JPS61153780A - 印鑑照合装置 - Google Patents

印鑑照合装置

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JPS61153780A
JPS61153780A JP27742084A JP27742084A JPS61153780A JP S61153780 A JPS61153780 A JP S61153780A JP 27742084 A JP27742084 A JP 27742084A JP 27742084 A JP27742084 A JP 27742084A JP S61153780 A JPS61153780 A JP S61153780A
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Kiyoyoshi Nara
精悦 奈良
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野1 本発明は予め記憶されている基準印影と照合すべき被照
合印影とを照合する印鑑照合装置に関する。
[発明の技、術的背景とその問題点] 従来より、印鑑の照合に際しては、登録印鑑簿上に押印
された基準印影と用紙上に押印された被照合印影とを交
互に目視し、その残像により両者の照合を行っていた。
しかしながら、上記の方法によれば操作者の目視にのみ
頼っているため照合の正確度が低く、操作者にも大きな
負担がかかっていた。さらに、照 ・合の度にファイル
棚より登録印鑑簿を捜す必要があり、照合に要する時間
を多く必要としていた。
どの他、前記基準印影を予め記憶装置に登録してりき、
被照合印影を読取装置で読み取ってディスプレイ上に前
記基準印影と被照合印影とを重合して1.表示する装置
を用いることもできる。
しかしながら、かかる装置にあっても重合表示された両
印影の照合度を目視によって判断しなければないないた
め、操作者の個人差により照合判断が異なる恐れがある
そこで、本発明者は基準印影と被照合印影とを重合表示
する他に照合率を数値等によって表示することにより客
観的な照合判断を行う提案を先に行った(特願昭59−
199153>。
ところで、基準印影又は被照合印影の一部に印影のかす
れ、にじみ等がある場合には、全体的な照合率が低下し
てしまい、この照合率によっては的確な照合判断を行え
ないことがあった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、比較的
簡易な構成でありながら、印影の一部にかすれ等があっ
ても的確な照合判断を行い得る印鑑照合装置を提供する
ことを目的とするものである。
[発明の概要1 上記目的を達成するための本発明の概要は、表示装置と
、基準印影、被照合印影を読み取る読取装置と、前記基
準印影を記憶する記憶装置とを具備し、この記憶装置か
ら読み出される基準印影及び前記読取装置で読み取られ
た被照合印影の照合を前記表示装置上で行う印鑑照合装
置において、前記両印影の照合率を複数に分割された領
域毎に算出してこの照合率を前記表示装置に表示するよ
うに構成し、印影の一部にかすれ等があってこの領域の
照合率が低い場合でも、他の領域の照合率を参酌して的
確な照合判断を行うようにしたことを特徴とするもので
ある。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
先ず、本発明に係る印鑑照合装置の概略について第1図
(A)を参照して説明する。
この印鑑照合装置は例えば銀行等において普通預金、定
期預金又は当座預金の署名印鑑簿とその印影を登録して
おき、預金等の引き出しの際に申込用紙上に押印された
印影と既に登録されている印影とを照合するために主と
して用いられるものである。
第1図(A)において、本体制御族@1.記憶装置2及
びジャーナルプリンタ3は、例えば銀行のフロント奥部
に設置され、読取装置4.入力装置!(キーボード)5
9表示部ユニット6及びイメージプリンタ7から成る端
末処理装置8は銀行のフロントに複数設置され、この端
末処理装置f8と前記本体制御装置1とはオンラインで
接続されている。
前記端末処理装M8における読取装置4は、前記印鑑簿
及び印影を登録する際又は預金等の引き出し時に用紙上
の印影を表示する際に、印鑑簿又は用紙上を例えば光学
的に走査し、その情報を2値化して出力するものである
。前記キーボード5は、第1図(B)に示すように検索
