JPS6115862Y2 - - Google Patents
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- JPS6115862Y2 JPS6115862Y2 JP1492484U JP1492484U JPS6115862Y2 JP S6115862 Y2 JPS6115862 Y2 JP S6115862Y2 JP 1492484 U JP1492484 U JP 1492484U JP 1492484 U JP1492484 U JP 1492484U JP S6115862 Y2 JPS6115862 Y2 JP S6115862Y2
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- ring
- magnet
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は反芻動物、特に牛の胃内異物吸着用磁
石に関し、より詳しくは、反芻動物に嚥下させ、
反芻動物の胃内に存在する金属異物を吸着させる
にあたり、リング状磁石を用い、しかもリング内
周面を着磁して金属異物を可及的にリング内に閉
じ込め、吸着された金属異物が更に胃壁を刺激す
ることを防止すると共に、胃外への摘出を容易に
する反芻動物の胃内異物吸着用磁石に関する。
石に関し、より詳しくは、反芻動物に嚥下させ、
反芻動物の胃内に存在する金属異物を吸着させる
にあたり、リング状磁石を用い、しかもリング内
周面を着磁して金属異物を可及的にリング内に閉
じ込め、吸着された金属異物が更に胃壁を刺激す
ることを防止すると共に、胃外への摘出を容易に
する反芻動物の胃内異物吸着用磁石に関する。
近時、牛のいわゆる金属病、すなわち牛が飼料
に混入している釘や針金のような金属片を嚥下
し、これが第2胃に集まり、胃の収縮、弛緩運動
によつて胃壁を刺激し、あるいは突刺さり、更に
は心臓その他の近隣臓器に傷を与え、牛の死亡、
廃用につながる事故が多発している。
に混入している釘や針金のような金属片を嚥下
し、これが第2胃に集まり、胃の収縮、弛緩運動
によつて胃壁を刺激し、あるいは突刺さり、更に
は心臓その他の近隣臓器に傷を与え、牛の死亡、
廃用につながる事故が多発している。
この金属病を治療或いは予防するため、棒状の
永久磁石を嚥下させ、牛の第2胃内に存置させ、
該永久磁石に金属片を吸着させ、金属による胃壁
の刺激を緩和し、でき得れば胃内から摘出する方
法が行われている。しかし、この方法では磁石よ
り大きい金属、特に長く尖つた釘等は相変わらず
胃壁を刺激し、胃内から摘出する必要があつた。
この種金属異物を磁石と共に摘出するため、強力
な磁石を牛の第2胃内に挿入し、吸着用磁石と共
に金属片を摘出することも試みられている。
永久磁石を嚥下させ、牛の第2胃内に存置させ、
該永久磁石に金属片を吸着させ、金属による胃壁
の刺激を緩和し、でき得れば胃内から摘出する方
法が行われている。しかし、この方法では磁石よ
り大きい金属、特に長く尖つた釘等は相変わらず
胃壁を刺激し、胃内から摘出する必要があつた。
この種金属異物を磁石と共に摘出するため、強力
な磁石を牛の第2胃内に挿入し、吸着用磁石と共
に金属片を摘出することも試みられている。
しかしながら、たとえ強力な磁石を用いても、
通常の永久磁石では、磁気吸引力の強いのは両端
のみで、他の部位は非常に弱いため、被吸着物が
先端にぶら下がる傾向があり、先端にぶら下がつ
た金属異物は相変わらず胃壁を刺激する。更に、
摘出にあたり噴門部等の狭窄部を通過するとき、
折角吸着させた胃内金属異物が途中ではずれ、成
功率が低いばかりでなく、たとえ摘出できたとし
ても、狭窄部通過の際、動物に多大の苦痛を与え
る実情にあつた。
通常の永久磁石では、磁気吸引力の強いのは両端
のみで、他の部位は非常に弱いため、被吸着物が
先端にぶら下がる傾向があり、先端にぶら下がつ
た金属異物は相変わらず胃壁を刺激する。更に、
摘出にあたり噴門部等の狭窄部を通過するとき、
折角吸着させた胃内金属異物が途中ではずれ、成
功率が低いばかりでなく、たとえ摘出できたとし
ても、狭窄部通過の際、動物に多大の苦痛を与え
る実情にあつた。
そこで本考案は、胃内異物吸着用磁石の形状を
内部に空間を有するリング状とし、この空間に面
した内周面に更に磁極を設け、胃内異物をリング
内に閉じ込め、或いは磁石側壁に密着させること
により、吸着異物による胃壁の刺激を緩和し、容
易かつ確実に異物を摘出できる胃内異物吸着用磁
石を提供することを目的とし、その構成は、2個
の円弧状に弯曲した棒状体を向き合わせて両端部
を一体に結合した形状であつて、外面が滑らかな
面からなるやや縦長のリング状の永久磁石素材
