JPS61145830A - アライメント装置 - Google Patents

アライメント装置

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JPS61145830A
JPS61145830A JP59267454A JP26745484A JPS61145830A JP S61145830 A JPS61145830 A JP S61145830A JP 59267454 A JP59267454 A JP 59267454A JP 26745484 A JP26745484 A JP 26745484A JP S61145830 A JPS61145830 A JP S61145830A
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wafer
reticle
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stage
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Naoki Ayada
綾田 直樹
Mitsugi Yamamura
山村 貢
Fumiyoshi Hamazaki
浜崎 文栄
Masao Kosugi
小杉 雅夫
Kazuo Takahashi
一雄 高橋
Mitsuaki Seki
関 光明
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G03F9/7057Gas flow, e.g. for focusing, leveling or gap setting

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [分 野] 本発明は半導体メモリ、演算装置等の高密度集積回路チ
ップの製造の際に用いる回路パータンの焼付即ち露光す
る装置の特にアライメント装置に関する。
[従来技術] 従来この種の装置においては、その檜ね合せ精度、生産
性、他の装置との融通性、大型複雑化等に難点があった
[目 的] 本発明は上記難点を解消し、極めて高い重ね合せ精度、
高生産性(高速)、高融通性及び簡易な構成を備えた装
置及び方法を提供することを目的とする。
[実施例] 以下図面を参照して、本発明の一実施例を説明する。第
1図は回路パターンマスクいわゆるレチクルRTの面内
に形成された回路パターン面CPをウェハWF上に露光
するための露光装置の概略構成図である。IOは露光用
光源系にして、超高圧水銀灯などの光源LPの近傍には
光源LPから放射された光束を有効に集光するための楕
円&ffM1が配置され、次いで順次に光路に沿って、
赤外光の大部分を透過し紫外光を反射するためのコール
ドミラーM2、光束の配光特性を均一にするためのイン
テグレータレンズ系L1、シャッターSTルンズ系L2
、反射鏡M3、レンズ系L3、遮光装置BL、レンズ系
L4、反射IM4 、レンズ系L5、反射鏡MS、レン
ズ系L6、レチクルRTが順次に光路に沿って配置され
ており、ここで反射IM3 、M4 、M5は、それぞ
れ光軸を直角に折曲げて照明系を小型化するためのもの
であり、レンズ系L3は、光源LPからの光を集光して
、遮光装置BLを均一に照明するためのものである。A
sはいわゆるTTL (Through  TheLe
ns)アライメントのための光学系、R8はレチクルR
Tのx、y、θ方向への駆動ステージ、縮少レンズ系P
Oは縮少露光のための光学系で115〜1/10の縮少
率を有する。OAはウェハWFのアライメントのための
オフアクシス光学系、WSはウェハWFのX、Y、Z、
θ方向への駆動ステージ、LZはレーザ干渉計で、縮少
レンズ系POのミラーM6及びウェハステージWSのミ
ラーMlによりウェハステージWSの移動制御を行なう
第2図は遮光装置BLの斜視図である。この遮光装置B
Lは、第1図のレンズ系L4.L5.L6により、その
遮光する面がレチクルRTの回路パターン面CPと共役
な関係になるように配置され、またレチクルRTを、そ
のガラス等の透明部の厚さが異なるレチクルに取替え、
屈折力が変化した場合に、上記の共役な関係を維持する
ために、光軸方向に移動可能である。また不図示の遮光
装置回転機構により、レチクルRTの下方に配置されて
露光を受けるウェハWFとの回転方向位置合わせのため
に、レチクルRTの回転に連動して第2図の如くθ方向
に回動可能である。
遮光装置BLは基板ST上に4つのパルスモータ、PM
I〜PM4 、各モータPMの回転軸にそれぞれ固定さ
れて回転可能な4つの送りネジ部FG1〜FG4 、各
モータPM及び送りネジ部FGの回転により、一方向に
移動可能な4つの送りナツト部NA1〜NA4 、及び
送りナツト部NA上に固定され、かつ鋭利な側縁部(エ
ツジ)d1〜d4を有する4つの遮光板BLI〜BL4
がそれぞれ配置され、4個の側縁部d1〜d4により矩
形の開口部を構成する。
上記構成において、第1図の光源LPより放射された光
束は、シャッターSTが開いたとき光学素子Ml 、M
2 、M3 、M4の順に反射、屈折をし、遮光装置8
Lを均一に照明する。遮光装置BLの開口部の外側に照
射した光束は、4つの遮光板BL1〜BL4により遮光
され、開口部を通過した光束は、図において実線で示す
如く、レチクルRTの回路パターン面CPを照明する。
ここで遮光装置BLの遮光面とレチクルRTのパターン
面CPとは、光学的に共役な関係に配置されているので
、遮光装置8Lの開口部の縁部は、回路パターン面CP
上に鮮明な輪郭で投影され、レチクルRTの回路パター
ン面CPの外側の領域を完全に遮光することができる。
なお、遮光装置BLは、レチクルRTの回路パターン面
CPとの回転方向の位置合わせのために、θ方向(第2
図)に回動可能であり、またレチクルRTが厚さの異な
るすなわち屈折力の異なるレチクルに変更した場合に、
前記共役の関係を維持するために光軸方向く第1図上下
矢印)に移動可能である。更に、遮光装f[BLの開口
部の領域及び位置は、本装置の電子処理部から出される
信号によりパルスモータPM1〜MP4が所定の回転を
し、各モータの軸に連結されている送りネジFG1〜F
G4により送りナツトNA1〜NA4が一方向に移動し
、従って遮光板BL1〜BL4が移動することにより、
光軸と直角方向の開口部面積を任意に変化させることが
できる。このような4枚の遮光板BL1〜BL4の移動
、調整は同時に行うことが可能であり、従ってレチクル
RTの任意の領域に合致した露光が可能となる。
第3図は第1図のレチクルステージR8の断面を示す図
で、第4図はその上面概略図である。図において基板S
Lは縮少レンズPOに固定され、その一部は上方に突出
し、その上面にレチクル基準マークRKR,RKLが設
けられている。このレチクル基準マークRKR,RKL
にレチクルのセットマークR3R,R8Lが合わせられ
て、いわゆるレチクルアライメントが行なわれる。
RYはレチクルRTのY方向駆動ステージ、RX、Rθ
は同じ(X方向、θ方向への駆動ステージ、θB(θB
1.θ82.θ83)は回転ステージRθのためのガイ
ドベアリング、RCはレチクルチャックでチューブTU
Rからの吸引力によリレチクルRTをチャックRCに吸
着させて固定させる機能を有する。RX、RY、Rθは
各々各ステージRX、RY、Rθを駆動するためのパル
スモータ、XL、YL、θLは各々駆動力伝達レハーキ
ア、BXI 、BX2 、BYl、BY2 、Bθは各
々モータの力に抗する片寄せバネ、XB。
Y8は各々ガイドベアリングXG、YGと協働するガイ
ドブロックである。各モータの回転により各々所望量X
、Y、θ方向に各ステージは駆動される。例えば今パル
スモータPXを矢示方向に回転させると、レバーXLは
矢示方向に回転しその左端がXステージRXを押し、X
ステージRXはバネBX1.BX2に抗して左方向に移
動する。このときガイドブロックXB及びガイドベアリ
ングXGによってX方向にのみ正しく移動される。ホト
センサPS及び遮光板SMはレチクルステージR8の移
動限界及びレチクルステージR8の中心を露光用レンズ
系POの光軸に合わせるための検出系である。
またパルスモータPOを駆動、回転させると第1図点線
で図示する回転力伝達系DTを介して第2図の遮光装置
fBLの基板STも連動してθ方向に回転する。
第5図は第1図のTTLアライメント光学系AS及びオ
フアキシス光学系OAの概略を示す図である。図におい
て18はレーザ発生源、2Sはレーザ系のピント出しを
行なう集光レンズ、3Sは回転多面鏡、4Sはf−θレ
ンズ、5Sはビームスプリッタである。レーザ発生源I
Sを出たレーザ光が回転多面鏡3Sの回転に従って走査
が行なわれ、ビームスプリッタ58以下の光学系に入っ
ていく。6Sはフィールドレンズ、7Sは視野分割プリ
ズムであり、プリズムISは走査レーザ光を2つの光路
に分割する。この点においてプリズム7Sは視野および
空間分割プリズムということができる。8R,8Lは偏
光ビームスプリッタ、9R,9Lはリレーレンズ、10
R,10mはビームスプリッタで、これらの素子を反射
又は通過した光−は対物レンズ11R,IILに入り、
対物ミラー12R,12Lで反射し、レチクルRT上で
結像し、走査を行なう。結像レンズ13R,13mから
光電ディテクタ18R,18Lに至る系は光電検出系で
ある。
14R,14Lは色フィルタ、15R,15Lは空間周
波数フィルタで、正反射光を遮断し、光電検出用の散乱
光をとり出す役目をする。16R,16Lは反射鏡、1
7R,17Lはコンデンサーレンズである。光源19R
,19L、コンデンサーレンズ20R、20L 。
色フィルタ21R,21Lは観察のための照明光学系を
構成し、エレクタ22S1プリズム23S1テレご用レ
ンズ243.ill像管CDOは観察系を構成する。
この例では光量を有効に用いる為、走査レーザ光が、レ
チクルおよびウェハの共役面に置かれた視野分割プリズ
