JPS6114626Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6114626Y2 JPS6114626Y2 JP5095180U JP5095180U JPS6114626Y2 JP S6114626 Y2 JPS6114626 Y2 JP S6114626Y2 JP 5095180 U JP5095180 U JP 5095180U JP 5095180 U JP5095180 U JP 5095180U JP S6114626 Y2 JPS6114626 Y2 JP S6114626Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- arm
- gear
- kick
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてオートバイその他の自動２輪
車におけるエンジンのキツク式の始動装置に関す
る。
車におけるエンジンのキツク式の始動装置に関す
る。
従来この種装置として、キツクアームの戻しば
ねに抗した回動によればシヤフトとギヤとクラツ
チ手段とを介してエンジンのクランク軸に回転が
与えられるようにした式のものは知られるが、こ
の場合該キツクアームは踏み荷重が当初は多少と
も重いことが好ましい。即ち踏み荷重を軽くする
と、操作は楽であるが、この場合人の心理として
これを軽く踏む傾向となり、これではエンジンの
クランキング回転数が不足気味となり、かくて該
荷重を当初は多少とも重くし、多少とも強い踏力
を要求する式とすることが好ましい。
ねに抗した回動によればシヤフトとギヤとクラツ
チ手段とを介してエンジンのクランク軸に回転が
与えられるようにした式のものは知られるが、こ
の場合該キツクアームは踏み荷重が当初は多少と
も重いことが好ましい。即ち踏み荷重を軽くする
と、操作は楽であるが、この場合人の心理として
これを軽く踏む傾向となり、これではエンジンの
クランキング回転数が不足気味となり、かくて該
荷重を当初は多少とも重くし、多少とも強い踏力
を要求する式とすることが好ましい。
本考案はかゝる要求に適合する装置を得ること
をその目的としたもので、キツクアーム１の戻し
ばね２に抗した回動に伴い該アーム１に連なるシ
ヤフト３と、該シヤフト３に遊嵌されるギヤ４と
該ギヤ４に咬合うクラツチ手段５とを介してエン
ジン６のクランク軸７に回動が与えられるように
したものにおいて、前記シヤフト３で構成される
回転部材８の外周に、前記キツクアーム１の戻し
位置では咬合うが、その他の位置では咬合いを解
かれる咬合式抵抗部材９を備えて成る。
をその目的としたもので、キツクアーム１の戻し
ばね２に抗した回動に伴い該アーム１に連なるシ
ヤフト３と、該シヤフト３に遊嵌されるギヤ４と
該ギヤ４に咬合うクラツチ手段５とを介してエン
ジン６のクランク軸７に回動が与えられるように
したものにおいて、前記シヤフト３で構成される
回転部材８の外周に、前記キツクアーム１の戻し
位置では咬合うが、その他の位置では咬合いを解
かれる咬合式抵抗部材９を備えて成る。
第１図乃至第３図はその１例を示すので、キツ
クアーム１を一端に有するシヤフト３はその他端
に送りねじ部１０と、これを介して進退自在に扇
形のギヤ４とを備え、該ギヤ４とクランク軸７上
のこれと咬合うギヤ１１とでクラツチ手段５を構
成させるようにした。図面で１２は該ギヤ４の根
部外周のフリクシヨンばねを示す。回動部材８は
該シヤフト３の根部近傍にこれを多少とも膨大し
て作るもので、その外周に凹部８ａを備え、咬合
式抵抗部材９はその外側のこれと咬合うボール９
ａとその背面のばね９ｂとで構成されるようにし
た。
クアーム１を一端に有するシヤフト３はその他端
に送りねじ部１０と、これを介して進退自在に扇
形のギヤ４とを備え、該ギヤ４とクランク軸７上
のこれと咬合うギヤ１１とでクラツチ手段５を構
成させるようにした。図面で１２は該ギヤ４の根
部外周のフリクシヨンばねを示す。回動部材８は
該シヤフト３の根部近傍にこれを多少とも膨大し
て作るもので、その外周に凹部８ａを備え、咬合
式抵抗部材９はその外側のこれと咬合うボール９
ａとその背面のばね９ｂとで構成されるようにし
た。
その作動を説明するに、抵抗部材９は常時は例
えば第２図示のように回動部材８と咬合い、かく
てキツクアーム１はその踏込みに際し、多少とも
負荷を作用され、従つて比較的強い踏力を要求す
るが、次で該アーム１の回動によれば、該部材９
は例えば第３図示のようにその咬合いを解かれ、
かくて該アーム１は前記した負荷を失つて勢いよ
く回動し、エンジン６に比較的高速のクランキン
グ回転を生ずる。次で踏力を解けば、該アーム１
