JPS61152672A - ジベンズ〔b,e〕オキセピン誘導体および抗アレルギ−剤 - Google Patents
ジベンズ〔b,e〕オキセピン誘導体および抗アレルギ−剤Info
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- JPS61152672A JPS61152672A JP27992884A JP27992884A JPS61152672A JP S61152672 A JPS61152672 A JP S61152672A JP 27992884 A JP27992884 A JP 27992884A JP 27992884 A JP27992884 A JP 27992884A JP S61152672 A JPS61152672 A JP S61152672A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はジベンズ(b、e)オキセピン誘導体右よびこ
れを有効成分とする医薬品に関する。
れを有効成分とする医薬品に関する。
従来の技術
ジベンズ(b、e)オキセピン酸誘導体としては抗炎症
剤(JlMed、Chem、 21巻、633頁、 1
978年参照)あるいはアレルギー性症状の治療および
制御に使用する方法(米国特許第4.282.365号
参照)が先行技術として知られている。
剤(JlMed、Chem、 21巻、633頁、 1
978年参照)あるいはアレルギー性症状の治療および
制御に使用する方法(米国特許第4.282.365号
参照)が先行技術として知られている。
またジベンズ(b、e)オキセピン誘導体およびこれを
有効成分とする抗アレルギー剤に関する本出願人による
8顆がある(特願昭58−118.009)。
有効成分とする抗アレルギー剤に関する本出願人による
8顆がある(特願昭58−118.009)。
発明が解決しようとする問題点
新規かつ有用な抗アレルギー作用を有する化合物は常に
求められている。
求められている。
本発明は式(1)
〔式中、R’は水素原子あるいは低級アルキル基を表し
、R2は水素原子あるいは炭素数1−3のアルキル基を
表す。R2が水素原子を表すときはR3はS−、−N
HR’ (式中、R4は水素原子あるいは低級アルキ
ル基を表す。)を表し、R2が炭素数1−3のアルキル
基を表すはときはR3はS%NR’R@(式中、R5お
よびR6は同一のもしくは異なる低級アルキル基を表す
。)あるいは4−低級アルキル゛ピペラジ7基を表す。
、R2は水素原子あるいは炭素数1−3のアルキル基を
表す。R2が水素原子を表すときはR3はS−、−N
HR’ (式中、R4は水素原子あるいは低級アルキ
ル基を表す。)を表し、R2が炭素数1−3のアルキル
基を表すはときはR3はS%NR’R@(式中、R5お
よびR6は同一のもしくは異なる低級アルキル基を表す
。)あるいは4−低級アルキル゛ピペラジ7基を表す。
〕で表される(b、e)オキセピン誘導体C以下、化合
物(I)という。
物(I)という。
他の式番号の化合物についても同様〕またはその酸付加
塩もしくは金属塩、およびこれを有効成分とする医薬品
に関する。化合物(I)、その酸付加塩及び金属塩は抗
アレルギー作用などの作用を育する。
塩もしくは金属塩、およびこれを有効成分とする医薬品
に関する。化合物(I)、その酸付加塩及び金属塩は抗
アレルギー作用などの作用を育する。
以下に本発明の詳細な説明する。
式(I)の各基の定義に右いて低級アルキル基としては
炭素数1−6のアルキル基、例えばメチル基、エチル基
、プロピル基等があげられる(4−低級アルキルピペラ
ジノ基の低級アルキルの場合も同様)。また炭素数1−
3のアルキル基としては例えばメチル基、エチル基等が
あげられる。
炭素数1−6のアルキル基、例えばメチル基、エチル基
、プロピル基等があげられる(4−低級アルキルピペラ
ジノ基の低級アルキルの場合も同様)。また炭素数1−
3のアルキル基としては例えばメチル基、エチル基等が
あげられる。
化合物(I)は次の製法によって製造される。
製法A
〔式中、Rsは低級アルキル基を表し、R″が水素を表
すときはR1はS〜N Haを表し、R2が炭素数1−
3(Dフルキル基を表すときハR’ It S %N
RS R@(式中R’によびR@は前記と同意義を表す
。)あるいは4−低級アルキルピペラジノ基を表す。)
化合物(n)と1−2当量の塩化チオニルとを塩化メチ
レン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、エチルエー
テル、テトラヒドロフラン、N、トリメチルホルムアミ
ド等の不活性溶媒中、水冷から室温下に30分間から3
時間反応させる。ついで、反応液そのものに、または塩
化チオニルを過剰に用いた場合には過剰の塩化チオニル
を留去し、必要に応じ前記溶媒を加えた後、化合物(n
)に対し1−5当量の化合物(III)もしくはその酸
付加塩および必要に応じ化合物(II)に対し1−2当
量のトリエチルアミン等の塩基を加えて水冷から用いた
溶媒の沸点の間の適宜な温度で30分間から10時間反
応させることにより化合物(Ia>を得る。
すときはR1はS〜N Haを表し、R2が炭素数1−
3(Dフルキル基を表すときハR’ It S %N
RS R@(式中R’によびR@は前記と同意義を表す
。)あるいは4−低級アルキルピペラジノ基を表す。)
化合物(n)と1−2当量の塩化チオニルとを塩化メチ
レン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、エチルエー
テル、テトラヒドロフラン、N、トリメチルホルムアミ
ド等の不活性溶媒中、水冷から室温下に30分間から3
時間反応させる。ついで、反応液そのものに、または塩
化チオニルを過剰に用いた場合には過剰の塩化チオニル
を留去し、必要に応じ前記溶媒を加えた後、化合物(n
)に対し1−5当量の化合物(III)もしくはその酸
