JPS61192846A - 燃料油中のスラジ粉砕方法とその装置 - Google Patents
燃料油中のスラジ粉砕方法とその装置Info
- Publication number
- JPS61192846A JPS61192846A JP60033310A JP3331085A JPS61192846A JP S61192846 A JPS61192846 A JP S61192846A JP 60033310 A JP60033310 A JP 60033310A JP 3331085 A JP3331085 A JP 3331085A JP S61192846 A JPS61192846 A JP S61192846A
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- JP
- Japan
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- fuel oil
- sludge
- oil supply
- secondary filter
- pump
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/0047—Layout or arrangement of systems for feeding fuel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は燃料油中のスラジ粉砕方法とその装置に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
たとえば舶用ディーゼル機関においては、燃料貯溜タン
ク内の燃料油をポンプで汲上げ、それをセットリングタ
ンク内に一旦貯溜し、燃料油中の水分およびスラジを沈
降させ、その上澄みを所定の処理装置で処理した後、機
関サービスタンク内に貯溜し、さらにそのサービスタン
ク内の上澄みを１次フィルタを介して燃料油供給ポンプ
で汲取り、主加熱器で加熱し、２次フィルタで濾過し。
ク内の燃料油をポンプで汲上げ、それをセットリングタ
ンク内に一旦貯溜し、燃料油中の水分およびスラジを沈
降させ、その上澄みを所定の処理装置で処理した後、機
関サービスタンク内に貯溜し、さらにそのサービスタン
ク内の上澄みを１次フィルタを介して燃料油供給ポンプ
で汲取り、主加熱器で加熱し、２次フィルタで濾過し。
ディーゼル機関の燃料噴射ポンプに供給している。
発明が解決しようとする問題点
上記構成において、近年、燃料油の低質化が進み、比重
、粘度が高く、また不純物が多く、触媒粒子まで含まれ
るようになってきた。このため２次フィルタで除去され
るスラジ量が多くなっている。その２次フィルタで除去
されるスラジの大部分は燃える高分子の炭化水素であり
、 Ｆｅ、ＡＱ２０３．５１０２．Ｖ、 Ｎａ、 Ｃａ
などの燃えない不純物は極めて微量であるにもかかわら
ず、従来では、それらを区別することなく、スラジを遠
心分離機にかけ、油分と固形物とに分離している。この
ため遠心分離機として大型のものが必要であり、高価な
ものになるという問題がある。
、粘度が高く、また不純物が多く、触媒粒子まで含まれ
るようになってきた。このため２次フィルタで除去され
るスラジ量が多くなっている。その２次フィルタで除去
されるスラジの大部分は燃える高分子の炭化水素であり
、 Ｆｅ、ＡＱ２０３．５１０２．Ｖ、 Ｎａ、 Ｃａ
などの燃えない不純物は極めて微量であるにもかかわら
ず、従来では、それらを区別することなく、スラジを遠
心分離機にかけ、油分と固形物とに分離している。この
ため遠心分離機として大型のものが必要であり、高価な
ものになるという問題がある。
本発明は上記問題点を解消した燃料油中のスラジ粉砕方
法とその装置を提供することを目的とする。
法とその装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため、本発明の燃料油中のスラジ
粉砕方法は、燃料油貯溜用サービスタンクと所定機関と
をつなぐ燃料油供給経路に１次フィルタ、燃料油供給ポ
ンプ、主加熱器および２次フィルタを設けた燃料油供給
装置において、上記燃料油供給経路の２次フィルタより
下流側内の燃料油の一部を吸引し、その吸引した燃料油
を燃料油供給経路の２次フィルタより上流側適所内に噴
射して燃料油中のスラジを粉砕するものである。
粉砕方法は、燃料油貯溜用サービスタンクと所定機関と
をつなぐ燃料油供給経路に１次フィルタ、燃料油供給ポ
ンプ、主加熱器および２次フィルタを設けた燃料油供給
装置において、上記燃料油供給経路の２次フィルタより
下流側内の燃料油の一部を吸引し、その吸引した燃料油
を燃料油供給経路の２次フィルタより上流側適所内に噴
