JPS6115704A - メンブレンフイルタ− - Google Patents

メンブレンフイルタ−

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JPS6115704A
JPS6115704A JP59135696A JP13569684A JPS6115704A JP S6115704 A JPS6115704 A JP S6115704A JP 59135696 A JP59135696 A JP 59135696A JP 13569684 A JP13569684 A JP 13569684A JP S6115704 A JPS6115704 A JP S6115704A
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JP
Japan
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fiber
island
membrane
parts
sea
Prior art date
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Pending
Application number
JP59135696A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Taga
潤 多賀
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D67/00Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
    • B01D67/0002Organic membrane manufacture
    • B01D67/0023Organic membrane manufacture by inducing porosity into non porous precursor membranes
    • B01D67/003Organic membrane manufacture by inducing porosity into non porous precursor membranes by selective elimination of components, e.g. by leaching

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 中空センイ等をバインダー等で集結し所望の形状の集束
センイ素材として,これを適宜の方法でセンイ軸に対し
垂直方向でスライスしてなる多孔膜の製法に就ては,本
発明者により特願昭58−205496号として出願さ
れている。
本発明は,高度の海島型マルチセンイを単センイとして
新たにバインダー物質を用いることなくセンイ軸方向に
平行した状態で一体的に集結し,これを加熱融着して所
望の形状とした素材をつくり,これを適宜な方法でセン
イ軸に対し垂直な方向で薄く剥ぎ膜状とし,次いで島成
分をエツチング処理で除去し,貫通した微細孔を有する
主としてポリプロピレン,弗素樹脂等の単一樹脂からな
る孔径5ミクロン以下のメンブレンフイルターを作るこ
とに関する。
一般に,メンブレンフイルターには,a),プラスチツ
ク薄膜を放射線によりせん孔し,この孔をエツチングに
より所望の孔径の膜とする方法,b),高分子のゾルを
平扱に塗布し,これより溶剤を揮発させ多孔膜とする方
法。c),主として四弗化エチレンの膜を二軸延伸して
発生する裂日を利用する方法,等に代表される。
然し,何れの方法でも孔径のバラつきが大きく最大と最
小孔径の比は,a)2.8:1,b)3.8:1,c)
4.5:1 とも言われる。又,膜の材質に就てもそれ
ぞれ大きな制約がある。
本発明は,これらのメンブレンフイルターに比べ違かに
孔径精度に優れ,上記の孔径比は,1.5:1以内とす
ることができ,材質の選択性に就ても熱可塑性物質であ
れば何でも用いることができる。この大きな特長は,従
来の方法ではその何れも既に膜状物である素材を出発点
とし,それぞれの方法で膜に孔を生成せしめる方法であ
り,従つて孔の配列分布はランダムであるのに反し,本
発明では,最終的に孔となる要素,即ち,所望の正確な
る断面形状を有する島センイを含むマルチセンイを集結
したものが素材であるから整然とした配列分布が行われ
る■ことによる。
それ故,今迄は望むことが出来なかつた驚くべき高精度
のメングレンフイルターが可能となつた。これは,あた
かも生物の或る一つの組織が同一の細胞多数が集つて規
則正しく構成されるメカニズムと同■考へれば理解され
易いであろう。
