JPS61152502A - 物品自動投入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、物品を搬送する容器に物品を自動的に投入
する装置に関する。

〔従来技術〕

一般に、上記の物品自動投入装置は、自動連続滅菌装置
の搬送容器に物品を投入するのに用いることがある。従
来、物品自動投入装置を備えた自動連続滅菌装置には、
複数の仕切板を有する受皿に、各物品を整列させるため
各仕切板間にそれぞれ物品を収容し、この受皿を数段重
ねて搬送容器内に収容し、滅菌部に搬送するものがあっ
た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような装置では、受皿の各仕切板間に物品
を収容するため、受皿への物品供給装置に物品のピッチ
規正装置を設けねばならない。また、受皿を数段重ねる
ため、段積み装置を設けねばならない。さらに、滅菌部
から出てきた搬送容器から受皿を回収し、物品の投入側
へ戻さなければならないので、受皿回収装置を設けねば
ならない。従って、従来の装置は複雑で力〜つ大型にな
るという問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

このような問題点を解決する手段では、上部を開口させ
た搬送容器を、所定の搬送径路に沿って搬送装置が搬送
する。上記の搬送径路の中途の位置の上方には、溜めホ
ッパが設けられている。この溜めホッパの上部及び下部
は共に開口してあり、七の下部開口には排出ゲートが設
けられている。

溜めホッパの上部開口を被うように水平に受けゲートが
配置されている。この受けゲートは、溜めホッパの上部
開口を開閉するように構成しである。

搬送径路の上記の中途位置の側方に搬送コンベヤが設け
である。この搬送コンベヤは、上面で物品を支持して搬
送しながら、その支持面が受けゲートの上方に向って物
品の搬送速度とほぼ等しい速度で進退するように構成さ
れている。

〔作　用〕 この手段は次のように作用する。今、搬送容器が搬送径
路の中途位置に停止し、溜めホッパの排出ゲートが下部
開口を閉じておシ、受けゲートも溜めホッパの上部開口
を被っているとする。この状態において、搬送コンベヤ
が物品を搬送しながら、その支持面も溜めホッパ側に進
行しているとする。このとき、支持面は搬送速度とほぼ
等しい速度で進行しているので、受けゲート上に物品は
供給されない。支持面が後退するとき、支持面上の物品
は受けゲート上に供給される。この受けゲート上の物品
は、受けゲートの各板状体が溜めホッパ側へ開くことに
よって溜めホッパへ供給される。溜めホッパ内の物品は
、排出ゲートが開くことによって搬送容器に投入される
。

〔実施例〕

この実施例は、第１図に示すように多数の搬送容器２を
有している。これら搬送容器２は、どれも上部を開口さ
せた細長い箱型に形成されておシ、これら搬送容器２は
、その両端部に設けられた搬送用チェ７４，４に一定間
隔を隔てて結合されておシ、この搬送用チェ７４．４に
よって所定の搬送径路に沿って搬送される。これら搬送
容器２の上部開口は、第２図に示すよりに蓋体６．６に
よって被蓋されている。この蓋体６．６は矢印７．７で
示すように回転して、上部開口を開く。

この搬送径路の中途における搬送容器２よりも上方には
溜めホッパ８が設けられている。この溜めホッパ８も、
搬送容器２と同様な箱型に形成されており、上部及び下
部双方が共に開口されている。そして、その下部開口部
には、これを被蓋するように配置した２枚の板状体から
なる排出ゲート１０が設けられている。これら排出ゲー
ト１０は、溜めホッパ８の一端側に設けたシリンダ１２
によって、第２図に矢印１４で示すように回転して、下
部開口を開く。。

溜めホッパ８の上方には、受けゲート１６が設けられて
いる。この受けゲート１６は、溜めホッパ８の上部開口
を被うようにその長さ方向に沿ってかつ第３図に示すよ
うに互いに接して同一水平面上に配置した２枚のゲート
板１６ａ、１６ｂからなる。

これらゲート板１６ａ、１６ｂは、これらゲート板１６
ａ、ｔ６ｂの一端側に設けたシリンダ１８によって第２
図に矢印２０．２０で示すように回Ｉ６：、　Ｌ、溜め
ホッパ８の上部開口を開く。

受けゲート１６の他端側には搬送コンベヤ２２が受けゲ
ート１６よりごくわずか高い位置に設けられている。こ
の搬送コンベヤ２２の後側プーリ２４は、駆動モータ２
６に駆動軸２８を介して結合されている。

駆動軸２８の回転は、ベルト３０を介して回転軸３２に
伝達される。この回転軸３２にはハート型のカム３４が
取付けられている。このカム３４に中央部を回転自在に
支持したベルクランク３６の一端が当接しておシ、他端
はスプリング３８によって後側プーリ２４側に牽引され
ると共に、腕４０によって前側プーリ４２に結合されて
いる。従って、この搬送コンベヤ２２は、七のベルト４
４が後側プーリ２４側から前側プーリ４２側へ走行する
と共に、受けゲート１６の上方へ進退する。なお％４５
．４６．４８は、シリンダ１２．１８を制御するための
カムスイッチで、回転軸３２に結合されている。

