JPS61141317A - タフテツド人工芝 - Google Patents

タフテツド人工芝

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JPS61141317A
JPS61141317A JP26198684A JP26198684A JPS61141317A JP S61141317 A JPS61141317 A JP S61141317A JP 26198684 A JP26198684 A JP 26198684A JP 26198684 A JP26198684 A JP 26198684A JP S61141317 A JPS61141317 A JP S61141317A
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JP
Japan
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artificial turf
load
melting
tufted
nylon
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Pending
Application number
JP26198684A
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English (en)
Inventor
垣内 護
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はタフテッド人工芝に関し、更に詳しくは耐摩擦
溶融性に優れ友バイル部を有する、色の移染しないタフ
テッド人工芝に関する。
(従来の技術) 近年、プールサイド、インテリア内装などの他ゲートボ
ール、野球、ゴルフ、サッカーなどの競技場で耐久性及
び外観の面から天然芝に替って人工芝が用いられるよう
になった。
この芝會形成する芝生状外観を表現するパイル糸には、
従来、塩化ビニリデン、ナイロン6、ポリエチレン、ポ
リプロピレンなどに、耐候性のよい顔料をねり込んで紡
糸した原着糸が用いられ、これをポリプロピレン’tf
tはポリエステルなどからなる織物、マ友はスパンボン
ド等の基布にタフトされてパイルを形成してhる。
しかしこれらのパイル糸素材はいずれも融点が低く、こ
の几め人工芝が敷かれた競技場で競技を行なう場合、競
技者が丁ベク込んだり、運動中、芝生表面を瞬間的に擦
過し友りするとその摩擦熱でパイル糸が容易に溶融し易
く、溶融物が、スポーツウェア、ボール、バットなど擦
過物に付着し、しかもこれが原着糸であるため色が移染
したように見えるという問題が6つtO (発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術において得られる人工芝が有する、例えば
競技場に敷かれ九人工芝上で競技を行う場合、特に通常
の競技範囲において発生する擦過によるパイル部の溶融
の問題点及び移染現象の問題点。
(問題点を解決する九めの手段) 上記問題点を解決する九めの手段、即ち、本発明の構成
は、パイル部がナイロン46繊維からなるタフテッド人
工芝であって、該パイル部の本文中で定義する溶融荷重
が6輪以上であることを特徴とするタフテッド人工芝で
ある。
本発明で意図する繊維の原料たるナイロン46とは、分
子鎖のくり返し単位が90モルチ以上モNH−(CL 
)a −NHCO−(CH,)、 −〇〇+で構成され
る実質的にポリ(テトラメチレンアジパミド)からなる
ポリアミドであって、ε−カプラミド成分、ヘキサメチ
レンアジパミド成分、ヘキサメチレンテレフタラミド成
分、ウンデカメチレンテレフタラミド成分のような第3
成分を10%以下共重合したもの、或はこれらから成る
ポリマ、すなわちポリ(6−カプラミド)、ポリ(ヘキ
サメチレンアジパミド)、ポリ(ヘキサメチレンテレフ
タラミド)、ポリ(ウンデカメチレンテレフタラミド)
などtlO%以下ブレンドしたもの金含んでも良い。ま
た必要に応じて艶消し剤、顔料、光安定剤、熱安定剤、
酸化防止剤、帯電防止剤、染色性向上剤或は接着性向上
剤等を配合することができ、配合の如何によって本発明
の特性に重大な悪影響を与えるもの以外は、全て利用で
きる。
本発明の人工芝の構造は、通常のタフテッド人工芝であ
って、基布に芝の葉に相当するパイル糸を植込み、裏面
からバッキング材で固定、強化したタフテッド人工芝を
言う。
本発明に言う溶融荷重は、次の方法により測定される。
第1図は、溶融荷重測定装置の概略図である。溶融試験
に供する試験試料3はタテ24(7)、ヨコ3国の大キ
ざとし、支点7で振子式に支えられたホルダー4の取付
体2の上に取り付ける。試験試料30両端はホルダー4
の裏側に通して試料固定具5で固定する。ここでホルダ
ー4に貼着されている取付体2は厚さ約125m、幅約
3.4cIR。
長さ約9.5副の牛皮で形成されている。      
1ホルダー4上に貼着された取付体2に取付けられ次試
験試料3は荷重6によって幅約20wmの木!l!!(
接材)回転円板1に加圧下に接触する。ここで木製回転
円板1の試料との接触表面は、溶融試験毎にエメリーペ
ーパー$1000で表面を平滑にし、かつ、充分室温で
風乾し試験前にタコメータを使用して表面速度が480
 M/−になるように調整する。
つぎに荷重60セツトについて説明する。荷重6は、荷
重時に木製回転円板1と試験試料3との接触点で所定荷
重が得られるようにしである。荷重は0.5kf単位で
増減することができるようになっている0 所定荷重をかけたあと、木製回転円板1に連動させ次タ
イマーt−3秒にセットし、試験試料を加圧接触した状
態で回転させる。回転始動から3秒後、木製回転円板1
が停止するようになっている。
停止後試験試料の回転円板接触表面を観察し、試験試料
表面に光沢をもった溶融跡が見られtv1著しい場合は
試験片が破損し友りしていないか点検する。ここで試験
試料の表面に現われる光沢をもつ友溶融跡の発生をもっ
て溶融荷重とする。試験試料の表面が極端に溶けてし1
っている場合は、試験した荷重から0.5陣減じた荷重
で再度試験を繰返す。溶けていない場合は試験した荷重
から0.5 kII増した荷重で再度試験を繰返す。
以上の測定条件及び方法によって、本発明で言う溶融荷