ムISによってその光路を左右に分割されている。走査
線は視野分割プリズム7Sの稜線と直交している。すな
わち縦方向にレーザを走査する用にミラー10R,10
Lと12R,12Lが用いられている。
また図示の如く左右の走査光学系が非対称に構成されて
いるため、左右の対物レンズ11R,11Lはレチクル
RTのアライメントマークWR,WLの位置に対応して
互い違いに配置されている。OAR,OALは一対のア
ライメント用オフアキシス光学系で後述のアライメント
動作に使用する。
CR,CLは高倍用充電高解像度撮像管、CDR。
CDLは低倍用変換器でCOD (チャージカップルド
デバイス)等から成る。
第6図は第1図のウェハステージWSの一部斜視図にし
て、基台WD上にY方向移動ステージWY、その上にX
方向移動ステージWxが乗せられ、各X、Yステージw
x、wyは各々サーボモータX M 、 Y M k:
 、に ツT X 、 Y方向に)jイドGX、GYL
沿zT移11する。XH−XS、YH−YSは各々X、
Yステージの初期リセットのための検出系である。xO
はθ方向の回転及び2方向に上下移動するステージθ2
のための穴部である。ステージθ2は第7図の如くその
上にウェハチャックWCが乗せられ、その上にウェハW
Fがレチクル側と同様に吸着固定される。ステージθZ
はステージホルダθHに嵌合し、ボールベアリングBB
及びblによって2方向の上下動及びθ方向に回転回能
である。ステージホルダθHは図示の如くXステージW
Xに固定される。2及びθ方向の駆動用パルスモータZ
M、θMはステージホルダθHに固定される。
ステージθ2の中心部には多数のドーナツ型が積層され
た圧電素子PZが配置される。圧電素子PZとステージ
θZ及びウェハチャックWCはビスBWで一体化される
Isは渦電流型位置センサで圧電素子PZの基台ZDに
固定され、ステージθ2の上方移動量9を検出する。ス
テージホルダθHにはさらにレバーZLが回動自在に軸
支され、またナツトNが固定される。Z方向駆動モータ
2Mが駆動されるとギアG1.G2が回転しネジ棒G3
が下方向に回転しながら下降するとレバーZLの右端が
ボールb1に押されて時計方向に回動し、レバーZLの
左端はボールb2を介して圧電素子PZ及びセンサIs
を基台ZDを介して上方に押し上げるので一体化されて
いるステージθZ及びウェハチャックWCが上方即ちZ
方向に移動する。このようにして焦点合せのための粗動
運動が行なわれる。その後その位置から今度は圧電素子
Pzが駆動され、Z軸方向にレバーZLを支点に伸長す
る。したがってウェハチャックWC及びθ2ステージが
圧電素子の伸長弁だけ上方に移動する。その移動量はセ
ンサISによるギャップ9の測定により検出する。これ
により微動調節が行なわれる。
θ方向駆動モータθMが駆動されるとギア列G4 、G
5 、G6を介してステージθ2及びウェハチャックW
Cがボールベアリング8B及びb2によってスムースに
回転する。
CH,O8は回転方向の基準点を定める検出系である。
縮少投影レンズPOに取付けられたA G 1.A G
3はエアマイク白センサノズルであり、不図示のAG2
.AG4を加えた例えば4個でウェハw Fの表面まで
の距離を測定している。ノズルAGI〜AG4で測定し
た縮小投影レンズPOの端面からウェハWFの表面まで
の距離を各々dl G2 、 G3、G4とすると、そ
の平均距離は(dl +d2+d3 +64 )/4と
なる。所定の縮小投影レンズPoの結像面位置と縮小投
影レンズPOの端面間の距離をdOとすると、結像面位
置にウェハWFを移動させるには Δd=do −(d1+d2 +d3 +d4 )/4
なる量Δdだけウェハ2機構を移動させれば良い。
この結果ウェハWFの平均面が結像面位置となる。
第8図は自動焦点合せ機構部を制御するブロック図で、
マイクロプロセッサ402で各種の判断処理を行ない、
各々の場合に応じた指令を出す。412はレジスタであ
り、マイクロプロセッサ402からパルスモータZMへ
の回転方向1回転量2回転速度などの指令情報を記憶す
る。42Zはパルスモータ制御回路であり、レジスタ4
1Zの移動量指令情報に基づき、パルスモータZMのオ
ープンループ制御を行う。初期状態において、ウェハW
Fの表面位置は結像面位置より例えば2aw以上離れて
いる。これはウェハWFの厚みが規定より厚かった場合
でも紬−小投影レンズPOに衝突しないためである。な
お、エアセンサノズルAG1〜AG4で精度よく測定で
きる範囲は、ノズルの端面からウェハ表面までの距離が
約0.2IMR以内のときである。従って所定の結像面
位置がノズルの端面から0.1履のところにあると仮定
すると、精度よく測定できるのはウェハ表面が上方向に
移動して結像面位置より下側0.INR以内に入ってか
らである。
49ZはエアセンサノズルAG1〜AG4の流体流量の
変化を電圧に変換する回路であり、縮小投影レンズPO
とウェハ表面迄の距離dl 、 G2 。
G3 、 G41.:対応L/ tc 電圧出力V1 
、 V2 、 V3 。
V4を発生する。50Zはアナログデジタル変換器(A
DO)であり、電圧変換回路49Zで発生した電圧V1
 、V2 、V3 、V4をデジタル信号に変換してマ
イクロプロセッサ402に送る。ここでウェハWFの初
期位置が結像面位置より2m以上離れているので、マイ
クロプロセッサ402はウェハ2軸が上昇し、エアセン
サノズルの測定範囲に入るまでレジスタ41zにパルス
モータZMへ移動指令を与え続ける。パルスモータZM
の回転によりウェハZ軸が上昇し、ウェハが結像面位置
より0.1#II以内に入ると、エアセンサノズルAG
1〜AG4 、電圧変換回路49Zおよびアナログデジ
タル変換回路502を通じてマイクロプロセッサ402
は測定範囲に入った事を検知し、レジスタ41Zヘバル
スモータZMに停止指令を送り、ウェハWFの上昇を停
める。次にマイクロプロセッサ402は、エアセンサノ
ズルAGI〜AG4.電圧変換回路49Zおよびアナロ
グデジタル変換回路5ozを介してウェハWFの表面位
置の測定を行い、ウェハ2機構の移動量 Δdl −do −(dl +d2 +d3 +d4 
) /4を算出する。パルスモータZMによる移動分解
能は2μmであり、マイクロプロセッサ4G7は2μm
単位の移動量Δd1をレジスタ41zに与えウェハZ軸
を上昇させる。この結果ウェハの表面位置は焦点面位置
に対して約2μm以内の精度で位置する。ここで、また
ウェハの表面までの距離を測定する。エアセンサノズル
AG1〜AG4による測定距離をそれぞれd9〜d12
とすれば、マイクロプロセッサ402は今度はレジスタ
43ZにΔd2=do −(d9 +dlO+d11+
d12) /4なる圧電素子PZの移動方向、移動量の
指令を出す。レジスタ43Zはこの指令を記憶するとと
もに、その指令をそれぞれデジタルアナログ変換器44
Zおよび圧電素子駆動電圧発生回路46Zに出力する。
デジタルアナログ変換器44Zはレジスタ43Zのデジ
タル値をアナログ電圧として差動増幅器45Zに指令電
圧として出力する。46Zは圧電素子駆動電圧発生回路
であり、圧電素子PZに印加する最大電圧VHの約2分
の1の電圧を中心にして上下に電圧を、差動増幅器45
Zの出力に応じて発生する。圧電素子Pzの駆動により
ウェハWFが上下すると、その移―量を渦電流型位置セ
ンサIsで検知し、測定することが出来る。渦電流型位
置センサIsの出力は一位電圧変換回路47Zにより変
位置に比例した電圧に変換され、差動増幅器45Zおよ
びアナログデジタル変換器48Zに出力される。
差動増幅器45Zは渦電流型位置センサIsによって検
出された圧電素子PZによるウェハzs!構の移動量と
レジスタ43Zにより指示された移、動量とを逐次比較
し、その差が誤差範囲内に納まるまで駆動する。この結
果ウェハWFの表面は所定の結像面位置に対して精度よ
く位置することが出来る。
アナログデジタル変換器48Zは渦電流型位置センサ■
Sにより検知した圧電素子PZの移動量をデジタル量に
変換してマイクロプロセッサ402に伝送する。プロセ
ッサ402はこれを検出して結像面位置まで到達したこ
とを知り、次の制御に移る。
或いは以下に示すごとき同時制御も可能である。
すなわち、パルスモータZMと圧電素子PZの動作区分
は以下の式による。
計測1lII/パルスモ一タ分解能= 商 (パルスモータ駆動弁) 余り(圧電素子駆動弁) 即ちエアセンサAGI〜AG4による計測平均値をパル
スモータZMの分解能で除算して余りが算出されたとき
、その余り分を圧電素子PZで駆動させる。これにより
粗駆動と微駆動が好適に行なわれる。また商の分と余り
の分をレジスタ41.7と432に同時に格納し、パル
スモータZMと圧電素子PZが同時に駆動されるので高
速にフォーカス位置に到達させることができる。
図中Aで示した領域は最初に露光される第1シヨツト領
域である。ステップアンドリピートタイプの投影焼付機
はこのようにウェハチャックWCに載ったウェハWFを
X、Y軸方向に移動させて順次焼付を行う。ところで領
域Aを焼付ける場合、ウェハWFに対して縮小投影レン
ズPO、エアセンサノズルAG1〜AG4は図の様に位
置しているのでエアセンサノズルAG1  ・Ac2 
・Ac1はウェハWFの表面位置を検知測定出来るが、
エアセンサノズルAG4はウェハWFの表面位置を検知
測定出来ない。すなわちウェハWFを縮小投影レンズP
Oに近ずけていくと、マイクロプロセッサ402はエア
センサノズルAGI  ・Ac2 ・Ac1が十分測定
範囲内に入った事を検知することが出来るが、エアセン
サノズルAG4からは応答入力がない。そこでマイクロ
プロセッサ40ZはエアセンサノズルAG4が測定不能
と判断して、エアセンサノズルAG1 ・Ac2 ・A
c1の測定値dl ・dl・d3の値を取り出し平均し
てウェハWFまでの平均距離を(dl +d2 +d3
 )/3として算出する。領域Aの焦点位置合せはこの
算出値を基に行なわれる。
領域Aの露光が終了して次に8の領域の露光を行う場合
