JPS61150230A - 溝及び絶縁分離領域の形成方法 - Google Patents

溝及び絶縁分離領域の形成方法

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JPS61150230A
JPS61150230A JP27091784A JP27091784A JPS61150230A JP S61150230 A JPS61150230 A JP S61150230A JP 27091784 A JP27091784 A JP 27091784A JP 27091784 A JP27091784 A JP 27091784A JP S61150230 A JPS61150230 A JP S61150230A
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groove
film
mask member
forming
isolation region
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JP27091784A
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Hisayuki Kato
久幸 加藤
Shiyuu Nakajima
中嶋 州
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は大規模集積回路(以下LSIと略称する。)や
超大規模集積回路(以下、VLSIと略称する。)など
集積回路装置に適用して好適な溝及び絶縁分離領域の形
成方法に関するものである。
〔背景技術〕
近年LSIからVLS Tへと微細化及び高集積化技術
の進展に伴ない、シリコン基板上に埋込み高抵抗(スタ
ティックRAMなどに使用)や溝堀リキャパシタや溝堀
リアイソレージJン領域(素子分離領域)を形成する必
要がある。そのためには先ず、シリコン基板に反応性イ
オンエツチング(以下RIEと略称する。)法により幅
の狭い、しかも深い垂直な溝(又は穴)を形成する必要
がある。しかしながら、溝の深さが2〜3μmを超える
と、RIE法でシリコン基板をエツチングする際、エツ
チングが進むと斜め入射イオン及びマスクの後退により
溝の開口部側壁がエッチ(サイドエッチ)されるため、
幅の狭い溝を深く形成できてもその溝形状たる型になっ
たり先細りになったりして目的とする垂直に深い溝(又
は穴)を形成することが困難である。
一方、たとえば窒化けい素膜が形成されたシリコン基板
に垂直に近い深い溝を得ることができたとしても、素子
分離領域を形成するためには熱酸化して溝の内壁に熱酸
化膜を形感し、次に多結晶シリコンをCV D (Ch
emical Vapour Deposition)
法により埋込み、この後前記窒化けい素膜をストッパー
としてエッチバックし更に多結晶シリコン膜の表面を熱
酸化することになる。
しかし、この場合には、最初に溝内部に熱酸化を形成す
るとき溝の側壁の酸化スピードが速いため基板上部の酸
化膜との膜厚差により溝の開口端角部で内側方向に大き
なストレスが発生し、このストレスによりシリコン基板
に結晶欠陥が生じることになる。更に多結晶シリコン膜
の表面を熱酸化すると、形成される熱酸化膜の膜厚が膨
れ上りこの膜厚増加のため溝の開口端角部に大きなスト
レスが生じ結晶欠陥ひいてはひび割りを引き起す原因と
なる。ひび割れとなるとリーク電流の発生となる。この
ため溝形状を単に垂直に深く形成した溝を用いただけで
は素子分離領域を形成することができない。
なお、シリコン基板に深い溝を形成する技術に関する引
例として、C,M、HORWITZ:IEEE  TR
ANSACTIONS  0NEl、ECT4ON  
DEV、ICES  ED28゜&11.N(IV、1
981、や応物学会予講集′82秋(第43回)30a
−M−4及び84春(第46回)la−X−6がある。
またトレンチアイソレーション技術に関してT 、 T
anaki et、 alJa、pan、 J、 Ap
ply、 Phys、  (,21) 37 (198
2)がある。
〔発明の目的〕
本発明の主目的は、LSIやVLS Iの高集積化を可
