JPS6114838Y2 - - Google Patents

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JPS6114838Y2
JPS6114838Y2 JP16821481U JP16821481U JPS6114838Y2 JP S6114838 Y2 JPS6114838 Y2 JP S6114838Y2 JP 16821481 U JP16821481 U JP 16821481U JP 16821481 U JP16821481 U JP 16821481U JP S6114838 Y2 JPS6114838 Y2 JP S6114838Y2
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JP
Japan
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casing
floating body
operating lever
balls
spring
Prior art date
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JP16821481U
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JPS5873163U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、デイスプレイ、額、ライトその他イ
ンテリア用構造体を店頭、家庭、展示場などに陳
列装備するため細長いワイヤー等の索条体へハン
ガー等を任意の位置に位置決めが可能な自在係止
具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来室内或いは陳列窓などに、物品を陳列する
場合などにおいて、陳列効果やスペース効果をあ
げるため細長い索条体の任意の位置に固定するこ
とができる取付金具が実公昭42−14040号公報或
いは実開昭50−149784号公報のように提案されて
知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、これら従来見られる取付金具は、構
成上取り外しが厄介であり、取り扱い上極めて不
便であり、特に索条体間にロツクされた金具を外
すことが重量もかかつて操作上極めて厄介であ
り、また陳列位置変更の際の作業性を阻害するも
ので問題があつた。
本考案は、これら従来の欠点を適確に除去し、
索条体上に固定化する係止具のロツク解除操作と
移動・係止操作を著しく簡単且つ迅速に行え、そ
の位置決め取り扱いもワンタツチで可能で作業性
を大幅に向上でき体裁良好な自在係止具を提供す
ることを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、内周面にテーパー面2を有するケ
ーシング2に、このテーパー面2と接触する複
数のボール5,5が遊嵌され、一端が固定された
バネ4で常に一定方向の押圧力が付与され、かつ
前記ボール5,5間に挿入される索条体Wを挿通
しうる挿入孔3を持つた遊動体3を、その一端
がケーシング上端外部に突出するごとく摺動自在
に内装したものにおいて、前記遊動体3を前記バ
ネ4の弾力に抗してケーシング2中を移動させる
操作レバー6をケーシング2の下端より突出した
遊動体3に設け、該操作レバー6が前記ケーシン
グ2の下端部を支点として上下動自在に配備され
ていることを特徴とする自在係止具である。
〔実施例〕
図示のものにおいて、ハンガーなどの吊垂部材
1を溶着・螺止・嵌合等の適宜手段で結合しうる
ケーシング2は上下両端とも開放された貫通孔を
有する中空筒体で、その中空部に、少なくとも二
個以上のボール例えば三個のボール5,5,5を
接離可能に保持してなる遊動体3をボール5の接
離方向と直角な軸方向に遊動可能に備えている、
該遊動体3は前記ボール間にワイヤー等の索条体
Wを軸方向に挿入し得る挿入孔3のあるパイプ
体であり、ほぼ中央部に前記ケーシング2の上部
内周面に形成したテーパー面2に嵌合するコー
ン部8を有し、該コーン部8に三つのボール挿入
孔9を設け、これにボール5をそれぞれ保持して
あり、この遊動体3の上下両端部は前記ケーシン
グ2の開口端から突出配備してある。前記ケーシ
ング2のテーパー面2は上端が狭い形状で、ボ
ール5がケーシング2の上部開口端の近くにある
ときにこの開口端から遠くにあるときよりもボー
ル5,5,5間の間隔が小なるようにボール5の
接離を拘束していて、このボール5,5,5間の
接離により前記索条体Wとの係止或いは滑動が行
われるようになつている。そしてこの遊動体3は
通常ケーシング2の上端の方に押される力を受け
るようにケーシング2中に設けたバネ押さえ4′
と前記コーン部8の段付部との間にバネ4が一端
が固定介装され、前記ケーシング2と遊動体3は
索条体Wに固く係止しうる状態としてある。そし
て該遊動体3にはケーシング2の下端より突出し
た端部に前記バネ4の弾力に抗して遊動体3を下
方へ即ち索条体Wとの係止を解く方向へ移動させ
る操作レバー6が設けられる。該操作レバー6と
しては、ケーシング2の下部開口端より突出した
遊動体3の下端に環状部6を介して、直接操作
レバー6を連結したもので操作レバー6が前記ケ
ーシングの下端部を支点として上下動自在に配備
され遊動体3はケーシング2外から操作できるも
のであるが、ケーシング2の下端部が操作レバー
6の支点として作用することとなるので、操作レ
バー6がケーシング2に当接した状態下にあるよ
うにする。
なお、前記ケーシング2と吊垂部材1を一体構
成することもできるし、操作レバー6の環状部6
は閉じられた輪状でも円弧の一部を欠いた不完
全な形状、或いは環を複数に等分しそれぞれに操
作レバー6を連設するのもよい、特に操作レバー
6を左右逆方向へ2本設ける時は環状部6を二
等分してそれぞれの中央に操作レバー6を連結す
るのが便利であるし操作レバー6の位置変更も遊
