JPS6115309A - 鉄損の低い変圧器用巻き鉄心 - Google Patents
鉄損の低い変圧器用巻き鉄心Info
- Publication number
- JPS6115309A JPS6115309A JP59135170A JP13517084A JPS6115309A JP S6115309 A JPS6115309 A JP S6115309A JP 59135170 A JP59135170 A JP 59135170A JP 13517084 A JP13517084 A JP 13517084A JP S6115309 A JPS6115309 A JP S6115309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- wound
- iron loss
- linear
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0206—Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
- H01F41/0213—Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
鉄損の低い変圧器用巻き鉄心に関連してこの明細書で述
べる技術内容はとくに小型変圧器において有用な巻き鉄
心の改良を提案するところにある。
べる技術内容はとくに小型変圧器において有用な巻き鉄
心の改良を提案するところにある。
周知のように変圧器は主に一方向性電磁鋼板を鉄心に用
いているが、その鉄心の構成によって積み変圧器と巻き
変圧器とに大別される。
いているが、その鉄心の構成によって積み変圧器と巻き
変圧器とに大別される。
すなわち積み変圧器は所望の形状に切断された鋼板全積
層することによって鉄心が形成されたものであるのに対
し、巻き変圧器は所望の幅にスリットされた鋼帯を型枠
等に巻付けることにより鉄心が形成されたものである。
層することによって鉄心が形成されたものであるのに対
し、巻き変圧器は所望の幅にスリットされた鋼帯を型枠
等に巻付けることにより鉄心が形成されたものである。
所望の形状に切断した鋼板を１枚ずつ積層しなければな
らない積み鉄心では、鉄心の組立に大きな労力を必要と
し、また鉄心の接合部ではｚ心束が圧延方向以外の方向
を通るため、鉄心の特性は、素材の特性よりも悪くなる
傾向にある。
らない積み鉄心では、鉄心の組立に大きな労力を必要と
し、また鉄心の接合部ではｚ心束が圧延方向以外の方向
を通るため、鉄心の特性は、素材の特性よりも悪くなる
傾向にある。
これに対し、巻き鉄心では磁束はほとんど圧延方向にし
か通らないため素材の特性と鉄心特性はほぼ１対１に対
応する。
か通らないため素材の特性と鉄心特性はほぼ１対１に対
応する。
したがって小型の変圧器では主として巻き鉄心が用いら
れている。
れている。
巻き鉄心は所望の幅にスリットした銅帯を巻枠にて所望
の巻き厚みに巻き重ね、巻き取った鉄心は外部から締付
けて成形し、加工企みを除くため７００〜９００°Ｃで
歪除去焼鈍を行なった後、締付は金具や巻枠を外すか、
他のものに代え接着剤を含浸させて乾燥炉に入れ固着し
、ついでこの接着鉄心全切断し、コイルを挿入して変圧
器に仕上げる。
の巻き厚みに巻き重ね、巻き取った鉄心は外部から締付
けて成形し、加工企みを除くため７００〜９００°Ｃで
歪除去焼鈍を行なった後、締付は金具や巻枠を外すか、
他のものに代え接着剤を含浸させて乾燥炉に入れ固着し
、ついでこの接着鉄心全切断し、コイルを挿入して変圧
器に仕上げる。
（従来の技術）
ところで変圧器鉄心用材料としては主として−方向性電
磁鋼板が用いられるが鉄心として使用した際のエネルギ
ー損失、すなわち鉄損が低いことが重要である。
磁鋼板が用いられるが鉄心として使用した際のエネルギ
ー損失、すなわち鉄損が低いことが重要である。
近年のエネルギー事情の悪化から鉄損の低い電磁鋼板に
対する要求は一段と高まりつつある。最近になって仕上
焼純情鋼板に微小ひずみを導入することにより人工的に
磁区を細分化し、Ｗ１？１５０で１ 、００ＷＡｐ以下
の超低鉄損一方向性電磁鋼板の製造が可能となった。（
ここでＷ１？１５Ｑは磁束密度１．７Ｔ、周波数５０
Ｈ２における鉄損である。）この点については例えば、
特開昭５８−１８７０１６号公報では仕上焼純情鋼板表
面にボールペン状の小球を押圧する方法、特開昭５５−
１８５６６号公報では鋼板表面にレーザービームを照射
する方法、特開昭５７−１８８８１０号公報では鋼板表
面に放電加工を施す方法などが開示されている。
対する要求は一段と高まりつつある。最近になって仕上
焼純情鋼板に微小ひずみを導入することにより人工的に
