JPS61156227A - フレネル液晶眼鏡 - Google Patents
フレネル液晶眼鏡Info
- Publication number
- JPS61156227A JPS61156227A JP27774384A JP27774384A JPS61156227A JP S61156227 A JPS61156227 A JP S61156227A JP 27774384 A JP27774384 A JP 27774384A JP 27774384 A JP27774384 A JP 27774384A JP S61156227 A JPS61156227 A JP S61156227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- fresnel
- liquid crystal
- lenses
- liq
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は薄型にできるフレネル液晶眼鏡に関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
老人等視度調節範囲が狭くなると、単焦点の眼鏡では近
距離及び遠距離の物体を鮮明に見ることができなくなる
ので、眼鏡のレンズ面が焦点距離の異る領域が数多くあ
るいは焦点距離が連続的に変化するように設けたものが
ある。この場合焦点距離が異る数があまり多いと鮮明に
見ることのできる視野範囲が狭められてしまう。
距離及び遠距離の物体を鮮明に見ることができなくなる
ので、眼鏡のレンズ面が焦点距離の異る領域が数多くあ
るいは焦点距離が連続的に変化するように設けたものが
ある。この場合焦点距離が異る数があまり多いと鮮明に
見ることのできる視野範囲が狭められてしまう。
このため、印加電圧等でその焦点距離を可変制御できる
液晶を眼鏡に適用することが考えられる。
液晶を眼鏡に適用することが考えられる。
ところが上記液晶は特に厚くなると、印加電圧に対する
応答性が、他の光学素子に比べて一般にかなり遅くなる
。
応答性が、他の光学素子に比べて一般にかなり遅くなる
。
このため特願昭５９−１３７７４０号に提案されている
にうに液晶セルの厚みを薄くして、多層構造にすること
によって、その応答速度を改善したものがある。しかし
、多層構造にすることは、製造コストが嵩むし、肉厚も
大きくなる。
にうに液晶セルの厚みを薄くして、多層構造にすること
によって、その応答速度を改善したものがある。しかし
、多層構造にすることは、製造コストが嵩むし、肉厚も
大きくなる。
一方、白内障等眼の疾病により水晶体が摘出されると、
度の強い短焦点の眼鏡レンズが必要とされる。この場合
レンズの肉厚が大きくなってしまうため、外観上好まし
くなく、薄肉のものが望まれる状況にあり、上記液晶を
多層にすることは、肉厚が大きくなってしまい適用しが
たいものとなる。
度の強い短焦点の眼鏡レンズが必要とされる。この場合
レンズの肉厚が大きくなってしまうため、外観上好まし
くなく、薄肉のものが望まれる状況にあり、上記液晶を
多層にすることは、肉厚が大きくなってしまい適用しが
たいものとなる。
［発明の目的］
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、近距
離から遠距離まで広範囲にわたって鮮明に見ることがで
き、且つ薄型にできるフレネル液晶眼鏡を提供すること
を目的とする。
離から遠距離まで広範囲にわたって鮮明に見ることがで
き、且つ薄型にできるフレネル液晶眼鏡を提供すること
を目的とする。
［発明の概要］
本発明は眼鏡レンズをフレネルレンズ型の液晶レンズで
構成し、且つこの液晶レンズの焦点距離を可変する電気
的な焦点距離可変手段とを設りることによって、軽量且
つ薄型で、しかも応答速度の漏い液晶レンズを有する眼
鏡を実現している。
構成し、且つこの液晶レンズの焦点距離を可変する電気
的な焦点距離可変手段とを設りることによって、軽量且
つ薄型で、しかも応答速度の漏い液晶レンズを有する眼
鏡を実現している。
［発明の実施例］
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第１図及び第２図は本発明の第１実施例に係り、第１図
は第１実施例に用いられているフレネル液晶レンズを示
し、第２図は第１実施例の外観を示す。
は第１実施例に用いられているフレネル液晶レンズを示
し、第２図は第１実施例の外観を示す。
第２図に示すように第１実施例のフレネル液晶レンズ１
は、ブリッジ２の左右に形成された左及び右レンズ部３
．４と、該左及び右レンズ部３゜４の８智の裏側の丁番
で回動自在に接続された各テンプル５，６とから構成さ
れている。
は、ブリッジ２の左右に形成された左及び右レンズ部３
．４と、該左及び右レンズ部３゜４の８智の裏側の丁番
で回動自在に接続された各テンプル５，６とから構成さ
れている。
上記各テンプル５．６の耳掛は側の端部には第１図に示
すような制御回路７及びその電源としての電池８が収納
されている。
すような制御回路７及びその電源としての電池８が収納
されている。
上記左レンズ部３（又は右レンズ部４）は第１図に示す
ようにフレネル液晶レンズで構成されている。
ようにフレネル液晶レンズで構成されている。
即ち、所定の曲率半径の球面で形成した両凸レンズを同
心となるリング状に区分（ブ、そのリングにおける球面
形状を保持した状態でその厚みのみを（例えば各リング
の最大の厚みがそれぞれ等しくなるように）薄クシたフ
レネル両凸レンズ１１の両面にはその周縁にそってスペ
ーサ１２．１３を介装し、このフレネル両凸レンズ１１
の各面ど、これに対向する（例えば）凸レンズ１４．１
５とで形成されたセル内には同一特性の液晶１６，１７
が封入され、枠１８に固定して１対のフレネル液晶レン
ズ１９．２０が形成しである。
心となるリング状に区分（ブ、そのリングにおける球面
形状を保持した状態でその厚みのみを（例えば各リング
