JP3272392B2 - Ｘ線検査装置及びかかる装置に使用されるフィルタ手段 - Google Patents
Ｘ線検査装置及びかかる装置に使用されるフィルタ手段Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/02—Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
- A61B6/03—Computed tomography [CT]
- A61B6/032—Transmission computed tomography [CT]
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- A61B6/08—Auxiliary means for directing the radiation beam to a particular spot, e.g. using light beams
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＸ線ビームの出射用Ｘ線
源及びＸ線源に対向して位置するＸ線検出器に接続され
るフレームと、 −Ｘ線源とＸ線検出器間に位置し、Ｘ線吸収フィルタ本
体と、フィルタ本体をＸ線ビーム内に位置させる駆動手
段とからなるフィルタ手段とからなるＸ線検査装置に係
る。
源及びＸ線源に対向して位置するＸ線検出器に接続され
るフレームと、 −Ｘ線源とＸ線検出器間に位置し、Ｘ線吸収フィルタ本
体と、フィルタ本体をＸ線ビーム内に位置させる駆動手
段とからなるフィルタ手段とからなるＸ線検査装置に係
る。
【０００２】
【０００３】
【従来の技術】上記複数のＸ線検査装置は欧州特許第Ｂ
１−１５７６８８号で公知である。上記の特許から、心
臓及び肺のような相互に異なるＸ線吸収を有する対象が
同じＸ線影像に現われる時、Ｘ線影像は非常に暗い領域
に隣る非常に明るい領域を示すことが知られている。こ
れらの領域内のコントラスト低下の小さい差だけを有す
るＸ線影像の構造は観察するのが難しい。Ｘ線ビームが
高透過率の領域で減衰されるよう、くさび形フィルタ本
体をＸ線ビーム内に位置させることで、Ｘ線影像のダイ
ナミックレンジが関心のある細部の吸収値の範囲をカバ
ーするよう調整されうるように、像の平均コントラスト
が減少される。初めに、患者上に光学的に投射されるＸ
線影像が作られる。例えばプラスチックか鉛からなり、
フィルタ本体のＸ線吸収に対応する光吸収を有するくさ
び形フィルタ本体を光路に位置させることで、フィルタ
位置の可視指示が得られる。フィルタ本体を所望の位置
にした後、最終Ｘ線写真がとられる。上記種類のＸ線検
査装置において、Ｘ線ビームは２対のＸ線吸収シャッタ
でコリメートされ、患者上のその投射は視界を決定す
る。これらのシャッタはＸ線源に近い筐体内に可動自在
に設けられる。同じ筐体において、視界の光指示を得る
よう、鏡はＸ線源の位置に対応する位置から患者上に光
を投射する位置にある。Ｘ線ビーム中に置かれうる余分
なフィルタは望ましくは鏡及びコリメーティング鉛シャ
ッタを有する同じ筐体内に設けることが望ましく、その
為に小さな空間をとらなければならない。
１−１５７６８８号で公知である。上記の特許から、心
臓及び肺のような相互に異なるＸ線吸収を有する対象が
同じＸ線影像に現われる時、Ｘ線影像は非常に暗い領域
に隣る非常に明るい領域を示すことが知られている。こ
れらの領域内のコントラスト低下の小さい差だけを有す
るＸ線影像の構造は観察するのが難しい。Ｘ線ビームが
高透過率の領域で減衰されるよう、くさび形フィルタ本
体をＸ線ビーム内に位置させることで、Ｘ線影像のダイ
ナミックレンジが関心のある細部の吸収値の範囲をカバ
ーするよう調整されうるように、像の平均コントラスト
が減少される。初めに、患者上に光学的に投射されるＸ
線影像が作られる。例えばプラスチックか鉛からなり、
フィルタ本体のＸ線吸収に対応する光吸収を有するくさ