射して燃料油中のスラジを粉砕するものである。
また燃料油中のスラジ粉砕装置は、燃料油貯溜用サービ
スタンクと所定機関とをつなぐ燃料油供給経路に１次フ
ィルタ、燃料油供給ポンプ、主加熱器および２次フィル
タを設けた燃料油供給装置において、上記燃料油供給経
路の２次フィルタより上流側適所にスラジ粉砕用ノズル
を配設し、そのノズルと燃料油供給経路の２次フィルタ
より下流側とを連通させる燃料油噴射経路を設けたもの
である。
スタンクと所定機関とをつなぐ燃料油供給経路に１次フ
ィルタ、燃料油供給ポンプ、主加熱器および２次フィル
タを設けた燃料油供給装置において、上記燃料油供給経
路の２次フィルタより上流側適所にスラジ粉砕用ノズル
を配設し、そのノズルと燃料油供給経路の２次フィルタ
より下流側とを連通させる燃料油噴射経路を設けたもの
である。
実施例
以下、本発明の第１の実施例を第１図〜第３図に基づい
て説明する。（１）は舶用ディーゼル機関（２）の燃料
油噴射ポンプ、（３）は燃料油（４）を貯溜するサービ
スタンクであって、その内部は隔壁（５）によって、燃
料油供給部（６）と燃料油汲上部（７）とに分けられて
いる。（８）は燃料油供給部（６）と燃料油貯蔵タンク
またはセットリングタンク（図示せず）とをつなぐ第１
燃料油供給経路、（９）は一端が燃料油汲上部（７）の
フロート（１０）に接続されると共に他端が燃料油噴射
ポンプ（１）に接続された第２燃料油供給経路であって
、１次フィルタ（１１）と、燃料油供給ポンプ（１２）
と、燃料油循環ポンプ（１３）と、燃料油主加熱器（１
４）と、２次フィルタ（１５）とを介在させである。（
１６）は第２燃料油供給経路（９）の２次フィルタ（１
５）と主加熱器（１４）との間に介在させたスラジ粉砕
部であって、第２図および第３図に示すごとく、円管状
の経路（９）を上下から押圧して変形させた偏平部（１
７）と、その偏平部（１７）の上部に接続されたノズル
（１８）とから構成されている。（１９）は経路（９）
の２次フィルタ（１５）より下流側とノズル（１８）と
をつなぐ燃料油噴射経路、（２０）はその経路（１９）
に介在させた高圧ポンプ、（２１）は燃料油噴射ポンプ
（１）を第２燃料油供給経路（９）の燃料油供給ポンプ
（１２）と燃料油循環ポンプ（１３）との間につなぐ余
剰油循環経路、（２２）はその経路（２１）に介在させ
た気液分離器、（２３）は該気液分離器（２２）とサー
ビスタンク（３）とをつなぐガス排出管、 （２４）は
２次フィルタ（１５）に第１スラジ排出管（２５）を介
して接続された超小型の遠心分離機、（２６）は遠心分
離機（２４）とサービスタンク（３）とをつなぐ油分返
却管、（２７）は遠心分離機（２４）に接続された固形
物排出経路、（２８）はサービスタンク（３）の下端と
第１スラジ排出管（２５）の途中とをつなぐ開閉弁（２
９）付き第２スラジ排出管である。
て説明する。（１）は舶用ディーゼル機関（２）の燃料
油噴射ポンプ、（３）は燃料油（４）を貯溜するサービ
スタンクであって、その内部は隔壁（５）によって、燃
料油供給部（６）と燃料油汲上部（７）とに分けられて
いる。（８）は燃料油供給部（６）と燃料油貯蔵タンク
またはセットリングタンク（図示せず）とをつなぐ第１
燃料油供給経路、（９）は一端が燃料油汲上部（７）の
フロート（１０）に接続されると共に他端が燃料油噴射
ポンプ（１）に接続された第２燃料油供給経路であって
、１次フィルタ（１１）と、燃料油供給ポンプ（１２）
と、燃料油循環ポンプ（１３）と、燃料油主加熱器（１
４）と、２次フィルタ（１５）とを介在させである。（
１６）は第２燃料油供給経路（９）の２次フィルタ（１
５）と主加熱器（１４）との間に介在させたスラジ粉砕
部であって、第２図および第３図に示すごとく、円管状
の経路（９）を上下から押圧して変形させた偏平部（１
７）と、その偏平部（１７）の上部に接続されたノズル
（１８）とから構成されている。（１９）は経路（９）
の２次フィルタ（１５）より下流側とノズル（１８）と
をつなぐ燃料油噴射経路、（２０）はその経路（１９）
に介在させた高圧ポンプ、（２１）は燃料油噴射ポンプ
（１）を第２燃料油供給経路（９）の燃料油供給ポンプ
（１２）と燃料油循環ポンプ（１３）との間につなぐ余
剰油循環経路、（２２）はその経路（２１）に介在させ
た気液分離器、（２３）は該気液分離器（２２）とサー
ビスタンク（３）とをつなぐガス排出管、 （２４）は
２次フィルタ（１５）に第１スラジ排出管（２５）を介
して接続された超小型の遠心分離機、（２６）は遠心分
離機（２４）とサービスタンク（３）とをつなぐ油分返
却管、（２７）は遠心分離機（２４）に接続された固形
物排出経路、（２８）はサービスタンク（３）の下端と
第１スラジ排出管（２５）の途中とをつなぐ開閉弁（２
