JPS6115114Y2 - - Google Patents

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JPS6115114Y2
JPS6115114Y2 JP14687382U JP14687382U JPS6115114Y2 JP S6115114 Y2 JPS6115114 Y2 JP S6115114Y2 JP 14687382 U JP14687382 U JP 14687382U JP 14687382 U JP14687382 U JP 14687382U JP S6115114 Y2 JPS6115114 Y2 JP S6115114Y2
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JP
Japan
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sludge
tank
valve
water treatment
overwater
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JP14687382U
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JPS5951888U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、浄化槽等の汚泥水を浄化槽等の所在
の場所において固液分離し、分離された汚泥を汚
水処理場に運搬する汚泥水処理車に関するもの
で、特に汚水処理場における上記汚泥の排出作業
を容易とした浄化槽等の汚泥水処理車を提供する
ものである。
即ち、本考案の浄化槽等の汚泥水処理車は、浄
化槽等の汚泥水を固液分離する過装置と、該
過装置に開閉弁を介して連通し且つ汚泥排出パイ
プ及び別の開閉弁を介して大気中に開放する汚泥
タンクと、該汚泥タンクの内圧を加圧又は減圧す
る加圧減圧装置とを少なくとも備え、上記加圧減
圧装置を作動させ且つ上記両開閉弁を開閉させ
て、上記過装置により分離された汚泥を上記汚
泥タンク内に吸引すると共に吸引した汚泥を上記
排出パイプを介して圧出するように構成したもの
である。
以下、本考案の一実施例を図面とともに説明す
る。
第1図は本考案の汚泥水処理車に於ける真空配
管系統図を示すもので、同図において、21は四
方切換弁で、その接続端子a,b間に真空ポンプ
22を接続してあり、これらを主体として、加圧
減圧装置Aを構成してある。尚、23はオイルセ
パレーター、24は空気安全弁である。加圧減圧
装置Aについて詳述すると、四方切換弁21の接
続端子c,dにはそれぞれパイプ25,26を接
続してあり、真空ポンプ22を作動させ且つ四方
切換弁21を切換えることにより、パイプ25,
26の一方を加圧し他方を減圧することができる
ようにしてある。パイプ25はそれぞれ開閉弁2
7及び28を介してそれぞれ汚泥水処理タンク1
及び過水タンク5に連通してあり、又開閉弁2
8及び29を介し汚泥タンク6に連通してある。
又パイプ26は三方切換弁30を介して汚泥水処
理タンク1に連通してある。三方切換弁30は圧
力調整バルプとして機能する。そして又過水タ
ンク5と汚泥タンク6とは開閉弁31を介して連
通してある。尚32,33はエアークリーナーで
ある。
又、第2図は本考案の汚泥水処理車における液
配管系統図を示すもので、同図において1は内部
に撹拌機構1′を有する汚泥水処理タンク、5は
過水タンク、6は汚泥タンク、7は過装置、
8は過水受部、9は汚泥受部、10はホースリ
ール、11はホースリール10に巻かれた吸排水
ホースであり、過装置7は内側面に汚泥押出用
の螺旋プレード70を固設した横型の回転式スク
リーン筒71で構成してある。そして、前記汚泥
水処理タンク1は開閉弁12,13を介して吸排
水ホース11に、又開閉弁12,14を介して
過装置7にそれぞれ連通させてある。又、過水
タンク5は開閉弁15,13を介して吸排水ホー
ス11に、又開閉弁16を介して過水受部8に
それぞれ連通させてある。又汚泥タンク6は開閉
弁17を介して汚泥受部9に連通してあり、且つ
開閉弁18及び汚泥排出パイプ34を介して大気
中に開放してある。又、19はポンプ20は開閉
弁で、これらは過水受部8と吸排水ホース11
との間に直列に接続してある。
又、第3図は本考案の汚泥水処理車の凝集剤液
配管系統図を示すもので、汚泥水処理タンク1に
はそれぞれ開閉弁2a,2dを介し3個の凝集剤
液タンク3a,3b,3cを連通させてある。実
施例について更に詳述すると、上記凝集剤液タン
ク3a,3b,3cは、何れもポリエチレン製タ
ンクで構成してあり、凝集剤液タンク3aは開閉
弁2a及び流量計4を介し汚泥水処理タンク1に
連通させてあり、又凝集剤液タンク3bは開閉弁
2b及び上記流量計を介し汚泥水処理タンク1に
