JPS6115187Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115187Y2 JPS6115187Y2 JP1981056007U JP5600781U JPS6115187Y2 JP S6115187 Y2 JPS6115187 Y2 JP S6115187Y2 JP 1981056007 U JP1981056007 U JP 1981056007U JP 5600781 U JP5600781 U JP 5600781U JP S6115187 Y2 JPS6115187 Y2 JP S6115187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- wall
- stile
- sash
- falling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、障子を引違い式に嵌挿するサツシ
において、サツシ枠に嵌挿する障子を開閉時に外
れないようにした障子の脱落防止装置に関する。
において、サツシ枠に嵌挿する障子を開閉時に外
れないようにした障子の脱落防止装置に関する。
従来の引違い障子式サツシは、サツシ杆に内外
障子を単に嵌挿するのみであつたため、下枠に異
物が挿入していた場合、障子が異物に乗り上げて
サツシから外れる不都合があつた。これを防止す
るために障子の嵌挿後、上枠に障子脱落防止用の
ブロツクを取付けていた。しかしブロツクにて障
子の脱落を防止していたのでは、障子を嵌挿する
毎にブロツクも着脱しなければならないし、ブロ
ツクの着脱は需要者において簡単に成し得ない不
都合があつた。
障子を単に嵌挿するのみであつたため、下枠に異
物が挿入していた場合、障子が異物に乗り上げて
サツシから外れる不都合があつた。これを防止す
るために障子の嵌挿後、上枠に障子脱落防止用の
ブロツクを取付けていた。しかしブロツクにて障
子の脱落を防止していたのでは、障子を嵌挿する
毎にブロツクも着脱しなければならないし、ブロ
ツクの着脱は需要者において簡単に成し得ない不
都合があつた。
そこでこの考案は、障子に工夫を凝し、脱落防
止ブロツクを用いずに障子を外れないようにした
ものである。
止ブロツクを用いずに障子を外れないようにした
ものである。
次に本案障子脱落防止装置の構造を実施例の図
面により説明すれば、内障子２と外障子３を引違
い式に嵌挿するサツシにおいて、内外障子２，３
の上框２１，３１に、サツシ上枠１１より垂下し
ている障子案内壁１６，１６に密接するタイト材
Ｔ１．Ｔ１を、又内外障子２，３の下框２３，２
３に、サツシ下枠１２より上方に突出しているレ
ール１７，１７に密接するタイト材Ｔ２，Ｔ２を
取付ける一方、内外障子２，３の戸当框２３，２
３に、縦枠１３，１４の突条１８，１９に密接す
るタイト材Ｔ３，Ｔ３を、又障子召合框２４と外
障子召合框３４の相対向部に、対向召合框に密接
するシール材Ｓを取付け、且つ内障子上框２１の
外側壁２６に、外側壁２６の上端より外障子３の
室内側上方まで突出する外向壁２７を設け、該外
向壁２７戸当り側より一部切欠２８するものであ
る。
面により説明すれば、内障子２と外障子３を引違
い式に嵌挿するサツシにおいて、内外障子２，３
の上框２１，３１に、サツシ上枠１１より垂下し
ている障子案内壁１６，１６に密接するタイト材
Ｔ１．Ｔ１を、又内外障子２，３の下框２３，２
３に、サツシ下枠１２より上方に突出しているレ
ール１７，１７に密接するタイト材Ｔ２，Ｔ２を
取付ける一方、内外障子２，３の戸当框２３，２
３に、縦枠１３，１４の突条１８，１９に密接す
るタイト材Ｔ３，Ｔ３を、又障子召合框２４と外
障子召合框３４の相対向部に、対向召合框に密接
するシール材Ｓを取付け、且つ内障子上框２１の
外側壁２６に、外側壁２６の上端より外障子３の
室内側上方まで突出する外向壁２７を設け、該外
向壁２７戸当り側より一部切欠２８するものであ
る。
図中５はサツシ下枠１２の目皿中央部に取付け
る風雨の吸込み防止ブロツク。
る風雨の吸込み防止ブロツク。
本案の障子脱落防止装置は上記構造であるか
ら、予め内外障子２，３を構成する上框２１，３
１と下框２２，３２、及び戸当框２３，２３に
夫々タイト材Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３に嵌合溝を一体成
形すると共に、内障子上框２１の外側壁２６に、
外側壁２６より室外側に突出する外向壁２７を一
体成形しておき、且つ内外障子２，３の召合框２
４，３４にシール材Ｓの嵌合部を形成しておく。
ら、予め内外障子２，３を構成する上框２１，３
１と下框２２，３２、及び戸当框２３，２３に
夫々タイト材Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３に嵌合溝を一体成
形すると共に、内障子上框２１の外側壁２６に、
外側壁２６より室外側に突出する外向壁２７を一
体成形しておき、且つ内外障子２，３の召合框２
