JPS6115946Y2 - - Google Patents

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JPS6115946Y2
JPS6115946Y2 JP8035483U JP8035483U JPS6115946Y2 JP S6115946 Y2 JPS6115946 Y2 JP S6115946Y2 JP 8035483 U JP8035483 U JP 8035483U JP 8035483 U JP8035483 U JP 8035483U JP S6115946 Y2 JPS6115946 Y2 JP S6115946Y2
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JP
Japan
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powder
liquid
stirring blade
tank
fixed
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JP8035483U
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JPS5920825U (ja
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉体と液体を連続的に混合排出するミ
キサーに関するものである。
従来、粉体を液体と液体を連続的に混合排出す
る連続式ミキサーについては数多く提案され、市
販されているものも数種あるが、使用者が充分満
足しているものはない。その理由は次の通りであ
る。
1 従来の前記連続式ミキサーに於ける粉体の定
量供給には、通常、数枚の羽根により分割され
たローターが用いられているが、粉体は一般に
高い圧密性を有するため、その供給時にロータ
ーに付着して定量供給が損われるおそれがある
し、また、ローターに粉体が全く附着しない場
合でも、ローターの微少回転角を考えると、常
時定量の粉体が供給されているわけではなく、
分割されたローターの羽根の間の体積が一定で
あるに過ぎない。換言すれば微少時間に於ける
粉体の供給量は絶えず増減を繰返しているので
ある。勿論、ローターの回転数を多くするか、
ローターの羽根の枚数を増加すれば、微少時間
に於ける粉体供給量の変化は少なくなるが、ロ
ーターの粉体の供給及びローターからの粉体の
排出は重力を利用した自然落下によつているた
め、ローターの回転数を上げることは不可能
で、一般にローターの周速度は0.4m/sec以下
に選定する必要があり、従つて、微少時間に於
ける粉体供給量の変化を皆無にすることはでき
ない。このような粉体の定量供給の実情に対
し、液体は連続定量供給方式であるため、微少
時間の前後に於ける粉体と液体の配合比は一定
にならない。
2 連続式ミキサーは一般に粉体の飛散を防止す
るため、密閉構造にすることが望ましい。しか
し粉体中には多量の空気が含有されており、ま
た、混合溶液中に空気が導入されることは望ま
しくない場合が殆んどである。従つて、密閉構
造の連続式ミキサーは何らかの方式で粉体中の
空気を排除する必要があり、このためにバグフ
イルター等を設けることもあるが、これではミ
キシング中の溶液中の液状微粒子を同時に捕捉
してしまうので好ましくない。
本考案は上記のような従来の連続式ミキサーの
難点に鑑み、液体は勿論粉体も正確に定量ずつ連
続的に供給できると略密閉型構造にして粉体の飛
散を防止でき、然も粉体と同時に導入された空気
をミキシング溶液中を通過させて、液状粉霧およ
び噴流中に捕捉させ、清浄な空気として大気中に
排出することのできる粉体と液体の連続式ミキサ
ーを提供することを目的としてなされたもので、
その構成は、底部中央に液体導入口を有し中上部
に溢流排出部を設けた下部槽の上に、上部に粉体
導入部を設けると共に内部にコーン状の粉体案内
壁を設けた上部槽を、前記下部槽に連通させて連
設し、下位に撹拌翼を定着し上位に掻落翼を定着
した回転軸を、撹拌翼を前記液体導入口の上部に
掻落翼を前記粉体案内壁に近接させて槽内に内装
して成ることを特徴とするものである。
次に本考案の実施の一例を図に拠り説明する。
1は下部槽、2は上部槽で、上部槽2を下部槽1
に定着して混合槽を形成するが、下部槽1には、
その底部中央に液体導入口3を設け、中上部に溢
流口4に排出管5を連設してあり、一方、上部槽
2には、上部に粉体導入管6を設け、内部にコー
ン状の粉体案内壁7をその下端側が下部槽1の上
部に突入すると共に下部槽1の上壁1aとの間に