の最大の厚みがそれぞれ等しくなるように）薄クシたフ
レネル両凸レンズ１１の両面にはその周縁にそってスペ
ーサ１２．１３を介装し、このフレネル両凸レンズ１１
の各面ど、これに対向する（例えば）凸レンズ１４．１
５とで形成されたセル内には同一特性の液晶１６，１７
が封入され、枠１８に固定して１対のフレネル液晶レン
ズ１９．２０が形成しである。
上記フレネル両凸レンズ１１の両面にはＳｎＯ２等の透
明電極２１．２２がそれぞれコートされ、又、これに対
向する両側の凸レンズ１４．１５の内側の面にも透明電
極２３．２４が形成されている。
明電極２１．２２がそれぞれコートされ、又、これに対
向する両側の凸レンズ１４．１５の内側の面にも透明電
極２３．２４が形成されている。
しかして、上記両側の透明電極２３．２４は互いに導通
され、アース側端子に接続され、一方、両側の両透明電
極２１．２２は可変抵抗２５を介してＤＣ／ＡＣコンバ
ータ２６に接続され、該ＤＣ／ＡＣコンバータ２６のＡ
Ｃ出力電圧が可変抵抗２５で分圧されて、各液晶１６．
１７（をそれぞれ挟む１対の透明電極２１．２３：２２
．２４）に印加されるようになっている。
され、アース側端子に接続され、一方、両側の両透明電
極２１．２２は可変抵抗２５を介してＤＣ／ＡＣコンバ
ータ２６に接続され、該ＤＣ／ＡＣコンバータ２６のＡ
Ｃ出力電圧が可変抵抗２５で分圧されて、各液晶１６．
１７（をそれぞれ挟む１対の透明電極２１．２３：２２
．２４）に印加されるようになっている。
上記１対のフレネル液晶レンズ１９．２０は電圧が印加
されない場合には、それぞれの液晶分子の配向方向が第
１図の矢印方向Ａと、この方向Ａに垂直となる方向Ｂと
なるようにｒｕｂｂｉｎＯ等の処理がしてあり、各配向
方向Ａ、Ｂはレンズの光軸方向と直交させである。
されない場合には、それぞれの液晶分子の配向方向が第
１図の矢印方向Ａと、この方向Ａに垂直となる方向Ｂと
なるようにｒｕｂｂｉｎＯ等の処理がしてあり、各配向
方向Ａ、Ｂはレンズの光軸方向と直交させである。
上記構造の１対のフレネル液晶レンズ１９．２０によっ
て、以下に説明するように偏光板を用いる必要のない焦
点距離可変レンズが構成されている。
て、以下に説明するように偏光板を用いる必要のない焦
点距離可変レンズが構成されている。
入射光は互いに直交する２つの偏向成分、例えば第１図
のフレネル液晶レンズ１９における矢印方向Ａの配向方
向とフレネル液晶レンズ２０における矢印Ｂの配向方向
に分解することができる。
のフレネル液晶レンズ１９における矢印方向Ａの配向方
向とフレネル液晶レンズ２０における矢印Ｂの配向方向
に分解することができる。
まず、入射光の一成分であるレンズ１９の矢印Ａの配向
方向と平行な偏光成分がレンズ１９に入射した場合に、
この光線成分はレンズ１９に対して、異常光線となる。
方向と平行な偏光成分がレンズ１９に入射した場合に、
この光線成分はレンズ１９に対して、異常光線となる。
したがって、この状態ではレンズ１９に電圧を印加する
と、液晶分子は電圧に応じて徐々に電極２３面に垂直な
方向に配向の向きを変えるので異常光線成分に対してレ
ンズ１９のみかけの屈折率は異常光に対する値から常光
に対する値まで連続的に変化し、焦点距離可変の作用を
することになる。このレンズ１９に対しての異常光成分
はレンズ２０では常光成分となるため、みかＣプの屈折
率は変化せず焦点距離可変の作用を及ぼさない。したが
ってその光路は殆んど印加電圧によらないものとなる。
と、液晶分子は電圧に応じて徐々に電極２３面に垂直な
方向に配向の向きを変えるので異常光線成分に対してレ
ンズ１９のみかけの屈折率は異常光に対する値から常光
に対する値まで連続的に変化し、焦点距離可変の作用を
することになる。このレンズ１９に対しての異常光成分
はレンズ２０では常光成分となるため、みかＣプの屈折
率は変化せず焦点距離可変の作用を及ぼさない。したが
ってその光路は殆んど印加電圧によらないものとなる。
一方、もう一方の入射光成分、つまりレンズ１９に対し
て常光に相当する成分は該レンズ１９ではみかけの屈折
率は（印加電圧によって殆んど）変化せず、焦点距離可
変の作用をう（）ないが、レンズ２０では異常光に相当
する成分となるためレンズ１９に異常光が入射した場合
（前述）と同様に、みかけの屈折率は変化し、焦点距離
可変の作用を受けることになる。
て常光に相当する成分は該レンズ１９ではみかけの屈折
率は（印加電圧によって殆んど）変化せず、焦点距離可
変の作用をう（）ないが、レンズ２０では異常光に相当
する成分となるためレンズ１９に異常光が入射した場合
（前述）と同様に、みかけの屈折率は変化し、焦点距離
可変の作用を受けることになる。
レンズ１９および２０は同じ電圧を印加されるため、互
いに等しい焦点距離可変の作用を及ばずことになる。し
たがって、２枚のフレネル液晶レンズ１９．２０におけ
る液晶分子の配向方向を互いに直交させ、且つこれらの
各方向がレンズとしての光軸方向と直交させることによ
り、あらゆる方向の偏光に対しても焦点距離可変のレン
ズとして動作することになり、偏光板を使用することな
く入射光の偏光方向に無関係に焦点距離を可変できるレ
ンズが実現されている。つまり、偏光板を使用すること
なく、直線偏光になっていない自然光に対しても光の利
用効率が高く、従って明るいレンズを実現している。
いに等しい焦点距離可変の作用を及ばずことになる。し
たがって、２枚のフレネル液晶レンズ１９．２０におけ
る液晶分子の配向方向を互いに直交させ、且つこれらの
各方向がレンズとしての光軸方向と直交させることによ
り、あらゆる方向の偏光に対しても焦点距離可変のレン
ズとして動作することになり、偏光板を使用することな
く入射光の偏光方向に無関係に焦点距離を可変できるレ
ンズが実現されている。つまり、偏光板を使用すること
なく、直線偏光になっていない自然光に対しても光の利
用効率が高く、従って明るいレンズを実現している。
又、上記液晶１６．１７が封入されるセルは、フレネル
