JPS61140925A - 複屈折の温度補正液晶レンズ - Google Patents
複屈折の温度補正液晶レンズInfo
- Publication number
- JPS61140925A JPS61140925A JP26412584A JP26412584A JPS61140925A JP S61140925 A JPS61140925 A JP S61140925A JP 26412584 A JP26412584 A JP 26412584A JP 26412584 A JP26412584 A JP 26412584A JP S61140925 A JPS61140925 A JP S61140925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- temperature
- crystal lens
- refractive index
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は液晶レンズ等、光学レンズの複屈折の影響を改
善することができる複屈折の温度補正液晶レンズに関す
る。
善することができる複屈折の温度補正液晶レンズに関す
る。
[発明の技術的背景とその問題点1
液晶は、これに印加する電圧等を1lJillすること
によって、その液晶分子の配向状態を制御でき、従って
、その配向状態の変化に伴う屈折率の変化をl1lIl
lできることになる。この特徴を利用することによって
、焦点距離可変レンズを実現できる。
によって、その液晶分子の配向状態を制御でき、従って
、その配向状態の変化に伴う屈折率の変化をl1lIl
lできることになる。この特徴を利用することによって
、焦点距離可変レンズを実現できる。
上記焦点距離可変レンズの従来例として、例えば特願昭
59−137740号に提案されているものがある。こ
の従来例はこれまでのようにレンズをメカニカルに可動
する必要がないので、軽盪でコンパクトな焦点距離可変
レンズを実現できるという利点を有する。
59−137740号に提案されているものがある。こ
の従来例はこれまでのようにレンズをメカニカルに可動
する必要がないので、軽盪でコンパクトな焦点距離可変
レンズを実現できるという利点を有する。
しかしながら、液晶は特にその異常光に対する屈折率の
温度依存性が大きいため、複屈折率の差が温度と共に大
きく変化してしまい、解像力を必要とする光学機器に適
用する場合大きな障害になるものであった。
温度依存性が大きいため、複屈折率の差が温度と共に大
きく変化してしまい、解像力を必要とする光学機器に適
用する場合大きな障害になるものであった。
[発明の目的]
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、11
度が変化しても複屈折率の差を小さく保持できるように
して解像力の低下を防止できる複屈折の温度補正液晶レ
ンズを提供することを目的とする。
度が変化しても複屈折率の差を小さく保持できるように
して解像力の低下を防止できる複屈折の温度補正液晶レ
ンズを提供することを目的とする。
[発明の概!!]
本発明は印加する電圧等でその屈折率が可変される液晶
レンズ等、複屈折率の差が温度に依存する液晶レンズ等
の光学レンズに対し、温度補正用液晶レンズを組合わせ
、その際光学レンズの温度を温度センサで検出し、この
検温信号で温度補正用液晶レンズに印加する電圧等を制
御して、複屈折率の差を小さく保持するように構成しで
ある。
レンズ等、複屈折率の差が温度に依存する液晶レンズ等
の光学レンズに対し、温度補正用液晶レンズを組合わせ
、その際光学レンズの温度を温度センサで検出し、この
検温信号で温度補正用液晶レンズに印加する電圧等を制
御して、複屈折率の差を小さく保持するように構成しで
ある。
[発明の実施例]
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図及び第2図は本発明の1実施例に係り、第1図は
1実施例の構成を示し、第2図は常光及び異常光に対す
る液晶の屈折率の温度依存特性を示す。
1実施例の構成を示し、第2図は常光及び異常光に対す
る液晶の屈折率の温度依存特性を示す。
第1図に示すように1実施例の液晶レンズ1は、その複
屈折率に温度依存性、を示す第1の液晶レンズ2の他に
補正用の液晶レンズ3が組合わせである。
屈折率に温度依存性、を示す第1の液晶レンズ2の他に
補正用の液晶レンズ3が組合わせである。
上記第1の液晶レンズ2は透明板4aの両面の周縁に沿
ってリング状のスペーサ5a、6aを介装して該透明板
4aの各面とそれぞれ対向する凸面状透明板7a、8a
とで形成された各セル内に、同一特性の液晶9a、10
aが封入されて形成され、この液晶レンズ2はフレーム
