JPS6114284B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6114284B2
JPS6114284B2 JP13187481A JP13187481A JPS6114284B2 JP S6114284 B2 JPS6114284 B2 JP S6114284B2 JP 13187481 A JP13187481 A JP 13187481A JP 13187481 A JP13187481 A JP 13187481A JP S6114284 B2 JPS6114284 B2 JP S6114284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipes
pipe
constructed
intermediate layer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13187481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5850202A (ja
Inventor
Sanae Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUSHO SUHOOTSU KOGYO KK
Original Assignee
NITSUSHO SUHOOTSU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUSHO SUHOOTSU KOGYO KK filed Critical NITSUSHO SUHOOTSU KOGYO KK
Priority to JP13187481A priority Critical patent/JPS5850202A/ja
Publication of JPS5850202A publication Critical patent/JPS5850202A/ja
Publication of JPS6114284B2 publication Critical patent/JPS6114284B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 第1の乃至第8の発明は、従来の体育施設用グ
ランド及び野球場等のコートに比較して、競技時
に発生する衝撃力を吸収して衝撃力を著しく弱め
ると共に、弱められた衝撃力が反撥力となつて復
元するときのスピードを著しく遅延させて競技者
に与える疲労度合を従来以上に著減すると共に、
更に野球場における打球のバウンドが、人工芝の
バウンドよりも低い、いわゆる自然の土と同程度
の効果を発揮させることができるに至つた利点
と、中間層施工時に使用される高価なポリウレタ
ン樹脂材が節約できて工事費を著減でき、更に吸
音効果が顕著で屋上利用をも極めて良好にする等
のすぐれた利点を多数併用する体育施設用グラン
ド及び野球場等のコート施工法を得ることを目的
としたものである。
次に第1の発明につき説明すると、アスフアル
ト又はコンクリート等を以て施工した下地材層の
表面に、合成樹脂製の中空部を有し、且中空部に
空気が充填されたまゝのパイプを所定間隔置きに
複数並列させ、並列後ポリウレタン樹脂を全部の
パイプ表面に塗布して各パイプの間隙部内に隈な
く流し込み、且パイプの表面が見えなくなるまで
塗布し固化させて中間層を施工すると共に、各グ
ランド又は野球場等の種類に応じた表面層を所定
資材を以て中間層の表面に施工したことを特徴と
する体育施設用グランド及び野球場等のコート施
工法である。なお、パイプの両端部を密封するこ
ともできる。
第2の発明につき説明すると、アスフアルト又
はコンクリート等を以て施工した下地材層の表面
に、合成樹脂製の中空部を有し、且中空部に空気
が充填されたまゝのパイプを所定間隔置きに複数
並列させ、並列後ポリウレタン樹脂を全部のパイ
プ表面に塗布して各パイプの間隙部内に隈なく流
し込み、流し込み後上記パイプに対し、別設のパ
イプを直角状にして、且所定間隔置きに複数交叉
させ、交叉後ポリウレタン樹脂を全部のパイプ表