び形フィルタ本体を光路に位置させることで、フィルタ
位置の可視指示が得られる。フィルタ本体を所望の位置
にした後、最終Ｘ線写真がとられる。上記種類のＸ線検
査装置において、Ｘ線ビームは２対のＸ線吸収シャッタ
でコリメートされ、患者上のその投射は視界を決定す
る。これらのシャッタはＸ線源に近い筐体内に可動自在
に設けられる。同じ筐体において、視界の光指示を得る
よう、鏡はＸ線源の位置に対応する位置から患者上に光
を投射する位置にある。Ｘ線ビーム中に置かれうる余分
なフィルタは望ましくは鏡及びコリメーティング鉛シャ
ッタを有する同じ筐体内に設けることが望ましく、その
為に小さな空間をとらなければならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は出来る限り小さい空間をとるフィルタ手段が設けられ
る上記種類のＸ線検査装置を提供することである。本発
明の目的は又簡単で、比較的安く、二重安全設計のフィ
ルタ手段を提供することである。
は出来る限り小さい空間をとるフィルタ手段が設けられ
る上記種類のＸ線検査装置を提供することである。本発
明の目的は又簡単で、比較的安く、二重安全設計のフィ
ルタ手段を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるＸ線検査装
置は、駆動手段が、−Ｘ線源をＸ線検出器に接続する中
心線の回りに位置する中心開口を有する２つの保持部材
と、上記フィルタ本体は、保持部材間に位置し、案内手
段を介してそれに可動自在に接続され、 −保持部材を中心線の回りに回転するよう少なくとも１
つの保持部材に結合されたモータと、 −保持部材を結合又は非結合する結合手段と、保持部材
の中心線の回りの接合回転はフィルタ本体を保持部材に
対して固定されるようにし、保持部材の１つの他の保持
部材に関する回転はフィルタ本体を案内手段を介して保
持部材に対して動かさせることを特徴とする。
置は、駆動手段が、−Ｘ線源をＸ線検出器に接続する中
心線の回りに位置する中心開口を有する２つの保持部材
と、上記フィルタ本体は、保持部材間に位置し、案内手
段を介してそれに可動自在に接続され、 −保持部材を中心線の回りに回転するよう少なくとも１
つの保持部材に結合されたモータと、 −保持部材を結合又は非結合する結合手段と、保持部材
の中心線の回りの接合回転はフィルタ本体を保持部材に
対して固定されるようにし、保持部材の１つの他の保持
部材に関する回転はフィルタ本体を案内手段を介して保
持部材に対して動かさせることを特徴とする。
【０００６】Ｘ線ビームのフィルタ本体の回転と変位の
両方のために、単一のモータが用いられるので、フィル
タ手段は２つの別なモータが用いられる従来の場合より
少ない空間をとる。簡単な機械的手段により、フィルタ
本体の回転及び変位の両方が実行されるので、フィルタ
手段の部品の数は小さく保たれ、フィルタ手段の価格を
下げる。本発明によるＸ線検査装置の実施例は保持部材
及びフィルタ本体は板形であり、フィルタ本体は、保持
部材に平行な面で旋回自在であるよう第１の保持部材に
枢支点で接続され、案内手段はフィルタ本体又は第２の
保持部材に設けられる爪部と、第２の保持部材又はフィ
ルタ本体内の溝とからなり、その溝内で爪部が案内され
ることを特徴とする。
両方のために、単一のモータが用いられるので、フィル
タ手段は２つの別なモータが用いられる従来の場合より
少ない空間をとる。簡単な機械的手段により、フィルタ
本体の回転及び変位の両方が実行されるので、フィルタ
手段の部品の数は小さく保たれ、フィルタ手段の価格を
下げる。本発明によるＸ線検査装置の実施例は保持部材
及びフィルタ本体は板形であり、フィルタ本体は、保持
部材に平行な面で旋回自在であるよう第１の保持部材に
枢支点で接続され、案内手段はフィルタ本体又は第２の
保持部材に設けられる爪部と、第２の保持部材又はフィ
ルタ本体内の溝とからなり、その溝内で爪部が案内され
ることを特徴とする。
