JPS6115975Y2 - - Google Patents

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JPS6115975Y2
JPS6115975Y2 JP14426478U JP14426478U JPS6115975Y2 JP S6115975 Y2 JPS6115975 Y2 JP S6115975Y2 JP 14426478 U JP14426478 U JP 14426478U JP 14426478 U JP14426478 U JP 14426478U JP S6115975 Y2 JPS6115975 Y2 JP S6115975Y2
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JP
Japan
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cylinder
piston
working fluid
piston rod
base
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JP14426478U
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JPS5561463U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は塗装装置に係り、塗装機を往復駆動す
るピストン・シリンダ機構のシリンダ外側に、ピ
ストンロツド挿通側のシリンダ室に対して作動流
体を給排する大径シリンダを被せる構成とし、こ
れによりピストン・シリンダ機構周囲の有効利用
空間を大とすることができる塗装装置を提供する
ことを目的とする。
一般に、円盤状のデイスクを回転させ、その遠
心力によつて静電気を帯電させた塗料を塗装対象
に噴霧して塗着する構成の塗装機が知られてい
る。この種塗装機は360度の方向に塗料を噴霧す
るので、例えば円形のコンベア等によつて運ばれ
てくる自動車部品等の塗料によく用いられてお
り、通常ピストン・シリンダ機構によつて上下方
向に往復駆動される。ここで用いられるピスト
ン・シリンダ機構は、例えば天井等の基台に突設
してあり、塗装時シリンダ表面に塗料が付着しな
いようピストンロツドに塗料よけのカバーを取付
けてある。このカバーはシリンダの外側を覆う形
状をなし、ピストンロツドが最も伸びきつた状態
においてもシリンダから漏れる作動流体を受ける
ことができるよう、シリンダの長さと略同程度の
長さを有している。
しかるに、従来の塗装機用ピストン・シリンダ
機構はシリンダ室に作動流体を給排する管が、シ
リンダ壁部に直接接続してあるため、ピストンロ
ツドがシリンダ内に引込む際にカバーが作動流体
給排管に当つてこれを破損してしまうことがあ
り、この当りを避けるためにはカバーの形状を大
きくするか、或いは作動流体給排管の取付位置を
変えるしかしなければならず、そのために塗装装
置全体の重量大となつたり、給排管の取付けが非
常に複雑かつ面倒になる等の欠点を有していた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
図面とともにその一実施例につき説明する。図は
本考案になる塗装装置の一実施例の縦断面図を示
す。
図中、塗装装置1は、例えば天井等の基台2に
突設したピストン・シリンダ機構3のピストンロ
ツド4の下端部に塗装機5を取付けて大略構成し
てある。塗装機5は、本実施例の場合円盤状のデ
イスク6の回転による遠心力によつて静電気を帯
びた塗料を周囲に噴霧し、例えば円形コンベアに
よつて運ばれてくる塗装対象7に対して静電塗装
するものであり、ピストンロツド4の上下方向の
往復動変位によつて塗装対象7を所望区間縦方向
に塗装することができる。
塗装機5とピストンロツド4の連結部分には有
底筒状のカバー8の底部が取付けてあり、カバー
8はピストンロツド4が最も上動した状態におい
てピストン・シリンダ機構3のシリンダ3aを略
完全に覆うことができる大きさとされている。
尚、このカバー8は、ピストンロツド4のシリン
ダ挿通部分から漏れ出た作動流体を溜めるための
タンクともなる。
ピストン・シリンダ機構3のシリンダ3aは、
ピストン3bによつて2個のシリンダ室9,10
に画成されており、シリンダ室9,10の一方に
例えば油等の作動流体を供給することにより、ピ
ストン3bを所望の方向に変位させることができ
る。
ここで、シリンダ3aの外側には本考案の要部
である大径シリンダ11が被せてあり、大径シリ
ンダ11の上端部は基台2に固着してある。この
大径シリンダ11の径は前記カバー8の径よりは
小さいが、シリンダ3aよりも僅かに大きく、大
径シリンダ11とシリンダ3aとの間には流路1
1aが画成される。この流路11aは、シリンダ
3aのピストンロツド4挿通側のシリンダ室10
に連通孔12を介して連通接続されており、さら
に基台2を挿通して大径シリンダ11の端面に接
続した管13を介して切換弁14に接続されてい
る。
シリンダ3aの他方のシリンダ室9は、基台2
を挿通してシリンダ3aの端面に接続した管15