レンズ面状にしであるので、該フレネルレンズ面状にし
ない場合における厚みよりもはるかに薄くして所望とす
る機能を実現している。
レンズ面状にしであるので、該フレネルレンズ面状にし
ない場合における厚みよりもはるかに薄くして所望とす
る機能を実現している。
このように構成された第１実施例の液晶レンズ１によれ
ば、可変抵抗２５を可変することによって左右レンズ部
３．４への印加電圧を変え、使用する人の眼に適した焦
点距離に設定できる。例えば印加電圧を大きくすると、
液晶１６．１７での異常光に対する屈折率を小さくでき
る。従って、フレネル両凸レンズ１１側の凸レンズとし
ての機能が大きくなり、各レンズ部３（又は４）全体で
例えば凹レンズとして機能する場合に４よ凹レンズの焦
点距離が長くなる。一方、印加電圧を小さくすると、凹
レンズの焦点距離を短くできる。
ば、可変抵抗２５を可変することによって左右レンズ部
３．４への印加電圧を変え、使用する人の眼に適した焦
点距離に設定できる。例えば印加電圧を大きくすると、
液晶１６．１７での異常光に対する屈折率を小さくでき
る。従って、フレネル両凸レンズ１１側の凸レンズとし
ての機能が大きくなり、各レンズ部３（又は４）全体で
例えば凹レンズとして機能する場合に４よ凹レンズの焦
点距離が長くなる。一方、印加電圧を小さくすると、凹
レンズの焦点距離を短くできる。
レンズ部３（又は４）が凸レンズとして機能づる場合に
も印加電圧によってその焦点距離を可変できる。この焦
点距離の可変範囲はフレネルレンズ面にしであるので薄
いものでも広くできる。
も印加電圧によってその焦点距離を可変できる。この焦
点距離の可変範囲はフレネルレンズ面にしであるので薄
いものでも広くできる。
従って、視度調節機能が低下した人が使用する場合、近
くの対象物を見る場合及び遠方の対象物を見る場合に応
じて、印加電圧を可変設定すれば、その対象物をフォー
カス状態で鮮明に観察できる。
くの対象物を見る場合及び遠方の対象物を見る場合に応
じて、印加電圧を可変設定すれば、その対象物をフォー
カス状態で鮮明に観察できる。
従って、焦点が異る眼鏡を複数携帯する必要がない。
第３図は本発明の第２実施例を示す。
この第２実施例においては、上記第１実施例における内
側の両透明電極２１．２２が、例えば上下方向の中央部
で２分されて、透明電極２１ａ。
側の両透明電極２１．２２が、例えば上下方向の中央部
で２分されて、透明電極２１ａ。
２１ｂ；２２ａ、２２ｂが分離形成されている。
しかして、上部側の透明電極２１ａ、２２ａと下部側の
透明電極２１ｂ、２２ｂはそれぞれ可変抵抗２５ａ、２
５ｂを介してＤＣ／ＡＣ’：］ンバータ２６に接続され
ている。このようにして上部側の透明電極２１ａ、２２
ａ及び下部側の透明電極２１ｂ、２２ｂによってそれぞ
れ挟まれた液晶１６．１７における上部側及び下部側部
分をそれぞれ独立に異る屈折率に可変設定できるように
しである。
透明電極２１ｂ、２２ｂはそれぞれ可変抵抗２５ａ、２
５ｂを介してＤＣ／ＡＣ’：］ンバータ２６に接続され
ている。このようにして上部側の透明電極２１ａ、２２
ａ及び下部側の透明電極２１ｂ、２２ｂによってそれぞ
れ挟まれた液晶１６．１７における上部側及び下部側部
分をそれぞれ独立に異る屈折率に可変設定できるように
しである。
この第２実施例によれば、例えば上部側の液晶への印加
電圧を遠方の対象物を鮮明に見ることのできる電圧に設
定し、一方、下方側のものに対しては近くの対象物を主
に観察できる印加電圧に設定することによって、遠近用
の液晶眼鏡を実現できる。又、遠くあるいは近くの対象
物をそれぞれ観察する場合にも、従来例のように固定焦
点でないのでより鮮明に観察できる状態に設定すること
ができる。又、使用する人がその環境に応じて適切な焦
点距離状態に自由に設定できる。又、近く又は遠くの対
象物を視野全域内で観察する場合には、上部側と下部側
との印加電圧を等しくすれば、視野の一部がぼ（）でし
まうことなく観察できる。
電圧を遠方の対象物を鮮明に見ることのできる電圧に設
定し、一方、下方側のものに対しては近くの対象物を主
に観察できる印加電圧に設定することによって、遠近用
の液晶眼鏡を実現できる。又、遠くあるいは近くの対象
物をそれぞれ観察する場合にも、従来例のように固定焦
点でないのでより鮮明に観察できる状態に設定すること
ができる。又、使用する人がその環境に応じて適切な焦
点距離状態に自由に設定できる。又、近く又は遠くの対
象物を視野全域内で観察する場合には、上部側と下部側
との印加電圧を等しくすれば、視野の一部がぼ（）でし
まうことなく観察できる。
つまりこの第２実施例は上記第１実施例の使用状態に設
定することもできる。
定することもできる。
第４図は本発明の第３実施例を示す。
上記第１実施例において、フレネルレンズ１１を単一の
曲率半径の球面で形成したもので形成しであるが、この
実施例においては上下に異る曲率半径の球面をリング状
にしたフレネル両凹レンズ１１′が形成してあり、その
正面図は第５図に示すようになる。
曲率半径の球面で形成したもので形成しであるが、この
実施例においては上下に異る曲率半径の球面をリング状
にしたフレネル両凹レンズ１１′が形成してあり、その
正面図は第５図に示すようになる。
上記フレネル両凹レンズ１１′と、この各面に対向する
透明板１４−．１５−との間のフレネル凸レンズ状セル
内には液晶１６．１７がそれぞれ封入されている。
透明板１４−．１５−との間のフレネル凸レンズ状セル
内には液晶１６．１７がそれぞれ封入されている。
その他は上記第１実施例と同様である。
この第３実施例によれば、通常の２分割した同 １１一
定式の遠近両用レンズを可変式で実現している。
従って、より広い使用範囲に対して、鮮明に観察できる
ように設定できる。
ように設定できる。
尚、上記第３実施例において、透明電極２１゜２２も第
２実施例のように上下に分離して形成すれば、より広範
囲の使用条件に対処できることになる。