【０００７】保持部材が共に回転される時、フィルタ本
体は、保持部材間でクランプされ、中心線の回りを保持
部材と共に回転する。保持部材が互いに関して回転する
時、爪部及び溝はフィルタ本体を枢支点の回りに枢支す
るようにさせ、保持部材の回転の方向によって中心線に
向けて又はそれから離間して中心開口内に動く。爪部は
フィルタ本体に設けられえ、その場合、溝は爪部を有す
るフィルタ本体の側面に面する第２の保持部材内に設け
られる。溝は曲がっており、半径方向に延在する。爪部
は又第２の保持部材に設けられえ、その場合溝はフィル
タ本体内を通る。
体は、保持部材間でクランプされ、中心線の回りを保持
部材と共に回転する。保持部材が互いに関して回転する
時、爪部及び溝はフィルタ本体を枢支点の回りに枢支す
るようにさせ、保持部材の回転の方向によって中心線に
向けて又はそれから離間して中心開口内に動く。爪部は
フィルタ本体に設けられえ、その場合、溝は爪部を有す
るフィルタ本体の側面に面する第２の保持部材内に設け
られる。溝は曲がっており、半径方向に延在する。爪部
は又第２の保持部材に設けられえ、その場合溝はフィル
タ本体内を通る。
【０００８】本発明によるＸ線検査装置の他の実施例は
保持部材が歯付円周を有することを特徴とする。保持部
材はモータの歯車に直接に又は伝達ギヤを介して結合さ
れうる。接続が滑車、チェーン又は駆動ベルトのような
中間伝達手段を必要としないので、フィルタ手段の部品
の数は比較的に少ないままである。
保持部材が歯付円周を有することを特徴とする。保持部
材はモータの歯車に直接に又は伝達ギヤを介して結合さ
れうる。接続が滑車、チェーン又は駆動ベルトのような
中間伝達手段を必要としないので、フィルタ手段の部品
の数は比較的に少ないままである。
【０００９】本発明によるＸ線検査装置の他の実施例は
結合手段が一の保持部材の回転を他の保持部材に回転を
伝達する摩擦部材と、保持部材の１つをロックするフレ
ーキとからなることを特徴とする。両保持部材は例えば
歯車に各々接続され、その１つはモータにより駆動され
る。両保持部材の歯車は、モータにより直接駆動される
歯車の回転が第２の歯車に伝達され、両保持部材が共に
回転するよう、摩擦部材を介して結合される。電磁クラ
ッチでありうるブレーキの作動によりモータにより直接
駆動されない保持部材の歯車は阻止されうる。摩擦部材
で生じた力は該阻止された保持部材の回転を生じさせる
のに十分大きくないので、モータにより直接駆動される
保持部材だけが回転しうる。
結合手段が一の保持部材の回転を他の保持部材に回転を
伝達する摩擦部材と、保持部材の１つをロックするフレ
ーキとからなることを特徴とする。両保持部材は例えば
歯車に各々接続され、その１つはモータにより駆動され
る。両保持部材の歯車は、モータにより直接駆動される
歯車の回転が第２の歯車に伝達され、両保持部材が共に
回転するよう、摩擦部材を介して結合される。電磁クラ
ッチでありうるブレーキの作動によりモータにより直接
駆動されない保持部材の歯車は阻止されうる。摩擦部材
で生じた力は該阻止された保持部材の回転を生じさせる
のに十分大きくないので、モータにより直接駆動される
保持部材だけが回転しうる。
【００１０】本発明によるＸ線検査装置の他の実施例は
２つのフィルタ手段がＸ線源近くに位置する１つの一体
ユニットとして設けられることを特徴とする。同じ筐体
内で２つのフィルタ手段を用いることで、異なる形状の
多数の領域は２つのフィルタ本体によりＸ線影像でカバ
ーされうる。
２つのフィルタ手段がＸ線源近くに位置する１つの一体
ユニットとして設けられることを特徴とする。同じ筐体
内で２つのフィルタ手段を用いることで、異なる形状の
多数の領域は２つのフィルタ本体によりＸ線影像でカバ
ーされうる。
【００１１】
【実施例】本発明によるＸ線検査装置及びフィルタ手段
の望ましい実施例を図面と共に以下に詳細に説明する。
図１はＸ線源３及びＸ線像増倍管５に接続されたＣ形フ
レーム２からなるＸ線検査装置を示す。Ｘ線源３はＸ線