11aに固定しである。
ってリング状のスペーサ5a、6aを介装して該透明板
4aの各面とそれぞれ対向する凸面状透明板7a、8a
とで形成された各セル内に、同一特性の液晶9a、10
aが封入されて形成され、この液晶レンズ2はフレーム
11aに固定しである。
上記透明板4aの両面には3n 02等の透明電極12
8.13aが形成され、又、これら電極12a、13a
に対向する凸面状透明板7a、8aの内側の各面にも透
明電極14a、15aが形成されている。
8.13aが形成され、又、これら電極12a、13a
に対向する凸面状透明板7a、8aの内側の各面にも透
明電極14a、15aが形成されている。
上記外側の電極14a、15aは互いに導通され、リー
ド線を介してアース端子に接続され、一方向側の電極1
2a、13aも互いに導通され、リード線を介して焦点
距離可変用の可変抵抗(器)16の可変端子に接続され
ている。しかして、この可変抵抗16の一方は接地され
、他端は印加電圧制御回路17を介してD C/A C
コンバータ18に接続されている。
ド線を介してアース端子に接続され、一方向側の電極1
2a、13aも互いに導通され、リード線を介して焦点
距離可変用の可変抵抗(器)16の可変端子に接続され
ている。しかして、この可変抵抗16の一方は接地され
、他端は印加電圧制御回路17を介してD C/A C
コンバータ18に接続されている。
ところで上記液晶レンズ2に用いられる液晶9a、 1
Qaとしては例えばネマチック液晶が用いられ、第1図
における符号A、Bで示すように、各液晶9a、10a
における液晶分子の配向方向は、互いに直交する方向で
あり、これらの方向A。
Qaとしては例えばネマチック液晶が用いられ、第1図
における符号A、Bで示すように、各液晶9a、10a
における液晶分子の配向方向は、互いに直交する方向で
あり、これらの方向A。
Bは電極12a、13a面と平行となるようにrjbb
ing処理等が施されており、従ってこれら配向方向A
、Bはレンズとし□ての□光軸と直交する方向に設定さ
せである。
ing処理等が施されており、従ってこれら配向方向A
、Bはレンズとし□ての□光軸と直交する方向に設定さ
せである。
上記液晶レンズ2は、電圧が印加されていない場合、レ
ンズの光軸と直交する平面内における互いに直交する方
向に液晶分子を配向させることにより、″偏向板を必要
としない焦点距離可変レンズが構成されている。
ンズの光軸と直交する平面内における互いに直交する方
向に液晶分子を配向させることにより、″偏向板を必要
としない焦点距離可変レンズが構成されている。
即ち、入射光は互いに直交する2つの偏光成分、例えば
第1図の液晶9a(の液晶分子)の配向方向、つまり矢
印方向Aの配向方向と液晶10a(の液晶分子)の配向
方向、つまりBの配向方向に分解することができる。ま
ずAの方向と平行な偏光成分が透田板7aを通って一晶
9aに入射した場合、この光線成分は該液晶9aに対し
て、異常光線となる。したがって、この状態で液晶9a
に電圧を印加すると、液菖分子は電圧に応じて徐々に電
極12a面に垂直な方向に配向の向きを変えるので異常
光線成分に対して液晶9aのみかけの屈折率は異常光に
対する値から常光に対する値まで連続的に変化し、焦点
距離可変の効果をうけることになる。この液晶9aに対
しての異常光成分゛は液晶10aでは常光成分となるた
め、電圧によってみかけの屈折率は殆んど変化せず焦点
距離可変の効果をうけ□ない。したがって、そのまま直
進する。一方、もう一方の入射光成分、つまり液晶9a
に対して常光に相当する成分は該液晶9aではみかけの
屈折率は殆んど変化せず、焦点距離可変の効果をうけな
いが、液晶10aでは異常光に相当する成分となるため
前記液晶9aに異常光が入射した場合(前述)と同様に
、みかけの屈折率は変化し、焦点距離可変の効果を受け
ることになる。液晶9aおよび10aは同じ電圧を印加
されるため、互いに等しい焦点距離可変の効果を及ぼす
ことになる。したがって、焦点距離可変レンズとして機
能する液晶9a、10aの光軸方向を互いに直交するよ
うに重ねることにより、あらゆる方向の偏光に対しても
焦点距離可変のレンズとして動作することになり、偏光
板を使用することなく入射光の偏向方向に無関係に焦点
距離を可変できるレンズが実現されている。つまり、偏
向板を使用することなく、直線偏光になっていない自然
光に対しても光の利用効率の高い明るいレンズを実現し
ている。
第1図の液晶9a(の液晶分子)の配向方向、つまり矢
印方向Aの配向方向と液晶10a(の液晶分子)の配向
方向、つまりBの配向方向に分解することができる。ま
ずAの方向と平行な偏光成分が透田板7aを通って一晶
9aに入射した場合、この光線成分は該液晶9aに対し