２実施例のように上下に分離して形成すれば、より広範
囲の使用条件に対処できることになる。
又、上記各実施例においては単−又は２つの曲率半径で
各フレネルレンズ面を形成しているが、乱視補正用にシ
リンドリカルレンズ又はトーリックレンズ作用を持たせ
るような構造のセルに液晶を封入して形成することもで
きる。例えば、単一の曲率半径を有する球面を同心のリ
ング状にしてフレネルレンズ面を形成するのでなく、シ
リンドリカルレンズの円柱状部分の厚さを各部分の最大
及び最小肉厚が略等しくなるように薄肉化した（シリン
ドリカル）フレネルレンズ面（断面は第１図のようにな
る）にしたものとか、回転対象とならないように曲率半
径が分布した曲面を薄肉化したトーリックレンズ作用を
するフレネルレンズ面にしたものでも良い。又、これら
を通常のレンズと組合わせた構造にすることもできる。
各フレネルレンズ面を形成しているが、乱視補正用にシ
リンドリカルレンズ又はトーリックレンズ作用を持たせ
るような構造のセルに液晶を封入して形成することもで
きる。例えば、単一の曲率半径を有する球面を同心のリ
ング状にしてフレネルレンズ面を形成するのでなく、シ
リンドリカルレンズの円柱状部分の厚さを各部分の最大
及び最小肉厚が略等しくなるように薄肉化した（シリン
ドリカル）フレネルレンズ面（断面は第１図のようにな
る）にしたものとか、回転対象とならないように曲率半
径が分布した曲面を薄肉化したトーリックレンズ作用を
するフレネルレンズ面にしたものでも良い。又、これら
を通常のレンズと組合わせた構造にすることもできる。
また、特願昭５９−１８３０８８号等に提案しであるよ
うに、温度補正手段を設けて一部（又は全域）が一定の
焦点距離状態に保持できるようにすることもできる。又
、複数の焦点距離に選択設定できるようにすることもで
きる。
うに、温度補正手段を設けて一部（又は全域）が一定の
焦点距離状態に保持できるようにすることもできる。又
、複数の焦点距離に選択設定できるようにすることもで
きる。
尚、本発明は上述した各実施例のフレネルレンズ面を有
するものに限らず、液晶が封入されるセルにおける少く
とも一方の面（両方の面でも良い）にフレネルレンズ面
が形成されたものは本発明の範囲となる。
するものに限らず、液晶が封入されるセルにおける少く
とも一方の面（両方の面でも良い）にフレネルレンズ面
が形成されたものは本発明の範囲となる。
尚、上述の各実施例においては、焦点距離を制御する電
気的な制御手段としては、印加電圧を変えて焦点距離を
制御しているが、印加電圧の周波数を変化させることに
よって焦点距離を制御することもできる。
気的な制御手段としては、印加電圧を変えて焦点距離を
制御しているが、印加電圧の周波数を変化させることに
よって焦点距離を制御することもできる。
［発明の効果］
以上述べたように本発明によれば、液晶が封入されるセ
ルにおける少くとも一方の面が７レネルレンズ面にしで
あるので、所望とするレンズ機能を薄肉で実現できる。
ルにおける少くとも一方の面が７レネルレンズ面にしで
あるので、所望とするレンズ機能を薄肉で実現できる。
又、薄くできるので、応答性を向上できる。又、薄肉で
外観が好ましいものにできると共に、眼鏡を軽量化でき
、使用者に重量感を与えることがない。
外観が好ましいものにできると共に、眼鏡を軽量化でき
、使用者に重量感を与えることがない。
第１図及び第２図は本発明の第１実施例に係り、第１図
は第１実施例における一方のレンズ部を示す構成図、第
２図は第１実施例の外観を示す斜視図、第３図は本発明
の第２実施例の要部を示す構成図、第４図及び第５図は
本発明の第３実施例に係り、第４図は第３実施例におけ
る一方のレンズ部を示す断面図、第５図は第４図に対す
る正面図を示す。 １・・・フレネル液晶眼鏡 ２・・・ブリッジ ３．４・・・レンズ部 ５．６・・・テンプル １１・・・フレネル両凸レンズ １４．１５・・・凸レンズ １６．１７・・・液晶 １９．２０・・・フレネル液晶レンズ ２１．２２・・・透明電極 １１′・・・フレネル両凸レンズ −１ら１−
は第１実施例における一方のレンズ部を示す構成図、第
２図は第１実施例の外観を示す斜視図、第３図は本発明
の第２実施例の要部を示す構成図、第４図及び第５図は
本発明の第３実施例に係り、第４図は第３実施例におけ
る一方のレンズ部を示す断面図、第５図は第４図に対す
る正面図を示す。 １・・・フレネル液晶眼鏡 ２・・・ブリッジ ３．４・・・レンズ部 ５．６・・・テンプル １１・・・フレネル両凸レンズ １４．１５・・・凸レンズ １６．１７・・・液晶 １９．２０・・・フレネル液晶レンズ ２１．２２・・・透明電極 １１′・・・フレネル両凸レンズ −１ら１−
Claims (4)
- （１）印加する電圧値又はその周波数で、その屈折率が
可変される液晶セルを眼鏡レンズに用いた液晶眼鏡にお
いて、 液晶セルにおける少くとも一方の面をフレネルレンズ面
状に形成したことを特徴とするフレネル液晶眼鏡。 - （２）前記液晶セルは、透明電極が区分けして形成され
、該透明電極に挟まれた液晶部分を異る焦点距離に設定
可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のフレネル液晶眼鏡。 - （３）前記フレネルレンズ面は、複数の曲率半径で形成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のフレネル液晶眼鏡。 - （４）前記フレネルレンズ面は、円筒面に基づいて形成
したシリンドリカルレンズ作用を有する面又は回転対称
でない曲面に基づいて形成したトーリックレンズ作用を