付加塩および必要に応じ化合物(II)に対し1−2当
量のトリエチルアミン等の塩基を加えて水冷から用いた
溶媒の沸点の間の適宜な温度で30分間から10時間反
応させることにより化合物(Ia>を得る。
製法B
(V) (Ic)〔式中、
R1,R1,R4およびR1は前記と同意義を表す。〕
製法Aで得られる化合物(Ib)とi −1,2当量の
無水トリフルオロ酢酸とを塩化メチレン、クロロホルム
、ベンゼン、トルエン、エチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、N、トジメチルホルムアミド等の不活性溶媒中
、必要に応じピリジン、トリエチルアミン等の塩基の存
在下、水冷から室温の適宜な温度で30分間から2時間
反応させることにより化合物(IV)を得る。化合物(
IV)と1当量の水素化ナトリウムとをエチルエーテル
、テトラヒドロフラン等の不活性溶媒中、水冷から室温
で30分から1時間反応させた後、過剰量のヨウ化メチ
ル、ヨウ化エチル等のアルキル化剤を加えさらに室温か
ら用いた溶媒の沸点の間の適宜な温度で30分から3時
間反応させ化合物(、■)を得る。ついで化合物(V)
を水酸化ナトリウム。
R1,R1,R4およびR1は前記と同意義を表す。〕
製法Aで得られる化合物(Ib)とi −1,2当量の
無水トリフルオロ酢酸とを塩化メチレン、クロロホルム
、ベンゼン、トルエン、エチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、N、トジメチルホルムアミド等の不活性溶媒中
、必要に応じピリジン、トリエチルアミン等の塩基の存
在下、水冷から室温の適宜な温度で30分間から2時間
反応させることにより化合物(IV)を得る。化合物(
IV)と1当量の水素化ナトリウムとをエチルエーテル
、テトラヒドロフラン等の不活性溶媒中、水冷から室温
で30分から1時間反応させた後、過剰量のヨウ化メチ
ル、ヨウ化エチル等のアルキル化剤を加えさらに室温か
ら用いた溶媒の沸点の間の適宜な温度で30分から3時
間反応させ化合物(、■)を得る。ついで化合物(V)
を水酸化ナトリウム。
炭酸ナトリウム等の含水エタノール溶液を用いて加水分
解することにより化合物(IC)を得る。
解することにより化合物(IC)を得る。
製法C
(fa) (、Id)〔式中
、R1,l?およびR1は前記と同意義を表す。〕化合
物(Ia)を水酸化ナトリウムの含水エタノール溶液で
加水分解することにより化合物(Id)を得る。
、R1,l?およびR1は前記と同意義を表す。〕化合
物(Ia)を水酸化ナトリウムの含水エタノール溶液で
加水分解することにより化合物(Id)を得る。
上記各製法にふける最終目的物及び中間体の各単離精製
は公知の手法、例えば濾過、有機溶媒、例えば酢酸エチ
ル、塩化メチレン等による抽出、乾燥、濃縮、ついで必
要に応じて再結晶あるいはカラムクロマトグラフィー等
による精製等により行うことができる。また出発物質と
して用いた化合物(II)は例えば特願昭58−118
.009に開示された方法により得ることができる。
は公知の手法、例えば濾過、有機溶媒、例えば酢酸エチ
ル、塩化メチレン等による抽出、乾燥、濃縮、ついで必
要に応じて再結晶あるいはカラムクロマトグラフィー等
による精製等により行うことができる。また出発物質と
して用いた化合物(II)は例えば特願昭58−118
.009に開示された方法により得ることができる。
化合物CI)の塩を得る場合には化合物(I)が塩の形
で得られる場合にはそのまま精製すればよく、また、遊
離の形で得られる場合には、常法により塩を生成させれ
ばよい。
で得られる場合にはそのまま精製すればよく、また、遊
離の形で得られる場合には、常法により塩を生成させれ
ばよい。
化合物(1)の薬理的に許容される酸付加塩としては、
塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩。
塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩。
酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩。
クエン酸塩等の有機酸塩があげられ、金属塩としてはナ
トリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシ
ウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩があげら
れる。
トリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシ
ウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩があげら
れる。
次に、本発明の化合物の具体例を第1表に、その構造を
第2表に示す。
第2表に示す。
第 1 表
第 2 表
s
次に本化合物の抗アレル −作用および急性毒性試験に
ついて説明する。
ついて説明する。
抗アレルギー作用試験
抗アレルギー作用はラット48時間homologou
sPCA (passive cutaneous a
naphlaxis)試験を用いて検討した。なお、実
験動物として、抗血清の採取には体重180〜220g
の1listar系雄性ラ−/トを、PCA試験には体
重120〜140gのWistar系雄性ラットを用い
た。
sPCA (passive cutaneous a
naphlaxis)試験を用いて検討した。なお、実
験動物として、抗血清の採取には体重180〜220g
の1listar系雄性ラ−/トを、PCA試験には体
重120〜140gのWistar系雄性ラットを用い
た。
A)抗EWAラット血清の調製
5totland and 5hareの方法(Can
ad、 J、Physiol。
ad、 J、Physiol。
Phara+aco1.52.1114.1974 )