コードとしての口座番号等を入力するためのテンキー5
A、印鑑簿、印影のrli録」、「照合」、「変更」等
の種々の表示モードを選択するための表示モード選択キ
ー5B、印影抽出表示のためのカーソルを移動するため
のカーソル移動キー5G、カーソル移動モードを選択す
るためのカーソル移動モード選択キー5D、後述する照
合率の計算を禁止するモード切換手段である計算禁止キ
ー5E、印影を回転するための印影回転キー5F及び印
鑑簿又は申込用紙のフォーマットを選択するための帳票
フォーマット選択キー5G等が配置されている。前記表
示部ユニット6は、前記読取装置f4で読み取られた画
像、既に前記記憶袋N2に登録されている画像又は前記
キーボード5よりキーインされた情報等を表示するもの
である。さらに、この表示部ユニット6は既登録印影を
例えば赤色表示し、被照合印影を緑色表示してこれらを
重ね合せ、黄色となる重合部分の領域の大小により照合
の容易な目視判断に供する他、印影表示領域を分割して
この分割領域毎の照合率を表示できるようになっている
。前記イメージプリンタ7は、前記表示部ユニット6に
表示された画像をサーマルプリンタ又はレーザプリンタ
方式等によって印刷するものである。
前記記憶装置2は、前記印鑑簿又は印影を記憶する例え
ば光ディスクと検索コード等を記憶する例えば磁気ディ
スク等から構成されている。前記ジャーナルプリンタ3
は前記印影等の登録、照合。
変更などがあったこと、を口座番号に対応させて記録発
行するものである。
前記本体制御装置1は、前記端末処理装置8における読
取装置4又はキーボード5からの出力をオンラインで入
力し、前記記憶装置2への登録又は読み出しを制御し、
印鑑簿又は用紙上の印影の抽出動作を制御し、又は読み
出しあるいは抽出された情報を前記端末処理装置!f8
に出力するようになっている。
次に、この印鑑照合装置の詳細を第2図に示すブロック
図を参照して説明する。第2図において、前記端末処理
装置8における表示部ユニット6は、CPU−1,カラ
ーCRT(表示装置)101表示駆動部11及び各種イ
ンターフェースと各種メモリから構成されている。前記
CPU−1は、この表示部ユニット6の制御を司どるも
ので、そのCPUパスラインには前記読取装置4と接続
された画像インターフェース12.前記キーボード5と
接続されたキーボードインターフェース13゜実行手順
を記憶したプログラムメモリ14.各種帳票(印鑑簿又
は申込用紙)の縦、横サイズ及び印鑑押印位置等のフォ
ーマットを記憶する帳票フォーマットメモリ16.前記
表示駆動部11.照合情報収集部50及び前記本体制御
装置1と接続された本体部インターフェース15が連結
されている。また、前記読取装置14からの画像を前記
画像インターフェース12を介して入力する画像パスラ
インには、前記表示駆動部11の他に、前記読取装置4
で読み取られた画像を一旦記憶し、その後前記本体制御
装置1に出力するためのパターンメモリ17及び前記本
体部インターフェース15が連結されている。尚、前記
表示駆動部11及び照合情報収集部50の詳細について
は後述する。
次に、前記本体11JIII装置1について説明する。
この本体制御装置1は前記表示部ユニット6とシリアル
伝送ライン18を介して連結されている。
この本体制御装置iには、CPLI−2,プログラムメ
モリ20.ダイナミック・メモリ・アクセス(DMA>
2).第1.第2の印影メモリ22゜23、印影抽出制
御部24.アドレス制御部25及び各種インターフェー
スから構成されている。
表示ユニットインターフェース26は、前記シリアル伝
送ライン18を介して画像又は各種情報を入出力するも
のである。ゼネラル・パーパス・インターフェース・バ
ス(GPIB)27は、前記記憶装置2における印鑑簿
及び印影記録のための光ディスク30と接続されたイン
ターフェースである。また、前記記憶装置2内において
検索コード及び画像記憶アドレスを記憶する磁気ディス
ク(MD)31及びフロッピーディスク(FD)32は
、MO/FDインターフェース28を介して、本体制御
部1と接続されている。
また、前記CPU−2はこの本体1111[1装置1の
制御を司どるものである。前記第1.第2の印影メモリ
22.23.印影抽出制御部24及びアドレス制御部2
5は、印影の登録又は照合の際に印鑑簿又は用紙上の印
影の抽出に供するものである。
前記第1の印影メモリ22には、前記読取装置4で読み