９）付き第２スラジ排出管である。
以下、上記構成における作用について説明する。
まずサービスタンク（３）の燃料油汲上部（７）内の燃
料油（４）の上澄みが燃料油供給ポンプ（１２）により
汲上げられ、１次フィルタ（１１）で濾過される。次に
その１次濾過された燃料油（４）は燃料油循環ポンプ（
１３）で主加熱器（１４）に送られて加熱された後。
料油（４）の上澄みが燃料油供給ポンプ（１２）により
汲上げられ、１次フィルタ（１１）で濾過される。次に
その１次濾過された燃料油（４）は燃料油循環ポンプ（
１３）で主加熱器（１４）に送られて加熱された後。
スラジ粉砕部（１６）を通って２次フィルタ（１５）内
に入り、濾過される。次にその２次濾過された燃料油（
４）の大部分は燃料油噴射ポンプ（１）に供給され、デ
ィーゼル機関（２）のシリンダ内に噴射される。
に入り、濾過される。次にその２次濾過された燃料油（
４）の大部分は燃料油噴射ポンプ（１）に供給され、デ
ィーゼル機関（２）のシリンダ内に噴射される。
また２次濾過された燃料油（４）の一部は燃料油噴射経
路（１９）を介して吸引され、高圧ポンプ（２０）でノ
ズル（１８）から偏平部（１７）内に噴射される。ここ
で、その偏平部（１７）はその横断面形状が薄肉横長形
状であることから、１次濾過された燃料油（４）が偏平
部（１７）を薄い層状となって通過する。そしてその薄
い層状の燃料油（４）に向かってノズル（１８）から２
次濾過された燃料油（４）が高圧で噴射され、１次濾過
された燃料油（４）に含まれている軟質な可燃性のスラ
ジが切断、衝突、撹拌作用によって粉砕され、微細化さ
れる。また水分もエマルジョン化される。したがって２
次フィルタ（１５）では、従来１通過できなかった粘性
に富む可燃物が微細化されることによって通過すること
ができ、主として不燃の固形物が２次フィルタ（１５）
で除去される。その固形分は第１スラジ排出管（２５）
を介在して遠心分離機（２４）に送られ、遠心分離され
た固形物のみが固形物排出経路（２７）を介して排出さ
れ、遠心分離された油分は油分返却管（２６）を介して
サービスタンク（３）の燃料油供給部（６）に返却され
る。
路（１９）を介して吸引され、高圧ポンプ（２０）でノ
ズル（１８）から偏平部（１７）内に噴射される。ここ
で、その偏平部（１７）はその横断面形状が薄肉横長形
状であることから、１次濾過された燃料油（４）が偏平
部（１７）を薄い層状となって通過する。そしてその薄
い層状の燃料油（４）に向かってノズル（１８）から２
次濾過された燃料油（４）が高圧で噴射され、１次濾過
された燃料油（４）に含まれている軟質な可燃性のスラ
ジが切断、衝突、撹拌作用によって粉砕され、微細化さ
れる。また水分もエマルジョン化される。したがって２
次フィルタ（１５）では、従来１通過できなかった粘性
に富む可燃物が微細化されることによって通過すること
ができ、主として不燃の固形物が２次フィルタ（１５）
で除去される。その固形分は第１スラジ排出管（２５）
を介在して遠心分離機（２４）に送られ、遠心分離され
た固形物のみが固形物排出経路（２７）を介して排出さ
れ、遠心分離された油分は油分返却管（２６）を介して
サービスタンク（３）の燃料油供給部（６）に返却され
る。
上記実施例では、ノズル（１８）を偏平部（１７）の上
部に１つだけ設けたが、第４図に示すごとく上下一対設
けてもよい（第２の実施例）。これによってスラジの粉
砕化および水分のエマルジョン化を促進し、また相手側
壁面のキャビテーション障害を緩和し、一方のノズル（
１８）が目詰まりしかけたときに他方のノズル（１８）
から噴射する燃料油（４）でその目詰まりを解消するこ
とができる。
部に１つだけ設けたが、第４図に示すごとく上下一対設
けてもよい（第２の実施例）。これによってスラジの粉
砕化および水分のエマルジョン化を促進し、また相手側
壁面のキャビテーション障害を緩和し、一方のノズル（
１８）が目詰まりしかけたときに他方のノズル（１８）
から噴射する燃料油（４）でその目詰まりを解消するこ
とができる。
また第５図に示すごとく、ノズル（１８）を第２燃料油
供給経路（９）に沿って複数段（この実施例では上下、
３段）設けてもよい（第３の実施例）。
供給経路（９）に沿って複数段（この実施例では上下、
３段）設けてもよい（第３の実施例）。
また上記各実施例では、スラジ粉砕部（１６）を２次フ
ィルタ（１５）のすぐ上流側に設けたが、１次フィルタ
（１１）のすぐ上流側またはその両方に設けてもよい（
第４の実施例）。これによって１次フィルタ（１１）に
おける可燃物の通過量を増加させることができる。
ィルタ（１５）のすぐ上流側に設けたが、１次フィルタ
（１１）のすぐ上流側またはその両方に設けてもよい（