によって抗卵白アルブミン(EWA)ラット血清を調製
した。すなわち、1■のEWAをaluminutnh
ydroxide ge120■および百日咳ジフテリ
ア破傷風混合ワクチンQ、5a+1と混和し、ラットの
足踵皮下に4分割して投与した。14日後、頚動脈から
採血し、血清を分離して、−80℃にて凍結保存した。
によって抗卵白アルブミン(EWA)ラット血清を調製
した。すなわち、1■のEWAをaluminutnh
ydroxide ge120■および百日咳ジフテリ
ア破傷風混合ワクチンQ、5a+1と混和し、ラットの
足踵皮下に4分割して投与した。14日後、頚動脈から
採血し、血清を分離して、−80℃にて凍結保存した。
この抗血清の48時間hamologous PCAの
力価はl:32であった。
力価はl:32であった。
B)ラットの48時間homologous PCA試
験1群3匹のラットを用い、除毛した背部及内2カ所に
生理食塩液で8倍に希釈した抗EWAラット血清0.0
5m1ずつを注射して受動的に感作した。
験1群3匹のラットを用い、除毛した背部及内2カ所に
生理食塩液で8倍に希釈した抗EWAラット血清0.0
5m1ずつを注射して受動的に感作した。
47時間後に本発明化合物又はその溶液(生理食塩液又
はCMC溶液)を経口投与し、その1時間後、抗原E
W A 2 mgを含む1%エバンスブルー生理食塩液
0.5ml/ 100gを尾静脈内投与した。
はCMC溶液)を経口投与し、その1時間後、抗原E
W A 2 mgを含む1%エバンスブルー生理食塩液
0.5ml/ 100gを尾静脈内投与した。
30分後、動物を放血致死させ、皮膚を剥離して青染邪
の漏出色素量をKatayama らの方法CMicr
obiol、Immunol、 22.89 (197
8))にしたがい測定した。すなわち、青染部をハサミ
で切り取り、INKDHlの1を入れた試験管に入れ、
24時間、37℃でインキュベートした。0.6Nリン
酸・アセトン(5:13)混液9mlを加え、振とう後
、2500 rpω、10分間遠心分離し、上清の62
0μmにおける吸光度を測定し、予め作成した検量線よ
り漏出色素量を定量した。2カ所の平均値をもって1個
体の値とし、次式より各個体別の抑制率を算出した。
の漏出色素量をKatayama らの方法CMicr
obiol、Immunol、 22.89 (197
8))にしたがい測定した。すなわち、青染部をハサミ
で切り取り、INKDHlの1を入れた試験管に入れ、
24時間、37℃でインキュベートした。0.6Nリン
酸・アセトン(5:13)混液9mlを加え、振とう後
、2500 rpω、10分間遠心分離し、上清の62
0μmにおける吸光度を測定し、予め作成した検量線よ
り漏出色素量を定量した。2カ所の平均値をもって1個
体の値とし、次式より各個体別の抑制率を算出した。
抑制率(%)=
なお、抑制率が50%以上の場合をPCA抑制作用陽性
とし、3個体中少なくとも1個体に陽性例が認められる
最少投与量をもって最少有効量(MED)とした。その
結果を第3表に示す。
とし、3個体中少なくとも1個体に陽性例が認められる
最少投与量をもって最少有効量(MED)とした。その
結果を第3表に示す。
急性毒性試験
体重20±1gのdd系雄マウスを1群3匹用い、本発
明にかかわる化合物を経口(po二300mg / k
g )または腹腔内(ip : 100mg/kg)
テ投与した。投与後7日後の死亡状況を観察しMLD
(最少死亡量)値を求めた。その結果を第3表に示す。
明にかかわる化合物を経口(po二300mg / k
g )または腹腔内(ip : 100mg/kg)
テ投与した。投与後7日後の死亡状況を観察しMLD
(最少死亡量)値を求めた。その結果を第3表に示す。
第3表
アレルギー作用を有し、抗喘息薬等の医薬品として有用
である。〜 化合物(I)はその薬理作用にかんがみて、投与目的に
対する各種の製薬形態で使用可能である。
である。〜 化合物(I)はその薬理作用にかんがみて、投与目的に
対する各種の製薬形態で使用可能である。
本発明の製薬組成物は活性成分として、有効な量の化合
物(I)の遊離体またはその酸付加塩もしくは金属塩を
薬理的に許容しうる担体と均一に混合して製造できる。
物(I)の遊離体またはその酸付加塩もしくは金属塩を
薬理的に許容しうる担体と均一に混合して製造できる。
この担体は投与に対して望ましい製剤の形態に応じて、
広い範囲の形態をとることができる。これらの製薬組成
物は、経口的または注射による投与にたいして適する単
位服用形態にあることが望ましい。経口服用形態にある
組成物の調製においては、何らかの有用な薬理的に許容
しうる担体が使用できる。例えば懸濁剤右よびシロップ
剤の如き経口液体調製物は、水、シー−クロース、ソル
ビトール、フラクトースなどの糖類、ポリエチレン、グ
リコール、プロピレングリコールなどのグリコール類、
ゴマ油、オリーブ油。
広い範囲の形態をとることができる。これらの製薬組成
物は、経口的または注射による投与にたいして適する単
位服用形態にあることが望ましい。経口服用形態にある
組成物の調製においては、何らかの有用な薬理的に許容
しうる担体が使用できる。例えば懸濁剤右よびシロップ
剤の如き経口液体調製物は、水、シー−クロース、ソル
ビトール、フラクトースなどの糖類、ポリエチレン、グ
リコール、プロピレングリコールなどのグリコール類、
ゴマ油、オリーブ油。
大豆油などの油類、アルキルパラヒドロキシベンゾエー
トなどの防腐剤、ストロベリーフレーバー。
トなどの防腐剤、ストロベリーフレーバー。
ペパーミントなどのフレーバー類などを使用して製造で
きる。粉剤、先刻、カプセル右よび錠剤は、ラクトース
、グルコース、シェークロース、マニトールなどの賦形
剤、でん粉、アルギン酸ソーダなどの崩壊剤、マグネシ
ウム、ステアレート、タルクなどの滑沢剤、ポリビニル
アルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン
などの結合剤、脂肪酸エステルなどの表面活性剤、グリ
セリン などの可塑剤などを用いて製造できる。錠剤お
よびカプセルは投与が容易であるという理由で最も有用
な単位経口投与剤である。錠剤やカプセルを製造する際
には個体の製薬担体が用いられる。
きる。粉剤、先刻、カプセル右よび錠剤は、ラクトース
、グルコース、シェークロース、マニトールなどの賦形
剤、でん粉、アルギン酸ソーダなどの崩壊剤、マグネシ
ウム、ステアレート、タルクなどの滑沢剤、ポリビニル
アルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン
などの結合剤、脂肪酸エステルなどの表面活性剤、グリ
セリン などの可塑剤などを用いて製造できる。錠剤お
よびカプセルは投与が容易であるという理由で最も有用
な単位経口投与剤である。錠剤やカプセルを製造する際
には個体の製薬担体が用いられる。
また注射用の溶液は、塩溶液、グルコース溶液または塩
水とグルコース溶液の混合物から成る担体を用いて調製
することができる。化合物(I)の有効用量は1〜20
w、g/ kg/dayであり、その投与回数は1日
3〜4回が好ましい。
水とグルコース溶液の混合物から成る担体を用いて調製
することができる。化合物(I)の有効用量は1〜20
w、g/ kg/dayであり、その投与回数は1日
3〜4回が好ましい。
以下に実施例を示す。
実施例1゜
11−ヒドロキシ−6,11−ジヒドロジベンズ〔b。
e〕オキセピン−2−カルボン酸メチル2.7gを塩化
メチレン4 Qmlに溶解し、水冷下、塩化チオニル1
.8gを滴下し、室温で2時間攪拌する。減圧下に濃縮
乾固し、残渣に2−アミノエタンチオール塩酸塩1.7
gおよびN、N−ジメチルホルムアミド5 Qmlを加
え60℃で4時間攪拌する。放冷後、IN−水酸化ナト
リウム水溶液10 Qmlと酢酸エチル15 Qmlを
加え振とう後、水層を棄却する。有機層を水および飽和
食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に
濃縮を行う。
メチレン4 Qmlに溶解し、水冷下、塩化チオニル1
.8gを滴下し、室温で2時間攪拌する。減圧下に濃縮
乾固し、残渣に2−アミノエタンチオール塩酸塩1.7
gおよびN、N−ジメチルホルムアミド5 Qmlを加
え60℃で4時間攪拌する。放冷後、IN−水酸化ナト
リウム水溶液10 Qmlと酢酸エチル15 Qmlを
加え振とう後、水層を棄却する。有機層を水および飽和
食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に
濃縮を行う。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒
酢酸エチル:トリエチルアミン=10 : 1 ’)
に付し、主分画を減圧下に濃縮し、1l−(2−アミノ
エチル)チオ−6,11−ジヒドロジベンズ(b。
酢酸エチル:トリエチルアミン=10 : 1 ’)
に付し、主分画を減圧下に濃縮し、1l−(2−アミノ
エチル)チオ−6,11−ジヒドロジベンズ(b。
e〕オキセピン−2−カルボン酸メチル2.7gを得る
。
。
IR(液膜) : 3370.1?10.1240.
1115cm−’NMR(CDIJ3 、 δpp
ω) : 1.30(s、2H)、 2.23−
2.97(m、4)1)、 3.79(s、3)1)、
4.79および6.32 (q。
1115cm−’NMR(CDIJ3 、 δpp
ω) : 1.30(s、2H)、 2.23−
2.97(m、4)1)、 3.79(s、3)1)、
4.79および6.32 (q。
2H,ABtype>、 4.93(s、1)1)、
6.72(d、IH)、 6.94−7.33(
m、4fl)、 7.65(dd、LH)、 7.
83(d、IH)実施例2゜ 1l−(2−アミノエチル)チオ−6,11−ジヒドロ
ジベンズ(b、e)オキセピン−2−カルボン酸メチル
1.5gをIN水酸化ナトリウム60%エタノール水溶
液15mlに溶かし、1時間半還流を行う。放冷後、減
圧下に濃縮を行い、残渣に水20m1を加え、さらに4
N塩酸を加えpH5に調整する。
6.72(d、IH)、 6.94−7.33(
m、4fl)、 7.65(dd、LH)、 7.
83(d、IH)実施例2゜ 1l−(2−アミノエチル)チオ−6,11−ジヒドロ
ジベンズ(b、e)オキセピン−2−カルボン酸メチル
1.5gをIN水酸化ナトリウム60%エタノール水溶
液15mlに溶かし、1時間半還流を行う。放冷後、減
圧下に濃縮を行い、残渣に水20m1を加え、さらに4
N塩酸を加えpH5に調整する。
室温で一晩放置した後析出した結晶をろ取し、減圧加熱
下に乾燥を行い、1l−(2−アミノエチル)チ、t−
6.11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−2
−カルボン酸(化合物2)1.3gを得る。
下に乾燥を行い、1l−(2−アミノエチル)チ、t−
6.11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−2
−カルボン酸(化合物2)1.3gを得る。
IR(KBr錠剤) : 3370.1610.158
0.1380cm−’このようにしてえられた化合物2
1.2gをインプロパツールl 5a+1に懸濁させ5
.8Mの塩化水素インプロパツール溶液1mlを加える
。室温で放置した後、析出した結晶をろ取し、減圧加熱
下に乾燥を行い化合物2の1塩酸塩(化合物2’)0.
9gを得る。
0.1380cm−’このようにしてえられた化合物2
1.2gをインプロパツールl 5a+1に懸濁させ5
.8Mの塩化水素インプロパツール溶液1mlを加える
。室温で放置した後、析出した結晶をろ取し、減圧加熱
下に乾燥を行い化合物2の1塩酸塩(化合物2’)0.
