JPS61157125A

JPS61157125A - 移動体電話交換方式

Info

Publication number: JPS61157125A
Application number: JP59276798A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Kimura; 茂木村
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1984-12-28
Filing date: 1984-12-28
Publication date: 1986-07-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は移動体電話交換方式に係シ、特に異なる交換局
で制御される隣接した無線サービスエリアを加入者が移
動するときの通話中チャネル切替に必要な通話路を確保
することができる移動体電話交換方式に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来のこの種の方式において、通話中チャネルを切替す
る場合、一般には通話中の無線サービスエリアにおいて
通話品質の劣化が検出されてから周辺のサービスエリア
に対し、よシ良い通話品質でサービスを供給できるかど
うか間合わせるという方式が採られていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の通話中チャネル切替では、通話品質の劣
化が発生してから、周辺のサービスエリアでよシ良い通
話品質でサービスを供給できる無線チャネルを捜してい
たので、劣化した通話品質で通話している時間が長くな
るという欠点がある。

このため、交換局間の通話路や最適通話品質のサービス
エリアの無線チャネルが全て使用中の場合およびトンネ
ル、建物の影など急激な伝搬状態の変化に追随できない
場合には、通話中の呼が切断されてしまうおそれがある
という問題点があった。

また、多くの移動体システムでは、異なる交換局で制御
される隣接した無線サービスエリアを加入者が移動する
ときの通話中チャネル切替は実用化されていなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解決すると
共にかかる欠点を除去すべくなされたも゛　ので、その
目的は通話品質の劣化が発生する前に隣接無線サービス
エリアで通話品質の監視を開始し、更に通話中チャネル
切替に必要な通話路を確保しておくことによシ、劣化し
た通話品質で通話する時間を短縮し、必要な通話路が全
使用中のため呼が切断されてしまう機会を減らし、良好
なサービスを供給することができる移動体電話交換方式
を提供することにある。

このような目的を達成するため、本発明は、複数の無線
サービスエリアを含み、少なくともその一部が隣接し、
各々の隣接する無線サービスエリアを制御する交換局が
互いに接続されている移動体通信システムにおいて、上
記互いに隣接する無線サービスエリアの１つに通話中の
加入者がいる場合、その加入者が所在する第１の無線サ
ービスエリアおよび第２の無線サービスエリアにおいて
上記加入者の通話品質を監視し、上記第１の無線サービ
スエリアを制御する第１の交換局へ前記第２の無線サー
ビスエリアを制御する第２の交換局から通話品質を通知
する手段と、この手段を実行すると同時に通話チャネル
切替に備えて予め前記第２の無線サービスエリア内の無
線通話チャネルおよび前記第１の交換局と第２の交換局
とを接続するのに必要な通話路を確保する手段とを備え
、通話中加入者が上記第１の無線サービスエリアから第
２の無線サービスエリアへ移動するとき通話中チャネル
切替を行い得るようにしたものである。

〔作用〕

本発明の移動体電話交換方式においては、隣接するサー
ビスエリアを持つサービスエリアに通話中の加入者がい
る場合、通話品質の劣化が始まる以前に隣接するサービ
スエリアで通話品質の監視を開始し、同サービスエリア
内に無線通話チャネルと互いに隣接するサービスエリア
を制御する交換局間の通話路を確保する。

〔実施例〕

以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明を適用するシステムの概略を示す構成図
である。

本発明の理解を容易にするため、まず、これについて説
明する。

図において、１は移動体通信システムで、この移動体通
信システム１は隣接する無線サービスエリア２Ａ　＋　
２Ｂおよび孤立した無線サービスエリア３から構成され
、これら各無線サービスエリア２人。

２Ｂ、３は各々のサービスエリアを制御する交換局２１
Ａ　ｒ　２１Ｂおよび交換局３１をもっている。そして
、このサービスエリア２人およびサービスエリア２Ｂが
本発明でとシ１げられている隣接するサービスエリアで
あシ、交換局２１Ａと交換局２１Ｂとは通信路とデータ
リンクの両方または通話路４で接続されている。さて、
本発明は次のようにして実施される。