有する面に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のフレネル液晶眼鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27774384A JPS61156227A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | フレネル液晶眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27774384A JPS61156227A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | フレネル液晶眼鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61156227A true JPS61156227A (ja) | 1986-07-15 |
Family
ID=17587704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27774384A Pending JPS61156227A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | フレネル液晶眼鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61156227A (ja) |
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4927241A (en) * | 1986-08-25 | 1990-05-22 | U.S. Philips Corp. | Optical imaging system having an electronically variable focal length and optical image sensor provided with such a system |
| EP1768116A1 (en) * | 2004-07-15 | 2007-03-28 | Asahi Glass Company, Limited | Liquid crystal lens element and optical head device |
| EP1860483A1 (en) * | 1999-07-02 | 2007-11-28 | E-Vision LLC | Ophthalmic lens system with an electro-active lens element |
| JP2010181645A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Hitachi Displays Ltd | ３次元表示装置、および光学素子 |
| US9028062B2 (en) | 2007-05-04 | 2015-05-12 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electronic eyeglass frame |
| US9033494B2 (en) | 2007-03-29 | 2015-05-19 | Mitsui Chemicals, Inc. | Multifocal lens having a progressive optical power region and a discontinuity |
| US9801709B2 (en) | 2004-11-02 | 2017-10-31 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active intraocular lenses |
| US10092395B2 (en) | 2004-11-02 | 2018-10-09 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active lens with crossed linear electrodes |
| US10114235B2 (en) | 2005-10-28 | 2018-10-30 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear docking station and electronic module |
| US10126569B2 (en) | 2004-11-02 | 2018-11-13 | E-Vision Smart Optics Inc. | Flexible electro-active lens |
| JP2019002977A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 義一 澁谷 | 眼鏡 |
| JPWO2018061902A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2019-02-21 | 三井化学株式会社 | レンズ、レンズブランク及びアイウェア |
| JP2019530002A (ja) * | 2016-09-26 | 2019-10-17 | ヴェリリー ライフ サイエンシズ エルエルシー | 遠近調節コンタクトレンズのための鋳造−成型可能な、高屈折率、剛性、ガス透過性ポリマ配合物 |
| US10599006B2 (en) | 2016-04-12 | 2020-03-24 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active lenses with raised resistive bridges |
| US10613355B2 (en) | 2007-05-04 | 2020-04-07 | E-Vision, Llc | Moisture-resistant eye wear |
| US11061252B2 (en) | 2007-05-04 | 2021-07-13 | E-Vision, Llc | Hinge for electronic spectacles |