連通させてある。そして凝集剤液タンク3cは凝
集剤液タンク3bに連通させてあり、従つて汚泥
水処理タンク1には凝集剤液タンク3bと同様、
開閉弁2b及び流量計4を介して連通してある。
従つて凝集剤液タンク3b及び凝集剤液タンク3
cは一体のものとして取扱うことができる。又凝
集剤液タンク3aには嫌気性の汚泥水の凝集に適
した凝集剤液が収容してあり、凝集剤液タンク3
b及び3cには好気性の汚泥水の凝集に適した凝
集剤液が収容してある。そして又、凝集剤液タン
ク3aは車両の右側部下部に、又凝集剤液タンク
3b及び3cは車両の左側部下部にそれぞれ取付
けてあり、車両の中央部に配置された汚泥水処理
タンク1、過水タンク5及び汚泥タンク6の両
側に配置される清水タンク及び過装置7等とと
共に車両のバランスを保つようになしてある。
而して、以上の構成からなる汚泥水処理車によ
り浄化槽等の汚泥水を浄化槽所在の場所において
処理するには、まずホースリール10から吸排水
ホース11を繰り出してこれを浄化槽等の汚泥水
中に挿入し、該汚泥水を汚泥水処理タンク1内に
吸引する。この吸引を行なうには第2図において
開閉弁13及び12を開放すると共に汚泥水処理
タンク1を減圧すれば良い。汚泥水処理タンク1
の減圧は、第1図において、四方切換弁21を切
換えてパイプ25を減圧し且つ開閉弁27を開放
することにより行なうことができる。
又、上記汚泥水の吸引と前後して凝集剤液タン
ク3a,3b,3cから凝集剤液を汚泥水処理タ
ンク1内に吸引する。この吸引を行なうには汚泥
水処理タンク1を上述の如く減圧したまま第3図
における開閉弁2a,2bを開放すれば良い。好
気性の汚泥水に対しては開閉弁2bを開放し、そ
の量は流量計4で計測する。
次いで、汚泥水処理タンク1内の汚泥水及び凝
集剤液を撹拌機構1′により撹拌混合して汚泥水
処理タンク1内に、ブロツク(水中汚泥のコロイ
ドが持つ電荷(−)と凝集剤分子が有する電荷
(+)とが中和し、汚泥コロイドが引き合わされ
(架橋現象)で、海面状群となつたもの)を含む
一次処理水を得る。
一次処理水が得られたら、これを固液分離装置
に圧送して固液分離し、分離された過水を過
水タンク5に吸引する一方、分離された汚泥を汚
泥タンク6に吸引する。これらの操作は同時に行
なわれ、これらの操作を行なうは、第2図におい
て、開閉弁12,14を開放して汚泥水処理タン
ク1と過装置7を連通し、又開閉弁16を開放
して過水タンク5と過水受部8を連通し、又
開閉弁17を開放して汚泥タンク6と汚泥受部9
を連通すると共に、汚泥水処理タンク1を加圧す
る一方、過水タンク5及び汚泥タンク6を減圧
すれば良い。上記タンク1,5,6の加圧、減圧
は、第1図において、四方切換弁21を切換えて
パイプ26を加圧する一方パイプ25を減圧し、
三方切換弁30を開放して、加圧されたパイプ3
5を汚泥水処理タンク1に連通する一方、開閉弁
28を開放して、減圧されたパイプ25を過水
タンク5に連通し、更に開閉弁31を開放して、
減圧される過水タンク5を汚泥タンク6に連通
されることにより行なうことができる。尚三方切
換弁30の開度は適宜調整し汚泥水処理タンク1
の加圧圧力を調整するのが好ましい。又、過水
タンク5と汚泥タンク6とは第1図に示す如くそ
れぞれ最上部において開閉弁31を介し連通して
ないため過水タンク5が一杯になつた場合には
過水タンク5の減圧を利用して汚泥タンク6を
減圧することができない。このような場合には上
記開閉弁31を閉鎖してこれを使用せず、開閉弁
29を開放して、減圧されたイプ25を直接汚泥
タンク6に連通し、汚泥タンク6を直接減圧する
(この時開閉弁28は過水タンク5減圧のため
既に開放してある)。このように操作すれば、汚
泥水処理タンク1内の一次処理水は、汚泥水処理
タンク1の調整加圧圧力によりブロツクの破損を
生じない圧送速度で過装置7における回転式ス
クリーン筒71の一端部内に圧送されてそのスク
リーン面で固液分離され、分離された過水は、
その下方の過水受部8に流下又は滴下し、過
水受部8から減圧された過水タンク5の吸引作
用により過水タンク5内に収容される一方、分
離されて螺旋ブレード70により他端部から排出
される汚泥は、その下方の汚泥受部9内に落下
し、汚泥受部9から減圧された汚泥タンク6の吸
引作用により汚泥タンク6内に収容される。尚、
過水タンク5内に過水が一杯になつた場合に
は、開閉弁20を開放し、固液分離装置7により
分離された過水をポンプ19により吸排水ホー
ス11を介して直接排出する。
而して、以上の操作が終了したら、過水タン
ク内の過水を吸排水ホース11を介して浄化槽
等に張水として排出する。この排出を行なうには
第2図において開閉弁15,13を開放すると共
に過水タンク5を加圧すれば良い。過水タン
ク5の加圧は、第1図において、四方切換弁21
を切換えてパイプ25を加圧し且つ開閉弁28を
解放することにより行なうことができる。
