JPS61153784A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は画像処理装置、特に局所処理画像処理装置に関
するものである〇 従来の技術 一般に、画像処理においては、２次元配列された画像デ
ータを対象とするものであり、現在の逐次型コンピュー
ターでは不得意とする演算処理のひとつである。また、
画像処理には多大な演算時間と記憶容量が必要となる。

そこで、画像処理の高速化の為に種々の画像処理装置が
提案されている０ 画像処理装置については、電子通信学会誌８４年１月、
　ｖｏｌ　、６７　、Ａ１　ｒイメージプロセッサの最
近の動向」（板上勝彦、木戸出正継）にまとめられてい
る。

各種の画像処理装置の中で、局所処理型画像処理装置は
、比較的簡単に画像処理システムを構成できる事から、
最も良く開発が行なわれている。

本発明も、この局所処理型画像処理装置に類するもので
あり、以下、従来の局所処理型画像処理装置について説
明する。

一般に、局所処理型画像処理装置は、入力画像データか
らある適当な大きさの局所領域データを取り出し、この
局所領域データに対して演算を行なうものであり、局所
領域を対象画像全体に走査する事により全画面の画像処
理を行なうものであるＣ 画像演算の中で平均化、数分操作、特徴抽出など局所処
理で実行されるものが多く、これらの処理は局所領域の
形や大きさによって複雑さを異にするが、一般に３×３
から１６Ｘ１６程度の局所領域を対象として画像処理が
行なわれている。

第２図には、従来の局所処理型画像処理装置の１例を示
す。

第２図において、１はｍ　ｘ　ｎに分割された入力画像
、２，３はそれぞれｎビットのシフトレジスタ、４〜１
２は１ビツトのシフトレジスタ、１３はプロセッサであ
る。１の入力画面から走査により、画像データが１画素
ずつ連続的に取り出されシフトレジスタ４に転送される
。また、シフトレジスタＴには２のｎピットシフトレジ
スタにより、シフトレジスタ４に転送されるデータに対
して１ライン分遅れたデータが転送される。同様にシフ
トレジスタ１ｏには前記２及び３のｎビットシフトレジ
スタにより、２ライン分遅れたデータが転送される事に
なる。

以上の様に１ライン分ずつ遅れた画素データがシフトレ
ジスタ４，７．１０に送られ、シフトレジスタ４，７．
１０から、それぞれシフトレジスタ５，８．１０に、ま
た、シフトレジスタ６．８゜１１からそれぞれシフトレ
ジスタ５，９．１２に、画像データが１画素ずつ転送さ
れる。

以上の様な動作により入力画像から１画素ずつ取り出さ
れる画素データをシフトレジスタ４〜１２で再構成し、
３×３近傍の局所領域データとして順次取り出す事がで
きる。

以上の様にして、入力画像の走査により順次取９出され
る局所領域データに対してプロセッサ１３で、順次信号
処理を行なう事により全画面の画像処理を行なう事がで
きる。

発明が解決しようとする問題点 以上、従来の局所並列型画像処理装置の説明を行なった
が、入力画像１を得る手段としては、画像メモリやＩＴ
Ｖカメラ等が考えられ、これらの出力信号を、２〜１２
のシフトレジスタで遅延させる事により局所領域データ
を再構成して取り出すものである。しかしながら、特に
２．３のｎビットソフトレジスタ２．３においては、１
ライン分の画素数に相当する数のシフトレジスタが必要
であり、ハードウェア量が大きく画像処理システムの簡
略化の妨げとなっている。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点全解決するため、固体撮像素子にお
いて、複数の読み出しレジスタを設け、この読み出しレ
ジスタには、転送レジスタよりそれぞれとなり合９１ラ
イン分のデータを転送し、前記読み出しレジスタより互
いに近接した複数ラインの画素の信号を同時に得るもの
である。

作　　　用 本発明は上記した構成をとる事により、画像処理装置の
ハードウェア規模を減少させ、システムを簡易化しうる
ものである。

実施例 第１図は、本発明による画像処理装置の一実施例を示す
〇 第１図において、点線で囲んだ２１は固体撮像素子を示
し、ここではフレーム・トランスファ一方式の固体撮像
素子を示すものである。２２〜２５はそれぞれ一列に配
列された受光素子、２６〜２９は前記受光素子にそれぞ
れ接続された転送レジスタ、３０は読み出しレジスタで
ある。

