JPS61158584A - 蝶番の製造方法及びその製品 - Google Patents

蝶番の製造方法及びその製品

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JPS61158584A
JPS61158584A JP59280066A JP28006684A JPS61158584A JP S61158584 A JPS61158584 A JP S61158584A JP 59280066 A JP59280066 A JP 59280066A JP 28006684 A JP28006684 A JP 28006684A JP S61158584 A JPS61158584 A JP S61158584A
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mating
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    • E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分骨） 本発明は扉などの開閉連結部に装着して使用される、新
規な型式の蝶番の製造方法及びその製品に関するもので
ある。
（従来の技術） 従来、扉など開閉連結部に装着して使用される蝶番は第
５図に示す如く、幅方向の一方側端部を夫々管状に折り
曲げて管部３１，３１’を形成した画調根板３２，３２
′を、填め合せた両管部３１゜３１’に嵌挿しな軸棒３
３で回動自在に保持し、さらに該軸棒３３が脱落しない
よう両管部３１，３１’の開放端に脚部３４を圧嵌大し
て千振宝珠３５を固定したものである。尚３６は軸棒３
３に外嵌し、両管部３１．３１’の間に配設された滑動
良好で摩耗しにくいナイロンなどの合成樹脂からなるリ
ング、３７は画調根板３２，３２′を装着するための゛
ネジ孔である。羽根板３２′を柱などに固定し、他方の
羽根板３２を扉などに固定して使用される。
（発明が解決しようとする問題点） この種の蝶番３８においては、画調根板３２゜３２′の
一方の側端部に細心の通った管部３１，３１’を形成し
なければならないため、画調根板３２゜３２′の製作に
数工程を要して加工費が高くなり、特に大形の蝶番では
羽根板３２．３２’の材料が厚くなるため、その加工が
一層難しくなり加工時間も多く要して原価の高いものに
なってしまう。又蝶番３８を長年使用していると千振宝
珠３５かとれて軸棒３３が脱落することにより蝶番３８
や扉などの破損事故を起したりする欠点がある。この軸
棒３３の脱落を防止するため千振宝珠３５を、管部３１
，３１’に溶接したり或は管部３１．３１’の側面から
ピンで止めたりして固定したものもあるが、これらのも
のは加工が難しくなり原価上昇を招くことになる。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであって、従来の常識を破って管状に折曲した管部
のない従って軸棒を使用しない画期的な構造を有し、工
作及び組立が容易なため安価に製作することにより上記
の問題点を解決することを目的としている。
本発明は幅方向の一方側端に延出された１個または複数
の軸板を備えた一方の羽根板と、該軸板に重合または重
合せ可能なように、幅方向の一方（１１！＠Ｉに延出さ
れ７２：１個または複数個の相手軸板を備えた他方の羽
根板とに；重合せた前記軸板と該相手軸板との軸心上で
相接する接合端部の夫々に相対する半円状の係止孔を設
けると共に、該係止孔に該接合端部間に間挿されたワッ
シャーを外嵌したボールを装着して；前記各軸板及び相
手軸板の両面に、前記ワッシャーで区切られて前記ボー
ルを保持する芯軸を、合成樹脂で成形することにより前
記画調根板を回動自在に連結したことを特該軸板に重合
せ可能なように、幅方向の一方側端に延出された１個ま
たは複数個の相手軸板を備えた他方の羽根板とを；重合