9gを得る。
融点: 250−253℃
元素分析値 C1−HleosN S CC2として(
%)HN 理論値 5111.03 5.16 3.
98実測値 57.99. 5.29 3.
98実施例3゜ 1l−(2−アミノエチル)チオ−6,11−ジヒドロ
ジベンズ(b、e〕オキセピン−2−カルボン酸メチル
4.5gを塩化メチレン10 Qmlに溶かし、水冷下
、無水トリフルオロ酢酸3.1gを加え、1時間攪拌す
る。反応液を冷却した希重ソウ水に注ぎ、振とう後分液
する。有機層を水で洗った後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下に濃縮を行い1l−(2−トリフルオロア
セチルアミノエチル)チオ−6,11−ジヒドロジベン
ズ(b、a)オキセピン−2−カルボン酸メチル4.8
gを結晶として得る。
%)HN 理論値 5111.03 5.16 3.
98実測値 57.99. 5.29 3.
98実施例3゜ 1l−(2−アミノエチル)チオ−6,11−ジヒドロ
ジベンズ(b、e〕オキセピン−2−カルボン酸メチル
4.5gを塩化メチレン10 Qmlに溶かし、水冷下
、無水トリフルオロ酢酸3.1gを加え、1時間攪拌す
る。反応液を冷却した希重ソウ水に注ぎ、振とう後分液
する。有機層を水で洗った後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下に濃縮を行い1l−(2−トリフルオロア
セチルアミノエチル)チオ−6,11−ジヒドロジベン
ズ(b、a)オキセピン−2−カルボン酸メチル4.8
gを結晶として得る。
IR(KBr錠剤) : 3320.1700.130
0.1180cm”NMR(、口MSO−d、、 δ
ppm”) :2.42−2.83(m、2H)、
3.15−3.62(m、2H)、 3.79(s、
3H)、 4.92および6.2(q。
0.1180cm”NMR(、口MSO−d、、 δ
ppm”) :2.42−2.83(m、2H)、
3.15−3.62(m、2H)、 3.79(s、
3H)、 4.92および6.2(q。
2H9八〇type)、 5.29(s、1)1)、
6.82(d、IH)、 7.30(bs。
6.82(d、IH)、 7.30(bs。
4tl)、 7.68(dd、1tl)、 7.9
8(d、1)1)、 9.30(br、IH)このよ
うにして得られた1l−(2−)リフルオロアセチルア
ミノエチル)チオ−6,11−ジヒドロジベンズ(b、
e)オキセピン−2−カルボン酸メチル4.4gをテト
ラヒドロフラン5Qa+1に溶かした溶液を、水酸化ナ
トリウム0.25gをテトラヒドロフラン200111
1に懸濁させた中へ水冷下滴下する。室温で30分間攪
拌した後、ヨウ化メチル14、6 gを加え、室温で1
時間攪拌する。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に酢酸エ
チル200ffllを加え可溶部分を溶解する。水つい
で飽和食塩水で洗った後、無水硫酸す)Qラムで乾燥後
、減圧下に濃縮を行う。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒n−ヘキサン:酢酸エチル=2
:1)に付し、主分画を減圧下に濃縮し、油状の11−
(2−(N−メチル−N−)リフルオロアセチル)ア
ミノエチルコチオ−6,11−ジヒドロジベンズ(b、
e)オキセピン−2−カルボン酸メチル2.8gを得る
。
8(d、1)1)、 9.30(br、IH)このよ
うにして得られた1l−(2−)リフルオロアセチルア
ミノエチル)チオ−6,11−ジヒドロジベンズ(b、
e)オキセピン−2−カルボン酸メチル4.4gをテト
ラヒドロフラン5Qa+1に溶かした溶液を、水酸化ナ
トリウム0.25gをテトラヒドロフラン200111
1に懸濁させた中へ水冷下滴下する。室温で30分間攪
拌した後、ヨウ化メチル14、6 gを加え、室温で1
時間攪拌する。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に酢酸エ
チル200ffllを加え可溶部分を溶解する。水つい
で飽和食塩水で洗った後、無水硫酸す)Qラムで乾燥後
、減圧下に濃縮を行う。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒n−ヘキサン:酢酸エチル=2
:1)に付し、主分画を減圧下に濃縮し、油状の11−
(2−(N−メチル−N−)リフルオロアセチル)ア
ミノエチルコチオ−6,11−ジヒドロジベンズ(b、
e)オキセピン−2−カルボン酸メチル2.8gを得る
。
NMR(CDCl3 、δppm) : 2.41−3
.12(ff1.5H)。
.12(ff1.5H)。
3、19−3.68(m、 2H)、 3.81(s、
3H)、14.82および6、28 (q、 2H,
八Btype)、 5.02(s、IH)、 6.78
(d、IH)。
3H)、14.82および6、28 (q、 2H,
八Btype)、 5.02(s、IH)、 6.78
(d、IH)。
7.24(s、4H)、 7.62−8.01(m、2
)1)このようにして得られた11− C2−(N−メ
チル−N−トリフルオロアセチル)アミノエチルフチt
−6,11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−
2−カルボン酸メチル2.8gをIN水酸化ナトリウム
60%エタノール水溶液5Qmlに溶解し、1時間20
分還流を行う。放冷後、減圧下に濃縮を行い、残渣に水
5Qnlを加え、さらに4N塩酸を加えpF15に調整
する。室温で放置した後、生じた結晶をろ別する。得ら
れた粗結晶にインプロパツール3Qmlを加え60℃で
30分間攪拌し、放冷後、結晶をろ取し、減圧加熱下に
乾燥を行い、1l−(2−メチルアミノエチル)チオ−
6,11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−2
−カルボン酸(化合物4)1.4gを得る。
)1)このようにして得られた11− C2−(N−メ
チル−N−トリフルオロアセチル)アミノエチルフチt
−6,11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−
2−カルボン酸メチル2.8gをIN水酸化ナトリウム
60%エタノール水溶液5Qmlに溶解し、1時間20
分還流を行う。放冷後、減圧下に濃縮を行い、残渣に水
5Qnlを加え、さらに4N塩酸を加えpF15に調整
する。室温で放置した後、生じた結晶をろ別する。得ら
れた粗結晶にインプロパツール3Qmlを加え60℃で