３１．３２は３ｏと同じ読み出しレジスタであり、３３
〜４１はそれぞれ１画素分のシフトレジスタであり、４
２はプロセッサである。

第１図の固体撮像素子２１において、受光素子２２〜２
６により’／ｆ、電変換された入力画像は、垂直走査周
期で転送レジスタ２６〜２９の中をそれぞれ転送され、
１ラインずつ順次、前記読み出しレジスタ３０に転送さ
れる。読み出しレジスタ３Ｑの中に転送された１ライン
分の画素のデータは、読み出しレジスタ３０において水
平走査周期で転送され、画像信号が走査により１画素づ
つ出力される。以上は、フレーム・トランスファ一方式
の固体撮像素子の一般的な構成と動作であるが、本発明
においては、固体撮像素子が、複数の読み出しレジスタ
を有するものであり、第２図においては３０の読み出し
レジスタのほかに、さらに３１゜３２の読み出しレジス
タを有するものである。

ここで、読み出しレジスタ３０に、Ｆｉ、２６〜２９の
転送レジスタから垂直走査に従って１ライン分の画像デ
ータが並列に順次転送されるものであるが、同様に、読
み出しレジスタ３１には、読み出しレジスタ３０と１ラ
イン分づつずれた画像データが並列に順次転送され、読
み出しレジスタ３２には、読み出しレジスタ３１として
１ライン分づつずれた画像データが並列に順次転送され
る様に結線されるものであり、３１．３２の読み出しレ
ジスタもまた３０の読み出しレジスタと同様に、各々の
１ライン分の画像データ全水平走査周期に従って転送し
、１画素づつ出力するものである。

以上の様な構成を用いる事により、近接した３ラインの
画像信号か３０〜３２の読み出しレジスタより同時に得
る事ができ、この出力信号を第２図に示した従来例と同
様に、３３〜４１で構成する３／３画素分のシフトレジ
スタマトリクスに入力する事により、局所領域データを
順次取り出す事が可能となり、この局所領域データにつ
いて、４２のプロセッサで順次信号処理を行なう事によ
り全画面の画像処理を行なう事ができる。

以上、本発明においては、局所領域データを堆り出す為
に必要″１となる複数の１ライン分の遅延素子を、固体
撮像素子の読み出しレジスタで構成するものである。こ
こで固体撮像素子においては、読み出しレジスタ全複数
個同時に集積しても、素子数、チンプサイズ等の増加率
はほとんど無視する事ができ、１チツプ集積化は現状技
術レベルにおいて何ら問題はない。

すなわち、局所領域データを得る為に用いられていた大
量のシフトレジスタを、容易に固体撮像素子の中に集積
することが可能となり、・・−ドウエア量を大幅に削減
する事ができ、画像処理装置を簡略化できる。

なお、第２図において、固体撮像素子２１は、フレーム
トランスファ方式であったが、ライントランスフッ方式
、インターライン・トランスファ方式等の固体撮像素子
を用いても構成できる事はいうまでもない。また３３〜
４１のシフトレジスタを、固体撮像素子の中に集積しう
る事は言うまでもない。

発明の効果 以上の様に、本発明は複数の読み出しレジスタを有する
固体撮像素子を画像久方手段として用い、前記読み出し
レジスタより、近接したラインの画像データが同時に出
刃される事により、局所領域データを得る為に多量に必
要とされていたシフトレジスタを不要とし、固体撮像素
子中に、該機能を容易に集積し、ハードウェア量の少な
い簡略なシステム構成の優れた画像処理装置全実現でき
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による画像処理装置の構成図
、第２図は従来の画像処理装置の構成図である。 ２１・・・・・・固体撮像素子、２２〜２６・・・・・
・受光素子、２６〜２９・・用転送レジスタ、９３０〜
３２・・・・・読み出しレジスタ、３３〜４１・・・・
・・シフトレジスタ、４２・・・・・プロセッサ。 ２／、、［棒媒イ象赤子 ２２〜２５・受光素子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の読み出しレジスタを有し、前記読み出しレジスタ
   には、転送レジスタからそれぞれとなり合う１ライン分
   づつのデータが転送される固体撮像素子を画像入力手段
   として用い、前記固体撮像素子の複数の読み出しレジス
   タより、互いに近接した複数ラインの画素の信号を同時
   に出力させ、局所領域画像データを得る事を特徴とする
   画像処理装置。