JPS6116056Y2 - - Google Patents

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JPS6116056Y2
JPS6116056Y2 JP14660881U JP14660881U JPS6116056Y2 JP S6116056 Y2 JPS6116056 Y2 JP S6116056Y2 JP 14660881 U JP14660881 U JP 14660881U JP 14660881 U JP14660881 U JP 14660881U JP S6116056 Y2 JPS6116056 Y2 JP S6116056Y2
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JP
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air cylinder
rod
pad
sanding
belt
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JP14660881U
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JPS5851950U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加工材をサンデイングベルトの研削面
を介して踏圧する木工用ベルトサンダー機の踏圧
装置に関するもので、薄い板材の反り等を持つ加
工材の研摩(軽研削)を押圧力の小さいクツシヨ
ン用エアシリンダーのクツシヨン性により施し、
加工材の荒仕上げで残された節等の硬い部分を削
る重研削を押圧力の大きい移動用エアーシリンダ
ーによつて施すようにしたもので、重研削への自
動移行の時期の調整を自由に施し得るようにする
ことに進歩性を持たせた、重研削変換を可能にし
た木工用ベルトサンダー機の踏圧装置に係るもの
である。
従来の木工用ベルトサンダー機において小スト
ロークのクツシヨン用エアーシリンダーのロツド
に踏圧パツドを取付けた構成のものは、実公昭46
−25496号公報に記載されている。しかしこの公
報に示すようにクツシヨン用エアーシリンダーだ
けでは加工材表面に残された節等を削る重研削が
できるかどうか疑問であり、仮にできるとしても
重研削への自動変換の時機を調整することは不可
能である。
本考案は、前記の欠点を除いたもので、サンデ
イングベルトの裏面に、該ベルトの研摩面の内面
に対応させた踏圧パツドを取付けたパツド支持体
を設けると共に、ロツドを前記研摩面の内面に向
かつて伸縮する移動用エアーシリンダーを前記の
裏面に取付け、該シリンダーに伸張量調整を自由
にしたロツドを設け、該ロツドに押圧力が小さい
クツシヨン用エアーシリンダーを取付け、そのク
ツシヨン用エアーシリンダーのロツドに前記パツ
ド支持体を連結したことを特徴とするものであ
る。
本考案の一実施例を側面研削研摩用ベルトサン
ダー機に施した態様を以て示す。
図中1は送材通路2の後側に水平に配置したサ
ンデイングフレームであつて、該フレーム1上に
モータによつて駆動される蛇取兼用の駆動ロール
3と、従動ロール4、4を三角形に配置し、その
各ロールにサンデイングベルト5を掛け渡し、従
動ロール4、4間の直線状走行部を研摩面として
送材通路2の後側部に臨ませる。
サンデイングフレーム1には支持フレーム6を
取付け、該フレーム6によつてロツドを研削面の
内面に向つて伸縮する移動用エアーシリンダー7
を支持する。前記シリンダーのピストンロツド8
には、その突出後部に係止メタル9を前後位置調
整可能に螺着し、該メタル9をシリンダー7の後
壁に当接してロツド8の突出の伸長量を調整す
る。
10は前記エアーシリンダー7のピストンロツ
ド8の先端に取付けたクツシヨン用エアーシリン
ダーであつて、押圧力を移動用シリンダー8より
弱くし、そのピストンロツド11に横一字形の移
動板14を取付ける。
17はサンデイングベルト5の前記研摩面の内
面に接離可能に対応させた踏圧パツドであつて、
パツド支持体18の前面に取付ける。パツド支持
体18には、その後側の左右に、前記の支持フレ
ーム6に取付けた摺動軸受16に通したロツド1
5を設け、その各ロツド15に移動用エアーシリ
ンダー7のピストンロツド8に取付けた前記の移
動板14を固定する。
前記において移動用エアーシリンダー7のロツ
ド8は、伸長量を前記のように調整されているの
で、その調整に従つてパツド支持体18を踏圧パ
ツド17の、サンデイングベルト5の研削面の内
面を押出す量も、自動的に調整され、加工材×に
サンデイングベルト5→踏圧パツド17→パツド
支持体18及びロツド11を介して押し返される
ピストン12の、エアーシリンダー10の内面後
端に接してクツシヨン作用を殺される時期が異な
つてくる。しかして、エアーシリンダー10のク
ツシヨン作用が殺されると、その後は踏圧パツド
17に移動用エアーシリンダー7の圧力が直接に
作用して重研削に自動的に変換される。
第2図は前記移動用エアーシリンダー7とクツ
シヨン用エアーシリンダー10のエアー供給管路
を示し、エアー供給源20から約3Kg/cm2の圧力
で供給されるエアーは電磁弁21の切替作動によ
つて移動用エアーシリンダー7の後側の供給口に
流入してピストンの受圧面に作用し、パツド17
をサンデイングベルト5の研摩面へ約7Kgの圧力
で押し出す。前記電磁弁21はパツド17前方に
加工材前端が送材されると前記した伸出方向切換
がなされ、またその後端が通過する前に後進方向
切換がなされ、既に慣用されて公知であるように
加工材Xの前端及び後端がサンデイングベルト5
に喰われて端だれを生じないように制御される。