取られパターンメモリ17に一旦記憶された画像が、本
体部インターフェース15.シリアル伝送ライン18及
び表示ユニットインターフェース26を介して入力され
る。また、第2の印影メモリ23には、前記第1の印影
メモリ22に記憶された画像の一部が抽出されて記憶さ
れる。前記印影抽出制御部24は、前記カラーCRT1
0に表示された画像のうちキーボード5のカーソル移動
キー50によって指定された印影エリアの座標とサイズ
とがCPtJ−2を介して入力され、この座標、サイズ
の情報に基づいてアドレス制御部25を制御する。アド
レス制御部25は前記第1の印影メモリ22の読み出し
アドレスと前記第2の印影メモリ23への書込みアドレ
スとを制御し、抽出された印!j3巖を第2の印影メ七
り23に記憶するようになっている。
次に前記表示駆動部11及び照合情報収集部50の詳細
を第3図を参照して説明する。第3図は表示駆動部11
及び照合情報収集部50の構成を示すブロック図である
。同図において、基準印影フレームメモリ41は前記光
ディスク30より読み出される既登録の印影を記憶する
フレームメモリである。被照合印影フレームメモリ42
は前記読取装置4で読み取られ本体制御装置1で抽出さ
れた被照合印影を記憶するフレームメモリである。
この基準印影フレームメモリ41.被照合印影フレーム
メモリ42のそれぞれの後段側にはセレクト表示ドライ
バ45が配置され、上記両印影のうちの一方の選択表示
又は重ね合せ表示を前記カラーCRT10に行うように
なっている。また、前記セレクト表示ドライバ45には
、カーソル表示駆動部432文字表示コントローラ44
の出力が入力されるようになっている。前記文字表示コ
ントローラ44は、後述するように分割領域毎に算出さ
れた照合率を例えばパーセント数値として前記カラーC
RTIO上に表示駆動するためのものである。
また、カーソル表示駆動部43は、前記印鑑簿又は申込
用紙がカラーCRTIO上に表示された際に、この画面
上にカーソル枠を表示するものである。このカーソル表
示駆動部43は、前記カーソル移動モード選択キー5D
の押下によってカーソル移動モードを選択した侵、カー
ソル移動キー5Cを操作することによって、CPU−1
の制御に基づいてカーソル枠の拡大、縮小及び上下、左
右への移動表示が可能になっている。また、前記キーボ
ード5上の帳票フォーマット選択キー5Gの選択によっ
て、対応する帳票フォアマットが前記帳票フォーマット
メモリ16より読み出され、CPU−1はこの帳票フォ
ーマットに基づいて前記カーソル表示駆動部43を駆動
制御し、カラーCRT10に表示される印鑑簿又は申込
用紙の印影領域を包合する位置にカーソル枠を自動的に
設定するようになっている。尚、特に印鑑照合の際には
前記カーソル枠の自動設定に基づき、このカーソル枠内
の被照合印影が前記第1.第2の印影メモリ22.23
.印影抽出制御部24及びアドレス制御部25によって
抽出され、この被照合印影がカラーCRT10上に前記
1準印影と共に重合表示されることになる。しかし、前
記カーソル枠の自動設定によって常時被照合印影を正確
に重合表示することが不可能なことがあるため、前記カ
ーソル移動キー5G、カーソル移動モード選択キー5D
の操作が必要となっている。
次に、前記照合情報収集部50について説明する。この
照合情報収集部50は、印影領域を複数に分割した各領
域毎に総ビット数A、B、Cを求める回路である。即ち
、前記基準印影フレームメモリ41からのデータを入力
して所定領域内のデータ「1」の総ビット数A、前記被
照合印影フレームメモリ42からのデータを入力して所
定領域内のデータNJの総ビット数B、前記両フレーム
メモリ41.42からのデータを入力して所定領域内の
同一アドレスにおいて重なり合うデータ[1]の総ビッ
ト数Gをそれぞれ求める回路である。前記複数に分割し
た領域としては、第4図(A>に示すように印影に外接
する四辺形を65とした場合に、この外接四辺形65を
4分割した領域81.82.S3及びS4を一例として
挙げることができる。(第4図(B)参照)。尚、第4
図(A)、(8)において、Xa、Xbは外接四辺形6
5のX方向の始点座標、終点座標であり、Ya、Ybは
外接四辺形65のY方向の始点座標。
終点座標であり、xc、ycはそれぞれXa、Xbll
i、Ya、YbMf)中間座標t’アル。
そして、コf)領域81.82.83.84を指定する
ために、第1〜第4のコンパレータ51゜52.53.