能ならしめる半導体技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、幅が狭くかつ深くて垂直な溝(た
とえば幅2μm以下で深さ3μm以上の溝)を半導体基
板に容易に形成することができる新規な溝の形成方法を
提供することにある。
本発明の目的は、熱酸化した場合でも熱酸化によるスト
レスを除去ないし極力低減させ、半導体基板に欠陥(結
晶欠陥)や更にはひび割れ、リーク電流が発生しないよ
うにした信頼性の高い絶縁分離領域の形成方法を提供す
ることにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう
〔発明の概要〕
本願において開示される発明の代表的なものの概要を簡
単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、シリコン基板上に後記異方性ドライエツチン
グに対する第1のマスク部材(たとえばSi3 N4膜
)を形成し、この後この第1マスク部材に対し溝部のパ
ターニングを行ない、露出したシリコン基板をエツチン
グして浅い、たとえば2〜3μmの溝を形成し、次に全
面に後記異方性ドライエツチングに対する第2のマスク
部材(たとえばCVD法によるSiO2膜)を形成し、
ドライエツチングにより前記第1のマスク部材が露出す
るまで前記第2のマスク部材をエッチバックし、溝の底
部を除き全面を前記第1及び第2のマスク部材で被覆す
ると共に溝の開口端角部をテーパー状となし、この後異
方性ドライエツチング(たとえばRIE法)により溝の
底部を所定の深さまでさらに深くエッチすることにより
幅が狭く、シかも深くて垂直な溝(たとえば深さ5μm
の溝)を容易に形成するものである。更にこの形成され
た溝の内部の露出したシリコン基板表面に第1の絶縁膜
(たとえば熱酸化によるSiO□膜)を形成し、前記溝
内部に充填物として多結晶シリコンをCVD法によりシ
リコン基板表面近傍まで埋込み、この埋込んだ多結晶シ
リコン膜の上面に第2の絶縁膜(たとえば熱酸化による
SiO2膜又はCVD法によるSiO2膜など)をシリ
コン基板表面が略平坦にとなるように形成することによ
り、従来の如き熱酸化によるストレスを除きないし極力
低減させ、シリコン基板に欠陥やひび割れ更にはリーク
電流が発生しないように信頼性の高い絶縁分離領域(素
子分離領域)を形成するものである。これらの溝及び絶
縁分離領域の形成によりLSIやVLSIにおける高集
積化の実現に大きく寄与するものである。
〔実施例1〕 第1図は本発明による溝の形成方法、特にVLSIにお
ける溝の形成方法の一実施例を示す要部工程断面図であ
る。以下、第1図を用いて本発明の第1の発明である溝
の形成方法について説明する。
同図(a)に示す如くシリコン基板1上に熱酸化してS
iO2膜2を厚さ数百人形成し、更にその上に第1のマ
スク部材としてのCVD法によるSi3 N4膜3を1
00OA位の厚に形成し、その後たとえば幅2μm以下
の溝部のパターニングをし、この後たとえばRIE法に
ょリシコン基板1を深さ約2〜3μm垂直にエッチして
浅い溝4を形成する。次にシリコンとドライエツチング
の選択性の異なる第2のマスク部材としてのCVD法に
よる蒸着膜たとえばCV D−SiO2膜5を厚さ20
00〜3000A形成する。
次にドライエツチングによりCV D ” SiO2膜
5を同図(b)に示す如(Si3N4膜3が露出するま
でエッチバックする。これにより溝4の開口角部6がテ
ーパー状となる。
次に同図(c)に示す如<RIE法などの異方性ドライ
エツチング法により溝4の底部のシリコン基板1のシリ
コンを更に深くエッチして、シリコン基板表面からの深
さをたとえば5μmとする。
このときエツチングの際の斜め入射イオンによるイオン
衝撃を受けやすい深さ0〜2μm部分の溝4の開口部側
壁はシリコンが露出せずCVDSiO2膜5で覆われて
いるため、矢印7で示す方向の斜め入射イオンにより側
壁がサイドエッチされるのを防止している。即ち溝4の
開口部側壁のCVD5iO□膜5が斜め入射イオンを阻
止している。そして溝4内では矢印8で示す垂直方向の
入射イオンのHがシリコン基板1に作用して図示の如く
