JPS6113941A - スライス位置表示装置 - Google Patents

スライス位置表示装置

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JPS6113941A
JPS6113941A JP59135944A JP13594484A JPS6113941A JP S6113941 A JPS6113941 A JP S6113941A JP 59135944 A JP59135944 A JP 59135944A JP 13594484 A JP13594484 A JP 13594484A JP S6113941 A JPS6113941 A JP S6113941A
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JP
Japan
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slit
subject
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slice position
slice
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JP59135944A
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English (en)
Inventor
富沢 雅美
伸一 黒沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、断層撮影装置に係シ、特に被検体のスライス
位置設定方法を改良したスライス位置表示装置に関する
〔発明の技術的背景とその問題点〕
断層撮影装置いわゆるCTスキギヤは、放射線を被検体
に照射し、この被検体内を透過した放射線を検出して被
検体の断層像を得るものであるが、放射線は可視するこ
とができないため撮像中、被検体のどの部分に放射線が
照射されて断層像が得られているのかが確認できない。
また、断層像を得る部分つま)放射線が透過するスライ
ス位置を設定しようとしても被検体を見ただけでは、ス
ライス位置の設定ができない。
そこで、CTスキギヤには、スライス位置を表示するス
ライス位置表示装置が設けられている。
第7図は従来のスライス位置表示装置の概略構成図であ
る。このスライス位置表示装置は、スリン’p100を
形成した筐体101内に可視光線源としてのフィラメン
ト電球102を設けた投光器103から扇状の可視光線
104を放射し、この可視光線104を被検体105の
スライス位置106に照射するよう構成したものである
。ととろが、投光器103から放射される可視光線10
4は、フィラメント電球102を用いてbるため拡散し
ながら進み、被検体105表面上では実際のスライス幅
よシも幅の長い光の帯になってしまう。このため、従来
の装置で杜、正確忙スライス位置を表示し得るものでは
なかった。
一方、断層像を得るスライス位置106を設定する場合
は、第7図に示す投光器103により照射された光の帯
を見ながら行なったシ、またスキャノスコープまどを用
いて行なっている・ところが、投光器103を用いた場
合は、スライス位置設定の毎に被検体105を載て被検
体105を撮影中に移動および回転させる被検体移動台
まで操作員が行き、その場所において投光器103によ
り照射された光の帯を見ながらスライス位置設定が行な
われていた0したかって設定毎に被検体移動台まで行か
なければならなかった。
また、スキャノスコープを用いた場合は、断層撮影の制
御を行なうマン・マシン・インターフェイスとしてのコ
ンソールを設けたコンソール室においてスキャノスコー
プにより撮影された被検体105の透視画像を見ながら
被検体移     □′動台を制御して被検体105を
上下方向などに移動させてスライス位置設定を行なって
いた。
しかしながら、スキャノスコープを用いた場合、コンソ
ール室においてスライス位置設定ができるが透視画像を
用いてスライス位置設定を行なうため、正確な位置合わ
せができなかった。
〔発明の目的〕
本発明は上記実情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、スライス位置およびそのスライス幅を
正確に表示し得、かつ断層像撮影のスライス位置を遠方
において設定制御し得るスライス位置表示装置を提供す
ることにある。
〔発明の概要〕