面に塗布して各パイプの間隙部内に隈なく流し込
み、流し込み後上記パイプに対し、別設のパイプ
を直角状にして、且所定間隔置きに複数交叉さ
せ、交叉後ポリウレタン樹脂を全部のパイプ表面
に塗布して各パイプの間隙部内に隈なく流し込
み、且パイプの表面が見えなくなるまで塗布し固
化させて積層状の中間層を施工すると共に、各グ
ランド又は野球場等の種類に応じた表面層を所定
資材を以て中間層の表面に施工したことを特徴と
する体育施設用グランド及び野球場等のコート施
工法である。
第3の発明につき説明すると、アスフアルト又
はコンクリート等を以て施工した下地材層の表面
に、合成樹脂製パイプの中空部に空気が充填され
た状態のまゝ各パイプを所定間隔置きに、且全部
のパイプの両端部を密封と同時に連続して形成し
たクツシヨン材を載置し、載置後ポリウレタン樹
脂を上記クツシヨン材の表面に塗布してクツシヨ
ン材を構成するパイプ間の間隙部内にも隈なく流
し込み、且クツシヨン材の表面が見えなくなるま
で塗布し固化させて中間層を施工すると共に、各
グランド又は野球場等の種類に応じた表面層を所
定資材を以て中間層の表面に施工したことを特徴
とする体育施設用グランド及び野球場等のコート
施工法である。
第4の発明につき説明すると、アスフアルト又
はコンクリート等を以て施工した下地材層の表面
に、合成樹脂製パイプの中空部に空気が充填され
た状態のまゝ各パイプを所定間隔置きに、且全部
のパイプの両端部を密封と同時に連続して形成し
たクツシヨン材を載置し、載置後ポリウレタン樹
脂を上記クツシヨン材の表面に塗布してクツシヨ
ン材を構成するパイプ間の間隙部内にも隈なく流
し込み、流し込み後クツシヨン材に対して別設の
クツシヨン材を直角状に交叉させ、交叉後ポリウ
レタン樹脂を上記クツシヨン材の表面に塗布して
クツシヨン材を構成するパイプ間の間隙部内にも
隈なく流し込み、且クツシヨン材の表面が見えな
くなるまで塗布し固化させて積層状の中間層を施
工すると共に、各グランド又は野球場等の種類に
応じた表面層を所定資材を以て中間層の表面に施
工したことを特徴とする体育施設用グランド及び
野球場等のコート施工法である。
第5の発明につき説明すると、アスフアルト又
はコンクリート等を以て施工した下地材層の表面
に、長い直線状の合成樹脂製の中空部を有するパ
イプを短かくカツトし両端部が開口状で、且中空
状のパイプの埋設材を撒き散らし、撒き散らした
後ポリウレタン樹脂を全部の埋設材の表面に塗布
して各埋設材の間隙部内に隈なく流し込み、且埋
設材の表面が見えなくなるまで塗布し固化させて
中間層を施工すると共に、各グランド又は野球場
等の種類に応じた表面層を所定資材を以て中間層
の表面に施工したことを特徴とする体育施設用グ
ランド及び野球場等のコート施工法である。
第6の発明につき説明すると、アスフアルト又
はコンクリート等を以て施工した下地材層の表面
に、両端部を塞いだ形状の合成樹脂製の中空部を
有するパイプ状の埋設材を撒き散らし、撒き散ら
した後ポリウレタン樹脂を全部の埋設材の表面に
塗布して各埋設材の間隙部内に隈なく流し込み、
且埋設材の表面が見えなくなるまで塗布し固化さ
せて中間層を施工すると共に、各グランド又は野
球場等の種類に応じた表面層を所定資材を以て中
間層の表面に施工したことを特徴とする体育施設
用グランド及び野球場等のコート施工法である。
第7の発明につき説明すると、アスフアルト又
はコンクリート等を以て施工した下地材層の表面
に、長い直線状の合成樹脂製の中空部を有するパ
イプを長くカツトし両端部が開口状で、且中空部
のパイプ状の埋設材を撒き散らし、撒き散らした
後ポリウレタン樹脂を全部の埋設材の表面に塗布
して各埋設材の間隙部内に隈なく流し込み、流し
込み後合成樹脂製の中空部を有し、且中空部に空
気が充填されたまゝのパイプを所定間隔置きに複
数並列させ、並列後ポリウレタン樹脂を全部のパ
イプ表面に塗布して各パイプの間隙部内に隈なく
流し込み、且パイプの表面が見えなくなるまで塗
布し固化させて積層状の中間層を施工すると共
に、各グランド又は野球場等の種類に応じた表面
層を所定資材を以て中間層の表面に施工したこと
