JPS61141307A - 化粧料保持力の高い合成毛及びその製造方法 - Google Patents
化粧料保持力の高い合成毛及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS61141307A JPS61141307A JP26223084A JP26223084A JPS61141307A JP S61141307 A JPS61141307 A JP S61141307A JP 26223084 A JP26223084 A JP 26223084A JP 26223084 A JP26223084 A JP 26223084A JP S61141307 A JPS61141307 A JP S61141307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- synthetic
- synthetic hair
- iits
- production
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、化粧料の撒布ブラシ、へ7ブラシ等の毛素
材、特に表面を化粧料保持力の高い性状とした合成毛お
よびその製造方法に関する。
材、特に表面を化粧料保持力の高い性状とした合成毛お
よびその製造方法に関する。
プラッシャー、アイシャドー等の粉末化粧料を塗布する
ブラシ、或は口紅等を塗布する紅筆若しくはヘアブラシ
等は従来馬毛や積上等の天然毛材が使用されて米なが、
これら天然毛材は供給が安定せずしかも高価であるため
、多量生産品用の材料としては不適当でありな。
ブラシ、或は口紅等を塗布する紅筆若しくはヘアブラシ
等は従来馬毛や積上等の天然毛材が使用されて米なが、
これら天然毛材は供給が安定せずしかも高価であるため
、多量生産品用の材料としては不適当でありな。
そこで、天然毛材に代わる毛素材としてナイロン、ポリ
エステル、アクリル等の合成繊維が利用されているが、
合成毛素材は天然毛材に比して化粧料の保持力が低いた
めに使用性が劣っていた。
エステル、アクリル等の合成繊維が利用されているが、
合成毛素材は天然毛材に比して化粧料の保持力が低いた
めに使用性が劣っていた。
馬毛、積上等の天然毛(1)は、第2図に示すように毛
根から毛先に向かってうろこ状のキエーティクル(2)
で表面が覆われているため、化粧料がこのキエーティク
ル(2)に付着しブラシ全体としてみた場合の化粧料の
保持量が多いのに対し、合成毛素材(3)は第3図に示
すように、表面が平滑であるため、天然毛にみちれるよ
うな化粧料の保持力がなく、化粧料の保持量が低下して
いる。
根から毛先に向かってうろこ状のキエーティクル(2)
で表面が覆われているため、化粧料がこのキエーティク
ル(2)に付着しブラシ全体としてみた場合の化粧料の
保持量が多いのに対し、合成毛素材(3)は第3図に示
すように、表面が平滑であるため、天然毛にみちれるよ
うな化粧料の保持力がなく、化粧料の保持量が低下して
いる。
化粧料の塗布用ブラシにおけるかかる化粧料の保持量の
低さは、プランとしての使用性を低下させるものであっ
た。
低さは、プランとしての使用性を低下させるものであっ
た。
この″発明は、合成毛素材にみちれた化粧料の保持力の
劣悪さを改善し、天然毛材と同様の化粧料の保持力を合
成毛素材に有せしめることにある。
劣悪さを改善し、天然毛材と同様の化粧料の保持力を合
成毛素材に有せしめることにある。
上記問題点を解決するために、特定発明が採った手段は
、所望の太さを有する合成毛素材の表面に化粧料保持力
の商い凹凸横様を形成したことにある。
、所望の太さを有する合成毛素材の表面に化粧料保持力
の商い凹凸横様を形成したことにある。
また、第2の発明が採った手段は、内面に化粧料保持力
の高い凹凸横様を有する溝を形成したロール間に合成形
成を加熱しつつ挿通し、合成毛の表面に凹凸横様を型押
したことにある。
の高い凹凸横様を有する溝を形成したロール間に合成形
成を加熱しつつ挿通し、合成毛の表面に凹凸横様を型押
したことにある。
合成毛素材の表面に化粧料保持力の高い凹凸横様を形成
し、該凹凸横様によりキエーティクルと同様の化粧料の
保持力を発揮させる。
し、該凹凸横様によりキエーティクルと同様の化粧料の
保持力を発揮させる。
本発明の合成毛素材(4)は、例えば60μ前後のナイ
ロン、ポリエステル、アクリル等の繊維状材料からなり
、第1図に示すように表面に凹凸横様が形成される。凹
凸横様の形状は、規則的な模様であっても或はランダム
な模様でありでも良いが、好ましくはうろこ状の横様で
ある方が望ましい、1!I凸模様の密度、深さを調整す
ることにより、保持される化粧料の量を調整することが
可能である0表面に形成された凹凸横様(15)により
、本発明の合成毛素材(4)は、天然毛材(1)のキ1
−ティクルと同様の高い化粧料保持力を有し、凹凸模様
(5)に化粧料が良好に付着し、化粧料の保持力が大き
くなる。
ロン、ポリエステル、アクリル等の繊維状材料からなり
、第1図に示すように表面に凹凸横様が形成される。凹
凸横様の形状は、規則的な模様であっても或はランダム
な模様でありでも良いが、好ましくはうろこ状の横様で
ある方が望ましい、1!I凸模様の密度、深さを調整す
ることにより、保持される化粧料の量を調整することが
可能である0表面に形成された凹凸横様(15)により
、本発明の合成毛素材(4)は、天然毛材(1)のキ1
−ティクルと同様の高い化粧料保持力を有し、凹凸模様
(5)に化粧料が良好に付着し、化粧料の保持力が大き
くなる。
このような合成毛素材(4)は、内面に凹凸横様を形成
した溝を有するロール間に合成毛を通して、合成毛の表
面に凹凸横様を型押しすることにより最も簡単に製造す
ることが出来る。好ましい製造方法の一例を第4〜6図
に従って説明する・図にお゛て(6)は互゛10接して
回転す jする2本のロールであって、略
中心に断面が半円若しくはこれに近似した形を有する溝
())が囲挽して形成され、該溝(7)の内周面には凹
