JPS6114427Y2 - - Google Patents
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- JPS6114427Y2 JPS6114427Y2 JP4859081U JP4859081U JPS6114427Y2 JP S6114427 Y2 JPS6114427 Y2 JP S6114427Y2 JP 4859081 U JP4859081 U JP 4859081U JP 4859081 U JP4859081 U JP 4859081U JP S6114427 Y2 JPS6114427 Y2 JP S6114427Y2
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- Japan
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- aluminum foil
- adhesive
- aluminum
- adhesive layer
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は複層アルミニウム箔材に係わるもの
である。
である。
台所などにおいては、調理中、油の飛沫などに
よつて調理場所付近が汚れるが、これの対策とし
て汚れが起り易いアルミニウム箔を貼着し、汚れ
がある程度進むと、その汚れた箔を取り去り、新
しいアルミニウム箔と取りかえることが通常行な
われている。しかし、張りつけた箔をきれいには
がし、また新しい箔を張りつけることは手数の
かゝる煩雑な作業である。本考案は、かゝる作業
を簡素化し得る複層アルミニウム箔材を提供する
ことを目的とするものである。
よつて調理場所付近が汚れるが、これの対策とし
て汚れが起り易いアルミニウム箔を貼着し、汚れ
がある程度進むと、その汚れた箔を取り去り、新
しいアルミニウム箔と取りかえることが通常行な
われている。しかし、張りつけた箔をきれいには
がし、また新しい箔を張りつけることは手数の
かゝる煩雑な作業である。本考案は、かゝる作業
を簡素化し得る複層アルミニウム箔材を提供する
ことを目的とするものである。
以下、本考案を添付図面の説明と併せて詳説す
る。
る。
第1図は本考案の複層アルミニウム箔材の一例
の縦断面拡大図、第2図及び第3図はそれぞれ本
考案複層アルミニウム箔材の別の例の縦断面拡大
図である。
の縦断面拡大図、第2図及び第3図はそれぞれ本
考案複層アルミニウム箔材の別の例の縦断面拡大
図である。
図中1及び1′はダブリング圧延によつて得ら
れた、重積したまゝのアルミニウム箔、2及び3
並びに2′及び3′はアルミニウム箔1,1′を構
成する個々のアルミニウム箔、4及び4′は接着
剤層、5は剥離紙、6は通常のアルミニウム箔で
ある。
れた、重積したまゝのアルミニウム箔、2及び3
並びに2′及び3′はアルミニウム箔1,1′を構
成する個々のアルミニウム箔、4及び4′は接着
剤層、5は剥離紙、6は通常のアルミニウム箔で
ある。
ダブリング圧延によつて得られた重積したまゝ
のアルミニウム箔とは、アルミニウム箔を製造す
る方式の一つであつて、即ち約0.01〜0.05mm程度
に圧延されたアルミニウム箔素地を2乃至3枚重
ねて最終的に圧延して得られたものであり(第1
図における1で示すものは2枚重ねて圧延したも
の)、通常のアルミニウム箔製品とするにはこの
アルミニウム箔1を構成する図中2及び3で示す
アルミニウム箔に剥離するのである。ダブリング
圧延を経たまゝでは、アルミニウム箔2と3との
境界面には顕微鏡的な凹凸が生じ、この凹凸によ
つてアルミニウム箔2と3は機械的に接着されて
おり、剥離するには僅かではあるが或る程度の力
を必要とする。
のアルミニウム箔とは、アルミニウム箔を製造す
る方式の一つであつて、即ち約0.01〜0.05mm程度
に圧延されたアルミニウム箔素地を2乃至3枚重
ねて最終的に圧延して得られたものであり(第1
図における1で示すものは2枚重ねて圧延したも
の)、通常のアルミニウム箔製品とするにはこの
アルミニウム箔1を構成する図中2及び3で示す
アルミニウム箔に剥離するのである。ダブリング
圧延を経たまゝでは、アルミニウム箔2と3との
境界面には顕微鏡的な凹凸が生じ、この凹凸によ
つてアルミニウム箔2と3は機械的に接着されて
おり、剥離するには僅かではあるが或る程度の力
を必要とする。
第1図に示すものの使用方法を説明すると、こ
の箔材を所望の寸法に裁断し、剥離紙5を剥が
し、接着剤層4の面を所望箇所に押し当て貼着さ
せればよい。かくして或る程度の使用時間が経過
し、アルミニウム箔2の上面が汚れてくれば、こ
のアルミニウム箔2を剥がす。アルミニウム箔2
と3とはダブリング圧延によつて接合しているだ
けであるから、僅かの力で容易に剥がすことがで
きる。かくして新しいアルミニウム箔3の面が現