て、異常光線となる。したがって、この状態で液晶9a
に電圧を印加すると、液菖分子は電圧に応じて徐々に電
極12a面に垂直な方向に配向の向きを変えるので異常
光線成分に対して液晶9aのみかけの屈折率は異常光に
対する値から常光に対する値まで連続的に変化し、焦点
距離可変の効果をうけることになる。この液晶9aに対
しての異常光成分゛は液晶10aでは常光成分となるた
め、電圧によってみかけの屈折率は殆んど変化せず焦点
距離可変の効果をうけ□ない。したがって、そのまま直
進する。一方、もう一方の入射光成分、つまり液晶9a
に対して常光に相当する成分は該液晶9aではみかけの
屈折率は殆んど変化せず、焦点距離可変の効果をうけな
いが、液晶10aでは異常光に相当する成分となるため
前記液晶9aに異常光が入射した場合(前述)と同様に
、みかけの屈折率は変化し、焦点距離可変の効果を受け
ることになる。液晶9aおよび10aは同じ電圧を印加
されるため、互いに等しい焦点距離可変の効果を及ぼす
ことになる。したがって、焦点距離可変レンズとして機
能する液晶9a、10aの光軸方向を互いに直交するよ
うに重ねることにより、あらゆる方向の偏光に対しても
焦点距離可変のレンズとして動作することになり、偏光
板を使用することなく入射光の偏向方向に無関係に焦点
距離を可変できるレンズが実現されている。つまり、偏
向板を使用することなく、直線偏光になっていない自然
光に対しても光の利用効率の高い明るいレンズを実現し
ている。
ところで上記液晶レンズの各液晶9a、10aはその屈
折率nが常光に対する屈折率noと異常光に対する屈折
率neが、例えば第2図に示すような温度依存性を示す
。
折率nが常光に対する屈折率noと異常光に対する屈折
率neが、例えば第2図に示すような温度依存性を示す
。
屈折率n□は温度Tに対して殆んど変化しないが、異常
光に対する屈折率neは温度依存性が大きい。
光に対する屈折率neは温度依存性が大きい。
従って、例えば温度Toの場合における(異常光に対す
る)屈折率no (To )と(常光に対する)屈折率
ne(To)との屈折率の差Δn(=ne(To )
−no (To ) )つまり複屈折率は比較的小さ
いが、温度T1では屈折率の差Δnはがなり大きくなっ
てしまう。この屈折率の差へ〇のため、液晶9aを通っ
た際における常光と異常光における光路にずれが大きく
なる。このずれは、次の液晶10aを通る際に、該液晶
10aにとって常光と異常光とが前記液晶9aの場合と
入れ換わるためかなり改善される。しかしながら、入射
角度が大きい光線に対しては、液晶9aを通った際の光
路と液晶10aを通った際の光路の差異が大きくなり、
上記屈折率の差Δnを十分解消できない場合も生じる。
る)屈折率no (To )と(常光に対する)屈折率
ne(To)との屈折率の差Δn(=ne(To )
−no (To ) )つまり複屈折率は比較的小さ
いが、温度T1では屈折率の差Δnはがなり大きくなっ
てしまう。この屈折率の差へ〇のため、液晶9aを通っ
た際における常光と異常光における光路にずれが大きく
なる。このずれは、次の液晶10aを通る際に、該液晶
10aにとって常光と異常光とが前記液晶9aの場合と
入れ換わるためかなり改善される。しかしながら、入射
角度が大きい光線に対しては、液晶9aを通った際の光
路と液晶10aを通った際の光路の差異が大きくなり、
上記屈折率の差Δnを十分解消できない場合も生じる。
このため第1実施例においては補正用の液晶レンズ3を
用いて改善している。
用いて改善している。
上記補正用の液晶レンズ3は液晶レンズ2と同様な構造
になっており、上記液晶レンズ2に付けられたaの代り
にbを付けて示している。
になっており、上記液晶レンズ2に付けられたaの代り
にbを付けて示している。
上記液晶レンズ3の内側電極12b、13bは、印加電
圧制御回路19を介してDC/ACコンバータ18に接
続されている。
圧制御回路19を介してDC/ACコンバータ18に接
続されている。
上記液晶レンズ2(3でも良い)には温度センサ20が
取付けてあり、この温度センサ20の信号出力は測温回
路21に入力され、検温信号に変換された後A/Dコン
バータ22に入力される。
取付けてあり、この温度センサ20の信号出力は測温回
路21に入力され、検温信号に変換された後A/Dコン
バータ22に入力される。
このA/Dコンバータ22のディジタル信号はROM2
3に入力される。
3に入力される。
又、上記液晶レンズ2へのAC印加電圧は整流器24で
整流され、このDC電圧はA/Dコンバータ25でディ
ジタル量に変換されてROM23に入力される。
整流され、このDC電圧はA/Dコンバータ25でディ
ジタル量に変換されてROM23に入力される。
上記ROM23にはアドレス端に印加されるアドレス信