30分間攪拌し、放冷後、結晶をろ取し、減圧加熱下に
乾燥を行い、1l−(2−メチルアミノエチル)チオ−
6,11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−2
−カルボン酸(化合物4)1.4gを得る。
IR(KBr錠剤) :3370.1610.1585
.1380゜1235cm−’ このようにして得られた化合物41.3gをインプロパ
ツール3Qmlに懸濁させ、5.8Mの塩化水素インプ
ロパツール溶液1,1mlを加え、室温で1時間攪拌す
る。結晶をろ取し、エタノールより再結晶精製を行い、
化合物4の1塩酸塩(化合物4′)1.4gを得る。
.1380゜1235cm−’ このようにして得られた化合物41.3gをインプロパ
ツール3Qmlに懸濁させ、5.8Mの塩化水素インプ
ロパツール溶液1,1mlを加え、室温で1時間攪拌す
る。結晶をろ取し、エタノールより再結晶精製を行い、
化合物4の1塩酸塩(化合物4′)1.4gを得る。
融点 : 243−246℃(分解)元素分析値 C
+sHi。O,N5C1として(%)HN 理論値 59,09 5.51 3.83
実測値 59.48 5.59 3.81
実施例4゜ 1l−(2−(N−メチル−N−)リフルオロアセチル
)アミノエチルコチオ−6,11−ジヒドロジベンズ(
b、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル11.1
gをIN水酸化ナトリウム60%エタノール水溶液12
Qmlに溶解し、室温で1時間攪拌する。反応液に水
ioom+、酢酸エチル300m1を加え振とう後、を
機層と水層に分液する。有機層を水洗後、無水硫酸す)
IJウムで乾燥し、減圧下に濃縮を行う。残渣を短い
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒、酢酸
エチルコトリエチルアミン=10:1)に付し、主分画
を減圧下に濃縮し、油状の1l−(2−メチルアミノエ
チル)チオ−6,11−ジヒドロジベンズ(b、e)オ
キセピン−2−カルボン酸エチル(化合物3)3.7g
を得る。
+sHi。O,N5C1として(%)HN 理論値 59,09 5.51 3.83
実測値 59.48 5.59 3.81
実施例4゜ 1l−(2−(N−メチル−N−)リフルオロアセチル
)アミノエチルコチオ−6,11−ジヒドロジベンズ(
b、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル11.1
gをIN水酸化ナトリウム60%エタノール水溶液12
Qmlに溶解し、室温で1時間攪拌する。反応液に水
ioom+、酢酸エチル300m1を加え振とう後、を
機層と水層に分液する。有機層を水洗後、無水硫酸す)
IJウムで乾燥し、減圧下に濃縮を行う。残渣を短い
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒、酢酸
エチルコトリエチルアミン=10:1)に付し、主分画
を減圧下に濃縮し、油状の1l−(2−メチルアミノエ
チル)チオ−6,11−ジヒドロジベンズ(b、e)オ
キセピン−2−カルボン酸エチル(化合物3)3.7g
を得る。
IR(液膜) :3330.1715.12g0.1
250.1120c+a−’NMR(CDCA 3.δ
ppm) :1.35(t、3H)、 2.35(s、
3H)。
250.1120c+a−’NMR(CDCA 3.δ
ppm) :1.35(t、3H)、 2.35(s、
3H)。
2.21−2.96(m、4)1)、 4JO(Q、2
H)、 4.69 Jiよび5.71(Q、2H,^
atype)、 4.96(S、18)、 6.79(
d、IH)、 7.06−7.41(m、4H)、 7
.74(dd、IH)、 7.9Hd、IH)実施例5
゜ 11−ヒドロキシ−4−メチル−6,11−ジヒドロジ
ベンズ(b、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル5
.0gを塩化メチレン8011に懸濁させ、水冷下塩化
チオニル2.3gを加え、室温で1時間半攪拌する。減
圧下に濃縮乾固し、残渣に2−ジメチルアミンエタンチ
オール塩酸塩3.2gとN、N−ジメチルホルムアミド
55m1を加え、50〜60℃で2時間半攪拌する。I
N=水酸化ナトリウム水溶液200ffllを加え酢酸
エチル200ffllで抽出する。を機層を水、飽和食
塩水の順で洗い、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減
圧下に濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒 酢酸エチルニトリエチルアミン=2
0 : 1 )に付し、主分画を濃縮し、油状の1l−
(2−ジメチルアミノエチル)チオ−4−メチル−6,
11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−2−カ
ルボン酸エチル(化合物5)5.8gを得る。
H)、 4.69 Jiよび5.71(Q、2H,^
atype)、 4.96(S、18)、 6.79(
d、IH)、 7.06−7.41(m、4H)、 7
.74(dd、IH)、 7.9Hd、IH)実施例5
゜ 11−ヒドロキシ−4−メチル−6,11−ジヒドロジ
ベンズ(b、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル5
.0gを塩化メチレン8011に懸濁させ、水冷下塩化
チオニル2.3gを加え、室温で1時間半攪拌する。減
圧下に濃縮乾固し、残渣に2−ジメチルアミンエタンチ
オール塩酸塩3.2gとN、N−ジメチルホルムアミド
55m1を加え、50〜60℃で2時間半攪拌する。I
N=水酸化ナトリウム水溶液200ffllを加え酢酸
エチル200ffllで抽出する。を機層を水、飽和食
塩水の順で洗い、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減
圧下に濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒 酢酸エチルニトリエチルアミン=2
0 : 1 )に付し、主分画を濃縮し、油状の1l−
(2−ジメチルアミノエチル)チオ−4−メチル−6,
11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−2−カ
ルボン酸エチル(化合物5)5.8gを得る。
(R(液膜) :29B0.2940.1?10.13
00.1190cm−’N M R(CDCj!! 3
