JPS61141947A - 使用済イオン交換樹脂の超微粉砕方法 - Google Patents
使用済イオン交換樹脂の超微粉砕方法Info
- Publication number
- JPS61141947A JPS61141947A JP26388284A JP26388284A JPS61141947A JP S61141947 A JPS61141947 A JP S61141947A JP 26388284 A JP26388284 A JP 26388284A JP 26388284 A JP26388284 A JP 26388284A JP S61141947 A JPS61141947 A JP S61141947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- ion exchange
- waste resin
- exchange resin
- waste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は使用済イオン交換樹脂の産業廃棄物からの資源
を回収する方法に関するものである。
を回収する方法に関するものである。
(従来の技術)
原子力発電所、再処理工場等において使用済イオン交換
樹脂は放射性廃棄物増大の原因の一つであシ、これらの
減容化の必要性が高まっている。この減容化の方法とし
て焼却法、熱分解法、湿式酸化法(酸分解法)等の開発
が行われているが、何れもその反応速度或は分解速度が
遅いととが装置化の上で困離をひきおこしている。また
該樹脂は高い含水性(含水率40〜50%)を有するこ
とも上記の反応を遅延せしめているものであシ、反応機
構上悪影響を及はしている。
樹脂は放射性廃棄物増大の原因の一つであシ、これらの
減容化の必要性が高まっている。この減容化の方法とし
て焼却法、熱分解法、湿式酸化法(酸分解法)等の開発
が行われているが、何れもその反応速度或は分解速度が
遅いととが装置化の上で困離をひきおこしている。また
該樹脂は高い含水性(含水率40〜50%)を有するこ
とも上記の反応を遅延せしめているものであシ、反応機
構上悪影響を及はしている。
(発明が解決しようとする問題点)
従って上記の諸反応速度の向上並に含水性の悪影響を除
去するためには、反応が起る樹脂の表面積を増大せしめ
ることと含水性を低下させることが極めて有効であると
考え鋭意研究を行った結果、上記の両者を満足させるた
めの方法として樹脂を超微粉砕化せしめることによって
著しく減容化することを開発したものである。
去するためには、反応が起る樹脂の表面積を増大せしめ
ることと含水性を低下させることが極めて有効であると
考え鋭意研究を行った結果、上記の両者を満足させるた
めの方法として樹脂を超微粉砕化せしめることによって
著しく減容化することを開発したものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明方法は使用済イオン交換樹脂が多量に含水してい
る水分を積極的に利用する方法である。即ち (1)樹脂の含有水分を凍結固化させること。
る水分を積極的に利用する方法である。即ち (1)樹脂の含有水分を凍結固化させること。
(2)凍結固化時に含有水分の体積1蓼約10%膨張t
、樹脂の粉砕を可能にすること。
、樹脂の粉砕を可能にすること。
(3)樹脂自体及び凍結した氷は、その温度の低下と共
に脆くなり超微粉砕化が極めて容易になること。
に脆くなり超微粉砕化が極めて容易になること。
(4)超微粉砕化を一10℃以下の温度で行うこと。
(5)超微粉砕にすることによシ各種減容化の何れの方
法に対しても装置化、運転条件が容易となり前処理方法
として極めて有効であること。
法に対しても装置化、運転条件が容易となり前処理方法
として極めて有効であること。
(作用)
使用済イオン交換樹脂(以下廃樹脂という)中の水分を
ドレンにて、含水した廃樹脂のみを液体窒素温度まで急
冷せしめることにより廃樹脂内部に含まれている水分は
凍結して体積が10チ程度膨張しているため廃樹脂自体
が破砕する。
ドレンにて、含水した廃樹脂のみを液体窒素温度まで急
冷せしめることにより廃樹脂内部に含まれている水分は
凍結して体積が10チ程度膨張しているため廃樹脂自体
が破砕する。
この現象は寒冷地の岩石の隙間に含浸した雨水が凍結す
ることによシ破砕させることと同一である。
ることによシ破砕させることと同一である。
而して一10℃以下例えば液体窒素温度まで冷却された
廃樹脂は脆くなるため容易に超微粉砕することができる
。この超微粉砕された廃樹脂を乾燥すればよい。
廃樹脂は脆くなるため容易に超微粉砕することができる
。この超微粉砕された廃樹脂を乾燥すればよい。
なお廃樹脂は低温度になればなる程脆くなり微粉砕を容
易にする。その粒度はミクロンオーダーであればよい。
易にする。その粒度はミクロンオーダーであればよい。
このように本発明方法は廃樹脂を微粉砕するものである
が、その理由は微粉砕することによって、その後工程と
して燃焼するに際し、不完全燃焼物が極めて少くなると
共に旗状の残笈物が残存しないためである。
が、その理由は微粉砕することによって、その後工程と
して燃焼するに際し、不完全燃焼物が極めて少くなると
共に旗状の残笈物が残存しないためである。
(実施例)
図面に示す如く水と共存する廃樹脂タンク1内の廃樹脂
はスクリーン2により水分がドレンされ含水した廃樹脂
のみが廃樹脂凍結用廃樹脂保持タンク3に移送される。
はスクリーン2により水分がドレンされ含水した廃樹脂
のみが廃樹脂凍結用廃樹脂保持タンク3に移送される。
廃樹脂保持タンク3内には回転式冷却ドラム4が設置さ