号によって、各液晶レンズ2.3に印加するAC電圧を
設定するためのデータが書き込まれており、読み出され
た一対のデータはそれぞれD/Aコンバータ26,27
を経て印加電圧制御回路17.19の各制御端に印加さ
れるようになっている。
号によって、各液晶レンズ2.3に印加するAC電圧を
設定するためのデータが書き込まれており、読み出され
た一対のデータはそれぞれD/Aコンバータ26,27
を経て印加電圧制御回路17.19の各制御端に印加さ
れるようになっている。
上記各印加電圧tI111117.19はD C/A
Cコンバータ18のACCソノ電圧(値)を可変して出
力するものであり、各制御端に印加される信号によって
制御されるようにしである。
Cコンバータ18のACCソノ電圧(値)を可変して出
力するものであり、各制御端に印加される信号によって
制御されるようにしである。
上記印加電圧制御回路17は、温度Tが低くなりた場合
、温度センサ20の出力に基づいて、そのAC出力電圧
レベルを大きくし、大きくしたAC出力電圧によって異
常光に対する屈折率neを小さくし、屈折率の差Δnを
小さくすることができるようにしである。
、温度センサ20の出力に基づいて、そのAC出力電圧
レベルを大きくし、大きくしたAC出力電圧によって異
常光に対する屈折率neを小さくし、屈折率の差Δnを
小さくすることができるようにしである。
又、上記他方の印加電圧制御回路19は(Δnを小さく
するために)上記液晶レンズ2への印加電圧が変化する
に従って、焦点距離が変化してしまうその変化分を補正
するためのアナログ信号がその制御端に印加されるよう
になっている。
するために)上記液晶レンズ2への印加電圧が変化する
に従って、焦点距離が変化してしまうその変化分を補正
するためのアナログ信号がその制御端に印加されるよう
になっている。
このように構成された1実施例の動作を以下に説明する
。
。
温度TがToの状態で可変抵抗16がある値に設定され
た状態のとき、液晶レンズ2は第2図において異常光に
対する屈折率がCで示す値を示すとする(常光に対して
は印加電圧に対して屈折率が変化しないものとする。)
。しかして、周囲の温度Tが温度Toから温度T1に下
がった場合、印加電圧制御回路17がそのまま保持され
ると、屈折率がCの状態は符号りで示す屈折率になる。
た状態のとき、液晶レンズ2は第2図において異常光に
対する屈折率がCで示す値を示すとする(常光に対して
は印加電圧に対して屈折率が変化しないものとする。)
。しかして、周囲の温度Tが温度Toから温度T1に下
がった場合、印加電圧制御回路17がそのまま保持され
ると、屈折率がCの状態は符号りで示す屈折率になる。
上記温度変化は温度センサ20で窒出され、その検温信
号に基づいて印加電圧制御回路17の制御端に印加され
る電圧が小さくなり、このため出力電圧が大きくなって
、符号りで示す屈折率はD′になる。(Δnがあるレベ
ル例えば1点鎖線で示す範囲Δnst以下にされる。)
しかして、この屈折率り一になることにより、液晶レン
ズ2の焦点距離は温度Toの状態より小さくなってしま
う(場合によっては大きくなる)。この分は、液晶レン
ズ3によって補正される。
号に基づいて印加電圧制御回路17の制御端に印加され
る電圧が小さくなり、このため出力電圧が大きくなって
、符号りで示す屈折率はD′になる。(Δnがあるレベ
ル例えば1点鎖線で示す範囲Δnst以下にされる。)
しかして、この屈折率り一になることにより、液晶レン
ズ2の焦点距離は温度Toの状態より小さくなってしま
う(場合によっては大きくなる)。この分は、液晶レン
ズ3によって補正される。
つまり、上記印加電圧制御回路17に出力されるROM
23から出力されるデータと共に、対となって出力され
るデータに基づいて、印加電圧制御回路19に出力され
る。この印加電圧制御回路19から出力されるACI!
圧によって液晶レンズ3の焦点距離が旬変され、上記液
晶レンズ2が温度変化及び屈折率の差Δ−nを許容レベ
ル以下に設定した際の焦点距離の変化を補正する。
23から出力されるデータと共に、対となって出力され
るデータに基づいて、印加電圧制御回路19に出力され
る。この印加電圧制御回路19から出力されるACI!
圧によって液晶レンズ3の焦点距離が旬変され、上記液
晶レンズ2が温度変化及び屈折率の差Δ−nを許容レベ
ル以下に設定した際の焦点距離の変化を補正する。
尚、この場合補正用の液晶レンズ3においては、異常光
に対する屈折率neと常光に対する屈折率nQとの差Δ
nは許容レベル以下に保持される。
に対する屈折率neと常光に対する屈折率nQとの差Δ
nは許容レベル以下に保持される。
(このΔnの差は十分小さく設定されることが望ましい
。) 上記第1実施例によれば、温度によって複屈折率の差が
大きくなってしまうのを防止できる。従って、解像度を