７のビームを出射し、人体８を通過した後、像増倍管５
の入射スクリーンで検出される。例えはＣｓＩからなる
入射スクリーンにおいて、光陰極に入射し、そこから電
子を発散させる光画像が形成される。電子は例えば２ｋ
Ｖの電位差を通って加速され、増大した強度で光画像を
形成するようリンを含む出力スクリーンに入射する。像
増倍管５の出力スクリーンの光画像はテレビジョンモニ
ターに表示される映像信号を形成するテレビジョンカメ
ラ９で検出される。Ｃ形フレーム２は支持部材１１内の
円周方向に動きえ、支持部材１１は軸１３の回りに回転
自在である。フレーム２の円周方向の回転又は支持部材
１１の軸１３の回りの回転で、Ｘ線源３とＸ線像増倍管
５を接続する中央線１５は等角点（アイソセンタ）１７
の回りに回転する。Ｘ線像において、等角点１１はフレ
ーム２の位置にかかわりなく同じ位置を常に占める。患
者テーブル１９の高さは患者８内の問題の領域を等角点
１７内に置くよう通常選択される。Ｘ線源３の近くに、
Ｘ線ビーム５を区切る鉛シャッタ２３を含むコリメーテ
ィングユニット２１が置かれる。
の望ましい実施例を図面と共に以下に詳細に説明する。
図１はＸ線源３及びＸ線像増倍管５に接続されたＣ形フ
レーム２からなるＸ線検査装置を示す。Ｘ線源３はＸ線
７のビームを出射し、人体８を通過した後、像増倍管５
の入射スクリーンで検出される。例えはＣｓＩからなる
入射スクリーンにおいて、光陰極に入射し、そこから電
子を発散させる光画像が形成される。電子は例えば２ｋ
Ｖの電位差を通って加速され、増大した強度で光画像を
形成するようリンを含む出力スクリーンに入射する。像
増倍管５の出力スクリーンの光画像はテレビジョンモニ
ターに表示される映像信号を形成するテレビジョンカメ
ラ９で検出される。Ｃ形フレーム２は支持部材１１内の
円周方向に動きえ、支持部材１１は軸１３の回りに回転
自在である。フレーム２の円周方向の回転又は支持部材
１１の軸１３の回りの回転で、Ｘ線源３とＸ線像増倍管
５を接続する中央線１５は等角点（アイソセンタ）１７
の回りに回転する。Ｘ線像において、等角点１１はフレ
ーム２の位置にかかわりなく同じ位置を常に占める。患
者テーブル１９の高さは患者８内の問題の領域を等角点
１７内に置くよう通常選択される。Ｘ線源３の近くに、
Ｘ線ビーム５を区切る鉛シャッタ２３を含むコリメーテ
ィングユニット２１が置かれる。
【００１２】図２は中心線１５から離れ及びそれに向け
て動きうる鉛シャッタ２３を含むコリメーティングユニ
ット２１を概略的に示す。全部で直角を囲む４つの鉛シ
ャッタ２３がある。Ｘ線ビーム７上のシャッタ２３のコ
リメーティング効果の可視指示を得るために、Ｘ線透過
鏡２５がコリメーティングユニット２１内にある。コリ
メーティングユニット２１の筐体２２内に実際含まれる
光源２７はＸ線源３の焦点２９に対応する位置に置かれ
る。鉛シャッタ２３の光源２７による患者８への投射は
Ｘ線像の視野に対応する。例えば銅又はアルミニウムの
くさび形フィルタ本体３３からなるフィルタ手段３１
は、筐体２２内に固定され、モータ３４により中心線１
５に向って及びそれから離れるよう変位され、中心線の
回りを回転しうる。モータ３４は患者テーブル１９の側
部に接続されうる制御パネル３５からＸ線検査装置の利
用者により始動されるうる。フィルタ手段３１は又鉛シ
ャッタ２３の下に置かれうるが、又はコリメーティング
ユニット２１がないＸ線検査装置で用いられうる。
て動きうる鉛シャッタ２３を含むコリメーティングユニ
ット２１を概略的に示す。全部で直角を囲む４つの鉛シ
ャッタ２３がある。Ｘ線ビーム７上のシャッタ２３のコ
リメーティング効果の可視指示を得るために、Ｘ線透過
鏡２５がコリメーティングユニット２１内にある。コリ
メーティングユニット２１の筐体２２内に実際含まれる
光源２７はＸ線源３の焦点２９に対応する位置に置かれ
る。鉛シャッタ２３の光源２７による患者８への投射は
Ｘ線像の視野に対応する。例えば銅又はアルミニウムの
