JPS6115210B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115210B2 JPS6115210B2 JP12322078A JP12322078A JPS6115210B2 JP S6115210 B2 JPS6115210 B2 JP S6115210B2 JP 12322078 A JP12322078 A JP 12322078A JP 12322078 A JP12322078 A JP 12322078A JP S6115210 B2 JPS6115210 B2 JP S6115210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piles
- conduit
- pile
- friction
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 7
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Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は既製基礎くいの施工方法に関し、そ
の目的は施工過程においてはくいと土壌との摩擦
を減少することにより沈設を容易とし、かつ沈設
後はネガテイブフリクシヨンを低減させうる施工
方法を提供することにある。
の目的は施工過程においてはくいと土壌との摩擦
を減少することにより沈設を容易とし、かつ沈設
後はネガテイブフリクシヨンを低減させうる施工
方法を提供することにある。
従来ネガテイブフリクシヨンを低減する基礎く
いの施工方法としてアスフアルト被覆工法、二重
管工法等がある。ところでそのアスフアルト被覆
工法は既製くいに表面処理を施こしアスフアルト
を所要厚さ被覆したくいを沈設し、くいに作用す
るネガテイブフリクシヨンを低減しようとするも
のである。しかしながら、既製くいは重量物であ
るために取り扱いは手間取り、アスフアルト被覆
作業は繁雑を極める。
いの施工方法としてアスフアルト被覆工法、二重
管工法等がある。ところでそのアスフアルト被覆
工法は既製くいに表面処理を施こしアスフアルト
を所要厚さ被覆したくいを沈設し、くいに作用す
るネガテイブフリクシヨンを低減しようとするも
のである。しかしながら、既製くいは重量物であ
るために取り扱いは手間取り、アスフアルト被覆
作業は繁雑を極める。
また輸送時や沈設時にアスフアルトの剥離等の
損傷が発生し易く、夏場には置場での“だれによ
る被覆厚の変化等があり、基礎くいの沈設完了ま
でにアスフアルトが被覆時の原形を保持する確率
は大きくない。一方、二重管工法は大小の鋼管く
いを同軸芯上に沈設し、外側の大径鋼管でネガテ
イブフリクシヨンを吸収し、内側の小径鋼管で鉛
直耐力を発現させる工法であるが、材料費および
施工時間が大幅に増大し不経済となる。
損傷が発生し易く、夏場には置場での“だれによ
る被覆厚の変化等があり、基礎くいの沈設完了ま
でにアスフアルトが被覆時の原形を保持する確率
は大きくない。一方、二重管工法は大小の鋼管く
いを同軸芯上に沈設し、外側の大径鋼管でネガテ
イブフリクシヨンを吸収し、内側の小径鋼管で鉛
直耐力を発現させる工法であるが、材料費および
施工時間が大幅に増大し不経済となる。
この発明は前記従来の施工法の問題点を解消す
べく開発した工法で以下その詳細を実施例によつ
て説明する。
べく開発した工法で以下その詳細を実施例によつ
て説明する。
中空くいの本体1の先端部にはフリクシヨンカ
ツター部2が前記本体1より大径に形成してあ
る。また本体1に沿つて導管3がバンド4によつ
て取付けてある。この導管3の先端には、フリク
シヨンカツター部2とくい本体との間に本体1を
囲む導管リング5が設けてある。そして導管リン
グ5には多数のグラウト材等の噴出口6が上方に
開口するように穿設してある。沈設作業中に前記
導管3および導管リング5を通じ、噴出口6より
空気、水あるいは非固結性のグラウト材、すなわ
ち流体をくいに沿わせ上方へ噴出させ、くい本体
1の全周面と土壌との摩擦抵抗をカツトする。く
いの沈設作業中空気、水を噴出させた場合はくい
の沈設後改めて噴出口6より非固結性のグラウト
材を注入し、くいと土壌との空隙層Aに充填す
る。この非固結性のグラウト材によりネガテイブ
フリクシヨンは大幅に低減される。
ツター部2が前記本体1より大径に形成してあ
る。また本体1に沿つて導管3がバンド4によつ
て取付けてある。この導管3の先端には、フリク
シヨンカツター部2とくい本体との間に本体1を
囲む導管リング5が設けてある。そして導管リン
グ5には多数のグラウト材等の噴出口6が上方に
開口するように穿設してある。沈設作業中に前記
導管3および導管リング5を通じ、噴出口6より
空気、水あるいは非固結性のグラウト材、すなわ
ち流体をくいに沿わせ上方へ噴出させ、くい本体
1の全周面と土壌との摩擦抵抗をカツトする。く
いの沈設作業中空気、水を噴出させた場合はくい
の沈設後改めて噴出口6より非固結性のグラウト
材を注入し、くいと土壌との空隙層Aに充填す
る。この非固結性のグラウト材によりネガテイブ
フリクシヨンは大幅に低減される。
なおグラウト材としてはベントナイト溶液、歴
青材等が使用される。
青材等が使用される。
この発明は以上の構成からなり、くいの沈設後
