
から、出力取出用のピストンが通常作動時においては複
数の定位置に停止するようにしたシリンダ装置において
、シリンダ内に非常時においてその復元力により出力取
出用のピストンを特定の位置まで押圧して移動させるこ
とができるようにしたスプリングを収容したので、流体
の失陥時には該スプリングの復元力によって出力取出用
のピストンが常に定位置に停止するようにすることがで
きる効果があり、またこの結果例えばセレクト用流体シ
リンダの場合には、車輌がトランスミッションのどのセ
レクト位置で走行していても流体失陥時には必ず1速又
はリバース用のセレクト位置にピストンが停止するよう
にすることができ、車輌の再発進を可能とし、路上にお
ける安全な場所又は修理工場まで車輌を自走させること
ができるという効果が得られる。更には主シリンダに°
加えて副シリンダを設け、該副シリンダ内に非常時に出
力取出用のピストンを特定位置に押圧する副ピストンを
収容したので、通常時においては該副ピストン押圧用の
スプリング9が出力取出用のピストンの出力に何らの悪
影響も及ぼさないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係り、第1図はシリンダ装置の
通常作動時における縦断面図、第2図はH型シフトパタ
ーンを示す平面図、第3図は流体失陥時おける作動状態
を示すシリンダ装置の縦断面図である。 ■はシリンダ装置、2は出力取出用のピストン、3は主
シリンダ、4は副シリンダ、4aは非常用流体ポートの
一例たる非常用エアポート、6は仕切壁、8は副ピスト
ン、8aはピストンロンド、9はスプリングである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 出力取出用のピストンが通常作動時においては複数の定
    位置に停止するようにした主シリンダに隣接して副シリ
    ンダを設け、該副シリンダに前記シリンダへの流体供給
    源と同一の流体供給源に連通した非常用流体ポートを形
    成し、該シリンダ内には、ピストンロッドが前記主シリ
    ンダとの間に形成された仕切壁を貫通して前記出力取出
    用ピストンを定位置に停止させ得るようにした副ピスト
    ンと、通常時には前記非常用流体ポートから供給される
    流体圧により前記副ピストンを介して圧縮され非常時に
    該流体圧の消滅によって前記副ピストンをその復元力に
    よって押圧するようにしたスプリングとを収容してなる
    ことを特徴とするシリンダ装置。
JP27811184A 1984-12-31 1984-12-31 シリンダ装置 Pending JPS61160608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27811184A JPS61160608A (ja) 1984-12-31 1984-12-31 シリンダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27811184A JPS61160608A (ja) 1984-12-31 1984-12-31 シリンダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61160608A true JPS61160608A (ja) 1986-07-21

Family

ID=17592774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27811184A Pending JPS61160608A (ja) 1984-12-31 1984-12-31 シリンダ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066670A (ja) * 1973-10-20 1975-06-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066670A (ja) * 1973-10-20 1975-06-05

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