JPS61138803A - 蒸気タ−ビン軸封装置 - Google Patents
蒸気タ−ビン軸封装置Info
- Publication number
- JPS61138803A JPS61138803A JP26085384A JP26085384A JPS61138803A JP S61138803 A JPS61138803 A JP S61138803A JP 26085384 A JP26085384 A JP 26085384A JP 26085384 A JP26085384 A JP 26085384A JP S61138803 A JPS61138803 A JP S61138803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- labyrinth
- labyrinth packing
- holding
- turbine
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/44—Free-space packings
- F16J15/447—Labyrinth packings
- F16J15/4472—Labyrinth packings with axial path
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/02—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
- F01D11/025—Seal clearance control; Floating assembly; Adaptation means to differential thermal dilatations
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/44—Free-space packings
- F16J15/441—Free-space packings with floating ring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は蒸気タービン軸封装置に係り、特に再熱蒸気タ
ービン等に好適する蒸気タービン軸封装置に関する。
ービン等に好適する蒸気タービン軸封装置に関する。
近年、蒸気タービン発電プラントにおいては、発電効率
の向上を図るため再熱蒸気タービンが多用されている。
の向上を図るため再熱蒸気タービンが多用されている。
この再熱蒸気タービンを使用したプラントにおいては、
発電効率をさらに向上させるため、主蒸気圧力、主蒸気
温度、再熱蒸気温度等を一層高くする傾向にある。そし
て将来的には、主蒸気圧力３５２ａｔｇ、主蒸気温度６
５０℃、再熱蒸気温度５９３℃なる超々臨界再熱蒸気タ
ービンの出現が見込まれている。
発電効率をさらに向上させるため、主蒸気圧力、主蒸気
温度、再熱蒸気温度等を一層高くする傾向にある。そし
て将来的には、主蒸気圧力３５２ａｔｇ、主蒸気温度６
５０℃、再熱蒸気温度５９３℃なる超々臨界再熱蒸気タ
ービンの出現が見込まれている。
ところで、蒸気タービンは例えば第５図に示すように、
タービンロータ１にタービン動翼２が放射状に円環列と
なるように設置され、タービンケーシング３に円板状の
ノズルダイヤフラム４が各タービン動翼列間に位置して
保持されている。蒸気は図に矢印へで示す方向に流れる
。
タービンロータ１にタービン動翼２が放射状に円環列と
なるように設置され、タービンケーシング３に円板状の
ノズルダイヤフラム４が各タービン動翼列間に位置して
保持されている。蒸気は図に矢印へで示す方向に流れる
。
タービンケーシング３のグランド部およびノズルダイヤ
フラム４の内輪部のタービンロータ１側の面には、蒸気
漏洩防止用のラビリンスパツキン５が設置されている。
フラム４の内輪部のタービンロータ１側の面には、蒸気
漏洩防止用のラビリンスパツキン５が設置されている。
ラビリンスパツキン５は第６図に示すように、パツキン
ヘッド６に開口されたラビリンスパツキン用溝７に径方
向間隔をあけて挿入され肩部８を腕部９で保持され、ざ
らにラビリンスパツキン用溝７内に設けられた板バネ１