の、最も離れた両端をS、N極として着磁してな
るリング状永久磁石であつて、該永久磁石のリン
グ内周面に、更に複数の磁極を設けたことを特徴
とする。
内部に空間を有するリング状とし、この空間に面
した内周面に更に磁極を設け、胃内異物をリング
内に閉じ込め、或いは磁石側壁に密着させること
により、吸着異物による胃壁の刺激を緩和し、容
易かつ確実に異物を摘出できる胃内異物吸着用磁
石を提供することを目的とし、その構成は、2個
の円弧状に弯曲した棒状体を向き合わせて両端部
を一体に結合した形状であつて、外面が滑らかな
面からなるやや縦長のリング状の永久磁石素材
の、最も離れた両端をS、N極として着磁してな
るリング状永久磁石であつて、該永久磁石のリン
グ内周面に、更に複数の磁極を設けたことを特徴
とする。
本考案によれば、両端の強い磁極により引き寄
せられた金属異物は磁石のリング状の形状と内周
面に設けられた磁極との相乗効果により、リング
内周に移動し、胃壁への刺激が激減する。又、内
周面に磁極を設けることにより、異極に向かう磁
力線の進路に変動を来し、磁石の両先端ばかりで
なく、側面にも吸着しやすくなり、吸着効果、胃
壁への刺激減少、金属異物の脱落防止及び胃内か
らの摘出を容易にする等の効果を有する。
せられた金属異物は磁石のリング状の形状と内周
面に設けられた磁極との相乗効果により、リング
内周に移動し、胃壁への刺激が激減する。又、内
周面に磁極を設けることにより、異極に向かう磁
力線の進路に変動を来し、磁石の両先端ばかりで
なく、側面にも吸着しやすくなり、吸着効果、胃
壁への刺激減少、金属異物の脱落防止及び胃内か
らの摘出を容易にする等の効果を有する。
本考案に係るリング状磁石の形状は、2個の円
弧状に弯曲した棒状体を向き合わせて両端部を一
体に結合した形状であればよく、嚥下及び摘出の
都合上やや縦長である。大きさは反芻動物の種
類、嚥下されがちな金属異物の種類、磁早素材、
形状特性等によつて異なり、牛では5cm以上、好
ましくは約12cmである。磁石素材は特に限定はな
いが、耐久性、残留磁気、保持力の関係上、例え
ばアルニコ5等が好ましい。
弧状に弯曲した棒状体を向き合わせて両端部を一
体に結合した形状であればよく、嚥下及び摘出の
都合上やや縦長である。大きさは反芻動物の種
類、嚥下されがちな金属異物の種類、磁早素材、
形状特性等によつて異なり、牛では5cm以上、好
ましくは約12cmである。磁石素材は特に限定はな
いが、耐久性、残留磁気、保持力の関係上、例え
ばアルニコ5等が好ましい。
着磁するにあたつては、いかなる方法でもよい
が、通常の方法で先ず両端を着磁し、次いで内周
面を点状に着磁する。
が、通常の方法で先ず両端を着磁し、次いで内周
面を点状に着磁する。
以下図面を参照し、実施例を挙げて本考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図はリング状磁石の内周面を点着磁する装
置であり、第2図はリング状磁石を第1図に示す
装置を用いて更に点着磁した状態を示し、装置の
装着位置を仮想線で示した。第3図は第2図の
−線断面図であり、点着磁時における着磁装置
とリング状磁石との位置関係を示す。
置であり、第2図はリング状磁石を第1図に示す
装置を用いて更に点着磁した状態を示し、装置の
装着位置を仮想線で示した。第3図は第2図の
−線断面図であり、点着磁時における着磁装置
とリング状磁石との位置関係を示す。
1はアルニコ5からなる永久磁石であつて、両
端の残留磁束密度が3000Gのものを用いた。形状
は縦長のリング状であつて、広い内部空間2を有
する。着磁装置は純鉄製の中心軸3と中心軸3の
対称部位から間歇的に延出する突起4とからな
り、突起4の先端は内部空間2に挿入したとき、
第2図及び第3図に示すように、すべての突起の
先端8が永久磁石1の内周面に密着することが望
ましい。更に、突起4と永久磁石1との接触面は
内周面を横断する幅狭い帯状であることが望まし
く、先端8を細い帯状に尖らせた。
端の残留磁束密度が3000Gのものを用いた。形状
は縦長のリング状であつて、広い内部空間2を有
する。着磁装置は純鉄製の中心軸3と中心軸3の
対称部位から間歇的に延出する突起4とからな
り、突起4の先端は内部空間2に挿入したとき、
第2図及び第3図に示すように、すべての突起の
先端8が永久磁石1の内周面に密着することが望
ましい。更に、突起4と永久磁石1との接触面は
内周面を横断する幅狭い帯状であることが望まし
く、先端8を細い帯状に尖らせた。
中心軸3の突起の延出していない部分はコイル
軸であり、この部分にコイル5を巻回するが、コ
イル5の巻回方向を突起を越える毎に逆転するこ
とが必要である。本実施例においては、突起を4
対設け、各突起対間の中心軸3においてコイル5