凸横様(8)が形成されている。そして、この溝())
に未処理合成毛を張力を掛けて、ロール(6)の回転に
合わせつつ引き出す、この際、合成毛をその軟化温度よ
り若干低い温度例えばナイロンの場合200°前後の温
度で加熱しておくことにより、溝(7)の凹凸横様(8
)が合成毛に型押しされる。
した溝を有するロール間に合成毛を通して、合成毛の表
面に凹凸横様を型押しすることにより最も簡単に製造す
ることが出来る。好ましい製造方法の一例を第4〜6図
に従って説明する・図にお゛て(6)は互゛10接して
回転す jする2本のロールであって、略
中心に断面が半円若しくはこれに近似した形を有する溝
())が囲挽して形成され、該溝(7)の内周面には凹
凸横様(8)が形成されている。そして、この溝())
に未処理合成毛を張力を掛けて、ロール(6)の回転に
合わせつつ引き出す、この際、合成毛をその軟化温度よ
り若干低い温度例えばナイロンの場合200°前後の温
度で加熱しておくことにより、溝(7)の凹凸横様(8
)が合成毛に型押しされる。
合成毛の加熱は、ロール(6)を加熱することによって
も良いが、ロール(6)に合成毛が入る手前で外部より
熱風等で加熱しても良い。
も良いが、ロール(6)に合成毛が入る手前で外部より
熱風等で加熱しても良い。
第7図はロール(6)の−変形を示し、一方のロール(
6)を中心を凹ませた鼓状とし、他方のロール(61)
をこれと対応する樽状として、ロール(6)(6°)を
噛み合わせることにより、溝(7)のズレが発生しない
ようにしたものである。
6)を中心を凹ませた鼓状とし、他方のロール(61)
をこれと対応する樽状として、ロール(6)(6°)を
噛み合わせることにより、溝(7)のズレが発生しない
ようにしたものである。
この発明の合成毛によれば、所望の太さを有する合成毛
素材の表面に化粧料保持力の高い凹凸横様を形成しであ
るので、化粧料の付着が増大し、化粧料の保持力が向上
する。
素材の表面に化粧料保持力の高い凹凸横様を形成しであ
るので、化粧料の付着が増大し、化粧料の保持力が向上
する。
又、W42の発明の製造方法によれば、化粧料保持力の
高い凹凸横様を有する合成毛素材をきわめて簡単に且大
量に贅遺することが出来る。
高い凹凸横様を有する合成毛素材をきわめて簡単に且大
量に贅遺することが出来る。
第1図はこの発明に係る毛素材の斜視図、第2図は天然
毛の斜視図、第3図は従来の合成毛の斜視図、第4図は
この発明の製造方法を示す(4)・・・合成毛素材
(5)・・・凹凸模様(6)・・・ロール
())・・・溝(8)・・・凹凸横様 特許出願人 株式会社 資 生 堂 第1図 第2図 第3図 第4図
毛の斜視図、第3図は従来の合成毛の斜視図、第4図は
この発明の製造方法を示す(4)・・・合成毛素材
(5)・・・凹凸模様(6)・・・ロール
())・・・溝(8)・・・凹凸横様 特許出願人 株式会社 資 生 堂 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (2)
- (1)所望の太さを有する合成毛素材の表面に化粧料保
持力の高い凹凸模様を形成したことを特徴とする合成毛
。 - (2)内面に化粧料保持力の高い凹凸模様を有する溝を
形成したロール間に合成毛を加熱しつつ挿通し、合成毛
の表面に凹凸模様を型押しするようにしたことを特徴と
する合成毛の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26223084A JPS61141307A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 化粧料保持力の高い合成毛及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26223084A JPS61141307A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 化粧料保持力の高い合成毛及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61141307A true JPS61141307A (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=17372880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26223084A Pending JPS61141307A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 化粧料保持力の高い合成毛及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61141307A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2825246A1 (fr) * | 2001-06-05 | 2002-12-06 | Oreal | Dispositif de conditionnement et/ou d'application comprenant des fibres comportant des particules capables d'absorber un liquide ou un compose en solution dans ce liquide ou de se dissoudre dans un liquide |
US6623200B1 (en) | 1999-11-10 | 2003-09-23 | L'oreal | Applicator device and system having particle-laden bristles, method for applying product, and method of making particle-laden bristles |