本発明は、被検体に放射線を照射して前記被検体の断層
像を得た前記被検体のスライス位置およびそのスライス
幅を撮像するスライス位置撮影手段すなわち■前記放射
線をコリメートするコリメータ用スリット機構のスリッ
ト幅に応じて自身のスリット幅が可変して前記スライス
幅と一致する幅の可視光線を前記被検体に照射し、この
スライス位置を撮像装置により撮像する、■前記コリメ
ータ用スリット機構のスリット幅に応じて自身のスリッ
ト幅が可変する撮影用スリット機構を内蔵し、この撮影
用スリット機構を通して前記被検体を撮像する撮像装置
から成るものを設け、とのスライス位置撮影手段によル
撮像されたスライス位置によりスライス位置設定を遠隔
操作するようにしたスライス位置装置である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明に係るスライス位置表示装置の第1の実施
例について第1図ないし第3図を参照して説明する。第
1図は本発明のスライス位置表示装置を適用したCTス
キギヤの全体構成図である。第1図において1は放射線
源であって、仁の放射線源1は、断層撮像時に中央演算
処理装置(CPU) 2の指令により所定周期のパルス
信号が印加され放射線をパルス的に放射するものである
。3は放射線源1の放射線照射口前面に配置されるコリ
メータ用スリット機構で、この機構3はCPU 2から
の制御指令に応じそのスリット開度が調節され、放射線
の拡がヤ角度及びその厚みを設定し、併せ散乱線を除去
する機能を過たずものである。4は放射線源1から被検
体5を介して対向設置された放射線検出器であって、複
数の放射線検出素子を羅列した構成となっている。なお
、被検体5は被検体台6に載せられ、との被検体台6が
断層撮像時に放射線源1および放射線検出器4に対して
左右、垂直方向および回転運動して被検体5の多方向か
らの投影データが得るようにしている。なお、投影デー
タは、放射線源1および放射線検出器4が一体的に移動
すなわちトラバース動作、ローティト動作等して得るも
のであってもよい。
〜Φ変換部7は、放射線検出器4の各放射線検出素子か
ら出力される各入射放射線強度に応じた電気信号を積分
し、この後ディジタル量に変換し放射線吸収データとし
て逐次転送する機能をもったものである。よって放射線
吸収データは、放射線検出素子に対応して得られる。な
お、これら放射線吸収データは、CPU2の指令により
前処理部(不図示)に送られ、との前処理部における処
理後、画像再構成部8に送られるよう罠なっている。前
処理部は、各放射線検出素子別の放射線吸収データを受
けて、逐次オフセット補正、す7アレンス補正等の補正
を行なうものである。画像再構成部8は、前処理部によ
ル補正された各放射線検出素子別の放射線吸収データに
対してフィルタ関数とコンゲリューションを行って修正
した投影データを求め1この投影データを放射線源1の
投影方向(放射線源1からの放射線放射方向)からの逆
投影を行なって二次元平面における画像データ(画構成
画像データ)を得る機能をもったものである。
得られた画構成画像データは、CPU 2の指令により
画像表示用CRTディスプレイ9に表示されるように&
つている。なお、CPU2とブイスジレイ9とによ)コ
ンソールCが構成されている。
そして、この−ンンールCは放射線源へ放射    )
線検出器4などが設けられている室とは別のコンソール
室に設けられている。
さて、以上説明したCTスキギヤには、被検体5のスラ
イス位置をそのスライス幅と一致した可視光線を照射し
て表示するとともに、この照射されたスライス位置、ス
ライス幅を撮像するスライス位置撮像手段が設けられて
いる。すなわち、10は照射用スリット機構であって1
コリメ一タ用スリツト機構3のスリット幅に応じて自身
のスリット幅が変化し、可視光線源であるフィラメント
電球1)から放射される光線を被検体5のスライス幅と
一致させるように絞るものである。そこで、照射用スリ
ット機構1゜とコリメータ用スリット機構3とは、CP
U2がらの指令によ)スリット駆動部12によって作動
するよりになって因る。また、20はテレビジョンカメ
ラであって、このテレビジョンカメラ20はCPU 2
からの指令を受けた撮像制御部21により撮像制御され
、可視光線が照射された被検体5を撮影するものである
。このテレビジョンカメラ2oから出力される画像信号
は図示しなり画像処理部にょル画像処理されてモニタ用
テレビジョン22に送られるようになっているe さら忙スライス位置撮像手段の具体的な構成について第
