JPS6115411Y2 - - Google Patents

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JPS6115411Y2
JPS6115411Y2 JP5205181U JP5205181U JPS6115411Y2 JP S6115411 Y2 JPS6115411 Y2 JP S6115411Y2 JP 5205181 U JP5205181 U JP 5205181U JP 5205181 U JP5205181 U JP 5205181U JP S6115411 Y2 JPS6115411 Y2 JP S6115411Y2
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JP
Japan
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shaft
knob
case
stopper
plug
Prior art date
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JP5205181U
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JPS57165965U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシガレツトライター、特にノブと、ヒ
ータエレメントを内蔵したヒータケースとを備え
たプラグの改良に関するものである。
従来、シガレツトライターのプラグは、フード
内においてノブとヒータケースとを内筒を介し一
体に構成していたが、複雑な構成であり組立性が
悪く高価格化を招来した。
而して、叙上の欠点を解消すべく、フード内に
おいてノブとヒータケースとを直接的に軸の両端
へネジ込み接合するプラグがあつた。しかしなが
ら、このネジ込み接合では組付け工数が多く、ま
た、加締めや溶着などと異なり完全な固着ができ
ず、ヒータエレメントの発熱による高熱の繰り返
しでネジ込み部が緩み、使用不能になる惧れがあ
つた。
本考案は上記欠点に鑑み考案されたものであ
り、その目的とするところは、プラグにおけるノ
ブとヒータケースとをネジ込み接合によらず、一
端にノブを一体形成した軸に、他端をケース固定
ピンに加締め固定、あるいは電気抵抗溶接するた
めのに、ノブに加締め軸、及び電気抵抗溶接器の
電極を挿入する穴を形成することにより軸の両端
を完全に固着することにより、組付け工数を低減
し安価にすると共に、プラグの長寿命化を促進す
ることにある。
本考案の好適な実施例を添付図面に基づき詳述
する。
第1図及び第2図は第1実施例を示し、1はプ
ラグであり、樹脂材料からなるノブ2、通電によ
り発熱するうず巻形状のヒータエレメント3を内
蔵した略カツプ形状のヒータケース4、該ノブ2
と該ヒータケース4を一体的に連結する軸5、該
パイプ形状のフード6、略ドーナツ形状のストツ
パ7,8及び圧縮バネ9などにより構成してい
る。ノブ2は一端を軸5の一端と樹脂でモールド
成形などにより一体形成すると共に、他端に通じ
る穴2aを有している。該ノブ2は、ヒータエレ
メント4側にスプリング受けとしての圧縮バネ9
のバネ受穴2bを穿設し、かつ周部にフード6に
遊嵌する遊嵌部を形成している。ノブ2の穴2a
は、ヒータケース4、絶縁シート12,13及び
ストツパ7を軸5にケース固定ピン11により固
着するときに、ノブ3を固定するための治具の挿
入穴である。該穴2aには、樹脂材料で形成した
キヤツプ10を嵌装しており、これをプラグ1の
組立て後に装着される。
ヒータケース4には、巻き菰の端部をケース固
着ピン11の一端に固着すると共に、巻き終りの
端部を該ヒータケース4内部に固着することによ
りヒータエレメント3を内蔵している。ヒータケ
ース4はその底部の内外面を電気絶縁材料の絶縁
シート12,13で挾着後、第1ストツパ7を介
在させてケース固着ピン11のフランジで圧接さ
れ、軸5端部固着している。尚、ケース固定ピン
11は、軸5の端部軸芯に形成した穴に嵌装し、
その後、該軸5のノブ2側の端面と該ケース固着
ピン11のヒータケース4側の端面間に通電しス
ポツト溶接等、溶接することで該軸5に固着する
ものである。従つて、プラグ1におけるノブ2と
ヒータケース4とは軸芯位置で軸5によつて完全
に一体的に固着される。
第1ストツパ7は、その外周面がフード6内面
に対し導電可能、且つ軸方向摺動自在に嵌入し、
該フード6内周面の所定位置に絞り加工などによ
り形成した一条の突起6aの一方の側面へ当接す
ることにより軸方向移動を規制されている。該第