垂直方向にエッチされるのである。
更に熱酸化を行ない、形成された溝9内の露出したシリ
コン基板1表面に同図(d)に示す如くSiO2膜10
を厚さ500〜600人形成する。
このとき溝9の開口部はCvD−8iO2膜5により、
また開口端角部6はCV]:1si02膜5とSi3 
N4膜3により横方向への酸素(o2)の侵入が阻止さ
れ、このためSi3 N4膜3下のシリコン基板1は殆
んど酸化されない。従って、バーズビーズが生ぜず、シ
リコン基板1に対するストレスが発生しない。
次に目的によっては同図(e)に示す如くウェットエツ
チングを行なってCvD−3iO2膜5.SiO2膜1
0を除去し、更に必要に応じSi3 N4膜3.SiO
2膜2を除去する。これにより点線で囲む部分49口に
おける溝側壁の段差はCVD・SiO2膜5の内側が殆
んど酸化されないため小さく、略垂直な深い溝9′が得
られる。また点線で囲む部分ハ、二における開口端角部
のテーパーの度合は少ないものが得られる。
以上のように、溝9の開口部側壁にCVD・SiO2膜
5を設はエツチングの際の斜め入射イオンを阻止しサイ
ドエッチを防止したことにより従来の如くたる形となっ
たり、先細りとなったすせず幅の狭い、深く垂直な溝9
(同図(d)参照)をシリコン基板1に容易に、しかも
高精度に形成することができる。そして従来の如きたる
形とならず所定通り垂直な深い溝が形成でき寸法精度が
増すことになりプロセスマージンが大となる。また熱酸
化して溝9の内部にSiO2膜10を形成しても開口部
側壁のCvD−8iO□膜5により横方向の酸素(02
)の侵入が阻止されるのにCVD・SiO2膜5の内側
が殆んど酸化されず、従ってバーズビークが生ぜず、従
ってシリコン基板1に対するストレスも発生せずシリコ
ン基板1に結晶欠陥が生じない。更に同図(d)に示す
如く形成された溝9の開口端角部6がテーパー状になっ
ているため、この溝9内に多結晶シリコンや絶縁物など
の充填物の埋込みが容易となる。更にまた溝9又は9′
を用いて特にVLSIの溝堀キャパシタを形成したり、
溝堀リアイソレーション領域(絶縁分離領域)を形成し
たり、埋込み高低抗を形成したりするとことができる。
このように信頼性の高い、高精度の溝9,9′を用いる
ことによりVLSIやLSIにおける高集積化(単位セ
ルの縮小)に大きく寄与することができる。
〔実施例2〕 第2図(a)〜(e)は本発明による絶縁分離領域の形
成方法、特にVLSIにおける絶縁分離領域(素子分離
領域)の形成方法の一実施例を示す要部工程断面図であ
って、第3図は第2図(e)に置き換えられる変形例を
“示すものである。以下本発明の第2の発明である絶縁
分離領域の形成方法について第2及び第3図を用いて説
明する。
先ず第2図(a)に示すように、シリコン基板11上に
CVD法によ′るSi3 N4膜を形成し、この上更に
第1のマスク部材としてのCVD・Si4 N4膜13
を厚く形成し、この後溝部のパターニングを行ない、チ
ャンネルストッパイオン(シリコン基板11がN型シリ
コン基板である場合にはP型のボロンイオン)を打込ん
でチャネルストッパ14を形成し、次にシリコン基板1
1をたとえばRIE法により約2〜3μl11(ここで
は、約2μmとする)エッチする。これにより浅い垂直
な溝15を形成することができる。次にシリコンとドラ
イエツチングの選択性の異なる第2のマスク部材として
のCVD−8i02膜16を全面に図の如く形成する。
次に同図(b)に示すようにCvD−3i02膜16を
ドライエツチング法たとえばRIE法によりCVD−3
i02膜13が露出するまでエッチバックする。これに
より溝の開口端角部がテーパー状となる。
この後第1及び第2のマスク部材としてのCvD−8i
02膜13及び16をマスクとして、浅い溝15の底部
のシリコン基板1をRIE法などの異方性ドライエツチ
ング法により深くエッチして、シリコン基板11表面か
らの深さをたとえば5μmとする。この場合、前述した
実施例1の場合と同様に溝の開口部側壁のCVD−3i
O□膜16によりエツチングの際の斜め入射イオンを阻
止し、溝の開口部側壁がサイドエッチされるのを防止し
ている。そして溝15内では垂直方向のイオンのみがシ
リコン基板と作用して垂直方向に深くエッチされるので