磁区を細分化し、Ｗ１？１５０で１ 、００ＷＡｐ以下
の超低鉄損一方向性電磁鋼板の製造が可能となった。（
ここでＷ１？１５Ｑは磁束密度１．７Ｔ、周波数５０
Ｈ２における鉄損である。）この点については例えば、
特開昭５８−１８７０１６号公報では仕上焼純情鋼板表
面にボールペン状の小球を押圧する方法、特開昭５５−
１８５６６号公報では鋼板表面にレーザービームを照射
する方法、特開昭５７−１８８８１０号公報では鋼板表
面に放電加工を施す方法などが開示されている。
これらの方法はいずれも仕上焼純情鋼板に微小ひずみを
導入することにより磁区の細分化をはかり鉄損を減少さ
せるという基本思想によるものである。ところがこれら
の方法には、高温での焼鈍により鉄損が劣化するという
欠点があり、ひずみ取り焼鈍を必要としない積み鉄心で
は有効であっても、高温でのひずみ取り焼鈍を必要とす
る巻き鉄心用材料としては実用上の効果が得られない。
導入することにより磁区の細分化をはかり鉄損を減少さ
せるという基本思想によるものである。ところがこれら
の方法には、高温での焼鈍により鉄損が劣化するという
欠点があり、ひずみ取り焼鈍を必要としない積み鉄心で
は有効であっても、高温でのひずみ取り焼鈍を必要とす
る巻き鉄心用材料としては実用上の効果が得られない。
これに対して発明者らはさきに特願昭５８−６８８・４
６号において最終仕上焼鈍工程より前に鋼板に線状の疵
を導入することにより高温でのひずみ取り焼鈍後も鉄損
の劣化しない低鉄損一方向性電磁鋼板を製造する方法を
提案した。
６号において最終仕上焼鈍工程より前に鋼板に線状の疵
を導入することにより高温でのひずみ取り焼鈍後も鉄損
の劣化しない低鉄損一方向性電磁鋼板を製造する方法を
提案した。
（発明が解決しようとする問題点）
この発明は特願昭５８−６８ｆｌ１４６号明細書に開示
した方法により製造した鋼板をより有効に巻き鉄心の性
能に反映させることを目脂した開発研究の成果で、表面
に圧延方向とほぼ直角な方向に線状の疵を付した一方向
性電磁鋼板のとくに巻き鉄心にお＆プる該線状の疵によ
る性能改善を有利に導くことが、その問題点である すなわち変圧器用巻き鉄心は、すでに触れたとおり所望
の幅にスリットしたｆｉｌｌ帯を所望の巻き厚・みに巻
き重ねることにより製造されるが、このようにして製造
された巻き鉄心は加工ひずみを除くため７００〜９００
℃でひずみ取り焼鈍が施される０ 前述した通りボールペン状の小球を押圧する方法、レー
ザービームを照射する方法、放電加工を施す方法などに
より微小ひずみを導入し鉄損を低減させた鋼板の場合、
このひずみ取り焼鈍により微小ひずみの効果が消失する
ため巻き鉄心用材料としてはメリットが得られないのに
反して、特願昭５８−６８３４６号明細書に開示のよう
に仕上焼鈍工程より前に鋼板に線状の疵を導入すると鉄
損低域の効果はひずみ取り焼鈍後も保持されるべきとこ
ろ、巻き重ねの向きの如何によっては却って鉄損の劣化
を来すことが経験されたのであり、このような問題の解
決を図ることが必要となったのである。
した方法により製造した鋼板をより有効に巻き鉄心の性
能に反映させることを目脂した開発研究の成果で、表面
に圧延方向とほぼ直角な方向に線状の疵を付した一方向
性電磁鋼板のとくに巻き鉄心にお＆プる該線状の疵によ
る性能改善を有利に導くことが、その問題点である すなわち変圧器用巻き鉄心は、すでに触れたとおり所望
の幅にスリットしたｆｉｌｌ帯を所望の巻き厚・みに巻
き重ねることにより製造されるが、このようにして製造
された巻き鉄心は加工ひずみを除くため７００〜９００
℃でひずみ取り焼鈍が施される０ 前述した通りボールペン状の小球を押圧する方法、レー
ザービームを照射する方法、放電加工を施す方法などに
より微小ひずみを導入し鉄損を低減させた鋼板の場合、
このひずみ取り焼鈍により微小ひずみの効果が消失する
ため巻き鉄心用材料としてはメリットが得られないのに
反して、特願昭５８−６８３４６号明細書に開示のよう
に仕上焼鈍工程より前に鋼板に線状の疵を導入すると鉄
損低域の効果はひずみ取り焼鈍後も保持されるべきとこ
ろ、巻き重ねの向きの如何によっては却って鉄損の劣化
を来すことが経験されたのであり、このような問題の解
決を図ることが必要となったのである。
（問題点の解決手段）
上記問題点は、片表面に線状の疵を付けた一方向性電磁
銅板を該線状疵が外巻き側に位置する向きに巻き重ねる
巻き鉄心のビルドアップによって有利に解決される。・ すなわち片表面に圧延方向とほぼ直角な方向に幅７５μ
ｍ１、深さ１５μｍ１圧延方向の間隔５ｇｕｎの線状疵
を付した一方向性電磁鋼板を、線状疵が外巻となるよう
に巻いた巻鉄心（Ａ）、 線状疵が内巻となるように巻いた巻鉄心（Ｂ）、そして
通常の製法により製造した前記と同一組成の一方向性電