.δl1l)II+) :1.36(t、3H)、
2.15(s、9H)2.29−2.78(m、4H)
、 4.33(q、2H)、 4.96および6.41
(q、2H,ABtype)、 5.04(s、LH)
、 7.15−7.39(+m、4H)。
00.1190cm−’N M R(CDCj!! 3
.δl1l)II+) :1.36(t、3H)、
2.15(s、9H)2.29−2.78(m、4H)
、 4.33(q、2H)、 4.96および6.41
(q、2H,ABtype)、 5.04(s、LH)
、 7.15−7.39(+m、4H)。
7.69(d、LH)、 7.83(d、LH)このよ
うにして得られた化合物52.3gをインプロパツール
35a+1に溶解し、8Mの塩化水素イソプロパツール
溶液1.5mlを加え室温で攪拌する。
うにして得られた化合物52.3gをインプロパツール
35a+1に溶解し、8Mの塩化水素イソプロパツール
溶液1.5mlを加え室温で攪拌する。
生じた結晶をろ取し、インプロパツールから再結晶精製
を行い、化合物5の1塩酸塩1/4水和物(化合物5’
)2.0gを得る。
を行い、化合物5の1塩酸塩1/4水和物(化合物5’
)2.0gを得る。
融点: 192.5−194℃(分解)元素分析値
C*2HasOaNSC1・1/4)120としてCH
−N 理論値 61,96 6,74 3.28
実測値 61.80 6.85 3.19
実施例6゜ 実施例5で得られる1l−(2−ジメチルアミノエチル
)チオ−4−メチル−6,11−ジヒドロジベンズ(b
、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル(化合物5
) 3.5 gをIN水酸化ナトリウム60%エタノー
ル水溶液4 Qa+1に溶解し、2時間還流する。水3
Qnlを加え、さらに4N塩酸を加えpH5に調整す
る。生じた結晶をろ取し、減圧加熱下に乾燥を行い、1
1− (2−ジメチルアミノエチル)チオ−4−メチル
−6,11−’/ヒドロジベンズ(b、e)オキセピン
−2−カルボン酸(化合物6 ) 3.1 gを得る。
C*2HasOaNSC1・1/4)120としてCH
−N 理論値 61,96 6,74 3.28
実測値 61.80 6.85 3.19
実施例6゜ 実施例5で得られる1l−(2−ジメチルアミノエチル
)チオ−4−メチル−6,11−ジヒドロジベンズ(b
、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル(化合物5
) 3.5 gをIN水酸化ナトリウム60%エタノー
ル水溶液4 Qa+1に溶解し、2時間還流する。水3
Qnlを加え、さらに4N塩酸を加えpH5に調整す
る。生じた結晶をろ取し、減圧加熱下に乾燥を行い、1
1− (2−ジメチルアミノエチル)チオ−4−メチル
−6,11−’/ヒドロジベンズ(b、e)オキセピン
−2−カルボン酸(化合物6 ) 3.1 gを得る。
IR(KBr錠剤) :34QO,1630,1550
,1390゜1220cm−” このようにして得られた化合物62.8gをインプロパ
ツール4Qmlに溶解し、8M塩化水素インプロパツー
ル溶液1.5ml:t−加え室温で攪拌する。
,1390゜1220cm−” このようにして得られた化合物62.8gをインプロパ
ツール4Qmlに溶解し、8M塩化水素インプロパツー
ル溶液1.5ml:t−加え室温で攪拌する。
生じた結晶をろ取し、減圧加熱下乾燥を行い化合物6の
1塩酸塩(化合物6’)3.0gを得る。
1塩酸塩(化合物6’)3.0gを得る。
融点 : 243−244℃(分解)元素分析値 C
2oHzaOsN S C1として(%)CHN’ 理論値 60.98 6.14 3.56実
測値 60.86 6.23 3.34実施
例7゜ 11−ヒドロキシ−4−メチル−6,11−ジヒドロジ
ベンズ(b、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル1
.5 gを塩化メチレン25m1に懸濁し、水冷下塩化
チオニル1.2gを滴下する。水冷下30分間、ついで
室温で1時間攪拌した後、減圧下に濃縮乾固する。残渣
を塩化メチレンl Qmlに溶解し、N−メチルピペラ
ジン2.5gを塩化メチレン201111に溶かした溶
液に室温で加える。室温で2時間攪拌した後、反応液を
希水酸化ナトリウム水溶液ついで水で洗い、無水硫酸す
)IJウムで乾燥した後、減圧下に濃縮する。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒 n−ヘ
キサン:酢酸エチル:トリエチルアミン=20:10:
1)に付し、主分画を濃縮し、4−メチル−11−(4
−メチルピペラジノ)−6,11−ジヒドロジベンズC
b、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル1.3gを
得る。
2oHzaOsN S C1として(%)CHN’ 理論値 60.98 6.14 3.56実
測値 60.86 6.23 3.34実施
例7゜ 11−ヒドロキシ−4−メチル−6,11−ジヒドロジ
ベンズ(b、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル1
.5 gを塩化メチレン25m1に懸濁し、水冷下塩化
チオニル1.2gを滴下する。水冷下30分間、ついで
室温で1時間攪拌した後、減圧下に濃縮乾固する。残渣
を塩化メチレンl Qmlに溶解し、N−メチルピペラ
ジン2.5gを塩化メチレン201111に溶かした溶
液に室温で加える。室温で2時間攪拌した後、反応液を
希水酸化ナトリウム水溶液ついで水で洗い、無水硫酸す
)IJウムで乾燥した後、減圧下に濃縮する。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒 n−ヘ
キサン:酢酸エチル:トリエチルアミン=20:10:
1)に付し、主分画を濃縮し、4−メチル−11−(4
−メチルピペラジノ)−6,11−ジヒドロジベンズC
b、e)オキセピン−2−カルボン酸エチル1.3gを
得る。
fR(KBri!珊) :1710.1295.119
0.1005c11−’NMR(CDCl2.δppm
) : 1.33(t、 3)1)、 2.13(s、
3)1)。
0.1005c11−’NMR(CDCl2.δppm
) : 1.33(t、 3)1)、 2.13(s、
3)1)。
2.17(S、3)1)、 2J3(s、H)、
3.93(s、LH>、 4.27(q。
3.93(s、LH>、 4.27(q。
2H)、 4.77および6.87 (q、 2H,^
Btype)、 7.17(brs、4H)、 7.