高めることができる。
。) 上記第1実施例によれば、温度によって複屈折率の差が
大きくなってしまうのを防止できる。従って、解像度を
高めることができる。
上記1実施例において、複屈折率が補正される光学レン
ズとして、液晶レンズ2が用いであるが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、電気光学素子等用いた光学レ
ンズに対しても補正用液晶レンズ3を組合わせることに
より同様に適用できるものである。
ズとして、液晶レンズ2が用いであるが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、電気光学素子等用いた光学レ
ンズに対しても補正用液晶レンズ3を組合わせることに
より同様に適用できるものである。
又、補正用の液晶レンズの構造は第1図に示すものに限
らず、例えば凹レンズとして機能するものであっても良
い。又、第1図において透明板4bが凹レンズ状、又は
凸レンズ状にしたり、透明板7b、8bを凹レンズ状又
は凸レンズ状にしたり、透明板4bの両面をフレネル構
造にして応答性を良好にすることもできる。
らず、例えば凹レンズとして機能するものであっても良
い。又、第1図において透明板4bが凹レンズ状、又は
凸レンズ状にしたり、透明板7b、8bを凹レンズ状又
は凸レンズ状にしたり、透明板4bの両面をフレネル構
造にして応答性を良好にすることもできる。
又、第1図に示す液晶レンズ2のように液晶9a、10
aを用いることにより異常光及び常光に対して対称的な
光学レンズとは異る場合には、補正用の液晶レンズとし
て第1図に示すように一対の液晶9a、10bを対称的
に構成したものに限らず、一方のみを用いて複屈折を補
正する(許容レベルより小さくする)液晶レンズを構成
することができる場合もある。又、許容レベルよりも大
きな複屈折率を示す補正されるべき光学レンズに対し、
上述のような液晶レンズ3等で(Ii度依存性があるな
しにかかわらず)補正することができる。
aを用いることにより異常光及び常光に対して対称的な
光学レンズとは異る場合には、補正用の液晶レンズとし
て第1図に示すように一対の液晶9a、10bを対称的
に構成したものに限らず、一方のみを用いて複屈折を補
正する(許容レベルより小さくする)液晶レンズを構成
することができる場合もある。又、許容レベルよりも大
きな複屈折率を示す補正されるべき光学レンズに対し、
上述のような液晶レンズ3等で(Ii度依存性があるな
しにかかわらず)補正することができる。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、温度変化によって複
屈折率が変化する光学レンズに対し、検温手段と、印加
電圧又は周波数で前記複屈折率を改善する液晶レンズと
を設けであるので、前記複屈折率を小さくして解像度を
向上させることができる。
屈折率が変化する光学レンズに対し、検温手段と、印加
電圧又は周波数で前記複屈折率を改善する液晶レンズと
を設けであるので、前記複屈折率を小さくして解像度を
向上させることができる。
第1図及び第2図は本発明の1実施例に係り、第1図は
1実施例を示す構成図、第2図は温度変化に対する屈折
率の変化を示す特性図である。 1・・・温度補正液晶レンズ 2・・・液晶レンズ 3・・・(補正用の)液晶レンズ 4a、4b・・・透明板 9a、10a、9b、10b−・・液晶16・・・可変
抵抗 17.19・・・印加電圧制御回路 22.25・・・A/Dコンバータ 23・・・ROM
1実施例を示す構成図、第2図は温度変化に対する屈折
率の変化を示す特性図である。 1・・・温度補正液晶レンズ 2・・・液晶レンズ 3・・・(補正用の)液晶レンズ 4a、4b・・・透明板 9a、10a、9b、10b−・・液晶16・・・可変
抵抗 17.19・・・印加電圧制御回路 22.25・・・A/Dコンバータ 23・・・ROM
Claims (1)
- 温度によつて、常光及び異常光に対する屈折率に差を有
する光学レンズに対し、その検温手段と、前記屈折率の
差を補正するための液晶レンズを設け、該液晶レンズに
印加する電圧又は周波数を変化させて、前記光学ガラス
の屈折率の差を小さくする複屈折率補正手段を形成した
