JPS61158632A

JPS61158632A - 押しボタンスイツチ

Info

Publication number: JPS61158632A
Application number: JP27965084A
Authority: JP
Inventors: 本多　末明; 林　光司; 孝志丹羽; 早川　朋彦; 備後　英之
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-12-28
Filing date: 1984-12-28
Publication date: 1986-07-18
Also published as: JPH0357564B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば、オーディオ機器等の各種電子機器
の通電制御に使用される押しボタンスイッチに関する。

（ロ）発明の背景従来、この種の押しボタンスイッチとしては、例えば、
逆り字状の固定端子の角部に、略Ｗ字形の操作片の一端
を係止すると共に、前述の固定端子と可動片との間に張
架した引張りバネを設け、このバネ力を前述の可動片を
介して操作片に付勢する一方、該操作片の他端をプラン
ジャの押圧操作に連動させ、このプランジャの押圧時に
、該プランジャに設けたコイルスプリングを圧縮し、こ
のスプリングのバネ力によって前述の操作片を変位させ
、可動片道端に設けた接点を該接点と対向する別の固定
端子に圧接させるように成したスイッチ機構を備え、前
述のコイルスプリングと引張りバネとの釣合いによって
復帰位置を決定させたものが知られている。

しかし、従来の押しボタンスイッチにおいては、コイル
スプリングおよび引張りバネのバネ荷重のばらつき或い
はバネ力の弱小化に起因して、操作片の復帰位置がばら
ついたり或いは復帰不良が生ずる問題点を有していた。

（ハ）発明の目的この発明は、前述の操作片の復帰位置のばらつき或いは
復帰不良を防止して、所定ストローク位置において操作
片を確実に復帰させることができ、スイッチング動作点
のばらつきがない押しボタンスイッチの提供を目的とす
る。

（ニ）発明の要約この発明は、押圧操作に連動するプランジャに、所定ス
トローク位置において前記操作片に当接する強制復帰部
を一体形成した押しボタンスイッチであることを特徴と
する。

（ホ）発明の効果この発明によれば、前述のプランジャの復帰工程時に、
このプランジャが所定位置まで復帰すると、このプラン
ジャに一体形成した強制復帰部が前述の操作片に当接し
て、この操作片をノーマルの状態に強制復帰させるので
、該操作片の復帰位置がばらついたり或いは復帰不良が
生ずるのを確実に防止することができ、所定ストローク
位置において前述の操作片を確実にＩｌ！させることが
でき、スイッチ動作点が長期に渡って安定する効果があ
る。

（へ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は押しボタンスイッチを示し、第１図、第２図にお
いて、１は合成樹脂製のハウジングで、このハウジング
１は下部の円筒部２と、上部の角筒部３とを一体形成し
ている。

４は合成樹脂製のランプケースで、このウース４の下部
にはホルダ５に保持したＬＥＤ６を取り付けると共に、
上部には光拡散板７を介してカバー８を嵌合している。

そして、前述の各要素４〜８を一体化したユニット９を
前述のハウジング１の上端開口部に摺動可能に取り付け
ている。

一方、前述のハウジング１における円筒部２内には、端
子１０を一体化した第１ベース１１と、端子１３を一体
化した第２ベース１２とを取り付けている。

そして、一方の第１ベース１１には、前述の円筒部２の
ほぼ中央に位置して、スイッチ膿構２６を区画する隔壁
１４を立設し、この隔壁１４上に後述する操作片２４を
プランジャ２１側へ導出するための貫通孔１５を形成す
ると共に、この貫通孔１５に続いて、前述の操作片２４
を係止させる桟状の係止部１６を合成樹脂により一体形
成している。

前述の隔壁１４によりハウジング１における円筒部２内
を、プランジＶ室１７とスイッチ機構室１８とに二分し
、一方のプランジャ室１７には、突軸１９にオルタネイ
トカム２０を枢着したプランジャ２１を配設し、他方の
スイッチ機構室１８には、遊端部に接点２２を備えた可
動片２３と、略Ｗ字形の操作片２４と、引張りバネ２５
とからなるスイッチ機構２６を配設している。