2図を参照して説明する。なお、第1図と同一部分には
同一符号を付しである。とこ、ろで、コリメータ用スリ
ット機構3は、一方のスリット板3−1が固定され、他
方のスリット板3−2がスリット駆動制御部12がらの
駆動信号を受けて駆動する駆動モータ1o−1にょシギ
ア10−j!、3−3を介して移動し、そのスリット幅
が変化するようになっている。
さて、照射用スリット機構1oは、コリメータ用スリッ
ト機構3と同様に2枚のスリット板10−3.10−4
を有し、一方のスリット初。−3が固定され、他方のス
リット板1o−4が駆動モータ10−1の駆動にょ)ギ
アJ O−2、J O−5を介して移動し、そのスリッ
ト幅がコリメータ用スリット機構3のスリット幅に応じ
て変化するように構成されている。ここで、ギア3−3
と10−5との比つtb各ススリット機構310のスリ
ット幅の変化比は次のように設定される。被検体5にお
けるスライス幅tは、第3図(a) (b)に示すよう
に放射線源1の焦点寸法mとスリット板3−1.3−2
によるスリット幅nとの関係によル決定される。つまシ
第3図(a)に示すようにn(mでちれば放射線1mの
幅は被検体5に達するまで拡がらないが、第3図(b)
に示すようにn ) mであれば放射線1aの幅は拡が
ってしまう。したがって第3図(hlに示す場合のスラ
イス幅tは、被検体5が被検体台6により回転したとき
の回転軸6&における放射線1aの幅をもって設定する
。よって、スリット幅の変化比は、照射用スリット機構
10がコリメータ用スリット機構3に対してL/n倍の
割合で変化するように設定される。なお、第3図(a)
に示すようにn=tの場合−各スリット機構3,100
スリット幅の変化量が等しくなるように設定され、ギア
10−5を除いて一体構成にできる。
なお、本実施例では電球1)からの可視光の拡がシを凸
レンズを集光し平行光線にしているが、スリット機構1
0から被検体の距離が長い場合にその拡がシによるスラ
イス幅表示に影響が生じる。仁の場合にはその距離に対
応した拡が)度合を考慮してスリット機構10の開度を
調節する。またこの際光源としてレーザ光のようなコヒ
ーレント光を使用することにより、との問題解消をはか
ることが可能になる照射制御部30′ハ、コンソールC
からの指令を受けて、フィラメント電球1)の発光制御
を行なうものであシ、線源制御部31はコンソールCか
らの指令を受けてパルス信号を放射線源1に送出し、放
射線源1から放射線をパルス的に放射させるものである
。また、被検体台6には、被検体台外装6−1の内部コ
ンソールCからの指令を受けて駆動する駆動モータ6−
2と、この駆動モータ6−2の回転駆動を伝達して被検
体5を回転および上下に移動させる伝達体6−3とが設
    )けられている。そして、被検体台6自体は、
放射線源1と放射線検出器4の中央を通る軸に対して垂
直および平行に移動するようになっている。
一方、テレビジョンカメ220は撮像制御部21による
撮像制御の他に、被検体5が被検体台6の移動によって
生ずる画像焦点のずれを調整する手段が設けられている
。すなわち、40は焦点センサであシ、41は焦点セン
サ40から出力された焦点検出信号を受けて焦点のずれ
量を検出する焦点検出部、42は焦点検出部41によ力
検出された焦点のずれ量によル焦点制御信号を作成する
焦点制御部42である。さらに43は、被検体5に対す
る撮影領域の拡大、縮小を制御するズーム系制御部であ
シ、44はテレビジョンカメラ20の望遠レンズ20h
の各レンズ位置等を制御して焦点を合わせるとともに、
ズーム制御を行なうものである。
次に上記の如く構成された装装置の動作について説明す
る。被検体5の断層像を撮影する場合、先ず撮影しよう
とする位置つtJ)スライス位置が設定される。すなわ
ち、撮影開始前に操作員がコンソールCを操作すること
によりコンソールCから照射制御部30および撮像制御
部2ノに指令が発せられる。指令を受けた照射制御部3
0はフィラメント電球1)を発光させ、これによりフィ
ラメント電球1)からの可視光線はスリット板10−3
.10−4を介して被検体5に照射する。一方、撮像制
御部21は、ズーム系制御部43、望遠レンズ制御部4
4を通してテレビジョンカメラ20Fc撮影制御信号を
送出する。この撮影制御信号を受けたテレビジョンカメ
ラ20は、被検体5の撮影を開始し、撮影されて得られ
た画像信号は画像処理部において画像処理されてモニタ
テレビジョン22に送られる。このとき、モニタテレビ
ジョン22に映し出される被検体5の撮影領域および焦