54.ラッチ回路55.第1.第2のF−F(S−Rフ
リップフロップ)及びオアゲート回路58が設けられて
いる。前記ラッチ回路55は前記各座標xa−xc、y
a−ycをCPLJ−1より入力し、前記領域81〜S
4の指定に応じて各領域のスタート座llX5.Ys及
びエンド座4MXE、YEを前記第1〜第4のコンパレ
ータ51〜54にセットするためのものである。例えば
領域S1を指定する場合には、X方向のスタート座標X
Sとして前記座標Xaを第1のコンパレータ51にセッ
トし、X方向のエンド座標YEとして前記座標XCを第
2のコンパレータ52にセットし、Y方向のスタート座
標YSとして前記座標Yaを第3のコンパレータ53に
セットし、Y方向のエンド座標YEとして前記座標YC
を第4のコンパレータ54にセットする。前記第1〜第
4のコンパレータ51〜54は、前記ラッチ回路55よ
りスタート座標又はエンド座標を入力すると共に、前記
フレームメモリ41.42のアドレスデータを入力して
これらを比較するものである。そして、入力されたアド
レスデータがセットされたスタート座標又はエンド座標
と一致した時にrHIGHJを出力するようになってい
る。また、前記第1のF−F1aは前記第1のコンパレ
ータ51の出力をセット端子Sに、前記第2のコンパレ
ータ52の出力をリセット端子Rにそれぞれ入力するよ
うになっている。同様に、前記第2のF−F57は前記
第3のコンパレータ53の出力をセット端子Sに、前記
第4のコンパレータ54の出力をリセット端子Rに入力
するようになっている。これら第1.第2のF−F1a
、57のQ出力は前記オアゲート回路58に入力し、こ
のオアゲート回路58の出力は前記総ビット数A。
B、Cをカウントするカウンタ60のインヒビット端子
に入力するようになっている。
このカウンタ60のイネーブル端子にはセレクタ61の
出力が入力するようになっている。このセレクタ61は
、前記基準印影フレームメモリ41より読み出されたデ
ータを入力する入力端子■。
前記被照合印影フレームメモリ42より読み出されたデ
ータを入力する入力端子■及び両フレームメモリ41.