、Bの露光前にあらかじめエアセンサノズルAG1によ
って露光領域8のウェハ表面位置を検知して距離を測定
しておき、この測定値をマイクロプロセッサ402はレ
ジスタ43Zに駆動指令量として与える。次いでウェハ
WFをX方向に移動させて露光領域Bが縮小レンズPO
の下に位置するまでの間中、圧電素子PZは先の測定値
に基いて駆動を続け、渦電流形位置センサIsで移動量
を確認して所定量の移動が完了したら駆動を終了させる
。このようにしてウェハWFが露光領域Aから露光領域
Bへ移動する間に次の露光領域Bでの焦点合わせを終了
させる事が出来る。このためステージ移動の動作時間を
利用した無駄時間の少ない露光装置が実現できる。
第9図はX、Yステージ制御回路のブロック図テアル。
WX (WY) はX、Yステージ、DハロCモータで
ありX、YステージとDCモータはボールネジでカップ
リングされている。DCモータはモータドライバMDに
よって駆動される。またDCモータにはタフジェネレー
タ(速度信号発生器)■が付加されておりタコジェネレ
ータTの出力はスピード制御用としてドライバMDにフ
ィードバックされている。X、Yステージの位置は副長
器LZの出力信号をもとに現在位置カウンタPCPにて
計測される。測長器としてはレーザ干渉計が用いられる
。この測長器の出力は相対位置出力であり、X、Yステ
ージの現在位置の原点検出として原点センサーXH,S
 (YH,S)及び原点検出回路SOが設けられており
、これらの出力によりX、Yステージの原点が検出され
、ゲート回路APにより、測長が開始され、現在位置カ
ウンタPCPにてX、Yステージの現在位置が計測され
る。X、Yステージ全体をコントロールしているマイク
ロプロセッサCPでは現在位置ラッチ回路PLPを通し
てX、Yステージの現在位置を知ることができる。
CLPはX、Yステージの目標位置ラッチであり、マイ
クロプロセッサCPよりステージの移動目標位置が設定
される。DrFは差分器であり、現在位置カウンタPC
Pと目標位置ラッチCLPの差分を出力するものである
。すなわち現在位置から目標位置までの移動量を示すも
ので、位置サーボのフィードバック信号となると同時に
X、Yステージの駆動パターンを設定する為のタイミン
グを検出する手段に使用される。位置サーボのフィード
バック信号としては差分器の出力をD/AコンバータD
APのビット数に合せる為のビット変換器BCに入力さ
れ、ビット変換された出力がD/Aコンバータに入力さ
れ、そのアナログ出力が位置サーボアンプGAに位置フ
ィードバック信号として入力される。又X、Yステージ
の駆動パターンを設定するタイミング信号を発生する為
のコンパレータCOMPがあり、ビット変換器BCの出
力と移動量設定用ラッチRPLが比較され、一致したと
きコンパレータCOMPから駆動パターン設定用のタイ
ミング信号が出力される。そのタイミング信号は駆動パ
ターン情報が記憶されているランダムアクセスメモリR
Mのアドレス発生器RAGに入力され、そのタイミング
に必要なRAMアドレスが発生し駆動パターン情報がラ
ンダムアクセスメモリRMから出力される。又タイミン
グ信号は割込み発生器INTに入力され、割込み信号が
発生し、マイクロプロセッサCPはそのタイミングを感
知することができる。
駆動パターン情報には前述した移動量データの他にDC
モータを制御する指令値情報があり指令値情報にはDC
モータを実際に駆動する現在指令値初期情報、その目標
値となる目標指令値情報、目標指令値までの過程を制御
する種々の情報がある。PCMが現在指令値カウンタで
あり、DCモータを駆動する指令値を発生する。CLV
は目標指令値情報のラッチ回路である。FGは関数発生
器であり、分周器DIVの分周比を設定するもので、発
振器DIVのパルス周波数を所望の周波数に分周するこ
とにより現在指令値カウンタPCvの値が目標指令値用
ラッチCLVの値に到達するまでの過程を制御する。C
OMVはコンパレータで1あり、現在指令値カウンタP
C■の値と目標指令値用ラッチCLVの値を比較し一致
するまでのゲートAVを有効にさせる役割と同時に一致
したタイミングをマイクロプロセッサに割込み発生器I
NTの割込み信号により知らしめる。現在指令値カウン
タPCvの値はD/AコンバータDAVに入力され、そ
のアナログ出力はスピードサーボ制御時においてドライ
バMOに切換スイッチSWのON側を通して入力されス
ピード指令値となる。
又位置サーボ制御時は加算回路ADに位置指令値として
入力され、コンバータDAPの出力即ち位置フィードバ
ック信号との加算信号が位置サーボアンプGA及び切換
スイッチSWのOFF側を通してドライバMDに入力さ
れる。
DMGは駆動モード発生器でありこの出力信号により駆
動モード切換スイッチSWを0N10FFする。例えば
ON側がスピードサーボ制御モードになり、D/Aコン
バータDAVの出力がドライバMDに入力され、動作開
始区間にX、Yステージはスピードサーボ制御で駆動さ
れる。O’F F側では位置サーボ制御モードになり、
位置サーボアンプGAの出力がドライバMDに入力され
、X。
Yステージは動作終了区間に位置サーボ制御で駆動され
る。
第10図は横軸に時間、縦軸に速度をとった時のステー
ジの速度変化を示す図である。第10図の時刻toから
t4までの区間SSはスピード制御、時刻t4からt6
までの区間PSは位置制御区間であるスピード制御区間
は一定の加速度で加速する加速区間AB、一定速度vI
a×で運動する定速区間BC1一定の減速度で減速する
減速区間CD、一定速度V sinで運動する定速区f
!IDEから成っている。加減速の直線AB、BC,C
D及びDOWNスピード切換点は現在位置点Aと目標位
置点Pの差即ち移動距離によって決定される。
これは例えば移動距離に応じた加減速度、最高速度及び
DOWNスピード切換点をマイクロプロセッサCPがデ
ータテーブルを参照することにより求められる。求めら
れたそれぞれのデータはマイクロプロセッサCPにより
第9図のランダムアクセスメモリRMに格納される。第
11図はそのランダムアクセスメモリの内容を示した図
である。
ランダムアクセスメモリRMの内容は3つのブロックP
HASE1.PHASE2 、PHASE3に分けられ
それぞれのブロックの内容は4つのデータで構成されて
いる。
PHASEIのデータはスタート点AからDOWNスピ
ード切換点Cまでの制御を行なうデータであり、PHA
SE2のデータはDOWNスピード切換点Cから位置サ
ーボ切換点Eまでの制御を行なうデータであり、PHA
SE3のデータは位置サーボ切換点Eから停止点Pまで
の制御を行なうデータである。
次に第9図、第10図、第11図を用いてX。
Yステージの制御方法を説明する。まずマイクロプロセ
ッサCPはランダムアクセスメモリRMへ駆動に必要な
データを書込む。次に目標位置を目標位置ラッチCLP
に設定し、またRAMアドレス発生器にスタート信号S
Tを送る。これによりRAMアドレス発生器RAGから
PHASEIのアドレスが発生し、ランダムアクセスメ
モリRMより現在指令値カウンタPC■にφスピードデ
ータ、目標指令値ラッチCLVにMAXスピードデータ
、関数発生器FGに加速勾配データ、及び移動量設定用
ラッチRPLにDOWNスピード切換点Cまでの移動量
がそれぞれセットされ、駆動モード発生器DMGはスイ
ッチSWをON側にセットする。X、Yステージはコン
バータDAVの出力により目標位置に向かって第10図
A〜Bに示すような加速動作を始める。即ち現在指令値
カウンタPCvの値が目標指令値CLVの値と等しくな
るまでは分周器DIVの出力を計数するカウンタPCV
の可変出力により第10図の加速動作ABを行ない一致
した後分周器DIVの入力が断たれたカウンタPC■の
一定出力により定速動作BCを行なう。
次に、DOWNスピード切換点Cにおいて、コンパレー
タCOMPから一致信号が出力され、RAMアドレス発
生器RAGに入力される。これによりRAMアドレス発
生器RAGからPHASE2のアドレスが発生し、ラン
ダムアクセスメモリRMより現在指令値カウンタPC■
にMAXスピードデータ、目標指令値ラッチCL■にM
INスピードデータ、関数発生器FGに減速勾配データ
、及び移動量設定用ラッチPRLに位置サーボ切換点E
までの移動量がそれぞれセットされ、X。
Yステージは減速動作を始める。即ち現在指令値カウン
タPCVの値が目標指令値CLVの値と等しくなるまで
は前述同様に減速動作CDを行ない、一致した後定速動
作DEを行なう。
次に位置サーボ切換点において、コンパレータCOMP
から一致信号が出力されRAMアドレス発生器RAGに
入力される。これによりRAMアドレス発生器からP)
lAsE3のアドレスが発生し、ランダムアクセスメモ
リRMより現在指令値カウンタPCvに位置サーボ切換
点Eまでの移動量、例えば目標値の手前25μに対応し
たデータを、目標指令値ラッチCLVに目標位置データ
を、関数発生器FGに位置サーボ勾配データを、及び移
動量設定用ラッチに目標停止点Pがそれぞれセットされ
ると同時に駆動モード発生器DMGに位置制御モードを
設定し、スイッチswがOFF側。
にセットされ、X、Yステージは位置制御駆動が行なわ
れる。次に制御終了点Fにおいて、コンパレータCOM
V及びGOMPよりそれぞれ一致信号が出力され、割込
み発生器INTに入力され割込み信号が発生する。これ
を検出したマイクロプロセッサCPは、基本的なX、Y
ステージilJ jaが終了したとみなし、ステージの
停止位置精度の許容I!(以下トレランス)の判定を行
なう。マイクロプロセッサCPは現在位置カウンタPC
Pのデータを現在位置ラッチPLPを経由して現在位置
データを入力し目・標位置との差がトレランス内である
かを判定し、停止位置精度及び変動がトレランス内に入
ったところで制御は完了し、X、Yステージの移動は終
了する。
第12図はテレビアライメント用オフアキシス光学系O
Aの一実施例を示しており、図中R11゜Lllは照明
