JPS61149017A

JPS61149017A - コンバインの自動扱深調節装置

Info

Publication number: JPS61149017A
Application number: JP27013984A
Authority: JP
Inventors: 伸治二宮
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-12-21
Filing date: 1984-12-21
Publication date: 1986-07-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はコンバインの自動抜法調節装置に係るものであ
る。

（従来技術）従来、刈取部と脱穀部との間°に、前記刈取部で刈取っ
た穀稈の扱深さを正逆転モーターにより調節するｔＪＩ
１節部と、前記脱穀部に穀稈を供給する穀稈搬送装置と
、該穀稈搬送装置により搬送される穀稈の稈長を検出す
る稈長検出センサーとを設け、該稈長検出センサーと前
記調節部を調節する正逆転モーターとを関連的に連結し
て、刈取穀稈の稈長が扱胴に対して浅過ぎる場合は穀稈
を深扱側に５反対に深過ぎる場合は浅扱側に抜法調節部
をモーターにより移動調節し、一定の扱深さで脱穀しう
るようにした自動扱側調節装置は公知である。

（発明が解決しようとする問題点）然しながら前記公知の自動扱側調節装置は、深扱調節中
あるいは深扱調節後に浅扱調節、又は、浅扱調節中ある
いは浅扱調節後に深扱調節のように、調節用のモーター
を前の回転方向とは反対方向に回転させるが、そのとき
急な方向変更を゛すると、モーターに対して過度の負荷
が掛ることがあり、また、調節部にも過度の負荷が掛り
、耐久性を低下させたり、故障させたりしていた。

（問題を解決するための手段）よって本発明は、刈取部１と脱穀部５との間に、前記刈
取部ｌで刈取った穀稈１０を脱穀部５に搬送する穀稈搬
送装置６と、該脱穀部５に供給される穀稈１０の扱深さ
を正逆転モーター１２により調節するａｍ部７と、該穀
稈搬送装置６により搬送される穀稈１０の稈長を検出す
る稈長検出センサー８，９とを設け、該稈長検出センサ
ー８．９と前記調節、ｌｌｌ７とを関連的に連結したも
のにおいて、前記稈長検出センサー８．９により正逆転
モーター１２に対し、前の一状態とは反対の回転をさせ
る信号が出されたときには、該正逆転モーター１２は直
ちに反対回転させることなく、タイマー１５または遅延
回路等により所望の一定時間をおいてから反対回転をな
すように構成したコンバインの自動扱側調節装置の構成
を要旨としたものである。

本発明の一実施例を図により説明すると、１は刈取部、
２はその分草杆、３は引起装置、４は刈刃、５は脱穀部
、６は脱穀部５に穀稈を搬送する穀稈搬送装置で、前記
刈取部ｌと脱穀部５の間には扱深さの調節部７が設けら
れる。８．９は脱穀部５の供給側に所定の間隔を置いて
取付けられる稈長検出センサー８．９である。

該稈長検出センサー８，９の間隔は前記脱穀部５に供給
される穀稈１０の穂先１１の長さよりも稍広い間隔であ
る。１２は前記調節部７を移動させ扱深さを調節するモ
ーター、１３は前記調節部７を「深扱」　「標準」　「
浅扱」へ設定する抜法設定部、１４は中央処理部、１５
はタイマーである。

なお公知のように、穀稈搬送装置６と調節部７は同体と
別体とある。

（作用）次に作用を述べる。

コンバインを運転して、抜法設定部１３を「標準」にセ
ットし、刈取作業を行なうと、刈取部ｌで刈取った穀稈
１０は調節部７で稈長が「標準」になる位置で挟持され
穀稈搬送装置６に引継がれて脱穀部５に供給されて脱穀
される。

然して、前記調節部７に供給された穀稈ｌＯの稈長が短
かいときは、稈長検出センサー８及び稈長検出センサー
９は穂先１１を検出せずＯＦＦであり、浅扱と判別され
、中央処理部１４を介して正逆転モーター１２に深扱出
力が出されて、調節部７は穀稈１０を第２図で矢印イ方
向に移動するように調節する０反対に、穀稈１０の稈長
が長いと、稈長検出センサー８．９が共にＯＮになり、
深扱と判別され中央処理部１４を介して正逆転モーター
１２に桟板出力が出されて、調節部７は穀稈１０が第２
図で反矢印イ方向に移動するように調節し、常に最適な
扱深さで脱穀できるようになる。

