JPS61147751A

JPS61147751A - アマチユアの絶縁処理方法

Info

Publication number: JPS61147751A
Application number: JP26796684A
Authority: JP
Inventors: Toshinori Tanaka; 俊則田中; Takero Goto; 後藤　健朗
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1984-12-17
Filing date: 1984-12-17
Publication date: 1986-07-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は発電機や電動機などのアマチュア（電機子〕
の絶縁処理方法の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は例えば特公昭５ｇ−４０６８１号公報に示され
た従来のアマチュアの絶縁処理方法を示す図である。第
４図において、（１）は線輪邦人と電機子コア部Ｂとを
有するアマチュア、（２）は例えばモータ等の駆動装置
であって、アマチュア（υを回転させる。（３）はシリ
ンダ、（４）はシリンダ（３）に収納保持されたノズル
、（５）はノズル（４）を通して落下する熱硬化性樹脂
のパウダーである。

以上の構成を有する絶縁処理装置では、先ず、図示しな
い加熱装置でアマチュア（１）全体を加熱して駆動装置
（２）に取り付ける。そして、駆動装置＜２）によって
アマチュア（１）を回転させながら、ノズル（４）より
パウダー（５）を空気流（６）に沿ってアマチュア（１
）の線輪邦人に落下させて付着させていた。

〔発明が解決しようとする間勉点〕

従来のアマチュアの絶縁処理方法は以上ｔ’Ｊ　ｍ　ｆ
ｌ−空気流（６）によってアマチュア（１）の？ｌ＆輪
部Ａにパウダー（５）を付着させるものであるが、アマ
チュア（１）全体を加熱しているため、電機子コア部Ｂ
にもパウダー（５）が付着し易いものであった。従って
、電機子コア部Ｂに付着したパウダー（５）は切削など
により除去する必要が生じ余分な製作費用がかかり、ま
た、パウダー（６）を無駄に使用するためアマチュアが
高価になるという問題点があった。また、パウダー（５
）の除去作業によってパウダー（旬が飛散し、作業環境
の悪化を招き、作業能率を低下させるという問題点があ
った。

この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、パウダーが電機子コアには付着せず、パウダーを有
効に使用でき、アマチュアの生産性、作業性を向上させ
、安価なアマチュアを提供できるアマチュアの絶縁処理
力法を得ることを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るアマチュアの絶縁処理力法は、アマチュ
アコイルを通電加熱してパウダーコーティングするよう
にしたものである。

〔作用〕

この発明では、アマチュアコイルに通電して加熱してい
るため、コイルしかｗｉ接加熱されず、アマチュアコア
は伝導熱によって加熱されるだけである。したがってア
マチュアコイルはパウダーが溶着する温度まで加熱され
るが、アマチュアコアの温度はそれ程上昇することはな
く、パウダーがアマチュアコア化溶着することはない。

〔実施例〕

以下に、この発明の一実施例について第１図乃至第８図
に従って説明する。ｍ１図はアマチュアコイル（８）へ
の通電方法の一例を示す図、第２図は通電状態を示す図
である。第８図はこの発明が適用されるアマチュアコア
（７）を示す図であり、セミクローズ方式のスロット（
７ａ）が設けられている。

ｍ１図（ａ）においては（１）はアマチュアであって、
第８図に示すアマチュアコア（７）と、このアマチュア
コア（７）のスロット（７ａ）に巻装されたアマチュア
コイル（８）と、このアマチュアコイル（８）が電気的
に＆：続されたセグメント（９ａ）を有するコミュテー
タ（９）と、アマチュアコア（７）およびコミュテータ
（９）が嵌雀される電機子回転軸αｑとで構成されてい
る。

（ロ）は回転４１１ｉ１０Ｑを回転可能に支承するハウ
ジングである。（２）は回転軸ＱＱに取り付けられたフ
レットであって、モータＭの回転力を回転軸ＱＯに伝達
して回転軸αＱを回転させる。第１図（ａ）　（ｂ）に
おいて、ｏ４ハはコミュテータ（９）に摺接してアマチ
ュアコイル（８）へ通電する一対のブラシであって、一
方はバッテリα脣の陽極に接続され、他力は接地されて
いる。０５はブラシ儲（６）′をコミュテータ（９）に
押圧するばね、ＱＱははね（へ）を支持する支持部材で
ある。