エアー供給源20からエアーは減圧弁22、23
によつて1〜0.8Kg/cm2程度に減圧されてクツシ
ヨン用エアーシリンダー10の加圧側供給口10
bと除圧側供給口10cに夫々供給される。前記
クツシヨン用エアーシリンダー10内のピストン
12の加圧側の受圧面は減圧側よりも大とするこ
とによつて約0.4Kgの押圧力を与えるとともに踏
圧パツド17が加工材×に静滑に接触した位置で
ピストン12とシリンダー後壁面10aとの間に
1〜5mm程度の後方移動を許容する間隙を生じさ
せる。
本実施例の作用を説明すると、加工材×の前端
が踏圧パツド17の前面に達するとタイマー又は
カウンター等の制御を介して電磁弁21が第2図
位置に切替えられ、移動用エアーシリンダー7の
ロツド11が係止メタル9によつて前記のように
係止される最前進位置へ伸出する。該最前進位置
では前記係止メタル9の延長量調整によつてパツ
ド17をサンデイングベルト5を介して加工材X
に少し押圧させて、クツシヨン用エアーシリンダ
ー10による加工材×への弾圧作用を生じさせ
る。このためパツド17の前記押圧により、サン
デイングベルト5は加工材×の被研摩面yに約
0.4Kgの力で圧接することになる。
加工材Xの被研摩面yには薄い板材の反りや荒
仕上で残された節や種々の付着物等による隆起z
がクツシヨン用エアーシリンダー10の収縮スト
ローク(1〜5mm)内である場合にはこの隆起z
に倣つてピストンロツド11は伸縮する。しかし
隆起zがピストンロツド11の収縮ストローク以
上であると第3図に示すようにピストン12がシ
リンダー後壁面10aに当接し移動用エアーシリ
ンダー7の約7Kgの重研削圧力が踏圧パツド17
に直接に加えられる。このため大きな隆起Zへの
サンデイングベルト5の究摩圧が増大して重研削
により除去される。
本考案は前記の説明によつて明らかにしたよう
に、ロツド8の伸長量調整を自由にした移動用エ
アーシリンダー7と、前記ロツド8に取付けたク
ツシヨン用エアーシリンダー10とを設け、クツ
シヨン用エアーシリンダー10のロツド11にパ
ツド支持体18を介し踏圧パツド17を取付け、
該踏圧パツド17によりサンデイングベルト5の
研摩面を圧接しているもので、軽研削をクツシヨ
ン用エアーシリンダー10の、押圧力が小さいク
ツシヨン性により施し、該エアーシリンダー10
のクツシヨン圧力が、加工材により殺されると、
エアーシリンダー7の大きな押圧力を踏圧パツド
17に直接に及ぼす重研削に自動的に移行できる
ものであり、しかも移行の時期を移動用エアーシ
リンダー7のロツド8の伸長量を調整変更するこ
とにより制御できるから、重研削を必要とする部
分をもつ加工材Xの硬さなどに応じて自由に変更
することができる。
なお本考案は移動用エアーシリンダー7にもク
ツシヨン用エアーシリンダー10より硬いクツシ
ヨン性があるから、重研削のみを目的とする加工
材の研削にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
踏圧装置の平面図、第2図は回路図、第3図は隆
起zの研摩を概略的に示す横断面図である。 5→サンデイングベルト、7→エアーシリンダ
ー、8→ピストンロツド、9→係止メタル、10
→クツシヨン用エアーシリンダー、11→ピスト
ンロツド、17→踏圧パツド、X→加工材、z→
隆起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サンデイングベルトの裏面に、該ベルトの研摩
    面の内面に対応させた踏圧パツドを取付けたパツ
    ド支持体を設けると共に、ロツドを前記研摩面の
    内面に向かつて伸縮する移動用エアーシリンダー
    を前記の裏面に取付け、該シリンダーに伸張量調
    整を自由にしたロツドを設け、該ロツドに押圧力
    が小さいクツシヨン用エアーシリンダーを取付
    け、そのクツシヨン用エアーシリンダーのロツド
    に前記パツド支持体を連結したことを特徴とする
    重研削変換も可能にした木工用ベルトサンダー機
    の踏圧装置。
JP14660881U 1981-10-01 1981-10-01 重研削変換を可能にした木工用ベルトサンダ−機の踏圧装置 Granted JPS5851950U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14660881U JPS5851950U (ja) 1981-10-01 1981-10-01 重研削変換を可能にした木工用ベルトサンダ−機の踏圧装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14660881U JPS5851950U (ja) 1981-10-01 1981-10-01 重研削変換を可能にした木工用ベルトサンダ−機の踏圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5851950U JPS5851950U (ja) 1983-04-08
JPS6116056Y2 true JPS6116056Y2 (ja) 1986-05-17

Family

ID=29939511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14660881U Granted JPS5851950U (ja) 1981-10-01 1981-10-01 重研削変換を可能にした木工用ベルトサンダ−機の踏圧装置

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JPS5851950U (ja) 1983-04-08

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