第２図は本発明の実施例を示す構成図である。

この第２図において第１図と同一符号のものは相当部分
を示し、５は自動車電話機、γは一般電話網の加入者、
４０は局間トランク、４１は局間データリンク、６１Ａ
　＋　６１Ｂは無線通話チャネル、６２Ａ　、６２Ｂは
無線トランク、６３Ａ　＋　６３Ｂはスイッチ、６４人
はトランク、６５Ａはスイッチである。

つぎにこの第２図に示す実施例の動作を説明する。

まず、無線サービスエリア２人にいる自動車電話機５が
、無線通話チャネル６１Ａと無線トランク６２ムおよび
スイッチ６３Ａならびにトランク６４Ａを通じて一般電
話網の加入者Ｔと通話を開始すると、無線サービスエリ
ア２人を制御する交換局２１Ａは、隣接する無線サービ
スエリア２Ｂを制御している交換局２１ｍへ局間データ
リンク４１を介して無線通話チャネル６１Ｂを使って自
動車電話機５の通話品質を監視するより指示する。

これと同時に、相方の交換局でスイッチ６５人。

６３、および局間トランク４０が確保される。そして、
無線サービスエリア２Ｂを制御する交換局２１Ｂは通話
品質の監視結果を無線サービスエリア２人を制御する交
換局２１ムへ局間データリンク４１を介して定期的に報
告する。ここで、無線通話チャネル６１Ｂの受信機（図
示せず）が通話品質を監視中は無線通話チャネル６１Ａ
の周波数に同調されておシ、一方、図示しない送信機が
出力停止の状態となっていることは当然であシ、このこ
とはシンセサイザ方式の受信機を使うことで容易に実現
される。

つぎに１無線サービスエリア２ムを制御する交換局２１
Ａでは、無線通話チャネル６１Ａで通話品質の劣化が発
生し、隣接サービスエリアの無線通話チャネル６１ａを
使うべきと判定すると、自動車電話機５へ無線通話チャ
ネル６１Ｂへ移行するよう指令し、一方、無線サービス
エリア２Ｂを制御する交換局２１Ｂへスイッチ６３ａを
閉じるよう指示する。

そして、交換局２１Ａ自体はスイッチ６３Ａを開き、ス
イッチ６５Ａを閉じる。これによシ、自動車電話機５は
無線通話チャネル６１Ｂ、スィッチ６３Ｂ９局間トラン
ク４０．スイッチ６５Ａおよびトランク６４Ａを通じて
一般電話網の加入者Ｔとの通話を継続する。

なお、交換局２１ｍがスイッチ６３ａを閉じる際には、
自動車電話機５が無線通話チャネル６１Ｂへ移行したか
を確認を行うことは云うまでもない。

このように、本発明は、隣接するサービスエリアを持つ
サービスエリアに通話中の加入者がいる場合には、通話
品質の劣化が始まる以前に隣接するサービスエリアで通
話品質の監視を開始し、同サービスエリア内に無線チャ
ネルと互いに隣接するサービスエリアを制御する交換局
間の通話路を確保する機能を有している。

第３図は本発明の他の実施例を示す構成図で、第２図と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。

第２図に示す実施例と異なる点は、交換局２１人。

２１Ｂ間のデータリンクの代わ）に、信号装置４２人。

４２ａを使って局間トランク４０を介して制御信号およ
び通話品質の監視結果を通信するようにしたことであ９
１通話品質の劣化が始まる以前に隣接するサービスエリ
アで通話品質の監視を開始し、同サービスエリア内に無
線チャネルと互いに隣接するサービスエリアを制御する
交換局間の通話路を確保するという動作については第２
図に示す実施例と全く変わらないので、ここでの説明を
省略する。