空隙8を形成させて定着してある。
9は上部槽2上に配設した歯車付の電動機、1
0は該電動機9の出力軸に定着した回転軸で、回
転軸10の下端部には撹拌翼11を定着した上部
の前記粉体案内壁7に対抗する部分に取付腕12
を介して掻落翼13を定着してあり、前記撹拌翼
11は、前記回転軸10にボス部14を介して強
固に定着した下位仕切板15と、前記ボス部14
に放射状に多数枚定着した羽根16と、内径が前
記下位仕切板15の直径より小さく外径が前記直
径より大きい環状をなし前記羽根16の上部に定
着した上位仕切板17とから成つている。
18は下部槽1の底板外側に適宜隔離隔して立
設した固定翼、19は液体導入口3に連通接続し
た液体導入管、20は該管19の中途に配設した
逆止弁、21は上部槽2の前記粉体案内壁7の外
側に当る部に設けた排気口、22は下部槽1に設
けた脚である。
上記のように構成される本考案連続式ミキサー
は、電動機9を駆動しながら、液体を液体導入管
19から液体導入口3を経て下部槽1内に連続定
量供給すると共に、粉体を粉体導入管6から上部
槽2内に連続定量供給して、下部槽1内の撹拌翼
11の部分で両者を混合するのであるが、粉体導
入管6から上部槽2内に導入された粉体はその案
内壁7上に供給され、回転軸10と一体に回転す
る掻落翼13により掻取られると共にアーチング
を防止されて下部槽1内に入り撹拌翼11上に落
下し、回転軸10と上位仕切板17の空間部Aに
吸込まれ、羽根16により撹拌翼11から放出さ
れるように運動し、また、液体導入管19から液
体導入口3を経て下部槽1内に導入された液体は
下位仕切板15と槽底の間を通り羽根16により
撹拌翼11から放出されるように運動して撹拌翼
11の部で粉体は混合される。而して、下部槽1
の内容積を単位時間混合溶液の数倍から数拾倍に
設計し、且つ混合溶液が撹拌翼11の回転速度に
より充分な速度のエネルギを得れらるように該撹
拌翼11を回転させれば、前記撹拌翼11から放
出された混合溶液は、第1図に示すように、充分
な速度のエネルギが与えられ、第2図右半に示す
ように、固定翼18に衝突して充分な混合が行な
われると同時に、その残りのエネルギによつて下
部槽1の側壁を這い上り、第1図に示すように、
粉体案内壁7の外周に衝突して再び撹拌翼11の
空間部Aから撹拌翼11内に導入される。このよ
うにして粉体と液体の混合が進行し、下部槽1内
の混合溶液が一定量になると、それ以降に粉体導
入管6から供給される粉体と液体導入管19から
供給される液体の合計量の完全な混合溶液が溢流
口4から溢流して排出管5から排出される。一
方、粉体と共に槽内に導入された空気は、混合溶
液及び粉霧状混合液の間を通過し、粉体を捕捉さ
れて清浄な空気となり、空隙8を通過して排気口
21から大気中に放出される。
上述のように、下部槽1の容積を適当に選定す
ることにより、粉体導入管6,液体導入管19か
ら連続的に供給される粉体、液体の量が時間的に
変動しても、その変動周期より下部槽1の混合溶
液の定量値の方を大きくとれば、常に一定の混合
比の混合溶液が排出管5から排出される。また、
排出管6から排出されるまでに混合溶液が撹拌翼
11を通過する平均回数は、単位時間に撹拌翼1
1から排出される量を排出管6から排出される混
合溶液の量で割つた数で、通常数拾回から数百回
になるから、従来の通常、撹拌翼を唯1回通過す
るに過ぎない連続式ミキサーに比し、ミキシング
効果は極めて大きくなる。
而して、本考案連続式ミキサーにあつては、粉
体の定量供給を微少時間に於ける変動なしに実現
できると共に粉体と同時に導入される空気を、そ
の中の浮遊粉体を下部槽1中の噴流と粉霧状混合
液により捕捉して清浄な空気として排出すること
ができるから、その周囲を粉体によつて汚染する
おそれがない。尚、空気が下部槽1の上壁と粉体
案内壁7との空隙8を通過後の断面積を大きくと
れば、ストークスの法則によつても沈降を生じて
空気は一層清浄なものとなる。また、溢流口4の
大きさやその上下位置を変更することによつて下
部槽の撹拌容積を変化させたと同等の効果を得ら
れるので、混合材料である粉体及び液体の性質に
よりそれらの適宜選択すれば常に良好なミキシン
グ効果を得られる。
一方、実施例に示したように、液体を下部槽1
の下部中央部3に導入し、撹拌翼11を仕切板1
5,16により上下に分割した構造とすることに
より、下部槽1の下底に粉体が沈澱するのを防止
できると共に常に清浄な混合液によつて下部槽1
の下底が洗浄される。更に撹拌翼11による混合
溶液の排出量が粉体の供給量に比して前述のよう
に極めて大きいため、撹拌翼11に於ける上位仕
切板17の空間部Aに強い負圧が生じ、撹拌翼1