重が決定でれる。尚、測定値は5回の平均値とする。
従来のタフテッド人工芝においては、特に実用時事故の
多いのがポリエステルやナイロン6等をパイル糸として
用い友ものであり、前記する溶融荷重で評価すればポリ
エステルの場合が5神、ナイロン6の場合が3kfであ
る。
本発明のタフテッド人工芝のパイル部の溶融荷重は6k
f以上であり、ここで6kf未満の場合にあっては人工
芝上で物体との擦過により、パイル部溶融物が付着し、
移染現象全売れない。
本発明のパイル部に用いられるナイロン46PR維のデ
ニールは単糸で250〜1000デニール好ましくは4
00〜800デニールで1000デニール以上は剛性が
強(,250デニール以下はへ几ってよくない。
本発明のタフテッド人工芝は例えば以下の如くして得ら
れる。
前記されるナイロン46繊維単糸を用いて、常法に従っ
て2本以上引揃え、さらに必要に応じて合撚し、1/1
0〜3/16ゲージのタクト機でパイル高さ5〜15w
1ステツチ5〜10回/i nでポリプロピレンまたは
ポリエステル織物またはスパンボンド地にタフティング
することによって本発明のタフテッド人工芝が得られる
ここで、パイル部に用いられるナイロン46FR維単糸
は、例えば絨維嵌面に耐溶融性樹脂(メラミン樹脂等)
層を形成させるといっ次耐溶融加工を加えることによっ
て、より高温時の耐熱性、耐溶融性効果が向上すること
も判明しており、このようにパイル部に用いられるナイ
ロン46繊維に耐溶融加工を加えることは特に好ましい
(作 用) 色の移染は素材の溶融によるもので摩擦耐熱性は素材の
融点の高嘔にほぼ比例する。
本発明におけるナイロン46繊維の融点は275℃以上
であり、ナイロン6あるいはポリエステルナイロン66
の融点的230−260℃に比較して極めて高いことが
特徴の1つであり、摩擦熱に対する耐熱性の向上に寄与
する。
ナイロン46繊維全パイル糸としてタフトしたタフテッ
ド人工芝のパイル面を先に述べたように摩擦溶融荷重試
験で評価すると溶融荷重は6助以上であるが、これまで
数多くのタフテッド人工芝を製造しアフターフォローし
てきた結果からは、これまでの溶融事故のほとんどはモ
デル再現テストで6kf未満の場合に発生しており、耐
摩擦溶融性は6助以上の性能にしておく必要がある0(
実施例) 以下、実施例に°より本発明を説明するが、本発明はも
とより下記実施例により制約を受けるものではない。
実施例11 ナイロン46チップを原料とし所定の色の顔料、及び紫
外線吸収剤をねり込み310℃で溶融紡糸しto得られ
友紡出糸条を210℃のホットプレートラ用いて砥伸し
550デニール6フイラメントの延伸フィラメントを得
几。
得られた延伸フィラメントにZ300T/Mの下撚を施
し、2本合糸してS 200 T/Mの上撚をかけて撚
どめセットし、人工芝パイル用原糸金得7t(、得られ
た人工芝パイル用原糸金用いて、ポリエステル500デ
ニール96フイラメントの糸を経緯に用い、経31本/
 i n %緯29本/ i nの密度で織られ几厚さ
0.3mの織基布に、タフトマシンを用い5/32ゲー
ジ、ステッチ9.5回/1n1パイル高さ8冒の規格で
タフティングし7t。
こうして得られ皮バイル目付1730fのタフト地に天
然ゴムを主体とする裏張剤を用いてバッキングし、両耳
カットして、タフテッド人工芝として仕上げ友。得られ
た人工芝のパイル部の溶融荷重評価の結果を第1表に示
した。
比較例1 パイル用原糸として、実施例1と同デニールのナイロン
6原糸、ナイロン66原糸、ポリエステル原糸をそれぞ
れ用い友以外は、実施例1と同一タフテッド人工芝製造
条件で人工芝を製造した。
得られた人工芝のパイル部の溶融荷重評価の結果を第1
表に示した。
第  1  表 (発明の効果) 上記実施例から明らかなように、従来ナイロン6、ナイ
ロン66、ポリエステル等がパイル部に使用され几タフ
テッド人工芝は溶融荷重が小さく、実用上人工芝上で物
体との擦過により、パイル部溶融物が物体に付着し移染
現象が免れないといった問題を起していたが、本発明で
は摩擦溶融荷重が6−以上を示すもので、従来のタフテ
ッド人工芝が有する前記問題点を悉く解消し友高品質の
タフテッド人工芝が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は溶融荷重測定装置の概略図である。 1・・・木製(棟材)回転円板 2・・・取付体 3・・・試験試料 4・・・ホルダー 5・・・試料固定具 6・・・荷 重 7・・・支 点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パイル部がナイロン46繊維からなるタフテッド人工芝
    であって、該パイル部の本文中で定義する溶融荷重が6
    kg以上であることを特徴とするタフテッド人工芝。
JP26198684A 1984-12-12 1984-12-12 タフテツド人工芝 Pending JPS61141317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26198684A JPS61141317A (ja) 1984-12-12 1984-12-12 タフテツド人工芝

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26198684A JPS61141317A (ja) 1984-12-12 1984-12-12 タフテツド人工芝

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61141317A true JPS61141317A (ja) 1986-06-28

Family

ID=17369413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26198684A Pending JPS61141317A (ja) 1984-12-12 1984-12-12 タフテツド人工芝

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JP (1) JPS61141317A (ja)

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