前述の略Ｗ字形の操作片２４の一端２４ａは逆り字状の
端子１３に係止し、その中間部を前述の貫通孔１５を介
してプランジャ室１７に導出させ、この導出端である操
作片２４の他端２４ｂと、前述のプランジャ２１上部の
バネ座２１ａとの間にコイルスプリング２７を張架して
いる。

さらに、前述のプランジャ２１上端の係止角２８を、ラ
ンプケース４下部の突軸２９に係合し、前述のユニット
９の押圧操作にプランジャ２１が連動するように構成し
ている。

しかも、前述のプランジャ２１には、同プランジャ２１
の所定ストローク位置において、前述の操作片２４に当
接するテーバ状の強制復帰部２１ｂを一体形成している
。

なお、図中、３０．３１はＬＥＤ用の端子、３２は前述
の円筒部２外周のネジ部に螺合させる取付ネジである。

図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。

いま、ユニット９を押し下げると、突軸２９と係止角２
８との係合により、プランジャ２１が連動して下動し、
このプランジャ２１の下動力がコイルスプリング２７を
介して操作片２４に伝達されるので、該操作片２４はそ
の一端２４ａを支点として第１図の反時計方向へ揺動し
、同時にオルタネイトカム２０は半回転して、プランジ
ャ２１の下動を保持する。

この結果、第３図に示す如く、引張りバネ２５に係止さ
れている可動片２３が傾倒し、その下端の接点２２が対
向する端子１０に圧接するので、スイッチはオフからオ
ンに切り換わり、ＬＥＤ６が発光すると共に、オルタネ
イトカム２０によって、この状態が保持される。

この第３図に示すプランジャ２１の押切り位置から、前
述のユニット９の再操作によって、プランジャ２１を上
方へ復帰させると、このプランジャ２１は引張りバネ２
５とコイルスプリング２７とのバネ力により復帰し、該
プランジャ２１が第３図に示す位置から第４図に示す位
置までの所定ストロークだけ復帰した位置で、同プラン
ジャ２１に一体形成したテーバ状の強制復帰部２１ｂが
、操作片２４の底面に当接し、この操作片２４を強−制
約に変位させるので、この操作片２４はプランジャ２１
の上方への復帰動に伴って、第４図の状態から第５図に
示す状態となり、可動片２３が傾倒してスイッチはオン
からオフに切り換わる。

このように、前述のプランジャ２１の復帰工程時に、該
プランジャ２１が第４図に示す所定位置まで復帰すると
、このプランジャ２１に一体形成した強制復帰部２１ｂ
で操作片２４を強制可動させるので、該操作片２４の復
帰位置がばらついたり或いは復帰不良が生ずるのを防止
することができ、所定ストローク位置において前述の操
作ハ２４を確実に復帰させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は押しボタンスイッチの断面図、第２図は同スイ
ッチの分解斜視図、第３図乃至第５図は要部の復帰動作を説明するための拡
大断面図である。２１・・・プランジャ　　　２１ｂ・・・強制復帰部２
４・・・操作片　　　　　２６・・・スイッチ機構１８
３図ｔａＩ）覆帰動詐ｑ瑣大断面図１１４ｔＸＩ　　　　　　　　第５図ｔＲ’Ｊ帰１ｔＪ弄漬葛縛面図　　　　　　　宇稈１還
帰貴噂−＃犬婢市図手続補正書１発）昭和６０年２月６日

Claims

【特許請求の範囲】１、押圧操作に連動するプランジャで、スイッチ機構の
操作片を変位せしめて、該スイッチ機構をオン・オフすべく構成した押しボタンスイッチであつて、前記プランジャに、所定ストローク位置において前記操作片に当接する強制復帰部を一体形成した押しボタンスイッチ。