磁鋼板＜ｍ伏流を有しない）により作成した巻鉄心（０
）を何れも加工歪を除くため、８５０°ＣＸ ２ ｈｒ
ｓ Ｎ、中の歪除去焼鈍を実施したのち、巻線を施し磁
気特性を測定した場合の鉄心特性を素材特性にあわせて
表１に示す。
銅板を該線状疵が外巻き側に位置する向きに巻き重ねる
巻き鉄心のビルドアップによって有利に解決される。・ すなわち片表面に圧延方向とほぼ直角な方向に幅７５μ
ｍ１、深さ１５μｍ１圧延方向の間隔５ｇｕｎの線状疵
を付した一方向性電磁鋼板を、線状疵が外巻となるよう
に巻いた巻鉄心（Ａ）、 線状疵が内巻となるように巻いた巻鉄心（Ｂ）、そして
通常の製法により製造した前記と同一組成の一方向性電
磁鋼板＜ｍ伏流を有しない）により作成した巻鉄心（０
）を何れも加工歪を除くため、８５０°ＣＸ ２ ｈｒ
ｓ Ｎ、中の歪除去焼鈍を実施したのち、巻線を施し磁
気特性を測定した場合の鉄心特性を素材特性にあわせて
表１に示す。
−表 １
なお各鉄心の形状はコアの窓寸法８０Ｘ２ＱＱｍａ巻き
重ね厚み４０１１＋Ｉ＋に揃えた。
重ね厚み４０１１＋Ｉ＋に揃えた。
表１より線状疵を導入した鋼板を線状疵が内巻きとなる
ように巻いた場合（Ｂ）には、線状疵を導入しな！／）
角板を使用した巻鉄心（Ｇ）に比べて素材特性では約７
％もの鉄損低減がみられるのに反し鉄心としては約８９
６の鉄損低域にとどまっている。換言すると線状疵のな
い鋼板の場合（０）にビルディングファクターＢ、Ｆ、
（変圧器鉄損／素材鉄損）が０・９６であるのに対し、
線状疵を内巻に巻いた鉄心（Ｂ）では１．００となり、
はぼ４％の劣化を来している。
ように巻いた場合（Ｂ）には、線状疵を導入しな！／）
角板を使用した巻鉄心（Ｇ）に比べて素材特性では約７
％もの鉄損低減がみられるのに反し鉄心としては約８９
６の鉄損低域にとどまっている。換言すると線状疵のな
い鋼板の場合（０）にビルディングファクターＢ、Ｆ、
（変圧器鉄損／素材鉄損）が０・９６であるのに対し、
線状疵を内巻に巻いた鉄心（Ｂ）では１．００となり、
はぼ４％の劣化を来している。
ところが線状疵を外巻きにして巻重ねた鉄心では、素材
、鉄心ともに約７％の鉄損低減効果がみられ、素材の改
善特性が十分に鉄心に反映され、その場合のビルディン
グファクターは０．９６であり線状疵のない銅板の場合
と同等であった。
、鉄心ともに約７％の鉄損低減効果がみられ、素材の改
善特性が十分に鉄心に反映され、その場合のビルディン
グファクターは０．９６であり線状疵のない銅板の場合
と同等であった。
したがって表面に圧延力°向とほぼ直角な方向に線状の
疵を有する一方向性電磁鋼板を線状疵が外巻となるよう
に巻くことにより著しく鉄損の低い変圧器用巻鉄心を製
造することが可能となったのである。
疵を有する一方向性電磁鋼板を線状疵が外巻となるよう
に巻くことにより著しく鉄損の低い変圧器用巻鉄心を製
造することが可能となったのである。
（作用）
線状疵を内巻きに巻き重ねた場合にビルディングファク
ターが劣化する理由については明確でないが線状疵周辺
に微妙な圧縮応力が加わっていることが考えられるのに
反して、外巻きの場合には、このような圧縮応力が作用
しないことがこの発明の効果をもたらす原因と推定され
る。
ターが劣化する理由については明確でないが線状疵周辺
に微妙な圧縮応力が加わっていることが考えられるのに
反して、外巻きの場合には、このような圧縮応力が作用
しないことがこの発明の効果をもたらす原因と推定され
る。
次に線状疵の形状は＠８００μｍ以下、深さ１００μｍ
以下、圧延方向の線状疵中心線間間隔１闘以上とし、圧
延方向にほぼ直角な方向とするのが好ましく、各範囲を
逸れるときは素材の鉄損低減の効果が十分に得られない
。
以下、圧延方向の線状疵中心線間間隔１闘以上とし、圧
延方向にほぼ直角な方向とするのが好ましく、各範囲を
逸れるときは素材の鉄損低減の効果が十分に得られない
。
第１図は最終圧延板の圧延方向と直角な方向に５酩間隔
で線状の疵を導入した場合の仕上焼鈍後における鉄損低
減の効果と疵の形状の関係を示し、図中・ＣＯＯ及び×
印のプロットで区別した鉄損低減高は疵を導入しない鋼
板と疵を導入した鋼板の鉄損値（Ｗ１７１５ｏ ）の差
である。
で線状の疵を導入した場合の仕上焼鈍後における鉄損低
減の効果と疵の形状の関係を示し、図中・ＣＯＯ及び×
印のプロットで区別した鉄損低減高は疵を導入しない鋼
板と疵を導入した鋼板の鉄損値（Ｗ１７１５ｏ ）の差
である。
鉄損は疵の深さ１００μｍ以下、幅８００μｍ以下の範
囲で減少している。
囲で減少している。
一方第２図は線状疵導入間隔と鉄損低減高の関係を示す
。なお、線状疵の幅は１００μｍ深さは１５μｍで疵の
圧延方向となす角度は直角である。
。なお、線状疵の幅は１００μｍ深さは１５μｍで疵の