ある。更にCVD5iQ2膜13をドライエツチング方
たとえばRIE法によりSi3 N4膜12が露出する
までエッチバックする。
この後熱酸化を行ない同図(c)に示す如く形成された
深い溝17内のシリコン基板表面に5iQ2膜18を形
成する。このとき溝17の開口部はCvD−SiO2膜
16によりまた開口端角部はCvD−5102膜16と
Si3 N4膜12により、横方向への酸素(02)の
侵入が阻止され、このためSi3 N4膜12下のシリ
コン基板11は殆んど酸化されない。従ってバーズビー
クが生ぜず、シリコン基板11に対するストレスが発生
しない。よってシリコン基板11に欠陥(結晶欠陥)も
生じない。
次に同図(d)に示す如く溝17内の充填物としての多
結晶シリコンをCVD法により堆積させ、これをエッチ
バックして図示の如く多結晶シリコン膜19をシリコン
基板1の表面近傍まで溝17内に埋込む。ここで、多結
晶シリコン膜19の表面要目図(、)に示す如く熱酸化
する場合はシリコン基板110表面すれすれ近くまで多
結晶シリコン膜19を埋込み、また第3図に示す如く多
結晶シリコン膜19の上ニCV D−3i02膜21を
形成する場合は、シリコン基板10表面よりもやや低目
に多結晶シリコン膜19を埋込むとよい。
なお、溝17の開口端角部がテーパー状となっているた
め、多結晶シリコンの埋込みがきわめて容易となる。
次に同図(e)に示す如く多結晶シリコン膜19の表面
を熱酸化してシリコン基板表面が略平坦となるようにS
iO2膜20を形成する。これにより充填物である多結
晶シリコン膜19はCVD・SiO□[16及びSiO
2膜18.20からなる絶縁物で覆われた形となる。な
おこの熱酸化時においても、CvD−3i02膜16に
より横方向即ちSi3 N4膜12下への酸素(02)
の侵入が防止され、Si3 N4膜12下のシリコン基
板11が酸化されず、バーズビークも生ぜずこ九による
ストレスも発生しない。また多結晶シリコン膜19の熱
酸化により酸化された部分の膜厚かやや膨れ上り、この
膜厚増加のため埋込まれた溝17の開口端角部にストレ
スが加わるのが、この開口端角部がテーパー状のため、
前記ストレスを緩和させる(極力低減させる)ことがで
きる。このようにシリコン基板11に加わるストレスを
極力低減させることができ、従って結晶欠陥やひび割れ
の発生を防止でき、耐リーク電流を向上させることがで
きる。また多結晶シリコン膜19はシリコン基板11の
表面すれすれまで埋込まれており、しかも溝幅も微細で
あるため、多結晶シリコン膜19の酸化面積が少なくて
済み、平坦化も容易に行なうことができる。
また同図(e)に示す如く多結晶シリコン膜19の表面
を熱酸化する代わりに第3図に示す如くCV D−Si
O2膜を全面に形成した後エッチバックすることにより
多結晶シリコン膜19の上面にCvD−SiO2膜21
を平坦となるように埋込むこともきわめて容易にできる
。更にまたCVD・SiO2膜21部分を薄くても埋込
み能力の強いスパッタSiO2膜やSO’G膜を用いて
形成してもよい。これらの場合、バーズビークの問題や
ストレスの問題は当然生ぜず、シリコン基板11に欠陥
やひび割れ、リーク電流の発生がない。またこれらのス
パッタSiO2膜やSOG膜を用いた場合、平坦化はき
わめて容易である。
以上から、溝17の上部にあるCVD−3iO2膜16
により素子間のリーク電流及びラッチアップを防止でき
、素子間分離が完全に行なえる信頼性の高い素子分離領
域(絶縁分離領域)22を形成することができ、VLS
T、LSIにおける高集積化(単位セルの縮小)に大き
く寄与することができる。
〔効果〕
(1)浅い溝を更に深くエッチするときの異方性ドライ
エツチングに対するマスク部材が前記浅い溝の側壁に形
成されているので、このマスク部材により前記異方性ト
ライエツチングの際の斜め入射イオンによるサイドエッ
チを防止することにより、幅の狭い、しかも深い垂直な
溝(たとえば幅2μm以下で深さ3膜和以上の溝)を高
精度にしかも容易に形成することができる。
(2)前記1で形成された深い溝の内壁に熱酸化膜を形
成した場合でも、前記マスク部材により前記溝上部の半
導体基板の酸化が阻止されるので半導体基板にストレス
