JPS6115417Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6115417Y2
JPS6115417Y2 JP1979179479U JP17947979U JPS6115417Y2 JP S6115417 Y2 JPS6115417 Y2 JP S6115417Y2 JP 1979179479 U JP1979179479 U JP 1979179479U JP 17947979 U JP17947979 U JP 17947979U JP S6115417 Y2 JPS6115417 Y2 JP S6115417Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
adjustment device
core body
extinguishing
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979179479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5595063U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1979179479U priority Critical patent/JPS6115417Y2/ja
Publication of JPS5595063U publication Critical patent/JPS5595063U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6115417Y2 publication Critical patent/JPS6115417Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は石油等の液体燃料を燃焼する装置の改良
構成に関し、特に地震や衝撃振動を感知して芯体
を下降した後の消火時間を短縮し、且つ通常燃焼
時の幣害をも合わせて防止したものである。
従来此種燃焼装置は、消火時に芯体を下降させ
ても、完全に炎が無くなる迄に長時間(普通約1
〜3分程度)を要していたが、地震や衝撃が加わ
つた緊急時には、消火時間が長過ぎて好ましくな
かつた。又、消火促進のため多数の通気孔を芯枠
に穿設したものは、通常燃焼時にこの通気孔より
気化ガスが流出し、外部で立炎燃焼し火災等の危
険性を増大していた。
本案は係る点に鑑みてなされたものであり、以
下図について説明する。
1は燃料タンク2及び燃焼筒等より構成する燃
焼装置本体で、前記燃料タンク2に貫通装着した
中空の空気筒3上部外囲に、間隙を存して略同心
的に大径の芯枠4を配設すると共に、前記空気筒
3と芯枠4間に、下部を燃料タンク2内に貯溜し
た燃料中に浸潰せる芯体5を上下擢動自在に配設
している。
前記燃焼筒は、径の異る内中外筒を略同心的に
配設して構成し、多数の透孔を穿設せる内中筒間
を、前記芯体5の頭部が出没自在に臨む燃焼室と
した周知の構造になつている。
前記芯枠4は該芯枠と前記空気筒3とにて形成
する間隙6の上部開口近傍適所に、スリツト状或
いは円形等任意形状の通気孔7…を複数個相互に
略均等間隔を存して穿設し、本体1外と前記間隙
6とを直接連通可能関係としている。該通気孔7
…は消火位置にある芯体5の上端より上方に位置
する芯枠4に穿設されており、そして前記芯枠4
上部外周に回動自在に装着した開閉環8にて開閉
し、本体1外と間隙6との連通を制御している。
該開閉環8は前記通気孔7…と略同等同数の透孔
9…を穿設し、所定角度の往復回動によつて、前
記通気孔7…と透孔9…とを連通及び非連通関係
としている。10は前記芯体5を燃焼と消火位置
置間に移動させる芯体調節装置で、一端に芯体5
の支持筒11に設けたラツク12と噛合するピニ
オン13を備えた操作軸14と、燃料タンク2に
貫通装設し、該操作軸14を回動自在に挿入支持
する中空筒15と、操作軸14に巻装され一端1
6aを中空筒15に他端16bを操作軸に係着
し、操作軸14の芯体上昇操作により蓄力される
コイルスプリング16と、操作軸の先端に取付け
た操作ツマミ17とこのツマミ17と独立して少
許回転される点火操作用ツマミ18と操作軸14
に取付けられ、後述する対震自動消火装置19の
作動板20と係着されコイルスプリング16の蓄
力状態を保持するための蓄力保持歯車21と、前
記開閉環8を回動させる解除板22とから構成さ
れている。
19は対震自動消火装置で、燃料タンク2に取
付けられた基板23に揺動自在に載置された震動
を感知する重錘24と、先端爪片20′が前記蓄
力保持歯車21に係着され、前記重錘24の揺動
により枢支軸25を中心に回動し歯車21から離
脱しコイルスプリング16の蓄力を解除する作動
板20とから構成されている。
26は芯体5に点火する点火装置で芯体調節装
置10の点火操作用ツマミ18を時計方向に回動
することにより点火ヒータが乾電池から通電され
て芯体に着火され、そして点火操作用ツマミ18
への回動力を解くと図示していないがスプリング
の作用で元位置に復帰するようになつている。
27は上端を前記開閉環8に取付け下端を前記
芯体調節装置10に連係させた作動杆で点火操作
するために点火操作用ツマミ18を時計方向に回
動すると該ツマミ18に設けたカム面18′によ
り作動杆27の下端は第4図イの鎖線の如く操作
軸14の直上に移動され開閉環8を回動し、芯体