1ストツパ7は、摺接するフード6との接触部分
の面積を拡大にし、導電性及び摺動性を良好にす
るために、フード6の内面との接触部分を折曲し
ている。第2ストツパ8はその外周面がフード6
内面に対し、また内周面が軸5の外面に対し、そ
れぞれ導電可能且つ軸方向摺動自在に嵌入し、上
記突起6aの他方の側面へ当接することにより軸
方向移動を規制されている。第2ストツパー8
は、摺接する軸5との接触部分の面積を広大に
し、導電性及び摺動性を良好にするために、軸5
との接触部分を折曲している。ノブ2のバネ受穴
2bと第2ストツパ8間には、該ノブ2を常時外
方へ付勢する圧縮バネ9を介在している。尚、第
2ストツパ8を圧縮バネ9間に導電性材料の略ド
ーナツ形状に形成した導電リング14を介在さ
せ、且つ該導電リング14の内周面を軸5と摺動
可能に密接させれば、該軸5と該第2ストツパ8
間の導電性は、さらに増大する。
上記説明におけるストツパ7,8及び導電リン
グ14の形状は略ドーナツ形状に限定するもので
はなく、軸5並びにフード6に対し導電可能程度
に軸方向へ摺動するものであればよい。
15は上記プラグ1を挿入するソケツトであ
り、該プラグ1を押し込んだ時に、ヒータケース
4を保持し通電するバイメタル電極16と該バイ
メタル電極16へ通電する端子17を備えてい
る。また、ソケツト15には、ヒータケース4の
不通電時において、フード6の突起6aと係止す
る爪15aを形成している。バイメタル電極16
は弾性を有しており、ヒータケース4の外周面を
保持し通電することによりヒータエレメント3を
徐々に発熱させ、その熱により感熱変形して該ヒ
ータケース4の保持を解除し、通電を中断させる
ものである。
尚、ソケツト内15は車両における所定の装着
部(図示せず)に装着され、且つアースされる。
第3図はシガレツトライターにおけるプラグの
第2実施例を示し、第1実施例と同じ構成部材に
ついては説明を省略する。第2実施例は、軸5′
とケース固定ピン11とを加締めにより固着した
構成であり、他の構成は第1実施例と同様であ
る。軸5′はパイプ形状であり、ヒータケース4
側の端部にケース固着ピン11を挿通し、加締め
により固着している。このとき、ケース固着ピン
11は、ノブ2の穴2a及びパイプ状の軸5′内
に挿入し、加締め治具等により支持され加締めら
れる。
尚、軸5,5′とケース固着ピン11を固定す
る構成は上記実施例に限定するものではなく、例
えば、該軸5,5′に該ケース固着ピン11を圧
入することも可能である。
次に作用を説明する。
今、シガレツトライターの使用に際して、ノブ
2をソケツト15内に圧縮バネ9の付勢力及び第
1ストツパ、第2ストツパ8、導通リング14の
面接触抵抗に抗して所定長さ押し込むと、第2図
に示すように、バイメタル電極16がヒータケー
ス4を保持する。すると、電流が端子17からバ
イメタル電極16、ヒータケース4、ヒータエレ
メント3、ケース固着ピン11、軸5を通り第1
ストツパ7、第2ストツパ8及び導電リング14
からフード6、ソケツト15に流れアースされ、
ヒータエレメント3が所定温度に発熱する。
ヒータエレメント3が所定温度に発熱すると、
バイメタル電極16は感熱変形して外方に開きヒ
ータケース4の保持を解除する。従つて、ノブ2
は圧縮バネ9の圧縮力により第1図に示すように
外方に突出する。
次に本考案に係るシガレツトライターの第1実
施例におけるプラグの組立け工程を詳述する。
まず、ノブ2を軸5と一体にモールド成形す
る。次に圧縮バネ9、導電リング14及び第2ス
トツパ8を軸5に挿入し、かつノブ2、軸5、圧
縮バネ9、導電リング14及び第2ストツパ8を
フード6に挿入する。次にケース固着ピン11に
ヒータエレメント3を挿入し溶着する。該ケース
固着ピン11及びヒータエレメント3を絶縁シー
ト11を介してヒータケース4に挿入し、ヒータ
ケース4とヒータエレメント3をスポツト溶接す
る。次に該ケース固着ピン11に絶縁シート13
及び第1ストツパ7を挿入し、軸5の先端に圧入
する。次に電気抵抗溶接器の電極の一方をケース
固着ピン11をに接触させ、他方の電極をノブ2
の穴2bに挿入し、軸5に接触させ、電流を流
し、ケース固着ピン11と軸5を溶接することに
より、緩むことなく接合部を接合することができ
る。そして、キヤツプ10をノブ2に嵌合し、穴
2aを閉塞する。
次に本考案に係るシガレツトライターの第2実
施例におけるプラグの組付け工程を詳述する。
まず、ノブ2を軸5′と一体にモールド成形す
る。次に圧縮バネ9、導電リング14及びストツ
パー8を軸5′に挿入し、かつ、ノブ2、軸5′、
圧縮バネ9、導電リング14、及び第2ストツパ
8をフード6に挿入する。次にケース固着ピン1