０によって、ラビリンスパツキン５の肩部８とパツキン
ヘッド６の腕部９とが接触状態となるようにラビリンス
パッキン５をタービンロータ１の方向に押圧されている
。
ヘッド６に開口されたラビリンスパツキン用溝７に径方
向間隔をあけて挿入され肩部８を腕部９で保持され、ざ
らにラビリンスパツキン用溝７内に設けられた板バネ１
０によって、ラビリンスパツキン５の肩部８とパツキン
ヘッド６の腕部９とが接触状態となるようにラビリンス
パッキン５をタービンロータ１の方向に押圧されている
。
しかしながら、このような構成では、超々臨界蒸気ター
ビンに用いた場合、材質面から問題が生じる。即ち、蒸
気条件のｉｓ、高圧化に伴い、タービンロータ１、ラビ
リンスパツキン５には５ＵＳ３１６系ステンレスやＡ２
８６などのオーステナイト系ステンレス鋼（以下オース
テナイト鋼とする）が用いられ、パツキンヘッド６には
１２クロム鋼ヤ５ｔＪＳ４０５系ステンレス鋼などのフ
ェライト系ステンレス鋼（以下フェライト鋼とする）が
用いられる。これは、オーステナイト鋼がフェライト鋼
に比べて高温強度に優れる反面、！Ｊ造性および加工性
が悪く、１ｉｉｌｌｉも高いことなどの事情による。と
ころが、オーステナイ１〜ｍの熱膨張係数は第４図に示
すように、フェライト鋼の約１゜５倍と大きく、タービ
ンロータ１およびラビリンスパツキン５をオーステナイ
ト鋼で作り、パツキンヘッド６をフェライト鋼で作った
場合、両者間には、熱膨張係数が異なるため半径方向に
伸び差が生じる。その結果タービングランド部やノズル
ダイヤフラム部におけるうビリンスパッキン５の歯先５
ａとタービンロータ１との間隙を一定に保つことが不可
能となるのである。この伸び差は、部材湿度が３００℃
で約０．７〜０．８ｍ、６００℃で約１〜１．５ｍにも
なる。しかるに、ラビリンスパツキン５の歯先５ａとタ
ービンロータ１の外径との間の間隙量は、蒸気、漏洩を
防ぐために０．１０〜０．５０程度の範囲内のある一定
舶に常に保つ必要がある。
ビンに用いた場合、材質面から問題が生じる。即ち、蒸
気条件のｉｓ、高圧化に伴い、タービンロータ１、ラビ
リンスパツキン５には５ＵＳ３１６系ステンレスやＡ２
８６などのオーステナイト系ステンレス鋼（以下オース
テナイト鋼とする）が用いられ、パツキンヘッド６には
１２クロム鋼ヤ５ｔＪＳ４０５系ステンレス鋼などのフ
ェライト系ステンレス鋼（以下フェライト鋼とする）が
用いられる。これは、オーステナイト鋼がフェライト鋼
に比べて高温強度に優れる反面、！Ｊ造性および加工性
が悪く、１ｉｉｌｌｉも高いことなどの事情による。と
ころが、オーステナイ１〜ｍの熱膨張係数は第４図に示
すように、フェライト鋼の約１゜５倍と大きく、タービ
ンロータ１およびラビリンスパツキン５をオーステナイ
ト鋼で作り、パツキンヘッド６をフェライト鋼で作った
場合、両者間には、熱膨張係数が異なるため半径方向に
伸び差が生じる。その結果タービングランド部やノズル
ダイヤフラム部におけるうビリンスパッキン５の歯先５
ａとタービンロータ１との間隙を一定に保つことが不可
能となるのである。この伸び差は、部材湿度が３００℃
で約０．７〜０．８ｍ、６００℃で約１〜１．５ｍにも
なる。しかるに、ラビリンスパツキン５の歯先５ａとタ
ービンロータ１の外径との間の間隙量は、蒸気、漏洩を
防ぐために０．１０〜０．５０程度の範囲内のある一定
舶に常に保つ必要がある。
前記の如く、オーステナイト鋼製のタービンロータ１お
よびラビリンスパツキン５の熱膨張量はフェライト鋼製
のパツキンヘッド６の熱膨張量よりも大きいので、前記
板バネ１０の押圧力が十分強くないとラビリンスパツキ
ン５の肩部８とパツキンヘッド６の腕部９との間に隙間
が生じ、蒸気が漏洩したり、前記間隙量が設定値と異な
る場合がある。
よびラビリンスパツキン５の熱膨張量はフェライト鋼製
のパツキンヘッド６の熱膨張量よりも大きいので、前記
板バネ１０の押圧力が十分強くないとラビリンスパツキ
ン５の肩部８とパツキンヘッド６の腕部９との間に隙間
が生じ、蒸気が漏洩したり、前記間隙量が設定値と異な
る場合がある。
なお、板バネ１０の押圧力を十分強＜ ｌＪて、肩部８
と腕部９とが接触状態を保つようにすることが考えられ