を特徴とする体育施設用グランド及び野球場等の
コート施工法である。
第8の発明につき説明すると、アスフアルト又
はコンクリート等を以て施工した下地材層の表面
に、両端部を塞いだ形状の合成樹脂製の中空部を
有するパイプ状の埋設材を撒き散らし、撒き散ら
した後ポリウレタン樹脂を全部の埋設材の表面に
塗布して各埋設材の間隙部内に隈なく流し込み、
流し込み後合成樹脂製の中空部を有し、且中空部
に空気が充填されたまゝのパイプを所定間隔置き
に複数並列させ、並列後ポリウレタン樹脂を全部
のパイプ表面に塗布して各パイプの間隙部内に隈
なく流し込み、且パイプの表面が見えなくなるま
で塗布し固化させて積層状の中間層を施工すると
共に、各グランド又は野球場等の種類に応じた表
面層を所定資材を以て中間層の表面に施工したこ
とを特徴とする体育施設用グランド及び野球場等
のコート施工法である。
更に第1の発明における実施例について説明す
る。(1)はアスフアルト又はコンクリート等を打設
して形成した下地材層であつて、従来の体育施設
用グランド又は野球場等のコート類に施工された
ものと同じであつて、コート等の種類に応じた使
用資材に若干の相違がある。(2)は断面が主として
円形状(特に限定しない)の中空部3を有する直
線状の合成樹脂製のパイプ(第10図参照)であ
つて、上記パイプ2を、各パイプ2の中空部3に
空気が充填されたまゝのものを予め多数形成して
おく。そして上述の如き下地材層1の表面に、各
パイプ2を一定間隔置きに並列させてやる(第1
1図参照)。この並列時に、パイプ2が移動した
りしないように下地材層1の表面に接着剤を塗布
しながら並べても良い。以上の如き工程後、ポリ
ウレタン樹脂を並列した多数のパイプ2の表面に
塗布し、しかも各パイプの間隙部4内に隈なく流
し込み、そしてパイプ2の表面5が見えなくなる
まで塗布し、固化させて中間層6を形成する。
(第11図参照)。
以上の如く固化して施工された中間層6内に埋
設の各パイプ2は、ポリウレタン樹脂の塗布時に
おいても、又固化時においても動揺しないので折
曲状態となつたりしない。上記の中間層6が固化
したら、各グランド又は野球場等の種類に応じた
合成樹脂資材製の表面層7や人工芝層(図示して
いない)を形成してやる。以上が第1の発明の実
施例である。
更に第2の発明における実施例について説明す
る。1はアスフアルト又はコンクリート等を打設
して形成した下地材層であつて、従来の体育施設
用グランド又は野球場等のコート類に施工されて
いたものと同じであつて、コート等の種類に応じ
使用資材に若干の相違がある。(2)は断面が主とし
て円形状(特に限定しない)の中空部3を有する
直線状の合成樹脂製のパイプ(第10図参照)で
あつて、上記パイプ2を、各パイプ2の中空部3
に空気が充填されたまゝのものを予め多数形成し
ておく。そして上述の如き下地材層1の表面に、
各パイプ2を一定間隔置きに並列させてやる)第
11図参照)。この並列時に、パイプ2が移動し
たりしないように下地材層1の表面に接着剤を塗
布しながら並べても良い。以上の如き工程後、ポ
リウレタン樹脂を並列した多数のパイプ2の表面
に塗布し、しかも各パイプの間隙部4内に隈なく
流し込み、流し込み後上記パイプ2に対し、別設
のパイプ2を直角状にして、且所定間隔置きに複
数交叉させ、交叉後ポリウレタン樹脂を各パイプ
2の間隙部内に隈なく流し込み、且パイプ2の表
面5が見えなくなるまで塗布し、固化させて中間
層6を形成する(第16図参照)。以上の如く固
化して施工された中間層6内に埋設の各パイプ2
は、ポリウレタン樹脂の塗布時においても、又固
化時においても動揺しないので折曲状態となつた
りしない。上記の中間層6が固化したら、各グラ
ンド又は野球場等の種類に応じた合成樹脂資材製
の表面層7や人工芝層(図示していない)を形成
してやる。以上が第2の発明の実施例である。な
お、野球、コート等に応じてパイプ2の太さを適
宜調整することもできる。
第3の発明の実施例を説明すると、下地材層1
の施工は第1、第2の発明と同じであるから省略
するが、中間層6に埋設するパイプ2を多数並列
して各パイプ2の両端部8,8′を中空部3内に