圧延方向となす角度は直角である。
１ ｍ＋Ａより小さい線状の疵の導入間隔のとき鉄損は
むしろ劣化し従って、間隔は１＠宮以上とすることか蝦
ましい、 また第８図には線状疵の導入方向と鉄損低減高の関係を
示し、鉄損低減効果は線状疵導入方向を圧延方向と直角
な方向とした場合に最も大きく圧延方向に近くなるにつ
れて小さくなる。したがって、疵を尋人する方向は圧延
方向とけは直角な方向とすることが望ましい。
むしろ劣化し従って、間隔は１＠宮以上とすることか蝦
ましい、 また第８図には線状疵の導入方向と鉄損低減高の関係を
示し、鉄損低減効果は線状疵導入方向を圧延方向と直角
な方向とした場合に最も大きく圧延方向に近くなるにつ
れて小さくなる。したがって、疵を尋人する方向は圧延
方向とけは直角な方向とすることが望ましい。
以上から疵の形状は幅８００μｍ以下、深さ１００μｍ
以下、圧延方向の間隔１朋以上とし、圧延ブラ向にほぼ
直角な方向に導入するものとすべきであり、とくに線状
の疵の１３０〜１５０μｍ深さ１０〜３０μｍ圧延方向
の間隔３〜２０ｍｍ、圧延方向との角度８０°以上の埃
合にＷ１７１５０で０．０５ｗＡ以上の大きな鉄損低減
効果がある。
以下、圧延方向の間隔１朋以上とし、圧延ブラ向にほぼ
直角な方向に導入するものとすべきであり、とくに線状
の疵の１３０〜１５０μｍ深さ１０〜３０μｍ圧延方向
の間隔３〜２０ｍｍ、圧延方向との角度８０°以上の埃
合にＷ１７１５０で０．０５ｗＡ以上の大きな鉄損低減
効果がある。
次に本発明を実施例について説明する。
（実施例）
０．３Ｑｍｔｒ＋厚みに圧延した含けい素鋼冷延板に表
２のＡ１−Ａ４に示す形状を有する線状の疵を何れも圧
延方向に直角な方向に５■間隔で導入したのち通常の製
造工程により製品とりこ。
２のＡ１−Ａ４に示す形状を有する線状の疵を何れも圧
延方向に直角な方向に５■間隔で導入したのち通常の製
造工程により製品とりこ。
次にこの鋼板を１００簡幅の銅帯にスリットしこれをコ
アの窓寸法８０Ｘ２００ｍの巻枠に固定し、巻厚が４０
酩となるまで巻取って鉄心とした□鉄心の巻き方は線状
の疵が外巻きの場合、回巻きの′場合の２通りとした。
アの窓寸法８０Ｘ２００ｍの巻枠に固定し、巻厚が４０
酩となるまで巻取って鉄心とした□鉄心の巻き方は線状
の疵が外巻きの場合、回巻きの′場合の２通りとした。
更に、加工時の歪を除くため、８５０°ＣＸ ２ ｈｒ
ｓＮ２中でひずみ取り焼鈍を施した。
ｓＮ２中でひずみ取り焼鈍を施した。
この時の素材及び鉄心の鉄損特性を素材のそれとともに
表２に示す。
表２に示す。
なお表２のＡ５に線状疵のない同一組成の置板を用いて
同様の方法で製造した鉄心の特性も比較として示す。
同様の方法で製造した鉄心の特性も比較として示す。
表２に示した通り線状の疵を回巻とした駅舎には何れも
比較材を用いた場合に比ベビルディングファクター（Ｂ
、Ｆ）がｌｉ％劣化し、線状の疵の導入による素材の鉄
損低減効果が十分に生きていないが、線状の疵を外巻と
した場合に限って、ビルディングファクターは比較材と
ほぼ同等であり、素材の著しい鉄損低減効果が鉄心に十
分反映され、鉄損の低い巻き鉄心の製造が可能となった
。
比較材を用いた場合に比ベビルディングファクター（Ｂ
、Ｆ）がｌｉ％劣化し、線状の疵の導入による素材の鉄
損低減効果が十分に生きていないが、線状の疵を外巻と
した場合に限って、ビルディングファクターは比較材と
ほぼ同等であり、素材の著しい鉄損低減効果が鉄心に十
分反映され、鉄損の低い巻き鉄心の製造が可能となった
。
°（発明の効果）
この発明により巻き鉄心としての利用における線状の疵
を付した一方向性電磁鋼板の鉄損特性の著しい改善が導
がれる０
を付した一方向性電磁鋼板の鉄損特性の著しい改善が導
がれる０
第１図は編状の疵の形状と鉄損改善高の関係を示すグラ
フ、 第２図は線状の疵の導入間隔と鉄損改善高の関係を示す
グラフであり、 第８図は線状の疵の導入方向と鉄損改善高の関係を示す
グラフである。 ・θ１０〜 ・θθ５〜θ、θデ Ｏｔｏｏ ２００ ３００ ４００ ５００＃
、ｏ幅（μ？７＋） 第２図 奈良４に＆ｌ Ｘｒａ１ｆ％ （ｍｔｎ ）第３図
フ、 第２図は線状の疵の導入間隔と鉄損改善高の関係を示す
グラフであり、 第８図は線状の疵の導入方向と鉄損改善高の関係を示す
グラフである。 ・θ１０〜 ・θθ５〜θ、θデ Ｏｔｏｏ ２００ ３００ ４００ ５００＃
、ｏ幅（μ？７＋） 第２図 奈良４に＆ｌ Ｘｒａ１ｆ％ （ｍｔｎ ）第３図
Claims (1)
- １、片表面に線状の疵を付した一方向性電磁鋼板を該線
状疵が外巻き側に位置する向きに巻き重ねて成ることを