くさび形フィルタ本体３３からなるフィルタ手段３１
は、筐体２２内に固定され、モータ３４により中心線１
５に向って及びそれから離れるよう変位され、中心線の
回りを回転しうる。モータ３４は患者テーブル１９の側
部に接続されうる制御パネル３５からＸ線検査装置の利
用者により始動されるうる。フィルタ手段３１は又鉛シ
ャッタ２３の下に置かれうるが、又はコリメーティング
ユニット２１がないＸ線検査装置で用いられうる。
【００１３】図３はフィルタ本体３３が２つの円盤形保
持部材３７及び３７’間で保持され、中心線１５が通過
する中心開口３９内で可動自在であり、中心線が図の面
に垂直であるフィルタ手段３１の平面図を示す。この図
に示す実施例では、２つのフィルタ手段は、２つのフィ
ルタ本体３３及び３３’及び４つの保持部材３７がある
ように互いの上部に置かれる。４つの保持部材３７は２
つのモータ３４及び３４’により中心線の回りに回転さ
れうる。各保持部材３７の角位置を決定するよう４つの
ポテンショメータ４１及び４１’がモータ３４及び３
４’に接続される。ポテンショメータ４１，４１’の信
号は例えばＸ線ビームのフィルタ本体３３，３３’の自
動位置決め用制御ユニットに供給される。
持部材３７及び３７’間で保持され、中心線１５が通過
する中心開口３９内で可動自在であり、中心線が図の面
に垂直であるフィルタ手段３１の平面図を示す。この図
に示す実施例では、２つのフィルタ手段は、２つのフィ
ルタ本体３３及び３３’及び４つの保持部材３７がある
ように互いの上部に置かれる。４つの保持部材３７は２
つのモータ３４及び３４’により中心線の回りに回転さ
れうる。各保持部材３７の角位置を決定するよう４つの
ポテンショメータ４１及び４１’がモータ３４及び３
４’に接続される。ポテンショメータ４１，４１’の信
号は例えばＸ線ビームのフィルタ本体３３，３３’の自
動位置決め用制御ユニットに供給される。
【００１４】図４は分解された状態の一対の保持部材３
７，３７’を示す。フィルタ本体３３は、枢支点を通
り、図の面に垂直である軸の回りに回転自在であるよう
枢支点４３で保持部材３７に取付けられる。フィルタ本
体３３は、図の面に垂直に延在し、保持部材３７’の曲
率半径方向溝４７に嵌合する爪部４５を設けられてい
る。保持部材３７’は爪部４５が溝４７に係合するよう
保持部材３７の上部に位置される。組立状態で、保持部
材が互いに関して回転される時、溝４７は枢支点４３の
回りにフィルタ本体３３を回転させ、それによりフィル
タ本体３３は中心開口３９の一部を覆うか、又は覆わな
い。両保持部材が共に回転する時、フィルタ本体３３の
直線縁部４９は図の面に垂直に延在する中心線１５の回
りに回転する。
７，３７’を示す。フィルタ本体３３は、枢支点を通
り、図の面に垂直である軸の回りに回転自在であるよう
枢支点４３で保持部材３７に取付けられる。フィルタ本
体３３は、図の面に垂直に延在し、保持部材３７’の曲
率半径方向溝４７に嵌合する爪部４５を設けられてい
る。保持部材３７’は爪部４５が溝４７に係合するよう
保持部材３７の上部に位置される。組立状態で、保持部
材が互いに関して回転される時、溝４７は枢支点４３の
回りにフィルタ本体３３を回転させ、それによりフィル
タ本体３３は中心開口３９の一部を覆うか、又は覆わな
い。両保持部材が共に回転する時、フィルタ本体３３の
直線縁部４９は図の面に垂直に延在する中心線１５の回
りに回転する。
【００１５】図５は、磁気的に作動可能なブレーキ４２
及びフェロド社（英国）により供給される「フェロド
（Ferodo) ３７０１ Ｆ」のような摩擦部材５４の層に
より相互に結合される２つのスパーギヤ５３及び５５か
らなる結合手段の概略図を示す。ブレーキ４２が作動さ
れない時、モータ３４及びスパーギヤ５０により駆動さ
れるスパーギヤ５３の回転は摩擦部材５４の層によりス
パーギヤ５５に伝達される。摩擦部材５４の層はスパー
ギヤ５３又は５４の１つに固定的に接続される。この様