空気が充填した状態のまゝ密封すると、密封され
た端部がつぶれ、且左右両端縁部9,9′が若干
左右均等に各パイプ2の径より若干大きく膨脹す
るので、膨脹した端縁部9,9′を密封と同時に
夫々接続してやると、必然的に各パイプ2の間
に、等間隔の間隙部4が形成されている。(第
1,5,7図参照)。以上の構成からなるパイプ
のグループを第3の発明では、クツシヨン材イと
する。第1工程である下地材層1の表面にクツシ
ヨン材イを載置後、第1、第2の発明と同様にポ
リウレタン樹脂をパイプ2の間隙部4内に隈なく
流し込み、且各パイプ2の表面が見えなくなるま
で塗布し、固化させて第1、第2の説明と同じ中
間層6を形成する。固化後は各グランド又は野球
場等に応じて合成樹脂資材製表面層7や人工芝層
(図示していない)を形成してやる。以上が第3
の発明の実施例である。なお野球、コート等に応
じてパイプ2の太さを適宜調整することもでき
る。
第4の発明の実施例を説明すると、下地材層1
の施工は第1の発明等と同じであるから省略する
が、中間層6に埋設するパイプ2を多数並列して
各パイプ2の両端部8,8′を中空部3内に空気
が充填した状態のまゝ密封すると、密封された端
部がつぶれ、且左右両端縁部8,9′が若干左右
均等に各パイプ2の径より若干大きく膨脹するの
で、膨脹した端縁部9,9′を密封と同時に夫々
接続してやると、必然的に各パイプ2の間に、等
間隔の間隙部4が形成される(第1,5,7図参
照)。以上の構成からなるパイプのグループを第
4の発明では、クツシヨン材イとする。第1工程
である下地材層1の表面にクツシヨン材イを載置
後、第3の発明と同様にポリウレタン樹脂をパイ
プ2の間隙部4内に隈なく流し込み、且各パイプ
2の表面が見えなくなるまで塗布し、流し込み
後、別個のクツシヨン材イを下方クツシヨン材イ
に対して直角状に載置し、ポリウレタン樹脂を各
パイプ2の表面から各パイプ2の間隙部4内に隈
なく流し込み、且各パイプ2の表面が見えなくな
るまで塗布し固化させて2重積層の中間層6を形
成してやる。そして固化後は上述と同様に、各グ
ランド又は野球場等に応じて合成樹脂資材製の表
面層7や人工芝層(図示していない)を形成して
やる。
第5の発明の実施例を説明すると、下地材層1
の施工は第1の発明等と同じであるから省略する
が、一本ものの長い直線状の合成樹脂製の中空部
3を有するパイプ2を短くカツトし、両端部を塞
がずに弾力性を有し、且中空部3′を有するパイ
プ2′を中間層6の埋設材(第12,13図参
照)とする。第1工程である下地材層1の表面に
パイプ2′状の埋設材を撒き散らし、撒き散らし
た後、第1の発明者と同様にポリウレタン樹脂を
パイプ2′の間隙部4内に隈なく流し込み、且各
パイプ2′の表面が見えなくなるまで塗布し、固
化させて中間層6を形成する(第12,13図参
照)。そして固化後は各グランド又は野球場等に
応じた合成樹脂資材製の表面層7や人工芝層(図
示していない)を形成してやる。なお野球場等の
種類に応じたパイプ2′の太さを適宜調整するこ
ともできる。
第6の発明の実施例を説明すると、下地材層1
の施工は第1の発明等と同じであるから省略する
が、長い直線状の合成樹脂製の中空部3を有する
パイプ2を短くカツトし、両端部を塞いだ状態の
合成樹脂製の中空部10′を有するパイプ10を
埋設材として撒き散らし、撒き散らした後、ポリ
ウレタン樹脂を全部の埋設材の表面に中空部して
各埋設材の間隙部内に隈なく流し込み、且埋設材
の表面が見えなくなるまで塗布し固化させて中間
層8を施工すると共に、各グランド又は野球場等
の種類に応じた表面層7を所定資材を以て中間層
7の表面に施工(第14,15図参照)。なお野
球、コート等に応じてパイプ10の太さを適宜調
整することもできる。
第7の発明の実施例を説明すると、下地材層1
の施工は第1の発明等と同じであるから省略する
が、当該下地材層1の表面に、長い直線状の合成
樹脂製の中空部3を有するパイプ2を長くカツト
して両端部が開口状で、且中空部3′を有するパ
イプ2′を埋設材として撒き散らし、撒き散らし
た後ポリウレタン樹脂を全部の埋設材の表面に塗
布して各埋設材の間隙部内に隈なく流し込み、流