るが、これによりラビリンスパツキン５の半径方向の膨
張量とパツキンヘッド６の半径方向の膨張色とを等しく
すると、ラビリンスパツキン５の肩部８における円周方
向の膨張が抑制されることにより変形を生じるおそれが
ある。
と腕部９とが接触状態を保つようにすることが考えられ
るが、これによりラビリンスパツキン５の半径方向の膨
張量とパツキンヘッド６の半径方向の膨張色とを等しく
すると、ラビリンスパツキン５の肩部８における円周方
向の膨張が抑制されることにより変形を生じるおそれが
ある。
したがって、従来の構成ではタービン組立時、タービン
起動時、負荷変動時、定格時などのいかなる状態におい
ても前記間隙量を０．１０°〜０゜５０ｇ＋程度の定め
られた一定値とすることが困難である。その結果、ター
ごン組立時の間隙量によっては漏洩蒸気ｍが過多となっ
たり、逆に間隙が狭くなり、タービンロータ１とラビリ
ンスパツキン５とが接触したり、あるいはラビリンスパ
ツキン５が変形するという事態を生じ、効率や信頼性を
低下させる問題があった。
起動時、負荷変動時、定格時などのいかなる状態におい
ても前記間隙量を０．１０°〜０゜５０ｇ＋程度の定め
られた一定値とすることが困難である。その結果、ター
ごン組立時の間隙量によっては漏洩蒸気ｍが過多となっ
たり、逆に間隙が狭くなり、タービンロータ１とラビリ
ンスパツキン５とが接触したり、あるいはラビリンスパ
ツキン５が変形するという事態を生じ、効率や信頼性を
低下させる問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ター
ビンロータとラビリンスパツキン歯先との間隙を変形等
のおそれな（常に一定蚤に保つことができ、それにより
発電効率および信頼性の向上が図れる蒸気タービン軸封
装置を提供することを目的としている。
ビンロータとラビリンスパツキン歯先との間隙を変形等
のおそれな（常に一定蚤に保つことができ、それにより
発電効率および信頼性の向上が図れる蒸気タービン軸封
装置を提供することを目的としている。
〔発明の１！要〕
本発明は、上記の目的を達成するため、グランド部、ノ
ズルダイヤフラム内輪部等に配置されろうビリンスパッ
キンをパツキンヘッドに径方向間隔をあけて保持した蒸
気タービン軸封装置において、前記バ、ツキンヘッドを
、パツキンヘッド本体と、ラビリンスパツキン保持用の
腕部を有するうビリンスパッキン保持部材とに分割し、
前記パツキンヘッド本体と前記ラビリンスパッキン保持
用のとを径方向に摺動可能に連結したことを特徴として
いる。
ズルダイヤフラム内輪部等に配置されろうビリンスパッ
キンをパツキンヘッドに径方向間隔をあけて保持した蒸
気タービン軸封装置において、前記バ、ツキンヘッドを
、パツキンヘッド本体と、ラビリンスパツキン保持用の
腕部を有するうビリンスパッキン保持部材とに分割し、
前記パツキンヘッド本体と前記ラビリンスパッキン保持
用のとを径方向に摺動可能に連結したことを特徴として
いる。
以下、本発明の一実施例を第１図および第２図を参照し
て説明する。
て説明する。
タービンロータ１１およびラビリンスパツキン１２はオ
ーステナイト鋼で作られている。ラビリンスパツキン１
２を保持するパツキンヘッドは、オーステナイト鋼で作
られたラビリンスパッキン保持用の１４と、フェライト
鋼で作られたパツキンヘッド本体１５とに分割された構
成としている。
ーステナイト鋼で作られている。ラビリンスパツキン１
２を保持するパツキンヘッドは、オーステナイト鋼で作
られたラビリンスパッキン保持用の１４と、フェライト
鋼で作られたパツキンヘッド本体１５とに分割された構
成としている。
ラビリンスパツキン１２は、その肩部１２ａをラビリン
スパッキン保持用の１４の腕部１４ａで保持され、板バ
ネ２４によってタービンロータ１１側へ押圧されている
。パツキンヘッド本体１５の内輪面画側には、嵌合溝１
７が円周方向に沿って設けである。また、第２図に示す
ように、ラビリンスパッキン保持用の１４には接合ピン
１３貫通用の長円形穴１６が半径方向に複数個おいてい
る。
スパッキン保持用の１４の腕部１４ａで保持され、板バ
ネ２４によってタービンロータ１１側へ押圧されている
。パツキンヘッド本体１５の内輪面画側には、嵌合溝１