せた前記軸板と該相手軸板との細心上で相接する接合端
部の夫々に設けられた相対した係止孔に、該接合端部間
に間挿さ前記ワッシャーで区切られ且つ前記ボールを保
持する芯軸で前記画調根板を回動自在に連結されたこと
を特徴とする蝶番である。
（作用） 本発明に係わる蝶番は、従来の蝶番のように管部を設け
た羽根板を使用していないので、画調根板の製作が極め
て容易で、その製作工数を著しく低減し、さらに従来の
蝶番のように軸棒の脱落を防止するのに管部内開放端に
擬宝珠を固定する困難な加工を必要とせず、ワッシャー
及びボールを各軸板及び相手軸板の接合端部間に装着し
て、合成樹脂で芯軸を成形するだけで組立てできるので
、組立てが極めて容易である。
又蝶番は、ボールに装着されたワッシャーを介して回動
するので、その開閉が極めて円滑であり、さらに芯軸を
介してワッシャーに荷重が負荷されいて以下詳述する。
１は羽根板本体２の一方側端で所定長さの上・下端部を
、羽根板本体２と段違平行に折曲せしめて所定幅に延出
した上・下部軸板３．４を備えた左羽根板５、及び羽根
板本体６の幅方向の一方側端で、上・下部軸板３，４の
間に填め合わされる所定長さの中央端部を、左羽根板５
と同じ側で上・下部軸板３，４と同様に、羽根板本体６
七段違い平行に折曲せしめて上・下部軸板３，４と同一
幅で延出した中部軸板７を備えた右羽根板８からなる蝶
番である。
９は上・下部軸板３，４と中部軸板７との相接などの金
属からなる所定厚さのワッシャー、１２はワッシャー９
の上下両側でボール１０を保持し且つ軸心を各軸板３．
４．７の軸心ａと一致させて各軸板３，４．７の両面に
、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエステルなどの合
成樹脂で円柱状に成形された芯軸、１３は各軸板３，４
．７の軸心ａ上に夫々適宜の間隔で複数個穿設された連
結孔で、各軸板３，４．７の両面に合成樹脂を連結ばせ
て芯軸Ｉ２の強度を高める役目をする。
１４は各軸板３，４．７の細心ａ上で上・下部軸板３，
４と中部軸板７との相接する各接合端部に、ワッシャー
９を挾持して上下を合致させたとき円形が形成されるよ
う半円形状に穿設された、ボール１０を嵌着する係止孔
、１５は蝶番１を装着するさいに用いる複数のネジ孔で
ある。
どにより、上・下部軸板３，４或は中部軸板７の軸心ａ
上に、複数の連結孔１３と係止孔１４を夫々備えると共
に、羽根板本体２或は６に複数のネジ孔１５を備えた平
板状の左羽根板２或は右羽根板８を製作する。（第４図
−イ） 次に樹脂成形の下型の所定位置に、左羽根板５を設置し
、さらに中央にワッシャー９を外嵌させたボール１０を
上・下部軸板３，４の係止孔１４に嵌入させて設置しく
第４図−口）なのち、上下のボール１０を中部軸板７の
係止孔１４に嵌入させるよう中部軸板７を設置しく第４
図−ハ）て、上型を下型に嵌合させる。
左・右羽根板５，８、ワッシャー９及びボール１０を設
置した型に、従来行なわれていると同様な方法で所定の
合成樹脂を射出成形して、各羽根板３．４．７の両面に
合成樹脂からなる芯軸１２を形成したのち、型から取り
出す。（第４図−二続いてプレス加工により各羽根板３
，４．７の基部を設計通りに折り曲げて蝶番１を完成さ
せる。
（第４図−ホ） この蝶番１は、各係止孔１４に嵌入したボール１０が芯
軸１２により固定されているので、両肩根板５，８が外
れることなく、両ワッシャー９゜９を境にして互いに回
動するので、従来の管部のある蝶番と同様にネジ孔１５
を介して装着して使用される。
この場合、蝶番１に用いる両肩根板５，８は、従来の羽
根板のように管部を必要とせず、平板材料から両肩根板
５，８を打ち抜き後で各軸板３゜４．７の基部を折曲す
るだけなので、その製作が極めて容易でその製作工数を
著しく低減しく従来のものは３工程以上必要とし、加工
する板の厚ざが厚くなると加工作業が非常に困難である
が、本発明のものは一工程でできる）、さらに従来の蝶