| JP2021182148A (ja) * | 2016-04-08 | 2021-11-25 | マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap, Inc. | 可変焦点レンズ要素を用いた拡張現実システムおよび方法 |
| US11397367B2 (en) | 2016-04-12 | 2022-07-26 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active lenses with raised resistive bridges |
| US11733516B2 (en) | 2017-10-11 | 2023-08-22 | Magic Leap, Inc. | Augmented reality display comprising eyepiece having a transparent emissive display |
| US11971612B2 (en) | 2022-09-26 | 2024-04-30 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear docking station and electronic module |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP27774384A patent/JPS61156227A/ja active Pending
Cited By (42)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4927241A (en) * | 1986-08-25 | 1990-05-22 | U.S. Philips Corp. | Optical imaging system having an electronically variable focal length and optical image sensor provided with such a system |
| EP1860483A1 (en) * | 1999-07-02 | 2007-11-28 | E-Vision LLC | Ophthalmic lens system with an electro-active lens element |
| EP1768116A1 (en) * | 2004-07-15 | 2007-03-28 | Asahi Glass Company, Limited | Liquid crystal lens element and optical head device |
| EP1768116A4 (en) * | 2004-07-15 | 2008-05-07 | Asahi Glass Co Ltd | LIQUID CRYSTAL LENS ELEMENT AND OPTICAL HEAD DEVICE |
| US7710535B2 (en) * | 2004-07-15 | 2010-05-04 | Asahi Glass Company, Limited | Liquid crystal lens element and optical head device |
| US11262796B2 (en) | 2004-11-02 | 2022-03-01 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear including a detachable power supply and display |
| US10159563B2 (en) | 2004-11-02 | 2018-12-25 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear including a detachable power supply and a display |
| US11822155B2 (en) | 2004-11-02 | 2023-11-21 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear including a remote control camera |
| US9801709B2 (en) | 2004-11-02 | 2017-10-31 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active intraocular lenses |
| US10092395B2 (en) | 2004-11-02 | 2018-10-09 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active lens with crossed linear electrodes |
| US10795411B2 (en) | 2004-11-02 | 2020-10-06 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear including a remote control camera and a docking station |
| US10126569B2 (en) | 2004-11-02 | 2018-11-13 | E-Vision Smart Optics Inc. | Flexible electro-active lens |
| US10852766B2 (en) | 2004-11-02 | 2020-12-01 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active elements with crossed linear electrodes |