点のずれが自動制御される。つtb、モニタテレビジョ
ン22に映′し出された被検体5を見ながら操作員がコ
ンソールCを操作して所望撮影領域を設定する。すると
、その撮影領域を示す指令がズーム系制御部431fC
発せられ、このズーム系制御部43によりズーム制御が
行なわれる。また、焦点センサ40および焦点検出部4
1にょシ焦点のずれ量が検出され、この焦点のずれ量に
基づいて焦点制御部42は焦点制御信号を作成する。こ
れにより望遠レンズ20tLの各レンズ位置が制御され
、鮮明々画像がモニタテレビジョン22に自動的に映し
出される。
さて、スライス位置設定は、このモニタテレビジョン2
2に映し出された被検体5゛を見ながら行なう。そこで
、被検体5に照射された可視光線の幅は、スリット板1
0−3.10−4により形成されるスリット幅によ)ス
ライス幅tと一致している・よって、この可視゛光線の
幅を制御するととKよシ先ずスライス幅が制御される。
つt、b、コンソールCからスリット駆動制御部12に
指令が発せられて駆動モータ1o−1が駆動すると、ギ
ア10−2からギア3−3、ギア10−5を介してそれ
ぞれのスリット板3−2゜10−4が移動する。これに
ょ〕可視光線の幅がスライス幅tと同一となシ、スライ
ス幅tが設定される。
次に撮影すべきスライス位置は、モニタテレビジョン2
2に映し出された被検体6を見ながら操作員がコンソー
ルCを操作する。すると、コンソールCからその指令が
発せられ、この指令に応じて被検体台6自身が放射線源
1および放射線検出器4に対して垂直方向および平行方
向に移動して被検体5を移動させ、さらに被検体5を上
下方向に移動させる。以上の動作によ)スライス位置の
設定が終了する。
このスライス位置設定終了後、設定されたスライス位置
の断層像が第1図に示す構成OCTスキャナにより撮像
される。この撮像中、照射用スリット機構10によりス
ライス位置に可視光線が照射されて込るので、撮像され
ているスライス位置がモニタテレビジョン22を見るこ
とによ゛)確認される。
このスライス位置の撮影が終了し別のスライト ス位置の断層像を撮影する場合は、前述と同様にテレピ
ゾミン221)C映し出された被検体5を見ながらスラ
イス位置の設定が行なわれる。
このように第1の実施例の装置においては、コリメータ
用スリット機構3のスリット幅に応じて自身のスリット
幅が変化して被検体5のスライス幅tと同一幅の可視光
線を被検体5のスライス位置に照射する照射用スリット
機構10を設け、さらにこの照射用スリット機構10に
より照射されたスライス位置を撮影するテレビジョンカ
メラ20を設けたので、正確なスライス位置設定がコン
ソールCを設けである制御監視室において行なえる。そ
して、照射された可視光線の幅はスライス幅tと同一幅
なので正確にスライス位置の設定ができる。したがって
、従来のようにスライス位置設定の毎に被検体台6を設
置しであるスキャナ室まで行って設定する必要がない。
この結果、スライス位置設定の操作能率が向上し、さら
に撮影された断層像は設定されたスライス位置のものと
なるので断層像撮影に対する信頼性が向上する。
また、焦点制御部42やズーム系制御部43等を設けで
あるので、モニタテレビジョン22には常に鮮明な画像
が得られ、さらに所望の撮影領域を得ることができる。
したがって、スライス位置設定は、被検体5がいかなる
位置にあっても容易に行なえる。
さらに、コリメータ用のスリット板3−1゜3−2を移
動させてスリット幅を可変する機構が既に備えられて込
る装置に対しては、同様にスリット幅を可変する機構を
設けるだけなので容易に実現可能である。
次に本発明に係るスライス位置表示装置の第2の実施例
について第4図ないし第6図を参照して説明する。なお
、第1図および第2図と同一部分には同一符号を付して
その詳しい説明は省略する。第4図に示す装置の第2図
に示す装置に対して異なるところは、テレビジョンカメ
ラ20の内部にコリメータ用スリット機構3のスリット
幅に応じて自身のスリット幅が変化する撮影用スリット
機構50を設けたことである。
この撮影用スリット機構5θは、望遠レンズ20hと撮
像管20bとの間に半透明のスリット板51.52を設
けて一方のスリット板51を固定し、他方のスリット板
52を駆動モ〜り53の駆動により移動してスリット板
51..52によ多形成されるスリット幅を可変するよ
うになっている。つまシ、スリット板52と駆動モータ
53とは、一端がスリット板52と固定され1他端が駆
動モータ53の回転軸531Lと歯合するギア54が設