用光源で、例えばハロゲンランプを使用する。R12,
L12はコンデンサレンズ、R13A 。
R13BとL13A、 113Bは交換的に着脱される
明視野絞りと暗視野絞りで、図では明視野絞りR13A
、L13Aを光路中に装着しているのでコンデンサレン
ズR12,L12は光源R11,Lllを明視野絞りR
(L)13A上に結像する。R14,L14は照明用リ
レーレンズ、R15a −b、 L15a −bは接合
プリズムで、この接合プリズムは照明系の光軸と受光系
の光軸を共軸にする機能を持ち、内側反射面R15a 
、 L 15aと半透過反射面R15b、115bを備
える。ここで光源R,L11、コンデンサレンズR,L
12、明又は暗視野絞りR,L13A、8、リレーレン
ズR,L14、接合プリズムR,115a。
b、対物レンズRL、LLは照明系を構成し、対物レン
ズRL、LLを射出した光束は第14図のウェハWFの
アライメント用マークCRL (LR)11、12また
はWPR(L)1上を落射照明する。
R,L16はリレーレンズ、R,117は光路を高倍か
ら低倍に切換える鏡、R,L18はテレビアライメント
用基準マークTPR,TPLを有する指標ガラス板で、
基準マークTPR(L)はいわば座標の原点を与える機
能を持つ。従ってアライメントマークはX座標の値とY
座標の値として検出されることになる。、R,L19は
撮像レンズ、R2120はNA限定用絞りで、上に述べ
た接合レンズR,L15a、b、リレーレンズR,L1
6、MtR。
L17、指標ガラス板R,L17、I!iI像レンズし
、L19そして高倍Il像管CR,CLと共に受光系を
構成し、対物レンズRL、L’Lを通る光路は接合プリ
ズムの内側反射面R,L15aで反射して半透過面R1
L15bで反射し、再度内側反射面R,L15aで反射
してリレーレンズR,116へ向う。第13図のウェハ
WF上の7ライメントマーク@CRL (LR) 11
.12は基準マークTPR(L)を有する指標ガラス板
R,118上に形成された後、基準マーク像TPR(L
)と共に高倍撮像管CR。
CLの撮像面に結像する。上記構成の光学系の8倍系の
作用を詳説するならば、照明用光源R,Lllからの光
束はコンデンサレンズR,L12で収斂されて明視野絞
りR,L13A又は暗視野絞りR1113Bの開口を照
明し、更に照明リレーレンズR2114を通過し、接合
プリズムの半透過面R,L15bを透過して反射面R,
L15aで反射し、対物レンズRL、LLを通ってウェ
ハWFを照明する。
ウェハWFの表面で反射した光束は対物レンズR(L)
Lで結像作用を受け、接合プリズムR9115a、bへ
入射して反射面R,L15aで反射し、次いで半透過面
R,L15b、反射面R,115at’反射してこれを
射出し、リレーレンズR,116でリレーされて、指標
ガラス板R,118上に結像した後、搬像レンズR,L
19により撮像管CR,CL上に結像する。次に暗視野
状態に切換えてアライメントマーク像が明瞭に検出し得
る様にし、これを撮像してアライメントマーク像の位置
を検出する。後述する電気的処理により検出されたアラ
イメントマークの位置に応じてウェハステージWSはウ
ェハWFの第1シヨツト(露光)領域が投影レンズPO
の投影野中の規程位置を占める様に移動する。R,12
1は反射ミラー、R,L22はエレクタ、R,123は
R,L20と同様の絞り、CDR,CDLは低倍用CO
Dで上記同様の作用を低倍で行なう。これらの光学系は
必ずしも一対でなく各々1個づつあれば良い。
しかし一対であれば同時に検出できるので高速、高精度
が期待できる。
第14図は本装置全体のブロック図にして、本体は第1
図のHTの他にサブCPLI及びドライブ回路即ち例え
ば第8,9図に示したような各ユニット制御回路を含ん
で成る。また低倍率テレビ(TV) カメ5CDO,C
DR,CDLG、を第1(7)TV受像機TV1に信号
ラインL1で接続され、高倍率TVカメラCR,OLは
第2のTV受像機TV2に信号ラインL2で接続される
コントロールボックスCBにはメインCPU及び^速演
算回路を含んだ制御部MCの他にROM。
RAMが含まれる。ROMには後述のフローチャートに
示されるような命令が格納される。KO8はコンソール
で種々パラメータの設定その他各種の制御を行ない、プ
リンタPRTは装置の種々の状態をプリントアウトする
。第15図はオフアキシス及びTTLアライメントを行
なう際の表示七二夕の一例を示す。図中Aは高倍用TV
2を用いてオフアキシスアライメントを行なうときの表
示画面を示し、第12図のオフアキシス光学系OAの指
標ガラス板R(L)18の基準マークTPR(L)と第
13図のウェハWFの^倍アライメント用マークCRL
 (LR)11.12が表示され、両マークの合せ状態
を確認できる。Bは低倍用TV1を用いて第13図の低
倍用マークWPR(L)1と電子的に設定された基準(
カーソル)線KSLとを比較してアライメントが行なわ
れる様子を示す。CはTTLアライメント光学系Asを
用いT 低倍用T V 1にウェハWFのめすマークW
KR。
WKLとレチクルRTのおすマークWSR,WSLを表
示した例を示し、両マークがTTLでアライメントされ
る状態を確認できる。またこの他にオートアライメント
が不可能なウェハを用いる場合等に特殊マニュアルアラ
イメント用マークをウェハWFのスクライブ領域に焼付
け、レチクル上の特殊マニュアルアライメント用マーク
との位置合せをマニュアルで行なわせることもできる。
この場合はおすめすマークよりもA、Bに示すような十
字マークの方が目視合せが容易で好ましい。
第16図Aは最初のレチクルの構成の一例を示し、Bは
同じく2枚目のレチクルを示し、CはウェハWF面上に
最初のレチクルRTIを順に露光していく様子を示し、
Dは2枚目のレチクルRT2の内容が重ね合って順に露
光されていく様子を示す。
図においてCPI 、CR2はレチクルRT1 、 H
T2上に設けられた回路パターン(実素子)、5CR1
,5CL1.5CR2,5CL2は実素子の左右に設け
られたスクライブ領域で、1枚目のレチクルRTIには
2枚目のレチクルRT2とのアライメントに用いるため
のめすマークWKR1。
WKLIが設けられる。また必要に応じて前述の特殊マ
ニュアルアライメント用マークMAR1。
MALIがマークWKR(L)1の代りにまたは図示の
如く並設される。下方のスクライブ領域SCUには低倍
アライメント用マークWPR(L)よりは小さい高倍ア
ライメント用マークCRR。
CRLの2個準備される。これは第13図に示すように
2個ずつ左右に一対設けておけば第5図のオフアキシス
光学系OAの対物レンズRL、LLの視野内に入る確率
が高くなり好ましい。WPR。
WPLは低倍アライメント用マーク、R8R,R3Lは
レチクルのアライメント用おすマークで第3図のレンズ
PO上の基準マークRKR,RKLに合わせられてレチ
クルの位置が設定される。RKR,RKLはWKRI 
、WKLlと同様にめすマーク形状を有しており、TT
Lオートアライメントのときと同様におすめすマークの
合わせ動作によりレチクルオートアライメントが行なわ
れる。
第2レチクルRT2上には次工程アライメント用めすマ
ークWKR2、WKL2 、本工程アライメント用おす
マークWSRI 、WSLIが設けられる。RCNl、
RCN2は各々レチクル番号を示し、コード化されて設
けられ、これを第5図のTTLアライメント光学系As
で読取ることにより自動的にレチクル番号を識別するこ
とができる。
これは回路パターン及び各マーク作製時に同時に作製さ
れる。同様に第13図のWCNはコード化されたウェハ
番号を示し、TTLアライメント光学系Asによって書
込まれ、TTLアライメント光学系ASまたはオフアキ
シス光学系OAによって読取られる。なおこれらは第1
4図のコンソールKO3からのあらかじめ指示された情
報またはリアルタイムで逐次指示される情報によってレ
チクル及びウェハ番号の判別を行なってももちろん可能
である。第16図において、まず第1枚目のレチクルR
T1が第5図のように挿入されると第2図のブレード8
Lはまず第17図Aに示すように回路パターンCP1の
領域とその左右のスクライブ領域5CR1,5CL1が
露出するように開口設定される。この状態で第16図C
のように右から左に順に1.2.3.・・・と露光され
ていく。
即ち第1シヨツト(露光)領域1ではレチクルRT1の
特殊マニュアル用マークMARI 、MALlがMAR
ll、MALIIとして、まためすマークWKR1、W
KLIがWKRll、WKLllとして、また回路パタ
ーンCP1がcpiiとして露光(焼付け)される。な
お実際上はレチクルRT1上の焼付パターンは投影レン
ズPOを介して投影されるため左右上下反転した像がウ
ェハWF上に焼付けられるが、理解容易のため同一像が
焼付けられると仮定して図示する。以下同様に順次焼付
けられていく。その際例えば回路パターンCP11とC
P12の間のスクライブ領域S CR12L 11は回
路パターンCP11と12に共用とされウェハの節約を
計っている。そのため左右一対のマーク例えばWKRl
lとWKLllは上下に互いにずらしておく。このよう
に構成すれば例えばマークWKR12とWKLllは重
ならず好ましい。このようにして第13図に示すショッ
ト番号1〜45の順序で順次露光とステップを繰り返し
、特定ショット例えば第13図の20.26番目の領域
に来たとき第17図Bに示す如く下辺スクライブ領域S
CUまで露出するようにブレードBLを開口設定する。
これによりレチクルRTIの高倍アライメント用マーク
CRL。
CRRが第13図示の如くショット20及び26番目の
下辺スクライブ領域に各々CLR11,CR11i及び
CLR12,CRL12として焼付けられる。
また特定ショット41.及び45のときは第17図C9
Dに示すようにレチクルRTIの低倍アライメント用マ
ークWPR及びWPLが各々露出するようにブレードB
Lの開口設定を行ない、第13図のショット領域41.