又、汚泥タンク6内に汚泥が一杯になつたら、
汚水処理場まで走行し、汚泥タンク6内の過水
を汚泥排出パイプ34(第2図)から排出する。
この排出を行なうには第2図において開閉弁18
を解放すると共に汚泥タンク6を斡圧すれば良
い。汚泥タンクの加圧は、第1図において四方切
換弁21を切換えてパイプ25を加圧し且つ開閉
弁28,29を解放することにより行なうことが
できる。
叙上の如く、本考案の浄化槽等の汚泥水処理車
によれば、固液分離して収容した汚泥タンク内の
汚泥を、加圧減圧装置で汚泥タンクの内圧を加圧
することにより排出パイプを介して圧出させるこ
とができるから、汚水処理場における上記汚泥の
排出作業を容易に行なうことができ、又、固液分
離された汚泥を汚泥タンクの内圧を減圧すること
により汚泥タンク内に吸引収容できるから、過
装置として実施例に示す大気中に解放しているも
のを使用できる等の卓越した実用的効果が奏せら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の真空配管系統図、
第2図はその液配管系統図、第3図はその凝集剤
液配管系統図である。 A……加圧減圧装置、6……汚泥タンク、7…
…過装置、17,18,28,29,31……
開閉弁、34……汚泥排出パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浄化槽等の汚泥水を固液分離する過装置と、
    該過装置に開閉弁を介して連通し且つ汚泥排出
    パイプ及び別の開閉弁を介して大気中に開放する
    汚泥タンクと、該汚泥タンクの内圧を加圧又は減
    圧する加圧減圧装置とを少なくとも備え、上記加
    圧減圧装置を作動させ且つ上記両開閉弁を開閉さ
    せて、上記過装置により分離された汚泥を上記
    汚泥タンク内に吸引すると共に、吸引した汚泥を
    上記排出パイプを介して圧出するように構成した
    ことを特徴とする浄化槽等の汚泥水処理車。
JP14687382U 1982-09-28 1982-09-28 浄化槽等の汚泥水処理車 Granted JPS5951888U (ja)

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JP14687382U JPS5951888U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 浄化槽等の汚泥水処理車

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JP14687382U JPS5951888U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 浄化槽等の汚泥水処理車

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Publication Number Publication Date
JPS5951888U JPS5951888U (ja) 1984-04-05
JPS6115114Y2 true JPS6115114Y2 (ja) 1986-05-10

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ID=30326783

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JP14687382U Granted JPS5951888U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 浄化槽等の汚泥水処理車

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JP4520279B2 (ja) * 2004-11-10 2010-08-04 兼松エンジニアリング株式会社 浄化槽汚泥処理車
JP4749365B2 (ja) * 2007-03-19 2011-08-17 新明和工業株式会社 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
JP4999710B2 (ja) * 2007-08-20 2012-08-15 新明和工業株式会社 汚泥濃縮装置および汚泥濃縮車
WO2009081486A1 (ja) * 2007-12-25 2009-07-02 Shinmaywa Industries, Ltd. 汚泥濃縮装置およびそれを備えた汚泥濃縮車

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JPS5951888U (ja) 1984-04-05

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