JPS61153151A - きのこの微粉化法 - Google Patents

きのこの微粉化法

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JPS61153151A
JPS61153151A JP27413684A JP27413684A JPS61153151A JP S61153151 A JPS61153151 A JP S61153151A JP 27413684 A JP27413684 A JP 27413684A JP 27413684 A JP27413684 A JP 27413684A JP S61153151 A JPS61153151 A JP S61153151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mushrooms
pressure
mushroom
pulverizing
heat treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP27413684A
Other languages
English (en)
Inventor
明田 善博
西澤 嘉彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kikkoman Corp filed Critical Kikkoman Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、きのこ、特にサルノコシカケ科に属するきの
この微粉化法に関する。
従来の技術  ′ きのこ、特にサルノコシカケ科に属するきのこは子種類
以上もあって日本に自生しているものだけでも15fi
、80種類もある。なかでもマンネンタケは霊芝とも称
され、中国では古来から不老長寿の7薬として2000
年に渡り珍重されてきたが、近年人工栽培も可能となり
、その成分が科学的に解明され、薬効成分が抽出される
に及んで、多方面から注目を集めつつある。またマンネ
ンタケと同じサルノコシカケ科に属するカワラタケ等の
薬効も認められている。これらきのこの薬効は胃癌、食
道癌、乳癌、前立腺癌等の癌治療のみならず、肝機能の
促進、鎮痛、鎮静作用、呼吸器疾患、循環、系障害等に
も顕著な効果が期待されており、健康食品としても必須
アミノ酸、カルシウム、鉄、活性多糖類等を豊富に含ん
だ栄養バランスの良さとともに注目されている。
このようなきのこを食用あるいは薬用等として利用する
場合の形態をみると、多種多様であるが大別すると、き
のこの原形のままを乾燥させたもの、砕いてティーバッ
クにしたもの、あるいはきのこの抽出液を粉末状にした
もの、さらに飲みやすくするために錠剤にしたもの等が
殆どであり、きのこを直接微粉化し°たものは未だ見当
たらない。
発明が解決しようとする問題点 きのこ、特にサルノコシカケ科に属するきのこは〜コル
ク質、フェルト質、革質等の硬い組織をもつものが多く
、その上水分もあるため、これらきのこを微粉化するこ
とは極めて困難であった@敢て粗砕あるいは乾燥等の手
段を加え微粉化を試みたとしても、もぐさ状もしくは綿
状となり、粉粒状態をとどめようとする場合でも、せい
ぜい径1 am位が粉砕の限度であった0 問題点を解決するための手段 本発明者等は、優れた薬効を有し、栄養バランスの良い
きのこの薬効成分及び有効成分を損なうことなく、容易
に微粉化できる方法について種々検討した結果、本発明
を完成した。
即ち、本発明は、きのこを加圧加熱処理したのち、粉砕
することを特徴とするきのこの微粉化法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられるきのこは、硬い組織をもち、比較的
繊維質の性状をとどめていて一般に微粉末化しにくいき
のこであればどのようなものでも用いることができ、例
えば、サルノコシカケ科に属するマンネンタケ、カワラ
タケ、コフキサルノコシ力ケ、ツガサルノフシ力ケ1マ
ゴジャクシ−マスタケ、ツリガネタケ、ヒロイダケ、カ
イガラタケ、アシグロタケ、ウチワタケ、カンパタケ等
、キコブタケ科に属するキコプタケ、ワヒダタケ、アズ
マタケ等、カンゾウタケ科に属するカンゾウタケ等、テ
ングツメジガイ科に属するヘラタケ等が用いられるが、
好ましくはサルノコシカケ科に属するきのこ、より好ま
しくはマンネンタケが好適に用いられる。
そしてこれらのきのこは、そのままでもよいが、好まし
くは粗砕又は短冊状等の切片状とすることが熱効率の点
で望ましい。
次にこれらのきのこを加圧加熱処理するのであるが、前
処理として上記きのこを適当な温度の水中に数時間又は
室温以下の冷水では一夜浸漬して十分に吸水膨潤させて
から加熱処理することが好ましい。
加圧加熱処理条件は、圧力2 kg/ cm”・G以上
、好ましくは、6〜13kg/C鳳2・Gであり、加圧
加熱時間は3分以上、好ましくは5〜30分であるOこ
の加圧加熱処理条件は、きのこの種類、硬さ、粉砕の程
度、着色度合い等を配慮して上記圧力および時間の範囲
内で適宜選定されるが、圧力が2kg/cl&・G及び
加圧加熱時間が3分未満で処理した場合には、きのこの
組織を十分破壊、分解することができず、粉砕してもも
ぐさ状となって微粉化せず、逆に圧力があまり高過ぎた
り、加圧加熱時間が長すぎたりするときのこに着色が強
すぎたり、また焦げる等して好ましくない。
上記加圧加熱手段としては、飽和水蒸気、加熱水蒸気、
高圧ガス、その他の市販熱媒体等いずれも用いることが
できるが、その中で飽和水蒸気が特に好ましい。
そして加圧加熱装置としては、回分式、連続式を問わず
、如何なる形状、構造のものでも使用することができる
次に加圧加熱処理後、装置の圧力を徐々に放出し大気圧
としてから装置外に取り出してもよいが、好ましくは急
激に若しくは徐々に低圧下、例えば大気圧下に放出して
膨化させ加「加熱処理きのこを得る。
このようにして得られた加圧加熱処理きのこは、きのこ
の組織の緻密な構造が弛緩され、組織中に於ける空気の
流通、水蒸気移動等を容易ならしめて乾燥性が向上し、
また責のこの分、子構成単位を損なわない範囲に組織に