は戻しばね２で当初位置に戻り、この際抵抗部材
９は第２図示のような咬合状態となり、かくて該
アーム１はその位置にロツクされて防振される。
えば第２図示のように回動部材８と咬合い、かく
てキツクアーム１はその踏込みに際し、多少とも
負荷を作用され、従つて比較的強い踏力を要求す
るが、次で該アーム１の回動によれば、該部材９
は例えば第３図示のようにその咬合いを解かれ、
かくて該アーム１は前記した負荷を失つて勢いよ
く回動し、エンジン６に比較的高速のクランキン
グ回転を生ずる。次で踏力を解けば、該アーム１
は戻しばね２で当初位置に戻り、この際抵抗部材
９は第２図示のような咬合状態となり、かくて該
アーム１はその位置にロツクされて防振される。
こように本考案によるときはキツクアーム１に
連なるシヤフト３で構成される回転部材８の外周
に、キツクアーム１の戻し位置では咬合うがその
他の位置では咬合いを解かれる咬合式抵抗部材９
を備えるものであるからキツクアーム１は当初は
負荷が与えられて、これに比較的強い踏力が要求
されると共に次いで該負荷は除去されるので、ク
ランク軸７は勢い良く廻転してクラツキング回転
数の不足を生ずるようなことがなく、而も抵抗部
材９は軸方向に摺動しない回転部材８の外周に設
けられるのでシヤフト３に遊嵌されるギヤ４のス
トロークに関係なく純枠に踏み込みトルクを任意
に調整できる等の効果を有する。
連なるシヤフト３で構成される回転部材８の外周
に、キツクアーム１の戻し位置では咬合うがその
他の位置では咬合いを解かれる咬合式抵抗部材９
を備えるものであるからキツクアーム１は当初は
負荷が与えられて、これに比較的強い踏力が要求
されると共に次いで該負荷は除去されるので、ク
ランク軸７は勢い良く廻転してクラツキング回転
数の不足を生ずるようなことがなく、而も抵抗部
材９は軸方向に摺動しない回転部材８の外周に設
けられるのでシヤフト３に遊嵌されるギヤ４のス
トロークに関係なく純枠に踏み込みトルクを任意
に調整できる等の効果を有する。
第１図は本案装置の１例の截断側面図、第２図
はその−線截断面図、第３図はその作動を説
明する仝断面図である。 １……キツクアーム、２……戻しばね、３……
シヤフト、４……ギヤ、５……クラツチ手段、６
……エンジン、７……クランク軸、８……回動部
材、９……抵抗部材。
はその−線截断面図、第３図はその作動を説
明する仝断面図である。 １……キツクアーム、２……戻しばね、３……
シヤフト、４……ギヤ、５……クラツチ手段、６
……エンジン、７……クランク軸、８……回動部
材、９……抵抗部材。
Claims (1)
- キツクアーム１の戻しばね２に抗した回動に伴
い該アーム１に連なるシヤフト３と、該シヤフト
３に遊嵌されるギヤ４と該ギヤ４に咬合うクラツ
チ手段５とを介してエンジン６のクランク軸７に
回動が与えられるようにしたものにおいて、前記
シヤフト３で構成される回転部材８の外周に、前
記キツクアーム１の戻り位置では咬合うが、その
他の位置では咬合いを解かれる咬合式抵抗部材９
を備えて成るエンジンのキツク式始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5095180U JPS6114626Y2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5095180U JPS6114626Y2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56152866U JPS56152866U (ja) | 1981-11-16 |
| JPS6114626Y2 true JPS6114626Y2 (ja) | 1986-05-07 |
Family
ID=29645870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5095180U Expired JPS6114626Y2 (ja) | 1980-04-17 | 1980-04-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114626Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-17 JP JP5095180U patent/JPS6114626Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56152866U (ja) | 1981-11-16 |
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