本発明を実施するには先ず最終的に孔となるべき要素べ
ある島センイ多数を含む海島型センイ,例えば特公昭4
4−18369号に示されるようなマルチセンイ(但し
これに限度されない)を作ることから始末る。之は二種
類のセンイ性高分子が,高度に相互配列した複合センイ
であるが,本発明は使用目的がセンイとしてゞはなく,
多孔膜として用いる材料であるので,島部に関しては溶
出され易い物質であれば良く従つてセンイ強度は不要で
ある。すなわち,紡糸時溶ゆうし液体であり,后記焼結
工程で海部より高粘度,又は,固体であり,これに相容
性又,化学的に変化させる要素を持たない物質であれば
何でも使用できる。それ故,海部のみが紡糸性を有して
おれば良く又,ドラフト比を大きくし,延伸,熱セツト
は不要である。すなわち前記するように,センイとして
軸方向の強度を必要とするのでないから,強度の配向は
,本発明の膜とした場合大きな損害となり裂け易さを助
長する,何となれば。本発明の膜は構成するセンイが膜
の厚さ方向に整列したマトリツクスと考へられるからで
ある。
次に実施例に基き本発明を詳述する。
先ず原材であるマルチセンイを特公昭44−18369
号の第一図の紡糸口金で紡糸した,この断面が第一図で
,1)は海部のポリプロピレン,2)は島部のポリエチ
レンテレフタレートで構成されている。このマルチセン
イの太さは一辺が約200ミクロンのほゞ正方形断面で
,巾10ミクロン厚さ約1ミクロンの長円形断面の島セ
ンイ100本を含んでいる。このセンイを第二図の横断
面に示す外径(胴部)100粍,肉厚2.5粍,フラン
ジ外径140粍,有効長200粍の片側に一体フランジ
を持フボビン3)にセンイ間に隙間のないようにフラン
ジの外径近■く巻取つた。猶,胴の他端にはスライド可
能なフランジ4)がかん合され5)のネジで固定してあ
る。これらのボビンの材質は海部と同質のポリプロピレ
ンである。
次に巻取つたセンイ筒に,0.03粍厚さのポリプロピ
レンの收縮チユーブ6)をかぶせ,加熱收縮させ,セン
イ筒の外周を固定し,更に7)の肉厚2.5粍のポリプ
ロピレン外筒をかぶせた。ういて3)のボビンの胴及び
フランジと共にセンイ筒を軸方向に切口が■着しないよ
う又7)筒の一部に及先が少しかヽるように注意しつ,
完全に切断した。これは后記の脱気が完全に行われるた
めの通気路を形成するためである。
次にこれを第三図の縦断面図に示す焼結炉8)の内室9
)に收容した。猶,この9)室とセンイ筒との間は実質
的に隙間のないようになされている。8)には10)の
加熱ヒーター及び11)の冷却用パイプが巻かれ,下部
よりそれぞれ独立して温度調節出来るように,三つのゾ
ーンに分けてあり,上部には円筒状の加圧筒12)が装
置されており又,これの内部には脱気用通路13)が貫
通し外部の真空ポンプに連結されている。
猶,加圧機構,真空装置,気密パツキング及びシール,
抜きテーパー等の諸要因は常法によつた。次に焼結炉を
加熱し,センイ筒の温度が120℃(推定)に上昇した
時,真空ポンプにより炉内を水銀柱3粍に減圧した。こ
の時センイ間の空気は前記切断面を経て13)の脱気孔
より排出された。若しこの切断溝がないとすれば,セン
イ間の空気は連続した微細な線条で場合により何■メー
トルにもなり脱気は極めて困難であるが,このように巻
取つた円周の一ケ所で切断すれば,線状空気は円周の長
さに分断されるので脱気は極めて容昜である。猶,セン
イ間に隙間が存在するようなトラバースしつヽ巻取る場
合,この切断は不要であるが,センイがクロスして重な
り合う個所が下記溶融加圧時島センイが変形を起し易い
ので好ましくない。
次に減圧を保ちつヽ下部のゾーンより加熱を続け,18
0℃でセンイ筒を溶融しつヽ,40.0kg/cm2の
圧力を加えながら更に中間及び上部のゾーンを溶融し,
最終的にセンイ筒が完全に溶融した200℃で75.0
kg/cm2に加圧し,圧力を保持しつヽ11)の冷却
パイプに通水しつヽ全体を170℃近急冷し,次いで下
部のゾーンより徐冷し,センイ筒が120℃に冷却した
時,炉より取出し,前記フランジ部のセンイを含まない
周囲の一体化した部分の一部をトリミングし,前記切断
面を含み円筒を軸方向に四分割し,扇形の素材とし,更
に平板プレスで第四図に示す厚板素材とした。次に素材
の上下面よりナイフ14■により素材の一端を残しつヽ
交互に刻み,0.03粍の厚さのプリーツ状の薄膜とし
た。
次いでこれを加熱アルカリ(NaOH)水溶液に浸し,
島部のポリエチレンテレフタレートを溶解除去し,第一
図の2)の島部が拔取られ1μ×10μの長円形孔にな
つた多孔膜を得ることができた。この孔は紡糸時の形を
変えることなく正確に形状を保つていた。猶,最終的に
膜強度を上げるためのアニールを行う方が望ましいが,