対して適度の脆壊性をもたらし易砕性となっている。従
ってこの加圧加熱処理きのこを、必要により乾燥させた
のち粉砕機、例えばピンミル、アトマイザ−、ハンマー
ミル、ジェットミル等で粉砕することにより容易に微粉
化することができる。
本発明方法によって得られたきのこは100メツシエ(
粒径:149μ)以下に微粉化されており、凝集性のな
い、さらさらした状態の微粉末で、かつ薬効成分及び有
効成分を残有しており、混合散剤、丸薬、錠剤、水薬に
混合する等種々の形態に加工可能であり、1用あるいは
食用等の用途に有効に用いることができる。
発明の効果 本発明は、きのこ、特にサルノコシカケ科に属するきの
こ類を加圧加熱処理するという簡単な前処理をすること
により粉砕して、何ら薬効成分及び有効成分を損なうこ
となく、100メツシユ(粒径:149・μ)以下のき
のこ微粉末を得るものであり、従来の如く組織の硬いき
のこを長時間かけて粉末化する必要がなく、微粉化する
ことにより表面積が増大して速効性を得ることができ、
また池の配合原料等の物料等と均一に混合することも容
易であり、これをカプセル等に封じ込めることにより総
合的に優れた薬効成分及び栄養バランスの良さを持つき
のこの利用面を拡大することができる等の効果を奏する
ものである。
実施例 以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に児明する
実施例1゜ 栽培によって収穫したサルノフシカノ・科霊芝1kgを
チ1ツバ−で幅5〜lO履麗程度の短冊状に裁断し、2
0Iの清水に数時間浸漬放置した。そしてこの湿l1i
l霊芝を取り出し、そのまま耐圧容器に投入して、12
kg/cW?・Gの飽和水蒸気を導入し、達圧後10分
間加圧加熱した。次いで急速に大気圧に解圧し該霊芝を
膨化させた。
得られた膨化霊芝粗粒を通気乾燥した後、ピンミル[キ
ッコーマン(株)製]を用いて粉砕し、霊芝微粉末を得
た。その粒度分布を第1表に示したO 第    1    表 (注)各値は、それぞれの粒径の篩上に残った微粉末の
重量の全重量に対する比率(%)で示した。
第1表に示す如く、本発明によって得られた微粉末は、
極めて微細な粒度分布を持ち、そのまま服用しても何等
抵抗なく安易に飲み込むことができた。
実施例2 枯木に群生したカワラタケ500gを採集し、根元の樹
皮片等夾雑物を取り除いて、予め大きさ20〜30φa
mにハンマーで砕き、更に家庭用の電気ミキサーで5m
m程度に粗砕した。次に101容ポリ容器の清水5I中
に上記粗砕カワラタケを浸漬して攪拌し、数10分間後
、湿潤したカワラタケ粗砕物を取り出し、組方水切りし
て数枚のステンレストレイ中に10数重■厚さに広げた
次いで各トレイをオートクレーブに入れ、圧力8 kg
/ CI+2・G %温度185°Cの過熱水蒸気で1
5分間加圧加熱した後徐々に解圧し、加圧加熱処理カワ
ラタケを得た。
得られた加圧加熱処理カワラタケをアトマイザ−[ホン
カワミクロン(株)製Jを用いて粉砕し、カワラタケ微
粉末を得た。
この微粉末は第2表の粒度分布を持ち、極めて微細なも
のであった。
第    2    表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. きのこを加圧加熱処理したのち、粉砕することを特徴と
    するきのこの微粉化法。
JP27413684A 1984-12-27 1984-12-27 きのこの微粉化法 Pending JPS61153151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27413684A JPS61153151A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 きのこの微粉化法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27413684A JPS61153151A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 きのこの微粉化法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61153151A true JPS61153151A (ja) 1986-07-11

Family

ID=17537520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27413684A Pending JPS61153151A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 きのこの微粉化法

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JP (1) JPS61153151A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145965A (en) * 1975-05-14 1976-12-15 Tsurumi Soda Kk Cracking method for expanding and softening texture of vegetabl fiber material
JPS5375067A (en) * 1976-12-09 1978-07-04 Tokyo Baanaa Kk Method for producing splittmeal
JPS5533872A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Sumitomo Metal Ind Ltd Continuous molding method of steel
JPS57159470A (en) * 1981-03-30 1982-10-01 Fukuei Hiryo Kk Powdering of scale of fish

Patent Citations (4)

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