けられた伝達体55により駆動モータ53の回転動作が
スリット板52の移動動作に変換されるようになってい
る。なお、スリット板51.52によるスリット幅Xは
、コリメータ用スリット機構3のスリット幅に応じて変
化するとともに、焦点の調整に応じても変化し外ければ
ならない。すなわち1第5図において20 a−1は望
遠レンズ20.を構成する焦点用レンズでt)F)、2
0*−2はズーム用レンズを示している。焦点調整のた
めに焦点用レンズ20yh−1が第5図上左右に移動す
ると、撮影管20bから焦点用レンズ20*−1までの
距離t1と焦点用レンズ20*−1から被検体5までの
距離t2との比が変わる。したがって、コリメータ用ス
リット機構3のスリット幅に対するスリット幅が決定し
た場合スライス幅tを撮影するためのスリット幅Xは、 2>−・to    ・・・・・・・・・(1)により
決まる。そとで、駆動モータ53の駆動制御は、コンソ
ールCからの指令を受け、コリメータ用スリット制御部
56からのコリメータ用スリット制御信号および焦点制
御部42からの焦点制御信号に基づいてスリット幅Xに
対応した駆動制御信号を作成する不透明スリット制御部
57により行なわれる。
なお、コリメータ用スリット機構3のスリット板3−2
は、コリメータ用スリット制御部56からの駆動信号を
受けて駆動する駆動モータ58と、この駆動そ一夕58
の回転駆動を第4図にht、−tて上下方向に変換する
伝達体59とにより移動するようになっている。
次に第2の実施例の装置の作用について説明する。コン
ソールCに撮像開始の操作がなされると、先ずコンソー
ルCはテレビジョンカメラ20の撮像指令を発する。こ
れにょシ第1図に示す撮像制御部2)からテレビジョン
カメラ20に撮影制御信号が送出され、テレビジョンカ
メラ20は被検体5を撮影する。そうしてテレビジョン
カメラ2oがら出力される画像信号は画像処理部により
画像処理されて第1図に示すモニタテレビジョン22に
送られる。これによりモニタテレビジョン22には、例
えば第6図に示すような被検体5の全体像が映し出され
る。すなわち、第6図において斜線部分51aがスリッ
ト板51を通して見た画像であシ、斜線部分52.がス
リット板52を通して見た画像であって多少ボケ画像と
なっている。そして、60がスリット幅Xすなわちスラ
イス位置およびそのスライス幅を示してお〕、その画像
はクリアーである。ゆえに、スライス位置設定は、この
モニタテレビジョン22に映し出された被検体5の画像
を見ながら操作員がコンソールCを操作することにより
行なわれる。すなわち、コンソールCにスライス幅が設
定されると、その指令がコリメータ用スリット制御部5
6に発せられるとともに、不透明制御部52にも設定開
始の指令が発せられる。コリメータ用スリット制御部5
6は設定値Ka当するだけ駆動モータ58を駆動する駆
動信号を送出する。これによりスリット板3−2が移動
し、コリメータ用スリット機構3のスリット幅が設定さ
れたものとなる。
一方、とれと同時に撮影用スリット機構5゜のスリット
幅がコリメータ用スリット機構3のスリット幅に応じて
変化する。すなわち、不透明スリット制御部57は、コ
リメータ用スリット制御部56からのコリメータ用スリ
ット駆動制御信号と焦点制御部42からの焦点制御信号
を受け、これら制御信号からスライス幅に応じたスリッ
ト幅60に制御する駆動制御信号を作成して駆動モータ
53に送出する。これにょシ、モニタテレビジョン22
におけるスリット幅60はスライス幅と一致するものと
なる。そこで、操作員はコンソールCを操作し被検体台
6を作動させて被検体5゛を移動させる。そうして、所
望のスライス位置を設定する。なお、被検体5が移動し
てもモニタテレビジョン22の画像は、焦点センサ40
.焦点検出部41、焦点制御部42等圧よシ自動的に焦
点調整が行なわれるので鮮明に映し出されている。以上
のようにしてスライス位置設定が終了すると、設定され
たスライス位置の断層像撮影が行なわれる。
このように第2の実施例の装置においては、テレビジョ
ンカメラ20の内部に、コリメータ用スリット機構3の
スリット幅に応じて自身のスリット幅が変化する撮影用
スリット機構50を設けたので、モニタテレビジョン2
2にはスライス位置およびそのスライス幅に当たる部分
がクリアーな画像として映し出される。そして、この画
像を見ながらスライス位置設定が行なえる。したがって
、第2の実施例の装置においても第1の実施例と同様の
効果を奏することは言うまでもない。さらに、不透明の