| US10172704B2 (en) | 2004-11-02 | 2019-01-08 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Methods and apparatus for actuating an ophthalmic lens in response to ciliary muscle motion |
| US11422389B2 (en) | 2004-11-02 | 2022-08-23 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear including a remote control camera |
| US10729539B2 (en) | 2004-11-02 | 2020-08-04 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-chromic ophthalmic devices |
| US10379575B2 (en) | 2004-11-02 | 2019-08-13 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear including a remote control camera and a docking station |
| US11144090B2 (en) | 2004-11-02 | 2021-10-12 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear including a camera or display |
| US10114235B2 (en) | 2005-10-28 | 2018-10-30 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear docking station and electronic module |
| US11474380B2 (en) | 2007-01-22 | 2022-10-18 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Flexible electro-active lens |
| US9033494B2 (en) | 2007-03-29 | 2015-05-19 | Mitsui Chemicals, Inc. | Multifocal lens having a progressive optical power region and a discontinuity |
| US10613355B2 (en) | 2007-05-04 | 2020-04-07 | E-Vision, Llc | Moisture-resistant eye wear |
| US9028062B2 (en) | 2007-05-04 | 2015-05-12 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electronic eyeglass frame |
| US11061252B2 (en) | 2007-05-04 | 2021-07-13 | E-Vision, Llc | Hinge for electronic spectacles |
| US11586057B2 (en) | 2007-05-04 | 2023-02-21 | E-Vision, Llc | Moisture-resistant eye wear |
| JP2010181645A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Hitachi Displays Ltd | ３次元表示装置、および光学素子 |
| US10598960B2 (en) | 2012-01-06 | 2020-03-24 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear docking station and electronic module |
| US11487138B2 (en) | 2012-01-06 | 2022-11-01 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear docking station and electronic module |
| US11614626B2 (en) | 2016-04-08 | 2023-03-28 | Magic Leap, Inc. | Augmented reality systems and methods with variable focus lens elements |
| JP2021182148A (ja) * | 2016-04-08 | 2021-11-25 | マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap, Inc. | 可変焦点レンズ要素を用いた拡張現実システムおよび方法 |
| JP2023014089A (ja) * | 2016-04-08 | 2023-01-26 | マジック リープ， インコーポレイテッド | 可変焦点レンズ要素を用いた拡張現実システムおよび方法 |
| US11662642B2 (en) | 2016-04-12 | 2023-05-30 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active lenses with raised resistive bridges |
| US11397367B2 (en) | 2016-04-12 | 2022-07-26 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active lenses with raised resistive bridges |
