JPS61157583A - 低質重油の清浄方法 - Google Patents

低質重油の清浄方法

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JPS61157583A
JPS61157583A JP59278581A JP27858184A JPS61157583A JP S61157583 A JPS61157583 A JP S61157583A JP 59278581 A JP59278581 A JP 59278581A JP 27858184 A JP27858184 A JP 27858184A JP S61157583 A JPS61157583 A JP S61157583A
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JP
Japan
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oil
heavy oil
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gel
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JP59278581A
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JPH0552876B2 (ja
Inventor
Morihisa Sumimoto
守央 住本
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Sumimoto Kagaku Kenkyusho KK
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Sumimoto Kagaku Kenkyusho KK
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    • Y02T10/123

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高粘度の低質重油から不純物を除去し清浄
にするための低質重油の清浄方法に関する。
〔従来の技術〕
石油化学工業の発達に伴い、その残渣である低船舶に用
いられるC重油を外国港で給油した場合、その低質化、
高粘度化が着しく従来の清浄方法ではC重油中に含まれ
る不純物を除去することはされめて困難となって米でい
る。更に、近年は重油中に含まれる触媒がシリカ系物質
からなり3〜50μ程度であるため、高粘度な低質重油
に含まれている場合、これを除去することは実質的に不
可能であった。このような不純物の残存は、燃料ポンプ
や燃料弁を損傷し、エンジン焼付の事故を惹起するおそ
れがあった。
かかる低質重油を清浄化する従来の方法は、第2図に示
すように、船底近くの貯蔵タンク(1)からセットリン
グタンク(2)に送油し、セットリングタンク(2)か
ら遠心式清浄機(3)を介して゛サービスタンク(4)
に送給し、その後濾過PIi(5)を介して瞥 エンジンに送給する回路からなっている6重油中の不純
物は主として遠心清浄機(3)により遠心分離して除去
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
!r+に/l−11rL胛ル 宜蛙−ルル10ρ肴m1
−)  眸蔵タンク(1)内において海水で冷却されゲ
ル化しているため、これをセットリングタンク内でヒー
タにより加熱しても、油の活性化が不充分で、遠心分離
しても充分にその効果を得ることは困難であった。これ
は、ヒータによる加熱が短時間であるために、油分の流
動性は出て米るが含有された不純物への加熱は今だ不光
分であり、油分と不純物とが分離可能な状態まで活性化
されていないことに基因していることが分った。ヒータ
による加熱を時間を掛けて充分に行えば、必要な活性を
得ることは出来るが、船舶の燃料供給においてそのよう
な充分な加熱時間を確保することは実際的ではない。
この発明は、かかる高粘度のゲル化し易い低質重油を多
大な加熱時間を掛けることなく活性化し、油分と不純物
と分離して遠心分離により容易に不純物を除去可能とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この発明が採った手段は
、セットリングタンクからエンジンに送られる重油を遠
心清浄機により不純物を遠心分離するようにした重油の
清浄方法において、低温でゲル化する高粘度の低質重油
を、油粒子と不純物が絡んだ状態から分解分離して微細
化しゾル化するゲル破砕機によりゾル化した後、前記遠
心清浄機により遠心分離するようにしたことを特徴とす
る。
〔作用〕
高粘度で低温でゲル化する低質重油をゲル破砕機により
、油粒子と不純物が絡んだ状態から、分解分離して微細
化しゾル化して、遠心清浄機による遠心分離効果を向上
させる。
〔実施例〕
以下に図面を参照しつつ、この発明の好ましい実施例を
説明する。図において、(10)は船底に設置された貯
蔵タンクであり、ポンプ(11)により船舶のセットリ
ングタンク(12)に高粘度の低質重油(C重油)が送
られる。送給されたC重油はその高粘度、低質性のため
、セットリングタンク(12)内において沈降し低温で
はゲル化する。
(13)はゲル破砕機であって、セットリングタンク(
12)のヒータ一部分より上部から取り出したC重油の
ゲルを破砕しゾル状として再びセットリングタンク(1
2)に戻す。ゲル破砕ffi (13)としては攪拌機
が適当であり、油粒子と不純物が絡んだゲル状の油を分
解分離して微細化しゾル化する。(14)はゲル破砕f
i (13)の吸引端に近接してセットリングタンク(
12)内に配置されたヒータでありC重油に適当な流動
性を付与する。
ゲル破砕fi (13)に用いられる攪拌機の一例を第
3.4図に示す。(130)は円筒状の本体であって、
上下端に給油パイプ(131)及び取出バイブ(132
)が連結される。本体(130)内には複数の攪拌筒(
133)が取り付けられる。攪拌筒(133)は円筒状
のパイプからなり、内部に多数段の攪拌板(134)が
間隔を存して定着される。(135)は攪拌板(134
)の間隔を保持するスペーサリングである。攪拌板(1
34)には油通孔(136)が穿孔される。この油通孔
(136)は攪拌機(134)毎にそれぞれ異なった位