ことを特徴とする複屈折の温度補正液晶レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26412584A JPS61140925A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 複屈折の温度補正液晶レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26412584A JPS61140925A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 複屈折の温度補正液晶レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140925A true JPS61140925A (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=17398822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26412584A Pending JPS61140925A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 複屈折の温度補正液晶レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61140925A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219825A (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-23 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置 |
JPH02110428A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-23 | Olympus Optical Co Ltd | 複数の液晶素子を備えた光学系 |
US4919520A (en) * | 1984-08-31 | 1990-04-24 | Olympus Optical Company | Liquid crystal eyeglass |
JP2002109776A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学素子と光ヘッドと光記録再生装置と光記録再生方法 |
EP3987340A4 (en) * | 2019-06-23 | 2022-08-10 | Lumus Ltd. | FOVEAL OPTICALLY CORRECTED DISPLAY |
US11741861B1 (en) | 2022-02-08 | 2023-08-29 | Lumus Ltd. | Optical system including selectively activatable facets |
US11822088B2 (en) | 2021-05-19 | 2023-11-21 | Lumus Ltd. | Active optical engine |
US11860369B2 (en) | 2021-03-01 | 2024-01-02 | Lumus Ltd. | Optical system with compact coupling from a projector into a waveguide |
US11886008B2 (en) | 2021-08-23 | 2024-01-30 | Lumus Ltd. | Methods of fabrication of compound light-guide optical elements having embedded coupling-in reflectors |
US12105279B2 (en) | 2019-10-23 | 2024-10-01 | Lumus Ltd. | Displays employing astigmatic optics and aberration compensation |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP26412584A patent/JPS61140925A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4919520A (en) * | 1984-08-31 | 1990-04-24 | Olympus Optical Company | Liquid crystal eyeglass |
JPH0219825A (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-23 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置 |
JPH02110428A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-23 | Olympus Optical Co Ltd | 複数の液晶素子を備えた光学系 |