動体3を中心軸としてケーシング2中に360度回
転できるので邪魔な位置から操作レバーを移すこ
とができる。
図中11は天井等に設けたフツクである。
しかして、第2図示のように天井のフツク11
に吊垂した索条体Wを操作レバー6をバネ4に抗
して上方に上げて遊動体3をずらしボール5,
5,5間を離してフリーにした後挿通し、適宜位
置で操作レバー6を離すと第1図のようにバネ4
により遊動体3が戻りテーパー面2にボール
5,5,5は押圧され索条体Wを圧接挟持して自
在係止具を固定させる。
係止位置を変更したり、付けたり外したりする
際は、操作レバー6をバネ4の弾力に抗して操作
し、索条体W上の移動、索条体Wへの取り付け、
索条体Wからの取り外しを行う。対として自在係
止具が用いられる場合、両手で一度に簡単に操作
できハンガー類の索条体W上の配置換えを迅速に
できるものである。
〔考案の効果〕
本考案により、索条体への取り付け、取り外
し、位置決めが操作レバーでワンタツチででき作
業性を大幅に向上しうるし操作レバーのテコ利用
で強くロツクされた係止具のロツク解除も容易で
あり、しかも操作レバーを設けても係止具の構成
が複雑化しないし邪魔にならない位置にレバーを
容易にセツトすることができ、実用上極めて大な
る効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示し、第1図は縦断
面図、第2図は操作状態を示す縦断面図、第3図
は使用状態を示す斜面図である。 1……吊垂部材、2……ケーシング、3……遊
動体、4……バネ、5……ボール、6……操作レ
バー、8……コーン部、9……ボール挿入孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内周面にテーパー面2を有するケーシング
    2に、このテーパー面2と接触する複数のボ
    ール5,5が遊嵌され、一端が固定されたバネ
    4で常に一定方向の押圧力が付与され、かつ前
    記ボール5,5間に挿入される索条体Wを挿通
    しうる挿入孔3を持つた遊動体3を、その一
    端がケーシング上端外部に突出するごとく摺動
    自在に内装したものにおいて、前記遊動体3を
    前記バネ4の弾力に抗してケーシング2中を移
    動させる操作レバー6をケーシング2の下端よ
    り突出した遊動体3に設け、該操作レバー6が
    前記ケーシング2の下端部を支点として上下動
    自在に配備されていることを特徴とする自在係
    止具。 2 前記ケーシング2が、中空筒体であつて、両
    端を開口端に形成した貫通孔を持つているもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    在係止具。 3 前記ケーシング2が、中空筒体であつてその
    中空部にバネ押さえ4を嵌着して備えたもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項記載の自在係止具。 4 前記遊動体3が、パイプ体であつて前記ケー
    シング2のテーパー面2に嵌合するコーン部
    8を有し、このコーン部8にボール挿入孔9を
    持つているものである実用新案登録請求の範囲
    第1〜3項のいずれか一つの項記載の自在係止
    具。 5 前記操作レバー6が、前記遊動体3の中空軸
    廻りに位置する環状部6を備えているもので
    ある実用新案登録請求の範囲第1〜4項のいず
    れか一つの項記載の自在係止具。
JP16821481U 1981-11-13 1981-11-13 自在係止具 Granted JPS5873163U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16821481U JPS5873163U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 自在係止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16821481U JPS5873163U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 自在係止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5873163U JPS5873163U (ja) 1983-05-18
JPS6114838Y2 true JPS6114838Y2 (ja) 1986-05-09

Family

ID=29960267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16821481U Granted JPS5873163U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 自在係止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5873163U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9316006B2 (en) 2000-03-31 2016-04-19 Pergo (Europe) Ab Building panels

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9316006B2 (en) 2000-03-31 2016-04-19 Pergo (Europe) Ab Building panels

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Publication number Publication date
JPS5873163U (ja) 1983-05-18

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