第４の実施例）。これによって１次フィルタ（１１）に
おける可燃物の通過量を増加させることができる。
また第６図に示すごとく、燃料油供給ポンプ（１２）の
下流側に主加熱器（１４）、スラジ粉砕部（１６） 。
下流側に主加熱器（１４）、スラジ粉砕部（１６） 。
気液分離器（２２） 、燃料油循環ポンプ（１３）、２
次フィルタ（１５）および燃料油噴射ポンプ（１）を順
番に配設し、燃料油供給ポンプ（１２）の出口側圧力よ
りも燃料油循環ポンプ（１３）の出口側圧力の方を大に
設定してもよい（第５の実施例）。
次フィルタ（１５）および燃料油噴射ポンプ（１）を順
番に配設し、燃料油供給ポンプ（１２）の出口側圧力よ
りも燃料油循環ポンプ（１３）の出口側圧力の方を大に
設定してもよい（第５の実施例）。
この構成によれば、燃料油循環ポンプ（１３）から吐出
された燃料油が２次フィルタ（１５） 、燃料油噴射ポ
ンプ（１）および余剰油循環経路（２１）を介してスラ
ジ粉砕部（１６）のノズル（１８）から偏平部（１６）
に噴射されるので、第１〜第４の実施例で必要であった
高圧ポンプ（２０）が不要となる。
された燃料油が２次フィルタ（１５） 、燃料油噴射ポ
ンプ（１）および余剰油循環経路（２１）を介してスラ
ジ粉砕部（１６）のノズル（１８）から偏平部（１６）
に噴射されるので、第１〜第４の実施例で必要であった
高圧ポンプ（２０）が不要となる。
またスラジ粉砕部（１６）に偏平部（１７）を形成せず
。
。
円管状のままとし、ノズル（１８）を周方向一定間隔ご
とに配設し、各ノズル（１８）から第２燃料油供給経路
（９）の中心に向けて燃料油（４）を噴射するようにし
てもよい（第６の実施例）。
とに配設し、各ノズル（１８）から第２燃料油供給経路
（９）の中心に向けて燃料油（４）を噴射するようにし
てもよい（第６の実施例）。
さらにノズル（１８）から噴射する燃料油（４）の圧力
を低質油のグレードによって、低圧から高圧（たとえば
数１００ｋｇｆ／ａｄ）まで適宜に変化させるものとす
る。
を低質油のグレードによって、低圧から高圧（たとえば
数１００ｋｇｆ／ａｄ）まで適宜に変化させるものとす
る。
発明の効果
以上述べたごとく本発明によれば、２次濾過された燃料
油が高圧でノズルから燃料油供給管内を通る燃料油に向
けて噴射され、その燃料油に含まれる軟質な可燃性のス
ラジが切断、衝突、撹拌作用によって粉砕され、微細化
される。また水分もエマルジョン化される。したがって
従来、フィルタを通過できなかった粘性に富む可燃物が
微細化され、そのフィルタを通過できるものである。し
たがって燃費が向上すると共にフィルタに付設されてい
る遠心分離機などの固形物排出機構を小型化することが
でき、経済性に優れている。
油が高圧でノズルから燃料油供給管内を通る燃料油に向
けて噴射され、その燃料油に含まれる軟質な可燃性のス
ラジが切断、衝突、撹拌作用によって粉砕され、微細化
される。また水分もエマルジョン化される。したがって
従来、フィルタを通過できなかった粘性に富む可燃物が
微細化され、そのフィルタを通過できるものである。し
たがって燃費が向上すると共にフィルタに付設されてい
る遠心分離機などの固形物排出機構を小型化することが
でき、経済性に優れている。
第１図〜第３図は本発明の一実施例を示し、第１図は工
程図、第２図は要部の縦断面図、第３図：よ要部の水平
断面図である。第４図は本発明の第２の実施例を示す要
部の縦断面図、第５図は本発明の第３の実施例を示す要
部の縦断面図、第６図は本発明の第５の実施例を示す工
程図である。 （２）・・・ディーゼル機関、（３）・・・サービスタ
ンク、（４）・・・燃料油、（９）・・・第２燃料油供
給経路、（１１）・・・１次フィルタ、（１２）・・・
燃料油供給ポンプ、（１３）・・・燃料油循環ポンプ、
（１４）・・・主加熱器、（１５）・・・２次フィルタ
、（１６）・・・スラジ粉砕部、（１７）・・・偏平部
、（１８）・・・ノズル、 （１９）・・・燃料油噴射
経路、（２０）・・・高圧ポンプ
程図、第２図は要部の縦断面図、第３図：よ要部の水平
断面図である。第４図は本発明の第２の実施例を示す要
部の縦断面図、第５図は本発明の第３の実施例を示す要
部の縦断面図、第６図は本発明の第５の実施例を示す工
程図である。 （２）・・・ディーゼル機関、（３）・・・サービスタ
ンク、（４）・・・燃料油、（９）・・・第２燃料油供
給経路、（１１）・・・１次フィルタ、（１２）・・・
燃料油供給ポンプ、（１３）・・・燃料油循環ポンプ、
（１４）・・・主加熱器、（１５）・・・２次フィルタ
、（１６）・・・スラジ粉砕部、（１７）・・・偏平部
、（１８）・・・ノズル、 （１９）・・・燃料油噴射
経路、（２０）・・・高圧ポンプ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、燃料油貯溜用サービスタンクと所定機関とをつなぐ