置に異なりた油は各攪拌板(134)の油通孔(136
)を通って下方へ行く過程で、その流れが大きく乱され
攪拌状態となる。このような攪拌機を用いた場合、流過
する油の攪拌は充分に行なわれるが、不純物を分離除去
する作用は少ないために攪拌機内に不純物が集積して米
るおそれは少なく、掃除をする必要なく連続して運松可
能である。
セットリングタンクとゲル破砕機との間においてC重油
は連続して繰り返し循環されて充分な攪拌がなされると
共に、ゲル破砕機にかける油量は少なくともエンジンで
消費される油量の1.5倍以上であることが望ましい。
ゾル化したC重油をヒータ(15)を介して遠心式清浄
fi(18)に送り、遠心式清浄fi (16)により
不純物を除去する。このとき、C重油はゾル化しており
、不純物と油分の分離が確実に行なわれるために、遠心
式清浄fi(16)による遠心分離効果は充分に発揮さ
れる。
遠心式清浄機(16)で処理されたC重油はサービスタ
ンク(17)に送られ、サービスタンク(17)からヒ
ータ(18)、lIt過會幾(19)を介してポンプ(
20)によりエンノンへ送られる。(Zl)はリターン
タンクであり、(22)は検査用の遠心分離慨である。
以上の回路により高粘度で低温でゲル化する低質重油を
清浄処理して使用したところ、燃料弁の耐圧時間が10
00時間から4000時間にも延長され、エンジン前の
濾過機の目詰まりが大巾に減少し従来2日に1回の掃除
が必′Jf!であったものが、7日に1回の掃除で充分
となった。
又、エンジンよりのリターンタンクより取り出した燃油
中に含まれるスラッジ分を検査したところ、従来1臼当
たりIKgのスラッジ分が採取されたのに対し、1日当
たり0.2Kgと着しく減少し、エンジンに持込まれた
スラッジ分が大巾に減少していることが分った。このた
め、ピストンを抜いてエンジンを掃除する期間が500
0時間からtooo。
時間以上に延長した。
〔発明の効果〕
この発明の低質重油の清浄方法によればセットリングタ
ンクからエンジンに送られる重油を遠心清浄機により不
純物を遠心分離するようにした重油の清浄方法において
、低温でゲル化する高粘度の低質重油を、油粒子と不純
物が絡んだ状態から分解分離して微細化しゾル化するゲ
ル破砕機によりゾル化した後、前記遠心清浄機により遠
心分離するようにしであるので、低温でゲル化する高粘
度の低質重油の清浄を確実に行うことが出来、エンジン
や補機の長寿命化を図り、船舶の円滑な運行を行うこと
が出来ると共に、従来使用困難であったf氏質重油を燃
料として使用することが出来るため、船舶運行コストの
低減を図り、低質重油の廃棄により発生する公害の防止
を図ることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
ts1図はこの発明に係る処理回路図、第2図は従来の
処理回路図であり、第3図は攪拌機の断面斜視図、第4
図は攪拌筒の断面斜視図である。 (10)・・・貯蔵タンク  (11)・・・ポンプ(
12)・・・セットリングタンク (13)・・・ゲル破砕機  (14)・・・ヒータ(
15)・・・ヒータ    (16)・・・遠心式清浄
機(17)・・・サービスタンク(18)・・・ヒータ
(19)・・・濾過fi     (20)・・・ポン
プ(21)・・・リターンタンク (22)・・・検査用遠心分離機 (130)・・・本 体    (131)・・・給油
パイプ(132)・・・取出パイプ  (133)・・
・攪拌筒(134)・・・攪拌&     (135)
・・・スペーサリング(136)・・・油通孔 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セットリングタンクからエンジンに送られる重油
    を遠心清浄機により不純物を遠心分離するようにした重
    油の清浄方法において、低温でゲル化する高粘度の低質
    重油を、油粒子と不純物が絡んだ状態から分解分離して
    微細化しゾル化するゲル破砕機によりゾル化した後、前
    記遠心清浄機により遠心分離するようにしたことを特徴
    とする低質重油の清浄方法。
JP59278581A 1984-12-28 1984-12-28 低質重油の清浄方法 Granted JPS61157583A (ja)

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JP59278581A JPS61157583A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 低質重油の清浄方法

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JP59278581A JPS61157583A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 低質重油の清浄方法

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JPS61157583A true JPS61157583A (ja) 1986-07-17
JPH0552876B2 JPH0552876B2 (ja) 1993-08-06

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ID=17599254

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004786A1 (en) * 2005-07-05 2007-01-11 Nam Doo Park Marine fuel agitation heater with filter
KR100951523B1 (ko) 2008-06-11 2010-04-07 현대중공업 주식회사 오일 온도 제어를 통한 스팀 유량 조절방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004786A1 (en) * 2005-07-05 2007-01-11 Nam Doo Park Marine fuel agitation heater with filter
KR100951523B1 (ko) 2008-06-11 2010-04-07 현대중공업 주식회사 오일 온도 제어를 통한 스팀 유량 조절방법

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