42から勇データをアンドゲート回路62を介して入力
する入力端子■を有している。
そして、このセレクタ61は前記ラッチ回路55からの
セレクト信号に応じて前記各入力端子■。
■、■へのいずれかのデータを前記カウンタ60に出力
するようになっている。即ち、前記ラッチ回路55は、
いずれの総ビット数A、B、Cをカウントするかのセレ
クト信号を出力するようになっている。
前記カウンタ60は、前記セレクタ61への3人力のう
ちの一つをイネーブル端子に入力し、前記オアゲート回
路58の出力をインヒビット端子に入力し、各領域81
〜S4についての総ピット数A、B、Cをビデオクロッ
ク毎にカウントすることになる。そして、この各領域毎
の総ビット数A、B、Cはそれぞれバッファ63を介し
て前記CPU−1に入力するようになっている。CPU
−1はこのデータより基準印影と被照合印影との照合率
を各領域毎に算出する。
ここで、CPU−1によって算出される照合率Xの演算
方向の一例を示すと、上記の各総ビット数A、B、Cを
用いて、 X−(C/A+C/B)X (1/2)Xl 00・・
・(1) となる。
尚、前記照合情報収集部50とCPU−1とは照合率算
出手段を構成するものである。
以上のように構成された装置の作用について説明する。
〈基準印影の登録作用について〉 先ず、基準印影を登録する際の作用について説明する。
例えば、第5図に示す普通預金の印鑑簿70及びこの印
鑑簿70に押印されている印影71を登録する際につい
て説明する。最初にテンキー5Aを操作して口座番号を
入力し、次に、表示モード選択キー5Bのうちの「登録
」モードを押下する。その後、この印鑑簿70を第1図
(A)に示す読取装置4に設定し、光学的走査によって
このイメージ情報をNJ、rOJの2値化された電気信
号として得る。そして、この画像を画像インターフェー
ス12を介して表示駆動部11における基準印影フレー
ムメモリ41とパターンメモリ17とに書き込む。そし
て、基準印影フレームメモリ41の内容をカラーCRT
IOに表示すると共に、パターンメモリ17内の内容を
本体部インターフェース15.シリアル伝送ライン18
゜表示ユニットインターフェース26を介して本体制御
部1内の第1の印影メモリ22に記憶する。
ここで、次にキーボード5上の帳票フォーマット選択キ
ー5Gのうち前記普通預金印鑑簿70に対応する番号が
押下されると、CPLI−1は前記帳票フォーマットメ
モリ16より対応する帳票フォーマットを読み出し、こ
の帳票フォーマットに基づいてカーソル表示駆動部43
を駆動制御する。
即ち、cpu−1は普通預金印鑑簿70の縦横サイズと
印鑑押印位置とから、カラーCRTIO上に表示されて
いる印鑑簿像の印影領域を包合する位置にカーソル枠を
表示すべ(駆動I制御する。尚、カラーCRT10上に
表示される印鑑簿の画面に対する座標位置は、前記読取
装置4での読み取りによって予め検知されるため、画面
上に表示された印鑑簿70の印影領域に対して、上記の
動作によって正確にカーソル枠を設定することができる
従って、印鑑簿70上の印鑑押印領域よりはみ出さずに
正しく押印されていれば、その侵カーソル枠を移動させ
る必要がない。もし、カーソル枠が印影領域を正しく包
合していない場合には、カーソル移動モード選択キー5
Dの押下により所定の移動モードを選択し、さらに、カ
ーソル移動キー5Cのうちのいずれかを選択して印影5
1を包含する領域にカーソルを設定する。
このようにして設定されたカーソルの座標とサイズとが
シリアル伝送ライン18を介して本体制御装置1におけ
るCPU−2へ入力され、CPU−2はこの情報を印影
抽出制御部24に出力する。
印影抽出制御部24は前記カーソルの座標とサイズとに
基づいてアドレス制御部25を駆動制御し、前記第1の
印影メモリ22の記憶内容のうち前記カーソル内の領域
に対応する画像のみを読み出して第2の印影メモリ23
に記憶する。この印影抽出動作が終了すると、第1の印
影メモリ22内の画像即ち印鑑簿70の画像と、第2の
印影メモリ23内の画像即ち印影71の画像とがGPI
B27を介して光ディスク30に記録される。尚、また
、この光ディスク30へ記録した際のアドレス情報と、
前記キーボード5より入力された口座番号とが検索テー
ブルとしての磁気ディスク31又はフロッピーディスク
32内に検索アドレス及び検索コードとして記録される
〈印影の照合作用について〉 次に、上記のようにして登録された印影と、普通預金か
らの引き出し時に申込用紙上に押印された印影との照合
について説明する。先ず、口座番号をキーボード5上の