45の各々右辺及び左辺に低倍アライメント用マークW
PR1、WPLlとして焼付けられる。以上のようにし
て1枚目のウェハWFへの焼付けを終了する。この第1
3図の1〜45として示すショット順序はウェハステー
ジWSの移動量が最短で好ましい。焼付けが終了したウ
ェハは次のウェハWFと交換され、同様の処理を行ない
、ウェハ10ット分終了すると第1のレチクルRTIを
排出して第2のレチクルRT2が挿入される。第2のレ
チクルRT2は前述の如く第16図Bの如く構成されて
おり、第1シヨツトのとき、露光前にレチクルRT2の
おすマークWSR1とウェハWFのめすマークWKR1
1が、またWSLlとWKLllとがTTLアライメン
ト光学系Asにより精密にアライメントが行なわれた後
露光され、回路パターンCP11上にレチクルRT2の
回路パターンCP2がCP21として焼付けられる。ま
たレチクルRT2のおすマークWSR1はウェハWFの
めすマークWKR11,WKLIIの中間に焼付けられ
、以後使用不能となる。そのためレチクルRT2には次
工程アライメントのためのめすマークWKR2、WKL
2が第16図B図示の如く1段上方にシフトした位置に
設けられ、このマークが第16図りに新しいめすマーク
WKR21、WKL21等として焼付けられる。このよ
うにマークを順次新しく設け、古いマークは使用しない
ので読取り感度を低下させずに誤りなく読むことができ
好ましい。
また図示例は理解容易のために2枚のレチクルでスクラ
イブ領域が飽和する如く示したが、レチクルは通常10
数枚あれば十分であり、チップ面積の大きさ、マークの
大きさ、読取手段の感度等よりして通常のスクライブ領
域は十分な大きさを有している。また、古いマークをく
り返し使用させるようにしても良い。特殊マニュアルア
ライメント時にはレチクルRT2のマークMAR2、M
AL2と前工程で焼付けられたマークMARII、MA
L11等とが低倍系TVモニタTV2により行なわれる
第18図は第14図、15図のテレビ画面をX方向にN
分割、Y方向にM分割した様子を示すもので、画素pJ
iは、行1番目、行i番目の画素を示す。Y方向の分割
数Mは通常、水平走査ライン数と一致しており、従って
画素に分割するためには、−水平同期信号区間内にN回
すンプリングを行えばよい。
従ってX方向の加算は Sx  I =DATA  (P 1盲 )  +DA
TA  (P+2  )  +・・・・・・+DATA
 (P+ N )、SX2 =DATA (P21)+
DATA (P22)+・・・・・・+DATA (P
2 N )、SXM =DATA (PM + )+D
ATA (PM2 )+・・・・・・+DATA (P
MN )。
Y方向の加算は SY + =DATA (Pn )+DATA (P2
+ )+・・・・・・+DATA (PM + )、S
Y2 =DATA (P+2 )+DATA (P22
 )+・・・・・・+DATA (PM 2 )、SY
M =DATA (P+ N )+DATA (P2 
N )+・・・・・・+DATA (PMN )、であ
られされる。
加算が終了した時点で、X、Y方向積算メモリ内には各
々Sx+ 、SX2 、・・・・・・SXM、SYI 
Sv2.・・・・・・、SYMのデータが格納される。
アライメントマークの一例は、第19図<A>に示す十
字パターン状のマークであり、このマークを前述の如く
X方向、Y方向に濃度加算すると、第19図(B)、(
C)に示す濃度分布になる。
(B)はX方向の加算結果、(C)はY方向の加算結果
を示す。第19図(B)、(C)の濃度分布の特徴は、
図から分る様にマークの加算濃度が二段階になっている
ことである。これらの二段階の濃度分布に対して、第1
9図(C)で示す様に二つのスライスレベルたとえばX
5L1とX5L2を設けると、その二値化パターンはそ
れぞれ第19図(D)、<E)に示すパターンとなる。
従って、これらの二値化パターンの中心が一致した場合
、それがアライメントマークの中心座標となる。
第20図のブロック図はアライメントマーク検出回路の
一例を示し、破線で囲まれたブロックXは、X方向の画
素の濃度を加算するブロック、ブロックYはY方向の画
素の1度を加算するブロックである。
第20図において、31Vはビデオアンプ、32Vはア
ナログデジタル変換器、33Vはラッチ回路であり、テ
レビカメラコントロール部から送られるビデオ信号はビ
デオアンプ31Vで増幅され、アナログデジタル変換器
32Vでデジタル化された後ラッチ33Vに格納される
。ラッチ33Vの出力データはX方向の加算ブロックX
とY方向の加算ブロックYへ出力される。ブロックYに
おいて34VはY方向にデータを加算する加算器、35
Vは加算器34Vの出力データをラッチする加算出力ラ
ッチ、36■は加算出力ラッチ35Vのデータを格納す
るY方向積算メモリ、31vはメモリ36Vの出力デー
タをラッチする加算入力ラッチである。
ブロックXにおいて、38VはX方向にデータを加算す
る加算器、39Vは加算器38Vの出力をラッチするラ
ッチ、40Vはラッチ39Vの出力データを格納するX
方向積算メモリである。
これらの回路におけるデジタルデータのビット数に特に
限定はないが、例えばアナログデジタル変換器32Vが
8ビツト、加算器34V、38V及びメモリ36V、 
40Vが16ビツト構成である。
41Vはメモリ36Vのリードライト及びチップセレク
トをコントロールするシーケンス及びメモリコントロー
ル回路、42VはブロックX中のメモリ40Vを制御す
るメモリコントロール回路である。
43Vはシーケンス及びメモリコントロール回路41V
をマイクロプロセッサMPUが制騨するためのコントロ
ールレジスタで、レジスタの入力はマイクロプロセッサ
のデータバス44Vに接続されている。またマイクロプ
ロセッサMPLIは、このデータバス44Vを介してメ
モリ36V、 40Vをアクセスすることが可能である
。45V、 46V、 47V、 48Vはそのための
バッファであり、バッファ45V、 47Vはマイクロ
プロセッサMPUがメモリ36.40にデータをライト
する時、又バッファ46V、 48Vはデータをリード
する時動作する。49Vはクロック回路、50V、 5
1VはX方向積算メモリ36Vのライトアドレス及びリ
ードアドレスを発生するメモリライトアドレス回路及び
メモリリードアドレス回路である。52Vはメモリのリ
ードアドレスとライドアドレスを切換えるアドレスセレ
クタ、53VはマイクロプロセッサMPtJがメモリ3
6Vをアクセスする時のアドレスバッフ?であり・、マ
イクロプロセッサMPLIがアクセスする時以外はアド
レスセレクタ52Vの出力が選択されており、バッフ?
53Vの出力は禁止されている。54VG、tXX方向
積算メモ940Vアドレスを発生するメモリアドレス回
路、55Vはメモリアドレス回路54Vのアドレスとマ
イクロプロセッサMPUがメモリ40Vをアクセスする
時発生するアドレスの切換をするアドレスセレクタであ
る。56Vはクロック回路49Vのり0ツクを基準にテ
レビの水平同期信号、垂直同期信号、ブランキング信号
等を発生するテレビ同期信号発生回路である。57V、
 58VはマイクロプロセッサMPUのデータバス44
に接続された夫々、X位置表示レジスタ、Y位置表示レ
ジスタ、59Vは十字マーク表示回路であり、テレビア
ライメントにおいて検出したアライメントマークの位置
をマイクロプロセッサがX位置表示レジスタ57V及び
Y位置表示レジスタ58vに出力することにより、マー
ク表示回路59Vにより十字マーク信号として、テレビ
カメラコントロール部のビデオ入力端子へ送られる。ま
たマイクロプロセッサMPLJを介して第9図のCPU
へ送られ、ウェハステージをサーボモータによりマーク
識別位置まで移動される。
上述のテレビアライメント検知回路の機能は、■X方向
のデータの積弊、■Y方向のデータの積算、■アライメ
ントマークのテレビ画面上への表示である。
このうち、X方向のデータの積算及びY方向のデータの
積算は、テレビアライメント検知回路の加算器34.3
8が加算を実行し、その加算データをメモリに格納する
。データの加算はテレビ信号の1フレ一ム単位で行われ
、また必要に応じて、1フレームの加算で終了してもよ
いし、或いは複数のフレームの加算を行ってもよい。い
ずれの場合でも、加算中は、メモリ36V、40Vのデ
ータバス及びアドレスバスは、マイクロプロセッサMP
Uのデータバス44V及びアドレスバスから電気的に切
り離されており、メモリ36Vのアドレスはアドレスセ
レクタ52v1メモリ40Vのアドレスはアドレス回路
54Vのアドレスに接続され、シーケンス及びメモリコ
ントロール回路41V、及びメモリコントロール回路4
2Vから発生するリードライト信号及びチップセレクト
信号の制御のもとに加算が実行される。
所定のフレーム数の加算が終了すると、シーケンス及び
メモリコントロール回路41Vからインクラブド信号線
INT上に加算終了信号が発生する。
この加算終了信号の発生後、マイクロプロセッサMPU
は、メモリ36V及びメモリ40Vにアクセスを行い、
加算データからテレビアライメントマーク位置を検知す
る。マイクロプロセッサがメモリ36V、 40Vをア
クセスする時は、当然ながらメモリのアドレス、リード
ライト信号、チップセレクト信号等はマイクロコンピュ
ータの制御信号によって行われる。またメモリ36Vの
データはバッファ46V1メモリ40Vのデータはバッ
フ748vを経由してデータバス44Vに送られ、マイ
クロプロセッサに読み取られる。
第21図のフローチャートを用いて更に詳しく説明する
。ステップSv1にて加算スタート命令がマイクロプロ
セッサより指令されると、前述した様にX方向、Y方向
の加算が開始される。マイクロプロセッサはステップS
V2にて加算終了持ち状態で待機し、所定フレーム数の
加算が終了するとステップSV3に進む。ステップSV
3でマイクロプロセッサはメモリに格納された画像濃度
データの最大値及び最小値をサーチする。最大値及び最
小値が見つかると次に、ステップSV4にてスライスレ
ベルX5LI 、WSRlを設定する。
スライスレベルWSLIは画像濃度データの最大値と最
小値の差(波高値とする)の例えば70%の値とする。
次にステップSV5にてスライスレベルX5LIとメモ
リの内容との大小比較を行い、比較結果が反転した座標
(メモリアドレス)からXLI 、XR1を求める。同
様にステップSV6にて波高値の20%の値のスライス
レベルX5L2を設定し、ステップSV7にてステップ
SV5と同様にしてXL2 、XR2を求める。
以上述べた様にして、第16図(D)、(E)に示した
二値化パターン即ち座標XL1.XRI 。
XL2 、XR2が決定できる。ステップSV8にて(
XR2−XL2 )/2を計算しくXR1−XLl)/
2と等しいか否かを比較し、もしほぼ等しければここで
検知した座標はアライメントマークであると判断してス
テップSV9へ進み、比較値が大きく異っていればアラ
イメントマークではないと判断してステップ5vioへ
進む。ステップ5V10へ進んだ場合は、例えばスライ