が発生せず、従って欠陥(結晶欠陥)も生じない。
(3)前記1で形成された深い溝の開口端角部がテーパ
ー状をなしているので、多結晶シリコンや絶縁物などの
埋込みが容易でありこの溝を利用して特にV、L、SI
の溝堀リキャパシタ溝堀すアイソレーション領域、埋込
み高抵抗を形成することが容易となる。
(4)特にLSI、VLSIにおける高集積化(単位セ
ルの縮小)に大きく寄与することができる信頼性の高い
高精度の溝を形成することができる。
(5)前記溝の開口部側壁に形成したマスク部材により
第1及び第2の絶縁膜と併せて素子間のリーク電流及び
ラッチアップ現象の防止をより一層強化でき、素子間分
離が完全に行なえる信頼性の高い素子分離領域(絶縁分
離領域)を形成することができる。
(6)従ってLSI、VLSIにおける高集積化(単位
セルの縮小)に大きく寄与することができる高信頼度の
素子分離領域(絶縁分離領域)を形成することができる
(7)第1及び絶縁膜を熱酸化膜で形成した場合でも前
記マスク部材(開口端角部がテーパー状をなす)バーズ
ビーク現象の発生を防止し、ストレスを生じさせず又は
極力低減させることができ、半導体基板欠陥(結晶欠陥
)や更にはひび割れ。
リーク電流の発生を防止できる素子分離領域(絶縁分離
領域)を形成することができる。
(8)絶縁分離領域上面を容易に第2の絶縁膜により平
坦化できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例にもとづ
き具体的に説明したが本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。たとえば、第1図にお
いてcvD−3io!2膜5を形成しているが、スパッ
タSiO2膜を形成してもよく、要はシリコン基板1を
エッチする異方性ドライエツチングに対するマスク部材
であればよい、また第2図(d)に・おいて多結晶シリ
コンを埋込んでいるが、−高低抗層として使わない以上
、CvD−8i02膜などの絶縁物でもよい。
〔利用分野〕
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるVLSI半導体装置
に適用した場合について説明したが、それに限定される
ものではなく、たとえばLSIなどの半導体装置全般に
適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(、)は本発明による溝の形成方法の一
実施例をまず要部工程断面図、第2図(a)〜(e)は
本発明による絶縁分離領域の形成方法の一実施例を示す
要部工程断面図、第3図は第2図(e)に置き換えられ
る変形例を示す要部断面図である。 1.11−9リコン基板、3 +  12 ・”Si3
 N4膜、4,15・・・浅い溝、5.13,16.2
1・・・CvD−5iO2膜、6・・・開口端角部、9
,9”−・深い溝、10. 18.20−・熱酸化膜(
Si02膜)、17・・・深い溝、19・・・多結晶シ
リコン、22・・・素子分離領域(絶縁分離領域)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板に浅い溝を形成し、その溝の底部を除き
    全面に異方性ドライエッチングに対するマスク部材を、
    前記溝の開口端角部がテーパー状をなすように形成する
    第1の工程と、次に前記異方性ドライエッチングにより
    前記溝の底部を所定の深さまで深くエッチする第2の工
    程とを備えたことを特徴とする溝の形成方法。 2、前記第1の工程は、半導体基板上に第1のマスク部
    材を形成し、この後この第1のマスク部材に対し溝部の
    パターニングを行ない、露出した半導体基板をエッチン
    グして浅い溝を形成し、次に全面に第2のマスク部材を
    形成し、ドライエッチングにより前記第1のマスク部材
    が露出するまで前記第2のマスク部材をエッチングし、
    前記溝の底部を除き全面を前記第1及び第2のマスク部
    材からなるマスク部材で被覆する工程からなる特許請求
    の範囲第1項記載の溝の形成方法。 3、前記第1のマスク部材としてSi_3N_4膜を用