７が円周方向に沿って設けである。また、第２図に示す
ように、ラビリンスパッキン保持用の１４には接合ピン
１３貫通用の長円形穴１６が半径方向に複数個おいてい
る。
そして、ラビリンスパッキン保持用の１４は、嵌合溝１
７に嵌合され、接合ビン１３によってパツキンヘッド本
体１５に保持されている。なお、接合ピン１３の材質は
フェライト鋼製で、パツキンヘッド本体１５とはネジ止
め形式あるいは溶接などの方法で固定されている。
７に嵌合され、接合ビン１３によってパツキンヘッド本
体１５に保持されている。なお、接合ピン１３の材質は
フェライト鋼製で、パツキンヘッド本体１５とはネジ止
め形式あるいは溶接などの方法で固定されている。
また、第１図に示すように、ラビリンスパッキン保持用
の１４とパツキンヘッド本体１５の接合部には、半径方
向クリアランスａおよび軸方向クリアランスｂが形成し
てあり、半径方向クリアランスａおよび軸方向クリアラ
ンスｂは、伸び差に比べて十分大きくしである。
の１４とパツキンヘッド本体１５の接合部には、半径方
向クリアランスａおよび軸方向クリアランスｂが形成し
てあり、半径方向クリアランスａおよび軸方向クリアラ
ンスｂは、伸び差に比べて十分大きくしである。
次に作用を説明する。
タービン内に蒸気が通気され各タービン部材の温度が上
昇し膨張していく場合、タービンロータ１１、ラビリン
スパツキン１２およびラビリンスパッキン保持用の１４
の材質はそれぞれオーステナイト鋼であるため同一割合
で膨張する。このため、これらの間では半径方向に伸び
差は生じない。
昇し膨張していく場合、タービンロータ１１、ラビリン
スパツキン１２およびラビリンスパッキン保持用の１４
の材質はそれぞれオーステナイト鋼であるため同一割合
で膨張する。このため、これらの間では半径方向に伸び
差は生じない。
一方、パツキンヘッド本体１５はフェライト鋼で作られ
ているので、オーステナイト鋼で作られたうビリンスパ
ッキン保持部材１４に比べて膨張には少なく、前記各部
材との間で伸び差が生ずる。
ているので、オーステナイト鋼で作られたうビリンスパ
ッキン保持部材１４に比べて膨張には少なく、前記各部
材との間で伸び差が生ずる。
しかし、ラビリンスパッキン保持用の１４とパツキンヘ
ッド本体１５との接合部には前記半径方向クリアランス
ａと前記軸方向クリアランスｂが形成してあり、さらに
ラビリンスパッキン保持用の１４には長円形穴１６が設
けであるので、ラビリンスパッキン保持用の４は、パツ
キンヘッド本体１５および接合ビン１３とは干渉するこ
となく、自由に膨張することが可能である。したがって
、ラビリンスパッキン保持用の１４とパツキンヘッド１
５との熱膨張による伸び差は確実に吸収される。
ッド本体１５との接合部には前記半径方向クリアランス
ａと前記軸方向クリアランスｂが形成してあり、さらに
ラビリンスパッキン保持用の１４には長円形穴１６が設
けであるので、ラビリンスパッキン保持用の４は、パツ
キンヘッド本体１５および接合ビン１３とは干渉するこ
となく、自由に膨張することが可能である。したがって
、ラビリンスパッキン保持用の１４とパツキンヘッド１
５との熱膨張による伸び差は確実に吸収される。
よって、タービン組立時に設定された前記タービンロー
タ１１とラビリンスパツキン１２の歯先１２ａとの間隔
量は、起動時や負荷変動時などに関係なく常に一定に保
つことが可能となる。その結果、前記タービンロー夕１
１とラビリンスパツキン１２の歯先１２ａとの間隙から
の漏洩蒸気ωを最適通に制御することが可能となり、高
効率タービンを提供できるでけでなく、前記タービンロ
ー夕１１とラビリンスパツキン１２とが接触すること、
あるいはラビリンス部の部材変形などを生ずることもな
く、高信頼性タービンを提供できる。
タ１１とラビリンスパツキン１２の歯先１２ａとの間隔
量は、起動時や負荷変動時などに関係なく常に一定に保
つことが可能となる。その結果、前記タービンロー夕１
１とラビリンスパツキン１２の歯先１２ａとの間隙から
の漏洩蒸気ωを最適通に制御することが可能となり、高
効率タービンを提供できるでけでなく、前記タービンロ
ー夕１１とラビリンスパツキン１２とが接触すること、
あるいはラビリンス部の部材変形などを生ずることもな