US6669389B2 (en) | 2000-07-12 | 2003-12-30 | L'oreal S.A. | Device for applying a product and method for manufacturing device |
US6866437B2 (en) | 2000-03-03 | 2005-03-15 | L'oreal | Device having a magnetic applicator and/or wiper member |
JP2006141991A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-06-08 | Kenji Nakamura | ブラシ毛材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712943B2 (ja) * | 1975-05-19 | 1982-03-13 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP26223084A patent/JPS61141307A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712943B2 (ja) * | 1975-05-19 | 1982-03-13 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6623200B1 (en) | 1999-11-10 | 2003-09-23 | L'oreal | Applicator device and system having particle-laden bristles, method for applying product, and method of making particle-laden bristles |
US6866437B2 (en) | 2000-03-03 | 2005-03-15 | L'oreal | Device having a magnetic applicator and/or wiper member |
US6669389B2 (en) | 2000-07-12 | 2003-12-30 | L'oreal S.A. | Device for applying a product and method for manufacturing device |
FR2825246A1 (fr) * | 2001-06-05 | 2002-12-06 | Oreal | Dispositif de conditionnement et/ou d'application comprenant des fibres comportant des particules capables d'absorber un liquide ou un compose en solution dans ce liquide ou de se dissoudre dans un liquide |
EP1264562A1 (fr) * | 2001-06-05 | 2002-12-11 | L'oreal | Dispositif de conditionnement et/ou d'application comprenant des fibres comportant des particules capables d'absorber un liquide ou un composé en solution dans ce liquide ou de se dissoudre dans un liquide. |
JP2006141991A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-06-08 | Kenji Nakamura | ブラシ毛材 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3243618B2 (ja) | 化粧品塗布用のブラシ及びその製法 | |
JP5695704B2 (ja) | マスカラブラシ | |
CN100577057C (zh) | 睫毛刷 | |
CA1117285A (en) | Fur-like napped fabric and process for manufacturing same | |
JPS61141307A (ja) | 化粧料保持力の高い合成毛及びその製造方法 | |
JPS6122918Y2 (ja) | ||
JPS6166531U (ja) | ||
JP5727297B2 (ja) | マスカラ塗布具 | |
JP2711997B2 (ja) | あぶら取り紙の製造方法 | |
US2699999A (en) | Method of making adhesive disks | |
JP2006136523A (ja) | 化粧ブラシ用毛材および化粧ブラシ | |
JP2009106528A (ja) | ホログラム化粧方法 | |
US1050932A (en) | Disk record and the production thereof. | |
US3576698A (en) | Molded synthetic grass products having a metallic backing | |
KR200253684Y1 (ko) | 화장용 파우더 퍼프 | |
JP3932412B2 (ja) | マスカラ等の塗布具 | |
JP4397469B2 (ja) | 筆穂 | |
CN217446980U (zh) | 一种丝滑无痕粉底刷 | |
JPS6234622Y2 (ja) | ||
CN1086302C (zh) | 离形纸热熔胶点状胶布及其热熔装置 | |
JPH0229987Y2 (ja) | ||
JPS6112628Y2 (ja) | ||
JPH02187322A (ja) | 凹凸模様付き筒状ないし管軸状プラスチック製品の製造法 | |
JPS6312608B2 (ja) | ||
CN206102325U (zh) | 一种新型地毯 |