スレベルの設定値を変えて再計測するとか、あるいは画
面内にアライメントパターンがないとみなしてアライメ
ントパターンを探すプロセスに進む。同様にY座標YL
I 、YRl 、YL2 、YR2も求めることができ
る。
第16図に示した実施例の利点は、■加算によりランダ
ムノイズが平均化されS/N比がよくなる。■X方向と
Y方向の位置検知が独立に行うことができ検知が簡単に
なる。■画像データを格納するメモリの容量が少なくな
る等があげられる。
以下、本発明の動作を第22〜25図のフローチャート
に従って説明する。
まず第22図81のステップS81においては全ての装
置の初期設定を行う。−例を示すならばメモリRAMの
ゼロクリア、TTLアライメント光学光学系全S全体方
向に移動させるとともに対物レンズIIR(L)及び対
物ミラー12R(L)をX方向に移動させてレンズPo
上に設置されているレチクル基準マークRKR(L)に
対向するように位置させること及び対物ミラー12R(
L)を45°に姿勢設定してレーザ光がマーク位置を照
射し得るようにすること、レチクルステージ、ウェハス
テージ、ブレードを初期状態に設定することその他種々
の初期設定を行う。ステップSS2ではレチクルRTを
レチクルステージRCに真空吸引により吸着させ、ステ
ップSS3ではレーザシャッタBSを開いてレチクルR
Tの位置合せの準備を行う。次いでステップ884で光
学系As全体を不図示のパルスモータによりY方向に移
動させるとともに対物レンズIIR(L)及び対物ミラ
ー12R(L)を不図示のパルスモータによりX方向に
移動させてレチクルRT上のレチクルセットマークR8
R(L)の存在を検出器18R(L)により検出する。
ステップSS5で検出されたマークR8R(L)と所定
の基準点からの距離が検出器18R(L)により計測さ
れ、次のステップ5S61で計測された距離分だけレチ
クルステージR8の各パルスモータPX、PY、Pθを
駆動してしチクルRTのセットマークR8R(L)を基
準マークRKR(L)の近辺に移動させる。同時に対物
レンズIIR(L)及び対物ミラー12R(L)をレチ
クル基準マークRKR(L)に対向した位置に戻されフ
ァインアライメントに備える。
ステップ887でレンズPθ上のレチクル基準マークR
KR(L)とレチクルRTのレチクルセットマークR8
R(L)との左右のX、Y方向のずれ量が検出器18R
(L)により検出される。この各々の計測値の平均値が
ステップS88で許容値内か否かが判定され、許容値内
であれば次のステップ5810に進み、まだ許容値内に
到達していないときはステップS89で再度レチクルス
テージR8の各パルスモータPX、PY、Pθを駆動し
、ステップSS7.8を反復し許容値内に達するまでレ
チクルステージR8を移動させる。許容値に達したこと
をCPUが判定すればステップ5810に進む。ステッ
プs s ioでレチクルRTの露光領域が設定され、
まず第14図Aに示すように中央の回路パターン部CP
及び左右のスクライブ領域5CR(L)が露出するよう
にブレードBLの開口領域が設定eれる。
次いでステップ811でウェハステージWSのウェハチ
ャックWCに最初のウェハWFが吸着される。ここで搬
送されて来るウェハWFは露光がまだ一度も成されてい
ないウェハで、したがってアライメント用のマークもま
だ焼付けられていない。
次のステップS S 12ではレチクル番号の識別のた
め、対物ミラー12Rまたは12Lをレチクル番号上の
レチクル番号RCNの検出位置に移動する。レチクルR
Tは1個の大規模集積回路を製作するのに通常数枚〜1
4.5枚準備されるので、各々の回路パターン作成時に
レチクル番号RCNをコード化して設けておけばレチク
ル番号(種類)の自動識別ができる。ステップS S 
13でコード化されたレチクル番号RCNが検出器18
Lまたは18Rにより読取られる。このときの照明光源
として19Rまたは19Lを用いても良い。今は最初(
第1枚目のレチクルであるからステップ3314に進む
。ステップS S 14ではレーザシャッターBSを閉
じ、また露光の際対物ミラー12R(L)の下辺部が邪
魔しないように45°の姿勢から垂直(Z方向)に姿勢
変更する。次いでステップS315でウェハステージW
SをサーボモータXM、YMによりX、Y方向に所定最
移動させてウェハWFの第1シヨツト(露光)領域を投
影レンズPOの真下に設定する。この移動はレーザ干渉
計LZにより極めて正確に行なわれる。レンズPOの真
下に第1シヨツト領域が設定されたウェハWFはレンズ
POに取付けられているエアセンサAGI〜AG4のフ
ォーカス検出可能レベル内に到達するようにパルスモー
タZMを駆動してθZステージを高速に上方移動させる
(ステップS S 16)。フA−カス検出可能レベル
に達した後エアセンサAGI〜AG4により各々のフォ
ーカス値が検出され、各検出値がRAMに格納されて平
均値が算出される(ステップS S 17)。この平均
値が第1シヨツト領域のフォーカス値とされ、この値に
従って前述の如くパルスモータZM及びまたは圧電素子
PZによりθZステージが目標フォーカス値に達するま
で上または下方に移動される(ステップS S 18)
。次いで露光用光源LPのシャッタSTが所定時間開閉
してウェハWFの第1シヨツト領域への露光が行なわれ
、レチクルRTの回路パターン部CP及び左右のスクラ
イブ領域SCR(L)のTTLアライメント用めすマー
クWKRn、WKLnが焼付けられる(ステップS S
 19)。及びまたは必要に応じてマニアルアライメン
ト用マークMAR1。
MALlも焼付けられる。次いでステップ8820゜2
2、24に示すような判定が行なわれ、第2シヨツト領
域が以上のいずれでもないときはステップ53251 
、252に進む。ステップ254 、252では面述の
如く次のショット領域に対応するエアセンサによりフォ
ーカスが検出され、その値に達するまでθ2ステージが
モータZM及びまたは圧電素子PZにより上または下方
移動する。同時にウェハステージWSがサーボモータX
M、YMによりX。
Y方向に移動し、次のショット領域がレンズPOの真下
に移動する。この移動もレーザ干渉計LZにより極めて
正確に行なわれ以下同様に精密なステップ送り及びフォ
ーカス検出、露光が順次行なわれる。ステップ8820
.22であらかじめ定められた特定ショット領域に達し
たとき、低倍、高倍アライメント用マークWPR(L)
、CRR(L)が各々露出するようにステップ3321
.23で各々ブレードBLの開口領域が設定される。ま
た特定ショット領域から通常のショット領域に移行する
ときはブレードBLの開口領域を通常のショット領域(
第17図A1ステップS S 10)に戻しておく。最
終ショット領域を露光し終るとステップ5324からス
テップ5S26に進む。ステップ5S26ではウェハW
Fにウェハ番号を書込むためにウェハステージWSを所
定位署に移動させ、レーザシャッタBSを書込みに十分
な時間開き、コード化されたウェハ番号及びまたはロフ
ト番号WGNをウェハWFの端部(第14図参照)に廁
込む。ステップ5S27でウェハステージWSをウェハ
排出(受取)位置に移動させウェハを排出すると同時に
θZステージをパルスモータZMにより初期の最下位置
に移動させる。次いで搬送されて来るウェハWFが最終
ウェハか否かがステップ5828で判定される。これは
あらかじめオペレータがコンソールからマイクロプロセ
ッサに指示した枚数に達したか否かを比較することによ
り行なわれ、最終ウェハでない場合はステップ5811
に戻り、前述同様の工程を続ける。
以上により第ルチクルの回路パターン及びアライメント
用マークの焼付を所定ウェハ数及びロット数だけ行なっ
て終了する。この第ルチクルの回路パターン及びアライ
メント用マークが焼付けられた最初のウェハ群は以後第
2レチクルから第n(最終)レチクルまで順次同一ウェ
ハ上の同一ショット領域に精密に重ね合せ露光が行なわ
れる。即ち第2レチクルが搬入されC来るとステップS
S1から5S13まで前述同様の動作が行なわれ、ステ
ップ3 S 13で今度はレチクル番号が「2」である
ことが検出されるのでステップ5S29に進む。ステッ
プ5S29ではウェハWFをレンズPOに取付けられて
いるエアセンサAG1〜AG4の真下に設定し、前述同
様にステップ3330.31でθZステージを高速に上
昇させ、フォーカス検出、平均値算出を行ないステップ
33321〜323に進める。ステップ83321では
オフアキシスアライメント光学系OAのミラーR(L)
18を低倍系に設定し、また暗視野絞りR(L)13B
を選択する。
同時ステップS S 322では機械的にプリアライメ
ントされたウェハWFの低倍アライメント用マークWP
R(L)1を対物レンズR(L)Lのほぼ真下に設定す
る。またこのとき同時にステップ53323ではステッ
プ5831で検出されたフォーカス平均値から目標フォ
ーカス値に達するまでθZステージを上または下方に移
動する。ウェハWFのマークWPR(L)1を対物レン
ズR(L) Lの下に移動させる動作はあらかじめ定め
られた定数を用いることにより行なわれる。ステップ5
833では基準線KSL(テレビ画面上のカーソル)と
ウェハWFのプリアライメントセットマークWPR(L
)1とのX、Yずれ量が計測され、そのずれ吊がRAM
に記憶される。次いでステップ5834では複数のアラ
イメントモードA〜Cの1つが選択され、各アライメン
トモードに従って正確かつ高速な位置合せ、ステップ、
露光が行なわれる。以下、各アライメントモードについ
て説明する。
モードAではまずそのステップ5A11で基準線KSL
の位置とウェハWFのブリアライメントセy トv−り
WPR(L) 1 、!:(7)X、 YfしJiik
一定数を加算した随に従ってウェハステージWSをサー
ボモータXM、YMによりX、Y方向に移動させ、ウェ
ハWFの高倍アライメント用マークCR(1)ii、+
2を対物レンズR(L、)Lのほぼ真下に設定する。同
時に上記X、Yずれ量から算出されたθ(回転)方向ず
れ昂に従ってθZステージをパルスモータθMにより回
転させる(ステップ5A12)。ステップSA2でオフ
アキシス光学系OAのミラーR(L)18を高倍系に設
定し、この高倍系により基準マークTPR(L)と^倍
アライメント用マークCR(L) 11.12とのX、
・Yずれ船が計測される(ステップSA3 )。またこ
のステップSA3でウェハの伸縮量も計測され、許言値
内であるときはその値をXの各々のずれ量に振分加算す
る。ステップSA4でX、Yずれ量が許容値内にあるか
否かが判定され、まだ許容値内に到達していないと判定
されたときは基準マークTPR(L)にアライメント用
マークCR(L)11、12を合わせるようにウェハス
テージWSをサーボモータXM、YM及びパルスモータ
θMによりX、Yおよびθ方向に移動させ(ステップ5
A5)、ステップSA3に戻り同様の手順をくり返し、
許容値内に入ったときはステップ5A61.62に進む
。ステップ5A61ではウェハWFの現在位置に定数を
加算した値に従ってウェハステージWSをサーボモータ
XM、YMによりX、Y方向に移動させてウェハWFの