テンキー5Aを操作して入力し、次に「照合Jモードキ
ーを押下する。そうすると、端末処理装置8側のcpu
−iによってこの口座番号が本体制御装置1側に伝送さ
れ、本体ill ’I1.装謂1内のCPU−2によっ
て前記磁気ディスク31又はフロッピーディスク32内
の対応する検索コードが読み出される。そして、CPL
I−2はこの検索コード内の検索アドレスに基づいて光
ディスク30より対応する基準印影を読み出し、第2の
印影メモリ23内に一旦記憶させる。
その債、この第2の印影メモリ23内の印影をシリアル
伝送ライン18を介して端末処理装置8側に伝送し、表
示駆動部11内の基準印影フレームメモリ41内に記憶
させる。
一方、キーボード5への入力操作が終了した後には、申
込用紙を読取装置f4にセットし、この申込用紙を光学
的に走査し、2値化された電気信号に変換する。この用
紙像は前述した印影の登録時と同じ経路で本体制御装置
1に転送されると共に、カラーCRT10上に表示され
る。そして、登録時と同様にこの申込用紙のフォーマッ
トに対応する帳票フオーム選択キー5Gを押下すると、
CPU−1は前記帳票フォーマットメモリ16より対応
する帳票フォーマットを読み出し、この帳票フォーマッ
トに基づいてカーソル表示駆動部43を駆動制御する。
この結果、カラーCRTIOの画面上に表示された申込
用紙の印影領域に対して正確にカーソル枠が設定される
。この後は、前述した登録時の作用と同様にして前記カ
ーソル枠の座標、サイズに基づいて前記第1.第2の印
影メモリ22.23.印影抽出制御部24.アドレス制
御部25でカーソル枠内の印影抽出が行なわれる。
そして、この印影を表示駆動回路11における被照合印
影メモリフレーム42内に記憶させる。そして、前記基
準印影フレームメモリ41及び被照合印影フレームメモ
リ42内の画像をセレクト表示ドライバ45を介してカ
ラーCRT10上に重ね合せ表示する。尚、この際前記
基準印影を例えば赤色表示とし、被照合印影を緑色表示
することで互いに重なり合う部分は黄色表示されるため
、照合の度合の目視判断が容易となる。
また、本実施例装置では前記両印影の重合表示と併せて
第6図に示すように各領域毎の照合率を表示するように
なっている。
ここで、第4図(B)に示ti域S1についての総ビッ
ト数Aのカウントについて説明する。ラッチ回路55は
、第1〜第4のコンパレータ51〜54に対し、それぞ
れX方向のスタート座標X5=Xa、X方向のエンド座
標XE =XC,Y方向のスタート座標Ys=Ya、Y
方向のエンド座標YE =Ycを設定する。従って、第
1のF−F56は、X方向のアドレスがXaに達した時
点でセットされ、XclC達した時点でリセットされ、
この間に亘って第1のF−F56のQ出力は「HI G
HJとなる。一方、第2のF−F57は、Y方向のアド
レスがYaに達した時点でセットされ、YCに達した時
点でリセットされ、この間に亘って第2のF−F57の
Q出力はrHrGHJとなっている。従って、この第1
.第2のF−F56゜57のQ出力を2人力するオアゲ
ート回路58の出力は、第4図(B)に示す領域S1の
範囲のアドレスについて「HIGH」が出力されること
になる。このオアゲート回路58の出力を入力するカウ
ンタ60は、オアゲート回路58の出力がr)−110
HJである場合のみカウント動作を行う。
一方、このカウンタ60のイネーブル端子には、セレク
タ61への入力のうち入力端子■への入力データが取り
込まれる。そして、カウンタ60はオアゲート回路58
の出力がrHIGHJである間に取り込まれたデータを
カウントすることにより、領域S1における基準印影の
総ビット数Aを算出することができる。
同様にして、ラッチ回路55のスタート、エンド座標の
設定を変えずにセレクタ61の出力を変更することで前
記総ビット数B、Cを算出できる。
また、ラッチ回路55のスタート、エンド座標の設定を
変更することで領域82.33.84にいての総ビット
数A、B、Cのカウントが可能となる。
このようにして求められた各領域81〜S4についての
各総ビット数A、B、Cはcpu−1に順次入力され、
ここで前記式(1)が実行されて各領域81〜S4につ
いての照合率Xの算出が行われる。そして、このcpu
−1での算出結果は文字表示コントローラ44.セレク
ト表示ドライバ45を介してカラーCRTIO上に第6
図に示すようにして表示される。
第6図に示す印影は右上側にかすれがあり、領域S3の
照合率は低くなっている。しかし、領域S1.82.8
4の照合率は高いので、この基準印影と被照合印影とは