く、高信頼性タービンを提供できる。
第３図は本発明の他の実施例を示している。この実施例
では、フェライト鋼製パッキンヘッド本体１５オーステ
ナイト鋼製ラビリンスパッキン保持用の１４による左右
１対の保持部のうら、それぞれ上流側に位置する当接面
１８．１９を下流側の対向部分１８ａ、１８ｂに比べて
ロータ側に長くしでいる。つまり、パツキンヘッド本体
１５の各部の内半径Ｒ、Ｒ８，Ｒｏ、ＲｏをそれぞれＲ
Ａ＜Ｒａ 、Ｒ＜Ｒｏの関係に設定している。
では、フェライト鋼製パッキンヘッド本体１５オーステ
ナイト鋼製ラビリンスパッキン保持用の１４による左右
１対の保持部のうら、それぞれ上流側に位置する当接面
１８．１９を下流側の対向部分１８ａ、１８ｂに比べて
ロータ側に長くしでいる。つまり、パツキンヘッド本体
１５の各部の内半径Ｒ、Ｒ８，Ｒｏ、ＲｏをそれぞれＲ
Ａ＜Ｒａ 、Ｒ＜Ｒｏの関係に設定している。
なお、ＲＢ、Ｒｃは第１図に示すものと略同−である。
このような構成によると、ラビリンスパッキン保持用の
１４とパツキンヘッド本体１５とが各保持部の上流側当
接面１８．１９で広範囲に接合するので、その部分のシ
ール効果が向上し、蒸気漏洩防止が一層有効に図れる。
１４とパツキンヘッド本体１５とが各保持部の上流側当
接面１８．１９で広範囲に接合するので、その部分のシ
ール効果が向上し、蒸気漏洩防止が一層有効に図れる。
以上のように、本発明に係る蒸気タービン軸封装置によ
れば、ターとンロータとパツキンリングの歯先との間隙
を常に一定に保つことができ、その結果、材料構成の異
なる超々臨界蒸気タービンに対しても、高効率かつ高信
頼性を有することができる。
れば、ターとンロータとパツキンリングの歯先との間隙
を常に一定に保つことができ、その結果、材料構成の異
なる超々臨界蒸気タービンに対しても、高効率かつ高信
頼性を有することができる。
第１図は本発明に係る蒸気タービン軸封装置を示す縦断
面図、第２図は第１図のＩｆ−Ｉｆ線断面図、第３図は
本発明の他の実施例を示す縦断面図、第４図はオーステ
ナイト鋼およびフェライト鋼の熱膨張係数と温度との関
係を示すグラフ、第５図は蒸気タービンの断面構造図、
第６図は従来のラビリンス部を示す！断面図である。 １１・・・タービンロータ、１２・・・ラビリンスパツ
キン、１２ａ・・・肩部、１４・・・ラビリンスバツキ
出願人代理人 波 多 野 久第３図 第４図 第５図 第６図
面図、第２図は第１図のＩｆ−Ｉｆ線断面図、第３図は
本発明の他の実施例を示す縦断面図、第４図はオーステ
ナイト鋼およびフェライト鋼の熱膨張係数と温度との関
係を示すグラフ、第５図は蒸気タービンの断面構造図、
第６図は従来のラビリンス部を示す！断面図である。 １１・・・タービンロータ、１２・・・ラビリンスパツ
キン、１２ａ・・・肩部、１４・・・ラビリンスバツキ
出願人代理人 波 多 野 久第３図 第４図 第５図 第６図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、グランド部、ノズルダイヤフラム内輪部等に配置さ
れるラビリンスパッキンをパッキンヘッドに径方向間隔
をあけて保持した蒸気タービン軸封装置において、前記
パッキンヘッドを、パッキンヘッド本体と、ラビリンス
パッキン保持用の腕部を有するラビリンスパッキン保持
部材とに分割し、前記パッキンヘッド本体と前記ラビリ
ンスパッキン保持部材とを径方向に摺動可能に連結した
ことを特徴とする蒸気タービン軸封装置。 ２、パッキンヘッド本体はフェライト系ステンレス鋼で
形成され、ラビリンスパッキンおよびラビリンスパッキ
ン保持部材はオーステナイト系ステンレス鋼で形成され