れ、その表面に接触する廃樹脂は、廃樹脂表面の付着水
、含浸水によりドラム表面に氷結付着する。ドラム表面
に氷結伺着した廃樹脂はスクレーy4’ −5によって
ドラム表面から脱離され液体窒素冷却タンク6に移送さ
れる。液体窒素冷却タンク内の廃樹脂は液体窒素タンク
7から液体窒素供給配管福よシ供給される液体窒素によ
って急冷される。液体窒素温度まで急冷された廃樹脂は
スクリュー供給装置9によシ低温微粉砕装置11へ移送
される。低温微粉砕装置11は装置及び凍結した廃樹脂
を液体窒素温度に維持するため液体窒素供給配管10に
よシ液体窒素が調整供給される。低温微粉砕された廃樹
脂は移送装置12によシ移行すると同時に赤外ランプ乾
燥装置13によシ廃樹脂の解凍及び水分除去を行々い乾
燥される。乾燥された廃樹脂は減容化処理装置へと供給
される。
れ、その表面に接触する廃樹脂は、廃樹脂表面の付着水
、含浸水によりドラム表面に氷結付着する。ドラム表面
に氷結伺着した廃樹脂はスクレーy4’ −5によって
ドラム表面から脱離され液体窒素冷却タンク6に移送さ
れる。液体窒素冷却タンク内の廃樹脂は液体窒素タンク
7から液体窒素供給配管福よシ供給される液体窒素によ
って急冷される。液体窒素温度まで急冷された廃樹脂は
スクリュー供給装置9によシ低温微粉砕装置11へ移送
される。低温微粉砕装置11は装置及び凍結した廃樹脂
を液体窒素温度に維持するため液体窒素供給配管10に
よシ液体窒素が調整供給される。低温微粉砕された廃樹
脂は移送装置12によシ移行すると同時に赤外ランプ乾
燥装置13によシ廃樹脂の解凍及び水分除去を行々い乾
燥される。乾燥された廃樹脂は減容化処理装置へと供給
される。
(効果)
本発明方法はその操作が極めて簡単にして容易に廃樹脂
を微粉砕することができるため著しく減容化を向上し放
射性廃棄物の処置において工業上極めて有用である。
を微粉砕することができるため著しく減容化を向上し放
射性廃棄物の処置において工業上極めて有用である。
図面は本発明廃イオン交換樹脂の超微粉砕刃−5=
法を実施するだめの装置を示す概略説明図である。
1・・・廃樹脂タンク、3・・・凍結用廃樹脂保持タン
ク、4・・・回転式冷却ドラム、6・・・液体窒素冷却
タンク、2・・・液体窒素タンク。 出願人復代理人 弁理土鈴江武彦 6一
ク、4・・・回転式冷却ドラム、6・・・液体窒素冷却
タンク、2・・・液体窒素タンク。 出願人復代理人 弁理土鈴江武彦 6一
Claims (1)
- 使用済イオン交換樹脂中の含有水分を凍結固化してその
体積を膨張せしめて粉砕可能にした後、−10℃以下に
冷却せしめて微粉砕し減容化することを特徴とする使用
済イオン交換樹脂の超微粉砕方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26388284A JPS61141947A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | 使用済イオン交換樹脂の超微粉砕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26388284A JPS61141947A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | 使用済イオン交換樹脂の超微粉砕方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61141947A true JPS61141947A (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=17395552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26388284A Pending JPS61141947A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | 使用済イオン交換樹脂の超微粉砕方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61141947A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998012003A1 (en) * | 1996-09-19 | 1998-03-26 | The Boc Group Plc | Treatment of waste |
JP2011224453A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Japan Organo Co Ltd | 乾燥カチオン交換樹脂の製造方法およびその製造方法で製造された乾燥カチオン交換樹脂 |
-
1984
- 1984-12-14 JP JP26388284A patent/JPS61141947A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998012003A1 (en) * | 1996-09-19 | 1998-03-26 | The Boc Group Plc | Treatment of waste |
JP2011224453A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Japan Organo Co Ltd | 乾燥カチオン交換樹脂の製造方法およびその製造方法で製造された乾燥カチオン交換樹脂 |
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