燃料油供給経路に１次フィルタ、燃料油供給ポンプ、主
加熱器および２次フィルタを設けた燃料油供給装置にお
いて、上記燃料油供給経路の２次フィルタより下流側内
の燃料油の一部を吸引し、その吸引した燃料油を燃料油
供給経路の２次フィルタより上流側適所内に噴射して燃
料油中のスラジを粉砕することを特徴とする燃料油中の
スラジ粉砕方法。 ２、燃料油貯溜用サービスタンクと所定機関とをつなぐ
燃料油供給経路に１次フィルタ、燃料油供給ポンプ、主
加熱器および２次フィルタを設けた燃料油供給装置にお
いて、上記燃料油供給経路の２次フィルタより上流側適
所にスラジ粉砕用ノズルを配置し、そのノズルと燃料油
供給経路の２次フィルタより下流側とを連通させる燃料
油噴射経路を設けたことを特徴とする燃料油中のスラジ
粉砕装置。 ３、ノズルを燃料油供給経路を挟んで一対設けたことを
特徴とする特許請求の範囲第２項記載の燃料油中のスラ
ジ粉砕装置。 ４、ノズルを燃料油供給経路に沿って適当間隔ごとに複
数段設けたことを特徴とする特許請求の範囲第２項また
は第３項に記載の燃料油中のスラジ粉砕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60033310A JPS61192846A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 燃料油中のスラジ粉砕方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60033310A JPS61192846A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 燃料油中のスラジ粉砕方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61192846A true JPS61192846A (ja) | 1986-08-27 |
Family
ID=12382983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60033310A Pending JPS61192846A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 燃料油中のスラジ粉砕方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61192846A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009197675A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Denso Corp | 燃料噴射装置 |
| WO2016066236A1 (de) * | 2014-10-28 | 2016-05-06 | Mtu Friedrichshafen Gmbh | Motorintegrierte tankreinigungsvorrichtung |
| CN110735744A (zh) * | 2019-09-17 | 2020-01-31 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种具有过滤作用的船舶燃料油供应系统 |
| WO2020164694A1 (en) * | 2019-02-13 | 2020-08-20 | Wärtsilä Finland Oy | Fuel supply system for piston engine and method of operating fuel supply system |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP60033310A patent/JPS61192846A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN107110080A (zh) * | 2014-10-28 | 2017-08-29 | Mtu 腓特烈港有限责任公司 | 马达集成的储箱净化装置 |
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| CN110735744A (zh) * | 2019-09-17 | 2020-01-31 | 上海蓝魂环保科技有限公司 | 一种具有过滤作用的船舶燃料油供应系统 |
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