スリット板51.52を被検体5に応じた色に着色すれ
ば、よシスライス位置およびそのスライス幅の確認が容
易にまる。
また、第1および第2の実施例においてテレビジョンカ
メラ20の設置位置とは反対位置の被検体5表面に疵な
どが在る場合、コンソールCを操作して被検体台6を回
転および上下移動させることにより疵の部分をモニタテ
レビジョン22に映し出すことができる。したがって、
疵などが被検体5のどの部分にあってもその疵を映し出
すことができ、スライス位置設定が容易になる。
、〔発明の効果〕 本発明によれば、コリメータ用スリット機構のスリット
幅に応じて自身のスリット幅が変化する照射用および撮
影用スリット機構と、これ   7らスリット機構によ
り示め゛されたスライス位置およびそのスライス幅を撮
影する撮影装置とを設けたので、スライス位置およびそ
のスライス幅を正確に表示し得、かつ断層像撮影のスラ
イス位置を遠方において設定制御し得るスライス位置表
示装置を提供できる・
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスライス位置表示装置を断層像撮
影装置に適用した場合の全体構成図、第2図は本発明に
係るスライス位置表示装置の第1の実施例を示す構成図
、第3 回(a) (b)は第2図に示す照射用スリッ
ト機構のスリット幅の変化度合を説明するための模式図
、第4図は本発明に係るスライス位置表示装置の第2の
実施例を示す構成図、第5図は第4図に示す撮影用スリ
ット機構のスリット幅・の変化度合を説明するための模
式図、第6図は第4図に示すテレビジョンカメラにより
映し出された画像を示す図、第7図は従来のスライス位
置表示装置の概略構成図である。 1・・・放射線源、2・・・中央演算処理装置(CPU
)、3・・・コリメータ用スリット機構、4・・・放射
線検出器、5・・・被検体、6・・・被検体台、10・
・・照射用スリット機構、10−1・・・駆動モータ、
10−2・・・ギア、10−3.10−4・・・スリッ
ト板、1)・・・アイ2メント電球、12・・・スリッ
ト駆動制御部、20・・・テレビジョンカメラ、21・
・・撮像制御部、22・・・モニタテレビジョン、50
・・・撮像用スリット機構、51.52・・・半透明ス
リット板、53・・・駆動モータ、54・・・ギア、5
5・・・伝達体、58・・・駆動モータ、C・・・コン
ソール。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第6図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体の断層像を得る断層像撮影装置にあって放
    射線が透過する前記被検体のスライス面外周部を表示す
    るスライス位置表示装置において、前記放射線を所定幅
    のファンビームにコリメートするコリメータ用スリット
    機構のスリット幅に応動するスリット機構を有し、この
    スリット機構を介して前記被検体に照射された可視光線
    または前記スリット機構を通して前記被検体を撮影し、
    前記被検体のスライス位置およびスライス幅を表示する
    スライス位置撮影手段を具備し、前記スライス位置を遠
    隔操作により設定するようにしたことを特徴とするスラ
    イス位置表示装置。
  2. (2)スライス位置撮影手段は、コリメータ用スリット
    機構のスリット幅に応じて自身のスリット幅が変化し、
    被検体のスライス幅と同一幅の可視光線を被検体のスラ
    イス位置に照射する照射用スリット機構と、この照射用
    スリット機構により照射されたスライス位置を撮影する
    撮像装置とから構成される特許請求の範囲第(1)項記
    載のスライス位置表示装置。
  3. (3)スライス位置撮影手段は、コリメータ用スリット
    機構のスリット幅に応じて自身のスリット幅が変化する
    撮影用スリット機構を内設し、この撮影用スリット機構
    を通して被検体を撮影する撮像装置から成る特許請求の
    範囲第(1)項記載のスライス位置表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006189342A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Shimadzu Corp X線ct装置
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