し込み後合成樹脂製の中空部3を有し、且中空部
3に空気が充填されたまゝのパイプ2を所定間隔
置きに複数並列させ、並列後ポリウレタン樹脂を
全部のパイプ2表面に塗布して各パイプ2の間隙
部内に隈なく流し込み、且パイプ2の表面が見え
なくなるまで塗布し固化させて積層状の中間層6
を施工すると共に、各グランド又は野球場等の種
類に応じた表面7を所定資材を以て中間層6の表
面に施工する(第18,19図参照)。
第8の発明の実施例を説明すると、アスフアル
ト又はコンクリート等を以て施工した下地材層1
の表面に、両端部を塞いだ形状の合成樹脂製の中
空部10′を有するパイプ10を埋設材として撒
き散らし、撒き散らした後ポリウレタン樹脂を全
部の埋設材の表面に塗布して各埋設材の間隙部内
に隈なく流し込み、流し込み後合成樹脂製の中空
部3を有し、且中空部3に空気が充填されたまゝ
のパイプ2を所定間隔置きに複数並列させ、並列
後ポリウレタン樹脂を全部のパイプ2表面に塗布
して各パイプ2の間隙部内に隈なく流し込み、且
パイプ2の表面が見えなくなるまで塗布し固化さ
せて積層状の中間層6を施工すると共に、各グラ
ンド又は野球場等の種類に応じた表面層7を所定
資材を以て中間層6の表面に施工する(第20,
21図参照)。
以上第1の発明から第8の発明の実施例以外、
中間層を3重積層以上に形成することもできる。
更に各発明は一般的には、屋内、屋外運動場を始
め、各種コート、その他野球場において施工する
ものであるが、コンクリート製校舎11又はビル
の屋上においても、本発明の施工ができる。即
ち、従来のコンクリート製校舎の屋上では、バレ
ーボール、バスケツトボールその他競走等をする
と、競技者が飛んだり、はねたりする際の衝撃力
や、ボール等の衝撃力等が発生するけれども、従
来の床面の構造においては、これらの各種衝撃力
が殆んど吸収されずに、著しい疲労感を憶えると
共に、屋上真下の教室等の天井に衝撃力がその
まゝ伝導し、勉学等の妨害となつていた欠陥があ
つた。しかるに、上述した第1〜第8の発明の施
工によつて、競技者らの疲労感を著減する利点の
外に、中間層6の埋設材である各パイプ2又はク
ツシヨン材イ等が上述した各種の機能を発揮する
と同時に、吸音機能を発揮して屋上真下の教室内
での勉学等に可らの支障がなくなつた。又第1〜
第8の発明に共通した表面層7と中間層6とにお
いて、中間層6と表面層7とを含むものを一工程
で仕上げ、その後表面につや消しの表面処理工程
を施しても良い。
(1) 第1の発明乃至第8の発明は上述のとおりの
施工法なので、中間層として主として使用され
るポリウレタン樹脂内に、パイプ及びクツシヨ
ン材の埋設材を混入使用することによつて、材
料費の著しい節減となつて、施工費を従来のも
のに比し、約三分の一程度節約できる利点を有
している。
(2) 更に第1の発明乃至第8の発明において使用
されるパイプ及びクツシヨン材の製造工程が極
めて簡単であることと、材料費も高価でないが
ために、上述した施工工事費をより一層節減で
きる利点を有している。
(3) 又各発明は上述の如く、埋設材となつている
パイプ及びクツシヨン材が、如何なる方向及び
大小様々な衝撃力をも、パイプ及びクツシヨン
材を形成する可そ性合成樹脂の特性と相俟つ
て、衝撃力を、左右両方向への空気の移動と云
う形で吸収すると同時に、反作用力となる衝撃
力を、空気の膨脹から押圧方向へ復元する際の
スピードが遅い微力な反作用力に変化させて、
競技者が受ける疲労感を著しく減少できた利点
と共に、衝撃力を吸収すると同時に、衝撃音を
もパイプ及びクツシヨン材内の空気が吸収し
て、殊に屋上真下の教室が受けていた衝撃音を
解消することができた利点を有している。
(4) 各発明において使用されるパイプ及びクツシ
ヨン材は、耐熱性、耐蝕性、耐寒性が極めて大
であるので、殊に屋外、屋上コート、グランド
が、高温となる夏季シーズン、低温となる冬季
シーズンにおいても、コートやグランドの表面
が変化して競技等に不都合な凹凸部を作り出し
たりするおそれが全くなく、安心して一年中使
用できるすぐれた利点を有している。
(5) 中間層を積層状にした第2、第4、第7、第