においてくいと土壌との間の空隙層に非固結性グ
ラウト材が充満され、それがくいに作用し、特に
軟弱地盤等において地盤を通して支持層に達して
いるくい周辺の地盤が圧密沈下した際にくい周辺
に下向きに働く摩擦力、すなわちネガテイブフリ
クシヨンを大幅に低減することになり、くいの鉛
直耐力が大きくなる。またグラウト材の量は前記
空隙層を満たす程度でよいので少量で済み、経済
的であり、かつ泥水による二次公害の発生がな
い。
においてくいと土壌との間の空隙層に非固結性グ
ラウト材が充満され、それがくいに作用し、特に
軟弱地盤等において地盤を通して支持層に達して
いるくい周辺の地盤が圧密沈下した際にくい周辺
に下向きに働く摩擦力、すなわちネガテイブフリ
クシヨンを大幅に低減することになり、くいの鉛
直耐力が大きくなる。またグラウト材の量は前記
空隙層を満たす程度でよいので少量で済み、経済
的であり、かつ泥水による二次公害の発生がな
い。
なおグラウト材の導管はくいに沿つて取付けら
れるので従来のくいをそのまま使用でき、また導
管の接続も容易である。
れるので従来のくいをそのまま使用でき、また導
管の接続も容易である。
第1図はこの工法において使用するくいの斜視
図、第2図は施工状態の断面図である。 1……くい本体、2……フリクシヨンカツター
部、3……導管、4……バンド、5……導管リン
グ、6……噴出口、A……空隙層。
図、第2図は施工状態の断面図である。 1……くい本体、2……フリクシヨンカツター
部、3……導管、4……バンド、5……導管リン
グ、6……噴出口、A……空隙層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 既設中空くいの先端部にくい本体より大径の
フリクシヨンカツター部を設け、且つくい本体に
沿つて、導管を取付けるとともに、この導管の先
端にくい本体を囲む多数の上向きの噴出口が穿設
してある導管リングを前記フリクシヨンカツター
部とくい本体との間の段部に連設して設けてなる
既製中空くいとして導管に沿わせた中空くいを所
要深さまで前記フリクシヨンカツター部により、
くいと土壌との摩擦を切り、中掘掘削沈設しつ
つ、あるいは沈設後に前記導管リングの噴出口か
ら非固結性グラウト材をくいと土壌との空隙に噴
出充填して、くいと土壌とのネガテイブフリシヨ
ンを低減させてなることを特徴とする基礎くいの
施工方法。 2 くいの外周に非固結性グラウト材の注入導管
を沿わせてなる特許請求の範囲第1項記載の基礎
くいの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12322078A JPS5552427A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Method of installing foundation pile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12322078A JPS5552427A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Method of installing foundation pile |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5552427A JPS5552427A (en) | 1980-04-16 |
JPS6115210B2 true JPS6115210B2 (ja) | 1986-04-23 |
Family
ID=14855165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12322078A Granted JPS5552427A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Method of installing foundation pile |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5552427A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1018792C2 (nl) * | 2001-08-21 | 2003-02-24 | Colijn Beheer Bv | Werkwijze voor het vervaardigen van een funderingspaal, alsmede een holle buis ten gebruike bij deze werkwijze. |
CN104372795B (zh) * | 2014-11-05 | 2016-05-04 | 温州市交通规划设计研究院 | 一种消除软土地基桩基负摩阻力的装置及施工方法 |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP12322078A patent/JPS5552427A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5552427A (en) | 1980-04-16 |
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