特徴とする鉄損の低い変圧器用巻き鉄心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59135170A JPS6115309A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 鉄損の低い変圧器用巻き鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59135170A JPS6115309A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 鉄損の低い変圧器用巻き鉄心 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6115309A true JPS6115309A (ja) | 1986-01-23 |
Family
ID=15145468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59135170A Pending JPS6115309A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 鉄損の低い変圧器用巻き鉄心 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115309A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7675398B2 (en) | 2005-07-08 | 2010-03-09 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Iron core for stationary apparatus and stationary apparatus |
| JP2010087536A (ja) * | 2005-07-08 | 2010-04-15 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 三相三脚巻鉄心 |
| JP2019024039A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | 新日鐵住金株式会社 | 巻鉄心 |
| JP2020013840A (ja) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | 株式会社日立産機システム | 変圧器 |
| JP2020150089A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日本製鉄株式会社 | 鉄芯、巻鉄芯の製造方法、積鉄芯の製造方法及び鉄芯用電磁鋼板の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57207120A (en) * | 1981-06-11 | 1982-12-18 | Nippon Steel Corp | Improvement of iron loss of iron core of transformer |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP59135170A patent/JPS6115309A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57207120A (en) * | 1981-06-11 | 1982-12-18 | Nippon Steel Corp | Improvement of iron loss of iron core of transformer |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7675398B2 (en) | 2005-07-08 | 2010-03-09 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Iron core for stationary apparatus and stationary apparatus |
| JP2010087536A (ja) * | 2005-07-08 | 2010-04-15 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 三相三脚巻鉄心 |
| US8258912B2 (en) | 2005-07-08 | 2012-09-04 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Iron core for stationary apparatus and stationary apparatus |