8の各発明は、床までの高さが若干高い場合の
施工時において、材料費の節減を図ると共に、
クツシヨン機能をも著増せしめる一石二鳥の利
点を併有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3の発明体育施設用グランド及び野
球場等のコート施工法において使用する中間層の
埋設材クツシヨン材、第2図は要部の一部切欠拡
大正面図、第3図はA−A線断面図、第4図はB
−B線断面図、第5図はクツシヨン材を使用して
施工したコート等の一部切欠正面図、第6図はC
−C線断面図、第7図は第4の発明におけるコー
ト等の一部切欠正面図、第8図はD−D線断面
図、第9図は屋上に施工した状態の斜面図、第1
0図は第1の発明の実施例の一部切欠拡大正面
図、第11図はE−E線断面図、第12図は第5
の発明におけるコート等の一部切欠拡大正面図、
第13図はF−F線断面図、第14図は第6の発
明におけるコート等の一部切欠拡大正面図、第1
5図はG−G線断面図、第16図は第4実施例を
示す一部切欠拡大正面図、第17図はH−H線断
面図、第18図は第7の発明におけるコート等の
一部切欠拡大正面図、第19図は−線断面
図、第20図は第8の発明におけるコード等の一
部切欠拡大正面図、第21図はJ−J線断面図で
ある。 1……下地材層、2,2′……パイプ、3,
3′……中空部、4……間隙部、5……表面、6
……中間層、7……表面層、8,8′……端部、
9,9′……端縁部、イ……クツシヨン材、10
……パイプ、10′……中空部、11……校舎。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アスフアルト又はコンクリート等を以て施工
    した下地材層の表面に、合成樹脂製の中空部を有
    し、且中空部に空気が充填されたまゝのパイプを
    所定間隔置きに複数並列させ、並列後ポリウレタ
    ン樹脂を全部のパイプ表面に塗布して各パイプの
    間隙部内に隈なく流し込み、且つパイプの表面が
    見えなくなるまで塗布し固化させて中間層を施工
    すると共に、各グランド又は野球場等の種類に応
    じた表面層を所定資材を以て中間層の表面に施工
    したことを特徴とする体育施設用グランド及び野
    球場等のコート施工法。 2 アスフアルト又はコンクリート等を以て施工
    した下地材層の表面に、合成樹脂製の中空部を有
    し、且中空部に空気が充填されたまゝのパイプを
    所定間隔置きに複数並列させ、並列後ポリウレタ
    ン樹脂を全部のパイプ表面に塗布して各パイプの
    間隙部内に隈なく流し込み、流し込み後上記パイ
    プに対し、別設のパイプを直角状にして、且所定
    間隔置きに複数交叉させ、交叉後ポリウレタン樹
    脂を全部のパイプ表面に塗布して各パイプの間隙
    部内に隈なく流し込み、且パイプの表面が見えな
    くなるまで塗布し固化させて積層状の中間層を施
    工すると共に、各グランド又は野球場等の種類に
    応じた表面層を所定資材を以て中間層の表面に施
    工したことを特徴とする体育施設用グランド及び
    野球場等のコート施工法。 3 アスフアルト又はコンクリート等を以て施工
    した下地材層の表面に、合成樹脂製パイプの中空
    部に空気が充填された状態のまゝ各パイプを所定
    間隔置きに、且全部のパイプの両端部を密封と同
    時に連続して形成したクツシヨン材を載置し、載
    置後ポリウレタン樹脂を上記クツシヨン材の表面
    に塗布してクツシヨン材を構成するパイプ間の間
    隙部内にも隈なく流し込み、且クツシヨン材の表
    面が見えなくなるまで塗布し固化させて中間層を
    施工すると共に、各グランド又は野球場等の種類
    に応じた表面層を所定資材を以て中間層の表面に
    施工したことを特徴とする体育施設用グランド及
    び野球場等のコート施工法。 4 アスフアルト又はコンクリート等を以て施工
    した下地材層の表面に、合成樹脂製パイプの中空
    部に空気が充填された状態のまゝ各パイプを所定