1にヒータエレメント3を挿入し溶着する。該ケ
ース固着ピン11及びヒータエレメント3を絶縁
シート12を介してヒータケース4に挿入し、ヒ
ータケース4とヒータエレメント3をスポツト溶
接する。次に該ケース固着ピン11に絶縁シート
13及び第1ストツパ7を挿入し、ケース固着ピ
ン11の先端を軸5′の先端部に挿入する。次に
ケース固着ピン11を加締めるための治具をノブ
2の穴2aを挿通し、管状のケース固着ピン11
に挿入する。そして、ケース固着ピン11を加締
め、ヒータケース4、絶縁シート12,13、第
1ストツパー7及び軸5′とを一体に加締め固定
する。そして、キヤツプ10をノブ2の穴2aに
嵌合し該穴2aを閉塞する。
上記構成、作用を有し下記の如く効果を奏す
る。
即ち、シガレツトライターのプラグにおけるノ
ブとヒータケースとを、直接に軸の両端にスポツ
ト溶接や加締め及び圧入などにより完全に固着す
る構成としたので、プラグの組み付け工数を低減
し安価にすると共に、上記軸との接合部の緩みな
どを招来せず、該プラグの長寿命化を保進する。
また、ノブは軸を一体にモールド成形しているた
め、ノブと軸を強固に固着することができる。ノ
ブは、バネ受穴2bを穿設しているため、圧縮バ
ネ9の組み付け作業が容易となる。該ノブに電気
抵抗溶接器の電極、あるいはケース固着ピンを加
締め固定するための治具を挿入する穴を穿設した
ことにより、ケース固着ピンと軸とを電気抵抗溶
接あるいは加締め固定する取付作業が容易とな
り、軸との接合部の緩みなどを招来せず、プラグ
の長寿命化を促進することができる。また、ノブ
は、穴を作業後にキヤツプにより閉栓するため見
映えがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係るシガレツト
ライターの各実施例を示し、第1図は第1実施例
の要部断面図、第2図は第1実施例における使用
状態を示す要部断面図、第3図は第2実施例のプ
ラグの断面図である。 1……プラグ、2……ノブ、4……ヒータケー
ス、5,5′……軸、6……フード、7……第1
ストツパ、8……第2ストツパ、9……圧縮バ
ネ、11……ケース固着ピン、15……ソケツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラグをソケツト内に押し込んだ時に、該プラ
    グに設けたヒータエレメントを内蔵したヒータケ
    ースが、該ソケツト内に設けたバイメタル電極に
    保持されてヒータケースが通電し赤熱され、所定
    時間経過後に該バイメタル電極が感熱変形して該
    ヒータケースの保持を解除するシガレツトライタ
    ーにおいて、軸の一端と一体成形すると共に該軸
    の一端から同芯上で外部に通じる穴を形成したノ
    ブと、フード内面に形成した突起の一方の側面と
    当接して該ノブの外方への移動を規制する第1ス
    トツパを介在させてケース固定ピンを前記軸の他
    端側に溶接若しくは加締めることにより一体的に
    該軸に固着した前記ヒータケースと、前記軸が挿
    入され前記突起の他方の側面と当接する第2スト
    ツパと、該第2ストツパに当接し常時前記ノブを
    外方へ付勢する圧縮バネとで構成されるプラグを
    具備したことを特徴とするシガレツトライター。
JP5205181U 1981-04-10 1981-04-10 Expired JPS6115411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5205181U JPS6115411Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5205181U JPS6115411Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165965U JPS57165965U (ja) 1982-10-19
JPS6115411Y2 true JPS6115411Y2 (ja) 1986-05-13

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ID=29848752

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JP5205181U Expired JPS6115411Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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