4の通気孔7…と開閉環8の透孔9…とを第4図
ロの如く非連通にする。
作動杆27が操作軸14の直上に位置されると
解除板22から突設して歯車21を貫設した押圧
ピン28と係着関係となり、そのためコイルスプ
リングの蓄力が解除され操作軸14及び歯車21
と共に解除板22が反時計方向に回転されると押
圧ピン28により作動杆27を第5図イの実線位
置から鎖線の元位置に復帰し芯枠4の通気孔7…
と開閉環8の透孔9…とを第5図ロの如く連通状
態にする。
作動杆27が元位置に復帰することは作動杆2
7の下端が操作軸14の直上より外れることとな
り押圧ピン28の回動軌跡から外れる。従つて芯
体5を上昇するために操作ツマミ17をして解除
板22を回動しても押圧ピン28は作動杆27と
係着しないので開閉環8は通気孔と透孔との連通
状態を保つたままの位置であり、又そのため操作
軸14は妨げられることなく回動操作できる。
29は前記芯枠4の外面適所に装着された案内
板で、前記作動杆27を遊挿貫通し、且つ該作動
杆27の移動方向に延びて形設した長孔30を穿
設している。従つて前記作動杆27は点火操作用
ツマミ18の及び解除板22によつて押圧される
と、前記案内板29の長孔30に沿つて往復移動
する。
尚、前記蓄力装置を形成するコイルスプリング
16は、ゼンマイ式バネに代えることも可能であ
る。又、前記解除板22は歯車21と兼用しても
良い。
次に本案の動作について説明すると操作ツマミ
17により操作軸14を時計方向に回動して芯体
5を燃焼位置に上昇させる。この時コイルスプリ
ング16が蓄力され、そしてこの蓄力は作動板2
0の爪片20′が歯車21の歯の噛合することに
より保持される。
この状態で点火操作用ツマミ18を回動するこ
とにより点火ヒータで芯体5を着火すると共にカ
ム面18′により作動杆27を第4図イの実線で
示す位置より鎖線で示す位置(操作軸の直上位
置)に押圧移動する。そのため開閉環8を所定角
度回動して芯枠4の通気孔7…と開閉環8の透孔
9…との位置をずらせ、第4図ロに示す如く通気
孔7…を開閉環8にて閉塞し、間隙6により燃料
気化ガスの流出と阻止する。
通常の消火時においては、手動によつて操作軸
14を逆回転させ芯体5を降下させようとする
と、作動板20の爪片20′が蓄力保持用歯車2
1を係合したままである為、該歯車21と解除板
22は逆回転せずに操作軸14だけ逆回転するよ
うな構成(図示しないが例えば特開昭48−70927
号公報で周知の操作軸と解除板とが螺合関係とな
つているような構成)であり、而して解除板22
の押圧ピン28が作動杆27を移動させることが
なく、芯枠4の通気孔7…は開閉環8によつて閉
塞されたままの状態で芯体5が降下して消火す
る。
地震や燃焼位置に衝撃が加わつた場合、対震自
動消火装置19の重錘24が揺動し、作動板20
を枢支軸25を中心に回動し歯車21との係着即
ちコイルスプリングの蓄力が解除される。そのた
めコイルスプリング16の蓄力作用により操作軸
14が逆回転して芯体4を消火位置に降下させる
と共に解除板22も同時に逆回転しその押圧ピン
28が作動杆27を第5図イの実線位置から鎖線
位置に押圧するため開閉環8を所定角度回動復帰
して第5図ロに示す如く芯枠4の通気孔7…と開
閉環8の透孔9…とを略一致させ、本体1外と間
隙6とを連通させて、間隙6内に充満する燃料気
化ガスを、この通気孔7…より間隙6内に流入す
る冷気によつて上方に押圧し出すと共に芯枠4及
び空気筒3上部を冷却して、余熱による燃料の気
化を急激に低下する。
以上のように本考案は、芯体調節装置による芯
体上昇時及び芯体上昇後の燃焼中は芯体調節装置
により通気孔を閉塞し、且つ該芯体調節装置によ
る芯体降下時にも閉塞を保持するものであるか
ら、燃焼時には通気孔から炎が流出せず逆火する
おそれはなく、且つ芯体調節装置の消火時には悪
臭の発生が少ない消火が行なえる。
また対震自動消火装置の作動による緊急消火時
には通気孔を開放するので空気筒と芯枠との間隙
内に新鮮な空気が流入されて冷却し、加えてドラ
フト効果により加熱された空気を迅速に上方に運
ぶので芯体に浸透している燃料の気化が著しく衰
え短時間に消火できる。
しかも芯枠に穿設した通気孔は消火位置にある
芯体の上端より上方位置に設けてあるので、この
通気孔を通る新鮮な空気は芯体上方の間隙内に導
入され、芯体上端から発生される未然ガスをすば
やく上方に運ぶことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本考案のもので第1図は要部斜視
図、第2図は要部断面図、第3図は要部正面図、
第4図イ,ロは一態様を示す要部斜視図と要部断
面図、第5図イ,ロは他の態様を示す図でイ,ロ
は第4図と同一関係を表わしている。 3……空気筒、4……芯枠、7……通気孔、8
……開閉環、9……芯体調節装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略同心的に間隔を存して配設せる中空の空気筒
    と芯枠間に形成した間隔に摺動自在に配設した芯
    体を芯体調節装置にて燃焼位置と消火位置間を移
    動させると共に対震自動消火装置の作動時芯体調
    節位置で芯体を消火位置に降下させるようにした
    ものにおいて、消火位置にある芯体の上端より上
    方の芯枠の略全周に芯枠外部と前記間隙とを連通
    する通気孔を穿設し、芯体調節装置による芯体上