４，３４にシール材Ｓの嵌合部を形成しておく。
上記框材にて内外障子２，３を組立構成するる
際、内障子上框２３に設けた外向壁２７の戸当側
を一部切欠２８しておき、サツシ枠１に室内側よ
り内外障子２，３を嵌挿するには、先ず外障子３
を嵌挿し、この外障子３を開放側に引き寄せ、外
障子３の召合框３を開放側に引き寄せ、外障子３
の召合框３４が縦枠１４側に、戸当框３３がサツ
シ枠１の中央部に位置するようにした後、内障子
２を外障子３の閉鎖側より嵌合し、即ち内障子召
合框２４が縦枠１３側に、戸当框２３がサツシ枠
１の中央部に位置するようにして嵌挿すれば、内
障子２の上框２１より室外側に突出した外向壁２
７は、戸当側で切欠２８されているため、先に嵌
挿した外障子３に触れることなく嵌挿し得る。
際、内障子上框２３に設けた外向壁２７の戸当側
を一部切欠２８しておき、サツシ枠１に室内側よ
り内外障子２，３を嵌挿するには、先ず外障子３
を嵌挿し、この外障子３を開放側に引き寄せ、外
障子３の召合框３を開放側に引き寄せ、外障子３
の召合框３４が縦枠１４側に、戸当框３３がサツ
シ枠１の中央部に位置するようにした後、内障子
２を外障子３の閉鎖側より嵌合し、即ち内障子召
合框２４が縦枠１３側に、戸当框２３がサツシ枠
１の中央部に位置するようにして嵌挿すれば、内
障子２の上框２１より室外側に突出した外向壁２
７は、戸当側で切欠２８されているため、先に嵌
挿した外障子３に触れることなく嵌挿し得る。
上記手段にて嵌挿した内障子２，３は、内障子
２の嵌挿態以外、内障子上框２１に設けた外向壁
２７が外障子３の上方まで突出しているため、外
障子３が異物等に乗り上げて上上昇しようとして
も、外障子３の上方に突出している内障子２の外
向壁２７に当接するため、外障子３の上昇は阻止
されて外れることがない。又内障子２は上昇して
レール１７より外れることは可能であるが、レー
ル１７より上昇して外れた内障子２が自重によつ
て降下した際、内障子上框２１より室内側に突出
している外向壁２７が、外障子３の上端に載置係
止するため、それ以上降下して外れることがな
い。又内障子２の上框２１に設けた外向壁２７
は、外障子上框３１の上方に突出するものである
から、内障子２，３の開閉走行には何らの支障も
ないし、内外障子２，３に取付けたガラスＧが破
損した場合、内外障子２，３を内障子２の嵌挿状
態にし、外障子３を内障子上框２１に設けた外向
壁２７の切欠２８側に位置することによつて、従
来通り内外障子２，３を取外すこともできる。
２の嵌挿態以外、内障子上框２１に設けた外向壁
２７が外障子３の上方まで突出しているため、外
障子３が異物等に乗り上げて上上昇しようとして
も、外障子３の上方に突出している内障子２の外
向壁２７に当接するため、外障子３の上昇は阻止
されて外れることがない。又内障子２は上昇して
レール１７より外れることは可能であるが、レー
ル１７より上昇して外れた内障子２が自重によつ
て降下した際、内障子上框２１より室内側に突出
している外向壁２７が、外障子３の上端に載置係
止するため、それ以上降下して外れることがな
い。又内障子２の上框２１に設けた外向壁２７
は、外障子上框３１の上方に突出するものである
から、内障子２，３の開閉走行には何らの支障も
ないし、内外障子２，３に取付けたガラスＧが破
損した場合、内外障子２，３を内障子２の嵌挿状
態にし、外障子３を内障子上框２１に設けた外向
壁２７の切欠２８側に位置することによつて、従
来通り内外障子２，３を取外すこともできる。
尚考案の具体的な実施にあつては、上記実施例
に限定されるものではなく、内障子上框２１に設
ける内向壁２７を外障子３に形成し、即ち外障子
上框３１の上端に内障子上框２１の室外側上方ま
で突出する内向壁を設けても、同様の目的を達す
ることができるし、サツシ枠１と内外障子２，３
の具体的な形状構造等は、この考案の要旨に反し
ない限り適宜変更可能である。
に限定されるものではなく、内障子上框２１に設
ける内向壁２７を外障子３に形成し、即ち外障子
上框３１の上端に内障子上框２１の室外側上方ま
で突出する内向壁を設けても、同様の目的を達す
ることができるし、サツシ枠１と内外障子２，３
の具体的な形状構造等は、この考案の要旨に反し
ない限り適宜変更可能である。
従つて本案の障子脱落防止装置は、内障子の上
框に外向壁を一体成形しておき、その外向壁の戸
当側を一部切欠するだけで、内外障子を脱落しな
いようにするものであるから、障子脱落防止装置
の構造が実に簡単で加工も容易であると共に、内
障子上框に脱落防止用の外向壁を突設するもので
あつても、内外障子の開閉走行には何らの支障も
ないし、サツシ枠や障子の外観を損なうこともな
く、しかも内外障子を従来通り室内側より嵌脱す
るおともできる。又本案は内外障子を嵌挿するだ
けで、内外障子の脱落を防止し得るため、内外障
子の嵌挿後に脱落防止ブロツクを取付ける従来サ
ツシに比較して、その取扱いが実に簡便である
し、需要者においても内外障子を嵌脱し得るばか