    い、かつ前記第2のマスク部材としてCVD法によるS
    iO_2膜を用いてなる特許請求の範囲第2項記載の溝
    の形成方法。 4、半導体装置に浅い溝を形成し、その溝の底部を除き
    全面に異方性ドライエッチングに対するマスク部材を、
    前記溝の開口端角部がテーパー状をなすように形成する
    第1の工程と、次に前記異方性ドライエッチングにより
    前記溝の底部を所定の深さまで深くエッチする第2の工
    程と、前記溝の内部の露出した半導体基板表面に第1の
    絶縁膜を形成する第3の工程と、前記溝内部に充填物を
    前記半導体基板表面近傍まで埋込み、この埋込んだ充填
    物の上面に第2の絶縁膜を形成して略平坦化する。第4
    の工程とを備えたことを特徴とする絶縁分離領域の形成
    方法。 5、前記第1の工程は、半導体基板上に第1のマスク部
    材を形成し、この後この第1のマスク部材に対し溝部の
    パターニングを行ない、露出した半導体基板をエッチン
    グして浅い溝を形成し、次に全面に第2のマスク部材を
    形成し、ドライエッチングにより前記第1のマスク部材
    が露出するまで前記第2のマスク部材をエッチバックし
    、前記溝の底部を除き全面を前記第1及び第2のマスク
    部材からなるマスク部材で被覆する工程からなる特許請
    求の範囲第4項記載の絶縁分離領域の形成方法。 6、前記第1のマスク部材としてSi_3N_4膜を用
    い、かつ前記第2のマスク部材としてCVD法によるS
    iO_2膜を用いてなる特許請求の範囲第5項記載の絶
    縁分離領域の形成方法。 7、前記第4の工程において、前記充填物として多結晶
    シリコンを用い、その埋込んだ多結晶シリコンの表面を
    熱酸化してSiO_2膜を形成して略平坦化するように
    した特許請求の範囲第4項ないし第6項のいずれか記載
    の絶縁分離領域の形成方法。 8、前記第4の工程において、前記充填物として多結晶
    シリコンを用い、その埋込んだ多結晶シリコンの上面に
    CVD法によるSiO_2膜を形成し、エッチバックす
    ることにより平坦化するようにした特許請求の範囲第4
    項ないし第6項のいずれか記載の絶縁分離領域の形成方
    法。 9、前記第4の工程において、前記第2の絶縁膜として
    、スパッタSiO_2膜又はスピンオングラス膜を用い
    てなる特許請求の範囲第4項ないし第6項のいずれか記
    載の絶縁分離領域の形成方法。
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JP27091784A JPS61150230A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 溝及び絶縁分離領域の形成方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100451519B1 (ko) * 2002-12-09 2004-10-07 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 소자분리막 형성방법
KR100528797B1 (ko) * 1999-06-30 2005-11-15 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 소자분리막 형성 방법
US7224038B2 (en) 2000-11-13 2007-05-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor device having element isolation trench and method of fabricating the same
JP2020506547A (ja) * 2017-07-03 2020-02-27 無錫華潤上華科技有限公司Csmc Technologies Fab2 Co., Ltd. トレンチ分離構造およびその製造方法

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