われるので更にこの面が汚れるまで、使用を継続
することができる。
の箔材を所望の寸法に裁断し、剥離紙5を剥が
し、接着剤層4の面を所望箇所に押し当て貼着さ
せればよい。かくして或る程度の使用時間が経過
し、アルミニウム箔2の上面が汚れてくれば、こ
のアルミニウム箔2を剥がす。アルミニウム箔2
と3とはダブリング圧延によつて接合しているだ
けであるから、僅かの力で容易に剥がすことがで
きる。かくして新しいアルミニウム箔3の面が現
われるので更にこの面が汚れるまで、使用を継続
することができる。
第2図及び第3図は本考案の別の態様例を示す
ものである。第2図に示すものは、ダブリング圧
延し、重積したまゝの箔1及び1′を接着剤層
4′でもつて2重に積層し、その下面に第1図に
おけると同様、所望張り付け箇所に張付けるため
の接着剤層4、その下面に粘着防止の剥離紙5を
積層してなるものである。この場合、アルミニウ
ム箔が4層あるのでその枚数、更新することがで
きる。
ものである。第2図に示すものは、ダブリング圧
延し、重積したまゝの箔1及び1′を接着剤層
4′でもつて2重に積層し、その下面に第1図に
おけると同様、所望張り付け箇所に張付けるため
の接着剤層4、その下面に粘着防止の剥離紙5を
積層してなるものである。この場合、アルミニウ
ム箔が4層あるのでその枚数、更新することがで
きる。
第3図に示すものは、ダブリング圧延によつて
得られた重積したまゝのアルミニウム箔1の下面
に接着剤層4′を介して普通のアルミニウム箔6
を積層し、その下面には第1図、第2図に示すも
のと同様、接着剤層4、剥離紙5を積層してな
る。このものでは、アルミニウム箔2,3を順次
剥がした後、更にアルミニウム箔6を新しいアル
ミニウム箔面として使用することができる。この
ようにして更新して使用するアルミニウム箔を必
要に応じて追加することができる。
得られた重積したまゝのアルミニウム箔1の下面
に接着剤層4′を介して普通のアルミニウム箔6
を積層し、その下面には第1図、第2図に示すも
のと同様、接着剤層4、剥離紙5を積層してな
る。このものでは、アルミニウム箔2,3を順次
剥がした後、更にアルミニウム箔6を新しいアル
ミニウム箔面として使用することができる。この
ようにして更新して使用するアルミニウム箔を必
要に応じて追加することができる。
本考案のアルミニウム箔材において、接着剤層
に用いられる接着剤としては、でんぷん、デキス
トリン、カルボキシメチルセルロース、カルボキ
シメチルでんぷん、ポリビニルアルコールのよう
な水溶性糊料、アクリル樹脂共重合体などの合成
樹脂に天燃ゴムのようなエラストマーと、ロジン
のような粘着性付与剤、その他軟化剤、充填剤な
どを加えてなる粘着剤或いは合成樹脂に溶剤を加
えてなる接着剤のような水不溶性接着剤から適宜
選ばれるが、第2図、第3図において、4′で示
す接着剤層には、接着力の弱いもの、即ち剥離が
容易なもの、例えば水溶性糊料を用いるのがよ
い。図中、4で示す接着剤層は特に厳選する要は
ないが、4′の接着剤層よりも接着力が大きく、
かつ容易に対象物に接着できるもの、即ち通常使
用されている接着剤でよい。
に用いられる接着剤としては、でんぷん、デキス
トリン、カルボキシメチルセルロース、カルボキ
シメチルでんぷん、ポリビニルアルコールのよう
な水溶性糊料、アクリル樹脂共重合体などの合成
樹脂に天燃ゴムのようなエラストマーと、ロジン
のような粘着性付与剤、その他軟化剤、充填剤な
どを加えてなる粘着剤或いは合成樹脂に溶剤を加
えてなる接着剤のような水不溶性接着剤から適宜
選ばれるが、第2図、第3図において、4′で示
す接着剤層には、接着力の弱いもの、即ち剥離が
容易なもの、例えば水溶性糊料を用いるのがよ
い。図中、4で示す接着剤層は特に厳選する要は
ないが、4′の接着剤層よりも接着力が大きく、
かつ容易に対象物に接着できるもの、即ち通常使
用されている接着剤でよい。
接着剤層4′の接着力を弱いものとするため
に、接着剤成分を溶かしている溶媒の割合を大き
くし、塗布し易いような稀薄溶液にして薄層に塗
るとか、又は、箔材の縦方向、横方向、格子状方
向に接着剤を塗布しない細条部分に形成させると
かの手段を採つてもよい。
に、接着剤成分を溶かしている溶媒の割合を大き
くし、塗布し易いような稀薄溶液にして薄層に塗
るとか、又は、箔材の縦方向、横方向、格子状方
向に接着剤を塗布しない細条部分に形成させると
かの手段を採つてもよい。
第4図は箔材に、格子状に接着剤未塗布部分を
形成させた状態を示す説明図であり、7で示す点
線で囲んだ部分には接着剤を塗布しないでおく。
このようにするときは、アルミニウム箔3を剥が
すときの手がかりとなつて便利である。
形成させた状態を示す説明図であり、7で示す点
線で囲んだ部分には接着剤を塗布しないでおく。
このようにするときは、アルミニウム箔3を剥が
すときの手がかりとなつて便利である。