| JP2019024039A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | 新日鐵住金株式会社 | 巻鉄心 |
| JP2020013840A (ja) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | 株式会社日立産機システム | 変圧器 |
| CN110729107A (zh) * | 2018-07-17 | 2020-01-24 | 株式会社日立产机系统 | 变压器 |
| JP2020150089A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日本製鉄株式会社 | 鉄芯、巻鉄芯の製造方法、積鉄芯の製造方法及び鉄芯用電磁鋼板の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4875947A (en) | Method for producing grain-oriented electrical steel sheet having metallic luster and excellent punching property | |
| JPS585968B2 (ja) | 超低鉄損一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| KR101751525B1 (ko) | 방향성 전기강판 및 그의 제조 방법 | |
| JPH0622179B2 (ja) | 鉄損の低い変圧器用巻き鉄心 | |
| JPH0369968B2 (ja) | ||
| JPH0525929B2 (ja) | ||
| CA3078346C (en) | Core sheet and method of manufacturing same | |
| JPS6115309A (ja) | 鉄損の低い変圧器用巻き鉄心 | |
| JPH02123710A (ja) | 磁心およびその製造方法 | |
| JP2716258B2 (ja) | 粒子配向性シリコン鋼を熱平滑化する方法 | |
| JP2018123377A (ja) | 方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
| JP2584163B2 (ja) | アモルファス鉄心の製造方法 | |
| JP5760511B2 (ja) | 方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| CN106783062B (zh) | 一种断轭式非晶合金立体卷铁心及其制造方法 | |
| JPH01191744A (ja) | 低鉄損一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPH07320921A (ja) | 鉄損の低い方向性電磁鋼板 | |
| JP7299464B2 (ja) | 方向性電磁鋼板、巻鉄心変圧器用方向性電磁鋼板、巻鉄心の製造方法及び巻鉄心変圧器の製造方法 | |
| US5114501A (en) | Method employing skin-pass rolling to enhance the quality of phosphorous-striped silicon steel | |
| JP5779948B2 (ja) | 方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP2627083B2 (ja) | 低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法 | |
| JP2603170B2 (ja) | 加工性の優れた高磁束密度超低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPH02301571A (ja) | 均一なグラス皮膜を有する方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP2001164344A (ja) | 磁気特性の優れた二方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
| US5041170A (en) | Method employing skin-pass rolling to enhance the quality of phosphorus-striped silicon steel | |
| KR100328032B1 (ko) | 무방향성극박규소강판의제조방법 |