65(s、2H)実施例80錠剤 常法により次の組成からなる錠剤を作成する。
Btype)、 7.17(brs、4H)、 7.
65(s、2H)実施例80錠剤 常法により次の組成からなる錠剤を作成する。
1l−(2−メチルアミノエチル)チオ−6,11−ジ
ヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−2−カルボン酸
1塩酸塩(化合物4’) 30■乳糖
60mg馬鈴薯でんぷん
30mgポリビニルアルコール
2a+gステアリン酸マグネシウム
1■タ一ル色素
微 量実施例9. 散剤 常法により次の組成からなる散剤を作成した。
ヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−2−カルボン酸
1塩酸塩(化合物4’) 30■乳糖
60mg馬鈴薯でんぷん
30mgポリビニルアルコール
2a+gステアリン酸マグネシウム
1■タ一ル色素
微 量実施例9. 散剤 常法により次の組成からなる散剤を作成した。
1l−(2−ジメチルアミノエチル)チオ−4−メチル
−6,11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−
2−カルボン酸エチル1塩酸塩1/4水和物(化合物5
’) 30■乳糖
270■実施例10.
シロップ剤 常法により次の組成からなるシロップ剤を作成した。
−6,11−ジヒドロジベンズ(b、e)オキセピン−
2−カルボン酸エチル1塩酸塩1/4水和物(化合物5
’) 30■乳糖
270■実施例10.
シロップ剤 常法により次の組成からなるシロップ剤を作成した。
1l−(2−ジメチルアミノエチル)チオ−4−メチル
−6,11−ジヒドロジベンズ[:b、e) オキセピ
ン−2−カルボン酸1塩酸塩(化合物6′)00mg 精製白糖 40■パラオキ
シ安息呑酸メチル 40mgパラオキシ安息
香酸プロピル 10mgストロベリー・フレー
バー 0.1 ccこれに水を加えて全量1
00ccとする。
−6,11−ジヒドロジベンズ[:b、e) オキセピ
ン−2−カルボン酸1塩酸塩(化合物6′)00mg 精製白糖 40■パラオキ
シ安息呑酸メチル 40mgパラオキシ安息
香酸プロピル 10mgストロベリー・フレー
バー 0.1 ccこれに水を加えて全量1
00ccとする。
発明の効果
化合物(I)並びにその薬理的に許容される酸付加塩お
よび金属塩は抗アレルギー作用を有する。
よび金属塩は抗アレルギー作用を有する。
Claims (2)
- (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1は水素原子あるいは低級アルキル基を表
し、R^2は水素原子あるいは炭素数1−3のアルキル
基を表す。R^2が水素原子を表すときはR^3はS■
NHR^4(式中、R^4は水素原子あるいは低級アル
キル基を表す。)を表し、炭素数1−3のアルキル基を
表すときはR^3はS■NR^5R(式中、R^5およ
びR^6は同一のもしくは異なる低級アルキル基を表す
。)あるいは4−低級アルキルピペラジノ基を表す。〕
で表されるジベンズ〔b,e〕オキセピン誘導体(以下
、化合物( I )という)またはその薬理的に許容され
る酸付加塩もしくは金属塩。 - (2)化合物( I )またはその薬理上許容される酸付
加塩もしくは金属塩を有効成分とする抗アレルギー剤。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27992884A JPS61152672A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | ジベンズ〔b,e〕オキセピン誘導体および抗アレルギ−剤 |
EP85116465A EP0188802A3 (en) | 1984-12-26 | 1985-12-23 | Dibenz (b,e) oxepin derivative and antiallergic agent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27992884A JPS61152672A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | ジベンズ〔b,e〕オキセピン誘導体および抗アレルギ−剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152672A true JPS61152672A (ja) | 1986-07-11 |
Family
ID=17617861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27992884A Pending JPS61152672A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | ジベンズ〔b,e〕オキセピン誘導体および抗アレルギ−剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61152672A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007984A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Sando Kogyosho:Kk | 汎用ヒンジ |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP27992884A patent/JPS61152672A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007984A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Sando Kogyosho:Kk | 汎用ヒンジ |
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