番のように軸棒の脱落防止するのに管部の開放端に擬宝
珠を固定する困難な加工を必要とせず、ワッシャー９及
びボール１０を各軸板３．４．７の相接する係止孔１４
に嵌着して合成樹脂で芯軸１２を大量生産に適する射出
成形するだけで組立てできるので、組立てが極めて容易
である。
又蝶番１は、ボール１０に装着されたワッシャー９を介
して回動するので、その開閉が極めて円滑であり、さら
に円柱状芯軸１２を介してワッシャー９に荷重が負荷さ
れるので偏荷重になる恐れがなく、そのうえ合成樹脂の
芯軸１２と鋼板などのワッシャー９とが摺動するので摩
耗が少なく、極めて長寿命である。又従来の蝶番に見ら
れない特異な形状を有し、合成樹脂によるカラフルな外
観を呈して需要家の購買意慾を刺戟する。
上記の一実施例において、蝶番１は平板部材から打抜い
た両肩根板５，８の各軸部３，４．７に、合成樹脂で芯
軸１２を形成したのち各軸部３，４，７の基部を折り曲
げて造ったが、最初から各軸部３，４．７の基部を折り
曲げた両羽根板を用いても良く；さらに使用目的によっ
ては平板状そのま＼で製品としても良い。又芯軸１２は
円柱状に形成したか、ボール１０が確実に保持されるな
ら必らずしも円柱状でなくとも良い。又ワッシャー９は
ボール１個に１枚を使用したが、２枚にしてもその機能
を損なうことがない。又嵌合する軸板３．４，７の３枚
の蝶番１について説明したか、この軸板が２枚（第５図
で示した従来例の如く一方の軸板に他方の軸板を上下に
重合させる）、４枚或は５枚の場合の蝶番についても同
様な構成を適用することかできる。
（発明の効果） 本発明は上記の構成を有するので次の効果を奏すること
ができる。
（１）　　蝶番の主体である両羽根板が管部を必要とせ
ず単なるプレス加工で製作可能となったため、加工々数
を著しく低減できる。
（２）軸棒を使用することによる難しい軸棒脱落防止の
ための工作か不用となり、そのうえ組立を大量生産に適
した合成樹脂の成形によりできるので、組立工数を著し
く節減できる。
（３）前記（１）、（２）が相俟って蝶番の原価低減に
寄与して、安価で需要家に提供できる。
（４）蝶番はボールに装着されたワッシャーを介して回
動するので、その開閉が極めて円滑で、さらに偏荷重の
負荷される恐れがないので、長寿命である。
（５）従来の蝶番に見られない特異な形状と、合成樹脂
によるカラフルな外観を有しているので、需要家の購買
意慾を刺戟して、販売増大に貢献する。
【図面の簡単な説明】
第１図〜第４図は本発明に係る蝶番の一実施例を示し、
第１図は正面図、第２図は平面図、第３図は右側面図、
第４図は製造方法を説明するための概略組立系統図、第
５図は従来の蝶番の正面図である。　　　−、。 １・・・蝶番、　　　　３，４．７−・・軸板、５　、
１３１１１１＠羽根板、９・−・ワッシャー、１０…ボ
ール、　　１２・・會芯軸、 １４−軸係止孔、　ａ・・・軸心。 特許出願人　　株式会社　北村鉄工所 、“′玉ノ″′ Ｃハ） 第４ （ニ） 図 （？ｒ、） ４−／と （自側手続補正書 昭和６０年２月１５日 １、　事件の表示 昭和５９年特許願第２８００６６号 ２、発明の名称 蝶番の製造方法及びその製品 ３、　補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４　代理人 ５、　　ｍＩＥ＊＋の日付　昭和　年　月　　日拒絶理
由通知 （発送日、昭和　　年　　月　　日付）６、　補正によ
り増加する発明の数 補正の内容 ＋１）　　特許請求の範囲の欄 明細書第１頁第５行目〜第２頁第１６行目の全文を別紙
のとおり補正する。 （２）発明の詳細な説明の欄 （イ）明細書第５頁第１Ｏ行目及び第２０行目、第１２
頁第８行目の「合成樹脂」の後に、「またはダイカスト
用合金」を夫々加入する。 （ｏ）同上第１１頁第７行目の「・・・良い。」の後に
、「又芯軸１２は合成樹脂を射出成形して形成したが、
合成樹脂の代わりに亜鉛、錫、鉛、アルミニウム、銅な