ている特許請求の範囲第１項記載の蒸気タービン軸封装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26085384A JPS61138803A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 蒸気タ−ビン軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26085384A JPS61138803A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 蒸気タ−ビン軸封装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61138803A true JPS61138803A (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=17353659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26085384A Pending JPS61138803A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 蒸気タ−ビン軸封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61138803A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02211303A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-08-22 | General Electric Co <Ge> | 確動可変間隙ラビリンスシール |
| JP2010249050A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Toshiba Corp | 蒸気タービンおよび蒸気タービン設備 |
| CN102230397A (zh) * | 2011-07-09 | 2011-11-02 | 潍坊雷诺特动力设备有限公司 | 蒸汽动力装置的汽封系统 |
| WO2016103340A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | ノズル構造、及び回転機械 |
| CN108266235A (zh) * | 2018-01-10 | 2018-07-10 | 东方电气集团东方汽轮机有限公司 | 汽轮机轴端汽封体结构 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP26085384A patent/JPS61138803A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02211303A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-08-22 | General Electric Co <Ge> | 確動可変間隙ラビリンスシール |
| JP2010249050A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Toshiba Corp | 蒸気タービンおよび蒸気タービン設備 |
| CN102230397A (zh) * | 2011-07-09 | 2011-11-02 | 潍坊雷诺特动力设备有限公司 | 蒸汽动力装置的汽封系统 |
| WO2016103340A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | ノズル構造、及び回転機械 |
| JPWO2016103340A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2017-11-02 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | ノズル構造、及び回転機械 |
| EP3232010A4 (en) * | 2014-12-24 | 2018-01-10 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Nozzle structure and rotary machine |
| CN108266235A (zh) * | 2018-01-10 | 2018-07-10 | 东方电气集团东方汽轮机有限公司 | 汽轮机轴端汽封体结构 |
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