1全体の作用と相俟つて混合溶液が第1図々示の
ように還流して下部槽1中心部に液柱を生じ、粉
体案内壁7から供給される粉体の流れを下部槽1
内の中心部に閉ぢ込めた状態にする。この現象は
撹拌翼11の中心部に生じる負圧が粉体案内壁7
の下端まで及ぶことを示すものであつて、この負
圧により混合溶液が前記案内壁7に飛散するのを
防止すると共に前記混合液の付着により前記案内
壁7に湿潤して粉体が該案内壁7に付着するのを
防止するのに役立ち、また万一、粉体案内壁7に
混合溶液の飛沫が付着し、粉体が該案内壁7に付
着しても、掻落翼13によつて掻落される。
本考案は上述の通りであるから、粉体と液体を
連続的に混合するミキサーとして極めて好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例の継断正面図、第2図の
右半は第1図D部に於ける横断平面図、同左半は
第1図E部に於ける横断平面図である。 1……下部槽、2……上部槽、3……液体導入
口、4……溢流口、5……排出管、6……粉体導
入管、7……粉体案内壁、8……下部槽上壁と粉
体案内壁間の空隙、10……回転軸、11……撹
拌翼、13……掻落翼、14……撹拌翼のボス、
15……撹拌翼の下位仕切板、16……撹拌翼の
羽根、17……撹拌翼の上位仕切板、18……固
定翼、21……排気口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 底部中央に液体導入口を有し中上部に溢流排
    出部を設けた下部槽の上に、上部に粉体導入部
    を設けると共に内部にコーン状の粉体案内壁を
    設けた上部槽を、前記下部槽に連通させて連設
    し、下位に撹拌翼を定着し上位に掻落翼を定着
    した回転軸を、撹拌翼を前記液体導入口の上部
    に掻落翼を前記粉体案内壁に近接させて槽内に
    内装して成ることを特徴とする粉体と液体の連
    続式ミキサー。 2 掻拌翼を、回転軸に定着した下位仕切板と、
    回転軸に放射状に多数枚定着した羽根と、内径
    が前記下位仕切板の直径より小さく外径が前記
    直径より大きい環状をなし前記羽根の上部に定
    着した上位仕切板とにより形成した実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の連続式ミキサー。 3 供給粉体中に含有された空気が、撹拌翼の撹
    拌エネルギにより液体に与えられた液流と粉霧
    状の液中を通過し、浮遊粉体を捕捉されて清浄
    化され、大気中に放出されるようにした特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の連続
    式ミキサー。
JP8035483U 1983-05-30 1983-05-30 粉体と液体の連続式ミキサ− Granted JPS5920825U (ja)

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JPS5920825U JPS5920825U (ja) 1984-02-08
JPS6115946Y2 true JPS6115946Y2 (ja) 1986-05-17

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ID=30210347

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JP8035483U Granted JPS5920825U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 粉体と液体の連続式ミキサ−

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FI123266B (fi) * 2010-06-04 2013-01-15 Outotec Oyj Menetelmä ja laitteisto rautapitoisen sakan homogenoimiseksi ja stabiloimiseksi
JP6251547B2 (ja) * 2013-11-15 2017-12-20 佐竹化学機械工業株式会社 撹拌装置
JP2018027544A (ja) * 2017-11-27 2018-02-22 佐竹化学機械工業株式会社 撹拌装置
JP6817675B2 (ja) * 2019-04-19 2021-01-20 佐竹化学機械工業株式会社 撹拌装置

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