以上の構成において、モータＭにより回転４＋ｌｌｌ０
Ｑを回転させ、ブラシ０ａＱ３′とコミュテータ（９）
を相対回転させながらバッテリ０４１よりブラシｏ３ｗ
、コミュテータ（９）を介してアマチュアコイル（８）
に電流（約８００アンペアで８０秒ｍＷＫする）を流す
と、第２図に示す様に電流ｉがアマチュアコイル（３）
の等価抵抗に訛れ　、２・Ｒなるジュール熱が発生して
アマチュアコイル（８）は熱硬化性樹脂（５）のパウダ
ーが溶着可能な温度にまで均等に加熱される。この後或
いは通電しながら従来方法と同様の方法でアマチュア（
１）を回転させながらアマチュアコイル（８）の軸方向
端部に熱硬化性樹脂であるＨシ樹瓶（５）のパウダーを
ノズル（４）より落下させると、上記パウダーはアマチ
ュアコイル（８）の軸方向端部に加熱縮重合により溶着
して、絶縁処理がなされる。なお通電しながらパウダー
コーティングする場合は通ｗＬＷＬ流を制御するように
すればコイルの温度を所定範囲に維持でき均一で良好な
絶縁ができる。

このようにすればアマチュアコア（７）の温度はそれ程
上昇しないため、パウダーがコア（７）に落下しても溶
着することはなく下方に落下すること（ζなる。そして
、この落下した余分なパウダーは図示しない集塵機によ
り回収して再使用できるのでパウダーを無駄に使用する
ことがなくなる。しかも、従来の様にパウダーをコアか
ら除去する作業も不要となり、アマチュアの生産性１作
業性が向上し、安価なアマチュアを提供できる様になる
。

なお、この実施例では、アマチュアコイル（８）に直接
通電したが、何らかの方法によって誘導電流をアマチュ
アコイル（８）に誘導させて加熱しても良い。

〔発明の効果〕

以上の様に、この発明では、アマチュアコイルを通電加
熱しで熱硬化性樹脂のパウダーでコーティングする様に
したので、パウダーを無駄に使用することがなく、シか
も、アマチュアコアよりパウダーを除去する作業も不要
となり、作業性、アマチュアの生産性を向上させて安価
なアマチュアを得るアマチュアの絶縁処理力法を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）はこの発明の一実施例による通電方法を示
す半断面図、第１図（ｂ）はｍＱ図（ａ）のＢ−・Ｂｆ
ｉに沿った断面拡大図、第２図はアマチュアコイル（８
）への通電状態を示す図、第８図はこの発明が適用され
るアマチュアコアを示す図、第４図は従来のアマチュア
の絶縁処理方法を示す図である。各図中、（１）・・・アマチュア、（５）・・・熱硬化
性樹脂のハウター、（７）・・・アマチュアコア、（８
）・・・アマチュアコイル、（９）・・・コミュテータ
、（１０・・・電機子回転軸、０ａｋｓ’・・・ブラシ
、（１４１・・・バッテリ、Ｍ・・・モータである。なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）アマチュアコアのスロットに巻装されたアマチュ
アコイルの、上記コアの軸方向端面から外部に露出した
部分を熱硬化性樹脂のパウダーでコーティングするアマ
チュアの絶縁処理方法において、上記アマチュアコイル
を通電加熱してパウダーコーティングを行なうようにし
たことを特徴とするアマチュアの絶縁処理方法。
（２）アマチュアコイルが接続されたコミユテータを介
して上記アマチュアコイルを通電加熱することを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のアマチュアの絶縁処理
方法。
（３）アマチュアを回転させながらアマチュアコイルに
通電するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
１項または第２項記載のアマチュアの絶縁処理方法。