りか、特に鉛筆や消しゴム等の異物を落し、その
異物が下枠に挿入することの多い学校用サツシの
障子脱落防止装置として最適である等、本案は引
違い式に嵌挿する障子の脱落防止装置として実用
面に顕著な効果を泰するものである。
框に外向壁を一体成形しておき、その外向壁の戸
当側を一部切欠するだけで、内外障子を脱落しな
いようにするものであるから、障子脱落防止装置
の構造が実に簡単で加工も容易であると共に、内
障子上框に脱落防止用の外向壁を突設するもので
あつても、内外障子の開閉走行には何らの支障も
ないし、サツシ枠や障子の外観を損なうこともな
く、しかも内外障子を従来通り室内側より嵌脱す
るおともできる。又本案は内外障子を嵌挿するだ
けで、内外障子の脱落を防止し得るため、内外障
子の嵌挿後に脱落防止ブロツクを取付ける従来サ
ツシに比較して、その取扱いが実に簡便である
し、需要者においても内外障子を嵌脱し得るばか
りか、特に鉛筆や消しゴム等の異物を落し、その
異物が下枠に挿入することの多い学校用サツシの
障子脱落防止装置として最適である等、本案は引
違い式に嵌挿する障子の脱落防止装置として実用
面に顕著な効果を泰するものである。
第１図は本案防止装置を備えたサツシの縦断面
図、第２図はその横断面図、第３図と第４図は外
障子と脱落防止用の外向壁を設けた内障子の関係
を示す上部斜視図、第３図は内外障子の開閉途中
の状態を示し、第４図は内外障子の嵌脱時の状態
を示す。第５図は吹き込み防止ブロツクの斜視図
である。 １……サツシ枠、１１……上枠、１２……下
枠、１３，１４……縦枠、１６……障子案内壁、
１７……レール、１８，１９……突条、２……内
障子、３……外障子、２１，３１……上框、２
２，２３……下框、２３，３３……戸当框、２
４，３４……召合框、２６……外側壁、２７……
外向壁、２８……切欠、５……吹き込み防止ブロ
ツク、Ｇ……ガラス、Ｓ……シール材、Ｔ１，Ｔ
２，Ｔ３……タイト材。
図、第２図はその横断面図、第３図と第４図は外
障子と脱落防止用の外向壁を設けた内障子の関係
を示す上部斜視図、第３図は内外障子の開閉途中
の状態を示し、第４図は内外障子の嵌脱時の状態
を示す。第５図は吹き込み防止ブロツクの斜視図
である。 １……サツシ枠、１１……上枠、１２……下
枠、１３，１４……縦枠、１６……障子案内壁、
１７……レール、１８，１９……突条、２……内
障子、３……外障子、２１，３１……上框、２
２，２３……下框、２３，３３……戸当框、２
４，３４……召合框、２６……外側壁、２７……
外向壁、２８……切欠、５……吹き込み防止ブロ
ツク、Ｇ……ガラス、Ｓ……シール材、Ｔ１，Ｔ
２，Ｔ３……タイト材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 内外障子２，３を引違い式に嵌挿するサツシ
において、内障子上框２１の外側壁２６に、外
側壁２６より外障子３の室内側上方まで突出す
る外向壁２７を設けた障子の脱落防止装置。 ２ 内障子上框２１に一体成形する外向壁２７の
戸当側に切欠２８を設けた実用新案登録請求の
範囲第１項に記載の障子の脱落防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981056007U JPS6115187Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981056007U JPS6115187Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57168686U JPS57168686U (ja) | 1982-10-23 |
| JPS6115187Y2 true JPS6115187Y2 (ja) | 1986-05-12 |
Family
ID=29852526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981056007U Expired JPS6115187Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115187Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5274647U (ja) * | 1975-12-02 | 1977-06-03 |
-
1981
- 1981-04-17 JP JP1981056007U patent/JPS6115187Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5274647U (ja) * | 1975-12-02 | 1977-06-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57168686U (ja) | 1982-10-23 |
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