を介して切換弁16に連通接続されている。
管15を介してシリンダ室9内に作動流体を供
給すると、ピストン3bはシリンダ室10内の作
動流体を大径シリンダ11内の流路11a、管1
3を介して外部に排除しながら下動変位する。
又、これとは逆に切換弁14,16を切換え、管
13、流路11aを介してシリンダ室10内に作
動流体を供給すると、ピストン3bはシリンダ室
9内の作動流体を管15を介して外部に排除しな
がら上動変位する。
このように、塗装機6は切換弁14,16の切
換操作によつて上下方向に往復動変位するが、塗
装装置1はシリンダ室10に対する作動流体給排
路をシリンダ3aの外側に被せた大径シリンダ1
1内の流路11aによつて形成してあるので、ピ
ストン3bがどの位置にあろうともカバー8は何
らの障害物にも当ることはない。従つて、従来の
塗装装置の如く、カバー8が上動変位する際に作
動流体給排管が邪魔になつたり、或いはカバー8
が該給排管に当つてこれを破損してしまい作動流
体漏れが生ずるといつた不都合を確実に防止する
ことができる。
尚、上記実施例においてピストンロツド4の下
端部にはデイスク型の塗装機5を設けたが、これ
に限らず例えばベル型の塗装機を取付けてもよ
い。又、作動流体としては油に限らず他の液体で
もよく、或いは空気等の気体を用いてもよい。
又、カバー8の径は大径シリンダ11よりも大径
としたが、大径シリンダ11に嵌合する程度の径
としてもよい。
上述の如く、本考案になる塗装装置は、塗装機
を往復動変位させるピストン・シリンダ機構のシ
リンダの外側に大径のシリンダ被せ、この大径シ
リンダと前記シリンダとの間の空間を利用してピ
ストンロツド側のシリンダ室に作動流体を給排す
る構成としているため、シリンダの両シリンダ室
に対する作動流体給排管をピストンロツドの挿通
する端面と反対の端面側に接続することができ、
これによりシリンダの周囲の有効利用空間を大と
することができ、例えば従来の塗装装置の如く、
シリンダのシリンダ室に直接作動流体給排管を接
続してあるために、ピストンロツドに取付けたカ
バー等が給排管に当つてこれを破損してしまうと
いつた不都合を確実に防止することができる等の
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案になる塗装装置の一実施例の縦断面
図である。 1……塗装装置、2……基台、3a……シリン
ダ、3b……ピストン、4……ピストンロツド、
5……塗装機、8……カバー、9,10……シリ
ンダ室、11……大径シリンダ、15……管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に突設されたシリンダとと該シリンダ内に
    2個のシリンダ室を画成して摺動変位するピスト
    ンと、該ピストンに設けられシリンダ外に突出し
    たピストンロツドと、該ピストンロツドの先端部
    に設けた塗装機と、該ピストンロツドに固着され
    前記シリンダの外側を覆う塗料よけ用の筒状カバ
    ーと、該カバーと前記シリンダとの間に該シリン
    ダの外周を囲繞して前記基台に固設され前記ピス
    トンロツド側のシリンダ室に作動流体を給排する
    大径シリンダと、前記基台に設けられ他のシリン
    ダ室に作動流体を給排する作動流体給排管とから
    構成してなる塗装装置。
JP14426478U 1978-10-20 1978-10-20 Expired JPS6115975Y2 (ja)

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JP14426478U JPS6115975Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20

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JPS5561463U JPS5561463U (ja) 1980-04-26
JPS6115975Y2 true JPS6115975Y2 (ja) 1986-05-17

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JP14426478U Expired JPS6115975Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61118166A (ja) * 1984-11-13 1986-06-05 Asahi Okuma Ind Co Ltd 自動塗装ラインにおけるスプレイガンの進退駆動装置
JP3734252B2 (ja) * 1995-12-05 2006-01-11 ホーチキ株式会社 スプリンクラー消火設備の消火用散水ノズル

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Publication number Publication date
JPS5561463U (ja) 1980-04-26

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