| US11054714B2 (en) | 2016-04-12 | 2021-07-06 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active lenses with raised resistive bridges |
| US10599006B2 (en) | 2016-04-12 | 2020-03-24 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Electro-active lenses with raised resistive bridges |
| JP2019530002A (ja) * | 2016-09-26 | 2019-10-17 | ヴェリリー ライフ サイエンシズ エルエルシー | 遠近調節コンタクトレンズのための鋳造−成型可能な、高屈折率、剛性、ガス透過性ポリマ配合物 |
| US11035983B2 (en) | 2016-09-26 | 2021-06-15 | Verily Life Sciences Llc | Cast-moldable, high refractive index, rigid, gas permeable polymer formulations for an accommodating contact lens |
| US11947073B2 (en) | 2016-09-26 | 2024-04-02 | Twenty Twenty Therapeutics Llc | Cast-moldable, high refractive index, rigid, gas permeable polymer formulations for an accommodating contact lens |
| JPWO2018061902A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2019-02-21 | 三井化学株式会社 | レンズ、レンズブランク及びアイウェア |
| JP2019002977A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 義一 澁谷 | 眼鏡 |
| US11733516B2 (en) | 2017-10-11 | 2023-08-22 | Magic Leap, Inc. | Augmented reality display comprising eyepiece having a transparent emissive display |
| US11971612B2 (en) | 2022-09-26 | 2024-04-30 | E-Vision Smart Optics, Inc. | Eyewear docking station and electronic module |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS61156227A (ja) | フレネル液晶眼鏡 | |
| US8587734B2 (en) | Adaptive lens for vision correction | |
| JPS634164B2 (ja) | ||
| US7600872B2 (en) | Spectacle lens device comprising an electrically adaptive area, spectacles, use and method for operating said spectacle lens device | |
| US4781440A (en) | Stereoscopic optical instruments utilizing liquid crystal | |
| US20050185135A1 (en) | Electro-active spectacle employing modal liquid crystal lenses | |
| US20200033666A1 (en) | Adaptive harmonic diffractive liquid crystal lens and method of making and use thereof | |
| JPS62157007A (ja) | メガネ | |
| TWI637213B (zh) | 主動矩陣式調焦鏡片及具有該鏡片的調焦眼鏡 | |
| WO2008078320A2 (en) | Electronic transparency regulation element to enhance viewing through lens system | |
| JP2009540386A (ja) | 動的光学素子と光学結合する静的プログレッシブ面領域 | |
| JPH01140118A (ja) | 焦点距離可変レンズ | |
| JPH0261014B2 (ja) | ||
| JPS5850339B2 (ja) | 焦点距離可変レンズ | |
| JPS61177428A (ja) | 液晶眼鏡 | |
| JPH048769B2 (ja) | ||
| JP3845709B2 (ja) | 可変屈折制御型眼鏡 | |
| JPH04322214A (ja) | 液晶レンズ及びその使用方法 | |
| JPS61177429A (ja) | 液晶眼鏡 | |
| JPS62129816A (ja) | 焦点距離可変液晶レンズ | |
| JP2665341B2 (ja) | 液晶レンズ | |
| JPH0560907A (ja) | 二重焦点レンズ | |
| JPS59224821A (ja) | 焦点距離可変レンズ | |
| CN220367483U (zh) | 智能眼镜的镜片组件和智能眼镜 | |
| CN219456656U (zh) | 一种用于缓解眼部疲劳的可调焦调光装置 |