JP2002109776A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学素子と光ヘッドと光記録再生装置と光記録再生方法 |
EP3987340A4 (en) * | 2019-06-23 | 2022-08-10 | Lumus Ltd. | FOVEAL OPTICALLY CORRECTED DISPLAY |
US11927872B2 (en) | 2019-06-23 | 2024-03-12 | Lumus Ltd. | Display with foveated optical correction |
US12105279B2 (en) | 2019-10-23 | 2024-10-01 | Lumus Ltd. | Displays employing astigmatic optics and aberration compensation |
US11860369B2 (en) | 2021-03-01 | 2024-01-02 | Lumus Ltd. | Optical system with compact coupling from a projector into a waveguide |
US11822088B2 (en) | 2021-05-19 | 2023-11-21 | Lumus Ltd. | Active optical engine |
US11886008B2 (en) | 2021-08-23 | 2024-01-30 | Lumus Ltd. | Methods of fabrication of compound light-guide optical elements having embedded coupling-in reflectors |
US11741861B1 (en) | 2022-02-08 | 2023-08-29 | Lumus Ltd. | Optical system including selectively activatable facets |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4564267A (en) | Variable-focal-length lens | |
JPH02110428A (ja) | 複数の液晶素子を備えた光学系 | |
US4598996A (en) | Temperature detector | |
US4948255A (en) | Optical sensing device | |
JPS61140925A (ja) | 複屈折の温度補正液晶レンズ | |
JPS6152632A (ja) | 液晶セル | |
JPS61277919A (ja) | 焦点距離可変レンズ | |
US3432223A (en) | Modulator for a light beam | |
US3658409A (en) | Digital light deflector | |
JPS61156221A (ja) | 光学素子 | |
JP2898501B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPS62118316A (ja) | サングラス | |
WO1996025689A1 (en) | Active matrix liquid crystal display device having homogeneously aligned non-twisted liquid crystal configuration and retardation compensation | |
JP5150992B2 (ja) | 液晶素子および光減衰器 | |
JP4768289B2 (ja) | 面型光変調素子および面型光変調素子ユニットおよび面型光変調素子ユニットアレイ | |
JPH06130351A (ja) | 液晶レンズ | |
JP2862903B2 (ja) | 屈折力可変ミラーレンズ | |
JPH06281927A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH03107931A (ja) | 撮像光学系の防振装置 | |
JPH03243919A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
KR0179620B1 (ko) | 광강도 조절장치 | |
JPH01102523A (ja) | 強誘電性液晶光学素子 | |
KR20030021850A (ko) | 액정 표시 장치 | |
JPS581126A (ja) | 焦点距離可変レンズ | |
JPH0558529B2 (ja) |