にして、保持部材３７及び３７’は、フィルタ本体３３
が中心線１５の回りに回転されるよう、等角速度で中心
線１５の回りに接合して回転される。ブレーキ４２を作
動されると、スパーギヤが阻止される。摩擦部材５４の
層の摩擦の係数はスパーギヤ５３の回転を妨げるのに充
分大きくないので、保持部材３７’だけが中心線１５の
回りを回転し、フィルタ本体３３の変位を生じさせる。
及びフェロド社（英国）により供給される「フェロド
（Ferodo) ３７０１ Ｆ」のような摩擦部材５４の層に
より相互に結合される２つのスパーギヤ５３及び５５か
らなる結合手段の概略図を示す。ブレーキ４２が作動さ
れない時、モータ３４及びスパーギヤ５０により駆動さ
れるスパーギヤ５３の回転は摩擦部材５４の層によりス
パーギヤ５５に伝達される。摩擦部材５４の層はスパー
ギヤ５３又は５４の１つに固定的に接続される。この様
にして、保持部材３７及び３７’は、フィルタ本体３３
が中心線１５の回りに回転されるよう、等角速度で中心
線１５の回りに接合して回転される。ブレーキ４２を作
動されると、スパーギヤが阻止される。摩擦部材５４の
層の摩擦の係数はスパーギヤ５３の回転を妨げるのに充
分大きくないので、保持部材３７’だけが中心線１５の
回りを回転し、フィルタ本体３３の変位を生じさせる。
【００１６】図６はフィルタ手段３１の断面図を示す。
スパーギヤ４９はモータ３４によりスパーギヤ５０を介
して駆動される。スパーギヤ５１は摩擦部材５４の層を
介してスパーギヤ４９に結合される。スパーギヤ４９及
び５１は、図示されない伝達ギヤを介して、電磁ブレー
キ４２が励磁されるかされないかにより保持部材３７及
び３７’を接合的にか、或いは互いに対して回転させ
る。スパーギヤ５１の回転は、保持部材３７の角位置を
記録するポテンショメータ４１（図示せず）に接続され
るスピンドル４０に伝達される。同様に、スパーギヤ４
９，５３及び５５は夫々、各ポテンショメータ４１及び
４１’に接続される。
スパーギヤ４９はモータ３４によりスパーギヤ５０を介
して駆動される。スパーギヤ５１は摩擦部材５４の層を
介してスパーギヤ４９に結合される。スパーギヤ４９及
び５１は、図示されない伝達ギヤを介して、電磁ブレー
キ４２が励磁されるかされないかにより保持部材３７及
び３７’を接合的にか、或いは互いに対して回転させ
る。スパーギヤ５１の回転は、保持部材３７の角位置を
記録するポテンショメータ４１（図示せず）に接続され
るスピンドル４０に伝達される。同様に、スパーギヤ４
９，５３及び５５は夫々、各ポテンショメータ４１及び
４１’に接続される。
【図１】Ｘ線検査装置を示す図である。
【図２】フィルタ手段からなるコリメーティングユニッ
トの概略図である。
トの概略図である。
【図３】本発明によるフィルタ手段の平面図である。
【図４】本発明による保持部材及びフィルタ手段のフィ
ルタ本体を示す図である。
ルタ本体を示す図である。
【図５】フィルタ手段の結合手段の概略図である。
【図６】Ａ−Ａ線で切截された図３のフィルタ手段の断
面図である。
面図である。
２ Ｃ形フレーム ３ Ｘ線源 ５ Ｘ線像増倍管 ７ Ｘ線ビーム ８ 本体 ９ テレビジョンカメラ １１ 当接部材 １３ 軸 １５ 中心線 １７ 等角点 ２１ コリメーティングユニット ２２ 筐体 ２３ 鉛ジャック ２５ 鏡 ２７ 光源 ２９ 焦点 ３１ フィルタ手段 ３３，３３’ フィルタ本体 ３４，３４’ モータ ３５ 制御パネル ３７，３７’ 保持部材 ３９ 中心開口 ４１，４１’ ポテンショメータ ４３ 枢支点 ４５ 爪部 ４７ 溝 ４９ 縁 ５０，５３，５５ スパーギヤ ５４ 摩擦部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 590000248 Ｇｒｏｅｎｅｗｏｕｄｓｅｗｅｇ １, 5621 ＢＡ Ｅｉｎｄｈｏｖｅｎ， Ｔ ｈｅ Ｎｅｔｈｅｒｌａｎｄｓ (56)参考文献 実開 昭61−100406（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−88914（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 6/00