第1シヨツト(露光)領域を投影レンズPOの真下に設
定する。同時にステップ5A62ではウェハステージW
Sのθ2ステージをパルスモータZMにより所定量上方
に移動する。これは対物レンズR(L)Lの焦点距離よ
りも投影レンズPOの焦点距離が短かいことによるもの
である。以下前例同様にフォーカス検出、平均値算出(
ステップ5A7)、θZステージ移動(SA81)、ミ
ラー12R(L)の姿勢変更(SA82)、露光(SA
 9)を行ない順次フォーカス検出、ステップ移動(S
 A 111.S A 112)をくり返し、最終ショ
ットの露光が終了したことを判別(SAIO)したなら
ばステップ5A12に進む。ステップ5A12では先の
第1回工程にて書込まれたウェハ番号WONを検出可能
な位置までウェハステージWSをサーボモータXM、Y
Mにより移動させる。例えばTTL工学系Asで検出す
る場合はウェハ番号WCNをレンズPOの真下に設定し
、検出器18Rまたは18Lにてコード化されたウェハ
番号WONを読取る。このときの照明光源としてレーザ
源Isの他に光源19Rまたは19Lを用いることもで
きる。或いはオフアキシス工学系OAを用いても読取る
ことができる。このときは対物レンズRL、LLのどち
らかの真下にウェハ番号WCNが設定されるようにウェ
ハステージWSを移動さぜれば良い。読込まれたウェハ
番号はRAMに格納される。ステップS A 14では
バルスモ、−タZMによりθZステージを最下位置に移
動させると同時にウェハステージWSをウェハ排出(受
取)位置に移動させ、ウェハ排出を行なって終了する。
ステップ5A15でまだ最終ウェハまで完了していない
場合は第22図82のステップ3311に戻り、以下同
様の手順を進む。
以上は一対のオフアキシス光学系OAの高倍系により一
対の高倍アライメント用マークCR(L)11、12を
同時に検出する例を示したが、第23図A4.A5は一
対の高倍アライメント用マークを順次検出する伯の例を
示す。これは一対の高倍アライメント用マークOR(L
) 11.12間の距離が一対のオフアキシス光学系の
対物レンズRL、LL間の距離と一致しない場合に有用
である。即ち大直径或いは小直径のウェハもしくは熱膨
張等によるウェハ自体に伸縮が発生している場合に本方
式を用いることができる。第23図A4.A5の例は第
13図の一対の高倍アライメント用マークCLR11,
CRL12が一対の対物レンズRL、LL間の外に位置
し、同時検出が不可能であるため右側のマークCRL1
2に次いで左側のマークCLR11を、最も近い対物レ
ンズRL次いでLしにより順次検出、計測させる場合を
示す。当然左から右の順に検出、計測を行なわせても同
様の効果が得られる。第23図A4のステップS A 
211において、詳記の如くウェハWFの右側の第1指
定高倍アライメント用マークCRL12を対物レンズR
しのほぼ真下に来るようにウェハステージWSを移動さ
せ、同時にθ方向の補正駆動を前述ステップS A 1
2と同様に行なう(ステップ5A212)。
次いでステップS A 22でオフアキシス光学系0△
のミラーR17を高倍系に設定し、ステップ5A23で
オフアキシス光学系OAの基準マークTPRと高倍アラ
イメント用マークCRL12とのX、Yずれ量をXRH
,YRHを計測し、結果をRAMに格納、記憶させる。
次いで左側の第2指定高倍アライメント用マークCL 
R11を左側の対物レンズLLの真下に設定すべくウェ
ハステージWSを移動(ステップ5A241)させ、以
下前述右側の制御と同様の制御をステップ5A242 
、5A25゜S A 26に示すように行なう。次いで
ステップ5A271に移行し、詳記の如くグローバルな
x、y。
θずれIIGX、GY、Gθを算出し、またウェハ全体
の伸縮量PE61出(ステップ5A272)する。ステ
ップ5A28では先に求めたGX、GY。
Gθが許容値内か否かが判定され、許容値内であれば前
述のステップ5A61.62に戻り以下同様の処理が行
なわれる。許容値外であるときはステップ5A291 
、292に進む。ステップ3 A 291では前記X、
Yずれ量に所定稜加算し、さらにそのXずれ量にウェハ
の伸縮IPEを左右一対の高倍アライメント用マークC
LR11,CRL12に対して均等に振り分けた値及び
サーボモータ移動力を加算した値に従ってウェハステー
ジを移動させてウェハの右側マークCRL12を対物レ
ンズRLの真 下に設定する。。ステップS A 29
2ではウェハ全体のθ方向ずれ量をパルスモータの分解
能で除し、商と余りに分け、余りをサーボモータで、商
をパルスモータで駆動する。この制御の詳細は後述のス
テップ5eal、82で説明する。このような動作を指
定回数終了したか否かがステップS A 30で判定さ
れ、指定回数未満のときはステップ5A22に戻り、同
様の処理が成され、指定回数終了してもステップ5A2
8でYESにならなければ自動的もしくは手動的に後述
のモードCに移行させる。ステップ5A28でYESに
なれば前述の如くステップ5A61.62に戻る。
第24図のモードBにおいてはまずステップS81にお
いて、例えば第13図ショット領域13を指定し、その
領域を投影レンズPOの真下にサーボモータXM、YM
により設定する。また同時にステップ3312.13で
θ方向及びZ方向の移動を行なう。次いでレーザシャッ
タBSを開き(ステップ882 )、TTLによるX、
Yずれ量を計測する。ここで第13図ショット領域13
に示すようにX方向の左右各々のずれIXLI 、XR
1、同Y方向YL1 、YRlとすると各々の平均値8
1 X= (XLI +XR1)/2゜SI Y= (
YLI +YR1)/2を算出、RAMに格納、記憶(
ステップ5B3)させる。次いで第2の指定ショット(
例えば第13図19)を投影レンズPOの真下に設定し
て同様の平均値S2 X、S2 Yを求める(ステップ
SB4.5)。次いでステップ5861で各ショットで
各々算出した各ショットでX、Y平均ずれ181X、S
2 X、SI Y、82 Yからウェハ全体(グローバ
ル)のX、Yずれ傷及びθ方向のずれ量を下式により求
める。
GX=SI X+S2 X/2゜ GY=SI Y+S2 Y/2 tanQθ* ((YL2 +YR2)/2− (YL
I +YR1)/2)/に ここでKは指定筒1、第2シヨツトのマーク間の距離で
定数である。
また同時にステップ5B62で熱膨張等によるウェハ全
体の伸縮MPE=SI X−82Xを求める。
この各々求められた値が許容値内か否かをステップSB
  7で判別する。許容値外であることが判別されたら
ステップ3381.82に進む。ステップ5881では
先に算出したX、Yずれ拳に所定間+(K)加評し、そ
の値にウェハの伸縮mPEを各ショット毎に均等に振分
けた値を加算し、さらにステップ3382で算出された
結果にサーボモータ移動力があるときはこの値をも加算
し、その合計値に従ってサーボモータXM、YMにより
第1指定シヨツト領域を再び投影レンズPOの真下に設
定する。ステップ3882では回転方向のずれ量をパル
スモータθMの分解能で除した商の部分をパルスモータ
θMの移動力とし、余りが発生すれば余りの部分をサー
ボモ〜りXM、YMの移動力とする。このサーボモータ
XM、YMのX、Y方向への移動を制御することにより
結果的にθ補正を行なわせるものである。通常ウェハス
テージWSのX軸、Y軸は原理的には直交しておりθ成
分は存在しない。然るに現実の機械段S1においてこの
完全直交は望めず必ずθ成分が発生してしまう。
そこで装置組立完了時にそのθ成分を測定しておき、装
置を動作させる際にX、Yモータの移動量を制御するこ
とにより結果的にθ成分を解消する方向にウェハステー
ジを移動させることができる。
この原理をいわゆる直交度補正と呼んでいる。ステップ
5B81.82ではこの原理を利用し、パルスモータθ
Mで補正しきれない微量角をサーボモータXM、YMの
移動量調整により結果的に補正できるもので極めて好ま
しい。ステップSB9では上述の一対のショット計測を
所定回数くり返したか否かを判別し、終了していなけれ
ばステップS83に戻し上記動作を繰り返す。この繰り
返しによりウェハ位置が次第に許容値に近づいていき、
ステップ887で許容値内に入ったことを判別すれば次
のステップS B 12に進む。指定回数終了したらレ
ーザシャッタBSを閉じて(ステップ5810)TTL
計測を終了する。ステップ5B11ではステップSB7
で指定回数内にYES信号が送出されなかったことを検
出してアライメントモードを他のモード例えばCに進め
る準備を行なう。ステップS B 12では先のステッ
プでウェハ全体のグローバルなアライメントが完了した
としても各ショット毎の回転方向ずれが存在していれば
露光ずれが生ずるのでどれを計測するためのモードであ
る。そこでステップS B 12ではまず第1、第2指
定シヨツトの各最後に計測したYLI 、YRl 。
YL2 、YR2から各ショットでのθ方向ずれ量ta
n 3θ1 = (YLI −YRl )/に1 。
tan 3θ2 = (YL2−YR2)/に2を葬出
する。算出されたSO2,SO2が許容内か否かが判別
(ステップS B 13)され、許容値外であるときは
各々の値が近似値即ち回転ずれが同じ方向、同じ傾きか
の傾斜判別がステップ3 B14で成され、否のとき即
ち各ショットの傾きがばらばらであるときは本モードで
は精密重ね合材露光困難であると判別してモードCに切
換える(ステップS B 19)。似た傾斜を有してい
るときは露光可能であるから平均Sθ=(Sθ1+3θ
2)/2を算出(ステップ8816)b、レチクルステ
ージR8をパルスモータPθにより平均Sθに達するま
で駆動し、レチクルRTを回転移動さぜる(ステップS
 817)。次いで再び各ショットでのθ方向ずれ量S
θ1′、Sθ2′を計?l!!(ステップ5B18)L
、平均 Sθ′=(S01′十Sθ2’)/2 が許容値内か否かを判別(ステップ5B19)L/、否
のときはステップ5B17に戻し同様の動作をくり返す
。ステップ5819で許容値内に入れば第23図A2の
ステップ5A61.62にアクセスされ、前述Aモード
同様に露光、ステップが実行され、モードBによるウェ
ハ処理が達成される。
次に7ライメントモードCについて説明する。
まずステップ5ciiで基準線KSLの位置とプリアラ
イメントセットマークWPR(L)1とのX、Yずれ吊
に定数を加締した値に従ってウェハWFの第1ショッ1
−領域を縮小投影レンズPOの真下にサーボモータXM
、YMにより設定する。
同時に上記X、Yずれ量から算出された値に従ってパル
スモータθMによりθ2ステージを回転移動させ(ステ
ップ5C12)、またθZステージをパルスモータZM
により所定型上方移動させる(ステップ5C13)。次
に第1シヨツト領域でのフォーカスをエへセンサム01
〜八G4により検出、平均値を算出し、目標フォーカス
値に達するまでパルスモータZM及びまたは圧電素子P
ZによりθZステージを上または下方移動させる(ステ
ップSC2)。次いで対物レンズ11R(L)及び対物
ミラー12R(L)をレチクルRTnのレチクルおすマ