本考案で用いられるアルミニウム箔は純アルミ
ニウムの箔のみならずアルミニウム合金箔をも包
含するものである。
ニウムの箔のみならずアルミニウム合金箔をも包
含するものである。
本考案のアルミニウム箔材は冒頭で述べた家庭
や飲料店における調理現場の汚れ易い壁、台、床
等の箇所にそのまゝ張りつけて使用する外に、ガ
スレンジのバーナー周囲に用いるコンロ用マツト
(皿状に真中に向つて凹み、中央にバーナー部分
の穴があいているもの)のような押圧成形品、そ
の他、電灯の笠の内側面など反射目的の用途にも
使用できる。
や飲料店における調理現場の汚れ易い壁、台、床
等の箇所にそのまゝ張りつけて使用する外に、ガ
スレンジのバーナー周囲に用いるコンロ用マツト
(皿状に真中に向つて凹み、中央にバーナー部分
の穴があいているもの)のような押圧成形品、そ
の他、電灯の笠の内側面など反射目的の用途にも
使用できる。
以上のように本考案の複層アルミニウム箔材は
種々の箇所に用いられて優れた効果を奏し、実用
的にみて極めて有用なものである。
種々の箇所に用いられて優れた効果を奏し、実用
的にみて極めて有用なものである。
なお、上記の説明や図面に示すところは本考案
の代表的な例を示すものであり、本考案はこれら
の例に制限されることなく、考案の要旨内でその
他の変更変形例をとることができるものである。
の代表的な例を示すものであり、本考案はこれら
の例に制限されることなく、考案の要旨内でその
他の変更変形例をとることができるものである。
第1図は本考案の複層アルミニウム箔材の一例
の縦断面拡大図、第2図及び第3図はそれぞれ別
の例の縦断面拡大図、第4図は本考案の複層アル
ミニウム箔材における接着剤の塗布状態を説明す
る説明図である。 図中、1及び1′はダブリング圧延によつて得
られた、重積したまゝのアルミニウム箔、2,
2′,3及び3′はアルミニウム箔1,1′を構成
するアルミニウム箔、4及び4′は接着剤層、5
は剥離紙、6は通常のアルミニウム箔である。
の縦断面拡大図、第2図及び第3図はそれぞれ別
の例の縦断面拡大図、第4図は本考案の複層アル
ミニウム箔材における接着剤の塗布状態を説明す
る説明図である。 図中、1及び1′はダブリング圧延によつて得
られた、重積したまゝのアルミニウム箔、2,
2′,3及び3′はアルミニウム箔1,1′を構成
するアルミニウム箔、4及び4′は接着剤層、5
は剥離紙、6は通常のアルミニウム箔である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ダブリング圧延によつて得られた重積したま
まのアルミニウム箔の下面に、又はダブリング
圧延によつて得られた重積したまゝのアルミニ
ウム箔を2層以上接着剤で接着積層したものの
下面に接着剤層を積層してなる複層アルミニウ
ム箔材 (2) ダブリング圧延によつて得られた重積したま
まのアルミニウム箔に接着剤を介してアルミニ
ウム箔を積層した実用新案登録請求の範囲第1
項記載の複層アルミニウム箔材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4859081U JPS6114427Y2 (ja) | 1981-04-06 | 1981-04-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4859081U JPS6114427Y2 (ja) | 1981-04-06 | 1981-04-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57162835U JPS57162835U (ja) | 1982-10-14 |
JPS6114427Y2 true JPS6114427Y2 (ja) | 1986-05-06 |
Family
ID=29845321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4859081U Expired JPS6114427Y2 (ja) | 1981-04-06 | 1981-04-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114427Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0338568Y2 (ja) * | 1984-11-05 | 1991-08-14 |
-
1981
- 1981-04-06 JP JP4859081U patent/JPS6114427Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57162835U (ja) | 1982-10-14 |
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