そして、この第２図および第３図に示す実施例において
、通話中チャネル切替に備えて予め確保すべき無線通話
チャネルまたは交換局２１Ａと交換局２１ａとを接続す
るのに必要な通話路あるいはその相方を捕捉できなかっ
た場合には、各々の交換局で待合せ処理を行うように構
成されている。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、通話品質の劣化
が発生する前に隣接無線す７ビスエリアで通話品質の監
視を開始し、更に通話中チャネル切替に必要な通話路を
確保しておくことによシ、劣化した通話品質で通話する
時間を短縮することができ、必要な通話路が全使用中の
ため呼が切断されてしまう機会を減らし、良好なサービ
スを供給することができるので、実用上の効果は極めて
大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用するシステムの概略を示す構成図
、第２図は本発明の一実施例を示す構成図、第３図は本
発明の他の実施例を示す構成図である。２人＋２Ｂ・・・・隣接する無線サービスエリア、５・
・・・自動車電話機、７・・・・一般電話網加入者、２
１ｈ　ｒ　２１Ｂ・拳・・交換局、４０・・・・局間ト
ランク、４１Φ・・・局間データリンク、４２ム、４２
Ｂ・・・・信号装置、６１Ａ　＋　６１Ｂ−伽・・無線
通話チャネル、６２Ａ　＋　６２Ｂ　”　”・・無線ト
ランク、６３Ａ　ｒ　６３ａ　＋　６５Ａ　　・・・・
スイッチ、６４Ａ・・・・トランク。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の無線サービスエリアを含み、少なくともそ
の一部が隣接し、各々の隣接する無線サービスエリアを
制御する交換局が互いに接続されている移動体通信シス
テムにおいて、前記互いに隣接する無線サービスエリア
の１つに通話中の加入者がいる場合、該加入者が所在す
る第１の無線サービスエリアおよび第２の無線サービス
エリアにおいて前記加入者の通話品質を監視し、前記第
１の無線サービスエリアを制御する第１の交換局へ前記
第２の無線サービスエリアを制御する第２の交換局から
通話品質を通知する手段と、この手段を実行すると同時
に通話チャネル切替に備えて予め前記第２の無線サービ
スエリア内の無線通話チャネルおよび前記第１の交換局
と第２の交換局とを接続するのに必要な通話路を確保す
る手段とを備え、通話中加入者が前記第１の無線サービ
スエリアから第２の無線サービスエリアへ移動するとき
通話中チャネル切替を行い得るようにしたことを特徴と
する移動体電話交換方式。
（２）互いに隣接する無線サービスエリアの１つに通話
中の加入者がいる場合、該加入者が所在する第１の無線
サービスエリアおよび第２の無線サービスエリアにおい
て前記加入者の通話品質を監視し、前記第１の無線サー
ビスエリアを制御する第１の交換局へ前記第２の無線サ
ービスエリアを制御する第２の交換局から通話品質を通
知する手段は、前記第１の交換局と第２の交換局間の局
間データリンクと、前記第１の交換局側のスイッチと前
記第２の交換局側のスイッチとの間に設けられた局間ト
ランクおよび第１の無線通話チャネルの周波数に同調し
た第２の無線通話チャネルとからなり、通話品質の通知
を予め確保された通話路を通じて行うようにしたことを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の移動体電話交換
方式。
（３）互いに隣接する無線サービスエリアにおいて前記
加入者の通話品質を監視し、前記第１の無線サービスエ
リアを制御する第１の交換局へ前記第２の無線サービス
エリアを制御する第２の交換局から通話品質を通知する
手段は、前記第１の交換局側のスイッチと前記第２の交
換局側のスイッチとの間に設けられた局間トランクと、
この局間トランクを介して制御信号および通話品質の監
視結果を通信する第１および第２の信号装置および第１
の無線通話チャネルの周波数に同調した第２の無線通話
チャネルとからなり、通話品質の通知を予め確保された
通話路を通じて行うようにしたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の移動体電話交換方式。