この実施例は次のように動作する。今、搬送容器２は、
溜めホッパ８の下側に停止すると共に、その蓋体６．６
が開き、溜めホッパ８の排出ゲート１０が閉じられ、受
けゲート１６はゲート板１６ａ。

１６ｂが同一水平面上に位置し、搬送コンベヤ２２の前
側プーリ４２は、受けゲート１６の他端部側に位置し、
そのベルト４４上には第５図（ａ）に示すように７つの
物品５０ａ乃至５０ｇが載っているとする。

１６の上方に進行する。このとき、ベルト４４の走行速
度と、前側プーリ４２の進行速度はほぼ等しいので、同
図（ｂ）に示すように受けゲート１６上に物品は供給さ
れないが、同図（ｂ）、（Ｃ）に示すように新たに物品
５０ｈ　、　５０ｉ　、　５０ｊが別の搬送装置（図示
せず）によってベルト４４上に載せられる。やがて、前
側グーリ４２は、所定位置まで前進した後に後退を開始
し、同図（ｄ）に示すように受けゲート１６上に物品５
０ａ乃至５０ｄを順に供給する。この間に、ベルト４４
上には祈念に物品５０ｋ　、　５０１！、５０ｍが載せ
られる。そして、同図（ｅ）に示すように、前側プーリ
４２が受けゲート１６の他端部まで後退し、さらに物品
５０ｅ乃至５０ｇが受けゲート１６に供給されると、受
けゲート１６のゲート板１６ａ、１６ｔ）は第２図に矢
印２０．２０で示すように下方に開き、物品５０ａ乃至
５０ｇを溜めホッパ８に供給する。開いたゲート板１６
ａ’−１６ｂは閉じ、搬送コンベヤ２２は再び前進を開
始する。溜めホッパ８は、排出ゲート１０を第２図に矢
印１４で示すように開き、物品５０ａ乃至５０ｇを搬送
容器２に供給し、排出ゲート１０は閉じる。この間に、
搬送コンベヤ２２は後退し、受けゲート１６上には新た
な物品が供給されており、受けゲート１６は再び開き、
新たな物品は溜めホッパ８に供給される。再び溜めホッ
パ８の排出ゲート１０が開き、搬送容器２に新たな物品
が供給される。すなわち、搬送容器２内には物品が段積
みされる。以下、同様にして搬送容器２内に物品が数段
にわたって段積みされると、搬送容器２がチェノ４．４
によって搬送され、別の搬送容器２が溜めホッパ８の下
方に移動してくる。そして、上述したのと同様にして、
別の搬送容器２内に物品が供給される。

〔効　果〕

この発明によれば、搬送コンベヤの高さ位置と、受けゲ
ートの高さ位置とは、ごくわずかな差しかないので、受
けゲート上に物品は整列状態で並ぶ。

例えば、受けゲートを設けずに搬送コンベヤから溜めホ
ッパに直接に物品を供給すると、各物品−は放物線を描
いて溜めホッパに入り、物品がどちらを向いて倒れるか
は不明で、各物品を整列させることはできない。しかし
、この発明では、上述したように整列させることができ
、受けゲート及び排出ゲートを開くことにより、整列状
態のまま搬送容器に物品を供給できる。従って、従来の
ものと異なり、仕切板を有する受皿やピッチ規正装置や
受皿回収装置が不要であり、装置を小型、簡略化できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の１実施例の概略構成を示す斜視図、
第２図は同実施例の側面図、第３図は同実施例の部分省
略平面図、第４図は同実施例の部分省略正面図、第５図
は同実施例に用いた搬送コンベヤの動作説明図である。 ２・・・搬送容器、４・・・チェノ（搬送装置）、８・
・・溜めホッパ、１０・・・排出ゲート、１６・・・受
けゲート、２２・・・搬送コンベヤ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の搬送径路に沿って搬送装置によって搬送さ
   れるように構成されると共に上部を開口させた搬送容器
   と、上記搬送径路の中途位置の上方に設けられており上
   部及び下部双方を開口しその下部開口を開閉するように
   排出ゲートを設けた溜めホッパと、この溜めホッパの上
   部開口の上方にこれを被うように水平にかつ上記上部開
   口を開閉するように設けた受けゲートと、上記搬送径路
   の中途位置の側方における上記受けゲートよりも幾分上
   方の位置に設けられており上面で物品を支持して搬送し
   ながらその支持面が上記物品の搬送速度とほぼ等しい速
   度で上記受けゲート上に進退する搬送コンベヤとを、備
   える物品自動投入装置。