然して、脱穀作業中に、深扱出力中に桟板出力が連続し
て出されるとき又は桟板出力中に深扱出力が連続して出
されるときは、その侭前記出力を正逆転モーター１２に
伝えると正逆転モーター】２に過負荷が掛り、正逆転モ
ーター１２の耐久性が低下することになるが１本発明で
は、深扱出力後に桟板出力が出されるとき又は桟板出力
後に深扱出力が出されるときは、中央処理部１４により
前回の駆動回転方向と反対駆動回転の出力が出されたこ
とを判別し、この場合タイマー１５等により略０，２秒
程度の遅延時間を設けてから反対駆動回転の出力を正逆
転モーター１２に伝え、正逆転モーター１２が連続して
正逆転しない為、正逆転モーター１２に過負荷が掛らず
、正逆転モーター１２並びに調節部の耐久性が向上する
。

（効果）前記したように、従来、刈取部と脱穀部との間に、前記
刈取部で刈取った穀稈の扱深さを正逆転モーターにより
ＷＲ１！！１するＷＲＷｉ部と、前記脱穀部に穀稈を供
給する穀稈搬送装置と、該穀稈搬送装置により搬送され
る穀稈の稈長を検出する稈長検出センサーとを設け、該
稈長検出センサーと前記調節部を調節する正逆転モータ
ーとを関連的に連結して、刈取穀稈の稈長が扱胴に対し
て浅過ぎる場合は穀稈を深扱側に、反対に深過ぎる場合
は浅扱側に抜法調節部をモーターにより移動調節し、一
定の扱深さで脱穀しうるようにした自動抜法調節装置は
公知であるが。

前記公知の自動抜法調節装置は、深扱調節中あるいは深
扱ｙＩＷｉ後に桟板調節、又は、桟板調節中あるいは桟
板調節後に深扱調節のように、調節用のモーターを前の
回転方向とは反対方向に回転させるとき、急な方向変更
をさせるので、モーターに対して過度の負荷が掛ること
があり、また、調節部にも過度の負荷が掛り、耐久性を
低下させたり、故障させたりしていた。

しかし本発明は、刈取部１と脱穀部５との間に、前記刈
取部１で刈取った穀稈１０を脱穀部５に搬送する穀稈搬
送装置６と、該脱穀部５に供給される穀稈１０の扱深さ
を正逆転モーター１２により調節する調節部７と、該穀
稈搬送装置６により搬送される穀稈１０の稈長を検出す
る稈長検出センサー８．９とを設け、該稈長検出センサ
ー８．９と前記調節部７とを関連的に連結したものにお
いて、前記稈長検出センサー　。

８．９により正逆転モーター１２に対し、前の状態とは
反対の回転をさせる信号が出されたときには、該正逆転
モーター１２は直ちに反対回転させることなく、タイマ
ー１５または遅延回路等により所望の一定時間をおいて
から反対回転をなすように構成したコンバインの自動抜
法調節装置の構成を要旨としたものであるから、深扱出
力中または深扱出力後に桟板出力が出されるとき、又は
、桟板出力中または桟板出力後に深扱出力が出されると
きは、中央処理部１４により前回の駆動回転方向と反対
駆動回転の出力が出されたことを判別し、この場合タイ
マー１５等により遅延時間を設けてから反対駆動回転の
出力を正逆転モーター１２に伝え、正逆転モーター１２
が連続して正逆転しない為、正逆転モーター１２に過負
荷が掛らず、正逆転モーター１２並びに調節部の耐久性
が向上する効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は刈取装置の平面図、第２図は稈長検出センサー
と穀稈の配置関係図、第３図は本発明のブロック図、第
４図は従来のタイミングチャート図、第５図は本発明の
タイミングチャート図、第６は本発明のフローチャート
図である符号の説明１・・・刈取装置、２・・・分草杆、３・・・引起装置
、４・・・刈刃、５・・・脱穀部、６・・・穀稈搬送装
置、７・・・調節部、８・・・稈長検出センサー、９・
・・稈長検出センサー、１０・・・穀稈、１１−・・穂
先、１２・・・モーター、１３・・・板側設定部、１４
・・・中央処理部、１５・・・タイマー。

Claims

【特許請求の範囲】

刈取部１と脱穀部５との間に、前記刈取部１で刈取った
穀稈１０を脱穀部５に搬送する穀稈搬送装置６と、該脱
穀部５に供給される穀稈１０の扱深さを正逆転モーター
１２により調節する調節部７と、該穀稈搬送装置６によ
り搬送される穀稈１０の稈長を検出する稈長検出センサ
ー８、９とを設け、該稈長検出センサー８、９と前記調
節部７とを関連的に連結したものにおいて、前記稈長検
出センサー８、９により正逆転モーター１２に対し、前
の状態とは反対の回転をさせる信号が出されたときには
、該正逆転モーター１２は直ちに反対回転させることな
く、タイマー１５または遅延回路等により所望の一定時
間をおいてから反対回転をなすように構成したコンバイ
ンの自動扱深調節装置。