JPS61149600A - 軸流送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は軸流送風機において、通風騒音を減らすこと
ができるようにしたものに関する。

〔従来技術とその問題点〕

空調設備等ｌζ使用する軸流送風機では一般に低騒音を
望まれるが、送風−ζ伴い送風羽根の外周の軸方向全幅
にわたってこれを包囲する円筒状ケーシングとの狭い空
間で空気を切り、これに伴う渦流Ｃζより通風騒音を発
注するという欠点があった。

〔発明の目的〕

この発明は前記の欠点を除去するために、通風騒音を減
らすことができるようにした軸流送風機を提供すること
を目的とする。

〔発明の要点〕

この発明は前記の目的を達成するために、送風羽根と円
筒状ケーシングの間隔を大きくし、送風羽根の吸気部お
よび排気部と径方向Ｃζ対向するケーシングの内周に漏
斗状の仕切板を送風羽根との間に適当な間隙をおきかつ
小径部を互に内向きにして軸方向Ｃζ対向配設すること
により送風羽根の外周で空気を切る狭い空間を減らすよ
うにしたものである。

〔発明の実施例〕

第１図および第２図はこの発明の実施例を示すものであ
る。これらの図は外側回転子形電動機１を使用した換気
扇を示し、電動機１の外周に軸流形の送風羽根２が複数
取付けられ、この送風羽根２は外周との間隔が適当に大
きい円筒状のケーシング８で包囲されている。前記電動
機１はケーシング８の吸気側端部内周に放射状（ζ設け
た複数のスティ４で支持されている。前記送風羽根２の
吸気部および排気部と径方向に対向するケーシング３の
内周にはそれぞれ漏斗状の仕切板６が取付けられている
。この仕切板５は内周と送風羽根２の外周との間に適当
に小さい間隙ｇをおきかつ小径部を互に内向きにして軸
方向に対向配設され、二つの仕切板５で内周の開口した
台形断面の環状空室６を形成するようになっている。

前記実施側御こよれば換気扇の通風抵抗は通風方向に傾
斜した吸気側仕切板５の作用で減少し、送風羽根２の外
周部から遠心作用で空室６内に流入した風は空室６内で
渦流とｒｌりかつ両側の仕切板５と送風羽根２の間隙ｇ
が小さいので逆流ないし流出が少なく、これによりエア
カーテンの作用を行う。前記送風羽根２の外周で空気を
切る狭い空間は吸気側と排気側の間隙ｇ部のみであるの
で通風騒音の発生を大幅疹こ抑制することができ、発生
した通風騒音も空室６のエアカーテン作用で減衰する。

前記空室６内の遠心作用による渦流は換気扇の静圧を増
すことにも有用である。

他の実施例を示す第８図においては、漏斗状の仕切板８
５を湾曲面で形成して通風抵抗を減らすようになってい
る。

他の実施例を示す第４図Ｇこおいては、二つの仕切板４
５で形成した空室４６部のケーシング８内周沓こ環状の
吸音部材４７が接着剤等で取付けられ、送風羽根２の外
周部で発生した通風騒音を減らすようになっている。前
記仕切板４５は小径部の先端が互に内向きの軸方向に折
り曲げ形成され、空室４６に進入した騒音が間隙ｇ部か
ら軸方向に逸出することを防止するようになっている。

前記実施例では外側回転十形電動機１を使用した換気扇
の場合について説明したが、これに限定されるものでは
ない。

〔発明の効果〕

この発明によれば軸流送風機において、送風羽根と円筒
状ケーシングの間隔を大きくシ、送風羽根と対向するケ
ーシングの内周に送風羽根の外周部から遠心方向の風を
導入してエアカーテン作用を行う環状の空室を形成する
よう１こしたので、通風騒音を減らしかつ静圧を増して
送風機性能を向上させることができるという効果が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の一部縦断面図、第２図は第
１図の側面図、第８因および第４図はそれぞれこの発明
の他の実施例の要部縦断面図である。 ２・・・送風羽根、３・・・ケーシング、５・・・仕切
板、ｇ・・・間隙。 第１ｒＩＩＩ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）軸流形送風羽根とこれを包囲する円筒状ケーシング
   の間隔を適当に大きくし、前記送風羽根の吸気部および
   排気部と径方向に対向するケーシングの内周にそれぞれ
   漏斗状の仕切板を送風羽根との間に適当な間隙をおきか
   つ小径部を互に内向きにして軸方向に対向配設したこと
   を特徴とする軸流送風機。