一致しているものと断することができる。
このように本実施例では両印影の重合表示と併せて領域
毎の照合率を表示しているため、印影の一部にかすれ等
があっても的確な照合判断を客観的に行うことができる
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例
えば、領域を分割する方法としては外接四辺形65内を
4分割するものに限らず複数であればその数は問わない
。また、必らずしも外接四辺形65を用いて分割するも
のでなくてもよい、外接四辺形の求め方としては、カー
ソル枠を利用するものの他従来の既知の種々の方法を用
いることができ、さらには本出願人が先に提案した方法
(特願昭59−199146)を用いることもできる。
照合率の演算方法も前記式(1)は−例を示したものに
過ぎず、例えば前記総ビット数A、8のみを用いて X=B/Ax100  (A>8)   −(7JX−
A/Bx100  (B>A>   ・・・(3)のよ
うな照合率Xを求めてもよい。
また、各領域毎に総ビット数A、B、Cを求める構成も
、前記実施例ではカウンタを一部のみ用いたため4つの
領域についての各総ビット数A。
B、C算出するために12フレ一ム分を要するが、例え
ばカウンタを12ケ配置すれば一フレームの表示間に全
てのビット数を求めることができる。
さらに、表示駆動部11の表示駆動については必らずし
も両印影の重合表示と併せて照合率を表示するものに限
らず、照合率のみ単独で表示するようにしてもよい。ま
た、照合率の表示の仕方としては、必らずしもパーセン
ト数値によるものではなく他の量的表示あるいは照合率
に応じた色の表示であってもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば比較的簡易な構成
でありながら、印影の一部にかすれ等があっても的確な
照合判断を行い得る印鑑照合装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(△)は本発明に係る印鑑照合装置の外観斜視図
、第1図(B)はキーボードの一例を示す概略説明図、
第2図は印鑑照合装置のブロック図、第3図は表示駆動
部及び照合情報収集部のブロック図、第4図(A)は印
影に外接する四辺形の概略説明図、第4図(B)は分割
領域の一例を示す概略説明図、第5図は印anの一例を
示す概略説明図、第6図は本実施例装置による照合時の
表示内容の一例を示す概略説明図である。 2.30・・・記憶装置、10・・・表示装置、11・
・・表示駆動手段、 CPU−1,50・・・照合率算出手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表示装置と、基準印影、被照合印影を読み取る読
    取装置と、前記基準印影を記憶する記憶装置とを具備し
    、この記憶装置から読み出される基準印影及び前記読取
    装置で読み取られた被照合印影の照合を前記表示装置上
    で行う印鑑照合装置において、前記両印影の照合率を複
    数に分割された領域毎に算出する照合率算出手段と、こ
    の各領域毎の照合率を前記表示装置に表示すべく駆動す
    る表示駆動手段とを有することを特徴とする印鑑照合装
    置。
  2. (2)表示駆動手段は、照合率の表示と共に両印影を重
    合して表示すべく駆動するものである特許請求の範囲第
    1項に記載印鑑照合装置。
  3. (3)表示駆動手段は、分割領域毎の照合率を量的に表
    示するものである特許請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の印鑑照合装置。
  4. (4)表示駆動手段による量的表示はパーセント数値で
    ある特許請求の範囲第3項に記載印鑑照合装置。
  5. (5)照合率算出手段は、両印影に外接する四辺形内で
    分割された領域毎に照合率を算出するものである特許請
    求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の印鑑照合
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016071440A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 富士通フロンテック株式会社 画像処理プログラム、画像処理方法および情報処理装置

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