Claims (5)
- 【請求項１】 Ｘ線ビームの出射用Ｘ線源（３）及びＸ
線源に対向して位置するＸ線検出器（５）に接続される
フレーム（２）と、Ｘ 線源（３）とＸ線検出器（５）の間に位置し、Ｘ線吸
収フィルタ本体（３３）と、フィルタ本体をＸ線ビーム
内に位置させる駆動手段とからなるフィルタ手段（３
１）とからなり、 該駆動手段は、Ｘ 線源（３）とＸ線検出器（５）を接続する中心線（１
５）の回りに位置する中心開口（３９）を有する２つの
保持部材（３７，３７’）と、上記フィルタ本体（３
３）は、保持部材（３７，３７’）間に位置し、案内手
段（４５，４７）を介して保持部材に可動自在に接続さ
れ、保 持部材（３７，３７’）を中心線（１５）の回りに回
転させるよう少なくとも１つの保持部材（３７，３
７’）に結合された単一のモータ（３４）と、保 持部材（３７，３７’）を結合又は非結合とする結合
手段（４２，５４）とを有し、 保持部材（３７，３７’）が中心線（１５）の回りに共
に回転されるとき、フィルタ本体（３３）は保持部材に
対して固定され、保持部材のうちの１つが他の保持部材
に関して回転されるとき、フィルタ本体は案内手段（４
５，４７）を介して保持部材に対して動くことを特徴と
するＸ線検査装置。 - 【請求項２】 保持部材（３７，３７’）及びフィルタ
本体（３３）は板形であり、フィルタ本体（３３）は、
保持部材（３７，３７’）に平行な面で旋回自在である
よう第１の保持部材（３７）に枢支点（４３）で接続さ
れ、案内手段（４５，４７）はフィルタ本体（３３）又
は第２の保持部材（３７’）に設けられる爪部（４５）
と、第２の保持部材（３７’）又はフィルタ本体（３
３）内の溝（４７）とからなり、その溝内で爪部（４
５）が案内されることを特徴とする請求項１記載のＸ線
検査装置。 - 【請求項３】 保持部材（３７，３７’）は歯付円周を
有することを特徴とする請求項１又は２記載のＸ線検査
装置。 - 【請求項４】 結合手段（４２，５４）は一の保持部材
（３７’）の回転を他の保持部材（３７）に伝達する摩
擦部材（４２）と、保持部材（３７，３７’）の１つを
ロックするブレーキ（５４）とからなることを特徴とす
る請求項１，２又は３記載のＸ線検査装置。 - 【請求項５】 ２つのフィルタ手段がＸ線源近くに位置
する１つの一体ユニットとして設けられることを特徴と
する請求項１乃至４のうちいずれか一項記載のＸ線検査
装置。
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|---|---|---|---|
| NL912008604 | 1991-04-12 | ||
| EP91200860 | 1991-04-12 |
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| DE8713933U1 (de) * | 1987-10-16 | 1989-02-09 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Rotierende, mit einem Schlitz versehene Strahlenblende |
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-
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- 1992-04-06 US US07/864,109 patent/US5200986A/en not_active Expired - Fee Related
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