    昇操作時及び芯体上昇後の燃焼中は該芯体調節装
    置により通気孔を閉塞し、且つ該芯体調節装置の
    芯体降下による消火時にも閉塞を保持しており、
    前記対震自動消火装置の作動によるときのみ芯体
    調節装置に連動して該通気孔を開放させる開閉環
    を芯体上部外周に回動自在に装着してなる石油燃
    焼器。
JP1979179479U 1979-12-24 1979-12-24 Expired JPS6115417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979179479U JPS6115417Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979179479U JPS6115417Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5595063U JPS5595063U (ja) 1980-07-01
JPS6115417Y2 true JPS6115417Y2 (ja) 1986-05-13

Family

ID=33091558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979179479U Expired JPS6115417Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6115417Y2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS417239Y1 (ja) * 1965-06-29 1966-04-13
JPS4111108Y1 (ja) * 1965-12-06 1966-05-24
JPS4835432A (ja) * 1971-09-10 1973-05-24
JPS5426504U (ja) * 1977-07-25 1979-02-21
JPH05572U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 住友電気工業株式会社 アンチロツクブレーキ装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839529U (ja) * 1971-09-13 1973-05-17
JPS505943U (ja) * 1973-05-11 1975-01-22
JPS5011121U (ja) * 1973-05-26 1975-02-05
JPS5426504Y2 (ja) * 1973-12-26 1979-09-01
JPS5729185Y2 (ja) * 1974-10-11 1982-06-25

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS417239Y1 (ja) * 1965-06-29 1966-04-13
JPS4111108Y1 (ja) * 1965-12-06 1966-05-24
JPS4835432A (ja) * 1971-09-10 1973-05-24
JPS5426504U (ja) * 1977-07-25 1979-02-21
JPH05572U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 住友電気工業株式会社 アンチロツクブレーキ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5595063U (ja) 1980-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6115417Y2 (ja)
US4498862A (en) Device for adjusting the vertical position of wick in oil burner
JPS63201414A (ja) 石油燃焼器
JPH0133923Y2 (ja)
JPS625006A (ja) 芯上下式燃焼器
KR910000673B1 (ko) 석유연소기의 자동소화장치
JPH0740883Y2 (ja) ガスこんろの温度センサー作動装置
GB2083198A (en) A liquid fuel wick burner
JPS5937559Y2 (ja) 火力調節可能な石油燃焼器
JPS6119339Y2 (ja)
JPS6053255B2 (ja) 燃焼装置
US4726762A (en) Wick actuating device for the lever actuation type for oil burner
JPH0249449Y2 (ja)
JPH0412367Y2 (ja)
JPH0344972Y2 (ja)
JPH081363Y2 (ja) ガスこんろの温度センサー作動装置
JPS5862407A (ja) 石油燃焼器
JPH0141042Y2 (ja)
JPH0132405B2 (ja)
US2268067A (en) Draft regulator for orchard heaters
JPS5818011Y2 (ja) セキユネンシヨウソウチ
JPS63279020A (ja) 開放型燃焼器の安全装置
JPS6119340Y2 (ja)
JPH0344971Y2 (ja)
JPS61125522A (ja) 石油燃焼器