十分な膜強度を認めたので之は行わなかつた。以上実施
例に就き述べたが,更に,昌歌に述べた,a),b),
c),のメンブレンフイルターより,プリーツ状のカー
トリツジを作る場合,膜が平であるのでえを折りたヽみ
プリーツを形成するが,この時山の部分は膜が伸び孔が
拡大し谷部は縮径し,孔径の不均一さを助長するが本発
明ではこの■なことは絶対に起ろない。又,周囲の額線
状の孔を含まない部分は,エンドシール等か容易に行わ
れる大きな特長を有する。
更に,海島型のマルチセンイの場合,本例のように島の
溶融点が焼結加工温度より高い場合,又,溶融粘度が高
い場合,孔の形状は保たれるが,溶融温度が接近してい
る場合でも,原マルチセンイの巻取りがセンイ間に空隙
のないように密である時,加圧溶融に隙し,センイ間の
ズレ,移動が少ないので大きく変形しないと思われるが
望ましくはない。
又,島センイの形状,即ち孔の形状は,本例で示すよう
に真円よりも長円が望ましい。これは,実質的に捕捉す
る粒子径は同じで断面積を極めて大きくすることができ
るからであり,透過圧力を下げ,フイルターの寿命を延
ばし,開口率を上げ透過効率を大巾に上げることができ
ることは論をまたないであろう。孔の形状はえに限定さ
れず,T,Y,X等■良く又,その配列も,レンが積み
状等自由である。然し,口金の製作上からは,やはり長
円が得■のようである。
終りに,本実施例の 200μ×200μのマルチセン
イに含まれる1μ×10μ孔 100ケは,1cm2に
250,000ケの孔数である。之は直径1μの円孔に
直すと2,500,000ケに相当する。そして実質的
には更に島数は10〜100倍も集積率を上げることは
易く,超微細センイとして0.1μ径の糸も製造されて
いる。それ故,本発明にこれを利用すれば前述のように
,極めて孔径分布の優れた高精度のメンブレンフイルタ
ーを作ることが出来る。又,本例の他に,島センイを金
属又は導電性センイとし,之を拔取らず一方向のみ導電
性を有するプラスチツク,又は,ガラス扱を製造するこ
とが出来,これらも本発明に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
第一図は,素材の構成単位のマルチセンイの横断面図。 第二図は,第一図のセンイを巻取つた所の横断面図。 第三図は,焼結炉の縦断面図。 第四図は,素材をプリーツ状に刻む説明図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高度の海島型複合センイを単センイとして、センイ軸に
    平行した状態で一体的に焼結固化し、所望の形状の集束
    センイ素材を作り、これをセンイ軸に対し垂直な方向で
    薄く剥ぎ、ついで島センイをエッチング処理により除去
    し、膜を貫通した微細孔をつくるようにしてなることを
    特長とするメンブレンフィルター。
JP59135696A 1984-06-30 1984-06-30 メンブレンフイルタ− Pending JPS6115704A (ja)

Priority Applications (2)

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JP59135696A JPS6115704A (ja) 1984-06-30 1984-06-30 メンブレンフイルタ−
EP85107872A EP0167094A1 (en) 1984-06-30 1985-06-25 Porous membrane filter and its manufacturing process

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JP59135696A JPS6115704A (ja) 1984-06-30 1984-06-30 メンブレンフイルタ−

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Publication Number Publication Date
JPS6115704A true JPS6115704A (ja) 1986-01-23

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ID=15157767

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JP59135696A Pending JPS6115704A (ja) 1984-06-30 1984-06-30 メンブレンフイルタ−

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