を約20巻し、コイル5の巻回方向を反転すること
により、1回電流を流しただけで第1図、第2図
に示すように、各突起対が交互にN、S極となる
ように着磁することができた。6はリード線、7
はセレン整流器である。
軸であり、この部分にコイル5を巻回するが、コ
イル5の巻回方向を突起を越える毎に逆転するこ
とが必要である。本実施例においては、突起を4
対設け、各突起対間の中心軸3においてコイル5
を約20巻し、コイル5の巻回方向を反転すること
により、1回電流を流しただけで第1図、第2図
に示すように、各突起対が交互にN、S極となる
ように着磁することができた。6はリード線、7
はセレン整流器である。
尚、実施例では、中心軸3及び突起4は純鉄を
用いたが、この他の透磁率の高い金属を利用して
もよい。
用いたが、この他の透磁率の高い金属を利用して
もよい。
約3KAの直流電流を印加した結果、両端部は
1800G、内周面の各磁極は約400Gの残留磁気を有
した。
1800G、内周面の各磁極は約400Gの残留磁気を有
した。
かくの如く、本考案によりリング状であつて、
リング内に複数の磁極を有し、金属異物を確実に
捕捉できる反芻動物の胃内異物吸着用磁石を得る
ことができる。
リング内に複数の磁極を有し、金属異物を確実に
捕捉できる反芻動物の胃内異物吸着用磁石を得る
ことができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はリング
状磁石の内周面を点状に着磁する装置であり、第
2図はリング状磁石を第1図に示す装置を用いて
更に点着磁した状態を示し、装置の装着位置を仮
想線で示した。第3図は第2図の−線断面図
であり、点着磁時における着磁装置とリング状磁
石との位置関係を示した。 図面中、符号1は永久磁石、2は内部空間、3
は中心軸、4は突起、5はコイル、6はリード
線、7は整流器、8は突起の先端である。
状磁石の内周面を点状に着磁する装置であり、第
2図はリング状磁石を第1図に示す装置を用いて
更に点着磁した状態を示し、装置の装着位置を仮
想線で示した。第3図は第2図の−線断面図
であり、点着磁時における着磁装置とリング状磁
石との位置関係を示した。 図面中、符号1は永久磁石、2は内部空間、3
は中心軸、4は突起、5はコイル、6はリード
線、7は整流器、8は突起の先端である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 2個の円弧状に弯曲した棒状体を向き合わせて
両端部を一体に結合した形状であつて、外面が滑
らかな面からなるやや縦長のリング状の永久磁石
素材の、最も離れた両端をS、N極として着磁し
てなるリング状永久磁石であつて、 該永久磁石のリング内周面に、更に複数の磁極
を設けてなる反芻動物の胃内異物吸着用磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1492484U JPS60128614U (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 反芻動物の胃内異物吸着用磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1492484U JPS60128614U (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 反芻動物の胃内異物吸着用磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60128614U JPS60128614U (ja) | 1985-08-29 |
JPS6115862Y2 true JPS6115862Y2 (ja) | 1986-05-16 |
Family
ID=30500290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1492484U Granted JPS60128614U (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 反芻動物の胃内異物吸着用磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60128614U (ja) |
-
1984
- 1984-02-07 JP JP1492484U patent/JPS60128614U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60128614U (ja) | 1985-08-29 |
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