ークWSR(L)n−1に対向する位置に移動(803
)させTTLアライメントの準備をする。次いでレーザ
シャッタBSを開き(SSC4)、レーザ源1Sからの
レーザ光を対物ミラー12R(L)によりレチクルおす
マークWSR(L)n−1を照射する。ステップSC5
でレーデの走査を開始させ周知の如くレチクルRTnの
おすマークWSR(L)n−1とウェハWF’のめすマ
ークWKR(L)n−1、mとの第1)X。
Yずれ量を計測する。その第1のずれ量が第1の許容値
例えば0.1μ以内に入っているか否かをステップSC
6で判定する。ここでレチクルに対するウェハの各ショ
ットのX、Y方向のずれ量を左右各々XL、YL、XR
,YRとすると平均のずれ量は各々 SX= (XL+XR)/2゜ SY=  (YL+YR)/2 で与えられる。またθ(回転方向)のずれ量tan3θ
はtan3θ= (YL−YR)/Lで与えられること
は前例同様である。ここでしは各ショットの左右のマー
クWK (S) R−WK (S) 1間の距離で定数
である。ステップSC6で各ずれ吊の平均値SX、SY
が共に許容値内であればアライメント完了でレーザシャ
ッタBSを閉じて(ステップ5C12)、次の処理に進
む。上記平均ずれ量sx、syの1つでも許容値外であ
ればアライメントを行なうべくステップSC7に進む。
なおこの許容値は0.3μ、0.5μ等種々の値をコン
ソールから指定することができる。ステップSC1では
上記YL、YRからS−θを算出する。この算出された
Sθに従ってθZステージをずれ解消の方向に回転移動
させた場合に、X、Y方向に再びずれ量が発生する。こ
れはウェハ中心と各ショットの中心が異なるためである
。この第2のX。
Yずれ量はあらかじめ計算により求めることができるか
らステップSC8でこれを算出する。ステップSC9で
この算出されたX、Yずれ山が第2の許容値例えば3μ
以内であるか否かが判定され、以内であればステップ5
G101 、102に進み、以外であればステップ5C
111〜113進む。ステップS C101、102で
は許容値内であるから上記第1、第2のX、Yずれ量を
各々加算した値に従ってレチクルRTnのおすマークW
SR(L)n−1がウェハWFのめすマークWKR(L
)n−1。
mの中間に入るようにパルスモータPX、PYによりレ
チクルステージR8をX、Y方向に移動させる。同時に
Δθ分だけパルスモータθMを駆動してθZステージを
回転させる。ステップ5C111では許容値外であるか
ら第1のX、Yずれ量に従ってレチクルRTnのおすマ
ークWSR(L)n−1がつI ハW Fのめすマーク
WKR(L)n−1、mの中間に入るようにパルスモー
タPX。
PYによりレチクルステージR8をX、Y方向に移動さ
せる。同時にステップ5C112で第2のX。
Yずれ量に従って前述同様におすマークWSR(L)n
−1かめずマークWKR(L) n−1。
mの中間に入るようにサーボモータXM、YMによりウ
ェハステージWSをX、Y方向に移動させる。同時にス
テップS C113ではステップ5C102と同様にパ
ルスモータθMによりθZステージをΔθだけ回転移動
させる。このように許容値内外に従ってレチクル及びウ
ェハを選択してアライメントさせれば高速アライメント
及び高重ね合せ精度を同時に達成できる。即ちパルスモ
ータによる駆動は高精度であるが駆動時間が長いのに対
し、サーボモータによる駆動は高速であるが精度の点で
不十分であり、またレチクル側はウェハ側より本質的に
移動距離が短かいこと等を考慮して、許容値内であると
きは補正のための移動距離が短かいからレチクルステー
ジをパルスモータで精密に駆動し、許容値外であるとき
は補正のための移動距離が長いからウェハステージをサ
ーボモータで高速に駆動すれば好ましい。またこのとき
レチクルステージ側も補正駆動されるので精度も十分に
保てるものである。ステップSC6の第1の許容値内に
収まるまで以上の動作をくり返す。このようにして高速
、高精度の7ライメントが完了したら前述のようにステ
ップ5C12に進み、次いでステップ5C13に進む。
ステップ5C13では露光を妨害しないように対物レン
ズ11R(L)及び対物ミラー12R(L)を所定位置
まで後退移動させ、かつ対物ミラー12R(L)を垂直
に姿勢変更する。
次いでシャッタSTを所定時間開閉して露光を実行する
(ステップ5C14)、露光が終了したら最終ショット
領域をステップ5C15で判定し、最終でないときはス
テップ5C161〜164に進む。ステップ161で前
述の如くウェハステージを次のショット領域に移動させ
、同時に87ステージをフォーカス検出値に達するまで
上(下)移動させ(ステップ162 ) 、また対物ミ
ラー12R(L)をレチクルのおすマークWSR(L)
n−1に対向の位置に移動させるとともにミラー12R
(L)を45°に姿勢変更させ(ステップ5C163)
、かつレチクルステージR3を第1ショット時に記憶し
ていたX、Y位置まで戻す。これらの動作が終了すると
ステップSC3まで戻り、最終ショット終了までいわゆ
るダイバイダイアライメントにより精密な重ね合せ露光
が行なわれる。最終ショットが終了するとステップ5C
15で判定され、ステップ5A12に戻り同様の動作を
くり返し10ット分の処理が終了する。
また本装置はマニュアルフライメントモードも備えてお
り、前述の特殊マニュアルアライメントモードその他の
マニュアルアライメントモードがどのステップからも割
込み処理により可能であり、特にウェハの材質、レジス
トの特性等によりオートアライメントが不可能な場合に
使用することができる。第5図のTTL光学系Asを用
いてアライメントを行なうときは光j919R19Lの
点灯またはレーザ1Sの光路に拡散板DFを挿入する。
またオアアキシス光学系OAを用いるときは光源R11
,Lllを点灯し、さらに暗視野、明視野の選択を絞り
R13A、 R13B、 L13A、 Li2Sの選択
により行なう。
また各7ライメントマークの選択は第15図のように行
なう。
[効 果J 本発明は以上のように極めて高い重ね合せ精度、高生産
性(^速)、^融通性、小形化等に多大の貢献をし得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の装M概要を示す断面図、第2図
はブレードの概観図、第3.4図はレチクルステー、ジ
の断面図及び平面図、第5図は光学系の概要を示す概観
図、第6,7図はウェハステージのlll!観図及び断
面図、第8,9図はウェハステージの2方向駆動ブロッ
ク図及びX (Y)方向駆動ブロック図、第10.11
図は第9図の動作を説明するための図、第12図は第5
図のオフアキシス光学系の一例を示す概観図、第13図
はウェハ上面図、第14図は装置全体のブロック図、第
15図A、B、Cはテレビモニタの各側を示す図、第1
6図A、Bはレチクルの各側を示す図、第16図C,D
はウェハへの露光の様子を説明する図、第17図A、B
、C,Dはレチクルとブレードの開口関係を示す図、第
18図はテレビ画面の分割例を示す図、第19図は加算
及びスライスレベルの様子を説明する図、第20図はそ
の制御ブロック図、第21図はその動作説明用フローチ
ャート、第22図81〜S5、第22図81〜S5、第
24図81〜B3、第25図01〜c3は各アライメン
トモードの動作を説明するフローチャートである。 ■0・・・露光用光源系、 AS・・・TTLアライメント光学系、RT・・・レチ
クル、R8・・・レチクルステージ、PO・・・縮少投
影レンズ系、 OA・・・オフアキシスアライメント光学系、WF・・
・ウェハ、WS・・・ウェハステージ、LZ・・・レー
ザ干渉計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のオフアキシス光学系の各々にウェハ上の複数のア
    ライメント用マークを順次対向させてアライメントを行
    なわせる制御手段を備えたアライメント装置。
JP59267454A 1984-10-18 1984-12-20 アライメント装置 Pending JPS61145830A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59267454A JPS61145830A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 アライメント装置
US07/368,881 US4937618A (en) 1984-10-18 1989-06-20 Alignment and exposure apparatus and method for manufacture of integrated circuits
US07/542,653 US5050111A (en) 1984-10-18 1990-06-25 Alignment and exposure apparatus and method for manufacture of integrated circuits
US08/029,363 US5365342A (en) 1984-10-18 1993-03-10 Alignment and exposure apparatus and method for manufacture of integrated circuits

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59267454A JPS61145830A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 アライメント装置

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Publication Number Publication Date
JPS61145830A true JPS61145830A (ja) 1986-07-03

Family

ID=17445066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59267454A Pending JPS61145830A (ja) 1984-10-18 1984-12-20 アライメント装置

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JP (1) JPS61145830A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01309324A (ja) * 1988-06-07 1989-12-13 Nikon Corp 露光装置および位置合わせ方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01309324A (ja) * 1988-06-07 1989-12-13 Nikon Corp 露光装置および位置合わせ方法

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