どのダイカスト用合金をダイカスト鋳造法で形成しても
良い。」を加入する。 特許請求の範囲 １）幅方向の一方側端に延出された１個または複数個の
軸板を備えた一方の羽根板と、該軸板に重合または重合
せ可能なように、幅方向の一方側端に延出された１個ま
たは複数個の相手軸板を備えた他方の羽根板とに、重合
または重合せた前記軸板と該相手軸板との軸心上で相接
する接合端部の夫々に相対する半円状の係止孔を設ける
と共に、該係止孔に該接合端部間に間挿されたワッシャ
ーを外嵌したボールを装着して；前記各軸板及び相手軸
板の両面に、前記ワッシャーで区切られて前記ボールを
保持する芯軸を、合成樹脂またはダイカスト用合金で成
形することにより前記両羽根板を回動自在に連結したこ
とを特徴とする蝶番の製造方法。 ２）各軸板及び相手軸板の両面に形成された芯軸を連結
する連結孔を、該軸板及び相手軸板に設けた両羽根板を
用いたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の蝶
番の製造方法。 ３）幅方向の一方側端に延出された１個または複数個の
軸板を備えた一方の羽根板と、該軸板に重合または重合
せ可能なように、幅方向の一方側端に延出された１個ま
たは複数個の相手軸板を備えた他方の羽根板とを；重合
または重合せた前記軸板と該相手軸板との軸心上で相接
する接合端部に夫々に設けられた相対した係止孔に、該
接合端部間に間挿されたワッシャーを外嵌したボールを
装着して；前記各軸板及び相手軸板の両面に合成樹脂ま
たはダイカスト用合金で成形された、前記ワッシャーで
区切られ且つ前記ボールを保持する芯軸で前記両羽根板
を回動自在に連結されたことを特徴とする蝶番。 ４）軸板と相手軸板との接合端部の夫々に２枚のワッシ
ャーを間挿したことを特徴とする特許請求の範囲第３項
記載の蝶番。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １）幅方向の一方側端に延出された１個または複数の軸
    板を備えた一方の羽根板と、該軸板に重合または填合せ
    可能なように、幅方向の一方側端に延出された１個また
    は複数個の相手軸板を備えた他方の羽根板とに；填合せ
    た前記軸板と該相手軸板との軸心上で相接する接合端部
    の夫々に相対する半円状の係止孔を設けると共に、該係
    止孔に該接合端部間に間挿されたワッシャーを外嵌した
    ボールを装着して；前記各軸板及び相手軸板の両面に、
    前記ワッシャーで区切られて前記ボールを保持する芯軸
    を、合成樹脂で成形することにより前記両羽根板を回動
    自在に連結したことを特徴とする蝶番の製造方法。 ２）各軸板及び相手軸板の両面に成形された芯軸を連結
    する連結孔を、該軸板及び相手軸板に設けた両羽根板を
    用いたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の蝶
    番の製造方法。 ３）幅方向の一方側端に延出された１個または複数の軸
    板を備えた一方の羽根板と、該軸板に填合せ可能なよう
    に、幅方向の一方側端に延出された１個または複数個の
    相手軸板を備えた他方の羽根板とを；填合せた前記軸板
    と該相手軸板との軸心上で相接する接合端部の夫々に設
    けられた相対した係止孔に、該接合端部間に間挿された
    ワッシャーを外嵌したボールを装着して；前記各軸板及
    び相手軸板の両面に合成樹脂で成形された、前記ワッシ
    ャーで区切られ且つ前記ボールを保持する芯軸で前記両
    羽根板を回動自在に連結されたことを特徴とする蝶番。 ４）軸板と相手軸板との接合端部の夫々に２枚のワッシ
    ャーを間挿したことを特徴とする特許請求の範囲第３項
    記載の蝶番。
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