    間隔置きに、且全部のパイプの両端部を密封と同
    時に連続して形成したクツシヨン材を載置し、載
    置後ポリウレタン樹脂を上記クツシヨン材の表面
    に塗布してクツシヨン材を構成するパイプ間の間
    隙部内にも隈なく流し込み、流し込み後クツシヨ
    ン材に対して別設のクツシヨン材を直角状に交叉
    させ、交叉後ポリウレタン樹脂を上記クツシヨン
    材の表面に塗布してクツシヨン材を構成するパイ
    プ間の間隙部内にも隈なく流し込み、且クツシヨ
    ン材の表面が見えなくなるまで塗布し固化させて
    積層状の中間層を施工すると共に、各グランド又
    は野球場等の種類に応じた表面層を所定資材を以
    て中間層の表面に施工したことを特徴とする体育
    施設用グランド及び野球場等のコート施工法。 5 アスフアルト又はコンクリート等を以て施工
    した下地材層の表面に、長い直線状の合成樹脂製
    の中空部を有するパイプを短かくカツトし両端部
    が開口状で、且中空状のパイプの埋設材を撒き散
    らし、撒き散らした後ポリウレタン樹脂を全部の
    埋設材の表面に塗布して各埋設材の間隙部内に隈
    なく流し込み、且埋設材の表面が見えなくなるま
    で塗布し固化させて中間層を施工すると共に、各
    グランド又は野球場等の種類に応じた表面層を所
    定資材を以て中間層の表面に施工したことを特徴
    とする体育施設用グランド及び野球場等のコート
    施工法。 6 アスフアルト又はコンクリート等を以て施工
    した下地材層の表面に、両端部を塞いだ形状の合
    成樹脂製の中空部を有するパイプ状の埋設材を撒
    き散らし、撒き散らした後ポリウレタン樹脂を全
    部の埋設材の表面に塗布して各埋設材の間隙部内
    に隈なく流し込み、且埋設材の表面が見えなくな
    るまで塗布し固化させて中間層を施工すると共
    に、各グランド又は野球場等の種類に応じた表面
    層を所定資材を以て中間層の表面に施工したこと
    を特徴とする体育施設用グランド及び野球場等の
    コート施工法。 7 アスフアルト又はコンクリート等を以て施工
    した下地材層の表面に、長い直線状の合成樹脂製
    の中空部を有するパイプを長くカツトし両端部が
    開口状で、且中空部のパイプ状の埋設材を撒き散
    らし、撒き散らした後ポリウレタン樹脂を全部の
    埋設材の表面に塗布して各埋設材の間隙部内に隈
    なく流し込み、流し込み後合成樹脂製の中空部を
    有し、且中空部に空気が充填されたまゝのパイプ
    を所定間隔置きに複数並列させ、並列後ポリウレ
    タン樹脂を全部のパイプ表面に塗布して各パイプ
    の間隙部内に隈なく流し込み、且パイプの表面が
    見えなくなるまで塗布し固化させて積層状の中間
    層を施工すると共に、各グランド又は野球場等の
    種類に応じた表面層を所定資材を以て中間層の表
    面に施工したことを特徴とする体育施設用グラン
    ド及び野球場等のコート施工法。 8 アスフアルト又はコンクリート等を以て施工
    した下地材層の表面に、両端部を塞いだ形状の合
    成樹脂製の中空部を有するパイプ状の埋設材を撒
    き散らし、撒き散らした後ポリウレタン樹脂を全
    部の埋設材の表面に塗布して各埋設材の間隙部内
    に隈なく流し込み、流し込み後合成樹脂製の中空
    部を有し、且中空部に空気が充填されたまゝのパ
    イプを所定間隔置きに複数並列させ、並列後ポリ
    ウレタン樹脂を全部のパイプ表面に塗布して各パ
    イプの間隙部内に隈なく流し込み、且パイプの表
    面が見えなくなるまで塗布し固化させて積層状の
    中間層を施工すると共に、各グランド又は野球場
    等の種類に応じた表面層を所定資材を以て中間層
    の表面に施工したことを特徴とする体育施設用グ
    ランド及び野球場等のコート施工法。
JP13187481A 1981-08-22 1981-08-22 体育施設用グランド及び野球場等のコ−ト施工法 Granted JPS5850202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13187481A JPS5850202A (ja) 1981-08-22 1981-08-22 体育施設用グランド及び野球場等のコ−ト施工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13187481A JPS5850202A (ja) 1981-08-22 1981-08-22 体育施設用グランド及び野球場等のコ−ト施工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5850202A JPS5850202A (ja) 1983-03-24
JPS6114284B2 true JPS6114284B2 (ja) 1986-04-18

Family

ID=15068153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13187481A Granted JPS5850202A (ja) 1981-08-22 1981-08-22 体育施設用グランド及び野球場等のコ−ト施工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5850202A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188508U (ja) * 1983-05-30 1984-12-14 昭和電工株式会社 テニスコ−ト等の床構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5850202A (ja) 1983-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10584498B2 (en) Floor panels
US4396653A (en) Simulated grass playing field surface with rubber particle layer and sand layer
US7244477B2 (en) Multi-layered sports playing field with a water draining, padding layer
EP0015432B1 (de) Bodenbelag für Sportplätze mit einem massiven Unterbau
KR100985292B1 (ko) 인공 눈 및 인공 스키장
US4846457A (en) Impact-absorbing safety matting system for a sports game surface
JP3253204B2 (ja) 人工芝生製運動競技場
JPS6114284B2 (ja)
JPS587005A (ja) 人工芝生製運動競技場の施工方法
CN107217566A (zh) 透气透水的足球场
EP0495332B1 (de) Bodenbelag für Tennisplätze
JP6324856B2 (ja) 複合型弾性舗装材
JP6301542B1 (ja) フットゴルフ場、およびその設置方法
JPS58218548A (ja) 体育施設用コ−ト等及び建築用床、壁等の緩衝材
JP3046808B1 (ja) 平坦パークゴルフ用ボール及びその製造方法
CN207047646U (zh) 透气透水的足球场
JPS58112566A (ja) ゲ−トボ−ル球
JPS6111285Y2 (ja)
JPH0331328Y2 (ja)
Kelsey Sports Facilities: The New Breed
JPS63138003A (ja) 舗装用弾性ブロツクおよび弾性舗装構造体
DE3000300A1 (de) Bodenelement fuer sporthallen
JPH04114371U (ja) 簡易ゴルフ設備
JPH0115641B2 (ja)
JPH07241951A (ja) 衝撃吸収体